JP2001005046A - マルチバンドカメラ - Google Patents
マルチバンドカメラInfo
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Abstract
トル画像のボケを低減する。 【解決手段】 マルチバンドカメラ1の撮影部2におい
て被写体の撮影を行う際に、分光フィルタ6の透過波長
域を変更して、異なる波長毎の複数のスペクトル画像を
表す画像データS0を得る。この際に、制御部9はオー
トフォーカス機構5を制御し、例えば可視光における4
10nm、560nmおよび710nmの3つの波長域
において、被写体にフォーカスを合わせるようにする。
これにより、単一の波長域において被写体にフォーカス
を合わせていた従来のマルチバンドカメラと比較して、
得られるスペクトル画像のボケを低減することができ
る。
Description
フィルタを介して被写体を撮影することにより、被写体
の色情報を波長毎に表す複数のスペクトル画像を得るマ
ルチバンドカメラ並びにマルチバンドカメラにより得ら
れた画像に対する画像処理方法および装置に関するもの
である。
のフィルタを通して撮影を行うマルチバンドカメラを用
いて被写体を撮影することにより、被写体の色情報を波
長毎に表す複数のスペクトル画像を取得し、この画像か
ら被写体の分光反射率を測定する手法が提案されてい
る。このようなマルチバンドカメラを用いることによ
り、被写体の分光反射率を高精度に測定することができ
るため、特に絵画のように多数の色を用いた被写体を撮
影する場合であっても、被写体の色再現性を損なうこと
なく高精度の画像を取得することができる。
カメラにおいては、撮影時におけるフォーカスは固定さ
れており、例えば可視光の波長域における略中間の55
0nmの波長域において撮影を行う場合に被写体にフォ
ーカスが合うように設定されている。しかしながら、こ
のように単一の波長域においてのみフォーカスを合わせ
たのでは、撮影する波長域が異なると、カメラに用いら
れているレンズやフィルタによる色収差のためにフォー
カスがずれ、フォーカスを合わせた波長域から離れるほ
ど、得られるスペクトル画像がボケたものとなってしま
う。したがって、このようにボケたスペクトル画像を用
いて被写体を表す画像を合成した場合、550nmから
離れた例えばB、Rの色がボケたものとなり、被写体像
を正確に再現することができない。
り、スペクトル画像のボケを低減することができるマル
チバンドカメラ並びに画像処理方法および装置を提供す
ることを目的とするものである。
チバンドカメラは、互いに透過波長域が異なるフィルタ
を介して被写体を撮影することにより、該被写体の色情
報を波長毎に表す複数のスペクトル画像を取得するマル
チバンドカメラにおいて、前記撮影時に、複数の波長域
において前記被写体にフォーカスを合わせるフォーカス
手段を備えたことを特徴とするものである。
は6以上の波長域において撮影を行うことにより得られ
るスペクトル画像をいうものである。
メラにおいては、前記フォーカス手段が、撮影を行う波
長域を複数のブロックに分割し、該各ブロックにおける
一の波長域にフォーカスを合わせる手段であり、前記各
ブロック内の波長域においては、前記一の波長域にフォ
ーカスを合わせた状態で撮影を行うものであることが好
ましい。
数のブロックのうち、一のブロックにおいてフォーカス
する波長域が510〜610nmの範囲にあり、該一の
ブロックより長波長側のブロックにおいてフォーカスす
る波長域が、前記一のブロックにおいてフォーカスする
波長域から少なくとも80nm、好ましくは100nm
以上長波長域に存在する手段であることが好ましい。
ロックより短波長側のブロックにおいてフォーカスする
波長域が、前記一のブロックにおいてフォーカスする波
長域から少なくとも80nm、好ましくは100nm以
上短波長域に存在する手段であることが好ましい。
は、互いに透過波長域が異なるフィルタを介して被写体
を撮影することにより、該被写体の色情報を波長毎に表
す複数のスペクトル画像を取得するマルチバンドカメラ
において、前記撮影時に、少なくとも1つの波長域にお
いて前記被写体にフォーカスを合わせるフォーカス手段
と、該フォーカス手段によりフォーカスが合わせられた
波長域から離れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシ
ャープネス強調処理を施すシャープネス強調処理手段と
を備えたことを特徴とするものである。
波長域が異なるフィルタを介して被写体を撮影すること
により、該被写体の色情報を波長毎に表す複数のスペク
トル画像を取得するマルチバンドカメラであって、前記
撮影時に、少なくとも1つの波長域において前記被写体
にフォーカスを合わせるフォーカス手段を備えたマルチ
バンドカメラにより得られた前記各スペクトル画像に対
して画像処理を施す画像処理方法において、前記フォー
カス手段によりフォーカスが合わせられた波長域から離
れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシャープネス強
調処理を施すことを特徴とするものである。
波長域が異なるフィルタを介して被写体を撮影すること
により、該被写体の色情報を波長毎に表す複数のスペク
トル画像を取得するマルチバンドカメラであって、前記
撮影時に、少なくとも1つの波長域において前記被写体
にフォーカスを合わせるフォーカス手段を備えたマルチ
バンドカメラにより得られた前記各スペクトル画像に対
して画像処理を施す画像処理装置において、前記フォー
カス手段によりフォーカスが合わせられた波長域から離
れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシャープネス強
調処理を施すシャープネス強調処理手段を備えたことを
特徴とするものである。
によれば、撮影時において複数の波長域において被写体
にフォーカスを合わせるようにしたため、単一の波長に
おいてのみフォーカスが合わせられた従来のマルチバン
ドカメラと比較して、複数の波長においてフォーカスが
合わせられたスペクトル画像を得ることができる。した
がって、撮影による得られる複数のスペクトル画像のボ
ケが少なくなり、これにより特定の波長域における色の
ボケが少ない、被写体の色を正確に再現した画像を得る
ことができる。
メラ並びに本発明による画像処理方法および装置によれ
ば、マルチバンドカメラのフォーカス手段によりフォー
カスが合わせられた波長域から離れた波長域のスペクト
ル画像ほど、強いシャープネス強調処理が施されるよう
にしたため、得られる複数のスペクトル画像はボケが低
減されたものとなる。したがって、このようなシャープ
ネス強調処理済みのスペクトル画像を合成することによ
り、特定の波長域における色のボケが少ない、被写体の
色を正確に再現した画像を得ることができる。
形態について説明する。
チバンドカメラの構成を示す概略ブロック図である。図
1に示すように、第1の実施形態によるマルチバンドカ
メラ1は、被写体の撮影を行って後述するようにスペク
トル画像を表す画像データS0を得る撮影部2と、撮影
部2において得られた画像データS0をメモリカードな
どの記憶媒体に記憶する記憶部3とを備える。
るオートフォーカス機構5と、透過波長域を変更可能な
分光フィルタ6と、被写体像を担持する光を光電変換し
て被写体像を表す電気信号を得る撮像デバイス7と、撮
像デバイス7において得られた電気信号をデジタルの画
像データS0に変換する変換部8と、オートフォーカス
機構5、分光フィルタ6、撮像デバイス7および変換部
8の駆動を制御する制御部9とを備える。
nmの波長範囲において透過波長域を任意に変更可能な
液晶チューナブルフィルタが用いられる。なお、本実施
形態においては例えば410〜710nmの波長域にお
いて20nm間隔にて透過波長域を変更して16の波長
域において撮影を行い、16のスペクトル画像を表す画
像データS0を得るものとする。
り、分光フィルタ6の透過波長域に応じて被写体に対し
てフォーカスを合わせるものである。本実施形態におい
ては、分光フィルタ6の透過波長域が410〜510n
mの場合には420nm付近(例えば410nm)、5
10〜610の場合には例えば560nm、610〜7
10nmの場合には700nm付近(例えば710n
m)においてフォーカスを合わせるように制御される。
明する。図2は第1の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。まず分光フィルタ6の透過波長域を設定す
る(ステップS1)。本実施形態においては410nm
の波長域から順に20nm間隔で設定する。そして、設
定された分光フィルタ6の透過波長域に基づいて、オー
トフォーカス機構5のフォーカス位置を変更する必要が
あるか否かが判断され(ステップS2)、変更する必要
がある場合は分光フィルタ6の透過波長域に応じてフォ
ーカス位置が変更される(ステップS3)。変更する必
要がない場合およびフォーカス位置が変更された後に、
撮像デバイス7を駆動して撮影を行い、変換部8におい
てスペクトル画像を表すデジタルの画像データS0を得
る(ステップS4)。得られた画像データS0は記憶部
3において記憶媒体に記憶される。
れたか否かが判断され(ステップS5)、ステップS5
が否定された場合はステップS1に戻り、分光フィルタ
6の透過波長域を変更し、全ての波長域において撮影が
終了するまでステップS1からステップS5の処理を繰
り返す。そして、全ての波長域において撮影が終了する
と、ステップS5が肯定されて処理を終了する。
れた画像データS0は被写体の分光反射率の測定に用い
られ、さらには合成されて被写体像を表す画像データが
得られることとなる。
撮影時に複数の波長域において被写体にフォーカスを合
わせるようにしたため、単一の波長においてのみフォー
カスが合わせられた従来のマルチバンドカメラと比較し
て、複数の波長においてフォーカスが合わせられたスペ
クトル画像を得ることができる。したがって、撮影によ
る得られる複数のスペクトル画像のボケが少なくなり、
これにより特定の波長域における色のボケが少ない、被
写体の色を正確に再現した画像を得ることができる。
施例について説明する。本実施例においては、上記分光
フィルタ6として液晶チューナブルフィルタ(CRI社 Va
rispec Tunable Filter、波長範囲400〜720n
m、中心波長任意選択可、波長半値幅30nm、透過率
6〜60%(波長に依存))を、撮像デバイス7として
CCDカメラ(DALSA社製 CA-D4-1024A、ピクセル数1
024×1024、ピクセルサイズ12×12μm、モ
ノクロ)を用いた。また、撮影時の光源として、メタル
ハライドランプを使用し、被写体照度が12000Lu
xとなるように設定した。レンズとしてNikomart(f=
50mm、F1.4)を使用し、400nm以下の紫外
光をカットし、さらに730nm以上の赤外光をカット
するバンドパスフィルタを用いた。そして、波長範囲4
10〜710nmの範囲において20nmの波長間隔に
て16枚のスペクトル画像を撮影した。この際、(1)
全ての波長域の撮影時においてフォーカスを550nm
で合わせた場合、および(2)分光フィルタ6の透過波
長域が410〜510nmの場合には410nm、51
0〜610の場合には560nm、610〜710nm
の場合には710nmにおいてフォーカスを合わせた場
合の2通りの場合について撮影を行った。撮影時間は1
ショット当たりの露光時間で25msec、トータルの
撮影時間は3secであった。なお、被写体としてはマ
クベスチャートおよび人物の顔を用いた。
のスペクトル画像は、550nmから離れるほどボケた
ものとなった。一方、(2)の場合には、得られたスペ
クトル画像は波長域によってはフォーカスは完全に合っ
てはいないものの、全波長域において(1)と比較して
ボケが少ない画像となった。
説明する。図3は本発明の第2の実施形態によるマルチ
バンドカメラの構成を示す概略ブロック図である。な
お、第2の実施形態において第1の実施形態と同一の構
成については同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略
する。図3に示すように、第2の実施形態によるマルチ
バンドカメラ1は、撮影部2においてオートフォーカス
機構5を備えておらず、これに代えて変換部8において
得られた画像データS0に対してシャープネス強調処理
を施してシャープネス強調処理済みの画像データS1を
得るシャープネス強調処理部10を備えた点が、第1の
実施形態と異なるものである。なお、第2の実施形態に
おけるマルチバンドカメラ1は、オートフォーカス機構
5は備えていないが、単一の波長(例えば550nm)
においてのみフォーカスを合わせて撮影を行うものであ
る。
得られた全ての波長域のスペクトル画像を表す画像デー
タS0に対して、例えば下記の式(1)に示すようにシ
ャープネス強調処理が施されてシャープネス強調処理済
みの画像データS1が得られる。この際、マルチバンド
カメラ1においてフォーカスが合わせられた波長から離
れた波長域のスペクトル画像を表す画像データS0ほ
ど、強調係数αの値が大きくされて、より強いシャープ
ネス強調処理が施されることとなる。なお、シャープネ
ス強調処理部10におけるシャープネス強調処理は、こ
の方法に限定されるものではない。
る画素値の平均値) α:強調係数 次いで、第2の実施形態の動作について説明する。図4
は第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。
まず分光フィルタ6の透過波長域を設定する(ステップ
S11)。本実施形態においては第1の実施形態と同様
に410nmの波長域から20nm間隔で設定する。そ
して、撮像デバイス7を駆動して撮影を行い、変換部8
においてスペクトル画像を表す画像データS0を得る
(ステップS12)。得られた画像データS0は、シャ
ープネス強調処理部10に入力され、ここで上記式
(1)に示すように、マルチバンドカメラ1においてフ
ォーカスが合わせられた波長から離れた波長域のスペク
トル画像を表す画像データS0ほど、強調係数αの値が
大きくされてシャープネス強調処理が施され、シャープ
ネス強調処理済みの画像データS1が得られる(ステッ
プS13)。得られた画像データS0は記憶部3におい
て記憶媒体に記憶される。
れたか否かが判断され(ステップS14)、ステップS
14が否定された場合はステップS11に戻り、分光フ
ィルタ6の透過波長域を変更し、全ての波長域において
撮影が終了するまでステップS11からステップS14
の処理を繰り返す。そして、全ての波長域において撮影
が終了すると、ステップS14が肯定されて処理を終了
する。
写体の分光反射率の測定に用いられ、さらには合成され
て被写体像を表す画像データが得られることとなる。
マルチバンドカメラ1によりフォーカスが合わせられた
波長域から離れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシ
ャープネス強調処理を施すようにしたため、得られるス
ペクトル画像はボケが低減されたものとなる。したがっ
て、単一の波長においてのみフォーカスが合わせられた
従来のマルチバンドカメラと比較して、複数の波長にお
いてフォーカスが合わせられたスペクトル画像を得るこ
とができ、複数のスペクトル画像を合成しても、特定の
波長域における色のボケが少ない、被写体の色を正確に
再現した画像を得ることができる。
いては、16の波長域においてスペクトル画像を得るよ
うにしているが、これに限定されるものではなく17以
上あるいは16未満の波長域においてスペクトル画像を
得るようにしてもよい。なお、少なくとも6つの波長域
においてスペクトル画像を得ることが好ましい。
いては、分光フィルタ6として液晶チューナブルフィル
タを用いているが、これに限定されるものではなく、透
過波長域が異なる複数のフィルタをディスク上に配置
し、このディスクを回転させることにより、被写体から
の光路上に異なるフィルタを位置せしめるようにした分
光フィルタ6を用いてもよい。
つの波長域において被写体にフォーカスを合わせるよう
にしているが、2つあるいは4以上の波長域においてフ
ォーカスを合わせるようにしてもよい。なお、2つの波
長域においてフォーカスを合わせる場合には、1つの波
長域を510〜610nmの範囲に、他の波長域を70
0nm付近の波長とすることが好ましい。
マルチバンドカメラ1にシャープネス強調処理部10を
設けているが、シャープネス強調処理部10をマルチバ
ンドカメラ1とは別個に設けるようにしてもよい。この
場合、マルチバンドカメラ1においては単一の波長域に
おいてフォーカスが合わせられた複数のスペクトル画像
を表す画像データS0が得られ、この画像データS0に
対してカメラ1と別個に設けられたシャープネス強調処
理部10において、マルチバンドカメラ1においてフォ
ーカスが合わせられた波長域から離れた波長域のスペク
トル画像を表す画像データS0ほど、強いシャープネス
強調処理が施されて、処理済みの画像データS1が得ら
れることとなる。
いては、撮影部2において撮像デバイス7を用いてスペ
クトル画像の撮影を行っているが、撮像デバイス7に代
えてネガフイルムやリバーサルフイルムを用いてスペク
トル画像の撮影を行うようにしてもよい。この場合、ス
ペクトル画像が記録されたフイルムは、マルチバンドカ
メラ1とは別個に設けられたスキャナ等の読取装置にお
いて読み取られて、スペクトル画像を表す画像データS
0が得られることとなる。
メラの構成を示す概略ブロック図
メラの構成を示す概略ブロック図
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに透過波長域が異なるフィルタを介
して被写体を撮影することにより、該被写体の色情報を
波長毎に表す複数のスペクトル画像を取得するマルチバ
ンドカメラにおいて、 前記撮影時に、複数の波長域において前記被写体にフォ
ーカスを合わせるフォーカス手段を備えたことを特徴と
するマルチバンドカメラ。 - 【請求項2】 前記フォーカス手段が、撮影を行う波長
域を複数のブロックに分割し、該各ブロックにおける一
の波長域にフォーカスを合わせる手段であり、 前記各ブロック内の波長域においては、前記一の波長域
にフォーカスを合わせた状態で撮影を行うことを特徴と
する請求項1記載のマルチバンドカメラ。 - 【請求項3】 前記フォーカス手段は、前記複数のブロ
ックのうち、一のブロックにおいてフォーカスする波長
域が510〜610nmの範囲にあり、該一のブロック
より長波長側のブロックにおいてフォーカスする波長域
が、前記一のブロックにおいてフォーカスする波長域か
ら少なくとも80nm長波長域に存在する手段であるこ
とを特徴とする請求項2記載のマルチバンドカメラ。 - 【請求項4】 前記フォーカス手段は、前記一のブロッ
クより短波長側のブロックにおいてフォーカスする波長
域が、前記一のブロックにおいてフォーカスする波長域
から少なくとも80nm短波長域に存在する手段である
ことを特徴とする請求項3記載のマルチバンドカメラ。 - 【請求項5】 互いに透過波長域が異なるフィルタを介
して被写体を撮影することにより、該被写体の色情報を
波長毎に表す複数のスペクトル画像を取得するマルチバ
ンドカメラにおいて、 前記撮影時に、少なくとも1つの波長域において前記被
写体にフォーカスを合わせるフォーカス手段と、 該フォーカス手段によりフォーカスが合わせられた波長
域から離れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシャー
プネス強調処理を施すシャープネス強調処理手段とを備
えたことを特徴とするマルチバンドカメラ。 - 【請求項6】 互いに透過波長域が異なるフィルタを介
して被写体を撮影することにより、該被写体の色情報を
波長毎に表す複数のスペクトル画像を取得するマルチバ
ンドカメラであって、前記撮影時に、少なくとも1つの
波長域において前記被写体にフォーカスを合わせるフォ
ーカス手段を備えたマルチバンドカメラにより得られた
前記各スペクトル画像に対して画像処理を施す画像処理
方法において、 前記フォーカス手段によりフォーカスが合わせられた波
長域から離れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシャ
ープネス強調処理を施すことを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項7】 互いに透過波長域が異なるフィルタを介
して被写体を撮影することにより、該被写体の色情報を
波長毎に表す複数のスペクトル画像を取得するマルチバ
ンドカメラであって、前記撮影時に、少なくとも1つの
波長域において前記被写体にフォーカスを合わせるフォ
ーカス手段を備えたマルチバンドカメラにより得られた
前記各スペクトル画像に対して画像処理を施す画像処理
装置において、 前記フォーカス手段によりフォーカスが合わせられた波
長域から離れた波長域のスペクトル画像ほど、強いシャ
ープネス強調処理を施すシャープネス強調処理手段を備
えたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17672599A JP2001005046A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | マルチバンドカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17672599A JP2001005046A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | マルチバンドカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001005046A true JP2001005046A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=16018699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17672599A Pending JP2001005046A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | マルチバンドカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001005046A (ja) |
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1999
- 1999-06-23 JP JP17672599A patent/JP2001005046A/ja active Pending
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