JP2002305676A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

Info

Publication number
JP2002305676A
JP2002305676A JP2001107245A JP2001107245A JP2002305676A JP 2002305676 A JP2002305676 A JP 2002305676A JP 2001107245 A JP2001107245 A JP 2001107245A JP 2001107245 A JP2001107245 A JP 2001107245A JP 2002305676 A JP2002305676 A JP 2002305676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
print
electronic camera
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001107245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4586290B2 (ja
Inventor
Satoshi Ejima
聡 江島
Tomoaki Kawamura
智明 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2001107245A priority Critical patent/JP4586290B2/ja
Priority to US10/115,912 priority patent/US20030011791A1/en
Priority to US10/218,561 priority patent/US7286160B2/en
Publication of JP2002305676A publication Critical patent/JP2002305676A/ja
Priority to US11/898,866 priority patent/US20080018754A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4586290B2 publication Critical patent/JP4586290B2/ja
Priority to US12/929,289 priority patent/US8274568B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体画像の等倍印刷および指定倍率印刷を
考慮した撮影が行われ、等倍印刷および指定倍率印刷を
容易にする電子カメラの提供。 【解決手段】 指定倍率撮影モードに設定されると、被
写体距離、焦点距離、CCDの画素数および画素ピッチ
に基づいて、被写体位置における撮影範囲が設定された
印刷倍率で印刷されるための印刷解像度が算出される。
さらに、表示LCD3には、被写体画像30とともに印
刷サイズを示すマーク31と印刷範囲を示す矩形枠WA
4とが表示される。そのため、印刷イメージを把握しな
がら撮影を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子カメラで撮影した後には、撮
影された画像データはメモリカード等の記録媒体や通信
ケーブル等を介してパソコンに取り込まれるのが一般的
である。このパソコンに取り込まれた画像は、プリンタ
を用いて印刷することができる。その場合、例えば印刷
用のアプリケーションソフトにより印刷サイズや印刷解
像度を指定して印刷を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所望の
印刷サイズや印刷解像度で印刷ができても、撮影された
被写体を実物と同じ大きさ(等倍)または指定の倍率で
印刷しようとした場合、適当な方法がなかった。
【0004】本発明の目的は、被写体画像の等倍印刷お
よび指定倍率印刷を考慮した撮影が行われ、等倍印刷お
よび指定倍率印刷を容易にする電子カメラを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図2、図7〜10および図16に対応付けて説明する。 (1)図2、7および8に対応付けて説明すると、請求
項1の発明による電子カメラは、撮影光学系2により撮
像領域に投影された被写体像を光電変換する撮像部21
4と、被写体距離Lを検出する測距部439と、撮影光
学系2により撮像部214の撮像領域を被写体距離Lの
位置に投影したものである撮影範囲Wを算出する撮影範
囲演算部439と、撮像範囲Wおよび撮像部214の画
素数Nに基づいて、撮像部214からの画像情報に基づ
く被写体画像が撮影範囲Wとほぼ等しい大きさに印刷さ
れる印刷解像度を算出する印刷解像度演算部439と、
印刷解像度を画像情報とともに記憶領域424に記憶す
る記憶制御部439と、撮像部214により撮像された
被写体画像を表示する表示モニタ3と、大きさの異なる
印刷サイズが少なくとも一つ記憶されている印刷サイズ
記憶部443と、印刷サイズを表すマークWA4を、被
写体画像30とともに表示するように表示モニタ3を制
御するモニタ制御部439とを備えて上述の目的を達成
する。 (2)請求項2の発明は、請求項1に記載の電子カメラ
において、記憶領域424に記憶された画像情報に基づ
く被写体画像30が表示モニタ3に表示される再生モー
ドを有し、モニタ制御部439は、再生モード時に、被
写体画像とともにマークWA4が表示されるように表示
モニタ3を制御するものである。 (3)請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記
載の電子カメラにおいて、印刷サイズを印刷サイズ記憶
部443に入力する入力手段10,11a〜11dを備
えるものである。 (4)請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記
載の電子カメラにおいて、表示モニタ3に表示されるマ
ークWA4を、印刷サイズを表す矩形枠としたものであ
る。 (5)図2、7および16に対応付けて説明すると、請
求項5の発明は、請求項4に記載の電子カメラにおい
て、印刷サイズと等しい大きさの基準矩形枠41,42
を撮像し、表示モニタ3上において印刷サイズに対応す
る矩形枠WA4と基準矩形枠41,42の画像とが一致
したときの印刷解像度、および画素数を基準矩形枠4
1,42の大きさで除した値に基づいて印刷解像度を補
正する補正手段439をさらに備え、記憶制御部439
は、前補正手段439で補正された印刷解像度を画像情
報とともに記憶領域424に記憶させるようにしたもの
である。 (6)図2、9に対応付けて説明すると、請求項6の発
明は、請求項1〜5のいずれかに記載の電子カメラにお
いて、モニタ制御部439は、表示モニタ3の中央位置
を示すセンターマークCが表示されるように表示モニタ
3を制御するようにしたものである。 (7)図2、10に対応付けて説明すると、請求項7の
発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の電子カメラに
おいて、印刷サイズ記憶部443に記憶されている印刷
サイズのいずれか一つを選択する選択手段10,11a
〜11dと、撮影範囲演算部439で算出された撮影範
囲の大きさが、選択手段10,11a〜11dにより選
択された印刷サイズの大きさ以下か否かを判定する判定
部439とを備え、モニタ制御部439は、判定部43
9の判定結果を表す判定マーク37aが表示されるよう
に表示モニタ3を制御するようにしたものである。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態
の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態
に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 −第1の実施の形態− 図1は本発明による電子カメラの一実施の形態を示す図
であり、(a)は電子カメラを上方から見た平面図、
(b)はカメラを後方から見た背面図である。図1
(a)に示すように、電子カメラ1の上面には、電源の
オン/オフ操作を行うメインスイッチ4と、レリーズボ
タン5と、記録モードと再生モードとの切換操作を行う
ダイヤル6と、カメラ情報を表示する表示パネル7とが
設けられている。ここで、記録モードとは被写体像を撮
影し、その画像データを記録することができるモードで
あり、再生モードとは記録した画像データを読み出して
カメラ背面に設けられた表示LCD3(図1(b)参
照)に再生表示するモードである。
【0008】また、図1(b)に示すように、カメラ背
面には、画像表示用の表示LCD3の他に、ファインダ
ー接眼窓8、撮影光学系2をズーム操作するためのズー
ム切換ボタン9や各種操作ボタンが設けられている。ズ
ーム切換ボタン9は、そのW側が押し込まれると撮影光
学系2が広角側に駆動され、T側が押し込まれると望遠
側に駆動される。記録モード時には後述するCCD21
4により撮像された被写体像が表示LCD3に逐次表示
され、再生モードでは後述するメモリカード424に記
憶されている画像のサムネイル表示や個々の画像の再生
表示などが表示LCD3により行われる。
【0009】10は表示LCD3に設定メニューを表示
させるためのメニューボタンであり、各種設定を行う際
に設定メニューを表示させて選択ボタン11a〜11d
により設定すべき項目を選択する。後述する印刷サイズ
設定の際には、ボタン10,11a〜11dを操作して
印刷サイズ設定メニューを表示LCD3に表示させ、選
択ボタン11a〜11dを操作して表示された複数の印
刷サイズから所望のサイズを選択する。本実施の形態の
電子カメラ1は、後述するように指定倍率撮影モード
と、従来の電子カメラの記録モードに相当する通常撮影
モードとを有している。このモードの切り換えはモード
切換ボタン12により行う。なお、各モードの詳細は後
述する。
【0010】13は、フォーカスモードを切り換えるた
めのフォーカスモードボタンである。本実施の形態で
は、スナップ写真やポートレート等の撮影に対応した通
常AFモードと、非常に近接した被写体の撮影に対応し
たマクロモードと、風景や建物などの遠景撮影に対応し
た遠景モードとの3つのフォーカスモードを有してい
る。フォーカスモードボタン13を押すたびに、上述し
た3つのフォーカスモードがサイクリックに切り替わ
る。
【0011】図2は図1に示した電子カメラの回路ブロ
ック図である。ROM443には、電子カメラ1の制御
プログラムが記憶されている。メインスイッチ4をオン
にすると電子カメラ1の電源がオンとなり、この制御プ
ログラムがCPU439によって起動される。ダイヤル
6により記録モードに設定されると、電子カメラ1は撮
影可能となる。一方、ダイヤル6により再生モードに設
定されると、記録媒体であるメモリカード424に記録
されている画像データに基づく画像を表示LCD3に再
生表示することができる。なお、記録モード時には、C
CD214からの撮像信号に基づく画像が表示LCD3
に表示される。
【0012】撮影光学系2は複数のレンズ201〜20
4を有しており、焦点調節動作はレンズ駆動回路430
により行われる。このレンズ駆動回路430による焦点
調節動作は、通常、CPU439の指令により行われる
が、距離環462をマニュアル操作した際に出力される
操作信号によっても焦点調節動作を行わせることができ
る。
【0013】撮影光学系2のレンズ203とレンズ20
4との間には、シャッタ板208および絞り215が設
けられている。撮影光学系2に入射した被写体光は、レ
ンズ201〜204、シャッタ板208および絞り板2
15を通過してCCD214の撮像面上に結像される。
絞り板215およびシャッタ板208は円盤状に形成さ
れており、円盤の回転中心にそれぞれ設けられたステッ
プモータ415、408により駆動される。絞り板21
5には開口面積の異なる複数の絞り開口部(不図示)が
設けられており、ステップモータ415で絞り板215
を回転させて任意の1つの絞り開口部を光軸上に配設す
る。
【0014】シャッタ板208にはレンズ203を通過
した全ての光束を遮光する完全遮光部(不図示)と、全
ての光束を通過させる開口部(不図示)とが設けられて
いる。露光時にはシャッタ板208の開口部が光路上に
セットされ、露光終了とともに完全遮光部が光路上にセ
ットされる。絞り板215を回動するステップモータ4
15は、駆動回路453により駆動制御される。シャッ
タ板208を回動するステップモータ408は、シャッ
タ駆動回路454により駆動制御される。
【0015】撮影の際には、まず、CCD214に蓄積
されている電荷が排出されるとともに、絞り板215の
所定の開口部が光路上にセットされる。そして、CCD
214が所定時間露光されると電荷が再び蓄積される。
上記電荷の排出から再びシャッタ板208の完全遮光部
で光路が遮光されるまでの時間が、露光時間に対応して
いる。
【0016】撮影光学系2によりCCD214の撮像面
上に被写体像が結像されると、被写体像の光の強弱に応
じた信号電荷が蓄積される。CCD214にはデジタル
シグナルプロセッサ(以下、DSPと呼ぶ)433から水
平駆動信号が供給されるとともに、DSP433により
制御されるCCD駆動回路434から垂直駆動信号が供
給される。すなわち、CCD214はDSP433およ
びCCD駆動回路434によりタイミング制御され、C
CD214からの信号は画像処理部431に入力され
る。
【0017】画像処理部431はノイズ除去回路や直流
再生回路などを有しており、CCD214から出力され
た画像信号に対してノイズ除去、ゲインコントロールな
どのアナログ処理を施す。画像処理部431から出力さ
れたアナログの画像信号は、アナログ/デジタル変換回
路(以下、A/D変換回路と呼ぶ)432によりデジタル
信号に変換される。変換後のデジタル画像データは、上
述したDSP433に入力される。
【0018】DSP433では、A/D変換回路432
から出力された画像データに対して輪郭補償やガンマ補
正、ホワイトバランス調整などの画像処理が施される。
また、DSP433はバッファメモリ436およびメモ
リカード424に接続されているデータバスを制御し
て、各種画像処理が施された画像データをバッファメモ
リ436に一旦記憶させた後に、バッファメモリ436
から画像データを読出し、所定の圧縮形式(例えば、J
PEG方式)でデータ圧縮してメモリカード424に記
録させる。
【0019】また、DSP433は、CCD214で撮
像され上記画像処理が行われた後の画像データやメモリ
カード424から読み出され伸張された画像データをフ
レームメモリ435に記憶させ、それらの画像データに
基づく画像を電子カメラ1に設けられた表示LCD3に
表示させる。さらに、DSP433は、上述した画像デ
ータのメモリカード424への記録や伸張後の撮影画像
データのバッファメモリ436への記録などにおける、
データ入出力のタイミング管理も行う。
【0020】CCD214の出力に基づく画像データが
一時的に格納されるバッファメモリ436は、メモリカ
ード424に対する画像データの入出力の速度の違い
や、CPU439やDSP433等における処理速度の
違いを緩和するために利用される。タイマ445は時計
回路を内蔵し、現在の時刻に対応するタイムデータをC
PU439に出力するとともに、後述するモニタオンオ
フ制御の際のタイマとしても用いられる。このタイムデ
ータは、上述した画像データとともにメモリカード42
4に記録される。
【0021】測色素子417は主要被写体およびその周
囲の色温度を検出し、検出した色温度のデータを測色回
路452へ出力する。測色回路452は測色素子417
から出力されたアナログ信号に所定の処理を施してデジ
タル値に変換し、変換後のデジタル信号をCPU439
へ出力する。インターフェース448は所定の外部装置
(不図示)を接続して、CPU439および接続した外部
装置との間でデータの送受を行うように設けられてい
る。440は表示パネル7を制御する表示回路であり、
撮影動作における設定内容が表示パネル7に表示され
る。440は表示パネル7を制御する表示回路であり、
撮影動作における設定内容が表示パネル7に表示され
る。なお、表示LCD3または表示パネル7には、後述
する印刷サイズが表示される。
【0022】次に、電子カメラ1の動作説明を行う。上
述したように、電子カメラ1では、ダイヤル6により記
録モードと再生モードとの切換操作を行うことができ
る。記録モードとしては、従来の電子カメラの記録モー
ドに対応する通常撮影モードと、指定倍率撮影モードと
を有している。指定倍率撮影モードで撮影を行うと、撮
影された被写体画像が設定倍率で印刷されるような印刷
解像度が自動的に算出され、その印刷解像度は画像情報
とともにメモリカード424に記録される。印刷時にメ
モリカード424に記録された印刷解像度で印刷する
と、指定倍率の被写体画像が印刷される。
【0023】[通常撮影モードの説明]まず、従来の電子
カメラと同様の動作である通常撮影モードについて説明
する。記録モードおよび再生モードの選択はダイヤル6
の操作によって行う。撮影を行う場合には、ダイヤル6
を記録モードに設定してメインスイッチ4をオンとする
か、メインスイッチ4をオンとした後にダイヤル6を記
録モードに設定する。CCD214から出力された画像
信号は、画像処理部431でノイズ除去やゲインコント
ロールなどのアナログ処理が施された後に、A/D変換
回路432によりデジタル信号に変換される。デジタル
変換された信号は上述したDSP433に導かれ、そこ
で輪郭補償、ガンマ補正等の画像前処理が行われて一旦
バッファメモリ436に格納される。
【0024】その後、CPU439とバッファメモリ4
36との間で画像データの授受を行って画像データから
ホワイトバランス調整値を求め、この調整値に基づいて
DSP433でホワイトバランス調整が行われる。ホワ
イトバランス調整後の画像データは、再びバッファメモ
リ436へ格納される。バッファメモリ436に格納さ
れた画像データは、DSP433において表示LCD3
に表示するための画像データに処理される。処理された
画像データはフレームメモリ435に書き込まれ、スル
ー画像と呼ばれる撮影モニタ画像として表示LCD3に
表示される。このスルー画像は、以上の動作が繰り返し
行われることにより、撮影光学系2に入射される被写体
光に基づいて所定の間隔で逐次更新される。
【0025】レリーズボタン5の半押しにより不図示の
半押しスイッチがオンとされると、画像データのコント
ラストに基づいて撮影光学系2の焦点調節状態が検出さ
れ、ピントの合った被写体像がCCD214上に結像さ
れるようにレンズ駆動回路430による焦点調節動作が
行われる。また、レリーズボタン5が半押しされると、
CPU439により画像データから被写体の輝度が検出
され、検出された輝度に基づいた露出演算が行われる。
【0026】なお、電子カメラ1では、焦点調節動作と
して「コンティニュアスAFモード」と呼ばれるモード
と、「シングルAFモード」と呼ばれるモードとを有し
ている。コンティニュアスAFモードでは、レリーズボ
タン5の操作に関係なく焦点調節動作が繰り返し行わ
れ、レリーズボタン5の半押しによりフォーカスロック
される。一方、シングルAFモードでは、レリーズボタ
ン5が半押しさたときにのみ焦点調節動作が行われフォ
ーカスロックされる。
【0027】レリーズボタン5の半押しに続いて、さら
にレリーズボタン5が全押しされると不図示の全押しス
イッチがオンとなる。その結果、CCD214に蓄積さ
れている信号電荷が一旦吐き出された後に、シャッタ板
208と絞り板215とが露出演算の結果に基づいて駆
動され、CCD214による撮像が行われる。
【0028】この撮像によりCCD214から出力され
た画像信号は、上述した一連の処理が施されバッファメ
モリ436に格納される。バッファメモリ436に格納
された画像データは、DSP433において表示LCD
3に表示するための画像データに処理された後にフレー
ムメモリ435に書き込まれ、フリーズ画像と呼ばれる
撮影画像が表示LCD3に表示される。このような画像
前処理が行なわれた画像データは、さらにDSP433
によりデータ圧縮が行われ、CPU439により所定の
データ名を付与されてタイマ445からのタイム情報と
ともに、フラッシュメモリ等の記録媒体(PCカード、
CFカードなど)であるメモリカード424に記録され
る。
【0029】CPU439には、ズーム切換ボタン9の
操作によるズーム信号およびレリーズボタン5の操作に
よる半押し操作信号と全押し操作信号がそれぞれ入力さ
れる。ズーム切換ボタン9が望遠側(T)に操作される
と、CPU439がレンズ駆動回路430を駆動して光
学的にズーム倍率を拡大する。逆に、ズーム切換ボタン
9がワイド側(W)に操作されると、ズーム倍率が小さ
くなる。
【0030】[指定倍率撮影モードの説明]次に、指定倍
率撮影モードについて説明する。本実施の形態の電子カ
メラ1では、予め複数の印刷倍率Mが図2のROM44
3に記憶されており、被写体画像の印刷倍率Mの設定
は、上述したメニューボタン10および選択ボタン11
a〜11dを用いて行う。例えば、印刷倍率Mとして、
1倍、2倍および3倍が記憶されている場合、まず、メ
ニューボタン10により表示LCD3に印刷倍率設定メ
ニューを表示させる。印刷倍率設定メニューには各倍率
が表示され、選択ボタン11a〜11dを用いて何れか
一つを選択することにより、選択された倍率に印刷倍率
Mが設定される。
【0031】詳細は後述するが、印刷倍率Mが例えば2
倍に設定されると、印刷時の画像が実物の2倍に印刷さ
れるような印刷解像度が算出される。また、ROM44
3には印刷サイズが複数記憶されており、例えば、予め
メニューボタン10および選択ボタン11a〜11dを
用いて何れかの印刷サイズを選択する。
【0032】図3は、被写体撮影から等倍画像の印刷ま
でを行うカメラシステムの概略構成を示す図である。電
子カメラ1で撮影された画像データは、カメラ1に着脱
自在なメモリカード424を介してパソコン20に取り
込まれる。または、通信ケーブル21を介してカメラ1
からパソコン20に画像データを転送しても良く、無線
もしくはインターネット回線を介してパソコン20に画
像データを転送しても良い。パソコン20には、表示モ
ニタ22およびプリンタ23が接続されている。パソコ
ン20にはプリンタ23を駆動するドライバソフトがイ
ンストールされており、画像を印刷する際の解像度や印
刷サイズを自由に設定することができる。なお、パソコ
ン20を介さずに、プリンタ23に直接画像データを入
力するような構成としても良い。
【0033】図4は、図3に示したカメラシステムの撮
影から印刷までの概略手順を示すフローチャートであ
る。図4において、ステップS101からステップS1
03までがカメラ1側で行われる撮影の手順であり、ス
テップS104からステップS106までが印刷に関す
る手順である。ステップS101では、モード切換ボタ
ン12により通常撮影モードから指定倍率撮影モードに
切り換える。この指定倍率撮影モード時に、表示LCD
3や表示パネル7に印刷倍率Mを表示するようにしても
良い。ステップS102では、指定倍率撮影モードでカ
メラ撮影が行われる。ステップS103では、印刷解像
度(後述する)を含むヘッダ情報および画像データがメ
モリカード424に記録される。
【0034】ステップS104では、例えば、メモリカ
ード424をカメラ1から抜き取って図3のパソコン2
0に装着するなどして、カメラ1から上記ヘッダ情報お
よび画像データをパソコン20側に読み込む。ステップ
S105では、ヘッダ情報に含まれる印刷解像度に合わ
せて画像処理する。ステップS106では、プリンタ2
3により画像がM倍印刷される。
【0035】なお、上述した印刷サイズについては、初
期状態ではROM443に記憶されている印刷サイズの
全てが選択状態にあるとする。撮影者は、必要に応じて
所望の印刷サイズを選択状態に変更することができる。
以下の説明では、印刷サイズとして、用紙サイズで用い
られる所のA4,B5,A5およびB6のサイズが予め
ROM443に記憶されており、全てのサイズが選択状
態にあるとして説明する。
【0036】次に、図4のステップS101からステッ
プS103までに示したカメラ側の手順を、図5および
6のフローチャートを用いてより詳細に説明する。図5
および6は、カメラ1のCPU439で実行されるプロ
グラムの処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プS201では、モード切換ボタン12が操作されて指
定倍率撮影モードに切り換えられたか否かを判定する。
ステップS201において指定倍率撮影モード状態であ
ると判定されると、ステップS202へ進む。一方、ス
テップS201で指定倍率撮影モードでないと判定され
ると、すなわち通常撮影モードに設定されている場合に
は、ステップS206へ進んで通常撮影モードに関する
一連の処理が行われる。
【0037】ステップS202では、被写体距離の測定
がより精度良く行われるように、絞りを開放にして被写
界深度を浅くする。ステップS203では、撮影光学系
2をマクロ状態に調整する。指定倍率撮影モードは印刷
時に被写体画像が等倍または拡大印刷されるモードなの
で、一般的に被写体に近づいた状態で撮影が行われる。
そのため、ステップS203では、自動的にマクロ領域
となるように制御する。ステップS204では、撮影光
学系2を予め定められたズームポジション推奨位置に調
整する。ズームポジション推奨位置としては、例えば、
レンズ収差が小さくなるようにテレ端とズーム端の中間
位置にレンズを移動する。
【0038】ステップS205では、マクロモードが解
除されたか否かを判定する。解除されていないと判定さ
れるとステップS205へ進み、フォーカスモードボタ
ン13が操作されて解除されたと判定されたときには、
ステップS206へ進んで通常撮影モードの処理を行
う。ステップS207では、レリーズボタン5が半押し
されたか否かを判定し、半押しされたと判定されるとス
テップS208に進み、半押しされていないと判定され
るとステップS201へ戻る。
【0039】ステップS208では、選択された印刷倍
率をROM443より読み込む。ステップS209でレ
ンズ駆動回路430により撮影光学系2の焦点調節動作
を行い、そのときの被写体までの距離を算出したなら
ば、ステップS10へ進んで焦点距離を読み取る。
【0040】図7は被写体とCCD214との関係を示
す図である。CCD214の撮像領域の全体には、撮影
範囲W内の被写体像が投影されている。なお、図7で
は、撮影範囲を示す符号Wは被写体位置における撮影範
囲の長手寸法、すなわち、図1のカメラ1を正立で構え
たときの横寸法であり、NはCCD214の撮像領域の
幅方向の画素数である。また、PはCCD214の画素
ピッチである。焦点距離f,撮影光学系2と撮像面との
距離f’および被写体距離Lの間には次式(1)の関係
が常に成り立つ。
【数1】1/L+1/f’=1/f f’=L・f/(L−f) …(1)
【0041】図5に戻って、ステップS211では、図
7に示す撮影範囲Wの被写体画像を設定された印刷倍率
MでA4サイズの用紙に印刷できるか否かを判定する。
ステップS211においてYESと判定されるとステッ
プS212へ進み、NOと判定されるとステップS21
7へ進む。ステップS211でNOと判定されてステッ
プS217へ進んだ場合には、図8(b)に示すように
表示LCD3の被写体画像30に重ねてA4サイズに対
応する矩形枠WA4を表示する。このとき、表示LCD
3には撮影範囲Wの被写体画像30が表示されている
が、倍率M倍で印刷されるので印刷範囲は図8(a)の
ようにM・Wとなる。図8(b)の矩形枠WA4は、図
8(a)のA4サイズを示す矩形枠に対応するものであ
る。すなわち、矩形枠WA4はA4サイズの用紙に印刷
可能な範囲を表している。
【0042】続くステップS218では、撮影範囲Wが
A4サイズの用紙に印刷できないことを警告を出す。警
告の方法としては、例えば、図8(b)のように印刷サ
イズを示す「A4」というマーク31を表示LCD3に
点滅表示させても良いし、電子カメラにスピーカを搭載
して音声で知らせるようにしても良い。矩形枠WA4を
表示することにより、どの程度被写体に近づけばA4用
紙に印刷可能になるかを大まかに知ることができる。
【0043】ステップS211からステップS212へ
進んだ場合には、ステップS212において撮影範囲W
の被写体画像を印刷倍率MでB5サイズの用紙に印刷で
きるか否かを判定する。ステップS212においてYE
Sと判定されるとステップS214へ進み、NOと判定
されるとステップS213へ進む。ステップS214で
は、被写体画像とともにB5サイズに対応する矩形枠を
表示LCD3に表示する。このとき、表示LCD3に
は、A4サイズ以下でかつB5サイズよりも大きな撮影
範囲Wの被写体画像が表示されている。
【0044】一方、ステップS212からステップS2
13へ進んだ場合には、ステップS213において撮影
範囲Wの被写体画像を印刷倍率MでA5サイズの用紙に
印刷できるか否かを判定する。ステップS213におい
てYESと判定されると、ステップS215へ進んで被
写体画像とともにB6サイズに対応する矩形枠を表示L
CD3に表示する。このとき、表示LCD3には、A5
サイズ以下の大きさの撮影範囲Wの被写体画像が表示さ
れている。
【0045】一方、ステップS213においてNOと判
定されると、ステップS216へ進んで被写体画像とと
もにA5サイズに対応する矩形枠を表示LCD3に表示
する。このとき、表示LCD3には、B5サイズ以下で
かつA5サイズよりも大きな撮影範囲Wの被写体画像が
表示されている。ステップS219では、レリーズボタ
ン5が全押しされたか否かを判定し、全押しされたと判
定される図6のステップS220へ進み、その他の場合
にはステップS209へ戻る。
【0046】なお、レリーズボタン5を全押しする前
に、撮影範囲Wが表示された矩形枠WA4とほぼ等しく
なるようにズーミング動作を自動または手動で行うよう
にしても良い。自動で行う場合には、例えば、被写体距
離Lが一定の状態が所定時間以上継続したならばズーミ
ングを行う。ズーミング後に被写体距離Lが変化したと
きには、ズームポジション推奨位置に戻す。
【0047】ステップS219でレリーズボタン5の全
押しを行わなかった場合、ステップS209〜S219
の処理が繰り返し実行されることになる。このとき、撮
影者が被写体に近づいたり遠ざかったりすると撮影範囲
Wが変化するので、それに応じて表示LCD3に表示さ
れる矩形枠WA4の大きさも連続的に変化する。例え
ば、図8(b)の状態から被写体に近づくと、図9
(a)のようにA4サイズを示す矩形枠WA4が大きく
なる。さらに被写体に近づいて撮影範囲WをM倍した大
きさが印刷サイズであるA4サイズより小さくなると、
図5のステップS211からステップS212、ステッ
プ214へと順に進む。このとき、表示LCD3には、
図9(b)に示すようなB5サイズの矩形枠WB5と、
矩形枠WB5がB5サイズであることを示すマーク32
とが表示される。
【0048】なお、図5のステップS214,S21
5,S216,S217では、撮影範囲WをM倍した大
きさより小さな印刷サイズの内の最大のものを表示LC
D3に表示するようにした。例えば、ステップS214
では、撮影範囲WをM倍した大きさがB5サイズより大
きくA4サイズ以下なので、B5,A5およびB6サイ
ズの矩形枠が表示可能だが、本実施の形態では最も大き
いB5サイズの矩形枠WB5が表示される(図9(b)
参照)。しかし、最も大きな矩形枠だけでなく、図9
(c)のように大きな順に2つの矩形枠WB5,WA5
を表示するようにしても良い。このとき、矩形枠WB
5,WA5のサイズを示す「B5」および「A5」とい
うマーク32を表示する。さらに、図9(b)のように
表示LCD3の中央を示すセンターマークCを表示し
て、被写体を矩形枠WB5の中央に位置合わせし易いよ
うにしても良い。
【0049】図6に戻って、ステップS220ではCC
D214で撮像された画像を取り込む。ステップS22
1では、撮影範囲Wの被写体画像が倍率Mで印刷される
ための印刷解像度kを算出する。図7に示した印刷範囲
Wは、画素数N,ピッチP,被写体距離Lおよび式
(1)で算出される距離f’を用いて式(2)のように
表される。撮影範囲Wの被写体を印刷倍率Mで印刷する
場合にはN画素が寸法M・Wに対応するので、印刷する
際の印刷解像度kを式(3)のように設定すれば良い。
式(2)を用いて式(3)を変形すると、式(4)のよ
うになる。
【数2】W=N・P・L/f’ …(2) k=N/(M・W) …(3) =f’/(P・L・M) …(4) 実際には、撮影光学系2を構成するレンズの誤差を考慮
し、印刷解像度kは誤差係数αを用いて次式(5)のよ
うに表される。
【数3】k=α・f’/(P・L・M) …(5)
【0050】図6に戻って、テップS222では画像デ
ータを所定の形式で圧縮する。ステップS223では、
圧縮された画像データとともに、焦点距離f、被写体距
離L、画素数N、画素ピッチP、指定した印刷倍率M、
印刷解像度k等がタグ情報としてメモリカード424に
記録される。このようにして、電子カメラ1側で行われ
る撮影から記録までの一連の処理が終了する。メモリカ
ード424に記録する画像データとしては、CCD21
4で撮像された画像全体のデータでも良いし、表示LC
D3に表示された印刷サイズに対応する矩形枠の内で、
最も大きい矩形枠に囲まれた範囲の画像データのみを切
り出して記憶させるようにしても良い。
【0051】なお、印刷解像度kをTIFF形式で記録
する場合には、タグ番号282〜284で規定される画
像の幅の解像度、画像の高さの解像度、画像の幅と高さ
の解像度の単位に記録される。また、Exif形式で記
録する場合には、タグ番号37386,37382,4
1486〜41488に定義される被写体距離、レンズ
焦点距離、焦点面の高さの解像度、焦点面の幅の解像
度、焦点面解像度単位の各情報が記録される。この場
合、ユーザが自由に書き込めるフリーエリアが設けられ
ているので、印刷倍率Mをこのフリーエリアに書き込
み、プリンタ側でこれらを読み込んで、アプリケーショ
ンソフトで印刷解像度kを算出するようにしても良い。
【0052】また、通常撮影モードのときに他のファイ
ル形式で記録されるカメラの場合には、指定倍率撮影モ
ードが選択されたときに、上述したTIFF形式やEx
if形式に切り換えるようにしても良い。
【0053】被写体画像を印刷する場合には、上述した
ように画像データを図3のパソコン20に取り込んで、
パソコン20に接続されたプリンタ23で印刷する。こ
のとき、プリンタ23側では、タグ情報として記録され
ている印刷解像度kを読み込んで、印刷時の解像度とし
て設定する。すなわち、印刷解像度kで印刷することに
より、被写体画像が希望通りにM倍印刷されることにな
る。なお、アプリケーションソフトが印刷解像度kを自
動的に読み込んで設定するようなものでなかった場合に
は、タグ情報を確認して手動で印刷解像度kに設定すれ
ば良い。
【0054】[変形例1]上述した実施の形態では、撮
影者が被写体距離Lを変更すると、図9(a)に示すよ
うに表示LCD3に表示されている矩形枠WA4の大き
さが連続的に変化した。以下に述べる第1の変形例で
は、図10(a)に示すように固定した大きさの矩形枠
Rを表示するようにした。まず、表示LCD3の表示領
域を3つの領域S1,S2,S3に分割する。領域S1
は矩形の境界35の内側の領域である。領域S2は、矩
形の境界34と境界35とで囲まれた領域である。領域
S3は、表示LCD3の表示枠と境界34とで囲まれた
領域である。矩形枠Rは境界34と境界35とのほぼ中
間に表示される。
【0055】図10(b)に示すように、上述した矩形
枠WA4が領域S1内に含まれるような場合には、矩形
枠Rと「>A4」というマーク37aを表示する。この
ような表示により、矩形枠Rで示す範囲がA4サイズよ
りも大きいことを撮影者に認識させる。なお、図10
(b)では、説明のために矩形枠WA4を表示LCD3
上に示したが、実際には表示されない。被写体距離が変
化して図11(a)のように矩形枠WA4が領域S2に
含まれるような場合には、矩形枠Rで示される範囲はA
4サイズとほぼ同じ大きさなので、矩形枠Rと「=A
4」というマーク37bを表示する。さらに、図11
(b)のように矩形枠WA4が領域S3に含まれるよう
な場合には、矩形枠Rで示される範囲はA4サイズより
も小さいので、矩形枠Rと「<A4」というマーク37
cを表示する。
【0056】撮影範囲Wが更に小さくなって、ステップ
S212からステップS214に進んだ場合には、図1
0(b)のマーク37aに代えて、B5サイズに対応す
る「>B5」というマークを表示する。このように、第
1の変形例では、撮影範囲Wが変化しても固定された大
きさの矩形枠Rを表示するとともに、印刷サイズと比較
した矩形枠Rの大きさを示すマーク37a〜37cを示
すことにより、印刷サイズに対する矩形枠Rで示す範囲
の概略の大きさを認識することができる。特に、矩形枠
Rは大きさが変化しないので、連続して大きさを変える
場合に比べて表示制御が非常に簡単になる。
【0057】また、図10(a)のように、表示LCD
3に表示されている被写体画像の大きさと実物の大きさ
との比である表示倍率HMを、表示LCD3に表示する
ようにしても良い。表示LCD3の大きさをLwとし、
式(3)を用いると、表示倍率HMは次式(6)で算出
される。
【数4】
【0058】[変形例2]変形例1では、矩形枠Rの大
きさは一定であったが、変形例2では矩形枠Rの大きさ
をR1,R2,R3の3段階に変化させる場合について
説明する。図12(a)に示すように、表示LCD3に
は大きさの異なる3つの矩形枠R1,R2,R3を表示
することができる。例えば、前述した矩形枠WA4が図
12(b)のような大きさとなる撮影範囲の場合には、
矩形枠WA4の大きさに最も近い矩形枠R1を表示す
る。このとき、変形例1と同様に、矩形枠R1と矩形枠
WA4との大小関係に応じて「>A4」、「=A4」、
「<A4」のようなマーク37a〜37cを表示する
【0059】被写体から遠ざかって、矩形枠WA4が図
12(c)のような大きさとなる撮影範囲の場合には、
矩形枠R2を表示するようにする。さらに遠ざかって、
矩形枠WA4が図12(d)のような大きさとなる撮影
範囲の場合には、矩形枠R3を表示する。図5のステッ
プS212からステップS214へ進んだ場合には、矩
形枠R1〜R3はB5サイズの枠に対応し、A4サイズ
に関するマーク37a〜37cに代えて「>B5」、
「=B5」、「<B5」のようなマークを表示する。変
形例2の場合には、矩形枠R1〜R3のように3段階に
大きさを変化させて表示するので、変形例1の場合より
も詳細に撮影範囲を認識することができる。
【0060】[変形例3]図13は図5に示したフロー
チャートの変形例であり、図5のステップS202を削
除するとともにステップS301,S302を追加した
ものである。ステップS203でマクロ領域にレンズを
移動したならば、ステップS302でズームポジション
をテレ端に設定する。このようにテレ端に設定すると、
被写体距離Lの測定精度が高くなるという利点がある。
また、ステップS302では、ズームポジションの移動
があったか否かを判定し、移動があった場合にはステッ
プS206の通常撮影モードの処理を実行し、移動が無
い場合には図5のステップS207以後の処理を実行す
る。
【0061】なお、上述した実施の形態では式(4)や
式(5)を用いて算出したが、予め、被写体距離Lと焦
点距離fとを変数とした印刷解像度kをテーブルとして
ROM443に記憶しておき、得られた被写体距離Lお
よび焦点距離fに対応する印刷解像度kをテーブルから
導き出すようにしても良い。
【0062】また、印刷解像度kの演算を図3の電子カ
メラ1側で行ったが、タグ情報として記録されている被
写体距離L、焦点距離f、画素数N、画素ピッチPおよ
び印刷倍率Mに基づいて、印刷側のPC20やプリンタ
23において印刷解像度kを算出するようにしても良
い。なお、タグデータとして印刷倍率Mの記録の無い場
合や、ゼロが記録されている場合には印刷倍率の指定が
ないものとして、すなわち等倍印刷として扱う。
【0063】上述した第1の実施の形態では、印刷サイ
ズの「縦寸法:横寸法」の比と、CCD214の「縦寸
法:横寸法」の比とが同一であるとして説明した。しか
し、撮影範囲Wおよび印刷サイズの「縦寸法:横寸法」
の比が異なる場合、例えば、図14(a)のように撮影
範囲Wよりも印刷サイズSの方が横長であった場合に
は、縦寸法を比較して撮影範囲Wおよび印刷サイズSの
大きさを比較する。一方、図14(b)のように撮影範
囲Wよりも印刷サイズSの方が縦長であった場合には、
横寸法を比較して撮影範囲Wおよび印刷サイズSの大き
さを比較する。以下の説明でも同様に扱う。
【0064】さらにまた、印刷解像度kが好ましい印刷
解像度範囲よりも大きすぎたり、小さすぎたりした場合
には、画像を間引いたり、補間処理(例えば、バイキュ
ービック補間処理)により解像度を上げたりしても良
い。例えば、長手方向の長さが約50cmの撮影範囲を
長手方向の画素数が2000画素のCCD214で撮影
して、その内のA4サイズ(長手方向の長さは約30c
m)の部分を等倍印刷した場合、印刷解像度が40(ド
ット/cm)程度に低くなる。このような場合には。補
間処理によって印刷解像度を80(ドット/cm)に上
げて、ジャギーが目立たないようにする。逆に、長手方
向の長さが約5cmの撮影範囲を撮影してこれを等倍印
刷した場合には、印刷解像度は400(ドット/cm)
と不必要に大きくなるので、150(ドット/cm)程
度となるように画像を間引いたり、補間処理したりして
画像を縮小する。
【0065】また、電子カメラの撮影光学系2の前面に
ワイドコンバータやテレコンバータを装着した場合、自
動的にまたは手動でこれらを装着したという情報がカメ
ラ側に送信される。そのような場合には、焦点距離fの
補正が行われる。また、このような場合に、指定倍率撮
影モードを禁止するようにしたり、指定倍率撮影モード
を解除したりしても良い。
【0066】以上説明した第1の実施の形態は、以下の
ような特徴を有する。 (a)表示LCD3に印刷サイズに対応した矩形枠が表
示されるので、印刷イメージを確認しつつ撮影を行うこ
とができる。 (b)撮影時に所望の印刷倍率Mを設定すれば、自動的
にM倍印刷に対応する印刷解像度kが算出され、算出さ
れた印刷解像度kで印刷を行うことにより容易にM倍印
刷を行うことができる。
【0067】−第2の実施の形態−上述した第1の実施
の形態では、印刷解像度kを式(4)、または誤差係数
αを含む式(5)で算出した。しかしながら、誤差係数
αはカメラ毎に異なっているので、特定の誤差係数αで
は各カメラ毎の誤差を正確に補正することができない。
そこで、本第2の実施の形態では、基準チャートをカメ
ラで撮影することによって、カメラ毎に誤差を補正する
方法について説明する。以下では、このような補正モー
ドをキャリブレーションモードと呼び、例えば、図1の
ダイヤル6を操作して電子カメラをキャリブレーション
モードに設定し、後述するキャリブレーションを行う。
キャリブレーションモードでは、印刷倍率Mは自動的に
M=1に設定される。
【0068】図15は、レンズ誤差に関するキャリブレ
ーションの手順を示すフローチャートである。なお、キ
ャリブレーションを行う際には、所定の印刷サイズ、例
えばA4サイズおよびB5サイズの枠が印刷された基準
チャートを予め用意しておく。キャリブレーションモー
ドに設定すると図15の処理がスタートする。ステップ
S501では撮影光学系2をマクロポジションかつテレ
端に調整する。
【0069】撮影者は、ステップS501の設定状態で
基準チャートに向けて電子カメラ1を構える。キャリブ
レーションモードでは常に焦点調節動作が行われるコン
ティニュアスAF状態に設定されるので、基準チャート
に対する焦点調整が行われる。ステップ502では、図
16(a)に示すようにA4サイズに相当する矩形枠W
A4と基準チャート40とが表示LCD3に表示され
る。基準チャート40には、A4サイズの枠41および
B5サイズの枠42が描かれており、図16(a)では
枠41,42と矩形枠WA4とが表示LCD3に表示さ
れている。
【0070】前述したレンズの誤差を表す誤差係数αが
1であれば、表示LCD3上において枠41と矩形枠W
A4とが一致する。しかし、図16(a)では一致して
いないので、誤差係数α≠1となっている。ここで、撮
影者は枠41と矩形枠WA4とが一致するように基準チ
ャート40から遠ざかり、一致したところでレリーズボ
タン5を全押しする。レリーズボタン5が全押しされる
と、図15のステップS503からステップS504へ
進み合焦動作が実行される。
【0071】ステップS505では、ステップS504
の合焦動作時における被写体距離L2と焦点距離f2に基づ
いて補正値βを算出する。レンズ誤差等が無い理論的刷
解像度k1は計算式(7)で求まる。一方、合焦動作によ
り得られる焦点距離f2および被写体距離L2に基づいて算
出される誤差を含んだ印刷解像度k2は、式(8)で表さ
れる。ただし、f2’=L2・f2/(L2−f2)である。補正
値βはk1とk2との比で表され、式(9)のように算出さ
れる。なお、ここでは、M=1、SはA4サイズとして
いる。
【数5】k1=N/(印刷サイズS) …(7) k2=f2’/(P・L2・M) …(8) β=k1/k2=P・L2・M/(f2’・S) …(9)
【0072】次いで、ステップS506では、図16
(b)に示すようにB5サイズに相当する矩形枠WB5
と基準チャート40とが表示LCD3に表示される。撮
影者は枠42と矩形枠WB5とが一致するように基準チ
ャート40から遠ざかり、一致したところでレリーズボ
タン5を全押しする。レリーズボタン5が全押しされる
と、図15のステップS507からステップS508へ
進み、合焦動作が実行される。このときの印刷解像度k3
は、ステップS508の合焦動作で得られた焦点距離f3
および被写体距離L3を用いて次式(10)により算出さ
れる。ただし、f3’=L3・f3/(L3−f3)である。ステ
ップS509では、k1とk3との比である補正値γを算出
する。補正値γは式(11)のようになる。ステップS
510では、式(12)により補正値βと補正値γとの
平均値α2を算出し、この平均値α2を第1の実施の形
態の補正係数として設定する。
【数6】k3=f3’/(P・L3・M) …(10) γ=k1/k3=P・L3・M/(f3’・S) …(11) α2=(β+γ)/2 …(12)
【0073】第2の実施の形態の電子カメラでは、電子
カメラ毎に補正係数α2を設定するようにしたので、第
1の実施の形態のように特定の補正係数αで補正する場
合よりも正確にレンズ誤差等を補正することができる。
【0074】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、メモリカード424は記憶領
域を、表示LCD3は表示モニタを、CCD214は撮
像部を、メニューボタン10および選択ボタン11a〜
11dは入力手段および選択手段、ROM443は印刷
サイズ記憶部を、矩形枠R,R1〜R3,WA4,WA
5,WB5はマークを、枠41,42は基準矩形枠を、
CPU439は測距部、撮影範囲演算部、印刷解像度演
算部、記憶制御部、補正手段、モニタ制御部および判定
部を、マーク37aは判定マークをそれぞれ構成する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影範囲と印刷時の用紙の大きさである印刷サイズとの
関係を把握しつつ撮影を行うことができる。そのため、
印刷イメージ通りの撮影を行うことができる。請求項2
の発明によれば、表示モニタに画像を再生して、印刷イ
メージを確認することができる。請求項5の発明によれ
ば、レンズ誤差等の影響を取り除くことができ、表示モ
ニタに表示される矩形枠をより正確に表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子カメラの一実施の形態を示す
図であり、(a)は電子カメラを上方から見た平面図、
(b)はカメラを後方から見た背面図である。
【図2】図1に示す電子カメラの回路ブロック図であ
る。
【図3】カメラシステムの概略構成図である。
【図4】図3のカメラシステムにおける撮影から印刷ま
での手順を示す図である。
【図5】図3のステップS101からステップS103
までの手順を詳細に示すフローチャートである。
【図6】図5に続く処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】被写体とCCD214との関係を示す図であ
る。
【図8】画像表示を説明する図であり、(a)は印刷範
囲を示し、(b)は表示LCD3に表示された矩形枠W
A4を示す。
【図9】表示LCD3に表示された矩形枠を示す図であ
り、(a)は矩形枠WA4の変化を示し、(b)は矩形
枠WB5を示し、(c)は矩形枠WA4,WB5を示
す。
【図10】変形例1の矩形枠Rを説明する図であり、
(a)は矩形枠Rと領域S1〜S3との関係を示す図
で、(b)はマーク37aが表示される場合を示す図で
ある。
【図11】矩形枠Rを説明する図であり、(a)はマー
ク37bが表示される場合を示す図で、(b)はマーク
37cが表示される場合を示す図である。
【図12】変形例2の矩形枠R1〜R3を説明する図で
あり、(a)は矩形枠R1〜R3の関係を示す図で、
(b)は矩形枠R1が表示された図、(c)は矩形枠R
2が表示された図、(d)は矩形枠R3が表示された図
である。
【図13】変形例3を説明する図であり、図5に示した
フローチャートの変形例を示す。
【図14】印刷サイズSと撮影範囲Wとの関係を示す図
であり、(a)は印刷サイズSの方が横長であった場合
を示し、(b)は印刷サイズSの方が縦長であった場合
を示す。
【図15】第2の実施の形態を説明する図であり、キャ
リブレーションモードのフローチャートを示す。
【図16】表示LCD3に表示された基準チャートと矩
形枠との関係を示す図であり、(a)は枠41と矩形枠
WA4とを示し、(b)は枠42と矩形枠WA4との関
係を示す。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 撮影光学系 3 表示LCD 10 メニューボタン 11a〜11d 選択ボタン 12 モード切換ボタン 23 プリンタ 40 基準チャート 41,42 枠 214 撮像部 430 レンズ駆動回路 433 DSP 439 CPU 424 メモリカード L 被写体距離 N 画素数 P 画素ピッチ W 撮影範囲 R,R1〜R3,WA4,WA5,WB5 矩形枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 5C076 5/91 G09G 5/00 510P 5C082 // G09G 5/00 510 530M 530 H04N 101:00 H04N 101:00 5/91 J Fターム(参考) 2H054 AA01 2H102 AA71 CA34 5C022 AA13 AB21 AB66 AC03 AC13 AC42 AC54 AC69 5C052 AA11 AB04 DD02 DD04 EE03 EE08 FA02 FA03 FA04 FA09 FC06 FD07 FE01 GA02 GA05 GA09 GC03 GE06 GE08 5C053 FA04 FA08 FA27 KA24 KA25 KA26 LA01 LA03 LA06 LA11 LA15 5C076 AA14 AA21 AA22 BA01 BA02 BA06 BB32 CA02 CB01 CB02 5C082 AA27 AA32 BA27 CA56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系により撮像領域に投影された
    被写体像を光電変換する撮像部と、 被写体距離を検出する測距部と、 前記撮影光学系により前記撮像部の撮像領域を前記被写
    体距離の位置に投影したものである撮影範囲を算出する
    撮影範囲演算部と、 前記撮像範囲および前記撮像部の画素数に基づいて、前
    記撮像部からの画像情報に基づく被写体画像が前記撮影
    範囲とほぼ等しい大きさに印刷される印刷解像度を算出
    する印刷解像度演算部と、 前記印刷解像度を前記画像情報とともに記憶領域に記憶
    する記憶制御部と、 前記撮像部により撮像された被写体画像を表示する表示
    モニタと、 大きさの異なる印刷サイズが少なくとも一つ記憶されて
    いる印刷サイズ記憶部と、 前記印刷サイズを表すマークの少なくとも一つを、前記
    被写体画像とともに表示するように前記表示モニタを制
    御するモニタ制御部とを備えたことを特徴とする電子カ
    メラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子カメラにおいて、 前記記憶領域に記憶された画像情報に基づく被写体画像
    が前記表示モニタに表示される再生モードを有し、 前記モニタ制御部は、前記再生モード時に、前記被写体
    画像とともに前記マークが表示されるように前記表示モ
    ニタを制御することを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子カ
    メラにおいて、 前記印刷サイズを前記印刷サイズ記憶部に入力する入力
    手段を備えることを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の電子カ
    メラにおいて、 前記表示モニタに表示される前記マークが、前記印刷サ
    イズを表す矩形枠であることを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子カメラにおいて、 前記印刷サイズと等しい大きさの基準矩形枠を撮像し、
    前記表示モニタ上において前記印刷サイズに対応する矩
    形枠と前記基準矩形枠の画像とが一致したときの印刷解
    像度、および前記画素数を前記基準矩形枠の大きさで除
    した値に基づいて前記印刷解像度を補正する補正手段を
    さらに備え、 前記記憶制御部は、前記補正手段で補正された印刷解像
    度を画像情報とともに前記記憶領域に記憶させることを
    特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電子カ
    メラにおいて、 前記モニタ制御部は、前記表示モニタの中央位置を示す
    センターマークが表示されるように前記表示モニタを制
    御することを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の電子カ
    メラにおいて、 前記印刷サイズ記憶部に記憶されている印刷サイズのい
    ずれか一つを選択する選択手段と、 前記撮影範囲演算部で算出された撮影範囲の大きさが、
    前記選択手段により選択された印刷サイズの大きさ以下
    か否かを判定する判定部とを備え、 前記モニタ制御部は、前記判定部の判定結果を表す判定
    マークが表示されるように前記表示モニタを制御するこ
    とを特徴とする電子カメラ。
JP2001107245A 2001-04-05 2001-04-05 電子カメラ Expired - Fee Related JP4586290B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001107245A JP4586290B2 (ja) 2001-04-05 2001-04-05 電子カメラ
US10/115,912 US20030011791A1 (en) 2001-04-05 2002-04-05 Method for image data print control, electronic camera and camera system
US10/218,561 US7286160B2 (en) 2001-04-05 2002-08-15 Method for image data print control, electronic camera and camera system
US11/898,866 US20080018754A1 (en) 2001-04-05 2007-09-17 Method for image data print control, electronic camera and camera system
US12/929,289 US8274568B2 (en) 2001-04-05 2011-01-12 Method for image data print control, electronic camera and camera system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001107245A JP4586290B2 (ja) 2001-04-05 2001-04-05 電子カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002305676A true JP2002305676A (ja) 2002-10-18
JP4586290B2 JP4586290B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=18959597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001107245A Expired - Fee Related JP4586290B2 (ja) 2001-04-05 2001-04-05 電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4586290B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079149A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置及びプログラム
JP2012129754A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2017163372A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及びプログラム
JP2018069542A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置、および画像処理システム
CN108650431A (zh) * 2018-05-14 2018-10-12 联想(北京)有限公司 一种拍摄控制方法、装置及电子设备
JP2020009391A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社ANswer 位置情報サービス方法及び位置情報サービスシステム

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109774A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Fuji Photo Film Co Ltd カメラの露光調整装置
JPH04130867A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Sony Corp マーカー信号表示装置
JPH04245782A (ja) * 1991-01-30 1992-09-02 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオカメラ
JPH04326263A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kyocera Corp 所定倍率の再生を可能とするビデオ系カメラ
JPH04326264A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kyocera Corp ビデオ系カメラの出力システム
JPH0564045A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ付きカメラとそのカートリツジ
JPH0568202A (ja) * 1991-02-01 1993-03-19 Gold Star Co Ltd 閉回路テレビジヨン用監視カメラの監視装置及びその方法
JPH05284331A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
JPH06292047A (ja) * 1993-03-30 1994-10-18 Sony Corp ビデオカメラ
JPH10341373A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Oki Electric Ind Co Ltd 撮像装置
JPH1141549A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Canon Inc プリンタ付撮影装置とプリンタ装置
JPH11127323A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Canon Inc 画像メモリ装置およびデジタルカメラおよび画像処理システムおよび画像処理システムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPH11187309A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Canon Inc 撮像装置及び撮像方法
JPH11218820A (ja) * 1997-10-28 1999-08-10 Sony Electronics Inc ビューファインダ
JPH11298763A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Konica Corp 電子ファインダカメラ
JPH11344311A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルカメラ
JP2000201293A (ja) * 1999-01-05 2000-07-18 Minolta Co Ltd 画像処理装置
JP2000358206A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 電子カメラ及びプリント制御装置
JP2001014453A (ja) * 1999-06-28 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd 撮影画像処理装置及び記憶媒体

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109774A (ja) * 1990-08-30 1992-04-10 Fuji Photo Film Co Ltd カメラの露光調整装置
JPH04130867A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Sony Corp マーカー信号表示装置
JPH04245782A (ja) * 1991-01-30 1992-09-02 Fuji Photo Film Co Ltd ビデオカメラ
JPH0568202A (ja) * 1991-02-01 1993-03-19 Gold Star Co Ltd 閉回路テレビジヨン用監視カメラの監視装置及びその方法
JPH04326263A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kyocera Corp 所定倍率の再生を可能とするビデオ系カメラ
JPH04326264A (ja) * 1991-04-25 1992-11-16 Kyocera Corp ビデオ系カメラの出力システム
JPH0564045A (ja) * 1991-09-03 1993-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ付きカメラとそのカートリツジ
JPH05284331A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Minolta Camera Co Ltd 画像形成装置
JPH06292047A (ja) * 1993-03-30 1994-10-18 Sony Corp ビデオカメラ
JPH10341373A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Oki Electric Ind Co Ltd 撮像装置
JPH1141549A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Canon Inc プリンタ付撮影装置とプリンタ装置
JPH11127323A (ja) * 1997-10-21 1999-05-11 Canon Inc 画像メモリ装置およびデジタルカメラおよび画像処理システムおよび画像処理システムのデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPH11218820A (ja) * 1997-10-28 1999-08-10 Sony Electronics Inc ビューファインダ
JPH11187309A (ja) * 1997-12-19 1999-07-09 Canon Inc 撮像装置及び撮像方法
JPH11298763A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Konica Corp 電子ファインダカメラ
JPH11344311A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタルカメラ
JP2000201293A (ja) * 1999-01-05 2000-07-18 Minolta Co Ltd 画像処理装置
JP2000358206A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Fuji Photo Film Co Ltd 電子カメラ及びプリント制御装置
JP2001014453A (ja) * 1999-06-28 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd 撮影画像処理装置及び記憶媒体

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008079149A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Casio Comput Co Ltd 画像表示装置及びプログラム
JP2012129754A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2017163372A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置及びプログラム
JP2018069542A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置、および画像処理システム
CN108650431A (zh) * 2018-05-14 2018-10-12 联想(北京)有限公司 一种拍摄控制方法、装置及电子设备
CN108650431B (zh) * 2018-05-14 2021-01-15 联想(北京)有限公司 一种拍摄控制方法、装置及电子设备
JP2020009391A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 株式会社ANswer 位置情報サービス方法及び位置情報サービスシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4586290B2 (ja) 2010-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7286160B2 (en) Method for image data print control, electronic camera and camera system
JP5019939B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
US8274568B2 (en) Method for image data print control, electronic camera and camera system
US20060028576A1 (en) Imaging apparatus
KR20100039430A (ko) 화상 처리기, 화상 처리 방법, 디지털 카메라 및 촬영 장치
JP2006208558A (ja) 撮像装置
JP2007201539A (ja) デジタルカメラ
JP2006217074A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4645228B2 (ja) 撮影装置及びプログラム
JP4586290B2 (ja) 電子カメラ
JP2009218708A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4905017B2 (ja) 画像表示装置及びプログラム
JP4046276B2 (ja) デジタルカメラ
US20030011791A1 (en) Method for image data print control, electronic camera and camera system
JP4887840B2 (ja) 撮影装置及びプログラム
JP5034148B2 (ja) 電子カメラおよびカメラシステム
JP4586289B2 (ja) 電子カメラおよびカメラシステム
JP2008067168A (ja) デジタルカメラ
JP2007264250A (ja) 撮影装置及びプログラム
JP2007208732A (ja) プリント指定情報記録方法及びデジタルカメラ
JP2004013461A (ja) 画像処理装置及びデジタル撮像装置
JP2005278003A (ja) 画像処理装置
JP3457993B2 (ja) 赤目修正装置
JP5326345B2 (ja) 撮影装置
JP2004007303A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees