JP2007208732A - プリント指定情報記録方法及びデジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】煩わしいプリント枚数の指定作業を軽減するプリント指定情報記録方法及びデジタルカメラを提供する。
【解決手段】プリント枚数自動設定処理では、まず、顔検出回路によって画像データを画像解析して、撮影コマ内の顔画像を検出する。そして、検出結果に含まれる座標情報から、顔検出エリアの大きさを所定値と比較して、所定値よりも大きい顔検出エリアの数を主要被写体の人数と判定する。そして、この判定結果をプリント枚数としてメモリーカード内のDPOFファイルへ格納する。このため、目視によって主要被写体の人数を数えてプリント枚数を指定するという煩わしい作業が不要となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮影コマとともに記憶メディアに格納され前記撮影コマをプリントするか否か及びそのプリント枚数を指定するプリント指定情報を記憶メディアに記録するプリント指定情報記録方法及びデジタルカメラに関する。
被写体を撮影した撮影コマをデジタルな画像データとして記録するデジタルカメラが周知である。撮影コマは、デジタルカメラの本体に着脱自在にセットされるメモリーカードなどの記憶メディアへ格納され、この記憶メディア内の画像データを読み出して、ディスプレイに表示したり、プリントすることにより、観賞される。プリントは、プリントサービス業者に委託したり、家庭用プリンタを使用して行われる。
デジタルカメラの中には、撮影コマのプリント指定情報を、撮影コマの画像データとともに記憶メディアへ記録する機能を備えたものがある。プリント指定情報は、記憶メディア内の各撮影コマについて、プリントするか否か及びそのプリント枚数などプリントに関連する各種の指定を行うための情報である。こうしたプリント指定情報は、例えば、DPOF(Digital Print Order Format)として規格化されており、この規格に則った形式のDPOFファイルとして記憶メディアに格納される(特許文献1参照)。ユーザーは、デジタルカメラのディスプレイでDPOFファイルを編集してプリント指定を行う。プリントを行う場合には、こうして編集されたDPOFファイルをプリンタに読み込ませることで、プリント対象となる撮影コマの識別情報と、そのプリント枚数とがプリンタへ入力される。このため、プリントサービス業者の店頭や家庭用プリンタでプリント指定する場合と比べて、ユーザーの作業負荷が軽減される。
特開2000−295562号公報
ところで、複数人を主要被写体として撮影された撮影コマをプリントする場合には、主要被写体の人数に応じてプリント枚数を指定しなければならない場合が多い。このような場合には、撮影コマをディスプレイに表示して主要被写体の人数を目視で確認しながらプリント枚数をカウントしなければならない。こうした作業には手間が掛かり、コマ数が多いほど煩雑さが増すため、その作業負荷を軽減する対策が望まれていた。
本発明は、煩わしいプリント枚数の指定作業を軽減するプリント指定情報記録方法及びデジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明のプリント指定情報記録方法は、デジタルカメラによってデジタルデータとして取得された少なくとも1つの撮影コマとともに記憶メディアに格納され、前記撮影コマをプリントするか否か及びそのプリント枚数を前記撮影コマ毎に指定するプリント指定情報を記録するプリント指定情報記録方法において、画像解析により前記撮影コマ内の主要被写体の顔画像を検出して、前記主要被写体の人数を判定する人数判定ステップと、判定された人数を前記プリント枚数として設定するプリント枚数設定ステップとを備えたことを特徴とする。
前記人数判定ステップは、例えば、前記デジタルカメラに設けられ被写体像を光電変換する撮像手段によって出力されたアナログの撮像信号を前記デジタルデータへ変換した後、前記撮影コマが前記記憶メディアに記録される前に実行される。
前記人数判定ステップは、例えば、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納された後、格納済みの前記撮影コマを読み出して実行される。
前記人数判定ステップは、前記撮影コマから検出された顔画像の大きさを調べて、その大きさが所定値以上である顔画像の数を前記人数としてカウントすることが好ましい。
前記プリント指定情報に設定可能な前記プリント枚数の上限値を予め決めておき、前記人数判定ステップで判定された人数に関わらず、前記プリント枚数を前記上限値に制限することが好ましい。さらに、前記プリント枚数の上限値は、1つの撮影コマに対する上限値であることが好ましい。
本発明のデジタルカメラは、被写体を撮像して光電変換によりアナログの撮像信号を出力する撮像手段と、前記撮像信号をデジタルデータに変換した撮影コマとともに記憶メディアへ格納され、その撮影コマをプリントするか否か及びそのプリント枚数を前記撮影コマ毎に指定するプリント指定情報を前記記憶メディアに記録するプリント指定情報記録手段とを備えたデジタルカメラにおいて、画像解析により前記撮影コマ内の主要被写体の顔画像を検出して、前記主要被写体の人数を判定する人数判定手段と、判定された人数を前記プリント枚数として設定するプリント枚数設定手段とを備えたことを特徴とする。
前記人数判定手段は、例えば、前記アナログの撮像信号を前記デジタルデータへ変換した後、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納される前に、前記撮影コマに対して画像解析を行って前記人数を判定する。
前記人数判定手段は、例えば、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納された後、格納済みの前記撮影コマを読み出して画像解析を行って前記人数を判定する。
前記人数判定手段は、前記撮影コマから検出された顔画像の大きさを調べて、その大きさが所定値以上である顔画像の数を前記人数としてカウントすることが好ましい。
前記プリント指定情報に設定可能な前記プリント枚数の上限値を予め決めておき、前記人数判定ステップで判定された人数に関わらず、前記プリント枚数を前記上限値に制限することが好ましい。さらに、前記プリント枚数の上限値は、1つの撮影コマに対する上限値であることが好ましい。また、前記上限値を変更する上限値変更手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、画像解析により前記撮影コマ内の主要被写体の顔画像を検出して、前記主要被写体の人数を判定して、判定された人数を前記プリント枚数として設定するようにしたから、煩わしいプリント枚数の指定作業を軽減することができる。
図1は、デジタルカメラ2の内部構成を概略的に示すブロック図である。デジタルカメラ2の本体には、撮影した画像データを記憶する外部メモリであるメモリーカード8が着脱自在に設けられている。CPU3は、操作部4から入力される操作指示に基づいて、デジタルカメラ2の全体を統括的に制御する。操作部4は、電源ボタン(図示せず),レリーズボタン5,モード切替ダイヤル6,十字キー7など各種の操作部材からなる。
モード切替ダイヤル6は、デジタルカメラ2の動作モードを切り替える。動作モードには、例えば、被写体を撮影して撮影コマの画像データをメモリーカード8へ記録する撮影モードや、記録済みの画像データをメモリーカード8から読み出して撮影コマをLCD(液晶ディスプレイ)9に再生表示する再生モードがある。LCD9は、再生モードの際には、撮影コマの再生表示に用いられる他、撮影モードの際には、スルー画を表示することにより被写体をリアルタイムで表示する電子ビューファインダーとして機能する。
また、撮影モードには、さらに、人物撮影に適した撮影条件(絞り値やシャッタスピードなど)を設定するポートレートモード、風景撮影に適した撮影条件を設定する風景モード、被写体の測光値や測距値に応じて撮影条件を自動的に設定するオートモードなど複数の撮影モードがある。こうした撮影モードの切り替えも、モード切替ダイヤル6によって行われる。
十字キー7は、撮影モードの際にはズーム操作キーとして機能したり、再生モードの際には撮影コマを選択する選択キーとして機能したり、各種設定を行う場合の設定キーとして機能する汎用キーである。
撮像レンズ10は、例えば、ズームレンズ11、絞り板12、フォーカスレンズ13によって構成されている。絞り板12は、絞り開口面積を変化させて撮影光量を調節する。ズームレンズ11及びフォーカスレンズ13は、光軸に沿って移動自在に設けられており、それぞれ変倍と焦点調節を行う。ズームレンズ11は、操作部4からのズーム操作に従って移動してズーム倍率を変化させる。フォーカスレンズ13は、ズームレンズの変倍やレリーズボタン5の半押しにともなって、至近側または無限遠側に移動して、ピントを調節する。絞り板12は、レリーズボタン5の半押しにともなって作動して、撮影光量を調節する。これらは、レンズモータ14によって駆動される。レンズモータ14は、CPU3に接続されたモータドライバ15によって制御される。
撮像レンズ10の背後には、撮像レンズ10を透過した被写体像を撮像するCCD(撮像素子)16が配置されている。CCD16は、CPU3によって制御されるCCDドライバ17によって駆動される。CCD16から出力されたアナログの撮像信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)21に入力されてノイズが除去されるとともに、増幅器(AMP)22で増幅される。そして、A/D変換器(A/D)23によってデジタルな画像データに変換される。A/D変換器(A/D)23から出力された画像データは、CCD16の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして、DSP(Digital Signal Processor)24へ入力される。
DSP24には、画像入力コントローラ26,画質補正処理回路27,YC変換処理回路28,圧縮伸張処理回路29が設けられている。DSP24は、画像データをSDRAM32に一時的に記録して、各種の画像処理を施す。画像入力コントローラ26は、A/D変換器23から入力された画像データをバッファリングして、データバス31を介して接続されたSDRAM32へ画像データを書き込む。SDRAM31は、作業用メモリであり、画像データや、CPU3によって実行される制御用プログラムがロードされる。EEPROM34には、前記制御用プログラムや設定情報などが格納される。
さらに、データバス31を介して、露出量、すなわち電子シャッタのシャッタ速度と絞り板12の絞り値とが撮影に適切か否かを検出するとともに、ホワイトバランスが撮影に適切か否かを検出するAE/AWB検出回路(図示せず)と、撮像レンズ10の焦点調整が撮影に適切か否かを検出するAF検出回路(図示せず)とが接続されている。CPU3は、これらの検出結果に基づいて、撮影レンズ10を制御する。
画質補正処理回路27は、SDRAM32から画像データを読み出して、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理などの各種の画質補正処理を施し、この画像データを再度SDRAM32に記録する。YC変換処理回路28は、画質補正処理回路27で処理された画像データをSDRAM32から読み出し、輝度信号Yと色差信号Cr、Cbとに変換する。圧縮伸長処理回路29は、YC変換された画像データを、例えば、所定の方式で圧縮して、TIFFやJPEGなどといった所定のファイル形式で出力する。圧縮された画像データは、メディアコントローラ33を経由してメモリカード8に記憶される。
CCD16は、レリーズボタン5が押下されたときに画素数の大きな本画像データを出力するとともに、LCD9へスルー表示するための画素数の小さなスルー画像を出力する。スルー画像の出力は、スルー表示をオンにしている間、毎秒30フレームのフレームレートで行われ、CCD16が出力したスルー画は、本画像データと同様に、SDRAM32へ一時的に記録される。本画像データは、上述の各種画像処理が施された後メモリーカード8に記憶されるのに対して、スルー画データは、SDRAM32から読み出されて、エンコーダ36によってアナログのコンポジット信号に変換されて、LCD9にビデオ出力される。SDRAM32内には、スルー画データを格納するVRAM領域が確保されており、VRAM領域内のスルー画は、上記フレームレートに合わせて随時更新されてLCD9に出力される。
このデジタルカメラ2には、メモリーカード8へDPOFファイルを記録する機能が設けられている。DPOFファイルは、図2に示すように、各撮影コマの画像ファイル001.jpg〜100.jpgとともに、メモリーカード8に格納される。DPOFファイルは、上述したとおり、各撮影コマに対するプリント指定情報である。このプリント指定情報には、プリント対象とする撮影コマの識別情報と、プリント枚数とが含まれる。撮影コマの識別情報は、メモリーカード8内の各撮影コマの1つを特定可能な情報であり、具体的には、撮影コマのコマ番号やファイル名である。プリント枚数は、各撮影コマ毎のプリント枚数である。プリント指定情報には、こうしたプリント対象コマの指定やプリント枚数の他、例えば、画面の一部をトリミングしてプリントする場合のトリミング範囲の指定情報なども含まれる。
こうしたプリント指定情報の設定は、操作部4を通じてマニュアル操作によって行われる他、デジタルカメラ2では、プリント指定情報の自動設定機能が設けられており、この自動設定機能がアクティブになっている場合には、プリント指定情報のうちの一部の項目が自動的に設定されるようになっている。自動設定が可能な項目は、例えば、プリント枚数である。自動設定がアクティブになっている場合には、ユーザーは、レリーズ操作を行うだけで、撮影コマの画像データがメモリーカード8へ書き込まれる際に、その撮影コマをプリントする場合のプリント枚数がDPOFファイルへ自動的に設定されて、メモリーカード8に記憶される。
このプリント枚数は、撮影コマに写し込まれた主要被写体の人数を調べて、その人数に応じて設定される。顔検出回路41は、こうした撮影コマ内の主要被写体の人数判定を行うために使用される。顔検出回路41は、撮影コマの画像データを画像解析することにより、撮影コマ内に含まれる顔画像を検出する。CPU3は、顔検出回路41が検出した顔画像の数に基づいてその撮影コマ内に写し込まれた主要被写体の人数を判定して、その判定値に応じてプリント枚数を設定する。
こうした人数判定処理は、CCD16によって撮影コマが取得された後、その画像データがメモリーカード8に記録される前に行われる。具体的には、画像補正処理回路27によって画像信号処理が施された後、YC処理が実行される前に、撮影コマの画像データをSDRAM32から読み出して実行される。
顔検出回路41は、周知の顔認識技術を利用して画像データ内の顔画像を検出する。周知の顔認識技術としては、例えば、特開2004−317699号公報などに記載されているように、目、鼻、口のパターン情報に基づいてパターンマッチングを行ったり、画像内の肌色画素を検出することにより顔画像を認識する技術がある。
図3に示す撮影コマ46のように、画像内に二人の主要被写体47,48が写し込まれている場合には、顔検出回路41は、撮影コマ46内の主要被写体47,48の顔画像を検出し、その検出数と、検出した各顔画像をそれぞれ含む矩形のエリア(顔検出エリア)51,52の画面内の座標情報とを、検出結果としてSDRAM32に出力する。CPU3は、この検出結果に基づいて、撮影コマに写し込まれた主要被写体の人数を判定し、判定した人数を撮影コマ46のプリント枚数として設定する。こうして設定されたプリント枚数は、プリント指定情報としてDPOFファイルに格納される。
こうした人数判定処理に際して、撮影コマ46のように、主要被写体以外の人物が写し込まれていない場合には、顔検出回路41が出力した検出数をそのまま主要被写体の人数と判定すればよい。しかし、図4に示す撮影コマ57のように、主要被写体47,48の背景に、通行人など主要被写体以外の人物58,59が写し込まれているような場合には、こうした人物58,59の顔画像も検出されて、前記検出数に含まれてしまい、これを主要被写体の人数として判定すると、不都合が生じる。
そこで、CPU3は、検出した顔画像の大きさを調べて、それが所定の大きさよりも大きいものを主要被写体と推定して、その数をカウントして主要被写体の人数を判定するようにしている。具体的には、CPU3は、前記検出結果に含まれる前記座標情報に基づいて、各顔検出エリアの大きさを求め、それら各顔検出エリアと予め設定された所定値とを比較して、所定値以下の大きさの顔検出エリアの数を、前記検出数から控除して、その値を主要被写体の人数と判定する。なお、所定値は、EEPROM34に予め記憶されており、CPU3によって読み出される。
撮影コマ57を例にすると、顔検出回路41によって、4つの顔検出エリア51,52,61,62が検出される。そして、これら各顔検出エリア51,52,61,62の大きさを所定値と比較して、所定値よりも小さい顔検出エリア61,62の数を、検出した総数(検出数)から控除する。これにより、人物58,59が除外されて、主要被写体47,48のみが主要被写体の人数としてカウントされる。
上記構成による作用について、図5及び図6に示すフローチャートに従って説明する。図5のフローチャートに示すように、撮影を行う場合には、ユーザーは、モード切替ダイヤル6を操作して動作モードを撮影モードにセットする。そして、LCD9のスルー表示を確認しながらフレーミングを行って、レリーズボタン5を押下する。レリーズボタン5を押下すると、撮影処理が実行されて、撮影コマの画像データが取得される。デジタルカメラ2は、この画像データに対して画質補正処理を実行した後、プリント枚数自動設定機能がアクティブになっていない場合には、直ちに、YC変換処理及び圧縮処理を行って、処理済みの画像データをメモリーカードへ記録する。
他方、プリント枚数自動設定機能がアクティブになっている場合には、画質補正処理を実行した後、プリント枚数自動設定処理を行う。図6のフローチャートに示すように、プリント枚数自動設定処理では、まず、顔検出回路41によって画像データを画像解析して、撮影コマ内の顔画像を検出する。そして、CPU3は、検出結果に含まれる座標情報から、顔検出エリアの大きさを所定値と比較して、所定値よりも大きい顔検出エリアの数を主要被写体の人数と判定する。そして、この判定結果をプリント枚数としてメモリーカード8内のDPOFファイルへ格納する。また、画像データは、画像解析が終了した後、YC変換処理と圧縮処理が施されてメモリーカード8へ記録される。こうして撮影コマ内の主要被写体の人数を調べて、その人数分のプリント枚数が自動的にDPOFファイルへ設定される。このため、メモリーカード8内の撮影コマをプリントする場合には、撮影コマを再生表示して目視によって主要被写体の人数を数えてプリント枚数を指定するという煩わしい作業が不要となり、プリントする撮影コマを指定するだけで済む。
上記実施形態では、選択された撮影モードの種類(オートモード、ポートレートモード、風景モードなど)に関わらず、プリント自動設定機能をアクティブにしている場合には、プリント自動設定処理が実行されるようにしているが、例えば、撮影モードがポートレートモードである場合にのみプリント自動設定機能がオンして、他の撮影モードでは、オフにするなど、撮影モードの種類に応じてプリント自動設定処理のオンオフを切り替えるようにしてもよい。
また、プリント自動設定処理に際して、徒にプリント枚数が多くならないように、設定されるプリント枚数の上限値を定めてもよい。この場合には、図7に示すフローチャートのように、主要被写体の人数を判定した後、その判定結果(主要被写体の人数)を予め設定した上限値と比較する。この上限値は、例えば、1コマのプリント枚数の上限値であり、EEPROM34に予め記憶される。そして、判定結果が上限値以下の場合には、判定結果をプリント枚数としてDPOFファイルに格納する。他方、判定結果が上限値を上回っている場合には、上限値をプリント枚数としてDPOFファイルに格納する。なお、この上限値は、操作部4の操作を通じて設定により適宜変更できるようにしておくとよい。
また、本例では、上限値を1コマ毎に設定されるプリント枚数の上限値としているが、全コマのプリント枚数の総計の上限値として定めてもよいし、両者の上限値をそれぞれ定めてもよい。
また、上記実施形態では、1コマ毎の撮影に際して、主要被写体の人数判定を行いプリント枚数を自動設定する例で説明したが、メモリーカード8から撮影コマを読み出してLCD9に再生する際に、主要被写体の人数判定を行ってプリント枚数を自動設定するようにしてもよい。この場合には、例えば、図8のフローチャートに示すように、プリント枚数の自動設定がなされる。まず、動作モードを再生モードにセットして、十字キー7を操作して再生する撮影コマを選択して再生指示をする。再生指示がなされると、メモリーカード8から選択された撮影コマの画像データが読み出される。画像データは圧縮されているので伸張処理される。プリント自動設定機能がアクティブになっている場合には、図6で示したように、この画像データを解析して主要被写体の人数判定が行われて、プリント枚数が自動設定される。そして、選択した撮影コマがLCD9に再生表示される。
上記実施形態では、撮影または再生の際にプリント自動設定を行う例で説明したが、撮影時にプリント枚数自動設定が行われなかった撮影コマに対しては、再生時にプリント枚数自動設定が行われるようにするなど、両者を組み合わせてもよい。また、メモリーカード内に記録されている全撮影コマに対して、連続して上記プリント枚数自動設定処理を行って、全撮影コマのプリント枚数を一括して自動設定する機能を設けてもよい。
なお、上記実施形態では、画像データを解析して主要被写体の人数を判定し、この判定結果に基づいてプリント枚数を自動設定する本発明のプリント指定情報記録機能を、デジタルカメラに付与した形態で説明したが、本発明の実現形態はこれに限られるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、カメラ専用機ではなく、カメラ付き携帯電話のようなカメラ付き携帯端末の形態で実現してもよい。また、デジタルカメラの形態でなくてもよく、例えば、プリンタにこうした機能を付与して本発明を実現してもよいし、専用のプリント指定情報記録装置の形態で実現してもよい。こうしたカメラ機能の無い機器で本発明を実現する場合には、当然ながら撮影時のプリント枚数自動設定処理はなく、再生時やプリント時にメモリーカードから画像データを読み出してプリント枚数の自動設定がなされる。
デジタルカメラの内部構成を概略的に示すブロック図である。 メモリーカード内に格納されるDPOFファイルの説明図である。 主要被写体の人数判定処理の説明図である。 主要被写体以外の人物が撮影コマに含まれる場合の人数判定処理の説明図である。 撮影時にプリント枚数自動設定を行う場合のフローチャートである。 プリント枚数自動設定処理の手順を示すフローチャートである。 プリント枚数の上限値を設定した場合のプリント枚数自動設定処理の手順を示すフローチャートである。 再生時にプリント枚数自動設定を行う場合のフローチャートである。
符号の説明
2 デジタルカメラ
3 CPU
8 メモリカード
9 LCD
10 撮像レンズ
16 CCD
27 画質補正回路
28 YC変換回路
29 圧縮伸張回路
32 SDRAM
34 EEPROM
41 顔検出回路

Claims (13)

  1. デジタルカメラによってデジタルデータとして取得された少なくとも1つの撮影コマとともに記憶メディアに格納され、前記撮影コマをプリントするか否か及びそのプリント枚数を前記撮影コマ毎に指定するプリント指定情報を記録するプリント指定情報記録方法において、
    画像解析により前記撮影コマ内の主要被写体の顔画像を検出して、前記主要被写体の人数を判定する人数判定ステップと、
    判定された人数を前記プリント枚数として設定するプリント枚数設定ステップとを備えたことを特徴とするプリント指定情報記録方法。
  2. 前記人数判定ステップは、前記デジタルカメラに設けられ被写体像を光電変換する撮像手段によって出力されたアナログの撮像信号を前記デジタルデータへ変換した後、前記撮影コマが前記記憶メディアに記録される前に実行されることを特徴とする請求項1記載のプリント指定情報記録方法。
  3. 前記人数判定ステップは、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納された後、格納済みの前記撮影コマを読み出して実行されることを特徴とする請求項1記載のプリント指定情報記録方法。
  4. 前記人数判定ステップは、前記撮影コマから検出された顔画像の大きさを調べて、その大きさが所定値以上である顔画像の数を前記人数としてカウントすることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のプリント指定情報記録方法。
  5. 前記プリント指定情報に設定可能な前記プリント枚数の上限値が予め決められており、前記人数判定ステップで判定された人数に関わらず、前記プリント枚数を前記上限値に制限することを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のプリント指定情報記録方法。
  6. 前記プリント枚数の上限値は、1つの撮影コマに対する上限値であることを特徴とする請求項5記載のプリント指定情報記録方法。
  7. 被写体を撮像して光電変換によりアナログの撮像信号を出力する撮像手段と、前記撮像信号をデジタルデータに変換した撮影コマとともに記憶メディアへ格納され、その撮影コマをプリントするか否か及びそのプリント枚数を前記撮影コマ毎に指定するプリント指定情報を前記記憶メディアに記録するプリント指定情報記録手段とを備えたデジタルカメラにおいて、
    画像解析により前記撮影コマ内の主要被写体の顔画像を検出して、前記主要被写体の人数を判定する人数判定手段と、
    判定された人数を前記プリント枚数として設定するプリント枚数設定手段とを備えたことを特徴とするデジタルカメラ。
  8. 前記人数判定手段は、前記アナログの撮像信号を前記デジタルデータへ変換した後、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納される前に、前記撮影コマに対して画像解析を行って前記人数を判定することを特徴とする請求項7記載のデジタルカメラ。
  9. 前記人数判定手段は、前記撮影コマが前記記憶メディアに格納された後、格納済みの前記撮影コマを読み出して画像解析を行って前記人数を判定することを特徴とする請求項7記載のデジタルカメラ。
  10. 前記人数判定手段は、前記撮影コマから検出された顔画像の大きさを調べて、その大きさが所定値以上である顔画像の数を前記人数としてカウントすることを特徴とする請求項7〜9いずれか記載のデジタルカメラ。
  11. 前記プリント指定情報に設定可能な前記プリント枚数の上限値が予め決められており、前記人数判定ステップで判定された人数に関わらず、前記プリント枚数を前記上限値に制限することを特徴とする請求項7〜10いずれか記載のデジタルカメラ。
  12. 前記プリント枚数の上限値は、1つの撮影コマに対する上限値であることを特徴とする請求項11記載のプリント指定情報記録方法。
  13. 前記上限値を変更する上限値変更手段を備えていることを特徴とする請求項11又は12記載のデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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