JP2011232615A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】可視光撮像時と近赤光撮像時とに関わりなく、迅速なフォーカシング動作を行える撮像装置を提供する。
【解決手段】通常撮影モードが設定された場合と、近赤撮影モードが設定された場合とで、フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるようにズームコントローラを制御する。ズーム光学系が可視光に最適な光学設計がなされていても、近赤撮影モードが設定された場合には、近赤撮影モードに対応する軌跡でフォーカスレンズ群を移動させるので、設定されたズーム倍率に応じて、例えば基準位置として無限遠方に(但し、これに限られない)ピントが合う位置にフォーカスレンズ群を予め移動させておくことができるため、そこから像面AFのステップ動作で短い距離だけ移動させれば、夜間でも被写体の合焦状態を得ることができる。
【選択図】図7
【解決手段】通常撮影モードが設定された場合と、近赤撮影モードが設定された場合とで、フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるようにズームコントローラを制御する。ズーム光学系が可視光に最適な光学設計がなされていても、近赤撮影モードが設定された場合には、近赤撮影モードに対応する軌跡でフォーカスレンズ群を移動させるので、設定されたズーム倍率に応じて、例えば基準位置として無限遠方に(但し、これに限られない)ピントが合う位置にフォーカスレンズ群を予め移動させておくことができるため、そこから像面AFのステップ動作で短い距離だけ移動させれば、夜間でも被写体の合焦状態を得ることができる。
【選択図】図7
Description
本発明は、AFズームレンズを有する撮像装置に関する。
例えば、夜間の撮影用カメラとして、赤外線を投射して被写体からの反射光を受光しモノクロ画像を形成するものが知られているが、昼間の撮影用カメラに対して、波長帯域感度が異なる撮像素子を用いることが一般的であった。これに対し、可視光及び赤外光を問わずカラー画像を撮像したいという要求がある。しかしながら、例えば近赤外領域では可視光の強度が小さく、被写体にピントが合うようフォーカシング動作を行うのに十分な情報を得ることができない。そこで、特許文献1では、撮影に応じて特性が異なるフィルタを抜き差ししているが、構成が複雑となるという問題がある。一方、特許文献2では、波長帯域毎に撮像ユニットを設けるようにしているが、装置が大型化するという問題がある。
ところで、特許文献3には、通常の撮像素子で使用するRGBフィルタの他にIRフィルタを有し、可視光から近赤外光までの広帯域の光を受光する撮像素子を用いて、1度の撮影で、RGBフィルタを透過した光を用いて色情報を取得し、同時にIRフィルタを通過した光を用いて輝度情報を取得できる撮像装置も開発されている。このような撮像装置を用いれば、コンパクトな構成ながら、夜間のカラー画像撮像も可能になる。
しかしながら、このような撮像装置にズームレンズを組み合わせた場合、フォーカシング動作の遅れがあることを本発明者が見出した。より具体的には、一般的な光学系は、通過する光の波長に応じて屈折率が異なるので、可視光撮像時のフォーカシングレンズ位置と、近赤光撮像時のフォーカシングレンズ位置とは本来的に異なるが、広角撮影では、その差はあまり大きくない。これに対し望遠撮影では、フォーカシングレンズ位置が大きく異なるので、例えば近赤光撮像時に、基準位置からフォーカシングレンズをステップ駆動して、合焦位置を探索する場合における探索時間が長くかかる恐れがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、可視光撮像時と近赤光撮像時とに関わりなく、迅速なフォーカシング動作を行える撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮像装置は、通常撮影モードと近赤撮影モードのいずれかを選択的に設定可能となっている撮像装置であって、
光軸方向に移動可能なフォーカスレンズ群とズームレンズ群とを備えた光学系と、
前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群を駆動するズーム駆動部と、
前記フォーカスレンズ群を駆動するフォーカス駆動部と、
前記光学系を介して形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子からの信号に基づいて、前記ズーム駆動部と前記フォーカス駆動部とを制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記通常撮影モードが設定された場合と、前記近赤撮影モードが設定された場合とで、前記フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるように前記ズーム駆動部を制御することを特徴とする。
光軸方向に移動可能なフォーカスレンズ群とズームレンズ群とを備えた光学系と、
前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群を駆動するズーム駆動部と、
前記フォーカスレンズ群を駆動するフォーカス駆動部と、
前記光学系を介して形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子からの信号に基づいて、前記ズーム駆動部と前記フォーカス駆動部とを制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記通常撮影モードが設定された場合と、前記近赤撮影モードが設定された場合とで、前記フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるように前記ズーム駆動部を制御することを特徴とする。
例えば日中の太陽が出ている時間帯においては、被写体から照射される光は可視光が支配的であるので、通常撮影モードとして可視光を用いてフォーカシング動作を行う。一方、例えば太陽が出ていない夜間などでは被写体から照射される光は近赤外光が支配的であるので、近赤撮影モードとして近赤外光を用いてフォーカシング動作を行う。このようなモードの切換は、モードスイッチなどで行える。しかるに、可視光撮像時と近赤光撮像時とでは、フォーカシングレンズ群の位置が異なるので、ズーム撮影時にフォーカシング動作の遅れが問題となる。
これに対し本発明によれば、前記制御部が、前記通常撮影モードが設定された場合と、前記近赤撮影モードが設定された場合とで、前記フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるように前記ズーム駆動部を制御する。前記通常撮影モードが設定された場合と、前記近赤撮影モードが設定された場合とで、前記フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせているので、設定された撮影モードに関わらず、例えば像面AFのための前記フォーカスレンズ群の移動距離が最小で済み、迅速なフォーカシング動作を行える。これにより、短い時間で昼間でも夜間でも鮮明な画像を得ることが可能となる。
一般的に可視光を用いた場合に比べ近赤外光を用いた場合には、フォーカスレンズ群が正のパワーを有するとき、フォーカスレンズ群の軌跡は可視光領域の光を用いた場合の軌跡より常に物体側となり、フォーカスレンズ群が負のパワーを有するとき、フォーカスレンズ群の軌跡は可視光領域の光を用いた場合の軌跡より常に像側の軌道となる場合が多い。即ち、可視光領域に最適化された光学系でも、フォーカスレンズ群の軌跡を補正することで、赤外領域に最適な結像を得ることができるといえる。
請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に記載の発明において、近赤外光を出射する光源を有することを特徴とする。これにより夜間において、近赤外光の出射量が少ない被写体に対しても、精度良くフォーカシング動作を行うことができる。
請求項3に記載の撮像装置は、請求項2に記載の発明において、前記近赤外光は略単一波長であることを特徴とする。ここでいう単一波長とはあるスペクトルの広がりを有する略単一波長のことである。略単一波長の近赤外光を用いることで、前記撮像素子から像面AFを行うのに適した解像力信号を得ることができる。尚、この近赤外光の波長を、例えば650〜800nmとすると視覚を通じて認識することが可能になるので、撮像装置の悪用を防ぐことができる。また、良好な解像力信号を得る上でもこの程度の波長のほうが望ましい。
請求項4に記載の撮像装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記近赤撮影モードは、前記光学系を通過して前記撮像素子に受光される光の強度が、近赤領域内で最大になるときに設定されることを特徴とする。これに対し前記通常撮影モードは、前記光学系を通過して前記撮像素子に受光される光の強度が、可視光領域内で最大になるときに設定できる。「近赤領域」とは、例えば650〜1000nmの波長帯域をいう。「可視光領域」とは、例えば400〜700nm(好ましくは400〜650nm)の波長帯域をいう。
請求項5に記載の撮像装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記撮像素子は撮像素子に入射する光量に応じて感度特性が変化することを特徴とする。例えば前記撮像素子に入ってくる光量に応じて、リニアからログに感度特性が変化する撮像素子を用いることで、広いダイナミックレンジを得ることができる。このような撮像素子をリニアログ変換型センサといい、例えば特開平05―30350号公報に記載されている。
請求項6に記載の撮像装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記通常撮影モードと前記近赤撮影モードとを切り換える切り換えスイッチを有することを特徴とする。撮影者により、視覚を通じて感じる波長帯域が異なる。そこで、撮影者自ら、前記切り換えスイッチを操作して、前記通常撮影モードと前記近赤撮影モードとを切り換えるようにすると、好みの撮像を行うことができる。但し、例えば可視光と近赤外光の量を検出比較して、支配的になった方に合わせてモードを自動的に切り換えることもできる。
請求項7に記載の撮像装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記撮像素子は、少なくとも近赤外光を含む波長領域において、異なる波長帯域の光束を透過させる少なくとも3種類の光学フィルタを有することを特徴とする。
尚、「異なる波長帯域の光束を透過させる光学フィルタ」とは、透過させる光の波長帯域が完全に一致していない光学フィルタをいい、透過させる光の波長帯域が部分的に異なるものを含む。このような光学フィルタとしては、例えば可視光領域と赤外光領域全域を透過するWフィルタ、可視光領域のうち緑色成分と赤色成分の領域と赤外光領域を透過するYeフィルタ、可視光領域のうち赤色成分の領域と赤外光領域を透過するRiフィルタ、赤外光領域のみを透過するIRフィルタの組み合わせがある。また例えば、通常の撮像素子で用いられるRGBフィルタに、赤外光領域のみを透過するIRフィルタを組み合わせて用いることもできる。
本発明によれば、可視光撮像時と近赤光撮像時とに関わりなく、迅速なフォーカシング動作を行える撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像装置100の内部ブロック図である。撮像装置100には、ズームレンズ群111及びフォーカスレンズ群112を含むズーム光学系OS、ズームコントローラ111a、フォーカスレンズ112、フォーカスコントローラ112a、アイリス113、アイリスモータ113a、モータドライバ114、固体撮像素子であるCCD(Charge Couple Device)115、TG(タイミングジェネレータ)116、CDS/AMP117、A/D(Analog/Degital)変換部118、画像入力コントローラ119、画像信号処理部120、圧縮処理部121、ビデオエンコーダ122、CPU123、AF検出部124、AE&AWB検出部125、SDRAM126、VRAM127、メディアコントローラ128、SRAM129、各種スイッチ130、サーミスタ140、LED、表示装置150、バックアップ電源170、通信装置180及び出射光源190が具備されている。尚、通信装置180は必ずしも必要ではない。
CCD115は、リニアログ型センサであり、カラーフィルタを備える画素により可視カラー画像成分を撮像し、赤外フィルタを備える画素により赤外画像成分を撮像し、素通しのフィルタを備えた又はフィルタのない画素により可視輝度画像成分と赤外画像成分とを含む輝度画像成分を撮像する機能を有する。
図2は、CCD115の有するフィルタFの一部を示す概略図である。図3は、フィルタFの分光特性を示す図である。これらと同等の機能を有するものであれば、図に示す構成に限らない。
図2に示すように、画素単位にマトリクス状に繰り返し配設される画素フィルタは、4種類のフィルタ(光学フィルタともいう)W、Ye、Ri、IRからなっており、これらはそれぞれCCD115の個々の画素の前に配置されている。より具体的には、第1行第1列にフィルタRiが配列され、第2行第1列にフィルタIRが配列され、第1行第2列にフィルタWが配列され、第2行第2列にフィルタYeが配列されるというように、フィルタR、フィルタIR、フィルタW,及びフィルタYeは干鳥状に配列されている。但し、これは一例であり、他のパターンでフィルタR、フィルタIR、フィルタW、及びフィルタYeを千鳥状に配列してもよい。尚、フィルタWは素通しでもよく、その場合にはフィルタFは3種類の光学フィルタからなる。
フィルタWは、可視光と赤外光を全て透過し、フィルタYeは緑色光から赤外光までを透過し、フィルタRiは赤色と赤外光とを透過し、フィルタIRは赤外光のみを透過する。これらの各フィルタは、それぞれ一つの画素に対応している。図3において、フィルタ(W,Ye,Ri,IR)の分光特性の一例を示しているが、例えばフィルタYeは500nm前後のカットオフ周波数を持ち、フィルタRiは600nm前後にカットオフ周波数を持ち、フィルタIRは700nm前後にカットオフ周波数を持つ。フィルタWはカットオフ周波数を有していない。この様なフィルタFは、通常、撮像装置のレンズと受光素子との間に挿入配置される。このフィルタの例では、400nm〜700nmを可視光波長領域とし、700nm〜1100nmを赤外光波長領域とするが、これに限られることはない。
以上の構成のフィルタの代わりにYe、M(マゼンタ)+IR、C(シアン)十IR(但し、M+IRは、緑色光のみを遮蔽し、C+IRは赤色光のみを遮蔽する。)でも実現可能である。ただし、フィルタ(Ye,Ri,IR)は、分光透過特性が急峻にすることができ、例えば、M+IRフィルタやC+IRフィルタに比べて、分光透過特性が良好である。つまり、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、可視光波長+赤外光波長帯域のうち、中央の一部の領域である緑色光領域及び赤色光領域のみを遮蔽する特性を有しており、このようなフィルタに、フィルタ(Ye,Ri,IR)のような急峻な分光透過特性を持たせることは困難である。そのため、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、演算してもRGB画像成分を精度良く抽出することができない。よって、フィルタ(W,Ye,Ri,IR)を用いてCCD115を構成することで、CCD115の高性能化を図ることができる。
本実施の形態の撮像装置を用いて撮像を行う場合、撮影者はモード切り換えスイッチ(130)を用いて、通常撮影モードと近赤撮影モードのいずれかを設定する。例えば、CCD115に受光される光の強度が、近赤領域内で最大になる夜間撮像の場合などは、近赤撮影モードが設定されると好ましい。設定された撮影モードに応じて、CPU123は、ズームコントローラ111aを介して、フォーカスレンズ群112の移動軌跡を異ならせるようになっている(後述する図7参照)。かかる移動軌跡は、プログラムの一部としてSDRAM126に記憶され、必要に応じてCPU123に読み出される。
近赤撮影モードが設定されると、出射光源190より700nm前後の近赤外光が被写体に向かって照射される。一方、通常撮影モードが設定されると、出射光源190からは近赤外光が出射されない。図2の撮像装置100の左方から被写体光(可視光及び近赤外光)が入射し、ズーム光学系OSを経て、被写体光の光量を調整するアイリス113を通過した後、フィルタを介してCCD115の受光面上に結像する。
アイリス113は、アイリスモータ113aにより駆動され移動する。また、ズームレンズ群111およびフォーカスレンズ群112は、ズーム動作のためにズームコントローラ(ズーム駆動部)111aにより光軸方向に駆動され、フォーカスレンズ群112は、フォーカシング動作のためにフォーカスコントローラ(フォーカス駆動部)112aによりズームレンズ群111と独立して光軸方向に駆動される。アイリスモータ113aを作動させる指示は、制御装置であるCPU123からモータドライバ114を通じて伝達されるとともに、ズームコントローラ111aおよびフォーカスコントローラ112aを作動させる指示は、CPU123から直接伝達される。
ズームレンズ群111およびフォーカスレンズ群112は、撮影画角を設定するズーム機能を実現するためのレンズである。このズーム機能は、一般的には、光軸に沿う方向にズームレンズが移動されて、撮影レンズを構成する複数のレンズ間の相対的な位置が調整されることにより実現される。
フォーカスレンズ群112は、被写体に自動的に焦点を合わせるTTLAF(Through The Lens Auto Focus)機能を実現するためのレンズである。このTTLAF機能とは、光軸に沿う方向にフォーカスレンズ群112を移動させながら、CCD115で得られた画像信号のコントラストを検出し、そのコントラストのピークが得られるレンズ位置をピント位置として、フォーカスレンズ群をピント位置に調節するものである。尚、フォーカスレンズ群112は、ズーム動作時にズームレンズ群111と連動して光軸方向に移動するが、その移動軌跡については、実施例を参照して後で詳しく説明する。
アイリス113は、AE&AWB検出部125で検出された被写体輝度に基づいて駆動されることによって、被写体光の光量を調整する。
CCD115は、ズーム光学系OSを通過した被写体光を受光して、被写体光に基づく被写体像を、アナログ信号である被写体信号として読み取る。この撮像装置100では、不図示のシャッタボタンが押されて被写体が撮影される本撮影の前にも、上述したAF機能の実行や、スルー画像表示のために、解像度が低い一時的な画像データ(以下では、この解像度が低い一時的な画像データを低解像度データと称する)が生成される。CCD115で生成された被写体信号は、シャッタボタンが押されたときは、そのままCDS/AMP117に出力され、本撮影の前には、TG116から発せられる信号に同期したタイミングごとに、低解像度データ用に間引かれてCDS/AMP117に出力される。
CDS/AMP117は、被写体信号の増幅およびゲインの調整を行う。A/D変換部118は、被写体信号をデジタルデータである画像データに変換する。前述したように、CCD115では所定のタイミングごとに間引かれた被写体信号が生成されるため、A/D変換部118でも所定のタイミングごとに低解像度データが生成され続ける。低解像度データは、画像入力コントローラ119を介して、AF検出部124やAE&AWB検出部125や画像信号処理部120に送られる。画像信号処理部120に送られた低解像度データは、所定の画像処理が施された後にビデオエンコーダ122に送られ、データ形式が変換された後に表示装置150に送られて、撮像装置100の背面に設けられた表示画面にスルー画像として表示される。また、本撮影時に生成される画像データ(以下では、本撮影時に生成される画像データを撮影画像データと称する)は、画像入力コントローラ119を介して一旦SDRAM126に送られる。
撮像装置100には、この撮像装置100内で実行されるプログラムが記憶されたり、中間バッファとして用いられる記録速度が高速なSDRAM126、各種メニュー画面用のデータや、ユーザの設定内容などが記憶されたデータ保存用のメモリであるSRAM129、圧縮された画像データが記憶されるVRAM127の3つのメモリが設けられている。VRAM127は2つの領域に分割されており、画像データが領域A,Bに順番に記憶され、記憶された画像データはビデオエンコーダ122やメディアコントローラ128に順次に読み出される。
AE&AWB検出部125は、画像入力コントローラ119から送られてきた低解像度データに基づいて、被写体の明るさやホワイトバランスを検出する。測定結果はCPU123に伝えられる。
AF検出部124は、画像入力コントローラ119から送られてきた低解像度データに基づいて、撮影画像のコントラストを検出する。検出されたコントラストはCPU123に送られる。
CPU123は、シャッタボタンや電源スイッチ、モード切り換えスイッチなどといった各種スイッチ130で設定された設定内容が伝えられ、その設定内容に応じて撮像装置100の各種要素を制御する。また、CPU123は、AE&AWB検出部125で測定された被写体の明るさに基づいてシャッタスピードや絞り値を決定するとともに、AF検出部124で検出されたコントラストに基づいて、フォーカスレンズ群112の合焦位置を決定する(像面AF)。
本撮影時に生成されてSDRAM126に記憶された撮影画像データは、CPU123からの指示に従って、画像信号処理部120によって取得される。画像信号処理部120は、撮影画像データにRGBレベルの調節処理、ガンマ調整処理などを施して、画像処理後の撮影画像データを圧縮処理部121に送る。圧縮処理部121は、撮影画像データに圧縮処理を施して、圧縮後の撮影画像データをVRAM127に送る。ビデオエンコーダ122は、CPU123からの指示に従い、VRAM127から圧縮後の撮影画像データを取得して、その圧縮後の撮影画像データを表示画面で表示することができるデータの形式に変換する。変換後の撮影画像データは、表示装置150に送られる。表示装置150は、撮影画像データが表す撮影画像を表示画面に表示する。メディアコントローラ128は、記録メディア160への撮影画像データの記録や読み出しを制御する。また、本実施の形態の撮像装置100は、通信装置180を介して外部の端末と通話を行ったり、撮影画像データを送受信可能となっている。
図2は、CCD115の有するフィルタFの一部を示す概略図である。図3は、フィルタFの分光特性を示す図である。これらと同等の機能を有するものであれば、図に示す構成に限らない。
図2に示すように、画素単位にマトリクス状に繰り返し配設される画素フィルタは、4種類のフィルタ(光学フィルタともいう)W、Ye、Ri、IRからなっており、CCD115の個々の画素の前にそれぞれ配置されている。より具体的には、第1行第1列にフィルタRiが配列され、第2行第1列にフィルタIRが配列され、第1行第2列にフィルタWが配列され、第2行第2列にフィルタYeが配列されるというように、フィルタR、フィルタIR、フィルタW,及びフィルタYeは干鳥状に配列されている。但し、これは一例であり、他のパターンでフィルタR、フィルタIR、フィルタW、及びフィルタYeを千鳥状に配列してもよい。尚、フィルタWは素通しでもよく、その場合にはフィルタFは3種類の光学フィルタからなる。
フィルタWは、可視光と赤外光を全て透過し、フィルタYeは緑色光から赤外光までを透過し、フィルタRiは赤色と赤外光とを透過し、フィルタIRは赤外光のみを透過する。これらの各フィルタは、それぞれ一つの画素に対応している。図3において、フィルタ(W,Ye,Ri,IR)の分光特性の一例を示しているが、例えばフィルタYeは500nm前後のカットオフ周波数を持ち、フィルタRiは600nm前後にカットオフ周波数を持ち、フィルタIRは700nm前後にカットオフ周波数を持つ。フィルタWはカットオフ周波数を有していない。この様なフィルタFは、通常、撮像装置のレンズと受光素子との間に挿入配置される。ここでは、400nm〜700nmを可視光波長領域とし、700nm〜1100nmを赤外光波長領域とする。
以上の構成のフィルタの代わりにYe、M(マゼンタ)+IR、C(シアン)十IR(但し、M+IRは、緑色光のみを遮蔽し、C+IRは赤色光のみを遮蔽する。)でも実現可能である。ただし、フィルタ(Ye,Ri,IR)は、分光透過特性が急峻にすることができ、例えば、M+IRフィルタやC+IRフィルタに比べて、分光透過特性が良好である。つまり、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、可視光波長+赤外光波長帯域のうち、中央の一部の領域である緑色光領域及び赤色光領域のみを遮蔽する特性を有しており、このようなフィルタに、フィルタ(Ye,Ri,IR)のような急峻な分光透過特性を持たせることは困難である。そのため、M+IRフィルタ及びC+IRフィルタは、それぞれ、演算してもRGB画像成分を精度良く抽出することができない。よって、フィルタ(W,Ye,Ri,IR)を用いてCCD115を構成することで、CCD115の高性能化を図ることができる。
ここで、画像処理における輝度信号及び色差信号の生成について更に説明する。画像信号処理部120は、CCD115のフィルタYeを通過した光束を受光した画素の出力信号である画像成分Ye、フィルタRiを通過した光束を受光した画素の出力信号である画像成分Ri、フィルタIRを通過した光束を受光した画素の出力信号である画像成分IR、及びフィルタWを通過した光束を受光した画素の出力信号である画像成分Wのそれぞれに欠落画素データを補間するための補間処理を施し、画像成分Ri、画像成分IR、画像成分W、及び画像成分YeのそれぞれをCCD115の画素数と同一画素数からなる画像データにする。なお、画像成分Ye、Ri、IR、Wに欠落画素データが発生するのは、フィルタ(W,Ye,Ri,IR)が千鳥状に配列されているためである。また。補間処理としては、例えば線形補間処理を採用すればよい。
更に画像信号処理部120は、補間処理が施された画像成分Yeと、画像成分Riと、画像成分IRと、画像成分Wとを式(1)により合成して、色信号dR、dG、dB(RGB色信号)を生成する。
dR=Ri−IR
dG=Ye−Ri ・・・・・(1)
dB=W−Ye
dR=Ri−IR
dG=Ye−Ri ・・・・・(1)
dB=W−Ye
また画像信号処理部120は、式(2)に示すように、色信号dR,dG,dBを、輝度信号Y(第2の強度信号の一例)と色差信号Cb、Cr(色度信号の一例)とを含む色空間に変換する、ここで、色差信号Cbは青の色差信号を示し、色差信号Crは赤の色差信号を示す。
Y=0.3dR+0.59dG+0.11dB
Cb=dB−Y ・・・・・(2)
Cr=dR−Y
Y=0.3dR+0.59dG+0.11dB
Cb=dB−Y ・・・・・(2)
Cr=dR−Y
更に、画像信号処理部120は、式(3)に示すように、画像成分Ye、Ri、IR、Wを加算することで得られ輝度信号Yadd(第1の強度信号の一例)を、変換対象となる色空間の輝度信号として算出する。
Yadd=(1/4)×(Ri十IR十W十Ye) ・・・・・(3)
Yadd=(1/4)×(Ri十IR十W十Ye) ・・・・・(3)
ここで、輝度信号Yaddは、加算処理により算出されているため。減算処理により輝度信号Yを算出した場合に比べてノイズ成分を低くすることができる。
また、画像信号処理部120は、式(2)で求めた色差信号Cb、Crをスムージング処理し、色差信号Cbs、Crsを算出する。ここで,スムージング処理としては、例えば、5×5等の比較的小サイズのローパスフィルタを用いて繰り返し処理し、色差信号Cb、Crを多重解像度化するフィルタ処理であるカスケードフィルタ処理を採用してもよい。また、比較的サイズの大きな所定サイズのローパスフィルタを用いたフィルタ処理を採用してもよい。
また、発光する被写体に対してはぼけることなく、エッジ以外の領域を平滑化するエッジ保存フィルタ(画素間の信号レベル差がある基準値より小さい場合いに平滑化し、基準値より大きい部分は平滑化しないフィルタ)処理を採用してもよい。なお、発光していることを検出するのは、赤外成分と可視光成分とを比較することにより推測できる。
このように、色差信号Cb,Crにスムージング処理を行うことで、色差信号Cb、Crに含まれるノイズ成分がぼかされ、色差信号Cb、CrのS/N比を向上させることができる。
また画像信号処理部120は、式(4)に示すように、式(2)で求めた輝度信号Yに対する式(3)で求めた輝度信号Yaddの割合RT1(第1の割合:RT1=Yadd/Y)に応じて色差信号Crs、Cbsを補正し、色差信号Crm、Cbmを求める。
Crm=Crs×Yadd/Y
Cbm=Cbs×Yadd/Y ・・・・・(4)
Crm=Crs×Yadd/Y
Cbm=Cbs×Yadd/Y ・・・・・(4)
このように割合RT1を用いて色差信号Crs,Cbsを補正することで、変換対象となる色空間における色差信号と輝度信号とをバランス良く算出することができる。この処理を行なわないと、色信号dR´、dG´、dB´を計算したとき、輝度信号Yaddが輝度信号Yよりも大きい場合には鮮やかさが矢われ、輝度信号Yaddが輝度信号Yよりも小さい場合には鮮やかさが過剰になる問題を引き起こす。
本実施の形態によれば、式(1)を用いて輝度信号Yaddを算出しているため、夜間であってもS/N比の高い輝度信号Yaddを算出することができる。また、色差信号Cr、Cbをスムージング処理しているため、夜間であってもS/N比の高い色差信号Crs、Cbsを算出することができる。その後、式(2)を逆変換することで、輝度信号Yadd、色差信号Crm、Cbmから色信号dR´、dG´、dB´を算出する。かかる色信号を用いることで、夜間撮像であっても鮮明なカラー画像を得ることができる。
(実施例)
図4は、広角端にある実施例のズーム光学系の断面図であり、図5は、中間位置にある実施例のズーム光学系の断面図であり、図6は、望遠端にある実施例のズーム光学系の断面図である。
図4は、広角端にある実施例のズーム光学系の断面図であり、図5は、中間位置にある実施例のズーム光学系の断面図であり、図6は、望遠端にある実施例のズーム光学系の断面図である。
図4〜7において、ズーム光学系OSは、物体側から、負レンズL1,正レンズL2,正レンズL3、負レンズL4,負レンズL5,正レンズL6,絞りS、正レンズL7,正レンズ群G1を有している。ここで、正レンズL3、負レンズL4,負レンズL5が光軸方向可動なズームレンズ群111であり、正レンズ群G1が光軸方向に可動なフォーカスレンズ群112である。それ以外のレンズと絞りは固定されている。尚、CGは、CCDのカバーガラスである。
ズーム動作において広角側から望遠側に向かうに連れて、ズームレンズ群111は、物体側から像側にリニアに一体的に移動し、フォーカスレンズ群112は、まず物体側に移動した後、像側に一体的に移動する(図4の矢印参照)。このとき無限遠方にピントが合うフォーカスレンズ群112の移動軌跡を、可視光入射時と、λ=750nmの光(近赤外光)入射時とで分けて図7に示す。
ここで、f_frontを、固定された正レンズL7とフォーカスレンズ群112の間隔とし、f_backを、固定されたカバーガラスCGとフォーカスレンズ群112の間隔とする。図7から明らかであるが、本実施例では、フォーカスレンズ群112が正のパワーを有するので、可視光を用いた場合に比べ近赤外光を用いた場合には、フォーカスレンズ群の軌跡は可視光領域の光を用いた場合の軌跡より常に物体側となっているが、その差は望遠側でより増大している。
本実施の形態によれば、CPU123は、通常撮影モードが設定された場合と、近赤撮影モードが設定された場合とで、図7に一例として示すように、フォーカスレンズ群112の移動軌跡を異ならせるようにズームコントローラ111aを制御する。従って、ズーム光学系OSが可視光に最適な光学設計がなされていても、近赤撮影モードが設定された場合には、近赤撮影モードに対応する軌跡でフォーカスレンズ群112を移動させるので、設定されたズーム倍率に応じて、例えば基準位置として無限遠方に(但し、これに限られない)ピントが合う位置にフォーカスレンズ群112を予め移動させておくことができるため、そこから像面AFのステップ動作で短い距離だけ移動させれば、夜間でも被写体の合掌状態を得ることができる。即ち、設定された撮影モードに関わらず、像面AFのためのフォーカスレンズ群112の移動距離が最小で済み、迅速なフォーカシング動作を行えるのである。尚、ズーム光学系OSが近赤外光に最適な光学設計がなされていた場合でも同様である。
本発明は、明細書に記載の実施例に限定されるものではなく、他の実施例・変形例を含むことは、本明細書に記載された実施例や思想から本分野の当業者にとって明らかである。明細書の記載及び実施例は、あくまでも例証を目的としており、本発明の範囲は後述するクレームによって示されている。本発明の撮像装置はスチルカメラやビデオカメラなど各種の用途に適用できる。又、モード切り換えスイッチ(130)によらず、可視光の強度と近赤外光の強度とを比較して、可視光の強度が大きいときは通常撮影モード、近赤外光の強度が大きいときは近赤撮影モードを設定しても良い。
100 撮像装置
111 ズームレンズ群
111a ズームコントローラ
112 フォーカスレンズ群
112a フォーカスコントローラ
113 アイリス
113a アイリスモータ
114 モータドライバ
115 CCD
116 TG
117 CDS/AMP
118 A/D変換部
119 画像入力コントローラ
120 画像信号処理部
121 圧縮処理部
122 ビデオエンコーダ
123 CPU
124 AF検出部
125 AE&AWB検出部
126 SDRAM
127 VRAM
128 メディアコントローラ
129 SRAM
130 各種スイッチ
140 サーミスタ
150 表示装置
170 バックアップ電源
180 通信装置
OS ズーム光学系
111 ズームレンズ群
111a ズームコントローラ
112 フォーカスレンズ群
112a フォーカスコントローラ
113 アイリス
113a アイリスモータ
114 モータドライバ
115 CCD
116 TG
117 CDS/AMP
118 A/D変換部
119 画像入力コントローラ
120 画像信号処理部
121 圧縮処理部
122 ビデオエンコーダ
123 CPU
124 AF検出部
125 AE&AWB検出部
126 SDRAM
127 VRAM
128 メディアコントローラ
129 SRAM
130 各種スイッチ
140 サーミスタ
150 表示装置
170 バックアップ電源
180 通信装置
OS ズーム光学系
Claims (7)
- 通常撮影モードと近赤撮影モードのいずれかを選択的に設定可能となっている撮像装置であって、
光軸方向に移動可能なフォーカスレンズ群とズームレンズ群とを備えた光学系と、
前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群を駆動するズーム駆動部と、
前記フォーカスレンズ群を駆動するフォーカス駆動部と、
前記光学系を介して形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子からの信号に基づいて、前記ズーム駆動部と前記フォーカス駆動部とを制御する制御部とを有し、
前記制御部は、前記通常撮影モードが設定された場合と、前記近赤撮影モードが設定された場合とで、前記フォーカスレンズ群の移動軌跡を異ならせるように前記ズーム駆動部を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像装置は、近赤外光を出射する光源を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記近赤外光は略単一波長であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記近赤撮影モードは、前記光学系を通過して前記撮像素子に受光される光の強度が、近赤領域内で最大になるときに設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記撮像素子は撮像素子に入射する光量に応じて感度特性が変化することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記通常撮影モードと前記近赤撮影モードとを切り換える切り換えスイッチを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記撮像素子は、少なくとも近赤外光を含む波長領域において、異なる波長帯域の光束を透過させる少なくとも3種類の光学フィルタを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
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JP2010103696A JP2011232615A (ja) | 2010-04-28 | 2010-04-28 | 撮像装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-04-28 JP JP2010103696A patent/JP2011232615A/ja active Pending
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