JP2005113118A - フォトレジスト単量体、フォトレジスト重合体、フォトレジスト重合体の製造方法、フォトレジスト組成物及びフォトレジストパターン形成方法 - Google Patents

フォトレジスト単量体、フォトレジスト重合体、フォトレジスト重合体の製造方法、フォトレジスト組成物及びフォトレジストパターン形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】LERが改善されたパターンを得るため透過率、エッチング耐性、耐熱性、接着性及び低い光吸収度を有し、現像液に対する親和度の高いフォトレジスト用重合体を提供する。さらに、前記重合体を含むフォトレジスト組成物及びこれを用いたパターン形成方法を提供する。
【解決手段】本発明はフォトレジスト重合体及びフォトレジスト組成物に関し、より詳しくはフォトレジスト単量体に用いられる下記式(1)の化合物と、これを含むフォトレジスト重合体及びこの重合体を含む本発明のフォトレジスト組成物は 193nm及び157nm波長で透過率、エッチング耐性、耐熱性、接着性及び低い光吸収度を有し、現像液に対する親和度が高いので、LERを改善させることができる。
【化1】

前記式で、R、R´、R´´、R1、R2、R3、R4、R5及びmは明細書に定義した通りである。
【選択図】図1

Description

本発明はフォトレジスト重合体及びフォトレジスト組成物に関し、より詳しくはフォトレジスト単量体に用いられる式(1)の化合物と、これを含むフォトレジスト重合体及びこの重合体を含む本発明のフォトレジスト組成物は193nm及び157nmだけでなく13nm波長で優れた透過率、エッチング耐性、耐熱性及び接着性に優れ、低い光吸収度を有し、現像液に対する親和度が高いため、LER(Line Edge Roughness)を改善させることができる。
一般に、ArF及びVUV(Vacuum Ultra Violet)用フォトレジストに用いられるためには193nm及び157nm波長で光吸収度が低くなければならず、エッチング耐性と基板に対する接着性に優れなければならず、2.38wt%及び2.6wt%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH) 水溶液で現象可能でなければならないなどの多くの要件を満たさなければならない。現在までのフォトレジストの主な研究方向は248nm及び193nmで高い透明性があるとともに、エッチング耐性がノボラック樹脂のような水準の物質を探索することである。
しかし、大部分のこれらフォトレジスト等は素子の回路が漸次微細化するとともにフォトレジストの厚さも低くなるに伴い、パターンのLERを改善するのが困難であるだけでなく、157nmの波長領域で強い吸光度を示すので、157nm用レジストには不適切である。
前記LERは既存のKrFまたはI-lineレジストパターンよりArF用レジストパターンで一層甚だしく発生するが、その理由は従来のKrFまたはI-line レジストの場合レジスト内部に酸性のアルコール基を含んでいる反面、大部分のArFレジストは内部に酸性のアルコール化合物を含んでいないため、塩基性現像液に対し親和度が低くて一層甚だしく発生する。
前記のような問題点を補うため、フッ素を含むポリエチレン及びポリアクリレート系樹脂が用いられたが、前記フッ素を含むポリエチレン及びポリアクリレート系樹脂の場合エッチング耐性が弱く、シリコン基板に対する接着力が大きく劣るという欠点がある。
それだけでなく、前記ポリエチレン及びポリアクリレート系樹脂の場合、大量生産が難しく価格が高くて商業用に用いられるには適切でないだけでなく、既存の化学増幅型フォトレジストを用いたパターン形成工程の場合、露光後ベーキング工程でフォトレジスト重合体の保護基が切れながらガスが発生してレンズの損傷が発生する。
このような現象は、化学増幅型レジストを用いたパターン形成工程の場合発生する不可欠な事項であり、後続工程の遂行時に半導体素子の安定性を阻害することにより収率が低くなる。
本発明はLERが改善されたパターンを得るため透過率、エッチング耐性、 耐熱性、接着性及び低い光吸収度を有し、現像液に対する親和度の高いフォトレジスト用重合体を提供することに目的がある。
さらに、本発明は前記重合体を含むフォトレジスト組成物及びこれを用いたパターン形成方法を提供することに目的がある。
本発明は、フォトレジスト単量体に用いられるスルトン系化合物、前記化合物を含むフォトレジスト重合体、前記重合体を含む組成物及びこれを用いたフォトレジストパターン形成方法を提供する。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明では下記式(1)の化合物で示されるフォトレジスト単量体を提供する。
前記式(1)で、
RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
R´及びR´´はHまたはCH3であり、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
mは0〜3の整数である。
このとき、前記式(1)の化合物は Tetrahedron. Vol.33, pp 1113〜1118(1977) 及びJ. Am. Chem. SOC. 82, 6181(1960)の方法によって合成することができる。
前記本発明のフォトレジスト単量体に用いられる式(1)の化合物の好ましい例は下記の通りである。すなわち、前記mが0の場合前記化合物は下記式(1a)〜(1f)であるのが好ましい。
さらに、前記RがCH2で、mが1の場合前記式(1)の化合物は下記式(1g)〜(1L)であるのが好ましい。
さらに、本発明では下記式(2)の重合反復単位を含む重合体を提供する。
前記式(2)で、
RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
R´及びR´´はHまたはCH3であり、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
mは0〜3の整数であり、nは10〜150の整数である。
このように、前記本発明の重合体はスルトンを含んでいるので、シリコン基板に対する接着力が高く、193nm及び157nm波長で低い吸収度を有するだけでなく、ベーキング工程時に露光時に発生した酸によって下記反応式(1)のようなメカニズムが発生するので、従来の化学増幅型レジストの問題点のような脱ガス反応は発生せずレンズの損傷を防止することができる。また、 このようなメカニズムによって生成した硫酸を含む露光部位の生成物は現像液に容易に溶解されるので、パターンのLERを改善させることができる。
前記式(2)の重合反復単位の好ましい例は下記式(2a)〜(2L)の通りである。
前記式(2a)〜(2L)で、
nは10〜150の整数である。
さらに、本発明では
(a)下記式(3)と式(4)の化合物を塩の存在下で反応させて前記式(1)の化合物を得る段階、及び
(b)前記式(1)の化合物を重合開始剤の存在下で重合させて前記式(2)の重合体を製造する。
前記式(3)及び(4)で、
RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
R´及びR´´はHまたはCH3であり、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
XはF、ClまたはBrで、
mは0〜3の整数である。
前記重合反応はラジカル重合でバルク重合または溶液重合などで行われ、WO 96/37526(1996年11月28日)に開示されたように金属触媒を用いて形成することもできる。
前記(a)段階の塩はソジウムヒドリド(NaH)、ブチルリチウム(n−BuLi)、リチウムジイソプロピルアミン(Lithium diisopropylamine:LDA)及びリチウムヒドリド(LiH)の中から選択されたものを用いるのが好ましい。
前記(b)段階の重合は溶液重合で、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、メチルエチルケトン、ベンゼン、トルエン及びキシレンでなる群から選択された単独溶媒または混合溶媒を用いる。
さらに、前記(b)段階の重合開始剤はベンゾイルペルオキシド、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、t−ブチルペルアセテート、t−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−t−ブチルペルオキシドでなる群から選択されたものを用いるのが好ましい。
前記方法で製造された重合体はジエチルエーテル、石油エーテル(petroleum ether)、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含む低級アルコールまたは水を単独または混合溶媒で用いて結晶精製するのが好ましい。
さらに、本発明のフォトレジスト重合体は下記式(5)で示される重合反復単位を含む。
前記式(5)で、
R及びR´はC1〜C5のアルキルで、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、R1、R2及びR3が全てHである場合R4及びR5はHでなく、
n及びmは0〜3の整数で、
a:bの相対比は15〜99.9mol%:0.1〜85mol%、好ましくはa:bの相対比は20〜90mol%:10〜80mol%である。
前記本発明の式(5)の重合反復単位は、好ましくは下記式(5a)〜(5x)のように示すことができる。
前記式(5a)〜(5x)で
a:bの相対比は15〜99.9mol%:0.1〜85mol%である。
このとき、前記式(5)の重合反復単位は本発明の重合体の総量を基準に10〜95mol%:90〜5mol%、好ましくは20〜80mol%:80〜20mol%の比率で含まれる。
すなわち、本発明の式(5)で示される重合体は下記式(6a)で示される第1重合反復単位と、下記式(6b)で示される第2重合反復単位で含むのが好ましい。
このような、本発明の重合体は酸性のアルコール基を含んでいるので、 塩基性現像液に対し高い親和度を有するだけでなく、重合体内にフッ素原子を含んでいるので、157nmで既存のハイブリッド形態の感光剤が有する欠点である高い光吸収度を減少させることができる。
さらに、前記本発明の重合体はスルトン基を含んでいるので、シリコン基板に対する接着力が高く、193nm及び157nm波長で低い吸収度を有するだけでなく、ベーキング工程時に露光で発生した酸によって下記反応式(2)のようなメカニズムが発生し、従来の化学増幅型レジストの問題点のような脱ガス反応を発生しないので、レンズの損傷を防止することができる。
さらに、本発明では
(a)下記式(7)と式(8)の化合物を塩の存在下で反応させて下記式(9)の化合物を得る段階、及び
(b)下記式(9)の化合物及び下記式(10)の化合物を重合開始剤の存在下で重合させて前記式(5)の重合体を製造する。
前記式(7)〜(10)で、
R及びR´はC1〜C5のアルキルで、
1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
XはF、Cl及びBrであり、
n及びmは0〜3の整数である。
前記重合反応はラジカル重合で、バルク重合または溶液重合などで行われ、WO 96/37526(1996年11月28日)に開示されているように金属触媒を用いて形成することもできる。
前記(a)段階の塩はソジウムヒドリド(NaH)、ブチルリチウム(n−BuLi)、リチウムジイソプロピルアミン(Lithium diisopropylamine:LDA)及びリチウムヒドリド(LiH)の中から選択されたものを用いるのが好ましい。
前記(b)段階の重合は溶液重合で、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、 テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、メチルエチルケトン、ベンゼン、トルエン及びキシレンでなる群から選択された単独溶媒または混合溶媒を用いる。
また、前記(b)段階の重合開始剤はベンゾイルペルオキシド、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、t−ブチルペルアセテート、t−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−t−ブチルペルオキシドでなる群から選択されたものを用いるのが好ましい。
前記方法で製造された本発明の重合体はジエチルエーテル、石油エーテル、 メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含む低級アルコールまたは水などの単独または混合溶媒で結晶精製するのが好ましい。
さらに、本発明では前記重合体と、光酸発生剤及び有機溶媒を含んでフォトレジスト組成物を製造する。このとき、前記組成物はビニレン系またはアクリル系重合体をさらに含むことができる。
前記の光酸発生剤は光により酸を発生することができる化合物であれば何れも使用可能であり、US 5,212,043(1993年5月18日)、WO 97/33198(1997年9月12日)、WO 96/37526(1996年11月28日)、EP 0794458(1997年9月10日)、EP 0789278(1997年8月13日)、US 5,750,680(1998年5月12日)、US 6,051,678(2000年4月18日)、GB 2,345,286 A(2000年7月5日)、US 6,132,926(2000年10月17日)、US 6,143,463(2000年11月7日)、US 6,150,069(2000年11月21日)、US 6,180,316 B1(2001年1月30日)、US 6,225,020 B1(2001年5月1日)、US 6,235,448 B1(2001年5月22日)及びUS 6,235,447 B1(2001年5月22日)等に開示されているものを含み、主に硫化塩系またはオニウム塩系化合物を用いる。特に、157nm及び193nmで吸光度の低いフタルイミドトリフルオロメタンスルホネート(phthalimido trifluoromethane sulfonate)、ジニトロベンジルトシレート(dinitrobenzyltosylate)、n−デシルジスルホン(n−decyl disulfone)及びナフチルイミドトリフルオロメタンスルホネート(naphthylimido trifluoromethane sulfonate)でなる群から選択されたものを用いるのが好ましく、これと共に、ジフェニルヨード塩ヘキサフルオロホスフェート、ジフェニルヨード塩ヘキサフルオロアルセネート、ジフェニルヨード塩ヘキサフルオロアンチモネート、ジフェニルパラメトキシフェニルスルホニウムトリフレート、ジフェニルパラトルエニルスルホニウムトリフレート、ジフェニルパライソブチルフェニルスルホニウムトリフレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムトリフレート及びジブチルナフチルスルホニウムトリフレートでなる群から選択された光酸発生剤を兼用することができ、前記フォトレジスト重合体に対し0.05〜10wt%の比率で用いられるのが好ましい。光酸発生剤が0.05wt%以下の量で用いられるときはフォトレジストの光に対する敏感度が弱くなり、10wt%以上で用いられるときは光酸発生剤が遠紫外線を多く吸収し、酸が多量発生して断面の不良なパターンを得ることになる。
また、前記有機溶媒は何れも使用可能であり、US 5,212,043(1993年5月18日)、WO 97/33198(1997年9月12日)、WO 96/37526(1996年11月28日)、EP 0 794 458(1997年9月10日)、EP 0 789 278(1997年8月13日)、US 5,750,680(1998年5月12日)、US 6,051,678(2000年4月18日)、GB 2,345,286 A(2000年7月5日)、US 6,132,926(2000年10月17日)、US 6,143,463(2000年11月7日)、US 6,150,069(2000年11月21日)、US 6,180,316 B1(2001年1月30日)、US 6,225,020 B1(2001年5月1日)、US 6,235,448 B1(2001年5月22日)及びUS 6,235,447 B1(2001年5月22日)等に開示されているものを含み、好ましくはジエチレングリコールジエチルエーテル(diethylene glycol diethyl ether)、メチル 3−メトキシプロピオネート(methyl 3−methoxypropionate)、エチル 3−エトキシプロピオネート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン(cyclohexanon)、2−ヘプタノン(2−heptanone)またはエチルラクテート等を単独でまたは混合して用いることができ、前記フォトレジスト重合体に対し500〜2000wt%の比率で用いられるが、これは望む厚さのフォトレジスト膜を得るためのことである。例えば、フォトレジスト重合体に対し有機溶媒が1000wt%で用いられるときのフォトレジストの厚さは約0.25μmである。
本発明ではさらに、下記のような段階で構成されるフォトレジストパターン形成方法を提供する。
(a)前述の本発明に係るフォトレジスト組成物を被エッチング層の上部に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階、
(b)前記のフォトレジスト膜を露光する段階、
(c)前記露光したフォトレジスト膜をベークする段階、及び
(d)前記結果物を現像して望むパターンを得る段階。
前記過程で、露光前にベーク工程を行う段階をさらに含むことができ、このようなベーク工程は70〜200℃で行われる。
前記露光工程はArFだけでなく、KrF、EUV(Extreme Ultra Violet)、 VUV(Vacuum Ultra Violet)、E−ビーム、X−線またはイオンビームを用い、1〜100mJ/cm2の露光エネルギーで行われるのが好ましい。
一方、前記(d)段階の現像はアルカリ現像液、例えば0.01〜5wt%の TMAH水溶液を用いて行うのが好ましい。
本発明ではさらに、前述のパターン形成方法を用いて製造された半導体素子を提供する。
本発明の重合体は酸性のアルコール基を含んでいるので、塩基性現像液に対する親和度が高くLERが改善したパターンを得ることができるだけでなく、フッ素及びスルトンを含んでいるので、シリコン基板に対する接着力が高く、193nm及び157nm波長で低い吸収度を有し、露光後ベーキング工程時に脱ガス反応が発生せずレンズの損傷を防止することができる。それだけではなく、193nmと157nm領域で低い吸光度を有すると共に、耐久性、エッチング耐性、再現性及び解像力に優れ、1G以下のDRAMはもちろん、4G、16G DRAM以上の超微細パターンを形成することができるという効果がある。
以下、本発明を実施例に基づき詳しく説明する。
但し、下記の実施例は本発明を例示するものであるだけで、本発明の内容が下記の実施例により限定されるのではない。
I. フォトレジスト単量体の製造
[実施例1]式(1b)の合成
2,3,3−トリメチル−1,3-プロパンスルトン(2,3,3−trimethyl−1,3−propane sultone)(0.1M)を窒素雰囲気の下で無水テトラヒドロフランに溶解させた後、NaH(0.1M)を添加した。そして、10分間攪拌した後、ビニルブロマイド(vinyl bromide)(0.11M)を添加し、温度を常温で加えながら3時間の間さらに反応した。反応終結後、反応混合物を濾過して NaBrをとり除いた後、ジメチルエーテル/ペンタン(dimethyl ether/pentane)混合溶液で結晶化させて純粋な式(1b)の化合物を得た(92%)。
[実施例2]式(1c)の合成
前記実施例1の2,3,3−トリメチル−1,3−プロパンスルトンの代わりに2,2,3,3−テトラメチル−1,3−プロパンスルトンを用いることを除いては前記実施例1と同一の方法で合成して式(1c)の化合物を得た(96%)。
[実施例3]式(1e)の合成
前記実施例1の2,3,3−トリメチル−1,3−プロパンスルトンの代わりに1,2,3,3−テトラメチル−1,3−プロパンスルトンを用いることを除いては前記実施例1と同一の方法で合成して式(1e)の化合物を得た(92%)。
[実施例4]式(1h)の合成
前記実施例1のビニルブロマイドの代わりにアリルブロマイド(allyl bromide)を用いることを除いては前記実施例1と同一の方法で合成して式(1h)の化合物を得た(86%)。
[実施例5]式(1i)の合成
前記実施例2のビニルブロマイドの代わりにアリルブロマイドを用いることを除いては前記実施例2と同一の方法で合成して式(1i)の化合物を得た(89%)。
[実施例6]式(1k)の合成
前記実施例3のビニルブロマイドの代わりにアリルブロマイドを用いることを除いては前記実施例3と同一の方法で合成して式(1k)の化合物を得た(87%)。
II. フォトレジスト重合体の製造
[実施例7]式(2b)の重合体の合成
前記実施例1で製造された式(1b)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2b)の重合体を得た(53%)。
[実施例8]式(2c)の重合体の合成
前記実施例2で製造された式(1c)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2c)の重合体を得た(52%)。
[実施例9]式(2e)の重合体の合成
前記実施例3で製造された式(1e)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2e)の重合体を得た(53%)。
[実施例10]式(2h)の重合体の合成
前記実施例4で製造された式(1h)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2h)の重合体を得た(50%)。
[実施例11]式(2i)の重合体の合成
前記実施例5で製造された式(1i)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。 反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2i)の重合体を得た(50%)。
[実施例12]式(2k)の重合体の合成
前記実施例6で製造された式(1k)の化合物(0.05M)とAIBN(0.20g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応終結後、反応混合物にヘキサンを添加して得られた固体を真空乾燥させて式(2k)重合体を得た(50%)。
[実施例13]式(5b)の重合体の合成
(段階1)
2,3,3−トリメチル−1,3−プロパンスルトン(1,2,3,3−trimethyl−1,3−propane sultone)(0.1M)を窒素雰囲気の下で無水テトラヒドロフランに溶解させた後、NaH(0.1M)を添加した。そして、10分間攪拌した後、アリルブロマイド(0.11M)を添加し、温度を常温で加えながら3時間の間さらに反応した。反応終結後、反応混合物を濾過してNaBrをとり除いた後、ジメチルエーテル/ペンタン混合溶液で結晶化させて純粋な2−(1−プロペン−3−イル)−3,4,4−トリメチルスルトンを得た(87%)。
(段階2)
前記2−(1−プロペン−3−イル)−3,4,4−トリメチルスルトン(0.1M)、4−ヒドロキシ−4,4−ジ(トリフルオロメチル)ブテン(0.05M)及びAIBN(0.20g)を30mLのテトラヒドロフラン溶液に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応後、反応混合物をヘキサンに滴下して得られた固体を真空乾燥させて式(5b)の重合体を得た(収率49%)。
[実施例14]式(5h)の重合体の合成
前記実施例13の段階1で得た2−(1−プロペン−3−イル)−3,4,4−トリメチルスルトン(0.1M)と3−ヒドロキシ−3,3−ジ(トリフルオロメチル)プロペン(0.05M)及びAIBN(0.20g)を30mLのテトラヒドロフラン溶液に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応後、反応混合物をヘキサンに滴下して得られた固体を真空乾燥させて式(5h)の重合体を得た(収率50%)。
[実施例15]式(5c)の重合体の合成
(段階1)
2,2,3,3−テトラメチル−1,3−プロパンスルトン(1,2,3,3−tetramethyl−1,3−propane sultone)(0.1M)を窒素雰囲気の下で無水テトラヒドロフランに溶解させた後、NaH(0.1M)を添加した。そして、 10分間攪拌した後、アリルブロマイド(0.11M)を添加し、温度を常温で加えながら3時間の間さらに反応した。反応終結後、反応混合物を濾過して NaBrをとり除いた後、ジメチルエーテル/ペンタン混合溶液で結晶化させて純粋な2−(1−プロペン−3−イル)−3,3,4,4−テトラメチルスルトンを得た(87%)。
(段階2)
前記2−(1−プロペン−3−イル)−3,3,4,4−テトラメチルスルトン(0.1M)、4−ヒドロキシ−4,4−ジ(トリフルオロメチル)ブテン(0.05M)及びAIBN(0.20g)を30mLのテトラヒドロフラン溶液に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応後、反応混合物をヘキサンに滴下して得られた固体を真空乾燥させて式(5c)の重合体を得た(収率49%)。
[実施例16]式(5i)の重合体の合成
前記実施例15の段階1で得た2−(1−プロペン−3−イル)−3,3,4,4−テトラメチルスルトン(0.1M)と3−ヒドロキシ−3,3−ジ(トリフルオロメチル)プロペン(0.05M)及びAIBN(0.20g)を30mLのテトラヒドロフラン溶液に溶解させた後、65℃で6時間の間反応させた。反応後、反応混合物をヘキサンに滴下して得られた固体を真空乾燥させて式(5i)の重合体を得た(収率49%)。
III. フォトレジスト組成物の製造及びパターン形成
[実施例17]
前記実施例7で製造した重合体(2g)と光酸発生剤のフタルイミドトリフルオロメタンスルホネート(0.024g)とトリフェニルスルホニウムトリフレート(0.06g)をプロピレングリコールメチルエチルアセテート(PGMEA)(30g)に溶解させた後、0.20μmフィルターで濾過させてフォトレジスト組成物を得た。
このように得たフォトレジスト組成物をシリコンウェーハの被エッチング層の上部にスピンコーティングしてフォトレジスト薄膜を製造した後、130℃のオーブンまたは熱板で90秒間ソフトベークを行い、ArFレーザ露光装備で露光した後、130℃で90秒間再びベークした。このようにベークしたウェーハを2.38wt%のTMAH水溶液で40秒間沈漬して現像することにより、0.08μmのL/S パターンを形成した(図1を参照)。
[実施例18]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例8で製造した重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図2を参照)。
[実施例19]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例9で製造した重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図3を参照)。
[実施例20]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例10で製造した重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図4を参照)。
[実施例21]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例11で製造した重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図5を参照)。
[実施例22]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例12で製造した重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図6を参照)。
[実施例23]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例13の段階2で製造された重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図7を参照)。
[実施例24]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例 14で製造された重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図8を参照)。
[実施例25]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例15の段階2で製造された重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図9を参照)。
[実施例26]
前記実施例7で製造した重合体の代わりに実施例16で製造された重合体(2g)を用いることを除いては前記実施例17と同一の方法でフォトレジスト組成物を製造し、この組成物を用いて0.08μmのL/Sパターンを形成した(図10を参照)。
実施例17によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例18によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例19によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例20によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例21によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例22によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例23によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例24によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例25によって形成されたフォトレジストパターン写真である。 実施例26によって形成されたフォトレジストパターン写真である。

Claims (25)

  1. 下記式(1)の化合物で示されるフォトレジスト単量体。
    前記式で、
    RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
    R´及びR´´はHまたはCH3であり、
    1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
    mは0〜3の整数である。
  2. 前記化合物は下記式(1a)〜(1L)でなる群から選択されたことを特徴とする請求項1に記載のフォトレジスト単量体。
  3. 下記式(2)の重合反復単位を含むことを特徴とするフォトレジスト重合体。
    前記式で、
    RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
    R´及びR´´はHまたはCH3であり、
    1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
    mは0〜3の整数であり、nは10〜150の整数である。
  4. 前記重合体は下記式(2a)〜(2L)でなる群から選択されたことを特徴とする請求項3に記載のフォトレジスト重合体。
    前記式(2a)〜(2L)で、
    nは10〜150の整数である。
  5. 下記式(5)で示される重合反復単位を含むことを特徴とする請求項3に記載のフォトレジスト重合体。
    前記式で、
    R及びR´はC1〜C5のアルキルで、
    1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
    1、R2及びR3が全てHである場合R4及びR5はHでなく、
    n及びmは0〜3の整数で、
    a:bの相対比は15〜99.9mol%:0.1〜85mol%である。
  6. 前記重合体は下記式(5a)〜(5x)でなる群から選択されたことを特徴とする請求項5に記載のフォトレジスト重合体。
    前記式(5a)〜(5x)で、
    a:bの相対比は15〜99.9mol%:0.1〜85mol%である。
  7. 前記式(5)の重合反復単位は、重合体総量を基準に10〜95mol%:5〜90mol%の比率で含まれていることを特徴とする請求項5に記載のフォトレジスト重合体。
  8. (a)下記式(3)と式(4)の化合物を塩の存在下で反応させて下記式(1)の化合物を得る段階、及び
    (b)前記式(1)の化合物を重合開始剤の存在下で重合させる段階を含んで下記式(2)の重合体を製造することを特徴とする請求項3に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
    前記式(1)〜(4)で、
    RはCH2、CHCH2またはC(CH22で、
    R´及びR´´はHまたはCH3であり、
    1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
    XはF、ClまたはBrで、
    mは0〜3の整数であり、nは10〜150の整数である。
  9. (a)下記式(7)と式(8)の化合物を塩の存在下で反応させて下記式(4)の化合物を得る段階、及び
    (b)下記式(9)の化合物及び下記式(10)の化合物を重合開始剤の存在下で重合させて下記式(5)の重合体を製造する段階を含むことを特徴とする請求項5に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
    前記式で、
    R及びR´はC1〜C5のアルキルで、
    1、R2、R3、R4及びR5はそれぞれH、F、C1〜C20のアルキル、C1〜C20のペルフルオロアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のアルキル、エーテル基(−O−)を含むC1〜C20のペルフルオロアルキル、部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルまたはエーテル基を含む同時に部分的にFが置換されたC1〜C20のアルキルで、
    1、R2及びR3が全てHである場合R4及びR5はHでなく、
    XはF、Cl及びBrで、n及びmは0〜3の整数であり、
    a:bの相対比は15〜99.9mol%:0.1〜85mol%である。
  10. 前記(a)段階の塩はソジウムヒドリド、ブチルリチウム、リチウムジイソプロピルアミン及びリチウムヒドリドでなる群から選択されたことを特徴とする請求項8または9に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
  11. 前記(b)段階の重合はシクロヘキサノン、シクロペンタノン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、メチルエチルケトン、ベンゼン、トルエン及びキシレンでなる群から選択された単独溶媒または混合溶媒を用いることを特徴とする請求項8または9に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
  12. 前記(b)段階の重合開始剤はベンゾイルペルオキシド、2,2´−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、アセチルペルオキシド、ラウリルペルオキシド、t−ブチルペルアセテート、t−ブチルヒドロペルオキシド及びジ−t−ブチルペルオキシドでなる群から選択されたものを用いることを特徴とする請求項8または9に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
  13. 前記重合体はジエチルエーテル、石油エーテル、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールを含む低級アルコール及び水でなる群から選択された単独または混合溶媒を用いて結晶精製することを特徴とする請求項8または9に記載のフォトレジスト重合体の製造方法。
  14. 請求項3または5に記載のフォトレジスト重合体と、光酸発生剤及び有機溶媒を含むことを特徴とするフォトレジスト組成物。
  15. 前記光酸発生剤はフタルイミドトリフルオロメタンスルホネート、ジニトロベンジルトシレート、n−デシルジスルホン及びナフチルイミドトリフルオロメタンスルホネートでなる群から選択されることを特徴とする請求項14に記載のフォトレジスト組成物。
  16. 前記光酸発生剤に加えてジフェニルヨード塩ヘキサフルオロホスフェート、ジフェニルヨード塩ヘキサフルオロアルセネート、ジフェニルヨード塩ヘキサフルオロアンチモネート、ジフェニルパラメトキシフェニルスルホニウムトリフレート、ジフェニルパラトルエニルスルホニウムトリフレート、ジフェニルパライソブチルフェニルスルホニウムトリフレート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアルセネート、トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルスルホニウムトリフレート及びジブチルナフチルスルホニウムトリフレートでなる群から選択されたものを共に用いることを特徴とする請求項15に記載のフォトレジスト組成物。
  17. 光酸発生剤は、フォトレジスト用重合体に対し0.05〜10wt%の比率で用いられることを特徴とする請求項14に記載のフォトレジスト組成物。
  18. 前記有機溶媒はジエチレングリコールジエチルエーテル、メチル 3−メトキシプロピオネート、エチル 3−エトキシプロピオネート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、シクロヘキサノン、n−ヘプタノン及びエチルラクテートでなる群から選択されたことを特徴とする請求項14に記載のフォトレジスト組成物。
  19. 前記有機溶媒は、前記フォトレジスト重合体に対し500〜2000wt%の比率で用いられることを特徴とする請求項14に記載のフォトレジスト組成物。
  20. (a)請求項14に記載のフォトレジスト組成物を被エッチング層の上部に塗布してフォトレジスト膜を形成する段階、
    (b)前記フォトレジスト膜を露光する段階、
    (c)前記露光したフォトレジスト膜をベークする段階、及び
    (d)前記結果物を現像して望むパターンを得る段階で構成されることを特徴とするフォトレジストパターン形成方法。
  21. 前記(b)段階の露光前にベーク工程を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のフォトレジストパターン形成方法。
  22. 前記のベーク工程は、70〜200℃で行われることを特徴とする請求項20または21に記載のフォトレジストパターン形成方法。
  23. 前記露光工程はArF、KrF及びEUV、VUV、E−ビーム、X−線またはイオンビームを用いて行うことを特徴とする請求項20に記載のフォトレジストパターン形成方法。
  24. 前記露光工程は0.1〜100mJ/cm2の露光エネルギーで行われることを特徴とする請求項20に記載のフォトレジストパターン形成方法。
  25. 前記(d)段階の現像は、アルカリ現像液を用いて行われることを特徴とする請求項20に記載のフォトレジストパターン形成方法。
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