JP2005111096A - 座席構造 - Google Patents

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Motohiro Tomita
基弘 富田
Mamoru Yamada
守 山田
Hisashi Takagaki
久 高垣
Yoshimasa Haniyuda
善将 羽生田
Akihiro Hidaka
明広 日高
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Abstract

【課題】 仏事又は神事が執り行われる建物の座において、座席の設置作業及び片付作業を簡便なものとすることができる座席構造を提供する。
【解決手段】 仏事を執り行う寺院の本堂において、参列者用の座である東の間及び西の間には、畳よりなる床面17に開口部20が設けられている。また、東の間及び西の間の床下にはそれぞれ座席昇降機構が設置されている。そして、座席体40は、当該座席昇降機構によって前記開口部20から出没自在に構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、寺院の本堂、神社の社殿、セレモニーホール等といった仏事又は神事が執り行われる建物の座席構造に関するものである。
従来、上記のような建物において、参列者用の座である控の間、脇の間等はその床面が畳面、板面等で構成されており、同床面上に参列者は正座、胡座等の状態で着座する。一方、この座の床面上に台、椅子等の座席を並べることにより、参列者を座席に着座させる場合がある。このような場合、座席の保管場所に広いスペースを要するとともに、保管場所から座まで座席を運ぶ作業が繁雑となる。これに対し、例えば特許文献1に示される座席構造においては、昇降自在な座席収納床を設け、同座席収納床の内部に座席ユニットを取り出し可能に設けている。
特開平9−195551号公報
ところが、上記従来の座席構造であっても、座席収納床から座席ユニットを取り出すという作業を必要とし、この作業に人手、時間等を要するという問題がある。また一方、仏事又は神事が執り行われる建物で座は、床面を畳面、板面等としたまま、つまり和室としての使用を主としており、仏事又は神事が終了した後はこれら椅子を迅速に片付ける必要がある。このため、座席の設置作業の簡便さを重視しつつ、これと同等か、それ以上に座席の片付作業の簡便さも重視されていた。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、仏事又は神事が執り行われる建物の座で座席の設置作業及び片付作業を簡便なものとすることができる座席構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の座席構造の発明は、仏事又は神事を執り行う建物内の参列者用の座に設けられる座席構造であって、前記座の床面に設けられた開口部と、前記座の床下に設置された座席昇降機構と、当該座席昇降機構により前記開口部から出没自在とされた座席体とを備えることを要旨とする。
請求項2に記載の座席構造の発明は、請求項1に記載の発明において、前記座席昇降機構は、前記座席体を床下から支持する支持部材と、当該支持部材に接続されて同支持部材を駆動させる駆動手段とを備えるとともに、該支持部材に対して前記座席体を螺合関係で取着したことを要旨とする。
請求項3に記載の座席構造の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記座席体は、前記座席昇降機構に取着された支持基体と、当該支持基体によって下方から支持された座部とを有するとともに、当該座部は、座席体が床下へ没入した状態でその座面が座の床面を構成するものであることを要旨とする。
請求項4に記載の座席構造の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記座席体が床上に出現した状態で、当該座席体と前記開口部との間に形成される隙間を埋める間詰手段を備えることを要旨とする。
本発明によれば、仏事又は神事が執り行われる建物の座において、座席の設置作業及び片付作業を簡便なものとすることができる座席構造を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の座席構造を寺院の本堂に具体化した第1の実施形態について図面に基づいて説明する。
図2は、仏事又は神事が執り行われる建物である寺院の本堂の概略を示す平面図である。本堂10は、敷居、襖等の仕切手段11により、その内部が複数の座に仕切られている。これら座のうち本堂10の略中心に配置された座は、仏事の際に僧侶が控える大間12である。この大間12に対して北方(図2中で上方)に配置された座は、祭壇、仏像等が安置される内陣13である。大間12に対して東方及び西方(図2中でそれぞれ右方及び左方)に配置された座は、脇の間である東の間14及び西の間15であって、これら東の間14及び西の間15が参列者用の座となる。また、大間12、東の間14及び西の間15の南方(図2中で下方)に配置された3つの座は露地16であり、仏事の際には当該露地16も参列者用の座として利用される場合がある。これら大間12、東の間14、西の間15及び露地16において、それぞれの床面は畳面となっている。そして、参列者が腰掛けるための座席体を出没自在とした座席構造は、これら座のうち東の間14及び西の間15に設けられている。
図1(a)は座席構造において座席体を床上に出現させた状態を示す斜視図であり、図3は同状態を示す正断面図である。当該座席構造は、床面17に設けられた開口部20と、床下に設置された座席昇降機構30と、床上に立設された座席体40とを備えている。前記開口部20は座の床面17を構成する畳、床板等を取り除くことによって形成されており、同開口部20を介して床上の空間と床下の空間とが連通されている。なお、開口部20は一般的なサイズの畳をその幅方向で半分にしたサイズとされており、当該開口部20の周囲に配設された畳21は開口部20のサイズに合わせるように、一般的なサイズの畳をその幅方向で半分にしたサイズとされている。これは、例えば周囲に配設された畳21と明らかに大きさが異なる開口部20が存在する等といった開口部20を設けたことによる違和感を無くし、東の間14及び西の間15を和室として使用する際の美観を保つためである。
前記座席昇降機構30について説明する。前記床下の空間には、一対の基台33が所定間隔をおいて設置されている。これら基台33の間には駆動力伝達軸34が架設されるとともに、同駆動力伝達軸34にはモータ35が接続されている。これら基台33、駆動力伝達軸34、モータ35等により、座席昇降機構30の駆動手段が構成されている。各基台33の上面には支持部材36がそれぞれ垂設されている。これら支持部材36は円柱状に形成されており、その表面には雄ねじが螺刻されている。当該支持部材36は、図示しない基台33の内部で、その基端部がウォームギア等を介して駆動力伝達軸34の端部に接続されている。
これら基台33、駆動力伝達軸34、モータ35等の駆動手段と、支持部材36とによって座席昇降機構30が構成されている。支持部材36は、モータ35により駆動力伝達軸34を回転駆動させると、同駆動力伝達軸34を介して駆動力が伝達されることに伴い、その軸線を中心に回転するよう構成されている。また、各支持部材36は、同じ駆動力伝達軸34の両端部にそれぞれ接続されており、互いにほぼ同じ回転速度(回転数)で回転するよう構成されている。なお、前記モータ35は駆動力伝達軸34の回転駆動を正転又は逆転させることが可能なものであり、当該支持部材36は、駆動力伝達軸34の回転方向に応じて正回転又は逆回転する。加えて、各支持部材36は、互いに同方向へ回転するよう構成されている。
前記座席体40について説明する。当該座席体40は、支持基体41と、同支持基体41によって下方から支持された座部42とを有している。当該支持基体41は、横長四角筒状に形成されており、その内部に設けられたフレーム43によって補強されている。当該座部42は畳で形成されており、そのサイズは前記畳21と同じである。また、当該座部42は支持基体41のフレーム43に固着されている。
図3及び図5に示すように、前記支持基体41の底部でフレーム43には、前記支持部材36の位置と対応するように、ガイド脚部51が取付けられている。当該ガイド脚部51は底壁52に比べて天壁53が縦長とされた略縦長四角箱状に形成されており、その天壁53は前記フレーム43の一部を構成するものである。ガイド脚部51の底壁52には、その略中心部に雌ねじ孔54が螺設されるとともに、この雌ねじ孔54と対応する位置となるように天壁53には挿通孔54aが透設されている。この雌ねじ孔54からガイド脚部51の内部に前記支持部材36の上端部が螺挿されることにより、当該ガイド脚部51は支持部材36の上部に位置決めされた状態で配置されている。従って、前記支持基体41は支持部材36に対し、該ガイド脚部51を介して螺合関係により取着されている。そして、同ガイド脚部51が支持部材36上で位置決めされた状態とされていることから、座席体40は、座席昇降機構30の支持部材36によって床下から支持されている。
前記座席昇降機構30を構成する各基台33の近傍位置にはガイド柱61がそれぞれ立設されている。これらガイド柱61は、それぞれ下端で固定されるとともに、前記ガイド脚部51に対向する側面にはガイドレール62が同ガイド柱61の長手方向へ延びるように突設されている。一方、ガイド脚部51において、ガイド柱61に対向する側面にはガイド爪55が突設されている。このガイド爪55は、ガイドレール62に係合されている。これらガイド脚部51、ガイド柱61等によって座席昇降機構30のガイド手段が構成されている。そして、当該ガイド手段によるガイド爪55とガイドレール62との係合関係は、ガイド柱61に対するガイド脚部51の上下方向への移動を許容し、ガイド柱61に対するガイド脚部51の横方向への移動及びガイド脚部51の支持部材36に対する回動を規制している。
図1(b)は座席構造において座席体を床下に没入させた状態を示す斜視図であり、図4は同状態を示す正断面図である。この状態で、前記ガイド脚部51は、支持部材36に対して下方へ螺進されることにより、支持部材36の下部に位置決めされた状態で配置されている。座席体40は支持部材36に対するガイド脚部51の移動に伴って床下へと移動しており、その支持基体41は床下の空間内に沈下されている。また、当該支持基体41の底面が開放されていることから、前記支持部材36及びガイド柱61のそれぞれの上部は支持基体41内に位置しており、座席体40の没入時において支持基体41は支持部材36及びガイド柱61に対する干渉を防止されている。
一方、座席体40の座部42は、前記開口部20を塞ぐ蓋体として機能している。また、座部42の上面である座面42aは、開口部20の周囲に配設された畳21の表面と略面一となることにより、これら畳21の表面とともに床面17を構成している。この座部42は、畳製であるとともに周囲に配設された畳21と同一サイズであり、床面17上で座面42aと周囲に配設された畳21の表面とを一瞥で見分けることはほぼ不可能である。さらに、当該座部42の周面42bは座席体40の没入方向(下方)へ向かうに従って互いに接近するテーパ状に形成され、これに対応して開口部20の内周面20aは下方へ向かうに従って互いに接近するテーパ状に形成されている。これらテーパ状に形成された座部42の周面42b及び開口部20の内周面20aにより、座席体40が床下に没入した状態で当該座席体40の座部42と開口部20との間に形成される隙間を埋める隙間埋手段が構成されている。
すなわち、座席体40を開口部20から円滑に出没させるためには、開口部20のサイズを座部42のサイズよりも若干大きくする必要がある。このように開口部20のサイズを座部42のサイズよりも大きくするに従い、周面42bと内周面20aとは接触しにくくなり、座部42の周囲に隙間が形成されてしまう。このような隙間は、東の間14及び西の間15を和室として使用する際に床面17上で座面42aを目立たせ、畳面として違和感を生じさせることにより、美観を損なわせるものとなる。そこで、当該座席構造は、隙間埋手段として開口部20の内周面20aと座席体40の周面42bとをそれぞれテーパ状とし、互いに接触させることにより、座部42の周囲に隙間が形成されることを防止し、和室としての美観を保つこととしている。
図1(a)及び図6に示すように、前記支持基体41は、その周壁の外面が前記座部42の周面42bよりも内側(座部42の中心寄り)となるように配設されている。このように、支持基体41の周壁の外面を座部42の周面42bよりも内側へ片寄らせることにより、当該支持基体41の周囲には脚置空間44が設けられている。この脚置空間44は、参列者が座席体40に腰掛けた際に脚部を配置させる空間である。
すなわち、支持基体41の周壁の外面と座部42の周面42bとを略連続的に形成した場合、膝裏を周面42bに接触させようとすれば、先にふくらはぎ、かかと等が周壁の外面に接触してしまうため、参列者は脚部を斜めに伸ばしながら座席体40に浅く腰掛けざるを得ない。これに対し、脚置空間44を設けた当該座席体40は、膝裏を周面42bに接触させながらも脚部を真っ直ぐに降ろした状態で座席体40に深く腰掛けることができるため、着座時の姿勢が自然なものとなり、座りやすくなっている。特に、当該座席体40においては、支持基体41の周壁の外面のうち前面45を他の外面よりも大きく内側へ片寄らせている。このため、同支持基体41の前部には他箇所より大きな脚置空間44が設けられており、参列者が前方を向いて着座した際に特に座りやすくなるよう構成されている。なお、ここで前方とは、参列者の視点が集まる箇所、つまり僧侶が控える大間12へと向かう方向を示している。
当該開口部20の前部において、床面17の裏面には木材等からなる支持材71が垂下されるとともに、同支持材71の内面には支承体72が取付けらている。この支承体72は、板材を折り曲げることによって横U字状に形成されており、その上端部及び下端部にはそれぞれ貫通孔が設けられている。当該支承体72には支持棒73が各貫通孔に挿通されて支承されるとともに、当該支持棒73の下端部には抜止部材74が、上端部には係止部材75が外嵌されている。当該支持棒73の周面上において、前記支承体72の上面と係止部材75との間にはコイルスプリング、合成ゴム等の弾性体からなる付勢部材76が遊嵌されている。この付勢部材76は支持棒73を支承体72に対して上方へ移動させるように付勢するとともに、抜止部材74は付勢部材76によって付勢された支持棒73が支承体72から抜け出さないように支持棒73の移動を規制している。そして、支持棒73の上端には長板状の間詰板77が固着されている。
上記の支持材71、支承体72、支持棒73、付勢部材76、間詰板77等によって間詰手段が構成されている。当該座席構造においては、前述のように支持基体41の前部に他箇所より大きな脚置空間44が設けられている。このため、座席体40を床上に出現させた状態で、座席体40の前面45と前記開口部20の内周面20aとの間には大きな間隙22が形成されてしまう。そこで、この間隙22を塞ぐために当該間詰手段が設けられている。すなわち、図6に2点鎖線で示すように、座席体40が床下に沈下した状態で、支持棒73は、座席体40の座部42によって間詰板77を介して下方へ押圧されており、この状態では付勢部材76による付勢力に抗して下方へ移動している。そして、座席体40を床上に出現させると、付勢部材76によって付勢された支持棒73が上方へ移動し、これに伴って間詰板77が上方へ移動して前記間隙22を塞ぐよう構成されている。
図2及び図7に示すように、当該座席構造において、東の間14及び西の間15には、南北方向で隣接するものを1対として、座席体40がそれぞれ4対ずつ設けられている。これら座席体40は床上に出現した状態で、参列者の視点が集まる箇所である大間12から遠ざかる(前方から後方へ向かう)に従って床面17から座面42aまでのそれぞれの高さが高くなるように構成されている。これにより、後方の座席体40に腰掛けた参列者は、前方の座席体40に腰掛けた参列者に比べて視点が高くなるため視界が遮られにくく、僧侶、仏事等を見やすくなっている。これら座席体40の高さは、各々を支持する支持部材36上でガイド脚部51の位置をそれぞれ変えることによって調節している。また、図8に示すように、これら座席体40が床下に没入した状態で、それぞれの座面42aは同じ高さとなり、床面17を構成することとなる。
次に、前記座席構造の作用について以下に記載する。
さて、寺院において、普段の本堂10は和室として使用されており、その床面17は平坦な畳面とされている。そして、仏事が執り行われるときには東の間14及び西の間15の床上に座席体40を出現させ、同座席体40に参列者を腰掛けさせる。
すなわち、本堂10が和室として使用されているとき、図4に示したように当該座席体40は床下に没入した状態とされており、床面17の開口部20は畳で形成された座部42によって塞がれている。この状態で図示しない制御板により当該座席体40を出現させるよう操作を行うと、同制御板からの命令によりモータ35が作動し、支持部材36が軸線を中心に回転される。一方、同支持部材36上に螺着されたガイド脚部51は、前記ガイド手段によって支持部材36に対する回動を規制され、上下方向への移動を許容されている。従って、同ガイド脚部51は、支持部材36とともに回転することはなく、同支持部材36に対して螺退されながら上方へ移動する。そして、ガイド脚部51の支持部材36に対する移動に伴い、図3に示したように、座席体40は上昇して開口部20から床面17上に出現する。
前記制御板は、複数の座席体40において、それぞれを支持する支持部材36の回転数、回転時間等を各座席体40毎に調節する。すなわち、制御板による調節によって支持部材36に対してガイド脚部51が螺退する長さは、各座席体40毎に決められている。そして、この長さが決められた値に達したとき、支持部材36の回転が停止され、同支持部材36の上部でガイド脚部51が位置決めされることにより、座席体40の出現作業が完了する。なお、この実施形態でガイド脚部51が螺退する長さは、図7に示したように出現した各座席体40が前方から後方へ向かうに従って床面17から座面42aまでのそれぞれの高さが高くなるような長さに決められている。
仏事が終了した後は、元の和室とするために東の間14及び西の間15の床下に座席体40を没入させる。この場合、制御板により当該座席体40を没入させるよう操作を行うと、同制御板からの命令によりモータ35が作動し、支持部材36が前記出現時と逆方向へ回転される。すると、前記ガイド脚部51は、支持部材36に対して螺進されながら下方へ移動する。このガイド脚部51の移動に伴って座席体40が下降し、図4に示したように開口部20から床面17下へ没入する。そして、座部42が開口部20を塞ぎ、床面17が平坦な畳面となった状態で支持部材36の回転が停止され、同支持部材36の下部でガイド脚部51が位置決めされることにより、座席体40の没入作業が完了する。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態の座席構造によれば、本堂10の東の間14及び西の間15において、床面17に設けられた開口部20と、その床下に設置された座席昇降機構30と、当該座席昇降機構30により開口部20から出没自在とされた座席体40とを備えている。この座席体40は、座席昇降機構30を操作することによって出没自在とされたものであり、他の部屋からの運搬、保管スペースの確保等を必要としない構成とされている。従って、急な仏事等であっても迅速に設置等を行うことが可能であり、座席の設置作業及び片付作業を簡便なものとすることができる。
・ また、座席昇降機構30は、前記座席体40を床下から支持する支持部材36と、当該支持部材36に接続されて同支持部材36を回転駆動させる基台33、駆動力伝達軸34、モータ35等の駆動手段とを備えている。そして、前記座席体40は、支持部材36に対して螺合関係で取着されており、同支持部材36に対する螺退又は螺進によって開口部20から出没するように構成されている。従って、簡易な構成としながら、支持部材36による座席体40の支持及び昇降を確実なものとすることができる。
・ また、当該座席構造において、座席体40は支持部材36に対してガイド脚部51を介して螺着されている。このガイド脚部51は、ガイド爪55、ガイドレール62等のガイド手段により、支持部材36に対して上下方向への移動を許容され、回動を規制されている。従って、支持部材36の回転に連動したガイド脚部51の回転を防止し、支持部材36に対してガイド脚部51を確実に螺退又は螺進させることができるとともに、その螺退又は螺進方向を上下方向とすることができる。
・ また、座席体40は、座席昇降機構30に取着された支持基体41と、当該支持基体41によって下方から支持された座部42とを有している。この座部42は、床面17を構成する畳21と同様の畳製のものである。従って、座席体40が没入した状態で座部42の座面42aは、畳21の表面とともに床面17を平坦な畳面として構成し、同座面42aと畳21の表面とを一瞥で見分けることは困難となっている。このため、和室としての使用時に違和感が生ずることを抑制し、その美観を保つことが可能である。
・ また、当該座席構造は、隙間埋手段として開口部20の内周面20aと座席体40の周面42bとをそれぞれテーパ状に形成することとしている。このため、座席体40が没入した状態で開口部20の内周面20aに座席体40の周面42bを接触させることができ、座部42の周囲に隙間が形成されることを防止することができる。従って、座面42aと畳21の表面との識別が極めて困難なものとなり、和室としての使用時に違和感がなく、その美観を保つことが可能である。
・ また、この実施形態においては、前述のように座席体40の床下への没入時に床面17を平坦な畳面とすることにより、和室としての美観を保つことも目的としている。すなわち、この実施形態では隙間埋手段を設け、座席体40が没入した状態で開口部20の内周面20aに座席体40の周面42bを接触させている。この場合、座席体40を出没させる際に開口部20の内周面20aと座席体40の周面42bとの間には摺動抵抗が生じる。ここで、支持部材36をエアーシリンダ、油圧シリンダ等の伸縮可能な部材によって構成した場合、当該部材は座部42が開口部20に引っ掛かった状態で伸縮する等して誤差を生じやすく、座部42を床面17から若干浮いた状態としてしまうおそれがある。加えて、当該座席体40に複数人が腰掛ける場合、各人が腰掛けたり、移動したり等する度に座席体40全体が浮き沈みして参列者に不快感を与えるおそれもある。これに対し、当該実施形態のように支持部材36を螺合材とした場合には同支持部材36自体が伸縮するものではないため、前記伸縮可能な部材に比べて誤差が小さく、また座部42を開口部20から押し出す、あるいは開口部20内に引き込む力が強い。従って、座席体40を支持部材36に対して螺合関係で取着することにより、座席体40の昇降時における誤差を小さくし、座部42が床面17から浮く等の不具合の発生を抑制することができるとともに、着座時における不快感を解消することができる。
・ また、座席体40は、支持基体41をその周壁の外面が前記座部42の周面42bよりも内側となるように配設することにより、支持基体41の周囲に脚置空間44を有している。この脚置空間44は、支持基体41の前部に特に大きなものが設けられている。従って、参列者は脚部を真っ直ぐに降ろした状態で座席体40に深く腰掛けることができ、座席体40は着座時の姿勢が自然なものであり、座りやすいものとすることができる。
・ また、支持基体41の前部に他箇所より大きな脚置空間44を設けたことにより、座席体40の出現時に座席体40の前面45と前記開口部20の内周面20aとの間には大きな間隙22が形成されてしまう。そして、当該座席構造は、同間隙22を塞ぐために当該間詰手段が設けられている。従って、座席体40の出現時における間隙22による美観の低下、間隙22に足をとられる等の不具合を解消することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、この第2の実施形態においては、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
図2に示すように、当該実施形態においては前記本堂10の各露地16が参列者用の座とされ、これら露地16には座席体としての禅単40aを出没自在とした座席構造がそれぞれ設けられている。なお、禅単40aは各露地16に複数が設けられるとともに、それぞれが南北方向で互いに向かい合うように配置されている。これ以降、この実施形態中で禅単40aの前方とは各禅単40aの南方又は北方、つまりは各露地16で一の禅単40aが他の禅単40aと対向する方向を示すものとする。
図9〜11に示すように、当該座席構造においては、露地16の床面17に開口部20が設けられるとともに、同開口部20の床下には第1の実施形態と同様の座席昇降機構30が設置されている。そして、禅単40aは同座席昇降機構30によって開口部20から出没自在とされている。
当該禅単40aは、支持基体41と同支持基体41によって下方から支持された座部42とを有している。該支持基体41は、横長四角筒状に形成され、その内部に設けられたフレーム43によって補強されている。また、この支持基体41の図示しない内部には、複数枚の仕切壁が箱状に配設されることによって収納スペースが設けられている。該座部42は一般的なサイズの畳とほぼ同じサイズの畳で形成されており、参列者は同座部42に腰掛けるのみならず座面42a上で座禅を組むことができるようになっている。また、この座部42は、支持基体41のフレーム43に対して回動可能に取着されることにより、参列者が腰掛けるという機能と、支持基体41の上部開口を閉塞する蓋体としての機能とを兼ね備えている。そして、当該禅単40aは、図9に二点鎖線で示したように、蓋体である座部42を回動させて支持基体41の上部開口を開放することにより、前記収納スペースに座布団等を収納可能に構成されている。
前記支持基体41の底部でフレーム43には、座席昇降機構30の支持部材36の位置と対応するように、ガイドフレーム51aが取付けられている。当該ガイドフレーム51aは角材を組み合わせることによって四角枠状に形成され、その上辺部53aで前記フレーム43に固着されている。また、ガイドフレーム51aの底辺部52aにはその略中心部に雌ねじ孔54が螺設されており、該雌ねじ孔54と対応する位置となるように、上辺部53aには挿通孔54aが透設されている。そして、ガイドフレーム51aの雌ねじ孔54に支持部材36が螺挿され、支持基体41がガイドフレーム51aを介して支持部材36に取着されることにより、禅単40aは座席昇降機構30の支持部材36によって床下から支持されている。
前記ガイドフレーム51aは図示しないガイド爪を有するとともに、このガイド爪は、ガイド柱61に設けられた図示しないガイドレールに係合されている。これらガイド爪及びガイドレールは、ガイドフレーム51a、ガイド柱61等とともにガイド手段を構成している。このガイドフレーム51aは、ガイド柱61に対する上下方向への移動を許容されるとともに、支持部材36に対する回動を規制されている。従って、当該ガイドフレーム51aは支持部材36の回転時に同支持部材36に対して下方へ螺進又は上方へ螺退されるようになっており、このガイドフレーム51aの支持部材36に対する移動に伴って禅単40aは床下へ没入又は床上へ出現するように構成されている。なお、前記収納スペースを形作る仕切壁は、禅単40aが床下へ没入された状態で支持部材36及びガイド柱61を避けるように配設されており、当該没入時における仕切壁と支持部材36及びガイド柱61との干渉が防止されている。また、座部42の周面42b及び開口部20の内周面20aは、隙間埋手段として下方へ向かうに従って互いに接近するテーパ状に形成されており、禅単40aの床下への没入時に座部42と開口部20との間で隙間が形成されないよう構成されている。
前記座部42は、その前方端部が支持基体41の前面45よりも外方へ大きく突出されている。該座部42の前方端部において、その下面には取付材81が取り付けられている。この取付材81には、回動アーム82の基端が回動自在に取着されている。そして、この回動アーム82の先端には禅卓83が固着されている。
図11(a)に示したように、当該禅卓83は、回動アーム82とともに下方へ回動させることによって折り畳まれ、座部42の前方端部下面、支持基体41の前面45等によって形作られる空間内に収容される。この状態では禅単40aの床下への没入時における禅卓83と床面17との接触が防止されており、禅単40aは床下へ不具合なく没入される。さらには、禅単40aの床下への没入時に禅卓83が床面へ表出されず、露地16を和室として使用する際の違和感をなくし、美感の保持が図られている。
図11(b)に実線で示したように、当該禅卓83は、回動アーム82とともに上方へ回動させることによって引き出される。この状態で、禅卓83は、その上面が座面42aと同じ高さとなるように形成されている。また、回動アーム82の基端部には図示しないロック機構が設けられており、同ロック機構によって禅卓83は引き出された状態を保持されるように構成されている。そして、当該禅卓83には、禅修行等の仏事で禅単40aを使用する際に経文、粥等が置かれるようになっている。
また、当該禅卓83を設けたことにより、禅単40aを床上に出現させた状態で、禅単40aの前面45と前記開口部20の内周面20aとの間には大きな間隙22が形成されている。この間隙22を塞ぐため、支持材71、支承体72、支持棒73、付勢部材76、間詰板77等によって構成された間詰手段が設けられている。
さて、当該座席構造において禅単40aは、禅堂に代えて本堂10で仏事である禅修行を行う際に使用される。すなわち、本堂10の各露地16は、通常は和室、通路等として使用されており、その床面17は平坦な畳面とされている。そして、禅修行を行う際には仕切手段11によって各露地16と大間12、東の間14及び西の間15とを仕切り、各露地16の床面上に禅単40aを出現させる。
この禅単40aの出現作業は、第1の実施形態で座席体40を出現させたときと同様に制御板を操作することによって行われる。つまり、制御板からの命令でモータ35が作動して支持部材36が回転するとともに、これに伴い支持部材36に対してガイドフレーム51aが螺退して上方へ移動することにより、禅単40aは床上に出現する。その後、禅卓83を上方へ回動させ、この状態で位置保持することにより、禅単40aの使用準備が整い、参列者は同禅単40aの座面42a上で座禅を組む等して禅修行を行う。
禅修行が終了した後は、禅卓83を下方へ回動させて収容した後、各露地16の床面を元の畳面とするため、制御板により当該禅単40aを没入させるよう操作を行う。すると、支持部材36の回転に伴い支持部材36に対してガイドフレーム51aが螺進して下方へ移動することにより、禅単40aは床下に没入する。そして、座部42が開口部20を塞ぎ、床面が平坦な畳面となった状態で支持部材36の回転が停止されることにより、禅単40aの没入作業が完了する。
前記の実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 当該座席構造は、本堂10の各露地16において、座席体である禅単40aを出没自在としている。この禅単40aは禅修行で使用されるものであり、当該実施形態の本堂10は、法要等の仏事に限らず、禅修行を行う禅堂の代わり等として多目的に使用することが可能である。従って、本堂10を多目的に使用する場合であっても、各使用用途に合わせた設置作業及び片付作業を迅速かつ簡便に行うことができる。
・ また、当該禅単40aは、禅卓83を回動自在に取り付けることによって折り畳み可能としている。従って、禅卓83が設けられている分だけ必要以上に開口部20を拡げずとも、禅単40aを床下へ没入させることができる。特に、禅単40aを床下へ没入させた状態における床面への禅卓83の表出を防止することができ、和室としての使用時に違和感がなく、その美観を保つことが可能である。
・ また、当該禅単40aは、内部に収納スペースを有していることから、スペースの有効活用を図ることが可能である。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 当該座席構造は、寺院の本堂10のみに具体化することに限らず、例えば神社の本殿、拝殿等の社殿に具体化してもよい。なお、この場合には神社にもよるが、本殿、拝殿等の床面が板面であれば、これに合わせて座部を畳に代えて木板で形成することが好ましい。あるいは、寺院又は神社に限らず、仏事、神事が執り行われる建物であれば、セレモニーホール、斎場等に具体化してもよい。
・ 前記禅単40aは、禅修行に使用することに限らず、例えば法要等の仏事において、座席体40とともに参列者用の座席として使用してもよい。
・ 前記座席昇降機構30は、実施形態で示した支持部材36に対する座席体40等の螺進又は螺退によるものに限らず、エアーシリンダ、油圧シリンダ等の伸縮可能な部材、あるいは油圧モータ等を用い、座席体40等の下降又は上昇によるものとしてもよい。
・ 前記座席体40の座部42を、禅単40aの座部42と同様に開閉可能な構成とし、同座席体40の内部に収納スペースを設ける等してもよい。
・ 座席体40等の座部42で開口部20を閉塞することに限らず、例えば開口部20の周縁部に同開口部20を開閉するための蓋材を取付けてもよい。そして、座席体40の出現時には同座席体40により蓋材を押し上げて開口部20を開放し、座席体40の没入時には手作業等で開口部20を閉塞するよう構成してもよい。
・ 前記間詰手段を間詰板77のみで構成し、座席体40等を出現させた後、手作業で間隙22に間詰板77を嵌め込む等してもよい。あるいは、間詰手段を省略して座席構造を構成してもよい。
・ 例えば、ガイド脚部51又はガイドフレーム51aを省略し、支持基体41を補強するフレーム43に雌ねじ孔を螺設する等して座席体40等を支持部材36に螺着してもよい。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記座席体は、前記支持部材の駆動による同支持部材に対する螺退又は螺進によって出没自在とされたものであることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の座席構造。
・ 前記座席昇降機構は、前記座席体の昇降方向を案内するガイド手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の座席構造。
・ 前記座席体は、前記支持基体の周壁の外面が前記座部の周面よりも内側に配設されることにより、当該支持基体の周囲に脚置空間が設けられたものであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の座席構造。
・ 前記座部は、その周面が床面へ向かうに従って互いに接近するテーパ状に形成されたものであり、この座部の周面に対応するように前記開口部は、その内周面が床面へ向かうに従って互いに離間するテーパ状に形成されたものであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の座席構造。
・ 前記座席体を複数有するとともに、これら座席体は、参列者の視点が集まる箇所から遠ざかるに従い、床面から座面までのそれぞれの高さが高くなるように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の座席構造。
・ 前記建物は、寺院の本堂又は神社の社殿であり、前記床面は、畳面又は板面であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の座席構造。
(a)は座席体を床上に出現させた状態を示す斜視図、(b)は座席体を床下に没入させた状態を示す斜視図。 寺院の本堂の概略を示す平面図。 座席体を床上に出現させた状態を示す正断面図。 座席体を床下に没入させた状態を示す正断面図。 ガイド柱にガイド脚部が係合された状態を示す平断面図。 座席体を床上に出現させた状態を示す側断面図。 座席体を床上に出現させた状態を示す側断面図。 座席体を床下に没入させた状態を示す側断面図。 禅単を床上に出現させた状態を示す側断面図。 禅単を床下に没入させた状態を示す側断面図。 (a)は禅単の禅卓を折り畳んだ状態を示す側断面図、(b)は禅単の禅卓を引き出した状態を示す側断面図。
符号の説明
10…建物である本堂、14…参列者用の座である東の間、15…参列者用の座である西の間、17…床面、20…開口部、30…座席昇降機構、36…支持部材、40…座席体、40a…座席体としての禅単、41…支持基体、42…座部、42a…座面。

Claims (4)

  1. 仏事又は神事を執り行う建物内の参列者用の座に設けられる座席構造であって、
    前記座の床面に設けられた開口部と、前記座の床下に設置された座席昇降機構と、当該座席昇降機構により前記開口部から出没自在とされた座席体とを備えることを特徴とする座席構造。
  2. 前記座席昇降機構は、前記座席体を床下から支持する支持部材と、当該支持部材に接続されて同支持部材を駆動させる駆動手段とを備えるとともに、該支持部材に対して前記座席体を螺合関係で取着したことを特徴とする請求項1に記載の座席構造。
  3. 前記座席体は、前記座席昇降機構に取着された支持基体と、当該支持基体によって下方から支持された座部とを有するとともに、当該座部は、座席体が床下へ没入した状態でその座面が座の床面を構成するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の座席構造。
  4. 前記座席体が床上に出現した状態で、当該座席体と前記開口部との間に形成される隙間を埋める間詰手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の座席構造。
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