JPH10234499A - 堀り座卓 - Google Patents

堀り座卓

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JPH10234499A
JPH10234499A JP9038250A JP3825097A JPH10234499A JP H10234499 A JPH10234499 A JP H10234499A JP 9038250 A JP9038250 A JP 9038250A JP 3825097 A JP3825097 A JP 3825097A JP H10234499 A JPH10234499 A JP H10234499A
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JP
Japan
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seat
chair
opening
top plate
digging
Prior art date
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Application number
JP9038250A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Tanaka
善史 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座椅子を邪魔にならないように収容すること
ができ、その際、凹堀り部内へのゴミや埃の侵入が防止
され、掘ごたつとして使用される場合には、同凹堀り部
内の熱気の逃げが防止されて有効となり、使用する際に
は、座椅子を引き出してその上に楽に座ることができる
堀り座卓を提供する。 【解決手段】 床面1に形成される凹堀り部2の周囲に
複数の脚部3を立設し、この脚部3上に天板部4を架設
してなる堀り座卓であり、天板部4、床面1、両側の脚
部3で囲まれた開口部5を閉塞し得る大きさの背凭れ部
6を有する座椅子7を、同開口部5内に引き出し自在に
収容具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面に形成される
凹堀り部の周囲に複数の脚部を立設し、該脚部上に天板
部を架設してなる堀り座卓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図12に示す如く、床面1に形
成される凹堀り部2の周囲に四本の脚部3を立設し、該
脚部3上に矩形状の天板部4を架設固定してなる堀り座
卓は知られている。該堀り座卓においては、凹堀り部2
が平面視矩形状でその周縁部分には框材13が設けられて
おり、該凹堀り部2の四角部分の框材13上に各々杆状の
脚部3が立設固定されている。又、凹堀り部2内の底面
にはヒーター8が設けられ、該ヒーター8の上側はすの
こ板44にて覆われており、該堀り座卓は掘ごたつとして
使用される。
【0003】したがって、この場合、冬場等の寒い時期
には、天板部4上にこたつ布団、毛布等の敷物45を掛
け、同天板部4、床面1、両側の脚部3で囲まれた周辺
四個の各開口部5を同敷物45で覆い塞ぎ、凹堀り部2内
のヒーター8による熱気が逃げないようにしている。
又、開口部2から凹堀り部2内に足を挿入して使用する
際には、同開口部2付近の床面1上に直接に座ったり、
同床面1上に座布団を敷いて座ったり、或いは、同床面
1上に座椅子7を設置してその上に座ったりしている。
該座椅子7は一般市販の製品で、座部10と背凭れ部6と
でなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術において、開口部2から凹堀り部2内に足を挿
入して使用する際には、同開口部2付近の床面1上に座
椅子7を設置してその上に座るのが楽であるが、この場
合、該座椅子7は一般市販の製品で特別な形状ではな
く、不使用時に同座椅子7がこれを納めておく場所がな
くて邪魔になるという問題があった。しかも、同座椅子
7の不使用時において、敷物45を掛けていない夏場等に
は、掃除し難い凹堀り部2内に開放された開口部2から
ゴミや埃が侵入し易く、又、冬場等に掘ごたつとして使
用される場合には、敷物45を掛けてこれで開口部2を覆
い塞がない限り、同開放された開口部2から凹堀り部2
内の熱気が逃げてしまうという問題もあった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、すなわち、その
課題は、不使用時に座椅子を邪魔にならないように収容
することができ、その際、凹堀り部内へのゴミや埃の侵
入が防止され、特に、掘ごたつとして使用される場合に
は、同凹堀り部内の熱気の逃げが防止されて有効とな
り、又、使用する際には、座椅子を引き出してその上に
楽に座ることができる堀り座卓を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
堀り座卓は、床面に凹堀り部を形成し、該凹堀り部の周
囲に複数の脚部を立設し、該脚部上に天板部を架設して
なる堀り座卓であって、天板部、床面、両側の脚部で囲
まれた開口部を閉塞し得る大きさの背凭れ部を有する座
椅子を、該開口部内に引き出し自在に収容具備してな
る。
【0007】したがって、この場合、天板部、床面、両
側の脚部で囲まれた開口部を閉塞し得る大きさの背凭れ
部を有する座椅子が、該開口部内に引き出し自在に収容
具備されているので、不使用時に座椅子を開口部内に邪
魔にならないように収容することができ、その際、開口
部を同座椅子の背凭れ部にて閉塞することで、該開口部
から凹堀り部内へのゴミや埃の侵入が防止され、特に、
掘ごたつとして使用される場合には、同凹堀り部内の熱
気の逃げが防止されて有効となる。又、使用する際に
は、座椅子を開口部から引き出して該座椅子上に楽に座
って使用することができる。
【0008】本発明の請求項2記載の堀り座卓は、上記
請求項1記載の堀り座卓において、凹堀り部内の底面に
ヒーターを設けたことを特徴とする。
【0009】したがって、この場合は特に、冬場等の寒
い時期に掘ごたつとして使用することができ、その際、
座椅子の不使用時に、開口部を同座椅子の背凭れ部にて
閉塞することで、凹堀り部内の熱気の逃げが防止されて
有効となる。
【0010】本発明の請求項3記載の堀り座卓は、上記
請求項1又は2記載の堀り座卓において、座椅子の背凭
れ部を天板部、床面、両側の脚部で囲まれた開口部に略
合致する形状に形成して、該背凭れ部と天板部とが略直
角状に連続して交差する状態で、同開口部に座椅子が収
容されるようになしたことを特徴とする。
【0011】したがって、この場合は特に、座椅子の背
凭れ部が開口部に略合致する形状に形成されているの
で、該開口部を同背凭れ部にて確実に閉塞することがで
き、しかも、その際、同背凭れ部と天板部とが略直角状
に連続して交差する状態となるので、収容時における同
座椅子の納まり外観が向上される。
【0012】本発明の請求項4記載の堀り座卓は、上記
請求項1〜3のいずれか一つの請求項記載の堀り座卓に
おいて、座椅子を引き出し前後方向でスライド自在にガ
イドする係合手段を該座椅子の座部に設けたことを特徴
とする。
【0013】したがって、この場合は特に、座椅子の座
部に設けられる係合手段により、該座椅子が引き出し前
後方向でスライド自在にガイドされるので、同座椅子を
開口部に対してスムーズに出し入れすることができる。
【0014】本発明の請求項5記載の堀り座卓は、上記
請求項4記載の堀り座卓において、座椅子が引き出され
た使用状態と開口部を閉塞している収容状態との間に該
座椅子のスライド範囲を規制するストッパー手段を同座
椅子の座部に設けたことを特徴とする。
【0015】したがって、この場合は特に、座椅子の座
部に設けられるストッパー手段により、該座椅子が引き
出された使用状態と開口部を閉塞している収容状態との
間に同座椅子のスライド範囲が規制されるので、座椅子
を開口部から引き出し過ぎたり同開口部内へ押し込み過
ぎたりすることがなく、同座椅子は使用状態及び収容状
態の各々において適切な位置に停止されてその使用勝手
が良好となる。
【0016】本発明の請求項6記載の堀り座卓は、上記
請求項1〜5のいずれか一つの請求項記載の堀り座卓に
おいて、天板部の周辺に複数の開口部を配設し、各開口
部に座椅子を収容具備させたことを特徴とする。
【0017】したがって、この場合は特に、天板部の周
辺に配設される複数の開口部において、複数の人が各々
座椅子上に楽に座って使用することができて便利であ
る。
【0018】本発明の請求項7記載の堀り座卓は、上記
請求項6記載の堀り座卓において、隣接する開口部に収
容される両座椅子の座部の側縁に各々両座椅子間で相対
向する面取り状傾斜部を形成したことを特徴とする。
【0019】したがって、この場合は特に、隣接する開
口部に収容される両座椅子の座部の側縁に各々両座椅子
間で相対向する面取り状傾斜部が形成されているので、
座部が先細形状となって開口部に挿入させ易くなり、し
かも、隣接する開口部に同時期に座椅子が収容された
際、隣接する座椅子の座部の面取り状傾斜部同士が相対
向して、両座部は開口部に支障なく挿入収容される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の請求項1〜
7全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の堀り
座卓Aは、床面1に凹堀り部2を形成し、該凹堀り部2
の周囲に複数の脚部3を立設し、該脚部3上に天板部4
を架設してなる堀り座卓であって、天板部4、床面1、
両側の脚部3で囲まれた開口部5を閉塞し得る大きさの
背凭れ部6を有する座椅子7を、該開口部5内に引き出
し自在に収容具備してなる。該堀り座卓Aは、その凹堀
り部2内の底面にヒーター8が設けられていて、冬場等
の寒い時期には、掘ごたつとして使用されるものであ
る。
【0021】又、該堀り座卓Aにおいては、座椅子7の
背凭れ部6が天板部4、床面1、両側の脚部3で囲まれ
た開口部5に略合致する形状に形成されていて、該背凭
れ部6と天板部4とが略直角状に連続して交差する状態
で、同開口部5に座椅子7が収容されるようになってい
る。又、座椅子7を引き出し前後方向でスライド自在に
ガイドする係合手段9、及び、座椅子7が引き出された
使用状態と開口部5を閉塞している収容状態との間に該
座椅子7のスライド範囲を規制するストッパー手段11
が、各々同座椅子7の座部10に設けられている。又、天
板部4の周辺に複数の開口部5が配設され、各開口部5
に各々座椅子7が収容具備されており、この場合、隣接
する開口部5に収容される両座椅子7の座部10の側縁に
は、各々両座椅子7間で相対向する面取り状傾斜部12が
形成されている。
【0022】凹堀り部2内の底面に設けられるヒーター
8は、略正方形状の面ヒーターで同底面上に敷設されて
いる。又、同凹堀り部2は平面視正方形状でその周縁部
分には框材13が設けられており、該凹堀り部2の四角部
分の框材13上に各々杆状の脚部3が計四本立設固定され
ている。したがって、天板部4の四辺各々に開口部5が
配設され、各開口部5に収容具備される座椅子7は全て
同じ形状で計四個となる。又、天板部4も平面視正方形
状で、前記四本の脚部3と一体化されて、木材等で形成
されている。
【0023】座椅子7は縦断面略L字型で、水平な座部
10と該座部10の後端縁に垂直に立設される背凭れ部6と
でなる。又、該座椅子7はその外側を覆う硬質板材14
と、該硬質板材14の内側面に貼着される柔軟なクッショ
ン材15とで形成されている。座椅子7の座部10の前部の
両側縁に各々約45度に傾斜した面取り状傾斜部12が形成
されており、該座部10は先細形状となっている。
【0024】又、座部10を構成する硬質板材14の部分の
周縁部分はクッション材15よりも外方へ突出されてお
り、該硬質板材14の両側方へ突出した凸片部16が脚部3
の下端部分に形成された凹溝部17に各々摺動自在に係合
され、該凸片部16と凹溝部17とで座椅子7を引き出し前
後方向でスライド自在にガイドする一つの係合手段9が
形成される。又、座椅子7の座部10の下面には、図3に
示す如く、前後方向のレール材が複数本並設されてお
り、該レール材も座椅子7を引き出し前後方向でスライ
ド自在にガイドする別の係合手段9となる。
【0025】前記凸片部16及び凹溝部17には、相互に着
脱自在に係止される係止具が配設されており、該係止具
が座椅子7の収容状態においてそのスライド範囲を規制
する一方のストッパー手段11aとなる。又、座部10を構
成する硬質板材14の部分の前端には、凹堀り部2の周縁
部分の框材13に着脱自在に当止される垂下片が設けられ
ており、該垂下片が座椅子7の引き出された使用状態に
おいてそのスライド範囲を規制する他方のストッパー手
段11bとなる。又、図3に示す如く、各開口部5の上縁
部分には、天板部4の下面に巻き取り自在に取り付けら
れるシート材18が付設されており、冬場等の寒い時期に
掘ごたつとして使用されている場合、該シート材18は開
口部5から繰り出されて膝掛け布となる。又、同シート
材18によって、座椅子7上に座っている場合において
も、凹堀り部2内へのゴミや埃の侵入や同凹堀り部2内
の熱気の逃げを防止することができる。
【0026】したがって、該実施形態の堀り座卓Aにお
いては、開口部5を閉塞し得る大きさの背凭れ部6を有
する座椅子7が、該開口部5内に引き出し自在に収容具
備されているので、不使用時に座椅子7を開口部5内に
邪魔にならないように収容することができる。しかも、
その際、開口部5を同座椅子7の背凭れ部6にて閉塞す
ることで、該開口部5から掃除し難い凹堀り部2内への
ゴミや埃の侵入が防止される。又、ヒーター8により凹
堀り部2内が暖められて掘ごたつとして使用される場合
に、同凹堀り部2内の熱気の逃げが防止されて有効とな
ってる。又、使用する際には、座椅子7を開口部5から
引き出して該座椅子7上に楽に座って使用することがで
きる。
【0027】又、該実施形態の堀り座卓Aにおいては、
座椅子7の背凭れ部6が開口部5に略合致する形状に形
成されているので、該開口部5を同背凭れ部6にて確実
に閉塞することができ、しかも、その際、同背凭れ部6
と天板部4とが略直角状に連続して交差する状態となる
ので、収容時における同座椅子7の納まり外観が向上さ
れる。又、座椅子7の座部10に設けられる係合手段9に
より、該座椅子7が引き出し前後方向でスライド自在に
ガイドされるので、同座椅子7を開口部5に対してスム
ーズに出し入れすることができる。
【0028】しかも、この場合、座椅子7の座部10に設
けられるストッパー手段11a、11bにより、該座椅子7
が引き出された使用状態と開口部5を閉塞している収容
状態との間に同座椅子7のスライド範囲が規制されるの
で、座椅子7を開口部5から引き出し過ぎたり同開口部
5内へ押し込み過ぎたりすることがなく、同座椅子7は
使用状態及び収容状態の各々において適切な位置に停止
されてその使用勝手が良好となっている。
【0029】又、天板部4の周辺に配設される複数の開
口部5において、複数の人が各々座椅子7上に楽に座っ
て使用することができて便利である。又、この場合に、
隣接する開口部5に収容される両座椅子7の座部10の側
縁に各々両座椅子7間で相対向する面取り状傾斜部12が
形成されているので、座部10が先細形状となって開口部
5に挿入させ易くなり、しかも、隣接する開口部5に同
時期に座椅子7が収容された際、隣接する座椅子7の座
部10の面取り状傾斜部12同士が相対向して、両座部10は
開口部5に支障なく挿入収容される。
【0030】又、該実施形態の堀り座卓Aにおいて、図
4に示す如く、脚部3の立設高さを変更できるようにな
しても良い。すなわち、図4(a)(b)に示すものに
おいては、框材13の内側面に固定具19を介して支持部材
20が取着されており、脚部3を低く立設する場合には、
(a)に示す如く、支持部材20の上下方向に貫通形成さ
れる支持孔21の上端開口に位置決めピン22を嵌合し、該
位置決めピン22に脚部3の下端面に形成される凹所を係
合させて、該脚部3の下端面を同支持部材20上に載設す
る。脚部3を高く立設する場合には、(b)に示す如
く、前記支持孔21の上端開口に嵌合された位置決めピン
22を取り外して支持部材20上にスペーサー23を重合し、
該スペーサー23の下端面に埋設されるナット24に、同支
持孔21に下方から挿通される蝶ボルト25の上端を螺合し
て同支持部材20上にスペーサー23を結合固定し、該スペ
ーサー23の上端面に形成される凹穴に前記取り外した位
置決めピン22を嵌合し、該位置決めピン22に脚部3の下
端面に形成される凹所を係合させて、該脚部3の下端面
を同スペーサー23上に載設する。
【0031】又、図4(c)(d)に示すものにおいて
は、框材13の内側面に支持部材20が接着固定されてお
り、脚部3を低く立設する場合には、(c)に示す如
く、支持部材20の上端面に突設される複数の位置決め凸
起26に、脚部3の下端面に形成される複数の凹所を各々
係合させて、該脚部3の下端面を同支持部材20上に載設
する。脚部3を高く立設する場合には、(d)に示す如
く、前記支持部材20上に載設された脚部3取り外して該
支持部材20上にスペーサー23を重合し、その際、該スペ
ーサー23の下端面に形成される複数の凹穴部27が、前記
支持部材20の上端面に突設される複数の位置決め凸起26
に各々係合され、同スペーサー23の上端面にも複数の位
置決め凸起26が突設されていて、該複数の位置決め凸起
26に、脚部3の下端面に形成される複数の凹所を各々係
合させて、該脚部3の下端面を同支持部材20上に載設す
る。又、この場合、スペーサー23を複数個重合させるこ
とによって、脚部3をより高く立設することができる。
【0032】又、該実施形態の堀り座卓Aにおいて、図
5に示す如く、天板部4を像眼天板として形成しても良
い。すなわち、該天板部4においては、天板本体28の外
周に像眼突板部29を介して縁部材30が設けられている。
この場合、まず、図6(a)に示す如く、天板本体28の
外周に突板が貼着されて像眼突板部29となる部分が形成
され、次に、図6(b)に示す如く、同像眼突板部29と
なる部分に切削加工が施されて凸条部31が形成され、縁
部材30の内周に形成される凹溝部32が同凸条部31に嵌合
されて、天板本体28の外周に像眼突板部29を介して縁部
材30が取着固定される。
【0033】図7〜10は、本発明の請求項1〜5に対
応する一実施形態を示し、該実施形態の堀り座卓Bにお
いては、天板部4の片側縁に板状の脚部3、反対側縁に
引き出し収納部34として形成された脚部3が各々配設垂
下され、該天板部4の後側縁には背板33が垂設されてお
り、同天板部4の周辺には前方へ開口した唯一つの開口
部5が設けられている。該開口部5に収容具備される座
椅子7の片側部分には上方へ開口した収納部35が設けら
れており、該収納部35は同座椅子7を構成する硬質板材
14の部分が側方へ延設され、該延設部分の手前側に書類
収納部36、奥後側に小物収納部37が各々配設されて形成
されている。
【0034】又、座椅子7の前記収納部35を除く部分に
対応してその下方の床面1に凹堀り部2が形成されてお
り、該凹堀り部2内の底面にも面状のヒーター8が敷設
されている。同凹堀り部2の両側縁の框材13上に沿って
各々レール材が配設されると共に、該レール材にスライ
ド自在に係合されるスライド部材が座椅子7の座部10の
下側に配設されており、該スライド部材とレール材とで
同座椅子7を引き出し前後方向でスライド自在にガイド
する係合手段9となっている。
【0035】この場合、レール材の前後両端部でスライ
ド部材が停止されるようになっていて、同スライド部材
とレール材とで、座椅子7が引き出された使用状態と開
口部5を閉塞している収容状態との間に該座椅子7のス
ライド範囲を規制するストッパー手段11ともなってい
る。又、座椅子7の座部10の後端部下側には、荷重が加
わると回動しなくなるキャスター38が付設されており、
該キャスター38が床面1上を転動されて該座椅子7はス
ムーズにスライド移動され、座部10上に座ってキャスタ
ー38に荷重が加わると、同座椅子7は移動しなくなって
座り心地が良好となる。
【0036】又、該実施形態の堀り座卓Bの側方には、
これと略同じ大きさ高さの収納テーブル39が並設されて
いる。該収納テーブル39は堀り座卓Bと連続する外観を
有しており、書類収納引き出し部40と前面に開き戸41が
両開き式に付設される収納スペースとが配設されてな
る。該並設せる堀り座卓Bと収納テーブル39とは、室内
のコーナー部分において両側の壁面42に沿って床面1上
に設置されている。この場合、図11(a)に示す如く、
同並設せる堀り座卓B及び収納テーブル39に対向してソ
ファー43が配列設置されても良い。又、図11(b)に示
す如く、室内のコーナー部分において両側の壁面42に沿
ってソファー43が配列設置され、該ソファー43の側方に
連続して堀り座卓Bが単独で設置されても良い。この場
合は、堀り座卓Bの開口部5がソファー43と反対側に配
置され、該開口部5内に座椅子7がソファー43とは反対
側方へ引き出し自在に収容具備される。
【0037】なお、該実施形態の堀り座卓Bにおいて、
前述以外の構成は、上記実施形態の堀り座卓Aと略同様
に構成されており、したがって、該実施形態の堀り座卓
Bにおいても、請求項1〜5に関する作用効果が、上記
実施形態の堀り座卓Aにおけると同様に奏される。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の堀
り座卓においては、不使用時に座椅子を邪魔にならない
ように収容することができ、その際、凹堀り部内へのゴ
ミや埃の侵入を防止することができ、特に、掘ごたつと
して使用される場合には、同凹堀り部内の熱気の逃げを
防止することもでき、又、座椅子を引き出してその上に
楽に座って使用することができる。
【0039】又、本発明の請求項2記載の堀り座卓にお
いては、特に、冬場等の寒い時期に掘ごたつとして使用
することができ、その際、座椅子の不使用時に、開口部
を同座椅子の背凭れ部にて閉塞することで、凹堀り部内
の熱気の逃げが防止されて有効となる。
【0040】又、本発明の請求項3記載の堀り座卓にお
いては、特に、開口部を座椅子の背凭れ部にて確実に閉
塞することができ、しかも、その際、同背凭れ部と天板
部とが略直角状に連続して交差する状態となって、収容
時における同座椅子の納まり外観が向上される。
【0041】又、本発明の請求項4記載の堀り座卓にお
いては、特に、座椅子の座部に設けられる係合手段によ
り、該座椅子が引き出し前後方向でスライド自在にガイ
ドされて、同座椅子を開口部に対してスムーズに出し入
れすることができる。
【0042】又、本発明の請求項5記載の堀り座卓にお
いては、特に、ストッパー手段により座椅子のスライド
範囲が規制されて、該座椅子を開口部から引き出し過ぎ
たり同開口部内へ押し込み過ぎたりすることがなく、同
座椅子は使用状態及び収容状態の各々において適切な位
置に停止されてその使用勝手が良好となる。
【0043】又、本発明の請求項6記載の堀り座卓にお
いては、特に、天板部の周辺に配設される複数の開口部
において、複数の人が各々座椅子上に楽に座って使用す
ることができて便利である。
【0044】又、本発明の請求項7記載の堀り座卓にお
いては、特に、座椅子の座部が先細形状となって開口部
に挿入させ易くなり、しかも、隣接する開口部に各々座
椅子が収容された際、両座椅子の座部の面取り状傾斜部
同士が相対向して、両座部は開口部に支障なく挿入収容
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である堀り座卓を示す斜視
図。
【図2】同堀り座卓の天板部を省略した平面図。
【図3】同堀り座卓の要部縦断面図。
【図4】同堀り座卓における脚部の別の支持構造を示
し、(a)(b)(c)(d)各々異なる支持状態を例
示する要部縦断面図。
【図5】同堀り座卓における別の天板部を示す平面図。
【図6】同天板部の製作過程を示し、(a)(b)各々
異なる過程における要部縦断面図。
【図7】別の実施形態である堀り座卓を示す斜視図。
【図8】同堀り座卓の平面図。
【図9】同堀り座卓における床下部分だけを断面で表示
した正面図。
【図10】同堀り座卓の縦断面図。
【図11】同堀り座卓の施工パターンを示し、(a)
(b)各々異なる施工パターンを例示する概略平面図。
【図12】従来例である堀り座卓を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 床面 2 凹堀り部 3 脚部 4 天板部 5 開口部 6 背凭れ部 7 座椅子 8 ヒーター 9 係合手段 10 座部 11 ストッパー手段 12 面取り状傾斜部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に凹堀り部を形成し、該凹堀り部の
    周囲に複数の脚部を立設し、該脚部上に天板部を架設し
    てなる堀り座卓であって、天板部、床面、両側の脚部で
    囲まれた開口部を閉塞し得る大きさの背凭れ部を有する
    座椅子を、該開口部内に引き出し自在に収容具備してな
    る堀り座卓。
  2. 【請求項2】 凹堀り部内の底面にヒーターを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の堀り座卓。
  3. 【請求項3】 座椅子の背凭れ部を天板部、床面、両側
    の脚部で囲まれた開口部に略合致する形状に形成して、
    該背凭れ部と天板部とが略直角状に連続して交差する状
    態で、同開口部に座椅子が収容されるようになしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の堀り座卓。
  4. 【請求項4】 座椅子を引き出し前後方向でスライド自
    在にガイドする係合手段を該座椅子の座部に設けたこと
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つの請求項記載
    の堀り座卓。
  5. 【請求項5】 座椅子が引き出された使用状態と開口部
    を閉塞している収容状態との間に該座椅子のスライド範
    囲を規制するストッパー手段を同座椅子の座部に設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の堀り座卓。
  6. 【請求項6】 天板部の周辺に複数の開口部を配設し、
    各開口部に座椅子を収容具備させたことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つの請求項記載の堀り座卓。
  7. 【請求項7】 隣接する開口部に収容される両座椅子の
    座部の側縁に各々両座椅子間で相対向する面取り状傾斜
    部を形成したことを特徴とする請求項6記載の堀り座
    卓。
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