JPH077812Y2 - ソファー兼ベッド - Google Patents

ソファー兼ベッド

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JPH077812Y2
JPH077812Y2 JP1989033644U JP3364489U JPH077812Y2 JP H077812 Y2 JPH077812 Y2 JP H077812Y2 JP 1989033644 U JP1989033644 U JP 1989033644U JP 3364489 U JP3364489 U JP 3364489U JP H077812 Y2 JPH077812 Y2 JP H077812Y2
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JP
Japan
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bed
cushion member
base
sofa
backrest
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JP1989033644U
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JPH02124064U (ja
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義郎 宇佐美
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義郎 宇佐美
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、小部屋等に載置して一方のクッション部材の
反転と他方のクッション部材の回動により、使用目的に
応じてソファーとベッドとに使い分けられて、狭い部屋
を有効利用することができるソファー兼ベッドに関す
る。
(従来の技術) 従来、4畳半または6畳間のような狭い小部屋に載置し
て、昼間はソファーD′に夜間はベッドE′に兼用する
ものは、第5図に示すような家具が知られている。
このものは、方形状の基台に、該基台と同形でリクライ
ニング機構により連係して、所定傾斜に折れ曲がる二つ
のマットを載置し、腰掛けとして使用するときは、一方
のマットを上方へ起こして所定角度で保持される背凭れ
部を一側に形成し、他方の水平に保持されるマットの腰
掛部を他側に設けた所謂ソファーを形成するものであ
る。
また、寝具として使用するときは、両方のマットを基台
上へ水平に載置した寝床を有するベッドを形成すること
により、目的に応じてそれぞれに使用したものである。
(考案が解決しようとする課題) 前記した家具は、ソファーとして使用するときは、背凭
れ部の背部を壁面に近接して置くものであるから、これ
を寝具として用いるときは一度この家具全体を前に引き
出さないと、背凭れが壁面に邪魔になって水平に倒すこ
とができないから、ソファーD′とベッドE′とに変更
する毎日のマットの操作が面倒で、極めて重労働である
と共に女性や子供には操作し難い。
ソファーとして使用する場合でも、ベッドとして使用す
る場合でもマットの使用面が同一であるため、非清潔感
を受ける等の問題点があった。
本考案は前記した問題点を解決するためになされたもの
で、小部屋等に載置して一方のクッション部材の反転
と、他方のクッション部材の回動により、使用目的に応
じてソファーとベッドとに簡単かつ迅速に変更して使い
分けられて、狭い部屋を有効利用し、更に、表われるそ
の使用面を異なわせることにより清潔的に使用すること
ができるソファー兼ベッドを提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本考案の手段は、 背凭れ部を有する縦枠体と腰掛部兼寝床部を有する左右
一対の側板とからなる基台と、該基台において縦枠体と
側板との交点付近に設けた第1支軸により支承させて、
背凭れ部への起立状態と腰掛部兼寝床部への横敷き状態
とに回動自在となる第1クッション部材と、前記側板の
前側部へ第2支軸により反転自在に取り付けて、前記腰
掛部兼寝床部とこの腰掛部兼寝床部より外方に形成され
る寝床部との間を反転移動して横敷き状態に載置される
第2クッション部材と、前記基台へ出没自在に設けて、
埋没したとき基台内に納まり、突出したとき前記寝床部
に横敷き状態となった第2クッション部材の下面に対応
して支承する受部材と、 を備えさせたソファー兼ベッドの構成にある。
また、前記基台における縦枠体内に設けて、第1クッシ
ョン部材が背凭れ部に起立したときその開口部が閉塞さ
れ、腰掛部兼寝床部に横敷きとなったとき開口部が開放
される収容部と、 を備えさせたソファー兼ベッドの構成にある。
(作用) 前記したように構成される本考案は、以下に述べる作用
を奏する。
まず、ベットの形態からソファーの形態に変化させると
きは、 基台の第1支軸に支承されて水平に保持されている第1
クッション部材を上方へ回動して略垂直に起こし、前記
基台の背凭れ部に当接させると、該第1クッション部材
が所定傾斜で基台に取付けられてこれが背凭れとなる。
次に、基台の第2支軸に取り付けられ、側方に引き出さ
れた受部材へ水平に支承されている第2クッション部材
を第2支軸を中心に回動して、基台の側板における腰掛
兼寝床部へ水平に支持させると腰掛けが形成される。
これにより、これら第1および第2クッション部材によ
り全体がソファーとなる。
また、このソファー形態からベッドの形態に変化させる
ときは、 基台から受部材を側方へ引き出し、第2クッション部材
を第2支軸を中心に、基台における腰掛兼寝床部の外側
へ反転させて、この第2クッション部材を張り出した受
部材上へ、水平に支持させると、ベッドにおける半分の
寝床部が形成される。
また、基台の背凭れ部に当接した第1クッション部材
を、第1支軸を中心に回動させて、第2クッション部材
の反転に伴って生じた基台の側板における腰掛兼寝床部
に収容させると、ベッドにおける寝床部の半分が形成さ
れる。
したがって、これら第1および第2クッション部材によ
り、一連となった水平のベッドが得られる。
前記のように使用目的に応じて両クッション部材の回動
と反転により、ソファーとベッドとを選択的に形成して
使用することができる。
また、第1クッション部材を背凭れ部より倒して水平状
態にさせると、基台における縦枠体の全部が開口するた
め、この収容部への物品の収納が可能となるもので、再
び、第1クッション部材を回動して基台の背凭れ部へ当
接させると、収容部の開口部が閉塞され露出しない。
(実施例) 次に本考案に関するソファー兼ベッドの一実施例を図面
に基づいて説明する。
本考案実施例のソファー兼ベッドは、ソファーDとベッ
ドEとの選択使用により兼用されるものである。
第1図〜第3図において1は木製等の基台で、方形状の
箱形に成形されて、その前部に若干後傾斜させた背凭れ
部aを有する縦枠体1aと、腰掛部兼寝床部bを有する左
右一対の側板1b,1bとからなり、これら縦枠体1aと側板1
bとにより略L型に形成される。
また、縦枠体1aの内部には、その前部の全面が開放する
開口部2aを設けた収容部2を形成してあって、複数段の
収納棚2b,2bを高さ調整可能に設けて、これに書物や身
の回り品あるいは簡単な寝具等が収納することができる
ようにし、または、上部あるいは収容部2内に照明器具
(図示せず)を取付けて採光できるようにしてある。
そして、側板1bの上部には、横桟イを水平に掛け渡し
て、後記する第1クッション部材5を支承することで、
腰掛兼寝床部bが形成される。
5,6は第1と第2のクッション部材で、人が就寝できる
大きさを有するポリウレタン等の素材による所定厚さの
弾性材7を、第4図に示すように、色彩や絵柄を施した
袋状の外皮8により収容して、ファスナーあるいは面状
ファスナー等により該外皮8を脱着可能とし、適宜に洗
濯等ができるように形成してある。
なお、この外皮8の両面に別々の色彩や絵柄を施せば、
ソファーD時とベッドE時とで表われる面が異なって、
その模様替えができ室内の趣が変わる。
そして、前記した第1クッション部材5は、幅方向にお
いて片寄せた一端部の両側を、基台1において縦枠体1a
と側板1bとの交点付近に第1支軸9,9により回動自在に
取付けてある。
そして、該第1クッション部材5を引き起こしたとき
は、基台1の背凭れ部aに当接して、第1図および第3
図に示すように、ソファーDにおける背凭れとなり、背
凭れ部aからこの第1クッション部材5を倒して水平に
し、基台1における側板1bの腰掛兼寝床部bにおいて、
横桟イの腰掛兼寝床部bに載置すると、第2図に示すよ
うに、ベッドEにおける寝床となって、しかも、それぞ
れの外被8の表われる面が異なるものである。
なお、前記した収容部2の開口部2aは、第1クッション
部材5が背凭れ部aへ起立状態となったとき、その開口
部2a全体が閉塞状態となり、また、第1クッション部材
5が腰掛部兼寝床部bに横敷き状態となったとき、収容
部2の開口部2aが開放され収納した物品の取り出しが容
易に行なえる。
また、第2クッション部材6は、幅方向において片寄せ
た一端部の両側を、基台1の側板4の前縁へ第2支軸1
0,10により反転自在に取り付けてあって、該第2クッシ
ョン部材6を一方、すなわち、背凭れ部a側に反転し
て、横桟イに支持させ腰掛兼寝床部bに載置するとソフ
ァーDにおける腰掛けとなる。
更に、前記した腰掛兼寝床部bからこの第1クッション
部材6を、寝床部c側すなわち該腰掛兼寝床部bの外側
に反転して、後記する受部材11に支持させ、寝床部cへ
水平に載置すると、ベッドEにおける寝床となって、第
1クッション部材5と同様にそれぞれの外被8の表われ
る面が異なるものである。
11は第2クッション部材6の受部材で、この第2クッシ
ョン部材6が寝床部c側へ反転したときに、これを水平
に保持させるものであって、第3図に示すように、基台
1における腰掛兼寝床部bの下部へ、出入れ自在に設け
た引出しを利用するものである。
そして、この受部材11は、上部を開口させた箱形の引出
し状に形成して、内部を収容部ロとして寝具や小物等を
収納し、その下面の前側に複数個のキャスター11′を取
付けて、腰掛兼寝床部bの下部に形成された空間へ引出
し自在に設けるもので、ベッドEとして使用するとき
は、前記空間より引出して該引出し11の上端に第2クッ
ション部材6の下面を受けさせると、該第2クッション
部材6が水平に保持されて第1クッション部材5と一連
になるものである。
また、この受部材11が側方へ張り出すことで、腰掛兼寝
床部bの外側に寝床部cが形成されるもので、上面が前
記腰掛兼寝床部bと同一面となるようにしてある。
第3図において13は、第1および第2クッション部材5,
6(図において第2クッション部材6のみを示す。)に
おける第1および第2支軸9,10の調整軸受で、支持凹部
14を複数箇所設けた移動溝15に、第1および第2支軸9,
10を移動自在に係合させて、前記両クッション部材5,6
の幅寸法が異なるときは、それぞれの不足または過剰寸
法に見合う軸移動を行なって、支持凹部14に係合させ両
クッション部材5,6が当接したとき隙間ができないよう
に調節する。
なお、前記した第1および第2支軸9,10は、図示してな
いが、両クッション部材5,6を貫通した一連の軸を用い
てもよいものであり、これら第1および第2支軸9,10の
軸受は基台1に設けることもある。
(考案の効果) 前述したような構成により本考案は次のような効果を奏
するものである。
4畳半または6畳間のような比較的狭い部屋に載置して
も、クッション部材が反転,回動式のために、その設置
スペースが小さくてすみ、狭い部屋の有効利用ができ
る。
背凭れ部のクッション部材が手前側に回動するために、
基台を部屋の壁面に近接して載置することができ、該ク
ッション部材の回動時に、これら全体を引き出したり横
へ移動したりすることがないので、ソファーとベッドと
の変更操作が容易で婦女子や子供でも簡単かつ迅速に行
なうことができる。
特に、第1および第2クッション部材は、第1および第
2支軸によりその一側部が回動自在に固着されているの
で、回動・反転操作のときに基台からずれたり外れたり
することがなく円滑にその移動ができて、取り扱いやす
い。
二組のクッション部材は、ソファーとベットとに使用す
るときでは、それぞれに現れる表面が異なるので、使用
時、特にベットとして用いるに当たって清潔感が得られ
快適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソファー兼ベッドの一実施例を示すも
ので、ソファーとして使用する状態の斜視図。第2図は
第1図のソファー兼ベッドをベッドとして使用する状態
の斜視図。第3図は第1図の縦断側面図。第4図はクッ
ション部材の軸支状態を示す要部の断面図。第5図は従
来のソファー兼ベッドを示す側面図である。 図において1は基台.1aは縦枠体.1bは側板.2は収容部.2
aは開口部.5は第1クッション部材.6は第2クッション
部材.9は第1支軸.10は第2支軸.11は受部材.aは背凭れ
部、bは腰掛兼寝床部、cは寝床部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背凭れ部を有する縦枠体と腰掛部兼寝床部
    を有する左右一対の側板とからなる基台と、該基台にお
    いて縦枠体と側板との交点付近に設けた第1支軸により
    支承させて、背凭れ部への起立状態と腰掛部兼寝床部へ
    の横敷き状態とに回動自在となる第1クッション部材
    と、前記側板の前側部へ第2支軸により反転自在に取り
    付けて、前記腰掛部兼寝床部とこの腰掛部兼寝床部より
    外方に形成される寝床部との間を反転移動して横敷き状
    態に載置される第2クッション部材と、前記基台へ出没
    自在に設けて、埋没したとき基台内に納まり、突出した
    とき前記寝床部に横敷き状態となった第2クッション部
    材の下面に対応して支承する受部材とを備えさせたこと
    を特徴とするソファー兼ベッド。
  2. 【請求項2】前記基台における縦枠体内に設けて、第1
    クッション部材が背凭れ部に起立したときその開口部が
    閉塞され、腰掛部兼寝床部に横敷きとなったとき開口部
    が開放される収容部とを備えさせたことを特徴とする請
    求項1記載のソファー兼ベッド。
JP1989033644U 1989-03-24 1989-03-24 ソファー兼ベッド Expired - Lifetime JPH077812Y2 (ja)

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JPH02124064U JPH02124064U (ja) 1990-10-12
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