JP2582937Y2 - ワゴン収納キャビネット - Google Patents

ワゴン収納キャビネット

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JP2582937Y2
JP2582937Y2 JP1991048013U JP4801391U JP2582937Y2 JP 2582937 Y2 JP2582937 Y2 JP 2582937Y2 JP 1991048013 U JP1991048013 U JP 1991048013U JP 4801391 U JP4801391 U JP 4801391U JP 2582937 Y2 JP2582937 Y2 JP 2582937Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
wagon
cabinet
height
casters
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991048013U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH051325U (ja
Inventor
隆一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用時キャビネットか
らワゴンを引き出して使用すると共に不使用時キャビネ
ット内に収納するワゴン収納キャビネットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のワゴン収納キャビネット
にあっては、下部に複数個のキャスターを設けて移動自
在にしたワゴンをキャビネット内に出し入れ自在にして
あるだけであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、台所の床面
にカーペットを敷いてある場合等には、キャビネットの
底面との間に段差が生じ、ワゴンをキャビネットに入れ
るとき前後のキャスターが平行にならず、キャビネット
の側板等にワゴンが衝突し、ワゴンをスムーズに収納で
きないという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところはワゴンをスムー
ズにキャビネット内に収納することができるワゴン収納
キャビネットを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案ワゴン収納キャビネットは、キャビネット1内に
移動自在なワゴン2を出し入れ自在に配置し、キャビネ
ット1の両側の内面に前後方向に断面略コ字状の案内レ
ール3を設け、上記ワゴン2をパイプ材にて形成すると
共にワゴン2の上下方向の中間の高さでワゴン2の両側
に位置する水平なガイドパイプ13を上記案内レール3
に摺動自在に嵌め込み、ワゴン2の下部に複数個のキャ
スター4を取り付けると共にこのキャスター4を高さ調
整自在にして成ることを特徴する。
【0006】
【作用】ワゴン2をキャビネット1に収納するとき、断
面コ字状の案内レール3にガイドパイプ13を摺動させ
ることでガイドしてワゴン2が上下しないようにワゴン
2をスムーズに収納することができる。またキャスター
4の高さを調整することにより案内レール3に対して摺
動する部分の高さを合わせることができる。
【0007】
【実施例】図1に示すようにキャビネット1は両側の側
板1a、上面の上板1b及び背板1cにて前面及び下面
を開口せる角箱状に形成されており、台所の床面上に設
置されている。キャビネット1の前面開口には扉5を蝶
番6にて開閉自在に取り付けてある。キャビネット1の
側板1aの内側面には断面コ字形の案内レール3を前後
方向に装着してある。ワゴン2はキャビネット1内に収
納できる大きさであって、パイプ材を組み立てて形成さ
れている。つまり、前後の端部フレーム7と、上下方向
に複数個設けた横主フレーム8、横主フレーム8間に設
けた脱落防止用の横副フレーム9等で組み立ててあり、
必要に応じてスライドトレー10、ダストボックス1
1、網板12等を設けてある。最下部の横主フレーム8
の四隅からパイプ状の脚部20を下方に突設してあり、
脚部20の下端にキャスター4を装着してある。このワ
ゴン2はキャスター4の転動にて移動自在になってお
り、複数の横副フレーム9のうち1つの横副フレーム9
の側部がガイドパイプ13となっており、ガイドパイプ
13が案内レール3に沿って摺動し得るようになってい
る。しかして使用時はワゴン2をキャビネット1から出
して使用するが、ワゴン2の不使用時にはキャビネット
1に収納する。ワゴン2をキャビネット1に収納すると
き、図2のようにガイドパイプ13が案内レール3に嵌
まり、ガイドパイプ13を案内レール3に沿って摺動さ
せることによりスムーズにワゴン2を入れて図3に示す
ように収納することができる。
【0008】また上記キャスター4は図4に示すように
高さ調整自在になっている。脚部20内に下面を開口せ
る雌ねじ孔14を設けてあり、キャスター4より上方に
突設したボルト15を雌ねじ孔14に螺合してある。ボ
ルト15の下端にはボルト15を回転操作するための高
さ調整用ナット16を設けてあり、ボルト15の上部に
は固定用ナット17を螺合してある。しかして固定用ナ
ット17を緩め高さ調整用ナット16を回転操作してボ
ルト15を上下させてキャスター4の高さを調整し、固
定用ナット17で固定することができる。このようにキ
ャスター4の高さを調整することにより施工場所に応じ
て合わせることができ、床面にカーペット等を敷いてあ
っても案内レール3にガイドパイプ13がスムーズに嵌
まるようにできる。
【0009】
【考案の効果】本考案の請求項1及び請求項2の考案は
叙述のようにキャビネットの両側の内面に前後方向に断
面略コ字状の案内レールを設け、上記ワゴンをパイプ材
にて形成すると共にワゴンの両側に位置する水平なガイ
ドパイプを上記案内レールに摺動自在に嵌め込んだの
で、断面略コ字状の案内レールに対してワゴンの両側の
ガイドパイプが摺動することでワゴンをキャビネットに
収納できるものであり、しかもワゴンに特別にガイドす
る部分を設けなくてもパイプ材の一部をガイドパイプと
して案内レールでガイドできるものであり、しかもワゴ
ンの上下方向の中間の高さでワゴンの両側に位置する水
平なガイドパイプをキャビネットの断面略コ字状の案内
レールに摺動自在に嵌め込んだので、ワゴンをキャビネ
ットに対して出し入れするときガイドパイプを案内レー
ルにてガイドしてスムーズに行うこと ができるが、この
ときワゴンの上下方向の中間の高さ位置でガイドできる
ためにワゴンを安定よく出し入れできるものであり、さ
らにワゴンのガイドパイプをキャビネットの案内レール
に嵌め込み、ワゴンの下部に取り付けたキャスターを高
さ調整自在としたので、キャスターの高さを調整するこ
とで案内レールに対してワゴンのガイドパイプの高さを
調整してワゴンを一層スムーズに出し入れできるもので
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】同上のワゴンをキャビネットに収納するときの
案内状態を示し、(a)は全体の正面図、(b)は要部
の拡大正面図である。
【図3】同上のワゴンをキャビネットに収納した状態を
示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】同上のキャスター部分を示し、(a)は要部の
斜視図、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 ワゴン 3 案内レール 4 キャスター 13 ガイドパイプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 77/04 A47B 31/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット内に移動自在なワゴンを出
    し入れ自在に配置し、キャビネットの両側の内面に前後
    方向に断面略コ字状の案内レールを設け、上記ワゴンを
    パイプ材にて形成すると共にワゴンの上下方向の中間の
    高さでワゴンの両側に位置する水平なガイドパイプを上
    記案内レールに摺動自在に嵌め込み、ワゴンの下部にキ
    ャスターを取り付けると共にキャスターを高さ調整自在
    として成るワゴン収納キャビネット。
JP1991048013U 1991-06-25 1991-06-25 ワゴン収納キャビネット Expired - Lifetime JP2582937Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH051325U JPH051325U (ja) 1993-01-14
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ID=12791426

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JPH051325U (ja) 1993-01-14

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