JPH0646358Y2 - 収納装置 - Google Patents

収納装置

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JPH0646358Y2
JPH0646358Y2 JP1987174065U JP17406587U JPH0646358Y2 JP H0646358 Y2 JPH0646358 Y2 JP H0646358Y2 JP 1987174065 U JP1987174065 U JP 1987174065U JP 17406587 U JP17406587 U JP 17406587U JP H0646358 Y2 JPH0646358 Y2 JP H0646358Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
storage
fixed side
lower fixed
side rail
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987174065U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0177445U (ja
Inventor
秀徳 田代
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0177445U publication Critical patent/JPH0177445U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、食器収納棚のような収納装置に関するもので
ある。
[背景技術] 従来からシステムキッチン等に組み込まれる食器収納棚
として第12図に示すような収納装置が知られている。第
12図に示す収納装置にあっては、前方が開口する収納箱
部1内に引き出し自在に収納部2をはめ込んであり、収
納部2を引き出して収納部2の側方の出し入れ用開口か
ら収納部2内の収納物を出し入れするようになってい
た。ところで上記の従来の収納装置においては、収納部
2の両側をスライドレール機構Rにより収納箱部1の両
内壁の上下に取り付けていたので、収納部2を引き出し
た場合、収納部2の両側にスライドレール機構Rが露出
して見苦しいだけでなく収納物の出し入れに当たってス
ライドレール機構Rが邪魔になっていた。また収納部2
を引き出したとき収納部2が前下がりになって前傾する
という問題があった。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであって、そ
の目的とするところは、収納部を引き出してもスライド
レール機構が露出して見苦しくなったり、あるいはスラ
イドレール機構が収納物の出し入れの邪魔になることな
く、また収納部を引き出した時に収納部が前下がりにな
るのを防止する収納装置を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の収納装置は、前方が開口する収納箱部1内に引
き出し自在に収納部2をはめ込み、収納部2の下面部に
断面逆U状の下移動側レール11を前後方向に設け、収納
箱部1の底部に前後方向にわたって下固定側レール12を
設け、下固定側レール12に側方に開口したコ字状のレー
ル部12aを設け、下固定側レール12の前部に固定側ころ1
8を回転自在に設けるとともに固定側ころ18の上端部を
下固定側レール12の上端部よりも若干上に位置させ、下
移動側レール11の内部の後部に移動側ころ13を回転自在
に設け、下固定側レール12に断面逆U状の下移動側レー
ル11をスライド自在に被嵌し、移動側ころ13をそれぞれ
下固定側レール12に設けたレール部12aに転動自在と
し、固定側ころ18を断面逆U状の下移動側レール11の上
底面に転動自在として成るものであって、このような構
成を採用することで、上記した本考案の目的を達成した
ものである。すなわち本考案にあっては、収納部2の下
面部に設けた下移動側レール11を収納箱1の底部に設け
た下固定側レール12にスライド自在に被嵌してあるの
で、下移動側レール11と下固定側レール12とよりなる下
スライドレール機構Aが外部に露出しないようになった
ものであり、また固定側ころ18の上端部を下固定側レー
ル12の上端部よりも若干上に位置させ、移動側ころ13を
それぞれ下固定側レール12に設けたレール部12aに転動
自在とし、固定側ころ18を断面逆U状の下移動側レール
11の上底面に転動自在とすることで、収納部2を引き出
しても下移動側レール11の底部を支える固定側ころ18が
レール部12aにはまりこむ移動側ころ13よりも上方に位
置することとなって収納部2が若干前上がり状態とな
り、この結果収納部2を引き出した時に収納部2が前下
がりとなるのを防止できる。
以下本考案を添付図面に示す実施例により詳述する。
添付図面に示した前方が開口した収納箱部1はシステム
キッチンの一部に組み込まれるものである。この収納箱
部1には収納部2が引き出し自在にはめ込んである。収
納部2は立方体状の枠状3の前面部に前面板4を取り付
けて構成してあり、両側がそれぞれ収納物出し入れ用の
開口部5となっている。枠体3は前部の両側の縦枠6
と、後部両側の縦枠7と、上部中央の中央枠8と、下の
前後の横枠9と、下の左右の側枠10等の枠材を組み立て
て構成してある。収納部2の下面部の巾方向の中央部を
下スライドレール機構Aにより収納箱部1の底部に移動
自在に取り付けてある。下スライドレール機構Aは、収
納部2の下面部の巾方向の中央部に前後方向にわたって
取り付けた下移動側レール11と、収納箱部1の底部の巾
方向の中央部に前後方向にわたって取り付けた下固定側
レール12とで構成してある。下移動側レール11は断面逆
U字状をしており、下移動側レール11の後部内に左右上
下に複数個の移動側ころ13を回転自在に設けてある。添
付図面の実施例では上段には一方の側方に1個の移動側
ころ13を回転自在に取り付けてあり、また下段には左右
2個の移動側ころ13を回転自在に取り付けてあり、この
下段の移動側ころ13は前後にずれて配置してある。下固
定側レール12は下横片14中央部から上方に縦片15を突設
し、縦片15の上端部に上横片16を設けるとともに縦片15
の中間部分に両側に中横片17を設けて構成してあり、上
横片16と縦片15と中横片17とで側方に開口するコ字状の
上のレール部12aが形成してあり、また下横片14と縦片1
5と中横片17とで側方に開口する下のレール部12aが形成
してある。このようにして上下に多段にレール部12aが
設けてある。ところで下横片14及び縦片15の前端は上横
片16及び中横片17の前端よりも前方に位置している。縦
片15の前端には固定側ころ18が回転自在に軸支してあ
り、固定側ころ18の上端部は上横片16よりも若干上方に
位置している。そして、下移動側レール11を下固定側レ
ール12にはめ込み、上段の移動側ころ13を上のレール部
12aに走行自在にはめ込み、下段の移動側ころ13を下の
レール部12aに走行自在にはめ込んである。また固定側
ころ18には移動側レール11の上底面が転動するものであ
る。ここで収納部2を引き出した時第8図のように下移
動側レール11の底部を支える固定側ころ18がレール部12
aにはまりこむ移動側ころ13よりも上方に位置すること
となって収納部2が若干前上がり状態となり、この結果
収納部2を引き出した時に収納部2が前下がりとなるの
を防止できるものである。また上下多段の移動側ころ13
がそれぞれ上下多段のレール部12aにはめ込んであるの
で、上下に多段にはめ込まれることとなり、この結果第
2図矢印のように収納部2が左右に傾くのが防止できる
こととなる。さらにこの場合上下多段に移動側ころ13を
設けてあるので必然的に下移動側レール11の側片の高さ
が長くなり、この結果断面逆U状の下移動側レール11を
下固定側レール12に被嵌した場合の被嵌部分の上下長さ
(第2図におけるH)が長くなり、この構成によっても
収納部2が被嵌部分を中心にして左右に傾くのを防止す
ることができるものである。収納部2の上部の巾方向の
中央部を上スライドレール機構Bにより収納箱部1に移
動自在に取り付けてある。上スライドレール機構Bは上
移動側レール19と、中間レール20と、上固定側レール21
とで構成してある。すなわち第9図に示すように上移動
側レール19と中間レール20、中間レール20と上固定側レ
ール21とがそれぞれベアリング22を介して移動自在にな
っており、上固定側レール21に対して中間レール20が移
動して引き出されるとともに中間レール20に対して上移
動側レール19が移動して引き出されるものである。収納
箱部1の上板23には第10図に示すような断面逆U字状の
取り付け部材24が固定してあり、この取り付け部材24内
に断面逆U字状の中間取り付け金具25が取り付けてあ
る。そして中間取り付け金具25内に上固定側レール21が
ねじ具により固着してある。また取り付け部材24の側片
には縦長孔26が設けてあり、縦長孔26に挿入した取り付
けねじ27を中間取り付け金具25のめねじ部28に螺合して
あり、取り付けねじ27を緩めることで、取り付け部材24
に対する中間取り付け金具25の取り付け位置を調整する
ようになっている。枠体3にはかご29や棚等が着脱自在
に取り付けてある。かご29には種々の収納物が収納され
る。しかして収納部2を引き出して収納部2の側方から
収納物を出し入れするものであり、収納物の出し入れが
終わると収納部2を収納箱部2内に押し込むものであ
る。なお、第7図、第8図に示すように下固定側レール
12の下横片14の前端部にストッパ31を設けるとともにス
トッパ31の後方に略3角形の突部30を設けておくと、収
納部2を引き出した時移動側ころ13が突部30を乗り越
え、ストッパ31によりそれ以上引き出されないようにな
っており、この状態においては突部30により外力(すな
わち収納部2を押し込むための外力)が働かない限り収
納部2の引き出し状態が保たれ、収納部2を引き出した
時の収納物の出し入れ作業がスムーズにできるようにな
っている。
なお、上記した実施例では収納箱部1としてシステムキ
ッチンの一部に組み込まれるものの例について説明した
が、必ずしもこれにのみ限定されず、他の種々の収納箱
であってもよいのは勿論である。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように収納部の下面部に設け
た下移動側レールを収納箱の底部に設けた下固定側レー
ルにスライド自在に被嵌してあるので、下移動側レール
と下固定側レールとよりなる下スライドレール機構が外
部に露出せず、外観がよくなるとともに収納部への収納
物の出し入れに当たって下スライドレール機構が邪魔に
ならないようになったものであると共に長い下固定側レ
ールと下移動側レールを嵌合することによって、互いに
嵌合し合う部分の長さが長くなって大きな結合力で嵌合
し合うことになり、下固定側レールと下移動側レールの
嵌合部分を中心として収納部が左右に傾くことを防止す
ることができるものである。また固定側ころの上端部を
下固定側レールの上端部よりも若干上に位置させ、移動
側ころをそれぞれ下固定側レールに設けたレール部に転
動自在とし、固定側ころを断面逆U状の下移動側レール
の上底面に転動自在とすることで、収納部を引き出して
も下移動側レールの底部を支える固定側ころがレール部
にはまりこむ移動側ころよりも上方に位置することとな
って収納部が若干前上がり状態となり、この結果収納部
を引き出した時に収納部が前下がりとなるのを防止でき
るものであり、加えて下固定側レールのレール部に当接
して移動側ころが配置されることによって移動側ころで
収納部が後上がりとなるのを防止することができ、両方
のころで収納部を強固に支持することができるものであ
る。また収納部は固定側ころと移動側ころの前後二点の
みで常に支持されることになり、収納部が引き出された
場合と押し入れられた場合のいずれの状態においても、
同じ力でしかも軽くスライド移動させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面断面図、第2図は同上の正面断面
図、第3図は同上の一部切欠平断面図、第4図は同上の
縮小側面断面図、第5図は同上の斜視図、第6図(a)
(b)(c)(d)は同上の下スライドレールの水平断
面図、縦断面図、側面図及び正面図、第7図は同上の下
スライドレールにストッパを設けた例の斜視図、第8図
は同上の断面図、第9図(a)(b)(c)は上スライ
ド機構の側面図、下面図及び正面図、第10図(a)
(b)(c)(d)は同上の取り付け部材と取り付け金
具との組み合わせ状態の平面図、側面図、下面図及び正
面図、第11図は同上の上スライドレールを取り付ける状
態の斜視図、第12図は従来例の斜視図であって、1は収
納箱部、2は収納部、11は下移動側レール、12は下固定
側レール、12aはレール部、13は移動側ころ、18は固定
側ころである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方が開口する収納箱部内に引き出し自在
    に収納部をはめ込み、収納部の下面部に断面逆U状の下
    移動側レールを前後方向に設け、収納箱部の底部に前後
    方向にわたって下固定側レールを設け、下固定側レール
    に側方に開口したコ字状のレール部を設け、下固定側レ
    ールの前部に固定側ころを回転自在に設けるとともに固
    定側ころの上端部を下固定側レールの上端部よりも若干
    上に位置させ、下移動側レールの内部の後部に移動側こ
    ろを回転自在に設け、下固定側レールに断面逆U状の下
    移動側レールをスライド自在に被嵌し、移動側ころをそ
    れぞれ下固定側レールに設けたレール部に転動自在と
    し、固定側ころを断面逆U状の下移動側レールの上底面
    に転動自在として成る収納装置。
JP1987174065U 1987-11-14 1987-11-14 収納装置 Expired - Lifetime JPH0646358Y2 (ja)

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JP1987174065U JPH0646358Y2 (ja) 1987-11-14 1987-11-14 収納装置

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Publication Number Publication Date
JPH0177445U JPH0177445U (ja) 1989-05-25
JPH0646358Y2 true JPH0646358Y2 (ja) 1994-11-30

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