JP2513343B2 - 机 - Google Patents

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JP2513343B2
JP2513343B2 JP2113819A JP11381990A JP2513343B2 JP 2513343 B2 JP2513343 B2 JP 2513343B2 JP 2113819 A JP2113819 A JP 2113819A JP 11381990 A JP11381990 A JP 11381990A JP 2513343 B2 JP2513343 B2 JP 2513343B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィスその他において好適に使用される
机に関するものである。
[従来の技術] オフィスその他において事務等に使用される机は、周
知のように比較的奥行き寸法が大きい。そのため、使用
縁側に着座した者が下肢を自由に動かすことのできる下
肢空間は、床の近傍を除き、天板の下に形成されている
空間全体に対して、手前側半分程度のもので十分であ
る。
そのため、ファイル等の量が多いオフィス等において
は、補助棚を机における天板の下方に形成される空間の
奥に配置してファイル等の保管等に利用するようにして
いる。この補助棚は、奥行き寸法の比較的小さいボック
ス状のもので、キャスタ付きの脚を有しており、前記空
間の奥から自由に手前側に引き出すことができるように
なっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、情勢がめまぐるしく変化する近時のオフィ
ス等においては、机の配置替えが頻繁に行われるが、補
助棚が机と別体であると、その移動に手間がかかるとい
う問題がある。その上、かかる補助棚は、自由にいづれ
の方向にも移動するため、不測の外力により位置ずれを
起こして机の脚等に衝突し、傷を付けるという問題もあ
る。
このような不具合を解消するための方策として、机
を、上端面に使用縁側から反使用縁側に延びる凹溝を有
した左右の側板と、下面に前記凹溝と嵌合する凸条を有
した天板と、天板における反使用縁側の下方に配設され
て上方に開口する収納ボックスとを備えたものにしてお
き、前記天板を前記収納ボックスの前後開口幅の範囲内
で前後にスライドさせて、収納ボックスに上方からファ
イル等を出し入れすることが考えられる。
しかしながら、このような構成のものでは、天板をス
ライドさせる際に、天板の左右いづれかに外力が偏って
作用すると、凹溝と凸条の側面同士が強く摩擦して天板
がこじれるような状態になり、スムーズに移動させるの
が困難になる。このような不具合は、凹溝と凸条との間
の幅方向の隙間を精度よくすればするほど発生し易くな
る。逆に、前記隙間を大きくすれば、天板をスライドさ
せる際に天板のこじれ状態を助長することになるととも
に、天板のがたつきを招くことになる。しかも、前記隙
間は、左右の凹溝および凸条の平行度の誤差を吸収させ
るためには、不可欠となる。また、このようなもので
は、側板の上端面と天板の下面とが直接に面接触するた
め、天板をスムーズにスライドさせ難く、特に、天板上
にOA機器等が載置してある場合には、天板をスライドさ
せるのが一層難しくなる。
本発明は、以上の課題を一挙に解消することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな手段を講じたものである。
すなわち、本発明にかかる机は、左右の側板と、天板
と、ボールサスペンションと、収納ボックスとを具備し
てなるものであって、天板は、使用縁側から反使用縁側
に延びる左右のボールサスペンションを介して左右の側
板に支持されており、ボールサスペンションは、上下方
向および左右方向の荷重を受ける複数のボールを備えた
もので、固定部が前記側板の内面に固定され、可動部が
前記天板の下面に固定されており、収納ボックスは、上
端に開口部を有するとともに、その前面板及び背面板の
上下両縁に天板の幅方向に沿って伸びる4本の角形補強
桟を面接触状態で溶接したもので、前記天板における反
使用縁側の下方に配設されて左右の側板を連結してお
り、前記天板を前記収納ボックスの開口部が閉塞される
閉成位置から前記開口部の全体が開放される開成位置の
間で前後にスライドさせ得るようにしていることを特徴
とする。
天板を開成位置にスライドさせた場合に、天板の使用
縁側が下がるのを有効に防止するには、天板の反使用縁
側の下面にローラを軸着し、そのローラをボールサスペ
ンションの固定部の下端に転接させておくとよい。
天板を開成位置にスライドさせて使用するとともに、
その際に収納ボックスの上方を有効に利用するには、左
右の側板間にフロントパネルを架設し、そのフロントパ
ネルの上端に補助天板を添設しておくとよい。また、開
成位置にある天板の反使用縁と収納ボックスの使用縁側
における端部との間に固定天板を配設し、その上面側で
前記天板を前後にスライドさせるようにしてもよい。
天板上に載置したOA機器等の配線類が目立つのを回避
するには、補助天板の下方に配線挿通用のダクトを形成
しておくとよい。
左右に隣接する複数の机に亘って配線が行えるように
しておきたい場合には、側板の上端面に前記配線挿通用
のダクトに連続する配線挿通孔を形成し、その配線挿通
孔に蓋を着脱可能に蓋着しておくとよい。
[作用] このような構成のものであれば、側方から見て四隅コ
ーナー部に補強桟を剛着した収納ボックスは、机と一体
化されたものであるため、机を移動させる際には、その
移動に随伴することになり、収納ボックスのみを別途運
搬する必要がない上に、外力により遊動して机の脚等に
衝突するおそれもない。しかも、補強桟を剛着された収
納ボックスは、それ自体の剛性、特に側板間に発生する
曲げ力やねじり力に対して高い剛性を発揮するため、こ
の収納ボックスで左右の側板を連結することにより、天
板で左右の側板を剛結せずとも机全体の適正な剛性を確
保することができる。
また、収納ボックスを使用する際に、天板を手前に牽
引して開成位置にまでスライドさせると、上方から収納
ボックス内にファイル等を収納し、あるいは、その収納
ボックス内のファイル等を取り出すことができる。天板
を押圧して反使用縁側の閉成位置にまでスライドさせる
と、収納ボックス内が外部に露呈することなく、収納物
が保管できる。
しかして、この天板は、ボールサスペンションを介し
て左右の側板に支持させてあるため、天板をスライドさ
せる際には、ボールサスペンションの複数のボールが転
動しつつ、天板に作用する上下方向や左右方向の荷重を
受けることになる。このため、天板をスライドさせる際
に、天板の左右いづれかに外力が偏って作用した場合で
も、ボールが前後に転動して天板のこじれを回避するこ
とになる。特に、収納ボックスにより机の剛性を確保し
ているため、左右の側板の変形が防止され、ひいてはボ
ールサスペンションの適正な作動が確保されるものとな
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して
説明する。
この机は、第1図に示すように、左右の側板1と、天
板2と、ボールサスペンション3と、収納ボックス4と
を具備してなり、前記天板2を前記収納ボックス4の開
口部4aが閉塞される閉成位置Aから開口部4aの全体が開
放される開成位置Bの間で使用縁側5Aと反使用縁側5Bに
スライドさせ得るようにしたものである。
左右の側板1は、第2図に示すように、アジャスタ11
を介して床上に載置されるベース部12と、ベース部12の
反使用端側の上面に立設した胴部13と、この胴部13の上
端から使用縁側5Aに延出させたアーム部14とを具備して
なるもので、全体として天板2を支える脚としての役割
を担っている。
天板2は、使用縁側5Aから反使用縁側5Bに延びる左右
の前記ボールサスペンション3を介して左右の側板1に
支持させてある。また、この天板2の反使用縁側5Bにお
ける下面2aには、ブラケット21を介してローラ22を軸着
してあり、そのローラ22を前記ボールサスペンション3
の固定部たるアウターメンバ31の下端31aに転接させて
いる。
ボールサスペンション3は、第3図に示すように、ア
ウターメンバ31の上下における内方端と、可動部たるイ
ンナーメンバ32の上下における外方端との間に、上下方
向および左右方向の荷重を受ける複数のボール33を転動
可能に挾持させたもので、アウターメンバ31を前記側板
1の内面1aに複数のビス34を介して固着し、インナーメ
ンバ32をブラケット35を介して天板2の下面2aに懸吊支
持させている。ブラケット35は、第3図および第4図に
示すように、水平な上片35aと、垂下片35bとを有したも
ので、上片35aを図示しない複数のビスを介して天板2
の下面2aに固定し、垂下片35bの一側面35cに図示しない
複数のビスを介して前記インナーメンバ32を取着してあ
る。また、この垂下片35bの他側面35dには、引出し6を
スライド可能に支持するための案内レール7を添設して
いる。案内レール7は、横断面C字形の案内部71を有し
ており、その案内部71で、引出し6の一方の側板61に軸
着したローラ62を転動可能に案内支持するようになって
いる。引出し6は、第2図に示すように、天板2の下面
2aにおける左右両側に配設してあり、各引出し6の他方
の側板部分は、天板2の下面2aにおける中央部に配設し
た図示しないレールに、前述した態様でスライド可能に
支持させてある。しかして、両引出し6は、天板2のス
ライドに随伴するとともに、天板2の下から各別に引出
せるようになっている。なお、引出し6の使用面側は、
案内レール7に軸着した静止ローラ72により支持されて
いる。
収納ボックス4は、第1図に示すように、上方に開口
しているとともに、前記天板2の下方における反使用縁
側5Bに配設してある。この収納ボックス4は、側板41と
底板42と、背面板43と、前面板44と、鏡板45と、コーナ
ー部に配設したパイプ状の補強桟46とを備えたもので、
左右の側板41を複数のボルト47を介して左右の側板1の
胴部13にそれぞれ固着し、該収納ボックス4で左右の側
板1を連結している。
また、左右の側板1間にフロントパネル8を架設し、
そのフロントパネル8の上端8aに補助天板2Aを添設して
いるとともに、補助天板2Aの下方に配線挿通用のダクト
9を形成してある。配線挿通用のダクト9の底壁は、第
1図に示すように、前記収納ボックス4の補強桟46に固
着した横架部材91により形成してある。そして、前記側
板1の上端面1bにおける反使用縁側5Bの端部に、前記配
線挿通用のダクト9に連続する凹状の配線挿通孔15を形
成し、その配線挿通孔15に蓋16を着脱可能に蓋着してあ
る。
なお、天板2の下面2aには、閉成位置Aと開成位置B
とで、天板2をロックしておくための図示しないラッチ
機構を設けてある。このラッチ機構は、例えば、中間部
の鏡板23の内側に設けた操作レバーと、この操作レバー
に連動する係止爪を反使用縁側5Bにおける天板2の下面
2aに有したもので、前記操作レバーを操作して前記係止
爪を、側板1側に設けた係止孔に係止させるようにした
ものである。
このような構成のものであれば、机を移動させる際に
は、その移動に収納ボックス4が随伴することになり、
収納ボックス4のみを別途運搬する必要がない上に、外
力により遊動して机の側板1等に衝突するおそれもな
い。
また、収納ボックス4を利用する際に、第5図に示す
ように、天板2を手前に牽引して開成位置Bにまでスラ
イドさせると、上方から収納ボックス4内にファイル等
を収納し、あるいは、その収納ボックス4内のファイル
等を取り出すことができる。天板2を押圧して反使用縁
側5Bの閉成位置Aにまでスライドさせると、第1図およ
び第2図に示すように、収納ボックス4内が外部に露呈
することなく、収納物が保管できる。
しかも、前記天板2は、ボールサスペンション3を介
して左右の側板1に支持させてあるため、天板2をスラ
イドさせる際には、ボールサスペンション3の複数のボ
ール33が転動しつつ、天板に作用する上下方向や左右方
向の荷重を受けることになる。すなわち、天板2をスラ
イドさせる際には、複数のボール33に作用するころがり
摩擦が主な抵抗となるため、天板2をスライドさせる際
の操作力を確実に軽減することができ、天板2をスムー
ズにスライドさせることができる。また、天板2をスラ
イドさせる際に、天板2の左右いづれかに外力が偏って
作用した場合でも、前記ボール33が前後に転動すること
になる。このため、面接触同士の場合に起こりがちな、
天板2のこじれ現象を有効に回避することができる。特
に、本実施例では、補強桟46を剛着した収納ボックス4
により左右の側板41の間を連結しているので、天板2を
スライド可能にすることによって逆に天板2から構造体
としての機能を奪うことになっても、机全体の剛性低下
を有効に防止し、天板2の円滑なスライド動作を確保す
ることができる。
さらに、天板2の下面2aにおける反使用縁側5Bにロー
ラ22を軸着し、そのローラ22を側板1に固定したアウタ
ーメンバ31の下端31aに転接させておけば、開成位置B
で天板2が片持的に支持されている状態でも、天板2の
反使用縁側5Bが浮上がって天板2の使用縁側5Aが下がる
のを有効に防止することができる。
また、左右の側板1間にフロントパネル8を架設し、
そのフロントパネル8の上端8aに補助天板2Aを添設させ
ておくと、天板2を使用縁側5Aにスライドさせて、収納
ボックス4の上方を開放した状態で天板2の上面側を有
効に使用することができる。例えば、OA機器等を天板2
および補助天板2A上に架け渡して載置すれば、天板2の
上面2bにおけるOA機器等の占有面積を小さくすることが
でき、天板2の上面2bにおける有効利用面積を広くする
ことができる。
さらに、補助天板2Aの下方に配線挿通用のダクト9を
形成しておけば、前述のような使い方をする場合等に、
床から立ち上げたOA機器等の配線を、前記配線挿通用の
ダクト9、および、天板2と補助天板2Aとの間に形成さ
れる隙間を介してOA機器等に導くことができ、前記配線
が目立つのを有効に回避することができる。
また、側板1の上端面1bに前記配線挿通用のダクト9
に連続する配線挿通孔15を形成し、その配線挿通孔15に
蓋16を着脱可能に蓋着しておけば、蓋16を取り外して左
右に複数の机を隣接すると、各机の配線挿通用のダクト
9および配線挿通孔15が相互に連続することになる。こ
のため、複数の机に亘って連続する配線を前記配線挿通
用のダクト9および配線挿通孔15から導くことができ、
配線を見栄え良く机に収納することができる。
なお、この机は、天板2と左右の側板2とを直接的に
固定していないが、収納ボックス4の両側を左右の側板
2に接合しているため、このような構造の下でも側板2
の使用面側5Aが拡開又は内側に変形するのを効果的に防
止することができる。
次に本発明の他の実施例を第6図を参照して説明す
る。この机は、前述の机と略同様な構成のもので、左右
の側板101と、図示しないボールサスペンションを介し
て左右の側板101に支持させた天板102と、反使用縁側10
5Bに設けた補助天板102Aと、開成位置Bにある天板102
の反使用縁102cと収納ボックス104の使用縁側における
端部(図示せず)との間に設けた固定天板102Bとを備え
ている。そして、前記固定天板102Bの上面側を前記天板
102を前後にスライドさせるようにしている。
このような構成の机であれば、天板102を開成位置B
にまでスライドさせると、天板102の上面における使用
面積を有効に広げることができる。
なお、本発明には、補助天板を有しないものも含まれ
るが、前記実施例のような補助天板2A、102Aを設けてお
けば、OA機器等を天板2、102と、この補助天板2A、102
Aとの間に架け渡して載置することができるので、実質
的に天板使用面積を拡大することができる。
また、側板やボールサスペンション等は、前記実施例
に示す構成のものに限定されないのは勿論である。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、天板の下方
におけるデッドスペースに配設した収納ボックスを、机
の移動に随伴して同時に移動させることができ、収納ボ
ックスを別途運搬する手間を省くことができる。しか
も、この収納ボックスは、側方から見てその四隅コーナ
ー部に補強桟を剛着したものであり、天板における反使
用縁側の下方に配設して左右の側板に連結して机と一体
化されたものであるため、外力により遊動して机の側板
等に衝突するおそれがなく、側板等が傷付くおそれもな
い。このように、4本の補強桟でそれ自体の剛性を高め
た収納ボックスにより左右の側板を連結すれば、少ない
部材で両側板を強固に連結することができ、天板から机
の構造体としての機能を奪っても机全体の剛性低下を有
効に防止して、天板の適正なスライド動作を確保するこ
とができる。また、前記収納ボックスの上方を開閉する
天板は、ボールサスペンションを介して左右の側板に支
持させてあるため、天板をスライドさせる際の力を有効
に軽減することができるとともに、天板に偏って力が加
えられた場合でも、天板を円滑にスライドさせることが
できる。
天板の下面における反使用縁側にローラを軸着し、そ
のローラをボールサスペンションの固定部の下端に転接
させておいた場合には、開成位置で天板が片持的に支持
されている状態でも、天板の使用縁側が下がるのを有効
に防止することができる。
また、左右の側板間にフロントパネルを架設し、その
フロントパネルの上端に補助天板を添設させておけば、
天板を使用縁側にスライドさせて、天板と補助天板との
間にOA機器等を架け渡して載置することができるので、
収納ボックスの上方が有効に利用できるとともに、天板
の上面における実質的な利用面積を広くすることができ
る。
さらに、補助天板の下方に配線挿通用のダクトを形成
しておいた場合には、床から立ち上げたOA機器等の配線
を、前記配線挿通用のダクト、および、天板と補助天板
との間に形成される隙間を介してOA機器等に導くことが
できるので、前記配線が目立つのを有効に回避すること
ができる。
また、側板の上端面に配線挿通用のダクトに連続する
配線挿通孔を形成し、その配線挿通孔に蓋を着脱可能に
蓋着しておけば、左右に複数の机を隣接する場合に、各
机の配線挿通用のダクトおよび配線挿通孔から配線を導
くことができるので、複数の机に亘って連続する配線を
見栄え良く机に収納することができる。
また、開成位置にある天板の反使用縁と収納ボックス
の使用縁側における端部との間に固定天板を配設し、そ
の上面側で前記天板を前後にスライドさせるようにした
場合には、天板を開成位置側にスライドさせることによ
って天板上をより広く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は要
部の側断面図、第2図は全体の斜視図、第3図はボール
サスペンションとその近傍の横断面図、第4図はボール
サスペンションの取着態様を示す平面図、第5図は机の
使用態様を示す斜視図である。第6図は本発明の他の実
施例を示す第5図相当の斜視図である。 1、101……側板 1a……内面 1b……上端面 2、102……天板 2a……下面 2A、102A……補助天板 3……ボールサスペンション 4、104……収納ボックス 4a……開口部 5A……使用縁側 5B、105B……反使用縁側 8……フロントパネル 8a……上端 9……配線挿通用のダクト 15……配線挿通孔 16……蓋 22……ローラ 31……固定部(アウターメンバ) 31a……下端 32……可動部(インナーメンバ) 33……ボール 43……背面板 44……前面板 46……補強桟 102B……固定天板 102c……反使用縁 A……閉成位置 B……開成位置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の側板と、天板と、ボールサスペンシ
    ョンと、収納ボックスとを具備してなる机であって、 天板は、使用縁側から反使用縁側に延びる左右のボール
    サスペンションを介して左右の側板に支持されており、 ボールサスペンションは、上下方向および左右方向の荷
    重を受ける複数のボールを備えたもので、固定部が前記
    側板の内面に固着され、可動部が前記天板の下面に固着
    されており、 収納ボックスは、上端に開口部を有するとともに、その
    前面板及び背面板の上下両縁に天板の幅方向に沿って伸
    びる4本の角形補強桟を面接触状態で溶接したもので、
    前記天板における反使用縁側の下方に配設されて左右の
    側板を連結しており、 前記天板を前記収納ボックスの開口部が閉塞される閉成
    位置から前記開口部の全体が開放される開成位置の間で
    前後にスライドさせ得るようにしていることを特徴とす
    る机。
  2. 【請求項2】天板の反使用縁側の下面にローラを軸着
    し、そのローラをボールサスペンションの固定部の下端
    に転接させていることを特徴とする請求項1記載の机。
  3. 【請求項3】左右の側板間にフロントパネルを架設し、
    そのフロントパネルの上端に補助天板を添設しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の机。
  4. 【請求項4】開成位置にある天板の反使用縁と収納ボッ
    クスの使用縁側における端部との間に固定天板を配設
    し、その上面側で前記天板を前後にスライドさせるよう
    にしていることを特徴とする請求項1又は3記載の机。
  5. 【請求項5】補助天板の下方に配線挿通用のダクトを形
    成していることを特徴とする請求項3記載の机。
  6. 【請求項6】側板の上端面に配線挿通用のダクトに連続
    する配線挿通孔を形成し、その配線挿通孔に蓋を着脱可
    能に蓋着していることを特徴とする請求項5記載の机。
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