JP2005105066A - セルロースアシレートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 特定の化学式で示されるリン酸エステル系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し5〜30質量%含有し、かつ特定の化学式で示されるヒンダードフェノール系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し0.001〜5質量%含有するセルロースアシレートフィルムにおいて、60℃95%RHにおける透湿係数が1500〜3000g/(m2・day)であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム、並びに該セルロースアシレートフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置。
Description
一方、塩素系有機溶媒として好ましく使用されてきたジクロロメタン以外のセルロースアシレートの溶媒の探索がなされて来た。セルロースアシレート、特にセルローストリエステルに対する溶解性を示す有機溶媒として知られているものには、アセトン(沸点56℃)、酢酸メチル(沸点56℃)、テトラヒドロフラン(沸点65℃)、1,3−ジオキソラン(沸点75℃)、1,4−ジオキサン(沸点101℃)などがある。しかしながら、これらの有機溶媒は従来の溶解方法では、実際に実用できるに十分な溶解性は得られていない。
(1)一般式(1)で示されるリン酸エステル系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し5〜30質量%含有し、かつ一般式(2)又は(3)で示されるフェノール系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し0.001〜5質量%含有するセルロースアシレートフィルムにおいて、60℃95%RHにおける透湿係数が1500〜3000g/(m2・day)であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム、
(2)セルロースアシレートが、セルロースの水酸基へのアシル置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するセルロースアシレートの単一あるいは混合体からなる(1)に記載のセルロースアシレートフィルム、
(I) 2.6≦SA+SB≦3.0
(II) 2.0≦SA≦3.0
(III) 0.0≦SB≦0.8
(式中、SAおよびSBはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSBは炭素原子数3〜22のアシル基の置換度である。)
(3)セルロースアシレートが、セルロースの6位の水酸基へのアシル置換度が0.8〜1.0であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のセルロースアシレートフィルム、
(4)実質的に非塩素系有機溶媒である炭素原子数3〜12のエーテル類、炭素原子数3〜12のケトン類および炭素原子数2〜12のエステル類から選ばれた少なくとも1種の有機溶媒および/または炭素原子数1〜12のアルコール類の少なくとも1種の有機溶媒を用い、−100〜200℃で溶解された溶液を用いて流延製膜された(1)〜(3)いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム、
(5)60℃95%RHにおける透湿係数が2000〜3000g/(m2・day)である(1)〜(4)いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム、
(6)無機微粒子、紫外線吸収剤および剥離剤からなる群から選ばれた少なくとも1つが添加された(1)〜(5)いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム、
(7)60℃95%RHにおける透湿係数が1500g/(m2・day)以上であることを特徴とするセルロースアシレートフィルムを少なくとも1枚以上使用した偏光板、
(8)(1)〜(6)いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルムを少なくとも1枚以上使用した偏光板、
(9)偏光層の吸収軸が実質的に45度傾けてテンター延伸された(8)に記載の偏光板、
(10)(9)に記載の偏光板を使用した液晶表示装置、
(11)(1)〜(6)いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルムを少なくとも1枚以上使用した液晶表示装置、
によって達成された。
上記の有機基としては、アルキル基、アリール基、複素環基又はアラルキル基が挙げられ、これらはヘテロ原子を含んでいても良い。これらの中でも、アリール基が好ましい。
(I) 2.6≦SA+SB≦3.0
(II) 2.0≦SA≦3.0
(III) 0.0≦SB≦0.8
ここで、式中SA及びSBはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSBは炭素原子数3〜22のアシル基の置換度である。
本発明に使用するこれらのセルロースアシレートの原料綿や合成方法は発明協会公開技報(公技番号 2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)の7頁〜12頁に詳細に記載されている。
さらにこれらの詳細は、発明協会公開技報(公技番号 2001−1745、2001年3月15日発行、発明協会)の16頁〜22頁に詳細に記載されている素材が好ましく用いられる。
まず、本発明のセルロースアシレートの溶液を作製するに際して好ましく用いられる非塩素系有機溶媒について記載する。本発明においては、セルロースアシレートが溶解し流延し製膜できる範囲において、その目的が達成できる限りは非塩素系有機溶媒は特に限定されない。本発明で用いられる非塩素系有機溶媒は、炭素原子数が3〜12のエステル、ケトン、エーテルから選ばれる溶媒が好ましい。エステル、ケトンおよび、エーテルは、環状構造を有していてもよい。エステル、ケトンおよびエーテルの官能基(すなわち、−O−、−CO−および−COO−)のいずれかを2つ以上有する化合物も、主溶媒として用いることができ、たとえばアルコール性水酸基のような他の官能基を有していてもよい。2種類以上の官能基を有する主溶媒の場合、その炭素原子数はいずれかの官能基を有する化合物の規定範囲内であればよい。炭素原子数が3〜12のエステル類の例には、エチルホルメート、プロピルホルメート、ペンチルホルメート、メチルアセテート、エチルアセテートおよびペンチルアセテートが挙げられる。炭素原子数が3〜12のケトン類の例には、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンおよびメチルシクロヘキサノンが挙げられる。炭素原子数が3〜12のエーテル類の例には、ジイソプロピルエーテル、ジメトキシメタン、ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、テトラヒドロフラン、アニソールおよびフェネトールが挙げられる。二種類以上の官能基を有する有機溶媒の例には、2−エトキシエチルアセテート、2−メトキシエタノールおよび2−ブトキシエタノールが挙げられる。
・酢酸メチル/アセトン/メタノール/エタノール/プロパノール(75/10/5/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/メタノール/ブタノール/シクロヘキサン(75/10/5/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール(80/10/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/メチルエチルケトン/エタノール/イソプロパノール(75/10/10/5/7、質量部)、
・酢酸メチル/シクロペンタノン/メタノール/イソプロパノール(80/10/5/8、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/ブタノール(85/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/シクロペンタノン/アセトン/メタノール/ブタノール(60/15/15/5/6、質量部)、
・酢酸メチル/シクロヘキサノン/メタノール/ヘキサン(70/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール (50/20/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/1、3−ジオキソラン/メタノール/エタノール (70/20/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/ジオキサン/アセトン/メタノール/エタノール (60/20/10/5/5、質量部)、
・酢酸メチル/アセトン/シクロペンタノン/エタノール/イソブタノール/シクロヘキサン (65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ギ酸メチル/アセトン/酢酸エチル/エタノール/ブタノール/ヘキサン (65/10/10/5/5/5、質量部)、
・アセトン/アセト酢酸メチル/メタノール/エタノール (65/20/10/5、質量部)、
・アセトン/シクロペンタノン/エタノール/ブタノール (65/20/10/5、質量部)、
・アセトン/1,3−ジオキソラン/エタノール/ブタノール (65/20/10/5、質量部)、
・1、3−ジオキソラン/シクロヘキサノン/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール (55/20/10/5/5/5、質量部)
などを挙げることができる。
・酢酸メチル/アセトン/エタノール/ブタノール(81/8/7/4、質量部)でセルロースアシレート溶液を作製しろ過・濃縮後に2質量部のブタノールを追加添加
・酢酸メチル/アセトン/エタノール/ブタノール(84/10/4/2、質量部)でセルロースアシレート溶液を作製しろ過・濃縮後に4質量部のブタノールを追加添加
・酢酸メチル/アセトン/エタノール(84/10/6、質量部)でセルロースアシレート溶液を作製しろ過・濃縮後に5質量部のブタノールを追加添加
本発明において用いるドープには、上記の非塩素系有機溶媒以外に、ジクロロメタンを全有機溶媒量の10質量%以下含有させてもよい。
・ジクロロメタン/アセトン/メタノール/プロパノール(80/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メタノール/ブタノール/シクロヘキサン(75/10/5/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/メタノール/ブタノール(80/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/メチルエチルケトン/エタノール/イソプロパノール(75/10/10/5/7、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロペンタノン/メタノール/イソプロパノール(80/10/5/8、質量部)、
・ジクロロメタン/酢酸メチル/ブタノール(80/10/10、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロヘキサノン/メタノール/ヘキサン(70/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール (50/20/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/1、3−ジオキソラン/メタノール/エタノール (70/20/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/ジオキサン/アセトン/メタノール/エタノール (60/20/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/シクロペンタノン/エタノール/イソブタノール/シクロヘキサン (65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/メチルエチルケトン/アセトン/メタノール/エタノール (70/10/10/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセトン/酢酸エチル/エタノール/ブタノール/ヘキサン (65/10/10/5/5/5、質量部)、
・ジクロロメタン/アセト酢酸メチル/メタノール/エタノール (65/20/10/5、質量部)、
・ジクロロメタン/シクロペンタノン/エタノール/ブタノール (65/20/10/5、質量部)、
などをあげることができる。
ここで、本発明での会合分子量、さらに慣性自乗半径および第2ビリアル係数の定義について述べる。これらは下記方法に従って、静的光散乱法を用いて測定した。測定は装置の都合上希薄領域で測定したが、これらの測定値は本発明の高濃度域でのドープの挙動を反映するものである。まず、セルロースアシレートをドープに使用する溶剤に溶かし、0.1質量%、0.2質量%、0.3質量%、0.4質量%の溶液を調製した。なお、秤量は吸湿を防ぐためセルロースアシレートは120℃で2時間乾燥したものを用い、25℃,10%RHで行った。溶解方法は、ドープ溶解時に採用した方法(常温溶解法、冷却溶解法、高温溶解法)に従って実施した。続いてこれらの溶液、および溶剤を0.2μmのポリテトラフルオロエチレン製フィルターで濾過した。そして、ろ過した溶液の静的光散乱を、光散乱測定装置(大塚電子(株)製DLS−700)を用い、25℃に於いて30度から140度まで10度間隔で測定した。得られたデータをBERRYプロット法にて解析した。なお、この解析に必要な屈折率はアッベ屈折系で求めた溶剤の値を用い、屈折率の濃度勾配(dn/dc)は、示差屈折計(大塚電子(株)製DRM−1021)を用い、光散乱測定に用いた溶剤および溶液を用いて測定した。
<実施例1>
(1)セルロースアシレート溶液の作製
撹拌羽根を有し外周を冷却水が循環する400Lのステンレス製溶解タンクに、下記の溶媒混合溶液に、よく撹拌・分散しつつ、下記記述のセルローストリアセテート粉体A(フレーク)を徐々に添加し、全体が200kgになるように仕込んだ。なお、溶媒である酢酸メチル、ブタノール、アセトン、メタノール、エタノール及びジクロロメタンは、すべてその含水率が0.2質量%以下のものを利用した。
まず、セルローストリアセテートの粉末は、分散タンクに紛体が投入されタンク内を1300Paに減圧し、撹拌剪断速度を最初は15m/sec(剪断応力5×104kgf/m/sec2)の周速で撹拌するディゾルバータイプの偏芯撹拌軸および、中心軸にアンカー翼を有して周速1m/sec(剪断応力1×104kgf/m/sec2)で撹拌する条件下で30分間分散した。分散の開始温度は25℃であり、冷却水を流水することにより最終到達温度を35℃とした。分散終了後、高速撹拌は停止し、アンカー翼の周速を0.5m/secとしてさらに100分間撹拌し、セルローストリアセテートフレークを膨潤させた。膨潤終了までは窒素ガスでタンク内を0.12MPaになるように加圧した。この際のタンク内の酸素濃度は2vol%未満であり防爆上で問題のない状態を保った。またドープ中の水分量は0.2質量%以下であることを確認した。セルロースアシレート溶液の組成は以下の通りである。
得られた不均一なゲル状溶液を軸中心部を30℃に加温したスクリューポンプで送液して、そのスクリュー外周部から冷却して−75℃で3分間となるように冷却部分を通過させた。冷却は冷凍機で冷却した−80℃の冷媒を用いて実施した。そして、冷却により得られた溶液はスクリュ−ポンプで送液中に35℃に加温されてステンレス製の容器に移送した。50℃で2時間攪拌し均一溶液とした後、絶対濾過精度0.01mmの濾紙(東洋濾紙(株)製、#63)でろ過し、さらに絶対濾過精度2.5μmの濾紙(ポール社製、FH025)にて濾過した。得られたセルローストリアセテート溶液は、送液パイプの加温部圧力部で110℃、1MPaに加温し、常圧(約0.1Mpa)に放出することで有機溶媒を揮発させて、冷却して温度40℃の該セルローストリアセテート濃度24.0%の溶液を得た。さらに、この溶液をよく攪拌しつつ、セルローストリアセテート固形分に対してブタノール2質量%を徐々に添加して、均一溶液を得た。この溶液の粘度(40℃)は120Pa・sであり、また動的貯蔵弾性率(15℃)は3800Paであり、動的貯蔵弾性率(−5℃)は3.5万Paであり、動的貯蔵弾性率(−50℃)は24万Paあった。なお、会合体重合度は280万〜320万の溶液特性を有するものであった。
上述のろ過済みの50℃のセルローストリアセテート溶液を、流延ギーサーを通して直径3mのドラムである鏡面ステンレス支持体上に流延した(支持体の温度は−5℃に設定した)。使用したギーサーは、特開平11−314233号に記載の形態に類似するものを用いた。なお流延スピードは75m/分でその塗布幅は200cmとした。流延部の全体の空間部の温度は15℃に設定した。そして、流延部から50cm手前で流延して回転してきたセルロースアシレートフィルムをドラムから剥ぎ取り、両端をピンテンターでクリップした。しかる後にピンテンターで保持されたセルロースアシレートフィルムを乾燥ゾーンに搬送した。まず初めの乾燥は45℃の乾燥風を送風した。さらに110℃、5分、更に145℃で10分乾燥(フィルム温度は約140℃)して、セルローストリアセテートフィルム(膜厚80μm)を得た。得られた試料は両端を3cm裁断しさらに端から2〜10mmの部分に高さ100μmのナーリングを実施し、ロール状に巻き取った。
iso-プロパノール80重量部に水20重量部を加え、これにKOHを1.5規定となるように溶解し、これを60℃に調温したものを鹸化液として用い、これを60℃のセルロースアシレートフィルム上に10g/m2塗布し、1分間鹸化した。この後、50℃の温水をスプレーを用い、10L/(m2・分)で1分間吹きかけ洗浄した。
(5−1)偏光層の作成
下記方法に従い、偏光層を作製した。
平均重合度4000、鹸化度99.8mol%のPVAを水に溶解し、4.0%の水溶液を得た。この溶液をテーパーのついたダイを用いてバンド流延して乾燥し、延伸前の幅が110mmで厚みは左端が120μm、右端が135μmになるように製膜した。
このフィルムをバンドから剥ぎ取り、ドライ状態で45度方向に斜め延伸してそのままよう素0.5g/L、よう化カリウム50g/Lの水溶液中に30℃で1分間浸漬し、次いでホウ酸100g/L、よう化カリウム60g/Lの水溶液中に70℃で5分間浸漬し、さらに水洗槽で20度で10秒間水洗したのち80℃で5分間乾燥して偏光層を得た。偏光層は、幅660mm、厚みは左右とも20μmであった。
(5−2)貼り合わせ
このようにして得た偏光層と、上記鹸化処理したセルロースアシレートフィルムを、PVA((株)クラレ製PVA−117H)3%水溶液を接着剤として貼り合わせ、さらに60℃で30分間加熱して偏光板を作成した。なお、貼り合わせは、偏光軸と、セルロースアシレートフィルムの長手方向が45度となるように張り合わせた。
上記偏光板を粘着剤を用いてガラス板の両面に偏光軸が直行するように貼り付けた。これを、60℃95%RHで500時間強制経時させた後に、全光透過率(直交透過率)を測定し、偏光能を評価した。
本発明の偏光板を、特開平10−48420号公報の実施例1に記載の液晶表示装置、特開平9−26572号公報の実施例1に記載のディスコティック液晶分子を含む光学的異方性層、ポリビニルアルコールを塗布した配向膜、特開2000−154261号公報の図2〜9に記載のVA型液晶表示装置、特開2000−154261号公報の図10〜15に記載のOCB型液晶表示装置に用いたところ良好な性能が得られた。
実施例1における劣化防止剤Aを劣化防止剤B(ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート;前記例示化合物A8)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における劣化防止剤Aを劣化防止剤C(2,2’−メチレンビス(6−t−ブチル−4−メチルフェノール;前記例示化合物A5)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における劣化防止剤Aを劣化防止剤D(2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル−4−メチルフェニルアクリレート;前記例示化合物A6)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1におけるセルローストリアセテートAを、置換度2.80、粘度平均重合度310、6位アセチル基置換度0.90のセルローストリアセテートBに変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1におけるセルローストリアセテートAを、置換度2.75、粘度平均重合度310、6位アセチル基置換度0.87のセルローストリアセテートCに変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における溶媒を、ジクロロメタン(80.0質量部)、メタノール(10.0質量部)、ブタノール(5.0質量部)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における可塑剤A及び可塑剤Bを、可塑剤C(味の素株式会社製「レオフォス95」)(2.4質量部)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における可塑剤A及び可塑剤Bを、可塑剤A(1.8質量部)及び可塑剤D(トリメチロールプロパントリアセテート)(0.6質量部)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
実施例1における(4)鹸化処理を下記のように変更した以外は実施例1と同様に実施した。
NaOHの1.5規定水溶液を鹸化液として用い、これを60℃に調温し、セルロースアシレートフィルムを2分間浸漬した。この後、0.1Nの硫酸水溶液に30秒浸漬した後、水洗浴を通した。
実施例1における(5−1)偏光層の作成を下記のように変更した以外は実施例1と同様に実施した。
特開平2001−141926の実施例1に準じ、PVAのフィルムをよう素0.5g/L、よう化カリウム50g/Lの水溶液中に30℃で浸漬しながら、2対のニップロール間に周速差を与え、長手方向に3倍に延伸した。
これをさらにホウ酸100g/L、よう化カリウム60g/Lの水溶液中に浸漬し60℃で、6.5倍(未延伸フィルムに対する倍率)に2対のニップロールを用い延伸した。これを50℃で5分間乾燥させた。
実施例1における劣化防止剤Aを使用しない以外は実施例1と同様に実施した。
<比較例2>
実施例1における可塑剤A及び可塑剤Bを、可塑剤D(2.4質量部)に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
<比較例3>
実施例1における可塑剤A、可塑剤B及び劣化防止剤Aを使用しない以外は実施例1と同様に実施した。
<比較例4>
実施例5における劣化防止剤Aを使用しない以外は実施例5と同様に実施した。
<比較例5>
実施例7における劣化防止剤Aを使用しない以外は実施例7と同様に実施した。
<比較例6>
実施例8における劣化防止剤Aを使用しない以外は実施例8と同様に実施した。
強制経時試験前後の偏光度変化は以下の5段階で評価した。
◎ 非常に良好であり、該偏光板を液晶パネルに用いたところ、強制経時処理後も
良好な性能が得られた。
○ 良好であり、該偏光板を液晶パネルに用いたところ、強制経時処理後も良好な
性能が得られた。
△ やや偏光度低下が大きく、該偏光板を液晶パネルに用いたところ、強制経時処理 後のコントラストに低下が生じた。
× 偏光度低下が大きく、該偏光板を液晶パネルに用いたところ、強制経時処理後の コントラストに大きな低下が生じた。
×× 偏光度低下が著しく、該偏光板を液晶パネルに用いたところ、強制経時処理後の コントラストに著しい低下が生じた。
このように、本発明を実施することで極めて堅牢な耐久性を達成し、60℃95%RHでの500時間強制経時処理は言うに及ばず、さらに条件の厳しい70℃95%RH強制経時条件でも、条件の緩やかな40℃95%RH、60℃90%RHでも、80℃dryでも良好な結果を得た。併せて黄色みの発生しない良好な偏光板を達成した。
Claims (10)
- 一般式(1)で示されるリン酸エステル系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し5〜30質量%含有し、かつ一般式(2)又は(3)で示されるフェノール系化合物の少なくとも1種をセルロースアシレートに対し0.001〜5質量%含有するセルロースアシレートフィルムにおいて、60℃95%RHにおける透湿係数が1500〜3000g/(m2・day)であることを特徴とするセルロースアシレートフィルム。
(式中、R22およびR24は炭素数1〜20のアルキル基を表し、R23およびR25は水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を表し、各々同一でも異なっていてもよく、Rは水素原子又はアシル基を表し、L21及びL22はそれぞれ独立に単結合又は2価の連結基を表し、Vは(p+q)価の連結基を表し、xは0〜3の整数、yは0〜3の整数、pは0〜4の整数、qは0〜4の整数であり、1≦(p+q)≦4を満たす。) - セルロースアシレートが、セルロースの水酸基へのアシル置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するセルロースアシレートの単一あるいは混合体からなる請求項1に記載のセルロースアシレートフィルム。
(I) 2.6≦SA+SB≦3.0
(II) 2.0≦SA≦3.0
(III) 0.0≦SB≦0.8
(式中、SAおよびSBはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSBは炭素原子数3〜22のアシル基の置換度である。) - セルロースアシレートが、セルロースの6位の水酸基へのアシル置換度が0.8〜1.0である請求項1又は2に記載のセルロースアシレートフィルム。
- 実質的に非塩素系有機溶媒である炭素原子数3〜12のエーテル類、炭素原子数3〜12のケトン類および炭素原子数2〜12のエステル類から選ばれた少なくとも1種の有機溶媒および/または炭素原子数1〜12のアルコール類の少なくとも1種の有機溶媒を用い、−100〜200℃で溶解された溶液を用いて流延製膜された請求項1〜3いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム。
- 60℃95%RHにおける透湿係数が2000〜3000g/(m2・day)である請求項1〜4いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム。
- 無機微粒子、紫外線吸収剤および剥離剤からなる群から選ばれた少なくとも1つが添加された請求項1〜5いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルム。
- 請求項1〜6いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルムを少なくとも1枚以上使用した偏光板。
- 偏光層の吸収軸が実質的に45度傾けてテンター延伸された請求項7に記載の偏光板。
- 請求項8に記載の偏光板を使用した液晶表示装置。
- 請求項1〜6いずれか1つに記載のセルロースアシレートフィルムを少なくとも1枚以上使用した液晶表示装置。
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