JP2005102971A - ジャー炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部に蓋を開閉自在に設けた内鍋を加熱手段により加熱するジャー炊飯器において、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、またご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発してよりおいしいご飯を食べることができるジャー炊飯器を提供する。
【解決手段】調理物を入れる内鍋10の上部に蓋11を開閉自在に設け、内鍋10を加熱手段12により加熱し、調理物の温度を検知する温度検知手段14からの入力や時間を計時する計時手段16により駆動手段13を制御する制御手段15により炊飯、保温の動作を制御し、炊飯終了直後に炊飯終了お知らせ手段17により炊飯終了報知音を鳴動させる。炊飯終了後に蓋開がない場合に、使用者にご飯をほぐすことを知らせる表示を行うほぐし表示手段20に表示を行わせ、炊飯終了後に蓋開閉検知手段21が蓋開を検知すると、すでにほぐしたものと判断し、ほぐし表示手段20の表示を取り消すよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、上部に蓋を開閉自在に設けた内鍋を加熱手段により加熱するジャー炊飯器に関するものである。
従来、この種のジャー炊飯器は図16に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
図16に示すように、内鍋1は炊飯器本体の内部に設置して調理物を入れるもので、内鍋1の上部に蓋2を開閉自在に設け、調理中は閉じている。内鍋1内の調理物は加熱手段3により加熱し、加熱手段3は駆動手段4によって駆動する。内鍋1内の調理物の温度は温度検知手段5によって検知し、制御手段6は温度検知手段5で検知した調理物温度や計時手段7で計時している時間を基に、駆動手段4を制御し炊飯動作を制御している。炊飯が終了すると炊飯終了お知らせ手段8が報知手段9に炊飯終了を報知させる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−80203号公報
一般に、ジャー炊飯器では、炊飯終了後は、一度蓋2を開けてご飯をしゃもじでほぐすことによりご飯内の余分な水分をとばし、炊きむらを均一化することによって、よりご飯をおいしくすることができる。
しかしながら、上記のような構成では、炊飯終了時に席を外していたといった場合等にご飯をほぐすことを忘れてしまい、また、使用者によってはご飯をほぐすことをしない、あるいは知らないがためによりおいしいご飯を食べる機会を逸しているといった問題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、またご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発してよりおいしいご飯を食べることができるジャー炊飯器を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、炊飯器本体内部に調理物を入れる内鍋を設置し、内鍋の上部に蓋を開閉自在に設け、内鍋を駆動手段により駆動される加熱手段により加熱し、調理物の温度を検知する温度検知手段からの入力や時間を計時する計時手段により駆動手段を制御する制御手段により炊飯、保温の動作を制御し、炊飯終了直後に炊飯終了お知らせ手段により炊飯終了報知音を鳴動させ、炊飯終了後に蓋開がない場合に、使用者にご飯をほぐすことを知らせる表示を行うほぐし表示手段に表示を行わせ、炊飯終了後に蓋開閉検知手段が蓋開を検知すると、すでにほぐしたものと判断し、ほぐし表示手段の表示を取り消すよう構成したものである。
これにより、炊飯終了後に蓋が開かれていない場合はまだご飯はほぐされていないので、その場合にはほぐし表示手段の表示により使用者にご飯をほぐすことを知らせ、ほぐした後は、ほぐし表示手段の表示を消すことによって、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、またご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発することができ、よりおいしいご飯を食べることができるジャー炊飯器を提供することができる。
本発明のジャー炊飯器は、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、またご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発してよりおいしいご飯を食べることができる。
第1の発明は、炊飯器本体内部に設置され調理物を入れる内鍋と、前記内鍋の上部に開閉自在に設けた蓋と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、前記調理物の温度を検知する温度検知手段と、時間を計時する計時手段と、前記温度検知手段からの入力や前記計時手段により前記駆動手段を制御し炊飯、保温の動作を制御する制御手段と、報知音を鳴らす報知手段と、炊飯終了直後に前記報知手段に炊飯終了報知音を鳴動させる炊飯終了お知らせ手段と、前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、使用者にご飯をほぐすことを知らせる表示を行うほぐし表示手段と、炊飯終了後に蓋開がない場合に前記ほぐし表示手段に表示を行わせるほぐし表示開始手段と、前記ほぐし表示手段の表示を取り消す第一のほぐし表示停止手段と、炊飯終了後に前記蓋開閉検知手段が蓋開を検知するとすでにほぐしたものと判断して前記ほぐし表示手段の表示を取り消す第一のほぐし表示停止手段とを備えたものであり、炊飯終了後に蓋が開かれていない場合はまだご飯はほぐされていないので、その場合にはほぐし表示手段の表示により使用者にご飯をほぐすことを知らせ、ほぐした後はほぐし表示手段の表示を消すことにより、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、また、ご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発することもでき、よりおいしいご飯を食べることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、蓋開の時間がある一定時間より短い場合は、ご飯をほぐしていないと判断して第一のほぐし表示停止手段の動作を働かないようにする表示停止取消手段を付加したものであり、誤って一瞬だけ蓋を開けた場合や、ノイズ等による誤検知を除去することができ、正確にほぐし表示を行うことができる。
第3の発明は、上記第1の発明において、炊飯終了から一定時間たっても蓋開がない場合は、ほぐし表示手段の表示を消す第二のほぐし表示停止手段を付加したものであり、炊飯終了からあまりに時間がたってしまった場合は、温度も下がり、余計な水分もご飯に吸収されてしまい、ほぐしてもご飯の食味はよくならないので表示を消してしまい、意味がないほぐしをさせるのを防ぐことができ、必要なものだけを表示したシンプルな見やすい表示を実現できる。
第4の発明は、上記第1の発明において、ほぐし表示手段の表示を点滅させるほぐし表示点滅手段を付加したものであり、よりほぐし表示手段の表示を目立たせることができ、より使用者にほぐし表示を知らせることができる。
第5の発明は、上記第1の発明において、ほぐしてないことによる食味の劣化を知らせるほぐしエラー表示手段と、炊飯終了から一定時間たっても蓋開がない場合は前記ほぐしエラー表示手段に表示を行わせるほぐしエラー表示開始手段を付加したものであり、炊飯終了からあまりに時間がたってしまった場合は、温度も下がり、余計な水分もご飯に吸収されてしまってご飯の食味が劣化してしまい、ほぐしても食味にあまり影響がないといったことを使用者に知らせ、ほぐしを推奨し、ほぐしの有用性を啓蒙することができる。
第6の発明は、上記第5の発明において、ほぐしエラー表示手段の表示を点滅させるほぐしエラー表示点滅手段を付加したものであり、よりほぐしエラー表示手段の表示を目立たせることができ、より使用者にほぐしエラー表示を知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に示すように、内鍋10は炊飯器本体(図示せず)の内部に設置して調理物を入れるもので、内鍋10の上部に蓋11を開閉自在に設け、調理中は閉じている。内鍋10内の調理物は加熱手段12により加熱し、加熱手段12は駆動手段13によって駆動する。内鍋10内の調理物の温度は温度検知手段14によって検知し、制御手段15は温度検知手段14で検知した調理物温度や計時手段16で計時している時間を基に、駆動手段13を制御し炊飯動作を制御している。
炊飯が終了すると、炊飯終了お知らせ手段17が報知手段18に炊飯終了を報知させる。炊飯終了後、ほぐし表示開始手段19がほぐし表示手段20に表示を行い、使用者にご飯をほぐすことを知らせる。そして、蓋開閉検知手段21が蓋11の開いたのを検知すると、第一のほぐし表示停止手段22は、使用者によってほぐしが行われたものと判断してほぐし表示手段20のほぐし表示を消すようにしている。
具体回路図は、図2に示すように構成しており、加熱コイル23により、内鍋10が誘導加熱(以下、IHという)される。商用電源24から交流電源が供給され、ダイオードブリッジ25によって整流し、平滑コンデンサ27、共振コンデンサ28、スイッチング素子29、加熱コイル24よりなるインバータ回路により、IHのための高周波電力を発生させる。電源IC29は動作のための電源を各回路に供給している。インバータ回路はドライブIC30とIH制御用IC31によって駆動している。マイコン32はサーミスタ33によって内鍋10の温度を検知する。水晶発振子34の発振によって、マイコン30内のタイマをカウントして計時を行っている。そしてマイコン30に入力された温度や計時している時間を基に、IH制御用IC31を制御することにより、内鍋10の加熱を制御して、炊飯を行っている。
蓋開閉検知スイッチ35は蓋11が開くとスイッチがオフし、蓋11が閉じるとスイッチがオンすることにより、蓋開閉の検知を行う。報知はマイコン32が発振信号を出力し、他励式のブザー36を鳴動させることで行っている。表示は液晶表示素子37(以下、LCDという)に行っている。制御手段15、炊飯終了お知らせ手段17、ほぐし表示開始手段19、第一のほぐし表示停止手段22の動作はマイコン32のプログラムによって行っている。
図3は、マイコン32のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、図3において、ステップ38で炊飯終了かどうかを判断し、まだ炊飯終了してない場合はこのプログラムの動作を終了し、すでに炊飯終了している場合は、ステップ39へ行き、LCD37にほぐし表示を行わせる。図4はLCD37のほぐし表示の例であり、このように表示することにより使用者にご飯をほぐすことを知らせることができる。
ステップ40では、蓋開を検知したかどうかを判断しており、まだ蓋開を行っていない場合はこのプログラムの動作を終了し、蓋11を開けた場合はステップ41へ行き、LCD37のほぐし表示を消す。
このように、本実施の形態においては、炊飯終了後に蓋開がない場合に、使用者にご飯をほぐすことを知らせるほぐし表示手段20に表示を行わせ、炊飯終了後に蓋開閉検知手段21が蓋開を検知すると、ほぐし表示手段20の表示を取り消すよう構成したので、炊飯終了時に席を外していた場合やほぐし忘れを防止し、またご飯をほぐすことを知らない使用者などの場合でも、ご飯をほぐさなければならないといった啓発につながり、ご飯をほぐし、よりおいしいご飯を食べることができる。
なお、本実施の形態では、ほぐしの完了を蓋開の検知で説明したが、蓋開から閉の検知でも同様の効果が得られることはいうまでもない。また、本実施の形態では、表示をLCDで行ったが、LEDやネオンランプ等、他の表示素子で行っても同様の効果が得られることはいうまでもない。
(実施の形態2)
図5に示すように、表示停止取消手段42は、蓋開の時間がある一定時間t0より短い場合は、ご飯をほぐしていないと判断し、第一のほぐし表示停止手段22の動作を取り消し、ほぐし表示手段20の表示を行わせるものである。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので同一符号を付して説明を省略する。
図6は、マイコン30のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、このプログラムは、上記実施の形態1のプログラムにステップ43を追加したものである。
ステップ40で蓋開を検知するとステップ43へ進み、ステップ43では、蓋11を開けた時間tが一定時間t0より長いかどうかを判断して、時間tが一定時間t0よりも長い場合は、すでにこの時間tの間にご飯をほぐしたものと判断して、ステップ41へ進み、LCD37のほぐし表示を消す。
時間tが一定時間t0よりも短い場合は、この時間tの間にご飯をほぐしていないものと判断して、このプログラムを終了させる。例えばt0=0.5秒ならば、そんな短時間でご飯をほぐすことができないので、0.5秒以下の蓋開を無視するといったように動作を行う。
このように、本実施の形態においては、蓋開の時間がある一定時間t0より短い場合は、ご飯をほぐしていないと判断し、第一のほぐし表示停止手段22の動作を取り消す表示停止取消手段42を付加しているので、短時間の蓋開の場合は蓋開の検知を無視し、ほぐし表示を消さないようにすることにより、誤って一瞬だけ蓋を開けた場合や、ノイズ等による誤検知を除去することができ、正確にほぐし表示を行うことができる。
(実施の形態3)
図7に示すように、第二のほぐし表示停止手段44は、炊飯終了からの時間Tが一定時間T0より長くなっても蓋が開かない場合は、ほぐし表示手段20の表示を消すものである。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので同一符号を付して説明を省略する。
図8は、マイコン30のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、このプログラムは、上記実施の形態1のプログラムにステップ45を追加したものである。
ステップ40で炊飯終了後まだ蓋が開けられていないと判断するとステップ45へ進み、ステップ45では、炊飯終了からの時間Tが一定時間T0より長いかどうかを判断して、時間Tが一定時間T0よりも長い場合はステップ41へ進み、LCD37のほぐし表示を消す。時間Tが一定時間T0よりも短い場合はこのプログラムを終了させる。例えば、T0=1時間ならば、炊飯終了後1時間経過するとほぐし表示手段20の表示を消すといったように動作を行う。
このように、本実施の形態においては、炊飯終了から一定時間たっても蓋開がない場合は、ほぐし表示手段20の表示を消す第二のほぐし表示停止手段44を付加しているので、炊飯終了からあまりに時間が経過してしまった場合は温度も下がり、余計な水分もご飯に吸収されてしまい、ほぐしてもご飯の食味はよくならないので表示を消してしまい、意味がないほぐしをさせるのを防ぎ、必要なものだけを表示したシンプルな見やすい表示を実現できる。
(実施の形態4)
図9に示すように、ほぐし表示点滅手段46は、ほぐし表示手段20の表示をτ0秒間行い、τ1秒間消すといった動作を繰り返すことによって、ほぐし表示手段20の表示を点滅させるようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので同一符号を付して説明を省略する。
図10は、マイコン30のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、このプログラムは、上記実施の形態1のプログラムにステップ47からステップ49を追加したものである。
ステップ39でLCD37にほぐし表示を行った後、ステップ47でτ0秒間経過していなければステップ40へ進み、τ0秒間経過していればステップ48へ進み、さらにτ1秒間経過しているかどうかを見る。τ1秒間経過していないならば、ステップ41へ進み、LCD37のほぐし表示を消す。さらにτ1秒間経過したならばステップ49へ進み、タイマτをクリアして動作を繰り返す。例えば、τ0=0.7秒、τ1=0.3秒とすると、0.7秒点灯、0.3秒消灯という点滅の動作を実現することができる。
このように、本実施の形態においては、ほぐし表示手段20の表示を点滅させるほぐし表示点滅手段46を付加したので、より表示を目立たせることができ、注目度を上げ、使用者に強い印象でほぐし表示を知らせることができる。
(実施の形態5)
図11に示すように、ほぐしエラー表示手段51は、ご飯をほぐしてないことによる食味の劣化を知らせるものであり、炊飯終了からの時間Tが一定時間T1より長くなっても蓋が開かない場合は、ほぐしエラー表示開始手段50によりほぐしエラー表示手段51に表示を行わせるようにしている。図12はLCD37をほぐしエラー表示手段51として使用した場合の表示例であり、このように表示することにより、ほぐしてないことによるご飯の食味劣化を使用者に知らせることができる。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので同一符号を付して説明を省略する。
図13は、マイコン30のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、このプログラムは、上記実施の形態1のプログラムにステップ52、ステップ53を追加したものである。
ステップ40で炊飯終了後まだ蓋が開けられていないと判断すると、ステップ52へ進み、ステップ52では、炊飯終了からの時間Tが一定時間T1より長いどうかを判断して、時間Tが一定時間T1よりも長い場合はステップ53へ進みLCD37にほぐしエラー表示を行わせる。時間Tが一定時間T1よりも短い場合はこのプログラムを終了させる。例えば、T1=1時間ならば、炊飯終了後1時間経過するとほぐしエラー表示を行う。
このように、本実施の形態においては、ほぐしエラー表示を行うことにより、炊飯終了からあまりに時間がたってしまった場合は、温度も下がり、余計な水分もご飯に吸収されてしまってご飯の食味が劣化してしまい、ほぐしても食味にあまり影響がないといったことを使用者に知らせ、ほぐしを推奨し、ほぐしの有用性を啓蒙することができる。
なお、本実施の形態では、ほぐしエラー表示として、LCD37に文章を表示したがエラーコード等を表示しても同様の効果が得られるのはいうまでもない。また、表示をLCDで行ったが、LEDやネオンランプ等、他の表示素子で行っても同様の効果が得られることはいうまでもない。
(実施の形態6)
図14に示すように、ほぐし表示点滅手段54は、エラー表示手段51の表示をτ2秒間行い、τ3秒間消すといった動作を繰り返すことによって、ほぐしエラー表示手段51の表示を点滅させるようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので同一符号を付して説明を省略する。
図15は、マイコン30のほぐし表示プログラムのフローチャートであり、このプログラムは、上記実施の形態5のプログラムにステップ55からステップ58を追加したものである。
ステップ53でLCD37にほぐしエラー表示を行った後、ステップ55でτ2秒間経過していなければプログラム動作を終了する。τ2秒間経過していればステップ56へ進み、さらにτ3秒間経過しているかどうかを見る。τ3秒間経過していなければステップ57へすすみ、LCD37のほぐしエラー表示を消す。さらにτ3間経過したならばステップ58へ進み、タイマτをクリアして動作を繰り返す。例えば、τ2=0.7秒、τ3=0.3秒とすると、0.7秒点灯、0.3秒消灯といった点滅の動作を実現することができる。
このように、本実施の形態においては、ほぐしエラー表示手段51の表示を点滅させることにより、より表示を目立たせることができ、注目度を上げ、使用者に強い印象でほぐしエラー表示を知らせることができる。
以上のように、本発明にかかるジャー炊飯器は、ご飯のほぐし忘れを防ぎ、またご飯をほぐすことを使用者に推奨、啓発してよりおいしいご飯を食べることができるので、上部に蓋を開閉自在に設けた内鍋を加熱手段により加熱するジャー炊飯器として有用である。
本発明の実施の形態1におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器の回路図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 同ジャー炊飯器のほぐし表示手段の表示内容を示す図 本発明の実施の形態2におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態3におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態4におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態5におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器のほぐしエラー表示手段の表示内容を示す図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 本発明の実施の形態6におけるジャー炊飯器のブロック図 同ジャー炊飯器の要部動作フローチャート 従来のジャー炊飯器のブロック図
符号の説明
10 内鍋
11 蓋
12 加熱手段
13 駆動手段
14 温度検知手段
15 制御手段
16 計時手段
17 炊飯終了お知らせ手段
18 報知手段
19 ほぐし表示開始手段
20 ほぐし表示手段
21 蓋開閉検知手段
22 第一のほぐし表示停止手段

Claims (6)

  1. 炊飯器本体内部に設置され調理物を入れる内鍋と、前記内鍋の上部に開閉自在に設けた蓋と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を駆動する駆動手段と、前記調理物の温度を検知する温度検知手段と、時間を計時する計時手段と、前記温度検知手段からの入力や前記計時手段により前記駆動手段を制御し炊飯、保温の動作を制御する制御手段と、報知音を鳴らす報知手段と、炊飯終了直後に前記報知手段に炊飯終了報知音を鳴動させる炊飯終了お知らせ手段と、前記蓋の開閉を検知する蓋開閉検知手段と、使用者にご飯をほぐすことを知らせる表示を行うほぐし表示手段と、炊飯終了後に蓋開がない場合に前記ほぐし表示手段に表示を行わせるほぐし表示開始手段と、前記ほぐし表示手段の表示を取り消す第一のほぐし表示停止手段と、炊飯終了後に前記蓋開閉検知手段が蓋開を検知するとすでにほぐしたものと判断して前記ほぐし表示手段の表示を取り消す第一のほぐし表示停止手段とを備えたジャー炊飯器。
  2. 蓋開の時間がある一定時間より短い場合は、ご飯をほぐしていないと判断して第一のほぐし表示停止手段の動作を働かないようにする表示停止取消手段を付加した請求項1記載のジャー炊飯器。
  3. 炊飯終了から一定時間たっても蓋開がない場合は、ほぐし表示手段の表示を消す第二のほぐし表示停止手段を付加した請求項1記載のジャー炊飯器。
  4. ほぐし表示手段の表示を点滅させるほぐし表示点滅手段を付加した請求項1記載のジャー炊飯器。
  5. ほぐしてないことによる食味の劣化を知らせるほぐしエラー表示手段と、炊飯終了から一定時間たっても蓋開がない場合は前記ほぐしエラー表示手段に表示を行わせるほぐしエラー表示開始手段を付加した請求項1記載のジャー炊飯器。
  6. ほぐしエラー表示手段の表示を点滅させるほぐしエラー表示点滅手段を付加した請求項5記載のジャー炊飯器。
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