JP2005098867A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 試料上で断層像を得るべき部位を、X線光軸上で、かつ、試料の回転軸上に直感的に位置決めすることのできる傾斜型のX線CT装置を提供する。
【解決手段】 X線光軸Lと試料Wの回転軸Rとが直交しない撮像系を有するX線CT装置において、試料ステージ3上の試料Wを回転させつつX線を照射して得られる試料のX線透過データを取り込み,複数回分のX線透過データの内容を含んだX線透視画像を構築する位置決め用画像形成手段52を設け、その位置決め用画像形成手段52による画面上で、試料W上の断層像を得ようとする部位が中心に位置し、かつ、楕円状の軌跡の中心に位置するように試料ステージ3を位置決めすることにより、その部位をX線光軸L上で、かつ、回転軸R上に容易に位置させることを可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は産業用のX線CT装置に関し、更に詳しくは、X線源からのX線光軸と、試料ステージの回転軸とが直交しない撮像系を備えたX線CT装置に関する。
産業用のX線CT装置においては、一般に、X線源とX線検出器の間に試料を搭載して回転を与え、かつ、3次元方向に移動させることのできる試料ステージが配置され、その試料ステージ上に試料を搭載して回転を与えながらX線を照射し、微小回転角度ごとに試料のX線透過データを取り込み、その取り込んだX線透過データを用いて、試料ステージの回転軸に直交する平面に沿った試料断層像を再構成する。
このような産業用のX線CT装置においては、通常、X線源からのX線光軸と試料ステージの回転軸とが直交するような位置関係のもとに、X線源と回転テーブルが配置される(例えば特許文献1参照)。
ところで、例えば回路基板など、偏平な試料をその偏平方向に沿った面でスライスした断層像を得ようとする場合、図4に模式的に示すように、X線源41とX線検出器42を対向配置し、その間に回転軸RがX線光軸Lに直交するような位置関係で試料ステージ43を設けた構成においては、試料Wの偏平方向の寸法に起因してX線源41と試料Wとの距離を接近させることができず、これによってX線透視倍率を大きくするには限界が生じる。
このようなことから、近年、特に回路基板上に搭載されている各種電子部品や半田の接合状況等を検査するためのX線CT装置として、X線源からのX線光軸と回転テーブルの回転軸とを直交させない、いわゆる傾斜型のX線CT装置が開発されつつある。この傾斜型のX線CT装置においては、図5に模式的に示すように、試料ステージ43の試料搭載面は上記と同様に水平方向に沿わせ、その回転軸Rを鉛直軸(z軸)に沿わせるのであるが、X線源41からのX線光軸Lは、試料ステージ43の回転軸Rに対して直交しない斜め方向とし、そのX線源41に対向してX線検出器42を配置している。この構成によると、X線源41は図示のように試料Wに対してより接近させることが可能となり、透視倍率を大きくすることができると同時に、試料W上に多数の半田ボール等が並んで存在している場合においても、その透視像が重なりにくく、X線量が少なくてすむなどの利点がある。
ところで、X線CT装置においては、一般に、試料上で断層像を得るべきスライス面に沿う領域のX線透過データが必要であることは言うまでもないが、コーン状に広がりを持つX線源を用いたX線CT装置においても、そのX線光軸からある程度以上離れた領域では、試料が回転軸の回りを1回転したときにX線が照射されなくなったり、X線透過データに含まれる歪みも多くなる。このようなことから、可能な限りX線光軸上にスライスすべき面が位置するように試料を位置決めした状態で、X線透過データを採取することが望ましい。また、得られる断層像は試料の回転軸を中心としたものとなるため、例えば回路基板上の特定の素子の近傍の断層像を得ようとする場合には、その素子が試料の回転軸上に位置するように位置決めした状態でX線透過データを採取することが望ましい。
X線光軸と試料の回転軸とが直交する図4に示したX線CT装置によれば、X線透過データを採取する前に、X線検出器42の出力に基づく試料のX線透視像から、例えばスライス面に相当する部位が視野中心に位置していることによって、X線光軸上にスライスすべき面が位置していることを直感的に把握することができる。また、断層像を得ようとする素子などが試料の回転軸上に位置しているか否かについても、試料ステージ上の実物から直感的な把握が可能である。
しかしながら、X線光軸と試料の回転軸とが直交しない図5に示した傾斜型のX線CT装置によると、以上のような直感的な把握はできない。すなわち、例えば回路基板等を試料として、その表面の半田ボール等の近傍の断層像を得ようとする場合、上述したように、その半田ボールがX線光軸L上に位置し、かつ、試料の回転軸R上に位置している状態でX線透過データを採取することが望ましいのであるが、X線検出器42の出力に基づく試料WのX線透視像上で目的とする半田ボールの像を画面中心にくるように試料ステージ43を位置決めしても、それが回転軸R上に位置しているとは限らず(後述する図2参照)、図4に示したような構成のX線CT装置のような直感的な把握は困難である。
また、傾斜型のX線CT装置によれば、試料を横方向(回転軸であるz軸に直交する方向)から見た透視画像が得られないために、断層像のz方向への再構成中心および再構成領域を直感的に設定できないという問題がある。
特開2002−357567号公報
本発明は、傾斜型のX線CT装置における上記した実情に鑑みてなされたもので、その第1の課題は、試料上で断層像を得るべき部位を、X線光軸上で、かつ、試料の回転軸上に直感的に位置決めすることが容易な傾斜型のX線CT装置を提供することにある。
また、第2の課題は、試料の回転軸(z軸)方向の再構成中心および再構成領域を容易に設定することのできる傾斜型のX線CT装置を提供することにある。
上記した第1の課題を解決するため、請求項1に係る発明のX線CT装置は、X線源とX線検出器の間に、試料を搭載して回転させるための回転駆動機構および試料を3次元的に移動させる移動機構を備えた試料ステージが配置され、その試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射し、所定の回転角度ごとに取り込んだ試料のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った断層像を再構成する断層像再構成演算手段を備えるとともに、上記試料ステージの回転軸が上記X線からのX線光軸と直交しない位置関係で配置されてなるX線CT装置において、上記試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射して得られる試料のX線透過データを取り込み、その複数回分のX線透過データの内容を含んだX線透視画像を構築して表示器に表示する位置決め用画像形成手段を備えていることによって特徴づけられる。
以上の請求項1に係る発明によると、試料を回転させつつX線透過データを取り込み、その複数回分の内容を含んだ画像を構築する位置決め用画像形成手段により形成された画像は、試料の回転中心に位置する部位を中心として、その周辺の部位の軌跡が楕円状に現れたものとなる。従って、断層像を得ようとする素子等が、その画像の中心で楕円状の軌跡の中心に位置するように試料を3次元方向に位置決めするだけで、その素子等がX線光軸上で、かつ、試料の回転軸上に位置していることを直感的に把握することができる。
一方、上記した第2の課題を解決するため、請求項2に係る発明のX線CT装置は、上記と同様に、X線源とX線検出器の間に、試料を搭載して回転させるための回転駆動機構および試料を3次元的に移動させる移動機構を備えた試料ステージが配置され、その試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射し、所定の回転角度ごとに取り込んだ試料のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った断層像を再構成する断層像再構成演算手段を備えるとともに、上記試料ステージの回転軸が上記X線からのX線光軸と直交しない位置関係で配置されてなるX線CT装置において、上記試料ステージ上の試料を回転させつつ取り込んだX線透過データを用いて再構成した複数の断層像を用いて、その各断層像に直交する平面に沿った縦断層像を構築して表示器に表示する縦断層像再構成演算手段を備えるとともに、その縦断層像上で、表示すべき断層像の上記回転軸方向への位置または領域を指定する指定手段を有し、上記断層像再構成演算手段は、その指定された位置または領域に対応する断層像を表示器に表示するように構成されていることによって特徴づけられる。
以上の請求項2に係る発明においては、すでに再構成した断層像をもとにして縦断層像を構築し、その縦断層像上でz軸方向への再構成中心および領域を指定することにより、その指定に対応する断層像を表示器に表示するので、横方向から見た透視像を得られない傾斜型のX線CT装置であっても、縦断層像上で試料の回転軸方向への位置ないしは領域を容易に設定することができる。
請求項1に係る発明によれば、試料ステージ上の試料に回転を与えてX線透過データを取り込むことにより、試料の回転軸の中心が明確に判る画像が形成され、断層像を得ようとする部位を直感的にX線光軸上で、かつ、試料の回転中心軸上に位置決めすることができる。
また、請求項2に係る発明によると、横方向からの試料の透視画像が得られないために断層像を再構成すべきz軸方向への中心と領域の設定が不可能であったX線CT装置において、縦断層像からz軸方向への再構成中心と領域の設定が可能となった。
傾斜型のX線CT装置でありながら、所望の部位の断層像を得るのに適した試料の位置決めが容易な、換言すれば現時点においてどの部分の断層画像が再構成されるのかを直感的に把握することができ、しかも、試料の回転軸方向への再構成中心および領域を設定することのできるX線CT装置を実現した。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例の構成図であり、機械的構成を表す模式図と主要な機能的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
X線源1はそのX線光軸Lを斜め上方に向かうように配置されており、そのX線源1に対向してX線検出器2が配置されている。そして、これらのX線源1とX線検出器2の間に試料ステージ3が配置されている。
試料ステージ3は、その試料搭載面3aが水平面に沿うように配置され、その試料搭載面3a上に載せられた試料Wを、鉛直方向(z軸方向)に沿った回転軸Rを中心として回転させるための回転機構31と、そのz軸を含む互いに直交する3軸(x,y,z軸)方向に移動させるための移動機構32を備えている。
X線検出器2の出力、つまりX線透過データは、画像取り込み回路4を介して演算装置5に取り込まれる。演算装置5は、実際にはコンピュータとその周辺機器を主体とするものであって、インストールされているプログラムに従った機能を実現するのであるが、図1では説明の便宜上、主要な機能ごとにブロック図で示している。
演算装置5に取り込まれたX線透過データは、透視像形成部51、位置決め用画像形成部52、断層像再構成演算部53において、それぞれの画像に形成ないしは再構成され、表示器6に表示される、また、断層像再構成演算部53により再構成された断層像は、縦断層像再構成演算部54によって縦断層像に再々構成され、表示器6に表示される。これらの画像の形成ないしは再構成等は、キーボードやマウス等からなる操作部7から指令を付与することによって実行される。また、この操作部7の操作により、試料ステージ3の回転機構31および移動機構32を駆動制御することができる。
以上の演算装置5の各部のうち、透視像形成部51はX線検出器2の各画素データを表示器6の画素に対応させてX線透視像を形成するものであって、位置決め用画像形成部52は、X線検出器2からの各画素データを例えばリカーシブフィルタを掛けたうえで上記と同様に表示器6に表示するものであり、従って、この位置決め用画像形成部52により形成される画像は、試料ステージ3を回転させつつX線検出器2の出力を取り込んだ場合、試料Wの各部位がその軌跡に沿って残像のように残った画像となる。X線光軸Lと試料ステージ3の回転軸Rが直交していないので、その軌跡は楕円状となる。
また、断層像再構成演算部53は、試料Wを回転させつつ、その微小回転角度ごとに取り込んだX線透過データを再構成して、回転軸(z軸)に直交する平面(x−y平面)に沿った断層像を構築する。そして、縦断層像再構成演算部54では、断層像再構成演算部53により作られた複数の断層像をもとにして、その各断層像に直交する例えばx−z平面に沿った断層像、つまり縦断層像を再構成する。
さて、以上の実施例を用いて例えば回路基板上の任意の半田ボール等の断層像を得ようとする場合、まず、以下の手順によって試料ステージ3上の試料Wを位置決めする。
すなわち、試料Wを試料ステージ3の試料搭載面3aの載せた状態で、回転機構31を駆動することによって試料Wを回転させつつX線を照射し、そのときのX線検出器2の出力を位置決め用画像形成部52に取り込み、リカーシブフィルタを掛けたX線透視像を構築して表示器6に表示する。その画像は、前記したように試料W上に各部の回転軌跡が楕円状に残像のように現れた画像となるが、断層像を得ようとする半田ボール等が表示器6の画面の中心において楕円状の軌跡の中心に位置するように移動機構32によって試料Wを位置決めする。これにより、その半田ボール等がX線光軸L上で、しかも試料Wの回転軸R上に位置した状態となる。
図2(A)に示すように、試料Wである回路基板の表面側に半田ボールWaと回路素子Wbが、裏面側には他の素子Wcが搭載されているとし、その試料WがX線光軸Lと回転軸Rに対して図示の位置関係であるとすると、単なる透視画像では同図(B)に示すように、半田ボールWaと素子Wcとが重畳した状態となるが、位置決め用画像形成部52による画像では、同図(C)に示すように、半田ボールWaの像が画面中央において楕円状の軌跡の中心に位置した状態となり、素子Wcはそれとは異なる中心を持つ楕円状の軌跡を描く。従って、半田ボールWaの近傍の断層像を得ようとする場合には、位置決め用画像形成部52により形成された画像が図2(C)に示す通りとなるように試料ステージ3を位置決めすることにより、簡単に最適な位置決めが可能となる。また、図2(C)のような画像が得られている場合には、半田ボールWaがX線光軸L上で、かつ、回転軸R上に位置していることを直感的に把握することができる。
以上の位置決めが終了した後、試料Wを回転させてX線透過データを取り込む。断層像再構成演算部53では、そのデータを用いて試料Wの断層像を、例えば透過データが得られているz軸方向のすべての領域にわたって再構成する。その再構成されたx−y平面に沿った多数の断層像は縦断層像再構成演算部54に取り込まれ、縦断層像層像再構成演算部54では、z軸を中心とした試料Wの縦断層像、例えばx−z平面でスライスした縦断層像を構築して表示器6に表示する。例えば図2(A)に示した試料Wでは図3(A)に示すような縦断層像が得られる。この縦断層像が得られたときに、オペレータが操作部7の操作によって図示のような線状のカーソルCなどでz軸方向への位置を指定し、あるいは領域を設定すると、断層像再構成演算部53では、先に再構成した多数の断層像のなかから、設定されたz軸方向の位置でスライスした図3(B)に例示するような断層像を表示し、あるいは設定された領域に対応する複数の断層像を順次表示器6に表示する。
以上の本発明の実施例によると、試料W上の特定部位の断層像を得るための位置決めを直感的に行うことができるとともに、回転軸(z軸)方向のどの位置の断層像を表示させるのかを、極めて簡単な作業のもとに行うことができる。
なお、以上の実施例においては、位置決め用画像形成部52の具体的なソフト構成として、リカーシブフィルタを用いた例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、過去に取り込んだ複数回分の画像データの内容を含んだ画像を表示するソフトウエアであれば任意のものを採用し得ることは勿論である。
本発明の実施例の構成図であり、機械的構成を表す模式図と主要な機能的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 本発明の実施例における位置決め用画像形成部52の作用説明図で、(A)は試料ステージ3上に載せられている試料Wの位置を模式的に表す説明図であり、(B)はその(A)に示す状態で得られるX線透視画像の説明図で、(C)は同じく(A)に示す状態で得られる位置決め用画像形成部52による画像の説明図である。 本発明の実施例における縦断層像再構成演算部54の作用説明図で、(A)はその縦断層像再構成演算部54により再構成された縦断層像の説明図で、(B)は(A)に示すようにz軸方向への位置を指定したときに表示される断層像の説明図である。 従来のX線光軸と試料の回転軸とが直交する撮像系を有するX線CT装置で回路基板等の偏平な試料の偏平方向に沿った断層像を得ようとする際にX線源と試料とを接近させることができないことを説明する図である。 傾斜型のX線CT装置の構成例を示す模式図である。
符号の説明
1 X線源
2 X線検出器
3 試料ステージ
31 回転機構
32 移動機構
4 画像取り込み回路
5 演算装置
51 透視像形成部
52 位置決め用画像形成部
53 断層像再構成演算部
54 縦断層像再構成演算部
6 表示器
7 操作部
W 試料

Claims (2)

  1. X線源とX線検出器の間に、試料を搭載して回転させるための回転駆動機構および試料を3次元的に移動させる移動機構を備えた試料ステージが配置され、その試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射し、所定の回転角度ごとに取り込んだ試料のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った断層像を再構成する断層像再構成演算手段を備えるとともに、上記試料ステージの回転軸が上記X線からのX線光軸と直交しない位置関係で配置されてなるX線CT装置において、
    上記試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射して得られる試料のX線透過データを取り込み、その複数回分のX線透過データの内容を含んだX線透視画像を構築して表示器に表示する位置決め用画像形成手段を備えていることを特徴とするX線CT装置。
  2. X線源とX線検出器の間に、試料を搭載して回転させるための回転駆動機構および試料を3次元的に移動させる移動機構を備えた試料ステージが配置され、その試料ステージ上の試料を回転させつつX線を照射し、所定の回転角度ごとに取り込んだ試料のX線透過データを用いて、上記回転軸に直交する平面に沿った断層像を再構成する断層像再構成演算手段を備えるとともに、上記試料ステージの回転軸が上記X線からのX線光軸と直交しない位置関係で配置されてなるX線CT装置において、
    上記試料ステージ上の試料を回転させつつ取り込んだX線透過データを用いて再構成した複数の断層像を用いて、その各断層像に直交する平面に沿った縦断層像を構築して表示器に表示する縦断層像再構成演算手段を備えるとともに、その縦断層像上で、表示すべき断層像の上記回転軸方向への位置または領域を指定する指定手段を有し、上記断層像再構成演算手段は、その指定された位置または領域に対応する断層像を表示器に表示するように構成されていることを特徴とするX線CT装置。
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