JP4458773B2 - 画像撮影装置 - Google Patents

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    • A61B6/022Stereoscopic imaging

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、フラットパネルを使用するX線デジタル断層撮影装置などの画像撮影装置、更には、被写体の断層撮影を行う際にX線発生装置の軌道を制御してX線の不必要な曝射を抑制する画像撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に開示されるX線断層撮影装置においては、1回の断層撮影で得られる撮影データを収集することによって、複数の断面を再構成することが可能になっており、具体的には、X線発生器、2次元検出器、当該X線発生器と当該2次元検出器とを相対的に反対方向に移動させる駆動機構、当該発生器と検出器の移動位置を検出する位置検出器、前記相対移動毎の画像を位置と関連させて記憶する記憶装置、被撮影体の深さの任意の点の画像情報の記憶位置を算出し、画像表示信号を計算する装置が開示されている。
【0003】
また、CTにおいては、CT断面の撮影前に断面位置を決定するためのスキャノグラム(SCANOGRAM、体軸方向が見渡せるプロジェクション画像)を事前に撮影し、それをもとにデータ収集するための断面位置の設定を行う場合がある。但し、近年のスパイラル方式のCTにおいては、データ収集においては細かく断面位置を設定することなく、断面画像の計算の際にのみ計算断面の指定を行うことも行われている。
【0004】
尚、ここでは、断面と断層という用語を区別して使用している。即ち、
断面はCTで撮影されるような人体の体軸に対して直交する面を意味し、断層は従来のアナログ断層撮影装置で撮影されるような人体の体軸に沿った面を意味する。
【0005】
他方、特許文献2には、断層角度にあわせてX線絞りを制御してX線曝射範囲をフィルム面のみに制限して、散乱線を軽減させる技術が開示されている。この技術は従来のアナログ断層撮影装置において、被写体中のある断層面pに対して投影データを収集する際に、その断層角ξとX線発生装置のファン角θに注目したものである。
【0006】
具体的には、断層角ξが大きくなるにしたがって、断層面pを構成するのに必要となるファン角θが小さくなることを開示している。
【0007】
【特許文献1】
特開昭57−203430号公報
【特許文献2】
特開平6−217969公報。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記断層撮影装置は、CTによって臨床の現場で使われることが少なくなったが、デジタル断層撮影技術の進歩により一回の断層撮影で多断層の再構成が可能になり、CTに較べて撮影スループットが大きく、被曝線量が小さいことなどの理由により再び注目されている。
【0009】
従って、CTと同様に断層撮影装置においても、断層撮影する断層面を任意に設定するための設定用画像を事前に撮影することが望まれる。
【0010】
つまり、断層撮影の開始前に目的とする断層面の位置、範囲、形状などを任意に設定できるようにして、撮影及びその後の診断の効率化を図り、他方では撮影に必要な放射線のみを曝射して被検者の被爆量を低減することが望まれている。
【0011】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、断層撮影の開始前に目的とする断層面の位置、範囲、形状などを任意に設定でき、撮影及びその後の診断の効率化を図ると共に、被写体としての人体への被爆量を低減できる画像撮影装置及び画像撮影方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像撮影装置において、被写体を透過したX線X線画像検出器により撮像して断層面設定用のX線画像を取得する撮影手段と、前記断層面設定用のX線画像に基づいて断層面を設定する断層面設定手段と、設定された前記断層面に基づいて断層撮影条件を設定する撮影条件設定手段とを備え、前記断層面設定用のX線画像は、前記設定された断層面を撮影する際に被写体の体軸に沿って移動するX線源の移動方向に対して直交する方向に沿って撮影され、前記断層面設定手段は、少なくとも断層面の位置、範囲、形状のいずれかを設定し、前記断層面の形状は、曲面を含む。
【0013】
本発明は、画像撮影装置において、被写体を透過したX線をX線画像検出器により撮像して断層面設定用のX線画像を取得する撮影手段と、前記断層面設定用のX線画像に基づいて断層面を設定する断層面設定手段と、設定された前記断層面に基づいて断層撮影条件を設定する撮影条件設定手段とを備え、前記断層面設定用のX線画像は、前記設定された断層面を撮影する際に被写体の体軸に沿って移動するX線源の移動方向に対して直交する方向に沿って撮影され、前記断層面設定手段は、少なくとも断層面の位置、範囲、形状のいずれかを設定し、前記断層面の位置は複数設定可能であって、各位置での断層面の範囲が異なる
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0023】
本発明の画像撮影装置及び画像撮影方法は、X線断層撮影において、断層面(裁断面とも言う)の位置、範囲、及び形状の設定を可能とするためのプロジェクション(設定用)画像を収集可能として、プロジェクション画像で設定された断層面の位置、範囲、及び形状をもとにX線発生装置の制御を行うものである。
【0024】
ここで、X線発生装置の制御とは、主としてX線管球の運動(並進走査などのX線源の軌道)、断層角ξ、ファン角θを制御することであるが、これ限定されることなく管電流や管電圧の制御を行うことも可能である。
【0025】
図1は本発明の断層撮影方法を概略的に示し、第1のプロセス(図1(a))においては、断層面設定用画像の撮影が行われる。
【0026】
X線断層撮影は、被写体(例えば、被検者や患者)9が寝台テーブル25に寝た状態(臥位)で撮影されるのが普通であるが、この臥位の状態で被写体9を側面から撮影できるようにX線発生装置(X線管球)13とX線画像検出器19を位置決めする。これは被写体9に対する側面撮影と考えることができる。
【0027】
図示の例では、被写体9の側面撮影画像を一枚のみ使用することを前提にしているが、一枚に限定されるものではなく、複数枚の側面撮影画像を使用することにより、第2のプロセスで行われる断層面位置の設定を3次元的に行うことが可能になる。
【0028】
第2のプロセス(図1(b))では断層面情報が設定される。この断層面情報は、具体的には、断層面の位置、範囲、および形状の少なくともいずれかを含み、また、断層面を計算する際の断層面の厚さ(CTにおける断面のスライス厚)などの設定も可能である。
【0029】
このスライス厚の設定は、データ収集条件には大きく影響するものではないが、断層面を計算する際のデータの平均化の範囲を設定するものである。
【0030】
設定される断層面情報は、従来であれば断層位置、裁断ピッチに相当する情報であるが、本発明に係る実施形態においては、裁断ピッチを指定したのちに断層面の枚数を指定するような従来の設定に限定されず、断層面の場所、大きさ、形状(平面なのか、あるいはある器官に沿った曲面であるのか)が設定可能である。
【0031】
第2のプロセスで使用する設定用画面が一枚のみの場合は、被写体9の正面方向の断層面情報がないために正面方向から見た断層面の範囲を指定することは出来ない。しかし、通常の使用においては、撮影者(放射線科の医師や放射線技師など)が撮影に先だって被写体正面からのX線曝射範囲を手動で設定するので問題は生じない。
【0032】
しかし、撮影に使用するX線管球の軌道(移動)方法(直線軌道、楕円軌道、渦巻き軌道など)によっては、正確なファン角θの制御が可能ではなく、また上記設定する断層面の場所、大きさが異なる場合は設定が行えない。
【0033】
そこで、前述したように複数枚の設定用画面を使用することが考えられる。
【0034】
具体的には、複数枚の画像をステレオ表示などして3次元空間を撮影者に提供することにより設定可能とする。
【0035】
第3のプロセス(図1(c))においては、上記第2のプロセスで設定された断層面情報をもとに、それら設定された断層面の情報が必要量得られるように、軌道、断層角、ファン角が計算されてデータ収集が実行される。
【0036】
上記データ収集の後に、バックプロジェクション法などの計算方法により各断層面の計算が行われてディスプレイなどの表示装置に表示される。
【0037】
[第1実施形態]
図2は本発明に係る第1実施形態の断層撮影装置のブロック図であり、断層撮影の要求(オーダ)は、X線断層撮影装置に直接入力される場合もあるが、一般には放射線情報システム(RIS)11から入力される。この放射線情報システム11からの情報には断層撮影をする被写体の部分情報の他に被写体の固有情報が含まれる。上記被写体の部分情報とは、頭部、胸部、腹部などの部位情報である。
【0038】
これら部位情報と被写体の固有情報(身長、年齢、体重)などをもとに、予め設定されたX線条件テーブル(図示しない)を参照することによりX線条件が設定される。
【0039】
上記X線条件が設定されると同時に、撮影部位に対応した断層面設定用画像23を取得するために撮影位置にX線管球13およびX線画像検出器19が移動される。この移動は被写体の固有情報をもとに自動的に移動することも可能であるが、撮影者が手動で移動してもよい。
【0040】
断層面設定用画像23は一般的に側面撮影画像として撮影され、断層撮影画像とは直交する面となる。
【0041】
この設定用画像23が表示装置22に表示され、この設定用画像23をもとに断層面の設定を行う。
【0042】
図3は、頭部を被写体として断層面設定用画像23と断層面情報入力部21により入力された断層面情報を示す。
【0043】
ここでは、サイズの異なる5枚の断層面が設定されている。
【0044】
図3の例においては、設定された断層面は平面であるが、平面に限定される必要はなく曲面などの任意の面を設定することが可能である。図4は断層面が曲面の場合を示す。
【0045】
図2に示すように、断層面情報入力部21で設定された断層面情報をもとに、データ収集制御部15において、上記断層面を再構成するのに必要なデータが収集できるようにX線発生装置13、X線画像検出器19、寝台テーブル25を駆動するための制御データが計算され、この制御データに基づきX線管球運動部16、X線画像検出器運動部14、寝台テーブル運動部18がコントロールされる。そして、データ収集制御部15において決定されたデータ収集計画によりデータ収集が実行される。
【0046】
データ収集の際には、設定用画像23を収集した際の寝台テーブル位置が基準に使用されるので、この二回の撮影間で被写体の動きがないことが前提になっている。
【0047】
X線の透過データはX線画像検出器19で検出され、データが収集された幾何学情報をもとに指定された断層面にバックプロジェクション(逆投影)される。再構成された断層面は表示装置22に表示され、撮影が終了する。
【0048】
次に、X線発生装置13、X線画像検出器19、寝台テーブル25、X線管球運動部16、X線画像検出器運動部14、寝台テーブル運動部18、及びファン角制御部17に対する断層面情報に基づく制御方法について説明する。
【0049】
図5は設定用画像を撮影した際の座標系の平面図、図6は図5のX軸のマイナス方向からの側面図を夫々示す。但し、ここで、前提条件として説明の簡単のために寝台テーブル25は固定とし(テーブルに被写体9も固定されている)、X線管球13とX線画像検出器19を移動させてデータ収集を行うものとする。よって、図示の3次元座標系は寝台テーブル25の1つのコーナー部25aを基準に決められている。
【0050】
X線の焦点はX線画像検出器19の中心に位置するように座標(Xs、Ys、Zs)に配置され、被写体9は寝台テーブル25の中央(-、Y0、-)に設定され、X線画像検出器19の中心が座標(Xs、Yd、Zs)に配置されるとすると、被写体9は拡大率(Ys-Y0)/(Ys-Yd)でX線画像検出器19上に画像が形成される。
【0051】
このようにして撮影された画像の例を図7に示し、この撮影画像に対して図示のように断層面が設定される。設定される断層面は矩形あるいは円形を前提とするが、矩形に限定するにしても、前述したようにY方向の情報が欠落している。そこで、Y方向のX線広がり情報は、撮影者が設定するX線絞り状態がY方向の絞り情報として使用される。
【0052】
このY方向の絞り情報は、選択される軌道によって利用形態が異なる。つまり、直線軌道の場合は撮影者によって設定された絞り情報を断層撮影中に変更させる必要はなく、Y方向の絞り状態は不変のままでよい。
【0053】
他方、円軌道、楕円軌道の際はY方向に断層角が発生するので、それに従ってY方向の絞りを変化させると散乱線を最適に制御することが可能である。
【0054】
よって、円軌道、楕円軌道の場合は、撮影者によって設定された絞り情報がY方向の設定情報として使用される。
【0055】
図5は撮影者が指定したY方向の絞り情報の例を示す。ただし、図5は設定用画像を撮影する際の図であり、断層データを撮影する際の図ではない。また、Y方向の絞り情報(Y01からY02)は被写体9のY方向の有効幅を便宜的に表したものである。
【0056】
図8は、図7で設定された断層面を実際の撮影系に重ね合わせて示しており、この重ね合わせの際には、前述した拡大率を考慮して重ね合わせることになる。ここで断層面の中心は、設定された断層面中で最も大きな面積を有する断層面上に設定すると効率がよいが、精密には下記に示すファン角θの計算において、データを収集する複数の撮影位置でのファン角θの累積値が最も小さくなる様に設定することが被曝量低減の上では望ましい。
【0057】
しかし、一般には計算が煩雑になるので、最も大きな断層面上、あるいは設定された断層面中の中央の断面に設定される。
【0058】
次に、断層面および断層角ξと、ファン角θの関係を説明する。
【0059】
重要な点は、設定された複数の断層面に対して十分なデータが設定されるようにファン角θが求められることである。つまり、図9に示すように被写体中に範囲を限定して断層面が設定されている場合は、被写体中の一部分にX線が照射されることになる。
【0060】
図9はX方向のファン角θの例を示し、断層角をξ、断層中心、焦点および検出器のZ座標をそれぞれZt、Zts、Ztdとして、複数の断層面を包含するX線ビームが断層中心を通過する2点をX1、X2とすると、ファン角θ=θ1+θ2として、
(Xs-X2)/L=tanθ-tan(ξ-θ2)・・・(1)
-(X1-Xs)/L=tanθ-tan(ξ+θ1)・・・(2)
が成立する。ここで、L=(Ztd-Zt)である。
【0061】
上記式1と式2よりファン角θを計算することができる。
【0062】
これより明らかなように、ファン角θは全ての断層面を含むように計算された2点X1、X2および断層角ξの関数であることが理解できる。また、図示はしてないが、θ1とθ2には限界があるので、X線管球全体としてファン角θ(=θ1+θ2)を実現するためにX線管球を首振りにする(X線管球の軌道に沿った移動を固定して(又は移動させながら)をX線管球自体を回動して走査する)ことも必要である。一般には、断層角ξが大きな領域ではX線管球の首振りが必要になる。
【0063】
以上の例では、断層撮影時のX線管球の軌道が直線軌道の場合に限って説明したが、円軌道、楕円軌道であっても計算方法は同様である。ただし、円軌道、楕円軌道でのY方向の断層面情報は、以下の第2実施形態に示す複数の設定用画像を撮影する場合以外は、撮影者によるX線絞り情報を使用することになる。
【0064】
以上説明したように、断層面を設定するための設定用画像をもとに、設定された断層面を含むように最適なX線絞り条件を算出することが可能になる。他方、設定画像を解析することにより十分なSN比を得るのに必要なX線曝射量(管電圧と管電流の組合せ)を算出することが可能である。
【0065】
[第2実施形態]
第1実施形態では、断層面設定用画像が一枚の場合について説明したが、設定用画像を複数枚使用することによってより厳密にデータ収集条件を設定することが可能になる。
【0066】
具体的には、図10に示すように、Z方向の異なる2点から設定用画像を収集することにより、Y方向の断層面の設定が可能になる。設定に使用する表示装置は、撮影者が2枚の画像を左右の目でステレオ視することができるものである。つまり、表示画面上は90度回転して表示される。ただし、ステレオ感を表すのに、液晶シャッターなどのステレオ表示器具を使う必然性はなく、設定用画像を100ms程度で切り替えて表示することにより、人間の意視覚の残像特性を利用することも可能である。
【0067】
【他の実施形態】
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本発明の断層撮影方法)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0068】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0069】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0070】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0071】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0072】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0073】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0074】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、断層撮影の開始前に目的とする断層面の位置、範囲、形状などを任意に設定でき、画質を最適化して撮影及びその後の診断の効率化を図ると共に、被写体としての人体への被爆量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断層撮影方法を概略的に示す図。
【図2】第1実施形態のX線断層撮影装置のブロック図。
【図3】設定画像を使用した断層面の設定例(平面)を示す図。
【図4】設定画像を使用した断層面の設定例(曲面)を示す図。
【図5】設定用画像の撮影系の平面図。
【図6】設定用画像の撮影系をX軸のマイナス方向から見た側面図。
【図7】断層面設定例を示す図。
【図8】断層面設定のためのデータ収集条件を示す図。
【図9】ファン角の計算方法を説明する図。
【図10】第2実施形態として複数の設定用画像の収集条件を示す図。
【符号の説明】
11 放射線情報システム(RIS)
12 断層位置設定用画像入力部
13 X線発生装置
14 X線画像検出器運動部
15 データ収集制御部
16 X線管球運動部
17 ファン角制御部
18 寝台テーブル運動部
19 X線画像検出器
20 断層面計算装置
21 断層面情報入力部
22 表示装置
23 設定用画像

Claims (2)

  1. 画像撮影装置において、
    被写体を透過したX線X線画像検出器により撮像して断層面設定用のX線画像を取得する撮影手段と、
    前記断層面設定用のX線画像に基づいて断層面を設定する断層面設定手段と、
    設定された前記断層面に基づいて断層撮影条件を設定する撮影条件設定手段とを備え、
    前記断層面設定用のX線画像は、前記設定された断層面を撮影する際に被写体の体軸に沿って移動するX線源の移動方向に対して直交する方向に沿って撮影され、
    前記断層面設定手段は、少なくとも断層面の位置、範囲、形状のいずれかを設定し、
    前記断層面の形状は、曲面を含むことを特徴とする画像撮影装置。
  2. 画像撮影装置において、
    被写体を透過したX線をX線画像検出器により撮像して断層面設定用のX線画像を取得する撮影手段と、
    前記断層面設定用のX線画像に基づいて断層面を設定する断層面設定手段と、
    設定された前記断層面に基づいて断層撮影条件を設定する撮影条件設定手段とを備え、
    前記断層面設定用のX線画像は、前記設定された断層面を撮影する際に被写体の体軸に沿って移動するX線源の移動方向に対して直交する方向に沿って撮影され、
    前記断層面設定手段は、少なくとも断層面の位置、範囲、形状のいずれかを設定し、
    前記断層面の位置は複数設定可能であって、各位置での断層面の範囲が異なることを特徴とする画像撮影装置。
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