JP2005092858A - 印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法 - Google Patents

印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷時間を短縮するのに好適な印刷システムを提供する。
【解決手段】 クライアント装置100は、アプリケーション12の編集中にその編集中の文書データを取得し、取得した文書データに基づいて評価用印刷データを生成し、生成した評価用印刷データに適する圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って印刷データを圧縮し、圧縮した圧縮印刷データを印刷要求とともに印刷装置200に送信する。そして、評価用印刷データの生成および圧縮アルゴリズムの選択は、アプリケーション12の編集中に開始する。印刷装置200は、印刷要求とともに圧縮印刷データを受信したときは、受信した圧縮印刷データを伸長し、伸長した印刷データに基づいて印刷を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷要求端末と印刷装置との間で圧縮印刷データを転送して印刷を実行する印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法に関する。
印刷時間の短縮という観点では様々な取り組みがなされており、データ転送の高速化もその1つである。データ転送の高速化において、従来、印刷データの圧縮という方法が用いられ、印刷データを圧縮することにより転送データ量を削減し、データ転送時間の短縮を実現している。これに関連する技術としては、例えば、特許文献1記載の情報処理装置があった。
特許文献1記載の発明は、JPEG( Joint Photographic coding Experts Group)等の圧縮画像データを印刷する場合、印刷しようとする圧縮イメージの変倍率、ホストコンピュータや印刷装置それぞれの処理能力、それらの間のデータ転送レートに基づき、ホストコンピュータ側で非圧縮印刷イメージを生成して印刷させた場合のトータルの処理時間と、印刷装置側で伸長して印刷する場合にかかるトータルの処理時間を予測し、それらを比較する。そして、その比較結果に基づいて、処理時間の少ない方を選択し、印刷処理を行う。
特開2003−29938号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明にあっては、システム全体の処理能力やデータ転送レートに応じて最適な方法を判断しているため、印刷実行時間(印刷装置が印刷データを受信してから印刷が完了するまでの時間)およびデータ転送時間の短縮には有効ではあるものの、判断に時間を要することから、判断時間まで考慮すると、結果として印刷時間(ユーザが印刷要求を行ってから印刷が完了するまでの時間)が特許文献1の圧縮方法を用いない場合よりも大きくなる可能性があるという問題があった。
また、特許文献1記載の発明に限らず、印刷データの圧縮は、通常、固定的な圧縮アルゴリズムで行われている。これは、最適な圧縮アルゴリズムを動的(適応的)に決定することは、計算に時間を要することから、結果として印刷時間が大きくなる可能性があるという理由による。
しかし、圧縮アルゴリズムは、印刷データの内容に応じて圧縮効率が大きく変化するため、固定的な圧縮アルゴリズムでは、十分な圧縮効率が得られないという問題があった。例えば、印刷データが画像を主体的に含む場合は、画像データの圧縮に特化した圧縮アルゴリズムを用いた方がよいし、印刷データが文字を主体的に含む場合は、文字データの圧縮に特化した圧縮アルゴリズムを用いた方がよい。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、印刷時間を短縮するのに好適な印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の印刷システムは、
印刷を要求する印刷要求端末と、前記印刷要求端末からの印刷要求に応じて印刷を行う印刷装置とを通信可能に接続した印刷システムであって、
前記印刷要求端末は、文書データを編集可能な文書データ編集手段と、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段と、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段と、前記圧縮アルゴリズム選択手段で選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮手段と、前記印刷データ圧縮手段で圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信手段とを有し、
前記印刷装置は、前記圧縮印刷データを受信する圧縮印刷データ受信手段と、前記圧縮印刷データ受信手段で受信した圧縮印刷データを伸長する印刷データ伸長手段と、前記印刷データ伸長手段で伸長した印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段とを有し、
前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、ユーザが文書データ編集手段により文書データの編集を開始すると、文書データ取得手段により、文書データ編集手段の編集中(以下「編集」とは、前記のように「文書データ編集手段によって前記文書データが操作されていること」を含む概念をいい、また、「編集中」とは、「文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間」を含む概念をいうものとする。以下の印刷要求端末に関する発明、圧縮アルゴリズム選択プログラムに関する発明、および印刷方法に関する発明、並びに後述する発明の実施の形態において同じである。)に、その編集中の文書データが取得され、印刷データ生成手段により、取得された文書データに基づいて印刷データが生成される。そして、圧縮アルゴリズム選択手段により、生成された印刷データに適する圧縮アルゴリズムが複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択される。圧縮アルゴリズムの選択は、文書データ編集手段の編集中に開始される。圧縮アルゴリズムが選択されると、印刷データ圧縮手段により、選択された圧縮アルゴリズムに従って印刷データが圧縮され、圧縮印刷データ送信手段により、圧縮された圧縮印刷データが印刷装置に送信される。
印刷装置では、圧縮印刷データ受信手段により圧縮印刷データを受信すると、印刷データ伸長手段により、受信した圧縮印刷データが伸長され、印刷手段により、伸長された印刷データに基づいて印刷が行われる。
これにより、圧縮アルゴリズム選択手段により、印刷データに適する圧縮アルゴリズムがダイナミックに選択されるので、圧縮効率を向上することができ、データ転送時間を短縮することができる。また、圧縮アルゴリズムの選択が文書データ編集手段の編集中に開始されるので、ユーザが印刷要求を行う前に圧縮アルゴリズム選択処理の一部または全部を行うことができ、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合を低減することができる。したがって、従来に比して、印刷時間を短縮することができるという効果が得られる。
ここで、印刷データに適する圧縮アルゴリズムとは、印刷時間を短縮するのに適する圧縮アルゴリズムをいい、例えば、印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズム、データ転送時間が最小となる圧縮アルゴリズム、圧縮印刷データの伸長時間が最小となる圧縮アルゴリズムが含まれる。印刷時間を短縮するのに適する圧縮アルゴリズムであるので、異なる2つの圧縮アルゴリズムで印刷データを圧縮した場合、第1の圧縮アルゴリズムではデータ転送時間が大きく伸長時間が小さくなるのに対し、第2の圧縮アルゴリズムではデータ転送時間が小さく伸長時間が大きくなったときは、データ転送時間と伸長時間との総和が小さい圧縮アルゴリズムを選択するのが好ましい。以下の印刷要求端末に関する発明、圧縮アルゴリズム選択プログラムに関する発明、および印刷方法に関する発明において同じである。
また、文書データは、画像、文字その他の編集要素を含むデータをいい、画像のみを含むものであれば画像データそのものをいい、文字のみを含むものであればテキストデータそのものをいう。以下の印刷要求端末に関する発明、圧縮アルゴリズム選択プログラムに関する発明、および印刷方法に関する発明において同じである。
また、文書データ取得手段は、文書データ編集手段の編集中にその編集中の文書データを取得するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、文書データ編集手段の編集中に所定周期で文書データを取得するようになっていてもよいし、文書データ編集手段に対するユーザの操作を検出し、その検出結果に基づいて文書データを取得するようになっていてもよい。後者の場合、検出結果に基づいて編集中の文書データを生成することにより取得するようになっていてもよい。以下の印刷要求端末に関する発明、および圧縮アルゴリズム選択プログラムに関する発明において同じである。
また、印刷データ圧縮手段は、圧縮アルゴリズム選択手段で選択した圧縮アルゴリズムに従って印刷データを圧縮するようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、印刷データ生成手段で生成した印刷データを圧縮対象としてもよいし、文書データ編集手段で編集した文書データに基づいて印刷データを生成する第2印刷データ生成手段を設け、第2印刷データ生成手段で生成した印刷データを圧縮対象としてもよい。以下の印刷要求端末に関する発明において同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2の印刷システムは、発明1の印刷システムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、圧縮アルゴリズム選択手段により、各圧縮アルゴリズムごとに、生成された印刷データがその圧縮アルゴリズムに従って圧縮され、その圧縮結果に基づいて印刷データの圧縮率が算出され、算出された圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択される。
これにより、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるとともに、印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
ここで、圧縮アルゴリズム選択手段は、各圧縮アルゴリズムごとに印刷データを圧縮するようになっているが、印刷データの圧縮は、すべての圧縮アルゴリズムについて行うことまでは要さず、一部の圧縮アルゴリズムについて行えば足りる。以下の印刷システムに関する発明において同じである。
〔発明3〕 さらに、発明3の印刷システムは、発明1の印刷システムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、圧縮アルゴリズム選択手段により、各圧縮アルゴリズムごとに、生成された印刷データがその圧縮アルゴリズムに従って圧縮され、その圧縮結果に基づいて、データ転送時間および伸長時間を含む処理時間が推定され、推定された処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択される。
これにより、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。また、処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、データ転送時間および伸長時間を短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明4〕 さらに、発明4の印刷システムは、発明2および3のいずれかの印刷システムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、圧縮アルゴリズム選択手段により、複数の圧縮アルゴリズムのなかから所定順序で圧縮アルゴリズムが選択され、選択された圧縮アルゴリズムに従って印刷データが圧縮される。そして、ユーザからの印刷要求が入力されると、その入力までに行った圧縮結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択される。
これにより、ユーザが印刷要求を行った後に圧縮アルゴリズム選択処理が行われることがないので、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合をさらに低減することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果が得られる。
〔発明5〕 さらに、発明5の印刷システムは、発明4の印刷システムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、圧縮アルゴリズムが選択されると、圧縮アルゴリズム選択手段により、その選択履歴を示す選択履歴情報が選択履歴情報記憶手段に記憶される。また、圧縮アルゴリズム選択手段により、選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に圧縮アルゴリズムが選択される。
これにより、過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮が試みられるので、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6の印刷システムは、発明4の印刷システムにおいて、
前記印刷要求端末は、複数の前記文書データ編集手段を有し、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、印刷要求端末では、圧縮アルゴリズムが選択されると、圧縮アルゴリズム選択手段により、各文書データ編集手段ごとに、その選択履歴を示す選択履歴情報が選択履歴情報記憶手段に記憶される。また、圧縮アルゴリズム選択手段により、選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、複数の文書データ編集手段のうち文書データの取得先となったものについて圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に圧縮アルゴリズムが選択される。
同一の文書データ編集手段により編集された印刷データは、その内容が似通ったものとなる可能性がある。例えば、文書データ編集手段として画像編集アプリケーションを用いた場合は、文書データが画像を主体的に含むことになるし、文書データ編集手段としてテキスト編集アプリケーションを用いた場合は、文書データが文字を主体的に含むことになる。そのため、本発明のように、各文書データ編集手段ごとに過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮を試みれば、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明7〕 一方、上記目的を達成するために、発明7の印刷要求端末は、
文書データを編集可能な文書データ編集手段と、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段と、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段と、前記圧縮アルゴリズム選択手段で選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮手段と、前記印刷データ圧縮手段で圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信手段とを備え、
前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、発明1の印刷システムにおける印刷要求端末と同等の作用が得られる。したがって、発明1の印刷システムと同等の効果が得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8の印刷要求端末は、発明7の印刷要求端末において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明2と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるとともに、印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明9〕 さらに、発明9の印刷要求端末は、発明7の印刷要求端末において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明3と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。また、処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、データ転送時間および伸長時間を短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明10〕 さらに、発明10の印刷要求端末は、発明8および9の印刷要求端末において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明4と同様に、ユーザが印刷要求を行った後に圧縮アルゴリズム選択処理が行われることがないので、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合をさらに低減することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果が得られる。
〔発明11〕 さらに、発明11の印刷要求端末は、発明10の印刷要求端末において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
これにより、発明5と同様に、過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮が試みられるので、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明12〕 さらに、発明12の印刷要求端末は、発明10の印刷要求端末において、
前記文書データ編集手段を複数有し、前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このように、各文書データ編集手段ごとに過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮を試みれば、発明6と同様に、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明13〕 一方、上記目的を達成するために、発明13の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、
圧縮アルゴリズムを選択するプログラムであって、文書データを編集可能な文書データ編集手段を利用可能なコンピュータに対して、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、および前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、文書データ取得手段により、文書データ編集手段の編集中にその編集中の文書データが取得され、印刷データ生成手段により、取得された文書データに基づいて印刷データが生成される。そして、圧縮アルゴリズム選択手段により、生成された印刷データに適する圧縮アルゴリズムが複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択される。圧縮アルゴリズムの選択は、文書データ編集手段の編集中に開始される。
これにより、印刷データに適する圧縮アルゴリズムがダイナミックに選択されるので、圧縮効率を向上することができ、データ転送時間を短縮することができる。また、圧縮アルゴリズムの選択が文書データ編集手段の編集中に開始されるので、ユーザが印刷要求を行う前に圧縮アルゴリズム選択処理の一部または全部を行うことができ、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合を低減することができる。したがって、従来に比して、印刷時間を短縮することができるという効果が得られる。
〔発明14〕 さらに、発明14の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、発明13の圧縮アルゴリズム選択プログラムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明2と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるとともに、印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明15〕 さらに、発明15の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、発明13の圧縮アルゴリズム選択プログラムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明3と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。また、処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、データ転送時間および伸長時間を短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、発明14および15の圧縮アルゴリズム選択プログラムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明4と同様に、ユーザが印刷要求を行った後に圧縮アルゴリズム選択処理が行われることがないので、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合をさらに低減することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果が得られる。
〔発明17〕 さらに、発明17の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、発明16の圧縮アルゴリズム選択プログラムにおいて、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
これにより、発明5と同様に、過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮が試みられるので、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明18〕 さらに、発明18の圧縮アルゴリズム選択プログラムは、発明16の圧縮アルゴリズム選択プログラムにおいて、
前記文書データ編集手段を複数有し、前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このように、各文書データ編集手段ごとに過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮を試みれば、発明6と同様に、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19の圧縮アルゴリズム選択プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、
圧縮アルゴリズムを選択するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、文書データを編集可能な文書データ編集手段を利用可能なコンピュータに対して、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、および前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、記憶媒体に記憶されたプログラムがコンピュータによって読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、文書データ取得手段により、文書データ編集手段の編集中にその編集中の文書データが取得され、印刷データ生成手段により、取得された文書データに基づいて印刷データが生成される。そして、圧縮アルゴリズム選択手段により、生成された印刷データに適する圧縮アルゴリズムが複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択される。圧縮アルゴリズムの選択は、文書データ編集手段の編集中に開始される。
これにより、発明13と同様に、印刷データに適する圧縮アルゴリズムがダイナミックに選択されるので、圧縮効率を向上することができ、データ転送時間を短縮することができる。また、圧縮アルゴリズムの選択が文書データ編集手段の編集中に開始されるので、ユーザが印刷要求を行う前に圧縮アルゴリズム選択処理の一部または全部を行うことができ、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合を低減することができる。したがって、従来に比して、印刷時間を短縮することができるという効果が得られる。
〔発明20〕 一方、上記目的を達成するために、発明20の印刷方法は、
印刷を要求する印刷要求端末と、前記印刷要求端末からの印刷要求に応じて印刷を行う印刷装置とを通信可能に接続し、前記印刷要求端末および前記印刷装置を利用して印刷を行う印刷方法であって、
前記印刷要求端末に対しては、文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得ステップと、前記文書データ取得ステップで取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、前記印刷データ生成ステップで生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択ステップと、前記圧縮アルゴリズム選択ステップで選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮ステップと、前記印刷データ圧縮ステップで圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信ステップとを含み、
前記印刷装置に対しては、前記圧縮印刷データを受信する圧縮印刷データ受信ステップと、前記圧縮印刷データ受信ステップで受信した圧縮印刷データを伸長する印刷データ伸長ステップと、前記印刷データ伸長ステップで伸長した印刷データに基づいて印刷を行う印刷ステップとを含み、
前記圧縮アルゴリズム選択ステップによる選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始することを特徴とする。
これにより、発明1の印刷システムと同等の効果が得られる。
ここで、文書データ取得ステップは、文書データ編集手段の編集中にその編集中の文書データを取得すればどのような方法であってもよく、例えば、文書データ編集手段の編集中に所定周期で文書データを取得してもよいし、文書データ編集手段に対するユーザの操作を検出し、その検出結果に基づいて文書データを取得してもよい。後者の場合、検出結果に基づいて編集中の文書データを生成することにより取得してもよい。
また、印刷データ圧縮ステップは、圧縮アルゴリズム選択ステップで選択した圧縮アルゴリズムに従って印刷データを圧縮すればどのような方法であってもよく、例えば、印刷データ生成ステップで生成した印刷データを圧縮対象としてもよいし、文書データ編集手段で編集した文書データに基づいて印刷データを生成する第2印刷データ生成ステップを含み、第2印刷データ生成ステップで生成した印刷データを圧縮対象としてもよい。
〔発明21〕 さらに、発明21の印刷方法は、発明20の印刷方法において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明2と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるとともに、印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明22〕 さらに、発明22の印刷方法は、発明20の印刷方法において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明3と同様に、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。また、処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、データ転送時間および伸長時間を短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明23〕 さらに、発明23の印刷方法は、発明21および22の印刷方法において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明4と同様に、ユーザが印刷要求を行った後に圧縮アルゴリズム選択処理が行われることがないので、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合をさらに低減することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果が得られる。
〔発明24〕 さらに、発明24の印刷方法は、発明23の印刷方法において、
前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
これにより、発明5と同様に、過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮が試みられるので、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
〔発明25〕 さらに、発明25の印刷方法は、発明23の印刷方法において、
前記文書データ編集手段を複数有し、前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする。
このように、各文書データ編集手段ごとに過去の選択頻度が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮を試みれば、発明6と同様に、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができるという効果も得られる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1ないし図8は、本発明に係る印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法の第1の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法を、図1に示すように、クライアント装置100と印刷装置200との間で圧縮印刷データを転送して印刷を行う場合について適用したものである。
まず、本発明を適用する印刷システムの概要を図1を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用する印刷システムの概要を示す機能概念図である。
図1において、印刷を要求するクライアント装置100と、クライアント装置100からの印刷要求に応じて印刷を行う印刷装置200とがネットワーク199を介して接続されている。なお、発明の理解を容易にするため、クライアント装置100および印刷装置200をそれぞれ1台しか図示していないが、実際には、多数のクライアント装置100および印刷装置200がネットワーク199に接続されている。
次に、クライアント装置100の構成を図1を参照しながら詳細に説明する。
クライアント装置100は、図1に示すように、異なる複数の圧縮アルゴリズムをプログラムモジュールとして登録した圧縮アルゴリズム登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)10と、文書データをユーザが編集可能なアプリケーション12と、アプリケーション12の編集中にその編集中の文書データを取得する文書データ取得部14と、文書データ取得部14で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成部16と、印刷データ生成部16で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択する圧縮アルゴリズム選択部18と、圧縮アルゴリズム選択部18の選択履歴を示す選択履歴情報を登録する選択履歴情報登録DB20とを有して構成されている。
さらに、クライアント装置100は、圧縮アルゴリズム選択部18で選択した圧縮アルゴリズムに従って印刷データを圧縮する印刷データ圧縮部22と、印刷データ圧縮部22で圧縮した圧縮印刷データを印刷装置200に送信する圧縮印刷データ送信部24とを有して構成されている。
文書データ取得部14は、アプリケーション12の起動状況を確認し、起動が確認されたときは、アプリケーション12から編集中の文書データを取得する。アプリケーション12から文書データを取得する方法は、例えば、アプリケーション12の起動時にOS(Operating System)のGDIコマンドをフックするといった方法や、描画命令をフックする方法、ファイル入出力データを取得する方法等、様々な方法が考えられるが、本実施の形態において取得方法はいかなる方法でも構わない。また、文書データは、画像、文字その他の編集要素を含むデータである。
印刷データ生成部16は、文書データ取得部14で取得した文書データに基づいて圧縮アルゴリズム評価用の印刷データ(以下、評価用印刷データという。)を生成する。
図2は、選択履歴情報登録DB20のデータ構造を示す図である。
選択履歴情報登録DB20には、図2に示すように、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、圧縮アルゴリズムの名称を登録したフィールド402と、圧縮アルゴリズムの過去の選択回数を登録したフィールド404とを含んで構成されている。
図2の例では、第1段目のレコードには、圧縮アルゴリズムの名称として「Haffman符号化」が、過去の選択回数として「219」がそれぞれ登録されている。これは、「Haffman符号化」という圧縮アルゴリズムが過去において印刷データの圧縮に219回利用されたことを示している。
圧縮アルゴリズム選択部18は、選択履歴情報登録DB20の選択履歴情報に基づいて、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから過去の選択回数が高い順に圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データを圧縮し、その圧縮結果に基づいて、評価用印刷データの圧縮率を算出するとともに圧縮印刷データのデータ転送時間および伸長時間を推定する。圧縮アルゴリズムの評価結果は、例えば、評価結果登録テーブルとして生成する。
図3は、評価結果登録テーブル420のデータ構造を示す図である。
評価結果登録テーブル420は、図3に示すように、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムごとに1つのレコードが登録される。各レコードは、圧縮アルゴリズムの名称を登録するフィールド422と、評価用印刷データの圧縮率を登録するフィールド424と、圧縮印刷データのデータ転送時間を登録するフィールド426と、圧縮印刷データの伸長時間を登録するフィールド428とを含んで構成されている。
図3の例では、第1段目のレコードには、圧縮アルゴリズムの名称として「Haffman符号化」が、文書データ1の圧縮率として「27.22」が、文書データ2の圧縮率として「40.38」が、文書データ1のデータ転送時間として「54.44」が、文書データ2のデータ転送時間として「80.76」が、文書データ1の伸長時間として「8.05」が、文書データ2の伸長時間として「7.96」がそれぞれ登録されている。これは、文書データ取得部14で取得した文書データ1についてその評価用印刷データを「Haffman符号化」という圧縮アルゴリズムに従って圧縮した場合、圧縮率が27.22[%]、データ転送時間が54.44[s]、伸長時間が8.05[s]であることを示している。また、文書データ取得部14で取得した文書データ2についてその評価用印刷データを「Haffman符号化」という圧縮アルゴリズムに従って圧縮した場合、圧縮率が40.38[%]、データ転送時間が80.76[s]、伸長時間が7.96[s]であることを示している。
圧縮アルゴリズム選択部18は、ユーザからの印刷要求を入力したときは、圧縮の試行中であれば圧縮の試行を中断し、その入力までに行った圧縮結果に基づいて、評価用印刷データの圧縮率が最大となった圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択する。また、選択した圧縮アルゴリズムについて選択回数を「1」加算することにより選択履歴情報を更新する。
印刷データ圧縮部22は、アプリケーション12からの要求に応じて図示しないプリンタドライバにより生成された印刷データを、圧縮アルゴリズム選択部18で選択した圧縮アルゴリズムに従って圧縮する。
次に、クライアント装置100のより具体的な構成を図4を参照しながら詳細に説明する。
図4は、クライアント装置100の構成を示すブロック図である。
クライアント装置100は、図4に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU50と、所定領域にあらかじめCPU50の制御プログラム等を格納しているROM52と、ROM52等から読み出したデータやCPU50の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM54と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F58とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス59で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F58には、外部装置として、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能なキーボードやマウス等からなる入力装置60と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置62と、圧縮アルゴリズム登録DB10と、選択履歴情報登録DB20と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
CPU50は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図5および図6のフローチャートに示す圧縮アルゴリズム選択処理および印刷要求処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
初めに、圧縮アルゴリズム選択処理を図5を参照しながら詳細に説明する。
図5は、圧縮アルゴリズム選択処理を示すフローチャートである。
圧縮アルゴリズム選択処理は、文書データ取得部14、印刷データ生成部16および圧縮アルゴリズム選択部18として実現される処理であって、CPU50において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、アプリケーション12が起動中か否かを判定し、アプリケーション12が起動中であると判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、アプリケーション12が起動するまでステップS100で待機する。
ステップS102では、アプリケーション12から編集中の文書データを取得し、ステップS104に移行して、取得した文書データに基づいて評価用印刷データを生成し、ステップS106に移行して、選択履歴情報登録DB20から選択履歴情報を読み出し、ステップS108に移行する。
ステップS108では、読み出した選択履歴情報に基づいて、未評価の圧縮アルゴリズムのうち過去の選択回数が最も高い圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択し、ステップS110に移行して、現在選択の圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データを圧縮し、ステップS112に移行して、その圧縮結果に基づいて評価用印刷データの圧縮率を算出し、ステップS116に移行する。
ステップS116では、算出した圧縮率がこれまで算出した圧縮率のなかで最大であるか否かを判定し、算出した圧縮率が最大であると判定したとき(Yes)は、ステップS118に移行して、現在選択の圧縮アルゴリズムを適用圧縮アルゴリズム(印刷データの圧縮に利用する圧縮アルゴリズム)として設定し、ステップS120に移行する。
ステップS120では、圧縮アルゴリズム登録DB10のすべての圧縮アルゴリズムについて評価が完了したか否かを判定し、すべての圧縮アルゴリズムについて評価が完了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS120で、圧縮アルゴリズム登録DB10のすべての圧縮アルゴリズムについて評価が完了していないと判定したとき(No)は、ステップS124に移行して、ユーザからの印刷要求を入力装置60から入力したか否かを判定し、ユーザからの印刷要求を入力したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS124で、ユーザからの印刷要求を入力装置60から入力しないと判定したとき(No)は、ステップS126に移行して、アプリケーション12が起動中か否かを判定し、アプリケーション12が起動中でないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS126で、アプリケーション12が起動中であると判定したとき(Yes)は、ステップS108に移行する。
一方、ステップS116で、算出した圧縮率がこれまで算出した圧縮率のなかで最大でないと判定したとき(No)は、ステップS120に移行する。
次に、印刷要求処理を図6を参照しながら詳細に説明する。
図6は、印刷要求処理を示すフローチャートである。
印刷要求処理は、印刷データ圧縮部22および圧縮印刷データ送信部24として実現される処理であって、CPU50において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS200に移行するようになっている。
ステップS200では、ユーザからの印刷要求を入力装置60から入力したか否かを判定し、ユーザからの印刷要求を入力したと判定したとき(Yes)は、ステップS202に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ユーザからの印刷要求を入力するまでステップS200で待機する。
ステップS202では、プリンタドライバを起動し、アプリケーション12の文書データに基づいてプリンタドライバにより印刷データを生成し、ステップS204に移行して、生成した印刷データを適用圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、ステップS205に移行する。
ステップS205では、適用圧縮アルゴリズムについての選択回数を「1」加算することにより選択履歴情報を更新し、ステップS206に移行して、圧縮した圧縮印刷データを印刷要求とともに印刷装置200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。圧縮印刷データには、印刷装置200で圧縮印刷データを伸長できるように、適用圧縮アルゴリズムまたはこれに対応する伸長アルゴリズムに関する復元情報を含める。
次に、印刷装置200の構成を図1を参照しながら詳細に説明する。
印刷装置200は、図1に示すように、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムに対応した複数の伸長アルゴリズムをプログラムモジュールとして登録した伸長アルゴリズム登録DB30と、圧縮印刷データを受信する圧縮印刷データ受信部32と、圧縮印刷データ受信部32で受信した圧縮印刷データを伸長する印刷データ伸長部34と、印刷データ伸長部34で伸長した印刷データに基づいて印刷を行う印刷部36とを有して構成されている。
印刷データ伸長部34は、圧縮印刷データ受信部32で受信した圧縮印刷データに含まれる復元情報に基づいて伸長アルゴリズム登録DB30のなかから伸長アルゴリズムを選択し、選択した伸長アルゴリズムに従って圧縮印刷データを伸長する。
次に、印刷装置200のより具体的な構成を図7を参照しながら詳細に説明する。
図7は、印刷装置200の構成を示すブロック図である。
印刷装置200は、図7に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU70と、所定領域にあらかじめCPU70の制御プログラム等を格納しているROM72と、ROM72等から読み出したデータやCPU70の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM74と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F78とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス79で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F78には、外部装置として、印刷ヘッド、ヘッド駆動部その他の印刷に必要な機構からなる印刷機構80と、伸長アルゴリズム登録DB30と、ネットワーク199に接続するための信号線とが接続されている。
CPU70は、マイクロプロセッシングユニット(MPU)等からなり、ROM72の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8のフローチャートに示す印刷制御処理を実行するようになっている。
図8は、印刷制御処理を示すフローチャートである。
印刷制御処理は、圧縮印刷データ受信部32、印刷データ伸長部34および印刷部36として実現される処理であって、CPU70において実行されると、図8に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、印刷要求を受信した否かを判定し、印刷要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップS302に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、印刷要求を受信するまでステップS300で待機する。
ステップS302では、圧縮印刷データを受信し、ステップS304に移行して、受信した圧縮印刷データに含まれる復元情報に基づいて伸長アルゴリズム登録DB30のなかから伸長アルゴリズムを選択し、ステップS306に移行して、選択した伸長アルゴリズムに従って圧縮印刷データを伸長し、ステップS308に移行して、伸長した印刷データに基づいて印刷機構80を制御して印刷を行う印刷処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
クライアント装置100では、ユーザがアプリケーション12を起動し、アプリケーション12により文書データの編集を開始すると、ステップS102〜S106を経て、アプリケーション12から編集中の文書データが取得され、取得された文書データに基づいて評価用印刷データが生成され、選択履歴情報登録DB20から選択履歴情報が読み出される。次いで、ステップS108,S110を経て、読み出された選択履歴情報に基づいて、未評価の圧縮アルゴリズムのうち過去の選択回数が最も高い圧縮アルゴリズムが圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択され、現在選択の圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データが圧縮される。そして、ステップS112,S116を経て、その圧縮結果に基づいて評価用印刷データの圧縮率が算出され、算出された圧縮率がこれまで算出した圧縮率のなかで最大であるか否かが判定される。その結果、圧縮率が最大であると判定されると、ステップS118を経て、現在選択の圧縮アルゴリズムが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
このような評価は、圧縮アルゴリズム登録DB10のすべての圧縮アルゴリズムについて行われる。これにより、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかで圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
また、すべての圧縮アルゴリズムについて評価が完了する前にユーザから印刷要求を入力すると、圧縮の試行が中断される。これにより、印刷要求を入力するまでに評価した圧縮アルゴリズムのなかかで圧縮率が最大となるものが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
一方、クライアント装置100では、アプリケーション12の起動中にユーザからの印刷要求を入力すると、ステップS202,S204を経て、プリンタドライバが起動し、アプリケーション12の文書データに基づいてプリンタドライバにより印刷データが生成され、生成された印刷データが適用圧縮アルゴリズムに従って圧縮される。そして、ステップS205,S206を経て、適用圧縮アルゴリズムについての選択回数が「1」加算されることにより選択履歴情報が更新され、圧縮印刷データが印刷要求とともに印刷装置200に送信される。
印刷装置200では、印刷要求を受信すると、ステップS302,S304を経て、圧縮印刷データを受信し、受信した圧縮印刷データに含まれる復元情報に基づいて伸長アルゴリズム登録DB30のなかから伸長アルゴリズムが選択される。そして、ステップS306,S308を経て、選択された伸長アルゴリズムに従って圧縮印刷データが伸長され、伸長された印刷データに基づいて印刷機構80が制御されて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、クライアント装置100は、アプリケーション12の編集中にその編集中の文書データを取得し、取得した文書データに基づいて評価用印刷データを生成し、生成した評価用印刷データに適する圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って印刷データを圧縮し、圧縮した圧縮印刷データを印刷要求とともに印刷装置200に送信するようになっている。そして、評価用印刷データの生成および圧縮アルゴリズムの選択は、アプリケーション12の編集中に開始する。
これにより、印刷データに適する圧縮アルゴリズムがダイナミックに選択されるので、圧縮効率を向上することができ、データ転送時間を短縮することができる。また、圧縮アルゴリズムの選択がアプリケーション12の編集中に開始されるので、ユーザが印刷要求を行う前に圧縮アルゴリズム選択処理の一部または全部を行うことができ、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合を低減することができる。したがって、従来に比して、印刷時間を短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント装置100は、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムごとに、その圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データを圧縮し、その圧縮結果に基づいて評価用印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択するようになっている。
これにより、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるとともに、評価用印刷データの圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント装置100は、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから所定順序で圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データを圧縮し、ユーザからの印刷要求を入力したときは、その入力までに行った圧縮結果に基づいて圧縮アルゴリズムを選択するようになっている。
これにより、ユーザが印刷要求を行った後に圧縮アルゴリズム選択処理が行われることがないので、圧縮アルゴリズム選択処理に要する時間のうち印刷時間に含まれる割合をさらに低減することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント装置100は、印刷を行うごとに選択履歴情報登録DB20の選択履歴情報を更新する一方、選択履歴情報登録DB20の選択履歴情報に基づいて、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから過去の選択回数が高い順に圧縮アルゴリズムを選択するようになっている。
これにより、過去の選択回数が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮が試みられるので、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができる。
さらに、本実施の形態では、クライアント装置100は、圧縮アルゴリズムの評価中にアプリケーション12が起動中か否かを判定し、起動中でないと判定したときは、圧縮アルゴリズム選択処理を終了するようになっている。
アプリケーション12が起動中でない場合は、印刷が行われる可能性が低いため、圧縮アルゴリズムの評価を継続する必要性が乏しい。そのため、圧縮アルゴリズム選択処理を終了することにより処理負荷を低減することができる。
上記第1の実施の形態において、クライアント装置100は、発明1、7または9の印刷要求端末に対応し、アプリケーション12は、発明1、7ないし9の文書データ編集手段に対応し、文書データ取得部14およびステップS102は、発明1、7若しくは8の文書データ取得手段、または発明9の文書データ取得ステップに対応している。また、印刷データ生成部16およびステップS104は、発明1、2、7若しくは8の印刷データ生成手段、または発明9の印刷データ生成ステップに対応し、圧縮アルゴリズム選択部18およびステップS106〜S120,S205は、発明1、2、4、5、7若しくは8の圧縮アルゴリズム選択手段、または発明9の圧縮アルゴリズム選択ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、印刷データ圧縮部22およびステップS204は、発明1等の印刷データ圧縮手段、または発明20等の印刷データ圧縮ステップに対応し、選択履歴情報登録DB20は、発明5の選択履歴情報記憶手段に対応し、圧縮印刷データ送信部24およびステップS206は、発明1等の圧縮印刷データ送信手段、または発明20等の圧縮印刷データ送信ステップに対応している。また、圧縮印刷データ受信部32およびステップS302は、発明1の圧縮印刷データ受信手段、または発明20等の圧縮印刷データ受信ステップに対応し、印刷データ伸長部34およびステップS304,S306は、発明1の印刷データ伸長手段、または発明20等の印刷データ伸長ステップに対応している。
また、上記第1の実施の形態において、印刷部36およびステップS308は、発明1の印刷手段、または発明20等の印刷ステップに対応している。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図9は、本発明に係る印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法の第2の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係る印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法を、図1に示すように、クライアント装置100と印刷装置200との間で圧縮印刷データを転送して印刷を行う場合について適用したものであり、上記第1の実施の形態と異なるのは、データ転送時間および伸長時間が最小となる圧縮アルゴリズムを選択する点にある。以下、上記第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記第1の実施の形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
CPU50は、ROM52の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図5のフローチャートに示す圧縮アルゴリズム選択処理に代えて、図9のフローチャートに示す圧縮アルゴリズム選択処理を実行するようになっている。
図9は、圧縮アルゴリズム選択処理を示すフローチャートである。
圧縮アルゴリズム選択処理は、CPU50において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS400に移行するようになっている。
ステップS400からS410までは、図5のフローチャートにおけるステップS100からS110までの処理に相当する処理を実行し、ステップS410の処理が終了すると、ステップS412に移行する。
ステップS412では、圧縮印刷データのデータ転送時間を推定し、ステップS414に移行して、圧縮印刷データの伸長時間を推定し、ステップS416に移行する。データ転送時間は、例えば、圧縮後のデータ容量およびネットワーク199の回線容量に基づいて推定することができ、伸長時間は、例えば、評価用印刷データの圧縮に要した圧縮時間および印刷装置200の処理能力に基づいて推定することができる。
ステップS416では、推定したデータ転送時間および伸長時間の合計(以下、処理時間という。)がこれまで推定した処理時間のなかで最小であるか否かを判定し、推定した処理時間が最小であると判定したとき(Yes)は、ステップS418に移行して、現在選択の圧縮アルゴリズムを適用圧縮アルゴリズムとして設定し、ステップS420に移行する。
ステップS420からS426までは、図5のフローチャートにおけるステップS120からS126までの処理に相当する処理を実行し、ステップS420,S424,S426の処理が終了すると、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS416で、推定した処理時間がこれまで推定した処理時間のなかで最小でないと判定したとき(No)は、ステップS420に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
クライアント装置100では、ユーザがアプリケーション12を起動し、アプリケーション12により文書データの編集を開始すると、ステップS402〜S406を経て、アプリケーション12から編集中の文書データが取得され、取得された文書データに基づいて評価用印刷データが生成され、選択履歴情報登録DB20から選択履歴情報が読み出される。次いで、ステップS408,S410を経て、読み出された選択履歴情報に基づいて、未評価の圧縮アルゴリズムのうち過去の選択回数が最も高い圧縮アルゴリズムが圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択され、現在選択の圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データが圧縮される。そして、ステップS412〜S416を経て、その圧縮結果に基づいて圧縮印刷データの処理時間が推定され、推定された処理時間がこれまで推定した処理時間のなかで最小であるか否かが判定される。その結果、処理時間が最小であると判定されると、ステップS418を経て、現在選択の圧縮アルゴリズムが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
このような評価は、圧縮アルゴリズム登録DB10のすべての圧縮アルゴリズムについて行われる。これにより、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかで処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
また、すべての圧縮アルゴリズムについて評価が完了する前にユーザから印刷要求を入力すると、圧縮の試行が中断される。これにより、印刷要求を入力するまでに評価した圧縮アルゴリズムのなかかで処理時間が最小となるものが適用圧縮アルゴリズムとして設定される。
一方、クライアント装置100では、アプリケーション12の起動中にユーザからの印刷要求を入力すると、ステップS202,S204を経て、プリンタドライバが起動し、アプリケーション12の文書データに基づいてプリンタドライバにより印刷データが生成され、生成された印刷データが適用圧縮アルゴリズムに従って圧縮される。そして、ステップS205,S206を経て、適用圧縮アルゴリズムについての選択回数が「1」加算されることにより選択履歴情報が更新され、圧縮印刷データが印刷要求とともに印刷装置200に送信される。
印刷装置200では、印刷要求を受信すると、ステップS302,S304を経て、圧縮印刷データを受信し、受信した圧縮印刷データに含まれる復元情報に基づいて伸長アルゴリズム登録DB30のなかから伸長アルゴリズムが選択される。そして、ステップS306,S308を経て、選択された伸長アルゴリズムに従って圧縮印刷データが伸長され、伸長された印刷データに基づいて印刷機構80が制御されて印刷が行われる。
このようにして、本実施の形態では、クライアント装置100は、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムごとに、その圧縮アルゴリズムに従って評価用印刷データを圧縮し、その圧縮結果に基づいて、データ転送時間および伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから選択するようになっている。
これにより、各圧縮アルゴリズムごとに実際に圧縮を試みた結果に基づいて圧縮アルゴリズムが選択されるので、圧縮効率をさらに向上することができ、データ転送時間をさらに短縮することができる。また、処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムが選択されるので、データ転送時間および伸長時間を短縮することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができる。
上記第2の実施の形態において、クライアント装置100は、発明1等の印刷要求端末に対応し、アプリケーション12は、発明1等の文書データ編集手段に対応し、文書データ取得部14およびステップS402は、発明1等の文書データ取得手段、または発明20等の文書データ取得ステップに対応している。また、印刷データ生成部16およびステップS404は、発明1等の印刷データ生成手段、または発明20等の印刷データ生成ステップに対応し、圧縮アルゴリズム選択部18およびステップS406〜S420,S205は、発明1等の圧縮アルゴリズム選択手段、または発明20等の圧縮アルゴリズム選択ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、印刷データ圧縮部22およびステップS204は、発明1等の印刷データ圧縮手段、または発明20等の印刷データ圧縮ステップに対応し、選択履歴情報登録DB20は、発明5の選択履歴情報記憶手段に対応し、圧縮印刷データ送信部24およびステップS206は、発明1等の圧縮印刷データ送信手段、または発明20等の圧縮印刷データ送信ステップに対応している。また、圧縮印刷データ受信部32およびステップS302は、発明1の圧縮印刷データ受信手段、または発明20等の圧縮印刷データ受信ステップに対応し、印刷データ伸長部34およびステップS304,S306は、発明1等の印刷データ伸長手段、または発明20等の印刷データ伸長ステップに対応している。
また、上記第2の実施の形態において、印刷部36およびステップS308は、発明1の印刷手段、または発明20等の印刷ステップに対応している。
なお、上記第1および第2の実施の形態においては、各圧縮アルゴリズムごとにその選択回数を示す選択履歴情報を登録し、選択履歴情報登録DB20の選択履歴情報に基づいて、圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから過去の選択回数が高い順に圧縮アルゴリズムを選択するように構成したが、これに限らず、複数のアプリケーション12がインストールされている場合は、図2に示すように、各アプリケーション12ごとおよび各圧縮アルゴリズムごとにその選択回数を示す選択履歴情報を登録するように構成することもできる。
図10は、選択履歴情報登録DB20のデータ構造を示す図である。
選択履歴情報登録DB20には、図10に示すように、圧縮アルゴリズム登録DB10の各圧縮アルゴリズムごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、圧縮アルゴリズムの名称を登録したフィールド442と、アプリケーション1で編集した文書データについて圧縮アルゴリズムの過去の選択回数を登録したフィールド444と、アプリケーション2で編集した文書データについて圧縮アルゴリズムの過去の選択回数を登録したフィールド446と、アプリケーション3で編集した文書データについて圧縮アルゴリズムの過去の選択回数を登録したフィールド448と、その他のアプリケーションで編集した文書データについて圧縮アルゴリズムの過去の選択回数を登録したフィールド450とを含んで構成されている。
図10の例では、第1段目のレコードには、圧縮アルゴリズムの名称として「Haffman符号化」が、アプリケーション1の過去の選択回数として「102」が、アプリケーション2の過去の選択回数として「54」が、アプリケーション3の過去の選択回数として「50」が、その他のアプリケーションの過去の選択回数として「13」がそれぞれ登録されている。これは、「Haffman符号化」という圧縮アルゴリズムは、アプリケーション1の文書データに対しては過去において102回、アプリケーション2の文書データに対しては過去において54回、アプリケーション3の文書データに対しては過去において50回、その他のアプリケーションの文書データに対しては過去において13回利用されたことを示している。
そして、クライアント装置100は、選択履歴情報登録DB20の選択履歴情報に基づいて、複数のアプリケーション12のうち文書データの取得先となったものについて圧縮アルゴリズム登録DB10のなかから過去の選択回数が高い順に圧縮アルゴリズムを選択するようになっている。
同一のアプリケーション12により編集された印刷データは、その内容が似通ったものとなる可能性がある。例えば、アプリケーション12として画像編集アプリケーションを用いた場合は、文書データが画像を主体的に含むことになるし、アプリケーション12としてテキスト編集アプリケーションを用いた場合は、文書データが文字を主体的に含むことになる。そのため、各アプリケーション12ごとに過去の選択回数が高い圧縮アルゴリズムから順に圧縮を試みれば、ユーザからの印刷要求により圧縮の試行が中断されても、圧縮効率をさほど低下させることなく、データ転送時間の短縮を比較的確実に実現することができる。したがって、印刷時間をさらに短縮することができる。
この場合において、クライアント装置100は、発明6の印刷要求端末に対応し、アプリケーション12は、発明6の文書データ編集手段に対応し、圧縮アルゴリズム選択部18およびステップS106〜S120,S205,S406〜S420は、発明6の圧縮アルゴリズム選択手段に対応している。また、選択履歴情報登録DB20は、発明6の選択履歴情報記憶手段に対応している。
また、上記第1および第2の実施の形態において、図5、図6、図8および図9のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM52,72にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、例えば図11に示すように、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体Rから、そのプログラムをRAM54,74に読み込んで実行するようにしてもよい。図11は、各種制御プログラムPを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(CD−ROM)Rの一例を示した概念図である。
ここで、記憶媒体Rとは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、本発明に係る印刷システム、印刷要求端末および圧縮アルゴリズム選択プログラム、並びに印刷方法を、図1に示すように、クライアント装置100と印刷装置200との間で圧縮印刷データを転送して印刷を行う場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。例えば、次のような形態が考えられる。
第1に、映像情報を利用するアプリケーションにおいて画像圧縮を行う場合に適用することができる。
第2に、複数の印刷装置200のなかから、転送、処理能力を考慮して印刷時間が最も短くなるものを選択する場合に適用することができる。
本発明を適用する印刷システムの概要を示す機能概念図である。 選択履歴情報登録DB20のデータ構造を示す図である。 評価結果登録テーブル420のデータ構造を示す図である。 クライアント装置100の構成を示すブロック図である。 圧縮アルゴリズム選択処理を示すフローチャートである。 印刷要求処理を示すフローチャートである。 印刷装置200の構成を示すブロック図である。 印刷制御処理を示すフローチャートである。 圧縮アルゴリズム選択処理を示すフローチャートである。 選択履歴情報登録DB20のデータ構造を示す図である。 プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例を示す概念図である。
符号の説明
100…クライアント装置,10…圧縮アルゴリズム登録DB,12…アプリケーション,14…文書データ取得部,16…印刷データ生成部,18…圧縮アルゴリズム選択部,20…選択履歴情報登録DB,22…印刷データ圧縮部,24…圧縮印刷データ送信部,199…ネットワーク,200…印刷装置,30…伸長アルゴリズム登録DB,32…圧縮印刷データ受信部,34…印刷データ伸長部,36…印刷部,50,70…CPU,52,72…ROM,54,74…RAM,58,78…I/F,59,79…バス,60…入力装置,62…表示装置,80…印刷機構,420…評価結果登録テーブル、R…プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、P…プログラム。

Claims (14)

  1. 印刷を要求する印刷要求端末と、前記印刷要求端末からの印刷要求に応じて印刷を行う印刷装置とを通信可能に接続した印刷システムであって、
    前記印刷要求端末は、文書データを編集可能な文書データ編集手段と、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段と、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段と、前記圧縮アルゴリズム選択手段で選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮手段と、前記印刷データ圧縮手段で圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信手段とを有し、
    前記印刷装置は、前記圧縮印刷データを受信する圧縮印刷データ受信手段と、前記圧縮印刷データ受信手段で受信した圧縮印刷データを伸長する印刷データ伸長手段と、前記印刷データ伸長手段で伸長した印刷データに基づいて印刷を行う印刷手段とを有し、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  2. 請求項1において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  3. 請求項1において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  4. 請求項2および3のいずれかにおいて、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  5. 請求項4において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  6. 請求項4において、
    前記印刷要求端末は、複数の前記文書データ編集手段を有し、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷システム。
  7. 文書データを編集可能な文書データ編集手段と、前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段と、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段と、前記圧縮アルゴリズム選択手段で選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮手段と、前記印刷データ圧縮手段で圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信手段とを備え、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  8. 新規追加
    請求項7において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて前記印刷データの圧縮率を算出し、算出した圧縮率が最大となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  9. 新規追加
    請求項7において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各圧縮アルゴリズムごとに、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データを当該圧縮アルゴリズムに従って圧縮し、その圧縮結果に基づいて、前記印刷装置へのデータ転送時間および前記印刷データ伸長手段での伸長時間を含む処理時間を推定し、推定した処理時間が最小となる圧縮アルゴリズムを前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  10. 新規追加
    請求項8および9のいずれかにおいて、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記複数の圧縮アルゴリズムのなかから前記圧縮アルゴリズムを選択し、選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮し、印刷要求を入力したときは、当該入力までに行った圧縮結果に基づいて前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  11. 新規追加
    請求項10において、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  12. 新規追加
    請求項10において、
    前記文書データ編集手段を複数有し、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段は、前記各文書データ編集手段ごとに、当該圧縮アルゴリズム選択手段の選択履歴を示す選択履歴情報を選択履歴情報記憶手段に記憶し、前記選択履歴情報記憶手段の選択履歴情報に基づいて、前記複数の文書データ編集手段のうち前記文書データの取得先となったものについて当該圧縮アルゴリズム選択手段による選択頻度が高い順に前記圧縮アルゴリズムを選択するようになっていることを特徴とする印刷要求端末。
  13. 圧縮アルゴリズムを選択するプログラムであって、
    文書データを編集可能な文書データ編集手段を利用可能なコンピュータに対して、
    前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得手段、前記文書データ取得手段で取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成手段、および前記印刷データ生成手段で生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択手段として実現される処理を実行させるためのプログラムであり、
    前記圧縮アルゴリズム選択手段による選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始するようになっていることを特徴とする圧縮アルゴリズム選択プログラム。
  14. 印刷を要求する印刷要求端末と、前記印刷要求端末からの印刷要求に応じて印刷を行う印刷装置とを通信可能に接続し、前記印刷要求端末および前記印刷装置を利用して印刷を行う印刷方法であって、
    前記印刷要求端末に対しては、
    文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に当該文書データを取得する文書データ取得ステップと、前記文書データ取得ステップで取得した文書データに基づいて印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、前記印刷データ生成ステップで生成した印刷データに適する圧縮アルゴリズムを記憶手段に記憶された複数の圧縮アルゴリズムのなかから選択する圧縮アルゴリズム選択ステップと、前記圧縮アルゴリズム選択ステップで選択した圧縮アルゴリズムに従って前記印刷データを圧縮する印刷データ圧縮ステップと、前記印刷データ圧縮ステップで圧縮した圧縮印刷データを前記印刷装置に送信する圧縮印刷データ送信ステップとを含み、
    前記印刷装置に対しては、
    前記圧縮印刷データを受信する圧縮印刷データ受信ステップと、前記圧縮印刷データ受信ステップで受信した圧縮印刷データを伸長する印刷データ伸長ステップと、前記印刷データ伸長ステップで伸長した印刷データに基づいて印刷を行う印刷ステップとを含み、
    前記圧縮アルゴリズム選択ステップによる選択を前記文書データ編集手段によって前記文書データが操作されている間に開始することを特徴とする印刷方法。
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