JP2005092515A - コンピュータシステム及び遊技機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ROMを内蔵しない形式のCPUにROM等の記憶装置を個別に設けなくてもよいようにして部品点数の軽減を可能にしたコンピュータシステム及びそれを内蔵した遊技機器を提供する。
【解決手段】 CPU15と、ROMを内蔵しない形式のサブCPU12と、第1のCPU15に接続され、CPU15のプログラムとともに、サブCPU12のプログラムが少なくとも格納されたROM16と、SRAM22とを備え、CPU15は、ROM16に格納されたサブCPU12のプログラムを読み出してSRAM22に格納し、サブCPU12は、SRAM22に格納されたサブCPU12のプログラムに基づいて演算処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU15と、ROMを内蔵しない形式のサブCPU12と、第1のCPU15に接続され、CPU15のプログラムとともに、サブCPU12のプログラムが少なくとも格納されたROM16と、SRAM22とを備え、CPU15は、ROM16に格納されたサブCPU12のプログラムを読み出してSRAM22に格納し、サブCPU12は、SRAM22に格納されたサブCPU12のプログラムに基づいて演算処理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のCPUを備えたコンピュータシステム及び遊技機器に関し、特にROMを内蔵しない形式のCPUを備えたシステムに関する。
従来のコンピュータシステムには複数のCPUを備えたものがある。特に、CPUにROMを内蔵していないい形式にものにおいては、CPUにROMを外付けしてROMにプログラム等を書き込んで使用している(例えば特許文献1)。
特開平2001−231994号公報
従来のコンピュータシステムにおいては、上述のように、CPUにROMを外付けして、ROMにプログラム等を書き込んで使用している。このため、ROMに書き込む容量が少ない場合においてもCPUの個数に応じたROMを用意しなければならず、部品点数が増加するという問題点があった。また、小容量のROMで済むにも拘わらず、小容量のROMを入手しにくく、結果的に高価な大容量のROMを使用せざるを得ないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ROMを内蔵しない形式のCPUにROM等の記憶装置を個別に設けなくてもよいようにして部品点数の軽減を可能にしたコンピュータシステム及びそれを内蔵した遊技機器を提供することを目的とする。
本発明に係るコンピュータシステムは、第1のCPUと、ROMを内蔵しない形式の第2のCPUと、前記第1のCPUに接続され、前記第1のCPUのプログラムとともに、前記第2のCPUのプログラムが少なくとも格納された第1の記憶手段と、第2の記憶手段とを備え、前記第1のCPUは、前記第1の記憶手段に格納された第2のCPUのプログラムを読み出して前記第2の記憶手段に格納し、前記第2のCPUは、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のCPUのプログラムに基づいて演算処理を行う。第1のCPU用として用いられる第1の記憶手段に前記第2のCPUのプログラムを格納しておいて、第1のCPUがその第2のCPUのプログラムを読み出して第2の記憶手段(例えばSRAM、デュアルポートRAM等)に格納し、前記第2のCPUが、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のCPUのプログラムに基づいて演算処理を行うようにした。このため、ROMを内蔵しない形式の第2のCPUは、ROM等の記憶装置を外付けすることが不要となっており、その記憶装置及びそれに付随する部品(例えばソケット)等が不要になり、部品点数の軽減が可能になっている。
本発明に係るコンピュータシステムにおいて、前記第1のCPUは、起動時に、前記第1の記憶手段に格納された第2のCPUのプログラムを読み出して前記第2の記憶手段に格納する。第2のCPUのプログラムが前記第2の記憶手段に格納されるので、第2のCPUは、前記第2の記憶手段を利用することにより、ROM等の記憶装置を外部に設けた場合と同様な演算処理が可能になっている。
本発明に係るコンピュータシステムは、起動時に前記第1のCPUにバス使用権を与え、それ以外の時には前記第2のCPUにバス使用権を与えるバスアービタを備え、前記第1のCPUは、前記第2のCPUのプログラムを第1のCPU用のバスを介して前記第2の記憶手段に格納し、前記第2のCPUは、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のCPUのプログラムを第2のCPUのバスを介して読み出す。バスアービタによってバス使用権を調停し、前記第1のCPUが前記第2のCPUのプログラムを第1のCPUのバスを介して前記第2の記憶手段に格納した後は、前記第2のCPUにバス使用権が与えられ、第2のCPUは、前記第2の記憶手段を外付けした記憶手段(例えばROM)と同様にして使用することが可能になっている。
本発明に係るコンピュータシステムにおいて、前記第1のCPUと前記第2のCPUとは通信用ラインを介して相互に接続され、両者間でデータの授受を行う。
本発明に係るコンピュータシステムにおいて、前記第2の記憶手段はデュアルポートRAMから構成される。デュアルポートRAMに第2のCPUのプログラムだけでなく、データ等を格納することにより記第1のCPUと前記第2のCPUとの間でデータの授受を行うことも可能になっている。
本発明に係るコンピュータシステムにおいて、画像を表示する表示装置を備え、前記第2のCPUは画像表示に関するコマンドを前記第1のCPUに送信し、前記第1のCPUは前記コマンドに基づいて画像データを生成し又は生成させて前記表示装置に表示させる。前記第2のCPUは前記第1のCPUに画像表示に関するコマンドを送信する程度のものであり、そのプログラムの容量が少なくて済む。このような場合においても外付けの記憶装置を必要とすると部品点数が増加するが、本発明のようにすることにより、部品点数を増加させずに済む。また、第1のCPU用として用いられる第1の記憶手段としても、前記第2のCPUのプログラムの容量が少ないので、そのために敢えて容量を格段に大きくする必要もないので、その弊害もない。
本発明に係る遊技機器は、上記のコンピュータシステムを内蔵したものであり、前記第2のCPUはゲームの進行に応じて画像表示に関するコマンドを前記第1のCPUに送信し、前記第1のCPUは前記コマンドに基づいて画像データを生成し又は生成させて前記表示装置に表示させる。遊技機器(例えばパチンコ)においては、ROMを内蔵しない形式のCPUを使用することが求められる場合があるが、特にそのように場合には、部品点数の軽減化やコストダウンが可能になっている。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係るコンピュータシステムの構成を示したブロック図である。このコンピュータシステム10は、入力装置11、サブCPU12、周辺コントローラ13、電源部14、CPU15、ROM16、RAM(メインメモリ)17、及び表示装置18を備えている。入力装置11はサブCPU12に対して各種の入力信号を供給し、CPU12はその入力信号に応じて各種の演算処理を行って例えば画像表示の為のコマンドを生成して出力する。なお、CPU12は本発明の第2のCPUに相当するものであり、演算処理を行うときには、そのプログラムは後述するSRAM22に格納されている状態になっている。周辺コントローラ13は例えばゲートアレイとして構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなり、バスアービタ21、SRAM22及びリセット制御レジスタ23から構成される。バスアービタ21は、サブCPU12及びCPU15の何れかにバス使用権を付与するものであり、起動時においてはCPU15にバス使用権を付与し、それ以外の時にはサブCPU12にバス使用権を付与する。このようにすることにより、起動時においてCPU15がプログラム等をSRAM22に書き込むことを可能にし、それ以外の時には、SRAM22がサブCPU12の記憶装置として機能する。リセット制御レジスタ23は、サブCPU用リセット信号をサブCPU12及びバスアービタ21に供給し、サブCPU12をリセット状態にし、バスアービタ21に対してはCPU15にバス使用権を与える。電源部14は、起動時にリセット制御レジスタ23及びCPU15に対してシステムリセット信号を供給するが、それを解除することにより、リセット制御レジスタ23に対してはサブCPU12に対するリセットを解除させるとともに、バスアービタ21に対してはサブCPU12にバス使用権を付与させる。
図1は本発明の実施形態1に係るコンピュータシステムの構成を示したブロック図である。このコンピュータシステム10は、入力装置11、サブCPU12、周辺コントローラ13、電源部14、CPU15、ROM16、RAM(メインメモリ)17、及び表示装置18を備えている。入力装置11はサブCPU12に対して各種の入力信号を供給し、CPU12はその入力信号に応じて各種の演算処理を行って例えば画像表示の為のコマンドを生成して出力する。なお、CPU12は本発明の第2のCPUに相当するものであり、演算処理を行うときには、そのプログラムは後述するSRAM22に格納されている状態になっている。周辺コントローラ13は例えばゲートアレイとして構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなり、バスアービタ21、SRAM22及びリセット制御レジスタ23から構成される。バスアービタ21は、サブCPU12及びCPU15の何れかにバス使用権を付与するものであり、起動時においてはCPU15にバス使用権を付与し、それ以外の時にはサブCPU12にバス使用権を付与する。このようにすることにより、起動時においてCPU15がプログラム等をSRAM22に書き込むことを可能にし、それ以外の時には、SRAM22がサブCPU12の記憶装置として機能する。リセット制御レジスタ23は、サブCPU用リセット信号をサブCPU12及びバスアービタ21に供給し、サブCPU12をリセット状態にし、バスアービタ21に対してはCPU15にバス使用権を与える。電源部14は、起動時にリセット制御レジスタ23及びCPU15に対してシステムリセット信号を供給するが、それを解除することにより、リセット制御レジスタ23に対してはサブCPU12に対するリセットを解除させるとともに、バスアービタ21に対してはサブCPU12にバス使用権を付与させる。
CPU15は、本発明の第1のCPUに相当するものであり、ROM16に格納されたプログラムに基づいて演算処理を行うが、起動時においてはその初期プログラムに基づいて、ROM16に格納されているサブCPU用ROMイメージ(サブCPU用ROMのプログラム、データ等)16aを周辺コントローラ13のSRAM22に格納するための処理を行う。なお、このROM16の容量は例えば128MB程度で、サブ用ROMイメージ16aの容量は例えば16KB程度である。また、このCPU15はサブCPU12と通信用ライン26を介して接続されており、サブCPU12の演算結果(例えば画像表示の為のコマンド)が通信用ライン26を介してシリアルに送られてくると、CPU15はROM16に格納されているプログラムに基づいて演算処理を行い、それを例えばRAM17に一時的格納したり、或いは例えば画像データを生成して表示装置18に画像を表示させる。
図2は図1のコンピュータシステムの起動時の処理過程を示したフローチャートであり、ここではSRAM22にROM16のサブCPU用ROMイメージ16aを書き込む処理を中心にして説明する。
(S1)電源部14は起動時出力していたシステムリセット信号を解除する。このシステムリセット信号の解除によりCPU15は駆動可能な状態になるが、サブCPU12は、この段階では、リセット制御レジスタ23からのサブCPUリセット信号は解除されておらず、そのままリセット状態で停止している。
(S2)CPU15は、システムリセット信号が解除されると、ROM16に格納されている初期プログラムの実行を開始する。
(S3)CPU15は、初期プログラムの実行により周辺コントローラ13を初期化する。
(S4)CPU15は、初期プログラムの実行により、ROM16のサブCPU用ROMイメージ16aをCPUバス24及びバスアービタ21を経由してSRAM22に書き込む処理をする。なお、バスアービタ21は、この段階においては、CPU15に対してはバス使用権を付与しており、CPUバス24が有効なものとして機能することになる。
(S5)CPU15は、初期プログラムの実行により、リセット制御レジスタ23を設定することにより、サブCPU用リセット信号を解除する。
(S6)バスアービタ21は、サブCPU用リセット信号が解除されると、サブCPU12に対してバス使用権を付与し、SRAM22に接続されているバスを、CPUバス24からサブCPUバス25に切り替える。
(S7)サブCPU12は、サブCPU用リセット信号が解除されると、周辺コントローラ13内部のSRAM22のプログラム等を、サブCPUバス25及びバスアービタ21を経由して読み出して実行する。
(S8)また、CPU15は通常の処理に移行する。例えばサブCPU12の演算結果を通信用ライン26を介して受信すると、その演算結果に応じた処理を行って表示装置18に画像を表示させる。
(S1)電源部14は起動時出力していたシステムリセット信号を解除する。このシステムリセット信号の解除によりCPU15は駆動可能な状態になるが、サブCPU12は、この段階では、リセット制御レジスタ23からのサブCPUリセット信号は解除されておらず、そのままリセット状態で停止している。
(S2)CPU15は、システムリセット信号が解除されると、ROM16に格納されている初期プログラムの実行を開始する。
(S3)CPU15は、初期プログラムの実行により周辺コントローラ13を初期化する。
(S4)CPU15は、初期プログラムの実行により、ROM16のサブCPU用ROMイメージ16aをCPUバス24及びバスアービタ21を経由してSRAM22に書き込む処理をする。なお、バスアービタ21は、この段階においては、CPU15に対してはバス使用権を付与しており、CPUバス24が有効なものとして機能することになる。
(S5)CPU15は、初期プログラムの実行により、リセット制御レジスタ23を設定することにより、サブCPU用リセット信号を解除する。
(S6)バスアービタ21は、サブCPU用リセット信号が解除されると、サブCPU12に対してバス使用権を付与し、SRAM22に接続されているバスを、CPUバス24からサブCPUバス25に切り替える。
(S7)サブCPU12は、サブCPU用リセット信号が解除されると、周辺コントローラ13内部のSRAM22のプログラム等を、サブCPUバス25及びバスアービタ21を経由して読み出して実行する。
(S8)また、CPU15は通常の処理に移行する。例えばサブCPU12の演算結果を通信用ライン26を介して受信すると、その演算結果に応じた処理を行って表示装置18に画像を表示させる。
本実施形態1においては、ROM16に格納されているサブCPU用ROMイメージ16aをSRAM22に聞き込んで、爾後、SRAM22を専用のROMと同様にして利用するようにしたので、外付けのROMを設ける必要がなくなり、ROM及びそれに付随する部品(ソケット等)が不要となり、部品点数の軽減が可能になっている。また、それにより在庫管理のリスクも軽減する。
実施形態2.
図3は本発明の実施形態2に係るコンピュータシステムの構成を示したブロック図である。図3のコンピュータシステムは、図1のSRAM22の代わりに、デュアルポートRAM27を用いた例であり、双方からアクセスできることから、バスアービタ21は不要となっている。このコンピュータシステムの起動時の動作は、図1に記載のものと基本的には同一であるが、バスアービタ21がないので図2の処理(S6)に相当する処理はない。また、デュアルポートRAM27を用いたことにより、CPU12及びCPU15の双方からデータを書き込むとともに読み出すことが可能になっているので、図1の通信用ライン26が不要になっている。
図3は本発明の実施形態2に係るコンピュータシステムの構成を示したブロック図である。図3のコンピュータシステムは、図1のSRAM22の代わりに、デュアルポートRAM27を用いた例であり、双方からアクセスできることから、バスアービタ21は不要となっている。このコンピュータシステムの起動時の動作は、図1に記載のものと基本的には同一であるが、バスアービタ21がないので図2の処理(S6)に相当する処理はない。また、デュアルポートRAM27を用いたことにより、CPU12及びCPU15の双方からデータを書き込むとともに読み出すことが可能になっているので、図1の通信用ライン26が不要になっている。
本実施形態2において、電源部14が起動時出力していたシステムリセット信号を解除すると、このシステムリセット信号の解除によりCPU15は駆動可能な状態になり、ROM16に格納されている初期プログラムの実行を開始する。まず、初期プログラムの実行により周辺コントローラ13を初期化し、ROM16のサブCPU用ROMイメージ16aをCPUバス24を経由してデュアルポートRAM27に書き込む処理をする。そして、リセット制御レジスタ23を設定することにより、サブCPU用リセット信号を解除する。サブCPU12は、サブCPU用リセット信号が解除されると、周辺コントローラ13のデュアルポートRAM27のプログラム等をサブCPUバス25を経由して読み出して実行することになる。そして、例えばサブCPU12の演算結果をデュアルポートRAM27に書き込む。CPU15はデュアルポートRAM27から演算結果を読み出してその演算結果に応じた処理を行って表示装置18に画像を表示させる。
実施形態3.
図4は上記の実施形態2を遊技機器(例えばパチンコ)に適用した場合の構成を示したブロック図である。図4において、図3の入力装置11は主制御部28に置き換えられており、この主制御部28には例えばゲームの進行に応じて各種のスイッチ信号等が入力する。また、サブCPU12以降の構成は、図柄表示装置29としての構成になっており、表示装置18は、グラフィックエンジン30、液晶コントローラ31及び液晶パネル32から構成されている例が示されている。なお、遊技機器の主制御部28には、上記の他に、払出制御部、音制御部、電飾制御部等が接続されるが、本実施形態においてはそれらは直接関係がないので図示を省略している。
図4は上記の実施形態2を遊技機器(例えばパチンコ)に適用した場合の構成を示したブロック図である。図4において、図3の入力装置11は主制御部28に置き換えられており、この主制御部28には例えばゲームの進行に応じて各種のスイッチ信号等が入力する。また、サブCPU12以降の構成は、図柄表示装置29としての構成になっており、表示装置18は、グラフィックエンジン30、液晶コントローラ31及び液晶パネル32から構成されている例が示されている。なお、遊技機器の主制御部28には、上記の他に、払出制御部、音制御部、電飾制御部等が接続されるが、本実施形態においてはそれらは直接関係がないので図示を省略している。
主制御部28には、各種のスイッチ等が中継器(図示せず)等を介して接続されており、例えばゲームの進行に応じて各種のスイッチ信号を取り込んで演算処理を行い、例えば変動パターン指定コマンドデータ、停止図柄指定コマンドデータ、図柄停止コマンドデータ及び電源投入時(朝一)出目設定コマンドデータ等の図柄表示に関する各コマンドデータ(アドレス/データ)をサブCPU12に送信し、サブCPU12はこれらの各コマンドデータを内蔵しているサブRAM(図示せず)に一旦記憶する。そして、サブCPU12が、サブRAMに記憶された上記の各コマンドを解析して、その解析結果に応じて、サブRAMに記憶されている例えば停止図柄やその変動パターン指定コマンドデータ、停止図柄指定コマンドデータ、図柄停止コマンドデータ、及び電源投入時(朝一)出目設定コマンドデータ等の各コマンドデータを出力して、デュアルポートRAM27に書き込んで記憶する。CPU15は、デュアルポートRAM27に記憶されているコマンドデータを読み出し、そのコマンドデータに基づいて、ROM16から必要なデータ(例えば2次元画像データ、3次元画像データ)を読み出してグラフィックエンジン30に送る。グラフィックエンジン30は、具体的な描画データを生成して制御信号として液晶コントローラ31に送り、液晶コントローラ31はこの制御信号に基づいて駆動信号を送出して液晶パネル32にその図柄を表示させる。
実施形態4.
なお、上述の実施形態1〜3においては、第1の記憶手段としてROMを用いた例について説明したが、同様な機能を持ったものであれば他の形式の記憶装置であってもよい。また、第2の記憶手段としてSRAM及びデュアルポートRAMの例について説明したが、これらについても同様な機能を持ったものであれば他の形式の記憶装置であってもよい。また、実施形態2においては通信用ライン26を取り除いた例について説明したが、本発明は通信用ライン26を排除するものではなく、他の形式を含めて通信用ラインを併存させてもよい。また、第2のCPUとして1個のサブCPU12を使用した例について説明したが、これが複数個の場合においても同様に適用される。さらにサブCPU12は、周辺コントローラ13の外部に接続されているが、周辺コントローラ13に内蔵されるようにしても良い。
なお、上述の実施形態1〜3においては、第1の記憶手段としてROMを用いた例について説明したが、同様な機能を持ったものであれば他の形式の記憶装置であってもよい。また、第2の記憶手段としてSRAM及びデュアルポートRAMの例について説明したが、これらについても同様な機能を持ったものであれば他の形式の記憶装置であってもよい。また、実施形態2においては通信用ライン26を取り除いた例について説明したが、本発明は通信用ライン26を排除するものではなく、他の形式を含めて通信用ラインを併存させてもよい。また、第2のCPUとして1個のサブCPU12を使用した例について説明したが、これが複数個の場合においても同様に適用される。さらにサブCPU12は、周辺コントローラ13の外部に接続されているが、周辺コントローラ13に内蔵されるようにしても良い。
10 コンピュータシステム、11 入力装置、12 サブCPU、13 周辺コントローラ、14 電源部、15 CPU、16 ROM、17 RAM、18 表示装置、21 バスアービタ、23 リセット制御レジスタ、24 CPUバス、25 サブCPUバス、26 通信用ライン、27 デュアルポートRAM、28 主制御部、29 図柄表示装置、30 グラフィックエンジン、31 液晶コントローラ、32 液晶パネル。
Claims (7)
- 第1のCPUと、
ROMを内蔵しない形式の第2のCPUと、
前記第1のCPUに接続され、前記第1のCPUのプログラムとともに、前記第2のCPUのプログラムが少なくとも格納された第1の記憶手段と、
第2の記憶手段とを備え、
前記第1のCPUは、前記第1の記憶手段に格納された第2のCPUのプログラムを読み出して前記第2の記憶手段に格納し、前記第2のCPUは、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のCPUのプログラムに基づいて演算処理を行うことを特徴とするコンピュータシステム。 - 前記第1のCPUは、起動時に、前記第1の記憶手段に格納された第2のCPUのプログラムを読み出して前記第2の記憶手段に格納することを特徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
- 起動時に前記第1のCPUにバス使用権を与え、それ以外の時には前記第2のCPUにバス使用権を与えるバスアービタを備え、前記第1のCPUは、前記第2のCPUのプログラムを第1のCPUのバスを介して前記第2の記憶手段に格納し、前記第2のCPUは、前記第2の記憶手段に格納された前記第2のCPUのプログラムを第2のCPUのバスを介して読み出すことを特徴とする請求項1又は2記載のコンピュータシステム。
- 前記第1のCPUと前記第2のCPUとは通信ラインを介して相互に接続され、両者間でデータの授受を行うことを特徴とする請求項3記載のコンピュータシステム。
- 前記第2の記憶手段はデュアルポートRAMから構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のコンピュータシステム。
- 画像を表示する表示装置を備え、前記第2のCPUは画像表示に関するコマンドを前記第1のCPUに送信し、前記第1のCPUは前記コマンドに基づいて画像データを生成し又は生成させて前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のコンピュータシステム。
- 請求項6記載のコンピュータシステムを内蔵し、前記第2のCPUはゲームの進行に応じて画像表示に関するコマンドを前記第1のCPUに送信し、前記第1のCPUは前記コマンドに基づいて画像データを生成し又は生成させて前記表示装置に表示させることを特徴とする遊技機器。
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JP2010049556A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | 画像処理装置 |
CN104932914A (zh) * | 2014-03-19 | 2015-09-23 | 日本电气株式会社 | 多cpu启动电路和多cpu启动方法 |
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2003
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