JP2015179411A - 複数cpuの起動回路、複数cpuの起動方法及び複数cpuの起動回路のプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU起動回路100は、CPU1と、CPU2と、不揮発メモリと、不揮発メモリからコピーされた第1のプログラムが格納され、CPU1と接続された揮発メモリ1と、不揮発メモリからコピーされた第2のプログラムが格納される揮発メモリ2と、CPU1の指示に基づいてCPU1とCPU2との一方のみを、揮発メモリ2に接続するスイッチ25と、を備え、CPU1は、CPU1と揮発メモリ2とがスイッチ25により接続された状態で第2のプログラムを不揮発メモリから揮発メモリ2にコピーして格納し、CPU2は、CPU2と揮発メモリ2とがスイッチ25により接続された状態で、CPU1からの指示に基づいて、第2のプログラムをスタートさせる。
【選択図】図1
Description
(発明の目的)
本発明は、小型化、低価格化及び低消費電力化が可能な複数CPUの起動回路、複数CPUの起動方法及び複数CPUの起動回路のプログラムを実現することを目的とする。
図1は、本発明の第1の実施形態のCPU起動回路100の構成を示すブロック図である。CPU起動回路100では、2個のCPUが順次起動する。CPU起動回路100は、CPU1(11)、CPU2(12)、揮発メモリ1(10)、揮発メモリ2(13)、不揮発メモリ(14)及びスイッチ(25)を備える。
第1の実施形態で説明したCPU起動回路の効果は、以下の最小構成によっても得られる。すなわち、CPU起動回路は、CPU1(11)と、CPU2(12)と、不揮発メモリ(14)と、揮発メモリ(10、13)と、スイッチ(25)とを備える。
図3は、本発明の第2の実施形態のCPU起動回路(200)の構成を示すブロック図である。図3に示したCPU起動回路(200)の構成は、図1に示したCPU起動回路(100)の構成と比較して、CPU3(12A)、スイッチ(25A)及び揮発メモリ3(13A)をさらに備える点で相違する。また、不揮発メモリ(14)には、第1の実施形態で説明したブートローダ1(15A)、ファームウエア1(15)及びファームウエア2(16)に加えて、ファームウエア3(16A)が記憶されている。
第2の実施形態では、3個のCPUを備えるCPU起動回路(200)について説明した。しかし、図3の構成にならって、さらに他のCPU及び揮発メモリをCPU2(12)及びCPU3(12A)と並列に接続することで、4個以上のCPUの起動回路を構成することも可能である。
100、900 CPU起動回路
10、90 揮発メモリ1
11、91 CPU1
12、92 CPU2
12A CPU3
13、93 揮発メモリ2
13A 揮発メモリ3
14 不揮発メモリ
15、19、96、99 ファームウエア1(FW1)
15A、18、96A、98 ブートローダ1(BL1)
16、20、100、103 ファームウエア2(FW2)
16A ファームウエア3(FW3)
100A、102 ブートローダ2(BL2)
21、104 CPU1スタート信号
22、105 CPU2スタート信号
22A CPU3スタート信号
23 スイッチ制御信号
25、25A スイッチ
94 不揮発メモリ1
95 不揮発メモリ2
Claims (6)
- 第1のCPU(central processing unit)と、
第2のCPUと、
前記第1のCPUで実行される第1のプログラム及び前記第2のCPUで実行される第2のプログラムが格納される不揮発メモリと、
前記不揮発メモリからコピーされた前記第1のプログラムが格納され、前記第1のCPUと接続された第1の揮発メモリと、
前記不揮発メモリからコピーされた前記第2のプログラムが格納される第2の揮発メモリと、
前記第1のCPUの指示に基づいて前記第1のCPUと前記第2のCPUとの一方のみを、前記第2の揮発メモリに接続する第1のスイッチと、を備え、
前記第1のCPUは、前記第1のCPUと前記第2の揮発メモリとが前記第1のスイッチにより接続された状態で前記第2のプログラムを前記不揮発メモリから前記第2の揮発メモリにコピーして格納し、
前記第2のCPUは、前記第2のCPUと前記第2の揮発メモリとが前記第1のスイッチにより接続された状態で、前記第1のCPUからの指示に基づいて、前記第2のプログラムをスタートさせる、
複数CPUの起動回路。 - 前記第1のプログラムは、第1のブートプログラム、第2のブートプログラム、及び、第1のファームウエアを含み、
前記第2のプログラムは、第2のファームウエアを含み、
前記第1のCPUは、
前記第1のブートプログラムによって、前記不揮発メモリから前記第1のファームウエア及び前記第2のブートプログラムを前記第1の揮発メモリにコピーして格納し、
前記スイッチを用いて前記第1のCPUと前記第2の揮発メモリとを接続した後に、前記第2のブートプログラムによって前記不揮発メモリから前記第2のファームウエアを前記第2の揮発メモリにコピーして格納し、
前記第2のファームウエアを前記第2の揮発メモリにコピーした後に、前記スイッチを用いて前記第2のCPUと前記第2の揮発メモリとを接続し、
前記第2のファームウエアをスタートさせる指示を前記第2のCPUに送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載された複数CPUの起動回路。 - 前記第2のブートプログラムは、前記第1のファームウエアに含まれていることを特徴とする、請求項2に記載された複数CPUの起動回路
- さらに、
第3のCPUと、
前記第3のCPUで実行される第3のプログラムが格納される第3の揮発メモリと、
前記第1のCPUの指示に基づいて前記第1のCPUと前記第3のCPUとの一方のみを、前記第3の揮発メモリに接続する第2のスイッチと、を備え、
前記不揮発メモリは、さらに、前記第3のプログラムを格納し、
前記第1のCPUは、前記第1のCPUと前記第3の揮発メモリとが前記第2のスイッチにより接続された状態で、前記第3のプログラムを前記不揮発メモリから前記第3の揮発メモリにコピーして格納し、
前記第3のCPUは、前記第3のCPUと前記第3の揮発メモリとが前記第2のスイッチにより接続された状態で、前記第1のCPUからの指示に基づいて、前記第3のプログラムをスタートさせる、
請求項1乃至3のいずれかに記載された複数CPUの起動回路。 - 第1のCPU(central processing unit)に接続された不揮発メモリから、前記第1のCPUで実行される第1のプログラムをコピーして前記第1のCPUに接続された第1の揮発メモリに格納し、
第2のCPUに接続された第2の揮発メモリと前記第1のCPUとを、スイッチを用いて接続し、
前記第2のCPUで実行される第2のプログラムを前記不揮発メモリからコピーして前記第2の揮発メモリに格納し、
前記第2の揮発メモリと前記第2のCPUとを、前記スイッチを用いて接続し、
前記第2のCPUに、前記第2のプログラムをスタートさせる指示を送信する、
複数CPUの起動方法。 - 第1のCPU(central processing unit)と第2のCPUとを備えるCPU起動回路で用いられるプログラムであって、前記第1のCPUに、
前記第1のCPUに接続された不揮発メモリから、前記第1のCPUで実行される第1のプログラムをコピーして前記第1のCPUに接続された第1の揮発メモリに格納する手順、
前記第2のCPUに接続された第2の揮発メモリと前記第1のCPUとを、スイッチを用いて接続する手順、
前記第2のCPUで実行される第2のプログラムを前記不揮発メモリからコピーして前記第2の揮発メモリに格納する手順、
前記第2の揮発メモリと前記第2のCPUとを、前記スイッチを用いて接続する手順、
前記第2のCPUに、前記第2のプログラムをスタートさせる指示を送信する手順、
を実行させるための、複数CPUの起動回路のプログラム。
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