JP2005082017A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】中間伸度の低い有機繊維コードをベルト補強層に使用した空気入りタイヤにおいて、転動抵抗を改善すると共に高速耐久性の向上効果を高め、かつ乗心地性を改善することが可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ベルト層7の周辺に中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードeを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層8を配置し、トレッド面12に溝13を形成した空気入りタイヤにおいて、トレッド部1のトレッドゴム層11を外層トレッドゴム層9と内層トレッドゴム層10とから構成し、内層トレッドゴム層10を60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成すると共に、その体積比率を10〜50%にする。更に、溝下ゲージtを3.0〜5.0mmの範囲とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、中間伸度の低い有機繊維コードをベルト補強層に使用した空気入りタイヤにおいて、転動抵抗と乗心地性を改善しかつ高速耐久性を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
一般に高速走行用に設計された空気入りタイヤは、トレッド部の内側に配置したベルト層の外周側に熱収縮性のナイロンコードをほぼタイヤ周方向に螺旋状に巻き付けたベルト補強層を配置している。このベルト補強層により高速走行時にベルト層の両端部が遠心力でせり上がるのを抑制し、ゴム層からの剥離を防止することにより高速耐久性を確保するようにしている。
従来、上記ベルト補強層の補強コードとして中間伸度の低い繊維コードを使用し、それにより初期張力を高緊張状態に維持し、ベルト層に対するベルト補強層の拘束力(たが効果)を向上することで、高速耐久性を一層向上するようにした空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、中間伸度の低い繊維コードの使用により、コードのtan δが大きくなる傾向にあるため、転動抵抗が増加するという問題があった。また、発熱により高速耐久性の向上効果が期待したほど高くなく、更にベルト補強層の剛性が高くなるため、乗心地性が悪化するという問題があった。
特開2001−180220号公報
本発明は、中間伸度の低い有機繊維コードをベルト補強層に使用した空気入りタイヤにおいて、転動抵抗を改善すると共に高速耐久性の向上効果を高め、かつ乗心地性を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の第1の空気入りタイヤは、トレッド部のトレッドゴム層内周側に補強コードを配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置し、トレッド面に溝を形成した空気入りタイヤにおいて、前記トレッドゴム層を外周側の外層トレッドゴム層と内周側の内層トレッドゴム層とから構成し、該内層トレッドゴム層を60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成すると共に、トレッドゴム層全体に占める内層トレッドゴム層の体積比率を10〜50%にし、タイヤ子午線断面において前記溝の最内径側位置から前記内層トレッドゴム層に隣接する補強コードを有する層の補強コード表面までの最短距離で定義される溝下ゲージを3.0〜5.0mmにしたことを特徴とする。
本発明の第2の空気入りタイヤは、トレッド部のトレッドゴム層内周側に補強コードをタイヤ周方向に対して傾斜配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置した空気入りタイヤにおいて、前記ベルト層の補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を24〜28°の範囲にし、前記トレッドゴム層を外周側の外層トレッドゴム層と内周側の内層トレッドゴム層とから構成し、該内層トレッドゴム層を60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成すると共に、トレッドゴム層全体に占める内層トレッドゴム層の体積比率を10〜50%にし、偏平比を60%以下にしたことを特徴とする。
本発明の第3の空気入りタイヤは、トレッド部のカーカス層外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して傾斜配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置した空気入りタイヤにおいて、前記ベルト層の補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を24〜28°の範囲にし、前記ベルト補強層の端部を前記ベルト層のエッジから少なくとも3mm突設し、偏平比を60%以下にしたことを特徴とする。
上述した本発明の第1の空気入りタイヤによれば、トレッドゴム層を外層トレッドゴム層と内層トレッドゴム層とからなる2層構造にし、ゴムのtan δを従来よりも小さい範囲に規定した内層トレッドゴム層を上記体積比率で配置することにより、中間伸度の低い有機繊維コードの使用により大きくなるコードのtan δと相殺することができるので、転動抵抗を低減することができる一方、トレッド部での発熱が抑制できるので、高速耐久性を向上することができる。また、溝下ゲージを上記範囲に特定し、従来より厚くすることで、タイヤ質量の増加を抑えながら乗心地性を改善することができる。
上述した本発明の第2の空気入りタイヤによれば、内層トレッドゴム層のゴムの60℃のtan δと体積比率の規定により転動抵抗と高速耐久性を改善できる一方、ベルト層の補強コードの傾斜角度を従来より高い範囲に設定することで、偏平比が60%以下の空気入りタイヤにおいてベルト層の撓み効果を得ることができるため、乗心地性を改善することができる。
上述した本発明の第3の空気入りタイヤによれば、ベルト層の補強コードの傾斜角度の規定により乗心地性を改善できる一方、ベルト補強層の端部をベルト層のエッジから上記のように突出させることにより、ベルト層の端部でのせり上がりを一層抑制することができるため、高速耐久性の向上が可能になり、またショルダー領域での剛性を高めることができるので、転動抵抗を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。
左右のビード部3間にカーカス層4が装架され、その両端部がビード部3に埋設したビードコア5の周りにビードフィラー6を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り返されている。トレッド部1のカーカス層4外周側には、複数(図では2層)のベルト層7が設けられている。これら複数のベルト層7は、タイヤ周方向に対して傾斜配列したスチールコードなどからなる補強コードfを層間でタイヤ周方向に対する傾きを逆向きにして交差するように配置されている。
ベルト層7の外周側には、ベルト層7の全幅にわたってベルト補強層8が積層配置されている。このベルト補強層8は、67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードeが実質的にタイヤ周方向に周回するように形成されている。このように中間伸度が低い有機繊維コードをベルト補強層8に使用することで、初期張力を高緊張状態に維持し、ベルト層7に対するベルト補強層8のたが効果を増大している。
なお、ここで言う実質的にタイヤ周方向とは、補強コードeがタイヤ周方向に対して0°の関係にある場合は勿論であるが、15°以内の範囲であればタイヤ周方向と同等であるとみなす意味で使用される。
補強コードeの中間伸度は低いほど好ましく、製造可能な下限まで使用することができる。その製造可能な下限は一般的には1%である。ベルト補強層8は、好ましくは、補強コードeを複数本引き揃えてゴム引きされたストリップ材をタイヤ周方向に螺旋状に巻き付けた構成にするのがよい。
補強コードeに使用する有機繊維コードは、加硫後のタイヤにおいて中間伸度が5.5%以下になるものであれば特に限定されない。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(PEN)、芳香族ポリアミド、ポリ−p−フェニレンベンゾビスオキサゾール、ポリビニルアルコールなどを例示することができる。中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートは特に好ましい。
この有機繊維コードは、単独のポリマーだけで構成されたものであってもよく、また2種類以上のポリマーから構成されたものであってもよい。2種類以上のポリマーから構成する場合の繊維コードの形態は、各ポリマーからなる繊維コードを2種類以上引き揃えるとか、或いは撚り合わせたものでよい。また、2種類以上の液状のポリマーを同一紡糸孔から芯鞘状又はバイメタル状に紡糸した複合糸を使用した繊維コードでもよい。
複合糸の例としては、例えばポリエチレンテレフタレート又はポリエチレン−2,6−ナフタレートなどのポリエステルを芯にし、ナイロンを鞘にした芯鞘型複合糸を挙げることができる。この芯鞘型複合糸は、ポリエステル繊維による低中間伸度を得やすいという特長を活かしながら、ゴムに対する接着性が低いという欠点をカバーすることができる。
上記ベルト補強層8の外周側には、外周側の外層トレッドゴム層9と内周側の内層トレッドゴム層10からなる2層構造のトレッドゴム層11が配置され、トレッド面12にはタイヤ周方向に沿って延在する複数の溝13が形成されている。14は、カーカス層4の内側に配置されたインナーライナー層である。
上記内層トレッドゴム層10は、60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成され、外層トレッドゴム層9のゴムよりtan δを低くしてある。また、そのトレッドゴム層11全体に占める体積比率を10〜50%の範囲にしている。このようにゴムのtan δを従来よりも小さい範囲に規定した内層トレッドゴム層10を上記体積比率で設けることにより、中間伸度の低い有機繊維コードの使用により大きくなるコードのtan δと相殺することができるため、転動抵抗の低減が可能になる一方、トレッド部1における発熱を抑制することができるので、高速耐久性を向上することができる。
tan δが0.18超になると、また体積比率が10%未満であると、転動抵抗を低減する効果を得ることが難しくなる。逆にtan δが0.03より低いと、また体積比率が50%を超えると、高速耐久性を改善することができなくなる。60℃のtan δは、好ましくは0.03〜0.09、体積比率は、好ましくは20〜45%の範囲が効果を一層高める上でよい。
本発明では、上記構成に加えて更に、タイヤ子午線断面において、溝13の最内径側位置Pからベルト補強層8の補強コードeの表面までのゴム部分の最短距離である溝下ゲージtが3.0〜5.0mmの範囲にしてあり、従来よりゴム部分の厚さを厚くすることで、乗心地を向上するようにしている。溝下ゲージtが3.0mmより薄いと、乗心地性を改善することができない。逆に5.0mmを超えると、重量増加を招くため好ましくない。好ましくは、溝下ゲージtを3.5〜4.5mmにするのがよい。
あるいは、トレッド部1のセンター領域1Aで4〜5mm、センター領域1A両側の各ショルダー領域1Bで3〜4mmにするのがよい。乗心地性能は、トレッド部1のショルダー領域1Bよりセンター領域1Aが大きく影響する。そこで、このようにセンター領域1Aの方をショルダー領域1Bより厚い範囲にするのである。ここで言うショルダー領域1Bは、トレッド面12の接地端Cから接地幅Wの25%の領域であり、センター領域1Aは両ショルダー領域1Bに挟まれた領域である。
このように本発明では、トレッドゴム層11の内層トレッドゴム層10の体積比率と内層トレッドゴム層10に使用するゴムのtan δを上記範囲に特定することで、転動抵抗の改善が可能になり、更に発熱を抑制して高速耐久性を高めることができる。また、溝下ゲージtを上記範囲に規定し、従来より厚くすることで、タイヤ質量の増大を抑えながら乗心地性を改善することができる。
図2,3は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を示し、上述した図1の空気入りタイヤにおいて、溝下ゲージtを上記のように厚くする構成に代えて、ベルト層7の補強コードfのタイヤ周方向Tに対する傾斜角度θを24〜28°の範囲に規定し、従来より高い範囲に設定したものである。また、タイヤは偏平比が60%以下の空気入りタイヤである。
このようにベルト層7の補強コードfの傾斜角度θを従来より高い範囲に設定することにより、偏平比が60%以下の空気入りタイヤにおいてベルト層7が効果的に撓むようになるため、乗心地性を改善することができる。
傾斜角度θが24°より低いと、撓み効果が得られないため、乗心地性を改善することができない。逆に28°を超えると、ベルト層7のたが効果が低下するため、高速耐久性に悪影響を与える。
偏平比が60%を超えたタイヤでは、上述した効果を得ることが難しくなる。好ましくは、偏平比を55%以下にしたタイヤがよい。偏平比の下限値は、特に限定されるものではなく、偏平比60%以下のタイヤであればいずれにも有効であるが、現在製造可能なタイヤでは、下限が一般的には25%である。
図4は、本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態を示し、図2,3の空気入りタイヤにおいて、トレッドゴム層11を外層トレッドゴム層9と内層トレッドゴム層10とからなる2層構造にせずに、外層トレッドゴム層9のみからなる1層構造にし、ベルト補強層8をその端部8Aが幅広の内側のベルト層7のエッジ7eから少なくとも3mm突設するようにして配置したものである。
このようにベルト補強層8の端部8Aをベルト層7のエッジ7eから3mm以上突出するように延在させることで、ベルト層7の端部のせり上がりを一層抑制することができるため、高速耐久性を向上することができる。また、ショルダー領域での剛性を高めることができるので、転動抵抗の改善が可能になる。
ベルト補強層8の端部8Aの突出量が3mmより小さいと、突出不足により上記効果を発揮することが難しくなる。上限値としては、耐久性の点から20mm以下にするのがよい。なお、ここで言う突出量とは、ベルト層7のエッジ7eからベルト補強層8に垂線を下ろし、その垂線との交点からベルト補強層8の端部8Aに沿ってエッジ8eまで測定したぺリフェリ長さある。
本発明において、上述した各実施形態において説明した本発明の各特徴的構成は、当然のことながら組み合わせるようにしてもよく、それにより本発明の効果を一層高めることができる。
ベルト層7の周辺に配置されるベルト補強層8は、上記実施形態ではベルト層7の外周側に配置した例を示したが、図5に示すようにベルト層7間に配置したり、あるいは図6に示すようにベルト層7の内周側でカーカス層4との間に配置するものであってもよく、更にこれらを組み合わせて複数層配置したものであってもよい。
図5,6に示すように、ベルト補強層8を最外周側のベルト層7より内周側に配置した場合には、上記溝下ゲージtは、溝13の最内径側位置Pから最外周側のベルト層7の補強コードfの表面までのゴム部分の最短距離である。また、ベルト層7の外周側に補強コードを有する他の補強層を配置してある場合には、その補強コード表面までのゴム部分の最短距離であり、本発明における溝下ゲージtは、タイヤ子午線断面において溝13の最内径側位置Pから内層トレッドゴム層10に隣接する補強コードを有する層の補強コード表面までの最短距離として定義される。
また、ベルト補強層8は、図示するように、必ずしもベルト層7の全幅にわたって設けたものだけに限定されず、少なくともベルト層7の両端部に配置するようにしたものであればよい。
なお、本発明におけるゴムの60℃のtan δは、東洋精機製作所製の粘弾性スペクトロメータを使用して、周波数20Hz、初期歪10%、動歪±2%の条件で測定したものである。
本発明は、特に乗用車用の空気入りタイヤに好ましく用いることができるが、特にそれに限定されるものではない。
タイヤサイズを225/50R17で共通にし、内層トレッドゴム層の体積比率(%)、内層トレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δ、及び溝下ゲージt(mm)を表1のようにした図1に示す構成の本発明タイヤ1〜7と比較タイヤ1〜5、及びトレッドゴム層を1層構造にした従来タイヤ1をそれぞれ作製した。
本発明タイヤ及び比較タイヤの外層トレッドゴム層、及び従来タイヤ1のトレッドゴム層には、それぞれ60℃のtan δが0.30のゴムを使用した。また、各試験タイヤのベルト補強層の補強コードにはポリエチレンテフタレートコードを使用し、その67N負荷時の中間伸度は4.5%である。偏平率はいずれも50%である。
これら各試験タイヤをリムサイズ17×7JJのリムに装着し、以下に示す試験方法により、高速耐久性、転動抵抗、乗心地性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
高速耐久性
ドラム径1707mmの回転ドラムを使用し、試験タイヤをJIS D4230規定の高速耐久試験法を終了した後、引き続き10分毎に速度を10km/hづつ増加させてタイヤが破壊した時の速度を測定し、その結果を従来タイヤ1を100とする指数値で示した。この値が大きい程、高速耐久性が優れている。
転動抵抗
ドラム径1707mmの回転ドラムを備えた室内ドラム式タイヤ転動抵抗試験機を用いて、荷重4.5kN、内圧200kPa、速度80km/h時における試験タイヤの転動抵抗を測定し、その結果を従来タイヤ1を100とする指数値で示した。この値が大きい程、転動抵抗が小さい。
乗心地性
各試験タイヤを内圧を200kPaにして排気量3000ccの車両に取り付け、テストコースにおいてテストドライバーによりフィーリングテストを実施し、その結果を従来タイヤ1を100とする指数値で示した。この値が大きい程、乗心地性が優れている。
Figure 2005082017
表1から、本発明タイヤは、高速耐久性を向上し、かつ転動抵抗と乗心地性を改善できることがわかる。
タイヤサイズを225/50R17で共通にし、ベルト層の補強コードの傾斜角度(°)、内層トレッドゴム層の体積比率(%)、内層トレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δを表2のようにした図2に示す構成の本発明タイヤ8〜14と比較タイヤ6〜11、及びトレッドゴム層を1層構造にした従来タイヤ2をそれぞれ作製した。偏平率はいずれも50%である。
本発明タイヤ及び比較タイヤの外層トレッドゴム層と従来タイヤ2のトレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δ、及びベルト補強層に使用した補強コードは、実施例1と同じである。
これら各試験タイヤをリムサイズ17×7JJのリムに装着し、実施例1に示す試験方法により、高速耐久性、転動抵抗、乗心地性の評価試験を行ったところ、表2に示す結果を得た。なお、表2に示す値は、従来タイヤ2を100とする指数値である。
Figure 2005082017
表2から、本発明タイヤは、高速耐久性を向上でき、また転動抵抗と乗心地性を改善できることがわかる。
タイヤサイズを実施例2と同じにし、ベルト層の補強コードの傾斜角度(°)、ベルト補強層の端部の突出量(mm)を表3のようにした図4に示す構成の本発明タイヤ15〜18と比較タイヤ12〜14をそれぞれ作製した。偏平率はいずれも50%である。
各試験タイヤのベルト補強層に使用した補強コードは、実施例1と同じである。また、各試験タイヤのトレッドゴム層には、実施例2の従来タイヤ2と同じゴムを使用した。
これら各試験タイヤを実施例2と同様にして、高速耐久性、転動抵抗、乗心地性の評価試験を行ったところ、表3に示す結果を得た。なお、表3に示す値は、従来タイヤ2を100とする指数値である。
Figure 2005082017
表3から、本発明タイヤは、高速耐久性を向上し、かつ転動抵抗と乗心地性を改善できることがわかる。
タイヤサイズを205/65R15で共通にし、偏平率を65%にしたタイヤにおいて、ベルト層の補強コードの傾斜角度(°)、内層トレッドゴム層の体積比率(%)、内層トレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δを表4のようにした図2に示す構成の試験タイヤ1、ベルト層の補強コードの傾斜角度(°)、ベルト補強層の端部の突出量(mm)を表4のようにした図4に示す構成の試験タイヤ2、及び従来タイヤ3をそれぞれ作製した。
試験タイヤ1の外層トレッドゴム層と試験タイヤ2及び従来タイヤ3のトレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δ、及びベルト補強層に使用した補強コードは、実施例1と同じである。
これら各試験タイヤを実施例2と同様にして、高速耐久性、転動抵抗、乗心地性の評価試験を行ったところ、表4に示す結果を得た。なお、表4に示す値は、従来タイヤ3を100とする指数値である。
Figure 2005082017
表4から、偏平率を65%(60%より大)にしたタイヤにおいては、ベルト層の補強コードの傾斜角度、内層トレッドゴム層の体積比率、内層トレッドゴム層に使用したゴムの60℃のtan δ、ベルト補強層の端部の突出量を上述した本発明の範囲内に規定しても、乗心地性を改善できず、高速耐久性、転動抵抗、乗心地性の3者を同時に改善できないことがわかる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態の要部を示すタイヤ子午線断面図であ る。 本発明の空気入りタイヤの他の実施形態の要部を示すタイヤ子午線断面図で ある。 図2のベルト層とベルト補強層を示す説明図である。 本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態の要部を示すタイヤ子午線断面 図である。 本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態のトレッド部要部を示す概略断 面図である。 本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態のトレッド部要部を示す概略断 面図である。
符号の説明
1 トレッド部 1A センター領域
1B ショルダー領域 2 サイドウォール部
3 ビード部 4 カーカス層
7 ベルト層 7e エッジ
8 ベルト補強層 8A 端部
9 外層トレッドゴム層 10 内層トレッドゴム層
11 トレッドゴム層 12 トレッド面
13 溝 P 最内径側位置
T タイヤ周方向 e,f 補強コード
θ 傾斜角度

Claims (7)

  1. トレッド部のトレッドゴム層内周側に補強コードを配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置し、トレッド面に溝を形成した空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッドゴム層を外周側の外層トレッドゴム層と内周側の内層トレッドゴム層とから構成し、該内層トレッドゴム層を60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成すると共に、トレッドゴム層全体に占める内層トレッドゴム層の体積比率を10〜50%にし、タイヤ子午線断面において前記溝の最内径側位置から前記内層トレッドゴム層に隣接する補強コードを有する層の補強コード表面までの最短距離で定義される溝下ゲージを3.0〜5.0mmにした空気入りタイヤ。
  2. 前記溝下ゲージをトレッド部のセンター領域で4〜5mm、ショルダー領域で3〜4mmにした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ベルト層の補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を24〜28°の範囲にした請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ベルト補強層の端部を前記ベルト層のエッジから少なくとも3mm突設した請求項1,2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 偏平比が60%以下である請求項1,2,3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. トレッド部のトレッドゴム層内周側に補強コードをタイヤ周方向に対して傾斜配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置した空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト層の補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を24〜28°の範囲にし、前記トレッドゴム層を外周側の外層トレッドゴム層と内周側の内層トレッドゴム層とから構成し、該内層トレッドゴム層を60℃のtan δが0.03〜0.18のゴムから構成すると共に、トレッドゴム層全体に占める内層トレッドゴム層の体積比率を10〜50%にし、偏平比を60%以下にした空気入りタイヤ。
  7. トレッド部のカーカス層外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して傾斜配列したベルト層を配置し、該ベルト層の周辺に67N負荷時の中間伸度が5.5%以下の有機繊維コードからなる補強コードを実質的にタイヤ周方向に周回させたベルト補強層を配置した空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト層の補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度を24〜28°の範囲にし、前記ベルト補強層の端部を前記ベルト層のエッジから少なくとも3mm突設し、偏平比を60%以下にした空気入りタイヤ。
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