JP2005075499A - 浮上搬送装置 - Google Patents

浮上搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005075499A
JP2005075499A JP2003305251A JP2003305251A JP2005075499A JP 2005075499 A JP2005075499 A JP 2005075499A JP 2003305251 A JP2003305251 A JP 2003305251A JP 2003305251 A JP2003305251 A JP 2003305251A JP 2005075499 A JP2005075499 A JP 2005075499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
conveyed product
conveyance
guide
levitation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003305251A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Tawara
良祐 田原
Kazuto Minagawa
和人 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2003305251A priority Critical patent/JP2005075499A/ja
Publication of JP2005075499A publication Critical patent/JP2005075499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract


【課題】薄肉の大きな液晶ガラス基板を簡単且つ確実に基板の向きや幅方向位置を保ち浮上搬送を容易にすることできる搬送装置を提供する。
【解決手段】 搬送物の姿勢を規制する複数の可動ガイドバー80をL字状に配置した複数のアーム78を、搬送物40の浮上搬送と同期して移動させ、搬送物の前面と一側面とをガイドする。噴き出し口を設けたユニットは平行な隙間を於いて、搬送方向に平行に複数列配列する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、液晶基板等の搬送物を気体により浮上させて搬送する装置に関する。
液晶ガラス基板等の大型化に伴い、従来のカセット単位での搬送には無理が生じている。例えば基板サイズが2m×2mとすると、これを取り扱うカセットやロボットのハンドも2m×2m以上のサイズが必要になり、サイズの巨大化やカセット重量の増大により、搬送設備が巨大化する。
カセットを用いない搬送装置として、気体を用いた浮上搬送装置が考えられる。浮上搬送装置では、コンプレッサで高圧気体を発生させ、タンクに蓄えて、複数のノズルから搬送物の底面に向けて浮き出させて、物品を浮上させる。ところで搬送対象の液晶基板は薄肉の大きな基板で、基板が搬送路から逸れて周囲に接触すると簡単に損傷する。そして大きな基板を気流だけで浮上搬送すると、基板が搬送方向の左右(幅方向)に滑り、あるいは回動して向きが変わることが頻発した。
この発明の基本的課題は、簡単かつ確実に基板の向きや幅方向位置を保ち、浮上搬送を容易にすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、搬送物の向きや幅方向位置を簡単な構成で確実にガイドすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、搬送物の姿勢の変更等を容易に実現できるようにすることにある。
請求項4の発明での追加の課題は、搬送物の浮上高さが僅かでも、確実に搬送物をガイドできるようにすることにある。
この発明の浮上搬送装置は、搬送方向の斜め上方に気体を吹き出す吹き出し口を多数設けて、該吹き出し口からの気体により搬送物を搬送するための浮上搬送装置において、搬送物の移動と同期して移動しながら、搬送物の姿勢を規制する可動ガイドを設けたことを特徴とする。なお、搬送物に対してストレスが加わらない範囲内で、可動ガイドの移動速度を搬送物の移動速度より遅くし、搬送物に可動ガイドが常時接触しているようにしても良い。
好ましくは、前記可動ガイドで、搬送物の少なくとも前面と一側面の2面をガイドする。
また好ましくは、前記可動ガイドが複数のガイドバーを備え、かつガイドバーを、搬送物と干渉しない位置と搬送物と接触する位置との間で、移動させるための手段を設ける。
特に好ましくは、前記吹き出し口を設けたユニットを、搬送方向に平行な隙間を置いて、搬送方向に平行に複数列配列し、該隙間を前記ガイドバーの移動スペースとする。
この発明では、吹き出し口からの気流により搬送物を浮上させて搬送し、可動ガイドにより搬送物の向きや幅方向の位置(これらを併せて姿勢という)を規制して、姿勢を保つ。可動ガイドは搬送物に力を加えて前進させるものではなく、搬送力は吹き出し口からの気流で得られ、可動ガイドは姿勢を保つだけのものなので、可動ガイドから搬送物に加える力は僅かで良く、搬送物を傷つけずにかつ簡単にガイドできる。このため、搬送物の姿勢を保って安定かつ確実に浮上搬送できる。
請求項2の発明では、搬送物の前面と一側面とを可動ガイドでガイドするので、搬送物の姿勢を簡単かつ確実に規制できる。
請求項3の発明では、ガイドバーを用いるので、搬送物の角が可動ガイドに当たって損傷するおそれが少ない。またガイドバーを、搬送物と干渉しない位置と接触する位置との間で移動させるので、ガイドバーの搬送物に対する位置を変えることにより、搬送物に対して種々の運動をさせることができる。
請求項4の発明では、ガイドバーの底部をユニットとユニットの間の隙間に配置できるので、搬送物の浮上高さが僅かでも、ガイドバーを吹き出し口などに衝突させずに、確実に搬送物をガイドできる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
最適実施例
浮上搬送
図1〜図5に、ファンやブロワを用いた最適実施例を示す。図1に、浮上用ユニット2と推進用ユニット4の例を示すと、いずれもファン10を内蔵し、その筺体6,7の上部には吹き出し口8,9が形成されている。浮上用ユニット2の場合、空気の吹き出し方向は例えば直上である。また推進用ユニット4の場合、空気の吹き出し方向は斜め上方であり、そのためにルーバ12,13が取り付けれている。
ユニット2,4には、ファン10が設けられ、ルーバ12,13による吹き出し方向の調整以外は、ファン10からの送気が真っ直ぐ吹き出し口8,9に達するようにしてあり、付記だ強いた6,7とファン10の間に送気路の曲げ(ベント)はない。この結果、ファン10の出口からの圧損は、ルーバ12,13によるもの以外はほとんどない。またファン10は各ユニット2,4毎に例えば1個ずつ設け、風量は独立して制御可能である。そして送気する空気は、ファン10によりユニット2,4の下側の空気を上側へと送り出すものので、配管やコンプレッサ、あるいは高圧空気のタンク、ノズルなどは不要である。
ファン10はここでは軸流ファンで、その出力は風圧換算で0.1気圧以下(10KPa以下)であり、ファンに代えて風圧が0.2気圧以下のブロワなどを用いても良いが、安価で運転に必要なエネルギーの小さなファンが好ましい。ユニット2,4の表面サイズは、例えば1辺が5cm×5cm〜20cm×20cm程度とし、実施例では表面が10cm角程度の略正方形状とし、高さは、ルーバ12,13を設置するのに必要な高さ+ファン10の厚さ分である。搬送物である液晶基板用のガラスは、例えば1辺が1〜2m程度の長方形状で、質量は10Kg程度であり、搬送路の左右方向(搬送方向と水平面内で直角な方向)に沿って、ユニット2,4を5〜40個程度配列する、これらのユニットには、推進用、浮上用、センタリング用などの種類があり、基板の位置に従ってユニットのファンのオン/オフや風量を制御することにより、搬送物の姿勢や速度などをきめ細かく制御できる。
図2に、変形例のファンユニット20を示すと、22は可動ルーバで、図示しないアクチュエータによりその向きを変えることができ、これに伴って直上へ送気して浮上用ユニットとして作動させたり、斜め前方や斜め後方などに送気して推進用あるいは停止用のユニットなどとして作動させることができる。
ユニット2,4などは、搬送方向に沿って直線状に配列するが、搬送方向に直角な方向には、例えば互い違いに配置し、全体として千鳥状に配置する。なおユニット2,4全体としては格子状に配置し、浮上用ユニット2と推進用ユニット4を互い違いに配置することにより、各ユニット2,4単位で千鳥状となるようにしても良い。そして搬送方向に平行なユニットの列と列との隙間がガイド通路15となり、図示しないガイドなどにより基板をガイドする場合、ガイド通路15に沿ってガイドを移動させる。また隙間16は、ユニット2,4の設置やメンテナンスなどを容易にするための隙間で、特に設けなくても良い。ガイド通路15や隙間16の底面は塞いで、ユニット2,4から吹き出した空気が逃げないようにしても良い。あるいはまたガイド通路15や隙間16の底部を塞がず、ユニット2,4から吹き出した空気をこの部分から回収して、図示しないファンユニットに戻して再供給し、浮上に用いる空気を循環させて外に逃がさないようにしても良い。
図3に、搬送路30の左右方向でのユニットの配置を示す。搬送路30の中央部には、高速推進用ユニット32を設け、例えばその両側に低速推進用ユニット33,33を設ける。推進用ユニット32,33の合計はここでは3列としたが、1列あるいは5列などでも良い。そして3列以上設ける場合、中央部に高速推進用ユニット32を例えば1〜3列程度設け、その両側に低速推進用ユニット33を各々1〜3列程度設ける。低速推進用ユニット33の両外側には浮上用ユニット34を複数列設け、空気を直上へ送気して搬送物を浮上させ、その両外側にセンタリングユニット36,36を設けて、空気を搬送路30の内側斜め上方へと吹き出させる。なお高速推進用ユニット32の列と、低速推進用ユニット33の列との間に、浮上用ユニット34の列を配置しても良く、また高速推進用ユニット32の列や低速推進用ユニット33の列の中に浮上用ユニット34を混在させても良い。またセンタリングユニット36,36は、常時は搬送物40よりも左右方向外側に来るように配置する。
図4に、搬送物40の左右方向の位置や向きの矯正機構を示す。なお左右方向の位置を正しく保ち、かつ搬送物の向きを正しく保つことを、センタリングと呼ぶ。搬送物40は図4の実線で示した状態が正常状態で、例えばこれから向きが変化して鎖線のようになったとする。すると搬送物40の右側がセンタリングユニットからの搬送路の内側向けの送気を受け、これによる力のモーメントで姿勢の変化が矯正される。搬送物40が左右方向に位置ずれした場合も、同様にセンタリングユニットにより位置ずれを矯正される。
推進用ユニットは図3に示すように、例えば3列に設けて、その中央に高速推進用ユニット32を設ける。ここで複数列の推進用ユニットで、各列からの推進力がアンバランスであると、搬送物40を回転させる原因となる。ここで、搬送路30の中央部に高速推進用ユニット32を配置し、両側に低速推進用ユニット33,33を配置すると、中央の高速推進用ユニット32は、搬送物40の姿勢を変える原因となりにくいので、推進用ユニットによる搬送物40の姿勢の変化を防止できる。なお左右の低速推進用ユニット33,33間で推進力が不均一な場合、搬送物40の姿勢が変化する原因となるが、低速なので比較的その影響は小さい。
図5に浮上搬送装置のレイアウトを示す。ここでは、搬送ユニット41で図の下から上向きに搬送した搬送物を、搬送ユニット42で搬送方向を90°変え、搬送ユニット43で左から右へと搬送し、搬送ユニット44で再度向きを変えて、搬送ユニット45へと送り出す。46a〜46cは推進部で、前記のように高速推進用ユニットの両側に低速推進用ユニットを配置したもので、47はセンタリング部で、前記のセンタリングユニットを配列したものである。48は停止部で、搬送ユニット42や搬送ユニット44で搬送物を一旦停止するために用いる。そして各搬送ユニットには搬送物センサ49などを適宜の位置に配置して、搬送物の位置を検出し、これを制御部50へ入力し、搬送物の位置に応じて、各ユニットのファンの風量を変化させ、あるいはファンをオン/オフすることにより浮上搬送する。搬送物センサ49には、例えばガラス基板の有無による誘電率の違いを用いるものや、ガラス基板による超音波の反射を検出するセンサなどを用いればよい。各ユニットのファンは、ユニット毎に独立して制御可能であるが、全てのユニットを別々に制御する必要はなく、例えば搬送方向の略同じ位置に左右に並ぶ浮上ユニットは1つの群として同じタイミングでオン/オフ制御すれば良い。
さらに実施例ではU字状に搬送路を形成したが、図5で搬送ユニット42の上方へと搬送物を送り出したり、搬送ユニット44の右側へと搬送物を送り出したりできるようにすると、搬送方向を分岐できる。この場合例えば、搬送ユニット42で推進部46bを動作させずに、推進部46aのみを動作させると、搬送ユニット42の上側へと分岐する。また推進部46aにより、停止部48の付近まで搬送物を前進させた後、推進部46aを停止させて、停止部48からの図5の下向きの送気により搬送物をブレーキし、次いで推進部46bを作動させると、搬送方向を90°変化させることができる。推進用ユニットの送気方向を円弧状などに配置すると、搬送物を回転させることもでき、ルーバでファンの送気方向を調整し、送気方向の異なるユニットを複数種配置することにより、搬送物を種々の経路で搬送できる。
52はフィルタユニットで、クリーンルーム用のフィルタユニットなどを用い、複数の浮上用ユニットや推進用ユニット並びにセンタリングユニットなどに清浄空気を供給し、浮上搬送時の搬送物の汚染を防止する。なおフィルタユニット52は設けなくても良い。また搬送物は、液晶用のガラス基板等に限るものではない。
ノズル
実施例ではファンやブロワを用いた例を説明したが、図6のようにノズルを用いても良い。この場合、複数のノズルを1個のユニットに配置し、高速推進用ユニット62の列の左右方向両側に低速推進用ユニット63,63を配置し、その両外側に図示しない浮上用ユニットを例えば複数列ずつ配列する。なお図6の矢印で、個々のノズルを模式的に示す。そして推進用ユニット62,63ではノズルから空気や窒素などの気体を斜め上方に吹き出し、浮上用ユニットでは直上にノズルから気体を吹き出す。また浮上用ユニットの列の両外側には、常時(正常な位置や向きの場合)は搬送物の左右の端のやや外側となる位置に、センタリング用のノズルを備えたユニットを配列する。図6の変形例は、ファンをノズルに変えた他は、図1〜図5の実施例と同様である。
可動ガイド機構
図7〜図9に、搬送物40の可動ガイド機構を示す。ここでは、図1〜図5のように、ファンを用いて搬送物を浮上させると共に搬送するものとするが、図6のようにファンに代えてノズルを用いても良い。さらに図1〜図5に関係する説明は、そのまま図7〜図9にも当てはまるものとする。また図7に示す浮上搬送装置70のレイアウトは、図5に示したレイアウトに、可動ガイド機構75a〜75dを加えたものである。
レイアウトの4隅中の3カ所に方向変換位置72があり、ここで搬送方向を例えば直角に90°変更する。また回転位置73では、搬送物を図の鎖線のような経路で例えば90°回転させて姿勢を変換する。なお方向変換位置72や回転位置73は、搬送物の姿勢の変換の例であり、搬送物の90°の方向変換や回転などにより、搬送物に実質上任意の運動をさせることができる。各可動ガイド機構75a〜75dはフレーム76を備え、これらは浮上用ユニットや推進用ユニットを支持するベース74の上部に配設する。
78a〜78dは例えば平面視でL字状のアームで、3カ所にガイドバー80を取り付け、搬送物40の前面と一側面とをガイドする。3本のガイドバー80の配置は、搬送物の前面側が2本、側面側が1本であるが、側面側(一側面)に対して2本、前面側が1本の配置でも良い。搬送物40を直進させるだけの場合、左右いずれの側面をガイドしても良いが、方向変換位置72で搬送方向を例えば直角に変換する場合、搬送路の外側の側面をガイドすることが好ましい。また搬送物を回転させる場合、回転位置73で搬送物の前面をガイドし、側面側のガイドバーを退避させて回転を容易にすることが好ましい。
アーム78a〜78dは、図示しないモータ付のリニアガイド81によりフレーム76に沿って移動でき、その位置は制御部50からの信号で制御されるものとする。即ちアーム78a〜78dは、搬送物40の搬送と同期して移動する。但し可動ガイド機構の移動速度を、搬送物の移動速度よりやや遅くし、可動ガイドが搬送物に常時接触しているようにしても良い。さらにフレーム76〜リニアガイド81などから成るガイド機構は、搬送物40の搬送方向が変化する毎に別体にして設け、搬送物40の後側を押すのではなく、前面と一方の側面を規制することが好ましい。
図7にガイドバーのルート82を2点鎖線で示す。ルート82は、図1,図3に示したガイド通路15を利用したもので、ガイドバー80の下端が、浮上用ユニットや推進用ユニットの上面よりも低い位置に現れるようにして、これらのユニットと接触せずに、僅かな浮上量でも搬送物を確実にガイドできるようにする。84はガイドバーの待避位置で、この位置でガイドバー80を垂直な向きから斜めの向きに姿勢を転換し、搬送物と干渉しないようにする。退避位置84は、搬送物の回転位置83の付近に設け、方向変換位置72の付近には設ける必要はない。
図8,図9に、アーム78dを例に、ガイドバー80とその周囲を拡大して示すが、他のアーム78a〜78cでも同様である。ガイドバー80は軸88を中心に回動でき、例えばねじりバネ89により、図9の反時計方向に回転するように付勢され、ストッパ90で鉛直位置からさらに回ることを防止してある。ガイドバーの待避位置には突き当て片86を設け、ガイドバー80の上部を突き当て片86に突き当てて、軸88を中心に回動させ、搬送物と干渉しない位置へと回転させる。なおアーム78が移動し、ガイドバーが突き当て片86と接触しなくなると、ねじりバネ89によりガイドバー80は元の向きに復帰する。ここでは固定の突き当て片86を用いて、メカニカルにガイドバー80の姿勢を制御したが、適宜のアクチュエータなどで、ガイドバーを回転させあるいは昇降させて、位置を制御しても良い。
図7に戻り、搬送物40を図の時計回りに搬送するものとして、搬送物のガイド動作を説明する。搬送物40は、搬送の間、前面と一側面をガイドバー80で規制され、3点支持により、搬送路での幅方向位置と前方位置並びに向きを規制されている。また3本のガイドバー80を用いて姿勢を規制するので、搬送物40の角がガイドバーに衝突して損傷する恐れが少ない。そしてアーム78a〜78dは、搬送物40の搬送と同期して直線運動し、方向変換位置72や回転位置73に達すると、次のアームのガイドバーに案内を切り替える。なお方向変換位置72には、推進方向の異なる例えば2種類の推進用ユニットが配置され、これらを切り替えて搬送方向を制御する。また方向変換や回転などで、ガイドバー80が搬送物の動作を妨げる場合、ガイドバーを待避させて搬送物と干渉しないようにする。
回転位置73では、搬送物40は1本のガイドバーのみで規制され、他の2本のガイドバーは待避している。この状態で搬送物40に、図7の時計回りに回転するように力のモーメントを推進用ユニットから加えると、1本のガイドバーを支点として回転する。例えば図7の上から下向きの推進力を加えた後に、図7の右から左向きの推進力を加えると、次のアーム78aでガイドできる位置へと回転する。
実施例の浮上搬送装置での、浮上用ユニットと推進用ユニットとを示す図 ルーバの方向を可変にしたユニットを模式的に示す断面図 実施例での搬送路の幅方向への、ユニットの配置を示す図 実施例での、搬送物の姿勢の矯正機構を示す図 実施例の浮上搬送装置からガイドバーを除いたレイアウトを示す図 変形例の浮上搬送装置の要部平面図 実施例の浮上搬送装置の、可動ガイド機構付きのレイアウトを示す平面図 図7の可動ガイド機構の、ガイドバーとその周囲を拡大して示す側面図 図8のガイドバーの、アームへの取り付けを示す図
符号の説明
2 浮上用ユニット
4 推進用ユニット
6,7 筺体
8,9 吹き出し口
10 ファン
12,13 ルーバ
15 ガイド通路
16 隙間
20 ファンユニット
22 可動ルーバ
30 搬送路
32 高速推進ユニット
33 低速推進ユニット
34 浮上ユニット
36 センタリングユニット
40 搬送物
41〜45 搬送ユニット
46a〜46c 推進部
47 センタリング部
48 停止部
49 搬送物センサ
50 制御部
52 フィルタユニット
62 高速推進ユニット
63 低速推進ユニット
70 浮上搬送装置
72 方向変換位置
73 回転位置
74 ベース
75a〜75d 可動ガイド機構
76 フレーム
78a〜78d アーム
80 ガイドバー
81 リニアガイド
82 ガイドバーのルート
84 ガイドバーの退避位置
86 突き当て片
88 軸
89 ねじりバネ
90 ストッパ

Claims (4)

  1. 搬送方向の斜め上方に気体を吹き出す吹き出し口を多数設けて、該吹き出し口からの気体により搬送物を搬送するための浮上搬送装置において、
    搬送物の移動と同期して移動しながら、搬送物の姿勢を規制する可動ガイドを設けたことを特徴とする、浮上搬送装置。
  2. 前記可動ガイドで、搬送物の少なくとも前面と一側面の2面をガイドするようにしたことを特徴とする、請求項1の浮上搬送装置。
  3. 前記可動ガイドが複数のガイドバーを備え、かつガイドバーを、搬送物と干渉しない位置と搬送物と接触する位置との間で、移動させるための手段を設けたことを特徴とする、請求項1または2の浮上搬送装置。
  4. 前記吹き出し口を設けたユニットを、搬送方向に平行な隙間を置いて、搬送方向に平行に複数列配列し、該隙間を前記ガイドバーの移動スペースとしたことを特徴とする、請求項3の浮上搬送装置。
JP2003305251A 2003-08-28 2003-08-28 浮上搬送装置 Pending JP2005075499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305251A JP2005075499A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 浮上搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003305251A JP2005075499A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 浮上搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005075499A true JP2005075499A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34408722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003305251A Pending JP2005075499A (ja) 2003-08-28 2003-08-28 浮上搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005075499A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316162A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Sharp Corp 表示素子部品修正装置および表示素子部品修正方法
JP2008300778A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Sumco Corp シリコンウェーハ搬送装置
WO2009013946A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Ihi Corporation 浮上搬送システム
CN102211712A (zh) * 2010-04-12 2011-10-12 株式会社大福 搬送装置和搬送方法
CN102583054A (zh) * 2011-01-06 2012-07-18 株式会社太星技研 空气供给装置
JP2012136340A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Taesung Engineering Co Ltd エア供給装置
KR101405780B1 (ko) * 2011-11-02 2014-06-17 성균관대학교산학협력단 이송방향 전환이 가능한 기판이송장치
CN106044222A (zh) * 2016-06-08 2016-10-26 镇江奥立特机械制造有限公司 一种同步轮传送机构
JP2021077904A (ja) * 2021-01-21 2021-05-20 株式会社日本製鋼所 レーザ照射装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007316162A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Sharp Corp 表示素子部品修正装置および表示素子部品修正方法
JP2008300778A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Sumco Corp シリコンウェーハ搬送装置
WO2009013946A1 (ja) * 2007-07-20 2009-01-29 Ihi Corporation 浮上搬送システム
JP2009023797A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Ihi Corp 浮上搬送システム
TWI491548B (zh) * 2010-04-12 2015-07-11 Daifuku Kk 搬送裝置及搬送方法
JP2011219238A (ja) * 2010-04-12 2011-11-04 Daifuku Co Ltd 搬送装置
CN102211712A (zh) * 2010-04-12 2011-10-12 株式会社大福 搬送装置和搬送方法
JP2012136340A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Taesung Engineering Co Ltd エア供給装置
CN102583054A (zh) * 2011-01-06 2012-07-18 株式会社太星技研 空气供给装置
KR101405780B1 (ko) * 2011-11-02 2014-06-17 성균관대학교산학협력단 이송방향 전환이 가능한 기판이송장치
CN106044222A (zh) * 2016-06-08 2016-10-26 镇江奥立特机械制造有限公司 一种同步轮传送机构
JP2021077904A (ja) * 2021-01-21 2021-05-20 株式会社日本製鋼所 レーザ照射装置
JP7159363B2 (ja) 2021-01-21 2022-10-24 Jswアクティナシステム株式会社 レーザ照射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013190800A1 (ja) 基板搬送システム
JP4495752B2 (ja) 基板処理装置及び塗布装置
JP5871366B2 (ja) 浮上搬送装置
JP2004284698A (ja) ワーク搬送装置
JP2005075499A (ja) 浮上搬送装置
JP2005075496A (ja) 浮上搬送装置
KR20050054470A (ko) 유리 기판용 반송 설비
JP5028919B2 (ja) 基板搬送装置及び基板搬送方法
US11985887B2 (en) Systems and methods for supporting and conveying a substrate
WO2000012416A1 (fr) Dispositif et systeme de transport a plateau flottant
JP2012076877A (ja) ワーク搬送方法およびワーク搬送装置
JP2010245336A (ja) 搬送方向転換装置及び浮上搬送システム
JP2010143733A (ja) 基板ハンドリングシステム及び基板ハンドリング方法
JP2008098198A (ja) 基板搬送装置
JP2004345814A (ja) 浮上搬送装置
JP5990914B2 (ja) 搬送装置
JP2005075497A (ja) 浮上搬送装置
JP3876867B2 (ja) 搬送システム
JP2006193267A (ja) 基板搬送方法および基板搬送装置
KR101097042B1 (ko) 기판가공장치
JP4715088B2 (ja) 基板搬送装置及び基板保管搬送装置
JP4461960B2 (ja) 基板保管搬送装置、基板搬入システム、基板搬出システム及び基板搬入/搬出システム
KR20070066706A (ko) 기류 제어 장치 및 이를 설치한 크린룸
JP4830339B2 (ja) 搬送装置
JP2000072252A (ja) インパクト型気流搬送装置