JP2005072291A - 熱処理装置および熱処理装置の洗浄方法 - Google Patents

熱処理装置および熱処理装置の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理室内のパーティクルを容易に除去することができる熱処理装置およびその熱処理装置の洗浄方法を提供する。
【解決手段】装置のメンテナンスが終了した後、半導体ウェハーWの熱処理を行う前にサセプタ73および加熱プレート74を上昇させるとともに、導入路78から排出路84に向けて窒素ガスの気流を形成する。この状態で、フラッシュランプ69を点灯させることによりチャンバー65内の気体を瞬間的に膨張、収縮させて底板62等に堆積したパーティクルを飛散させる。飛散したパーティクルはチャンバー65の底部を通過して排出路84から排出される窒素ガス気流によって除去される。このような窒素ガスの気流を形成しつつ、一定時間間隔にてフラッシュランプ69を所定回数点灯するだけで、チャンバー65内のパーティクルを容易に除去することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、処理室内に収容された半導体ウェハーやガラス基板等(以下、単に「基板」と称する)に対して閃光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置およびその熱処理装置の洗浄方法に関する。
周知のように、半導体部品等は多数の工程を経て製造されるものであり、各工程に対応した種々の製造装置が使用されている。いずれの装置においても、微細化が進む半導体部品等の製造には高度の清浄雰囲気が要求されるため、装置内にクリーニング機構が設けられていることが多い。例えば、特許文献1には紫外線を照射しながらオゾンガスを流すことによって基板上の有機物を除去する技術が開示されている。また、特許文献2には、処理室の内壁面や内部構造物表面に付着した不要な成膜をClF3ガスを供給しつつ200℃程度でクリーニングする技術が開示されている。さらに、特許文献3には、プラズマ処理装置において、チャンバー内部の構造部品表面に付着した残留物を加熱することによって分解除去するクリーニング手法が開示されている。
ところで、半導体部品等を製造する工程の一つにシリコンウェハーにボロンや砒素等のイオンを注入するイオン注入工程がある。このようなイオン注入後の半導体ウェハーのイオン活性化を行う目的で加熱処理が行われる。イオン活性化のための加熱処理は、半導体ウェハーを例えば1000℃ないし1100℃程度の温度に加熱(アニール)することにより実行されるものであり、従来よりハロゲンランプから照射される光のエネルギーを利用して毎秒数百度程度の速度でウェハーを昇温するランプアニール装置が使用されてきた。
ところが、ハロゲンランプにより毎秒数百度程度の速度で半導体ウェハーを昇温する熱処理装置を使用して半導体ウェハーのイオン活性化を実行した場合においても、半導体ウェハーに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまる、すなわち、熱によりイオンが拡散してしまうという現象が生ずることが判明した。このような現象が発生した場合においては、半導体ウェハーの表面にイオンを高濃度で注入しても、注入後のイオンが拡散してしまうことから、イオンを必要以上に注入しなければならないという問題が生じていた。
上述したイオン拡散の問題を解決するため、キセノンフラッシュランプ等を使用して半導体ウェハーの表面に閃光を照射することにより、イオンが注入された半導体ウェハーの表面のみを極めて短時間(数ミリセカンド以下)に昇温させる技術が提案されている(例えば、特許文献4,5参照)。キセノンフラッシュランプによる極短時間の昇温であれば、イオンが拡散するための十分な時間がないため、半導体ウェハーに打ち込まれたイオンのプロファイルをなまらせることなく、イオン活性化のみを実行することができるのである。
特開平7−321046号公報 特開平9−17705号公報 特開平7−230954号公報 特開昭59−169125号公報 特開昭63−166219号公報
このようなフラッシュランプアニール装置においては、フラッシュ加熱時に瞬間的に巨大なエネルギーの光が照射されるために半導体ウェハーが破損するということがある。半導体ウェハーが割れて破損すると、その半導体ウェハー自体の破片や周辺構造物の損傷等に起因してチャンバー内に大量のパーティクルが発生する。半導体ウェハーの破損が生じたときには、チャンバーを開放して破片回収等のメンテナンスを行うことは勿論であるが、発生したパーティクルを完全に除去することは極めて困難であり、またチャンバーを開放することによって外部から新たなパーティクルを巻き込むことにもなる。チャンバー内にパーティクルが残留したままフラッシュ加熱処理を行うと、そのパーティクルが半導体ウェハーに付着して処理不良の原因となる。
このため、従来においてはチャンバーを開放してメンテナンスを行った後にダミーウェハーにフラッシュ加熱を行うことにより、そのダミーウェハーにパーティクルを付着させてパーティクル除去を行うという手法が採用されていた。しかしながら、チャンバー内に残留するパーティクルを許容限以下にまで除去するためには相当数のダミーウェハーおよび時間を必要とし、大幅なコストアップにつながるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、処理室内のパーティクルを容易に除去することができる熱処理装置およびその熱処理装置の洗浄方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、処理室内に収容された基板に対して閃光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置において、前記処理室内に閃光を照射して前記処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させるフラッシュランプと、前記処理空間の排気を行う排気手段と、を備えている。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る熱処理装置において、前記排気手段に、前記処理室の底部から前記処理空間の排気を行わせている。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明に係る熱処理装置において、前記処理室の底部に不活性ガスを供給するガス供給手段をさらに備える。
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかの発明に係る熱処理装置において、処理対象となる基板の搬入を禁止した状態にて前記処理室内に閃光を照射するように前記フラッシュランプを制御する制御手段をさらに備える。
また、請求項5の発明は、処理室内に収容された基板に対して閃光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置の洗浄方法において、前記処理室内にフラッシュランプから閃光を照射して前記処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させる工程と、パーティクルが飛散した前記処理空間の排気を行う工程と、を備える。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明に係る洗浄方法において、前記処理室の底部から前記処理空間の排気を行う。
また、請求項7の発明は、請求項6の発明に係る洗浄方法において、前記処理室の底部に不活性ガスを供給する工程をさらに備える。
また、請求項8の発明は、請求項5から請求項7のいずれかの発明に係る洗浄方法において、処理対象となる基板の前記処理室への搬入を禁止した状態にて前記パーティクルを飛散させる工程を行う。
請求項1の発明によれば、処理室内に閃光を照射して処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させるフラッシュランプと、その処理空間の排気を行う排気手段と、を備えるため、排気を行いつつフラッシュランプを点灯させるだけで飛散したパーティクルを処理室外に排出することができ、処理室内のパーティクルを容易に除去することができる。
また、請求項2の発明によれば、排気手段が処理室の底部から処理空間の排気を行うため、特にパーティクルが堆積しやすい処理室の底部近傍から効率良くパーティクルを除去することができる。
また、請求項3の発明によれば、処理室の底部に不活性ガスを供給するガス供給手段をさらに備えるため、特にパーティクルが堆積しやすい処理室の底部近傍から効率良くパーティクルを除去することができる。
また、請求項4の発明によれば、処理対象となる基板の搬入を禁止した状態にて処理室内に閃光を照射するため、処理対象基板へのパーティクルの付着を防止することができる。
また、請求項5の発明によれば、処理室内にフラッシュランプから閃光を照射して処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させ、パーティクルが飛散したその処理空間の排気を行うため、排気を行いつつフラッシュランプを点灯させるだけで飛散したパーティクルを処理室外に排出することができ、処理室内のパーティクルを容易に除去することができる。
また、請求項6の発明によれば、処理室の底部から処理空間の排気を行うため、特にパーティクルが堆積しやすい処理室の底部近傍から効率良くパーティクルを除去することができる。
また、請求項7の発明によれば、処理室の底部に不活性ガスを供給するため、特にパーティクルが堆積しやすい処理室の底部近傍から効率良くパーティクルを除去することができる。
また、請求項8の発明によれば、処理対象となる基板の処理室への搬入を禁止した状態にてパーティクルを飛散させるため、処理対象基板へのパーティクルの付着を防止することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1および図2は本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。この熱処理装置は、キセノンフラッシュランプからの閃光によって円形の半導体ウェハー等の基板の熱処理を行う装置である。
この熱処理装置は、透光板61、底板62および一対の側板63、64からなり、その内部に半導体ウェハーWを収納して熱処理するためのチャンバー65を備える。チャンバー65の上部を構成する透光板61は、例えば、石英等の赤外線透過性を有する材料から構成されており、光源5から出射された光を透過してチャンバー65内に導くチャンバー窓として機能している。また、チャンバー65を構成する底板62には、後述するサセプタ73および加熱プレート74を貫通して半導体ウェハーWをその下面から支持するための支持ピン70が立設されている。
また、チャンバー65を構成する側板64には、半導体ウェハーWの搬入および搬出を行うための開口部66が形成されている。開口部66は、軸67を中心に回動するゲートバルブ68により開閉可能となっている。半導体ウェハーWは、開口部66が開放された状態で、図示しない搬送ロボットによりチャンバー65内に搬入される。また、チャンバー65内にて半導体ウェハーWの熱処理が行われるときには、ゲートバルブ68により開口部66が閉鎖される。
チャンバー65は光源5の下方に設けられている。光源5は、複数(本実施形態においては30本)のキセノンフラッシュランプ69(以下、単に「フラッシュランプ69」とも称する)と、リフレクタ71とを備える。複数のフラッシュランプ69は、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、それぞれの長手方向が水平方向に沿うようにして互いに平行に列設されている。リフレクタ71は、複数のフラッシュランプ69の上方にそれらの全体を被うように配設されている。
このキセノンフラッシュランプ69は、その内部にキセノンガスが封入されその両端部にコンデンサーに接続された陽極および陰極が配設されたガラス管と、該ガラス管の外局部に巻回されたトリガー電極とを備える。キセノンガスは電気的には絶縁体であることから、通常の状態ではガラス管内に電気は流れない。しかしながら、トリガー電極に高電圧を印加して絶縁を破壊した場合には、コンデンサーに蓄えられた電気がガラス管内に瞬時に流れ、そのときのジュール熱でキセノンガスが加熱されて光が放出される。このキセノンフラッシュランプ69においては、予め蓄えられていた静電エネルギーが0.1ミリセカンドないし10ミリセカンドという極めて短い光パルスに変換されることから、連続点灯の光源に比べて極めて強い光を照射し得るという特徴を有する。
光源5と透光板61との間には、光拡散板72が配設されている。この光拡散板72は、赤外線透過材料としての石英ガラスの表面に光拡散加工を施したものが使用される。
フラッシュランプ69から放射された光の一部は直接に光拡散板72および透光板61を透過してチャンバー65内へと向かう。また、フラッシュランプ69から放射された光の他の一部は一旦リフレクタ71によって反射されてから光拡散板72および透光板61を透過してチャンバー65内へと向かう。
チャンバー65内には、加熱プレート74とサセプタ73とが設けられている。サセプタ73は加熱プレート74の上面に貼着されている。また、サセプタ73の表面には、半導体ウェハーWの位置ずれ防止ピン75が付設されている。チャンバー65内にて半導体ウェハーWは直接にはサセプタ73によって略水平姿勢にて保持される。
加熱プレート74は、半導体ウェハーWを予備加熱(アシスト加熱)するためのものである。この加熱プレート74は、窒化アルミニウムにて構成され、その内部にヒータと該ヒータを制御するためのセンサとを収納した構成を有する。一方、サセプタ73は、半導体ウェハーWを位置決めして保持するとともに、加熱プレート74からの熱エネルギーを拡散して半導体ウェハーWを均一に予備加熱するためのものである。このサセプタ73の材質としては、窒化アルミニウムや石英等の比較的熱伝導率が小さいものが採用される。
サセプタ73および加熱プレート74は、モータ40の駆動により、図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置と図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間を昇降する構成となっている。
すなわち、加熱プレート74は、筒状体41を介して移動板42に連結されている。この移動板42は、チャンバー65の底板62に釣支されたガイド部材43により案内されて昇降可能となっている。また、ガイド部材43の下端部には、固定板44が固定されており、この固定板44の中央部にはボールネジ45を回転駆動するモータ40が配設されている。そして、このボールネジ45は、移動板42と連結部材46、47を介して連結されたナット48と螺合している。このため、サセプタ73および加熱プレート74は、モータ40の駆動により、図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置と図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間を昇降することができる。
図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置は、図示しない搬送ロボットを使用して開口部66から搬入した半導体ウェハーWを支持ピン70上に載置し、あるいは、支持ピン70上に載置された半導体ウェハーWを開口部66から搬出することができるように、サセプタ73および加熱プレート74が下降した位置である。すなわち、昇降自在のサセプタ73および加熱プレート74には貫通孔が形成されており、底板62に固定して立設された支持ピン70がサセプタ73および加熱プレート74に対して挿通自在とされている。そして、サセプタ73および加熱プレート74が上記搬入・搬出位置まで下降すると、図1に示す如く支持ピン70の上端部がサセプタ73の上面から突き出て半導体ウェハーWを載置することができる状態となる。
一方、図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置は、半導体ウェハーWに対して熱処理を行うために、サセプタ73および加熱プレート74が支持ピン70の上端より上方に上昇した位置である。サセプタ73および加熱プレート74が上記熱処理位置まで上昇すると、図2に示す如く支持ピン70の上端部がサセプタ73の上面よりも低くなり、支持ピン70に載置されていた半導体ウェハーWはサセプタ73に受け取られる。すなわち、モータ40は、図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置と図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置との間にてサセプタ73および加熱プレート74を支持ピン70に対して相対的に昇降させているのである。
サセプタ73および加熱プレート74が図2の熱処理位置から図1の搬入・搬出位置に下降する過程においては、サセプタ73に支持された半導体ウェハーWは支持ピン70に受け渡される。逆に、サセプタ73および加熱プレート74が図1の搬入・搬出位置から図2の熱処理位置に上昇する過程においては、支持ピン70に載置された半導体ウェハーWがサセプタ73によって受け取られ、その下面をサセプタ73の表面に支持されて上昇し、チャンバー65内の透光板61に近接した位置に水平姿勢にて保持される。
半導体ウェハーWを支持するサセプタ73および加熱プレート74が熱処理位置に上昇した状態においては、それに保持された半導体ウェハーWと光源5との間に透光板61が位置することとなる。なお、このときのサセプタ73と光源5との間の距離についてはモータ40の回転量を制御することにより任意の値に調整することが可能である。
また、チャンバー65の底板62と移動板42との間には筒状体41の周囲を取り囲むようにしてチャンバー65を気密状体に維持するための伸縮自在の蛇腹77が配設されている。サセプタ73および加熱プレート74が熱処理位置まで上昇したときには蛇腹77が収縮し、サセプタ73および加熱プレート74が搬入・搬出位置まで下降したときには蛇腹77が伸長してチャンバー65内の雰囲気と外部雰囲気とを遮断する。
チャンバー65における開口部66と反対側の側板63には導入路78が形成されている。この導入路78はガス配管82を介して図外のガス供給源と連通接続されている。ガス配管82には開閉弁80が介挿されている。開閉弁80を開放することによって、導入路78の先端からチャンバー65内に処理に必要なガス、例えば不活性な窒素ガスを供給することができる。このときに窒素ガスはほぼ水平方向に沿って吐出される。サセプタ73および加熱プレート74が熱処理位置に上昇しているときに導入路78から窒素ガスを供給すると、図2に示すように、加熱プレート74と底板62との間に窒素ガスが供給されることとなる。すなわち、チャンバー65の底部に不活性な窒素ガスが供給されるのである。
一方、側板64における開口部66には排出路79が形成されている。この排出路79は排気管83を介して図外の排気手段と連通接続されている。排気管83には開閉弁81が介挿されている。開閉弁81を開放することによって、チャンバー65内の気体は開口部66を経由して排出路79から排出されることとなる。
さらに、移動板42にも排出路84が形設されている。排出路84の先端部は蛇腹77と筒状体41との間の空間に連通しており、排出路84の基端部は排気管86を介して図外の排気手段と連通接続されている。排気管86には開閉弁85が介挿されている。開閉弁85を開放することによって、チャンバー65内の気体は蛇腹77と筒状体41との間の空間を経由して排出路84から排出されることとなる。すなわち、図2に示すように、排出路84はチャンバー65の底部からチャンバー65内の空間の気体を排気するのである。
また、上記熱処理装置は、モータ40等の各機構部を制御するためのコントローラ10を備えている。図3は、コントローラ10の構成を示すブロック図である。コントローラ10のハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、コントローラ10は、各種演算処理を行うCPU11、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM12、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAM13および制御用ソフトウェアやデータなどを記憶しておく磁気ディスク14をバスライン19に接続して構成されている。
また、バスライン19には、熱処理装置のモータ40、図示を省略するフラッシュランプ69のランプ電源回路および開閉弁80,81,85が電気的に接続されている。コントローラ10のCPU11は、磁気ディスク14に格納された制御用ソフトウェアを実行することにより、フラッシュランプ69の点灯タイミングを制御するとともに、モータ40を制御してサセプタ73および加熱プレート74の高さ位置を調整し、さらにはチャンバー65への給排気をも制御する。
さらに、バスライン19には、表示部21および入力部22が電気的に接続されている。表示部21は、例えば液晶ディスプレイ等を用いて構成されており、処理結果やレシピ内容等の種々の情報を表示する。入力部22は、例えばキーボードやマウス等を用いて構成されており、コマンドやパラメータ等の入力を受け付ける。装置のオペレータは、表示部21に表示された内容を確認しつつ入力部22からコマンドやパラメータ等の入力を行うことができる。なお、表示部21と入力部22とを一体化してタッチパネルとして構成するようにしても良い。
次に、本発明にかかる熱処理装置の動作について説明する。図4は、本発明にかかる熱処理装置の動作手順を示すフローチャートである。図4では、装置に対してメンテナンスを行ったときの装置立ち上げ手順を示している。
まず、ステップS1にて装置のメンテナンスを行う。このメンテナンスは定期的に行うものであっても良いし、チャンバー65内で半導体ウェハーWの破損が生じたときなどに行う不定期なものであっても良い。いずれの場合であっても、メンテナンスは光源5を取り外してチャンバー65の内部を外気に開放した状態にて行う。従って、メンテナンス中に外部からチャンバー65内にパーティクルを巻き込むとともに、半導体ウェハーWの破損が生じてメンテナンスを行うような場合はその破片からもパーティクルが発生する。
やがて、所定のメンテナンス作業が終了すると、ステップS2に進み、チャンバー65の上部に光源5を取り付けて(図1の状態にして)チャンバー65内のクリーニング処理を行う。このクリーニング処理は、チャンバー65内のパーティクルを所定レベル以下にまで除去する処理である。図5は、このクリーニング処理の手順を示すフローチャートである。なお、図5の処理はコントローラ10の指示に従ってランプ電源回路等の各機構部が作動することにより実行されるものである。
クリーニング処理を行うときには、まず、処理対象となる半導体ウェハーWの搬入を禁止してサセプタ73および加熱プレート74を図2の熱処理位置まで上昇させる(ステップS21)。よって、クリーニング処理時にはチャンバー65内に半導体ウェハーWは搬入されておらず、サセプタ73は何も載置しない状態で熱処理位置まで上昇する。また、加熱プレート74の内部のヒータはOFFとされており、加熱プレート74は加熱されていない状態である。
サセプタ73および加熱プレート74が熱処理位置まで上昇した後、チャンバー65内に窒素ガスの気流を形成する(ステップS22)。具体的には、開閉弁80,81,85を開放して導入路78から排出路79,84へと向かう窒素ガスの気流を形成するのである。なお、開閉弁79は閉鎖したままでも良いが、開閉弁84は必ず開放する。これにより、図2中の矢印にて示すようなチャンバー65の底部を通過して排出されるような気流を形成するのである。
しかる後、フラッシュランプ69を点灯して、チャンバー65内に閃光を照射する。このときのフラッシュランプ69の点灯時間は、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の時間である。フラッシュランプ69においては、予め蓄えられていた静電エネルギーがこのように極めて短い光パルスに変換されることから、極めて強い閃光がチャンバー65内に照射されることになる。そして、フラッシュランプ69からの閃光照射によってチャンバー65内の気体や構造部材が加熱され、チャンバー65内に瞬間的な気体膨張・収縮が生じ、その結果チャンバー65内にパーティクルが巻き上がって飛散することとなる。チャンバー65の底部(底板62の上面)には特にパーティクルが堆積しやすいが、本実施形態のように加熱プレート74を熱処理位置まで上昇させて閃光照射を行えば、そのような底部に堆積したパーティクルも容易に巻き上がることとなる。
このようにして飛散したパーティクルは窒素ガスの気流によってチャンバー65の外部に排出される。上記のように、チャンバー65の底部近傍では特にパーティクルが飛散し易いが、本実施形態ではチャンバー65の底部を通過して排出されるような気流が形成されているため、該底部近傍で飛散したパーティクルも効率良くチャンバー65の外部に排出されることとなる。
フラッシュランプ69を点灯した後、所定時間が経過したか否かがコントローラ10によって判断される(ステップS24)。つまり、1回のフラッシュ照射を行った後、所定時間パーティクル排出を行うのである。なお、このような所定時間が経過している間もチャンバー65の底部を通過して排出されるような窒素ガスの気流は形成され続けている。
やがて、所定時間が経過すると相当量のパーティクルがチャンバー65の外部に排出されるものの、一部のパーティクルは再びチャンバー65の底部に堆積することとなる。そして、フラッシュランプ69の点灯が所定回数行われたか否かがコントローラ10によって判断される(ステップS25)。フラッシュランプ69の点灯回数が所定数に達していない場合には、ステップS23に戻って再度フラッシュランプ69が点灯される。フラッシュランプ69の点灯による閃光照射によって再び堆積したパーティクルを巻き上げて飛散させ、それを窒素ガスの気流によってチャンバー65の外部に排出するのである。一方、フラッシュランプ69の点灯回数が所定数に到達している場合には、クリーニング処理を終了する。
以上のように本実施形態では、一定時間間隔にてフラッシュランプ69を所定回数点灯しつつ、その間チャンバー65の底部を通過して排出されるような窒素ガスの気流を形成し続けることによりクリーニング処理を行う。例えば、2分間隔にて30回フラッシュランプ69を点灯することによって、チャンバー65内のパーティクルを許容限以下にまで除去するのである。
図4に戻り、チャンバー65内のクリーニング処理が完了した後、ステップS3に進んで半導体ウェハーWの熱処理を行う。この熱処理装置において処理対象となる半導体ウェハーWは、イオン注入後の半導体ウェハーである。
熱処理工程においては、サセプタ73および加熱プレート74が図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置に配置された状態にて、図示しない搬送ロボットにより開口部66を介して半導体ウェハーWが搬入され、支持ピン70上に載置される。半導体ウェハーWの搬入が完了すれば、開口部66がゲートバルブ68により閉鎖される。しかる後、サセプタ73および加熱プレート74がモータ40の駆動により図2に示す半導体ウェハーWの熱処理位置まで上昇し、半導体ウェハーWを水平姿勢にて保持する。また、開閉弁80,81,85を開いてチャンバー65内に窒素ガスの気流を形成する。
サセプタ73および加熱プレート74は、加熱プレート74に内蔵されたヒータの作用により予め所定温度に加熱されている。このため、サセプタ73および加熱プレート74が半導体ウェハーWの熱処理位置まで上昇した状態においては、半導体ウェハーWが加熱状態にあるサセプタ73と接触することにより予備加熱され、半導体ウェハーWの温度が次第に上昇する。
この状態においては、半導体ウェハーWはサセプタ73により継続して加熱される。そして、半導体ウェハーWの温度上昇時には、図示しない温度センサにより、半導体ウェハーWの表面温度が予備加熱温度T1に到達したか否かを常に監視する。
なお、この予備加熱温度T1は、例えば200℃ないし600℃程度の温度である。半導体ウェハーWをこの程度の予備加熱温度T1まで加熱したとしても、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンが拡散してしまうことはない。
やがて、半導体ウェハーWの表面温度が予備加熱温度T1に到達すると、フラッシュランプ69を点灯してフラッシュ加熱を行う。このフラッシュ加熱工程におけるフラッシュランプ69の点灯時間は、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の時間である。このように、フラッシュランプ69においては、予め蓄えられていた静電エネルギーがこのように極めて短い光パルスに変換されることから、極めて強い閃光が照射されることになる。
このようなフラッシュ加熱により、半導体ウェハーWの表面温度は瞬間的に温度T2に到達する。この温度T2は、1000℃ないし1100℃程度の半導体ウェハーWのイオン活性化処理に必要な温度である。半導体ウェハーWの表面がこのような処理温度T2にまで昇温されることにより、半導体ウェハーW中に打ち込まれたイオンが活性化される。
このとき、半導体ウェハーWの表面温度が0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の極めて短い時間で処理温度T2まで昇温されることから、半導体ウェハーW中のイオン活性化は短時間で完了する。従って、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンが拡散することはなく、半導体ウェハーWに打ち込まれたイオンのプロファイルがなまるという現象の発生を防止することが可能となる。なお、イオン活性化に必要な時間はイオンの拡散に必要な時間に比較して極めて短いため、0.1ミリセカンドないし10ミリセカンド程度の拡散が生じない短時間であってもイオン活性化は完了する。
また、フラッシュランプ69を点灯して半導体ウェハーWを加熱する前に、加熱プレート74を使用して半導体ウェハーWの表面温度を200℃ないし600℃程度の予備加熱温度T1まで加熱していることから、フラッシュランプ69により半導体ウェハーWを1000℃ないし1100℃程度の処理温度T2まで速やかに昇温させることが可能となる。
フラッシュ加熱工程が終了した後に、サセプタ73および加熱プレート74がモータ40の駆動により図1に示す半導体ウェハーWの搬入・搬出位置まで下降するとともに、ゲートバルブ68により閉鎖されていた開口部66が開放される。そして、支持ピン70上に載置された半導体ウェハーWが図示しない搬送ロボットにより搬出される。以上のようにして、一連の熱処理動作が完了する。
以上のように、本実施形態では、チャンバー65内に窒素ガスの気流を形成しつつ、一定時間間隔にてフラッシュランプ69を所定回数点灯することによってチャンバー65の底部に堆積したパーティクルを巻き上げて排出し、チャンバー65内のクリーニング処理を実行している。従って、従来のように特別なダミーウェハーを用いることなく、極めて簡易にチャンバー65内のパーティクルを除去することができる。その結果、メンテナンス後の、装置の立ち上げに必要な工数、時間、コストを削減することができるのである。
特に本実施形態では、開閉弁85を開放し、チャンバー65の底部を通過して排出されるような窒素ガスの気流を形成しているため、該底部に堆積しやすいパーティクルを効率良く除去することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては光源5に30本のフラッシュランプ69を備えるようにしていたが、これに限定されずフラッシュランプ69の本数は任意のものとすることができる。
また、クリーニング処理時にフラッシュランプ69を点灯する間隔、回数は2分間隔30回に限定されるものではなく、チャンバー65内に残留しているパーティクル量に応じて任意のものとすることができる。
また、上記実施形態においては、半導体ウェハーに光を照射してイオン活性化処理を行うようにしていたが、本発明にかかる熱処理装置による処理対象となる基板は半導体ウェハーに限定されるものではない。例えば、窒化シリコン膜や多結晶シリコン膜等の種々のシリコン膜が形成されたガラス基板に対して本発明にかかる熱処理装置による処理を行っても良い。一例として、CVD法によりガラス基板上に形成した多結晶シリコン膜にシリコンをイオン注入して非晶質化した非晶質シリコン膜を形成し、さらにその上に反射防止膜となる酸化シリコン膜を形成する。この状態で、本発明にかかる熱処理装置により非晶質のシリコン膜の全面に光照射を行い、非晶質のシリコン膜が多結晶化した多結晶シリコン膜を形成することもできる。
また、ガラス基板上に下地酸化シリコン膜、アモルファスシリコンを結晶化したポリシリコン膜を形成し、そのポリシリコン膜にリンやボロン等の不純物をドーピングした構造のTFT基板に対して本発明にかかる熱処理装置により光照射を行い、ドーピング工程で打ち込まれた不純物の活性化を行うこともできる。
また、クリーニング処理時に加熱プレート74の内部のヒータをONにしておいても良い。このようにすることで、実際に処理対象となる半導体ウェハーWの熱処理工程に速やかに移行することができる。
本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。 本発明にかかる熱処理装置の構成を示す側断面図である。 図1の熱処理装置のコントローラの構成を示すブロック図である。 図1の熱処理装置の動作手順を示すフローチャートである。 クリーニング処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
5 光源
10 コントローラ
11 CPU
61 透光板
62 底板
65 チャンバー
69 フラッシュランプ
71 リフレクタ
73 サセプタ
74 加熱プレート
78 導入路
79,84 排出路
80,81,85 開閉弁
W 半導体ウェハー

Claims (8)

  1. 処理室内に収容された基板に対して閃光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置であって、
    前記処理室内に閃光を照射して前記処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させるフラッシュランプと、
    前記処理空間の排気を行う排気手段と、
    を備えることを特徴とする熱処理装置。
  2. 請求項1記載の熱処理装置において、
    前記排気手段は、前記処理室の底部から前記処理空間の排気を行うことを特徴とする熱処理装置。
  3. 請求項2記載の熱処理装置において、
    前記処理室の底部に不活性ガスを供給するガス供給手段をさらに備えることを特徴とする熱処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱処理装置において、
    処理対象となる基板の搬入を禁止した状態にて前記処理室内に閃光を照射するように前記フラッシュランプを制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする熱処理装置。
  5. 処理室内に収容された基板に対して閃光を照射することによって該基板を加熱する熱処理装置の洗浄方法であって、
    前記処理室内にフラッシュランプから閃光を照射して前記処理室内の処理空間にパーティクルを飛散させる工程と、
    パーティクルが飛散した前記処理空間の排気を行う工程と、
    を備えることを特徴とする熱処理装置の洗浄方法。
  6. 請求項5記載の洗浄方法において、
    前記処理室の底部から前記処理空間の排気を行うことを特徴とする熱処理装置の洗浄方法。
  7. 請求項6記載の洗浄方法において、
    前記処理室の底部に不活性ガスを供給する工程をさらに備えることを特徴とする熱処理装置の洗浄方法。
  8. 請求項5から請求項7のいずれかに記載の洗浄方法において、
    処理対象となる基板の前記処理室への搬入を禁止した状態にて前記パーティクルを飛散させる工程を行うことを特徴とする熱処理装置の洗浄方法。
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