JP2005072185A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】、信頼性の低下や製造歩留りの低下を招くことなく、微細化を実現しうる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体基板14上にゲート絶縁膜22を介して形成され、ゲート電極を含むゲート配線24aと、ゲート配線の端部に近接して形成された第1のソース/ドレイン拡散層28と、ゲート配線と第1のソース/ドレイン拡散層とから離間して形成された第2のソース/ドレイン拡散層34と、ゲート配線、第1のソース/ドレイン拡散層、及び第2のソース/ドレイン拡散層上に形成された絶縁膜40であって、ゲート配線と、第1のソース/ドレイン拡散層の一方と、第2のソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、溝状の開口部42a内に埋め込まれたコンタクト層48aとを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係り、特に、更なる微細化を実現し得る半導体装置及びその製造方法に関する。
SRAM(Static Random Access Memory)は、メモリセルがフリップフロップ回路により構成された高速動作が可能な半導体記憶装置である。このうち、ロードトランジスタをpチャネルトランジスタにより構成し、ドライバトランジスタをnチャネルトランジスタにより構成したCMOS型のSRAMは、待機時の電源電流が極めて少なく低消費電力が要求される分野において幅広く用いられている。
CMOS型のSRAMの製造過程では、メモリセルの基本単位を構成する6つのトランジスタを半導体基板上に形成した後、これらトランジスタを覆う層間絶縁膜を形成し、トランジスタの各電極を相互接続する配線を層間絶縁膜上に形成している。
提案されているSRAMを図33及び図34を用いて説明する。図33は、提案されているSRAMを示す断面図である。図34は、提案されているSRAMのパターンを示す平面図である。
半導体基板114上には、p形ウェル116p及びn形ウェル116nが形成されている。p形ウェル116p及びn形ウェル116nが形成された半導体基板114には、素子領域118a〜118dを画定する素子分離領域120が形成されている。半導体基板114上には、ゲート絶縁膜122を介して、ゲート配線124a〜124dが形成されている。ゲート配線124a〜124dの側壁部分には、サイドウォール絶縁膜126が形成されている。
ゲート配線124aは、素子領域118a、118bに交差するように形成されている。ゲート配線124aは、ロードトランジスタL1のゲート電極とドライバトランジスタD1のゲート電極とを含むものであり、ロードトランジスタL1のゲート電極とドライバトランジスタD1のゲート電極とを共通に接続するものである。ゲート配線124aの両側の素子領域118a内には、ソース/ドレイン拡散層130、131が形成されている。ゲート電極124aとソース/ドレイン拡散層130、131とによりロードトランジスタL1が構成されている。ゲート配線124aの両側の素子領域118b内には、ソース/ドレイン拡散層132、133が形成されている。ゲート電極124aとソース/ドレイン拡散層132、133とによりドライバトランジスタD1が構成されている。
ゲート配線124bは、素子領域118c、118dに交差するように形成されている。ゲート配線124bは、ロードトランジスタL2のゲート電極とドライバトランジスタD2のゲート電極とを含むものであり、ロードトランジスタL2のゲート電極とドライバトランジスタD2のゲート電極とを共通に接続するものである。ゲート配線124bの両側の素子領域118c内には、ソース/ドレイン拡散層128、129が形成されている。ゲート電極124bとソース/ドレイン拡散層128、129とによりロードトランジスタL2が構成されている。ゲート配線124bの両側の素子領域118d内には、ソース/ドレイン拡散層134、135が形成されている。ゲート電極124bとソース/ドレイン拡散層134、135とによりドライバトランジスタD2が構成されている。
ゲート配線124cは、素子領域118bに交差するように形成されている。ゲート配線124cは、トランスファトランジスタT1のゲート電極を含むものであり、互いに隣接するメモリセル内に形成されたトランスファトランジスタT1のゲート電極を共通に接続するものである。ゲート配線124cの両側の素子領域118b内には、ソース/ドレイン拡散層132、136が形成されている。ゲート電極124cとソース/ドレイン拡散層132、136とによりトランスファトランジスタT1が構成されている。
ゲート配線124dは、素子領域118dに交差するように形成されている。ゲート配線124dは、トランスファトランジスタT2のゲート電極を含むものであり、互いに隣接するメモリセル内に形成されたトランスファトランジスタT2のゲート電極を共通に接続するものである。ゲート電極124dの両側の素子領域118d内には、ソース/ドレイン拡散層134、137が形成されている。ゲート電極124dとソース/ドレイン拡散層134、137とによりトランスファトランジスタT2が構成されている。
これらトランジスタL1、L2、D1、D2、T1、T2が形成された半導体基板114上には、ストッパ膜138が形成されている。ストッパ膜138が形成された半導体基板14上には、層間絶縁膜140が形成されている。
層間絶縁膜140には、ゲート配線124a〜124dやソース/ドレイン拡散層128〜137に達するコンタクトホール142が形成されている。コンタクトホール142内には、バリア膜144とタングステン膜146とから成るコンタクト層148、148a、148bが埋め込まれている。ゲート配線124aとソース/ドレイン拡散層128とは、コンタクト層148aにより接続されている。また、ゲート配線124bとソース/ドレイン拡散層130とは、コンタクト層148bにより接続されている。
コンタクト層148、148b、148bが埋め込まれた層間絶縁膜140上には、ストッパ膜174が形成されている。ストッパ膜174上には、層間絶縁膜176が形成されている。層間絶縁膜176には、コンタクト層148を露出する溝状の開口部178が形成されている。溝状の開口部178内には、バリア膜180とCu膜181とから成る配線150が埋め込まれている。
こうして提案されているSRAMが構成されている。
特開2003−45961号公報 特開2001−93974号公報 特開平9−162354号公報 特開平9−55440号公報 特開2003−131400号公報
しかしながら、近時では、低コスト化、大容量化を実現すべく、メモリセルを更に微細化することが要求されている。メモリセルを微細化する場合、微細なコンタクトホールを確実に形成することは極めて重要である。微細なコンタクトホールを形成し得る技術として、輪帯照明等の変形照明を用いる技術、ハーフトーン位相シフトマスクを用いる技術、補助パターン(アシストパターン、スキャッタリングバー)を形成する技術等が提案されている。しかしながら、これらの技術を用いた場合であっても、90nm×90nm程度の微細なコンタクトホールを確実に形成することは極めて困難である。このため、更なる微細化を進めようとすると、信頼性の低下や製造歩留りの低下を招くことになってしまう。
本発明の目的は、信頼性の低下や製造歩留りの低下を招くことなく、微細化を実現しうる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成され、ゲート電極を含むゲート配線と、前記半導体基板上に、前記ゲート配線の端部に近接して形成された第1のソース/ドレイン拡散層と、前記半導体基板上に、前記ゲート配線と前記第1のソース/ドレイン拡散層とから離間して形成された第2のソース/ドレイン拡散層と、前記ゲート配線、前記第1のソース/ドレイン拡散層、及び前記第2のソース/ドレイン拡散層上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第1のソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層とを有することを特徴とする半導体装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置であって、半導体基板上に形成され、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含むゲート配線と、前記ゲート配線上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層とを有することを特徴とする半導体装置が提供される。
また、本発明の更に他の観点によれば、第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に、第1のロードトランジスタのゲート電極と第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第1のゲート配線と;第2のロードトランジスタのゲート電極と第2のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第2のゲート配線とを形成する工程と、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に、ソース/ドレイン拡散層をそれぞれ形成する工程と、前記半導体基板上、前記第1のゲート配線上及び前記第2のゲート配線上に、絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に、前記第1のゲート配線と、前記第2のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第1の開口部を形成するとともに;前記第2のゲート配線と、前記第1のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第1のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第2の開口部を形成する工程と、前記第1の開口部内及び前記第2の開口部内に、それぞれコンタクト層を埋め込む工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明では、ゲート配線と、第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と、第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とを露出する溝状の開口部内に、コンタクト層が埋め込まれており、コンタクト層により、ゲート配線と、第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と、第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とが接続されている。また、本発明では、他のゲート配線と、第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と、第1のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とを露出する溝状の他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれており、他のコンタクト層により、他のゲート配線と、第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と、第1のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とが接続されている。
コンタクト層や他のコンタクト層を埋め込むための開口部が溝状であるため、縦横ともに径の小さい穴状のコンタクトホールを形成する場合と比較して、開口部のパターンによるパターン占有率を高くすることができる。このため、溝状の開口部のパターンを露光する際には、パターン占有率が高い場合に好適である射入射照明を用いることができ、射入射照明の利点を十分に発揮させることができる。このため、本発明によれば、コンタクト層を埋め込むための溝状の開口部を確実に形成することが可能となる。このため、本発明によれば、微細化した場合であっても、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、半導体装置を提供することができる。
また、本発明では、ロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層、ドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層、トランスファトランジスタのゲート電極、トランスファトランジスタのソース/ドレイン拡散層をそれぞれ露出する溝状の開口部内に、コンタクト層がそれぞれ埋め込まれている。これらコンタクト層を埋め込むための開口部は、溝状であるため、微細化した場合であっても、確実に形成することが可能である。このため、本発明によれば、微細化した場合であっても、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、半導体装置を提供することができる。
また、本発明によれば、メモリセル領域の層間絶縁膜上に配線を形成することにより、CMP法により配線材料を研磨する際に、基板表面に大きな段差が生じてしまうのを防止することができる。従って、本発明によれば、高い信頼性を有する半導体装置を高い歩留りで製造することが可能となる。
更に、メモリセル領域においては溝状の開口部内にコンタクト層を埋め込み、周辺回路領域においては縦横の径が等しい通常のコンタクトホール内にコンタクト層を埋め込むことにより、メモリセル領域においては高密度化を実現し得るとともに、周辺回路領域においては高速化を実現することができる。
また、本発明によれば、メモリセル領域のみならず、周辺回路領域においても、層間絶縁膜に溝状の開口部が形成されており、溝状の開口部内にコンタクト層が埋め込まれている。コンタクト層を埋め込むための溝状の開口部は、微細化した場合であっても確実に形成することが可能である。このため、本発明によれば、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、周辺回路領域をも微細化することができる。
また、本発明によれば、ゲート配線の近傍の領域においてゲート配線の長手方向に対して斜めにコンタクト層が形成されているため、パターンを形成する際に位置ずれが生じた場合であっても、ゲート配線と第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とを、コンタクト層により確実に接続することができる。また、他のゲート配線の近傍の領域において他のゲート配線の長手方向に対して斜めに他のコンタクト層が形成されているため、パターンを形成する際に位置ずれが生じた場合であっても、他のゲート配線24bと第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と第1のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とを、他のコンタクト層により確実に接続することができる。また、ゲート配線や他のゲート配線を形成する際に、ゲート配線や他のゲート配線のパターンの先端が後退してしまった場合であっても、ゲート配線と第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層34とを確実に接続することができ、また、他のゲート配線と第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層と第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層とを確実に接続することが可能となる。従って、本発明によれば、より高い歩留りで信頼性の高い半導体装置を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、下層配線を露出する溝状の開口部内にコンタクト層を埋め込み、下層配線と上層配線とを、溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層により接続する。溝状の開口部は、微細化した場合であっても確実に形成することが可能であり、溝状の開口部内には確実にコンタクト層を埋め込むことができる。従って、本発明によれば、信頼性や歩留りを低下させることなく、半導体装置を微細化することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による半導体装置及びその製造方法を図1乃至図22を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図2は、本実施形態による半導体装置のメモリセル領域を示す平面図(その1)である。図3は、本実施形態による半導体装置のメモリセル領域を示す平面図(その2)である。図4は、本実施形態による半導体装置を示す回路図である。図5は、本実施形態による半導体装置の周辺回路領域を示す平面図である。
(半導体装置)
本実施形態による半導体装置を図1乃至図5を用いて説明する。図1の紙面左側は、メモリセルが形成されるメモリセル領域10を示している。図1の紙面右側は、メモリセル領域の周辺の周辺回路用トランジスタが形成される周辺回路領域12を示している。
まず、メモリセル領域10について説明する。
図1に示すように、メモリセル領域10の半導体基板14には、p形ウェル16pとn形ウェル16nとが形成されている。半導体基板14としては、例えばp形のシリコン基板が用いられている。
p形ウェル16p及びn形ウェル16nが形成された半導体基板14には、素子領域18a〜18dを画定する素子分離領域20が形成されている。
半導体基板14上には、ゲート絶縁膜22を介して、ゲート配線24a〜24d(図2参照)が形成されている。ゲート配線24a〜24dの側壁部分には、サイドウォール絶縁膜26が形成されている。
図2に示すように、ゲート配線24aは、素子領域18a、18bに交差するように形成されている。ゲート配線24aは、ロードトランジスタL1のゲート電極とドライバトランジスタD1のゲート電極とを含むものであり、ロードトランジスタL1のゲート電極とドライバトランジスタD1のゲート電極とを共通に接続するものである。ゲート配線24aは、素子領域18c内に形成された、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28の近傍まで延在している。
ゲート配線24aの両側の素子領域18a内には、ソース/ドレイン拡散層30、31が形成されている。ゲート電極24aとソース/ドレイン拡散層30、31とによりロードトランジスタL1が構成されている。
ゲート配線24aの両側の素子領域18b内には、ソース/ドレイン拡散層32、33が形成されている。ゲート電極24aとソース/ドレイン拡散層32、33とによりドライバトランジスタD1が構成されている。
ゲート配線24bは、素子領域18c、18dに交差するように形成されている。ゲート配線24bは、ロードトランジスタL2のゲート電極とドライバトランジスタD2のゲート電極とを含むものであり、ロードトランジスタL2のゲート電極とドライバトランジスタD2のゲート電極とを共通に接続するものである。ゲート配線24bは、素子領域18a内に形成された、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層30の近傍まで延在している。
ゲート配線24bの両側の素子領域18c内には、ソース/ドレイン拡散層28、29が形成されている。ゲート電極24bとソース/ドレイン拡散層28、29とによりロードトランジスタL2が構成されている。
ゲート配線24bの両側の素子領域18d内には、ソース/ドレイン拡散層34、35が形成されている。ゲート電極24bとソース/ドレイン拡散層34、35とによりドライバトランジスタD2が構成されている。
ゲート配線24cは、素子領域18bに交差するように形成されている。ゲート配線24cは、トランスファトランジスタT1のゲート電極を含むものであり、互いに隣接するメモリセル内に形成されたトランスファトランジスタT1のゲート電極を共通に接続するものである。
ゲート配線24cの両側の素子領域18b内には、ソース/ドレイン拡散層32、36が形成されている。ゲート電極24cとソース/ドレイン拡散層32、36とによりトランスファトランジスタT1が構成されている。
ゲート配線24dは、素子領域18dに交差するように形成されている。ゲート配線24dは、トランスファトランジスタT2のゲート電極を含むものであり、互いに隣接するメモリセル内に形成されたトランスファトランジスタT2のゲート電極を共通に接続するものである。
ゲート電極24dの両側の素子領域18d内には、ソース/ドレイン拡散層34、37が形成されている。ゲート電極24dとソース/ドレイン拡散層34、37とによりトランスファトランジスタT2が構成されている。
これらトランジスタL1、L2、D1、D2、T1、T2が形成された半導体基板14上には、ストッパ膜38が形成されている。ストッパ膜38が形成された半導体基板14上には、層間絶縁膜40が形成されている。
層間絶縁膜40には、ゲート配線24aの端部と、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28と、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層34とを一体的に露出する溝状の開口部42aが形成されている。溝状の開口部42aの幅は、例えば90nmである。溝状の開口部42a内には、バリア膜44とタングステン膜46とから成るコンタクト層48aが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、ゲート配線24bの端部と、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層30と、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層32とを一体的に露出する溝状の開口部42bが形成されている。溝状の開口部42bの幅は、例えば90nmである。溝状の開口部42b内には、コンタクト層48bが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層31を露出する溝状の開口部42cが形成されている。溝状の開口部42cは、ゲート配線24aに沿って延在している。溝状の開口部42cの幅は、例えば90nmである。溝状の開口部42cの長さは、例えば180nmである。溝状の開口部42c内には、コンタクト層48cが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層29を露出する溝状の開口部42dが形成されている。溝状の開口部42dは、ゲート配線24bに沿って延在している。溝状の開口部42dの幅は、溝状の開口部42cの幅と同様である。溝状の開口部42dの長さは、溝状の開口部42cの長さと同様である。溝状の開口部42d内には、コンタクト層48dが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層33を露出する溝状の開口部42eが形成されている。溝状の開口部42eは、ゲート配線24aの長手方向に沿うように延在している。溝状の開口部42eは、互いに隣接するメモリセル内に形成されたドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層33を結ぶように形成されている。溝状の開口部42eの幅は、例えば90nmである。溝状の開口部42eの長さは、例えば530nmである。溝状の開口部42e内には、コンタクト層48eが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層35を露出する溝状の開口部42fが形成されている。溝状の開口部42fは、ゲート配線24bの長手方向に沿うように延在している。溝状の開口部42fは、互いに隣接するメモリセル内に形成されたドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層35を結ぶように形成されている。溝状の開口部42fの幅は、溝状の開口部42eの幅と同様とする。溝状の開口部42fの長さは、溝状の開口部42eの長さと同様とする。溝状の開口部42f内には、コンタクト層48fが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、トランスファトランジスタT1のゲート電極24cを露出する溝状の開口部42gが形成されている。溝状の開口部42gは、ゲート配線24cの長手方向に対して直角の方向に延在している。溝状の開口部42g内には、コンタクト層48gが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、トランスファトランジスタT2のゲート電極24dを露出する溝状の開口部42hが形成されている。溝状の開口部42hは、ゲート配線24dの長手方向に対して直角の方向に延在している。溝状の開口部42h内には、コンタクト層48hが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、トランスファトランジスタT1のソース/ドレイン拡散層36を露出する溝状の開口部42iが形成されている。溝状の開口部42iは、ゲート配線24cの長手方向に沿って延在している。溝状の開口部42iの幅は、例えば90nmとする。溝状の開口部42iの長さは、例えば210nmとする。溝状の開口部42i内には、コンタクト層48iが埋め込まれている。
層間絶縁膜40には、トランスファトランジスタT2のソース/ドレイン拡散層37を露出する溝状の開口部42jが形成されている。溝状の開口部42jは、ゲート配線24dの長手方向に沿って延在している。溝状の開口部42jの幅は、溝状の開口部42iの長さと同様とする。溝状の開口部42jの長さは、溝状の開口部42iの長さと同様とする。溝状の開口部42j内には、コンタクト層48jが埋め込まれている。
コンタクト層48a〜48jが埋め込まれた層間絶縁膜40上には、ストッパ膜74が形成されている。
ストッパ膜74上には、層間絶縁膜76が形成されている。
層間絶縁膜76には、コンタクト層48a〜48jを露出する溝状の開口部78a〜78jが形成されている。溝状の開口部78a〜78jは、コンタクト層48a〜48jに沿うように形成されている。
溝状の開口部78〜78jには、バリア膜80とCu膜81とから成る配線50a〜50jが埋め込まれている。
コンタクト層48c、48d上に形成された配線50c、50dは、電源電圧Vdd(図4参照)に電気的に接続される。
コンタクト層48e、48f上に形成された配線50e、50fは、接地電圧Vss(図4参照)に電気的に接続される。
コンタクト層48g、48h上に形成された配線50g、50hは、ワード線WL(図4参照)に電気的に接続される。
コンタクト層48i、48j上に形成された配線50j、50jは、ビット線BL(図4参照)に電気的に接続される。
図4は、本実施形態による半導体装置のメモリセルの回路図である。
図4に示すように、ロードトランジスタL1とドライバトランジスタD1とによりインバータ52aが構成されている。ロードトランジスタL2とドライバトランジスタD2とによりインバータ52bが構成されている。インバータ52aとインバータ52bとによりフリップフロップ回路54が形成されている。フリップフロップ回路54は、ビット線BL及びワード線WLに接続されたトランスファトランジスタT1、T2により制御される。ロードトランジスタL1、L2と、ドライバトランジスタD1、D2と、トランスファトランジスタT1、T2とにより、メモリセル56が構成されている。
一方、周辺回路領域の半導体基板14には、p形ウェル58pとn形ウェル58nとが形成されている。p形ウェル58pとn形ウェル58nとが形成された半導体基板14には、素子領域60a〜60d(図1、図5参照)を画定する素子分離領域20が形成されている。
半導体基板14上には、ゲート絶縁膜22を介してゲート配線が形成されている。ゲート配線64は、nチャネルトランジスタ66nのゲート電極とpチャネルトランジスタ66pのゲート電極とを含むものであり、nチャネルトランジスタ66nのゲート電極とpチャネルトランジスタ66pのゲート電極とを共通に接続するものである。ゲート配線64の側壁部分には、サイドウォール絶縁膜26が形成されている。
ゲート電極64の両側の素子領域60aには、ソース/ドレイン拡散層67a、67bが形成されている。ゲート電極64とソース/ドレイン拡散層67a、67bとによりnチャネルトランジスタ66nが構成されている。
ゲート電極64の両側の素子領域60bには、ソース/ドレイン拡散層68a、68bが形成されている。ゲート電極64とソース/ドレイン拡散層68a、68bとによりpチャネルトランジスタ66pが構成されている。
nチャネルトランジスタ66nとpチャネルトランジスタ66pとが形成された半導体基板14上には、ストッパ膜38が形成されている。ストッパ膜38が形成された半導体基板14上には、層間絶縁膜40が形成されている。
層間絶縁膜40には、nチャネルトランジスタ66nのソース/ドレイン拡散層67a、67bに達するコンタクトホール(開口部)70aが形成されている。コンタクトホール70aは、nチャネルトランジスタ66nのソース/ドレイン拡散層67a、67bのそれぞれに対して、2箇所ずつ形成されている。コンタクトホール70aの径は、例えば100nm×100nmである。
層間絶縁膜40には、pチャネルトランジスタ66pのソース/ドレイン拡散層68a、68bに達するコンタクトホール70bが形成されている。コンタクトホール70bは、pチャネルトランジスタ66pのソース/ドレイン拡散層68a、68bのそれぞれに対して、1箇所ずつ形成されている。
層間絶縁膜40には、素子領域60c、60dに達するコンタクトホール70c、70dがそれぞれ多数形成されている。
層間絶縁膜40には、ゲート配線64に達するコンタクトホール70eが形成されている。
コンタクトホール70a〜70e内には、バリア膜44とタングステン膜46とから成る導体プラグ(コンタクト層)72a〜72eがそれぞれ埋め込まれている。
導体プラグ72a〜72eが埋め込まれた層間絶縁膜40上には、ストッパ膜74が形成されている。
ストッパ膜74上には、層間絶縁膜76が形成されている。
層間絶縁膜76には、導体プラグ72a〜72eを露出する溝状の開口部82a〜82fが形成されている。
溝状の開口部82a〜82f内には、バリア膜80とCu膜81とから成る配線84a〜84fが埋め込まれている。
配線84aは、導体プラグ72cを介して素子領域60cに電気的に接続されている。また、配線84aは、導体プラグ72aを介してnチャネルトランジスタ66nのソース/ドレイン拡散層67aに電気的に接続されている。配線84aは、接地電圧に電気的に接続される。
配線84b〜84dは、導体プラグ72eを介してそれぞれゲート配線64に電気的に接続されている。また、配線84c〜84dは、導体プラグ72aを介してnチャネルトランジスタ66nのソース/ドレイン拡散層67bにそれぞれ電気的に接続されている。また、配線84c〜84dは、導体プラグ72bを介してpチャネルトランジスタ66pのソース/ドレイン拡散層68bにそれぞれ電気的に接続されている。
配線84eは、導体プラグ72aを介してnチャネルトランジスタ66nのソース/ドレイン拡散層67bに電気的に接続されている。また、配線84eは、導体プラグ72bを介してpチャネルトランジスタ66pのソース/ドレイン拡散層68bに電気的に接続されている。
配線84fは、導体プラグ72dを介して素子領域60dに電気的に接続されている。また、配線84fは、導体プラグ72bを介してpチャネルトランジスタ66pのソース/ドレイン拡散層68aに電気的に接続されている。配線84fは、電源電圧に電気的に接続される。
こうして、周辺回路領域12には、nチャネルトランジスタ66nとpチャネルトランジスタ66pとを有するCMOS回路が形成されている。
本実施形態による半導体装置は、ゲート配線24aと、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28と、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層34とが、溝状の開口部42a内に埋め込まれたコンタクト層48aにより接続されており、ゲート配線24bと、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層30と、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層32とが、溝状の開口部42b内に埋め込まれたコンタクト層48bにより接続されていることに主な特徴の一つがある。
提案されている半導体装置では、ゲート配線に達する導体プラグと、ソース/ドレイン拡散層に達する導体プラグと、ソース/ドレイン拡散層に達する導体プラグとを層間絶縁膜に埋め込み、これら導体プラグを電気的に接続する配線を層間絶縁膜上に形成することにより、ゲート配線とソース/ドレイン拡散層とソース/ドレイン拡散層とを電気的に接続していた。また、ゲート配線に達する導体プラグと、ソース/ドレイン拡散層に達する導体プラグと、ソース/ドレイン拡散層に達する導体プラグとを層間絶縁膜に埋め込み、これら導体プラグを電気的に接続する配線を層間絶縁膜上に形成することにより、ゲート配線とソース/ドレイン拡散層とソース/ドレイン拡散層とを電気的に接続していた。提案されている半導体装置では、コンタクトホールの微細化に伴ってコンタクトホールを確実に形成することが困難となり、信頼性や歩留りの低下を招いていた。
これに対し、本実施形態によれば、ゲート配線24aと、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28と、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層34とを一体的に露出する溝状の開口部42a内に、コンタクト層48aが埋め込まれており、コンタクト層48aにより、ゲート配線24aと、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28と、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層34とが接続されている。また、ゲート配線24bと、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層30と、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層32とを一体的に露出する溝状の開口部42b内に、コンタクト層48bが埋め込まれており、コンタクト層48bにより、ゲート配線24bと、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層30と、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層32とが接続されている。本実施形態では、コンタクト層48a、48bを埋め込むための開口部42a、42bが溝状であるため、縦横ともに径の小さい穴状のコンタクトホールを形成する場合と比較して、開口部42a、42bのパターンによるパターン占有率を高くすることができる。このため、パターンを露光する際には、パターン占有率が高い場合に好適である射入射照明を用いることができ、射入射照明の利点を十分に発揮させることができる。このため、本実施形態によれば、コンタクト層48a、48bを埋め込むための溝状の開口部42a、42bを確実に形成することが可能となる。このため、本実施形態によれば、微細化した場合であっても、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、半導体装置を提供することができる。
また、本実施形態による半導体装置は、ロードトランジスタL1、L2のソース/ドレイン拡散層31、29、ドライバトランジスタD1、D2のソース/ドレイン拡散層33、35、トランスファトランジスタT1、T2のゲート電極24c、24d、又は、トランスファトランジスタT1、T2のソース/ドレイン拡散層36、37を露出する溝状の開口部42c〜42j内に、コンタクト層48c〜48jが埋め込まれていることにも主な特徴の一つがある。
コンタクト層48c〜48jを埋め込むための開口部42c〜42jは溝状であるため、微細化した場合であっても、確実に形成することが可能である。このため、本実施形態によれば、微細化した場合であっても、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、半導体装置を提供することができる。
更に、メモリセル領域10においては溝状の開口部42a〜42j内にコンタクト層48a〜48jを埋め込み、周辺回路領域12においては縦横の径が等しい通常のコンタクトホール70a〜70e内にコンタクト層72a〜72eを埋め込むことにより、メモリセル領域10においては高密度化を実現し得るとともに、周辺回路領域12においては高速化を実現することができる。
(評価結果)
本実施形態による半導体装置の評価結果を図6乃至図10を用いて説明する。
図6は、層間絶縁膜にコンタクトホール又は溝状の開口部を形成する際に用いられるマスクパターンを示す平面図である。図6(a)は、提案されている半導体装置を製造する際に用いられるマスクパターンを示す平面図である。図6(a)に示すように、コンタクトホールを形成するためのパターン85aが形成されている。図6(b)は、本実施形態による半導体装置を製造する際に用いられるマスクパターンを示す平面図である。図6(b)に示すように、溝状の開口部を形成するためのパターン85bが形成されている。図7(a)は、A−A′線における光強度のシミュレーション結果を示している。図7(b)は、B−B′線における光強度のシミュレーション結果を示している。図8は、C−C′線における光強度のシミュレーション結果を示している。図7及び図8において、実線は本実施形態による半導体装置の場合を示しており、破線は提案されている半導体装置の場合を示している。また、図7及び図8において、横軸は位置を示しており、縦軸は光強度を示している。シミュレーションを行う際には、スカラーモデルの光強度シミュレータを用いた。シミュレーションの条件は、以下の通りとした。開口数NAは、0.75とした。照明は、2/3輪帯照明とした。σ値は、0.567/0.850とした。
図7及び図8から分かるように、提案されている半導体装置の場合には、光強度が弱く、パターンを確実に分離できるようなコントラストが得られていない。
これに対し、本実施形態による半導体装置の場合には、パターンを確実に分離できる程度の良好なコントラストが得られている。
これらのことから、本実施形態によれば、微細化した場合であっても、コンタクト層を埋め込むための開口部を確実に形成することができ、信頼性の高い半導体装置を提供し得ることが分かる。
図9は、提案されている半導体装置の電子顕微鏡写真を示す平面図である。図9(a)は、コンタクトホールを形成するための開口部をフォトレジスト膜に形成した状態を示している。図9(b)は、図9(a)に示すフォトレジスト膜をマスクとして層間絶縁膜をエッチングし、層間絶縁膜にコンタクトホールを形成した状態を示している。図10は、本実施形態による半導体装置の電子顕微鏡写真を示す平面図である。図10(a)は、溝状の開口部を形成するための開口部をフォトレジスト膜に形成した状態を示している。図10(b)は、図10(a)に示すフォトレジスト膜をマスクとして層間絶縁膜をエッチングし、層間絶縁膜に溝状の開口部を形成した状態を示している。
図9(b)から分かるように、提案されている半導体装置では、コンタクトホールの径に大きなばらつきが生じており、プロセスマージンが十分に確保できていない。しかも、提案されている半導体装置では、径が極めて小さいコンタクトホールが形成されており、未開口になる虞もある。また、このような径の極めて小さいコンタクトホール内に導体プラグを確実に埋め込むのは、極めて困難である。このことから、提案されている半導体装置では、メモリセルを微細化した場合には、信頼性や歩留りの低下を招いてしまうことが分かる。
これに対し、図10(b)から分かるように、本実施形態による半導体装置では、開口部が溝状に安定して形成されており、プロセスマージンを十分に確保することが可能となる。また、本実施形態による半導体装置では、開口部の開口面積が十分に大きく確保されており、開口部内にコンタクト層を確実に埋め込むことが可能となる。これらのことから、本実施形態によれば、メモリセルを微細化した場合であっても、信頼性や歩留りの高い半導体装置を提供し得ることが分かる。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図11乃至図22を用いて説明する。図11は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。図12は、図11に対応するメモリセル領域の平面図である。図13は、図11に対応する周辺回路領域の平面図である。図14は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。図15は、図14に対応するメモリセル領域の平面図である。図16は、図14に対応する周辺回路領域の平面図である。図17は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。図18は、図17に対応するメモリセル領域の平面図である。図19は、図17に対応する周辺回路領域の平面図である。図20は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。図21は、図20に対応するメモリセル領域の平面図である。図22は、図20に対応する周辺回路領域の平面図である。図11、図14、図17の図20の紙面左側は、メモリセルが形成されるメモリセル領域10を示している。図11、図14、図17及び図20の紙面右側は、メモリセル領域の周辺の周辺回路用トランジスタが形成される周辺回路領域12を示している。
まず、図11に示すように、半導体基板14を用意する。半導体基板14としては、例えばp形のシリコン基板を用いる。
次に、半導体基板14上の全面に、例えば熱酸化法により、膜厚5nmのシリコン酸化膜(図示せず)を形成する。
次に、全面に、例えばCVD法により、膜厚80nmのシリコン窒化膜(図示せず)を形成する。こうして、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜より成る積層膜(図示せず)が形成される。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜をパターニングする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、積層膜をエッチングする。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、積層膜をハードマスクとして、半導体基板14をエッチングする。これにより、半導体基板14に、溝15が形成される。溝15の深さは、半導体基板10の表面から300nm程度とする。
次に、全面に、例えば、高密度プラズマCVD法により、膜厚450nmのシリコン酸化膜を形成する。
次に、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing、化学的機械的研磨)法により、積層膜の表面が露出するまでシリコン酸化膜の表面を研磨する。積層膜に含まれるシリコン窒化膜が、研磨を行う際におけるストッパ膜として機能する。これにより、溝15内にシリコン酸化膜より成る素子分離領域20が埋め込まれる。こうして、素子分離領域20により素子領域18a〜18d、60a〜60dが画定される(図12、図13参照)。
次に、例えばウエットエッチングにより、素子領域18、60上に残っている積層膜(図示せず)を除去する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、p形ウェルを形成する領域を露出する開口部(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、半導体基板14内にp形のドーパント不純物を導入する。これにより、図14に示すように、半導体基板14内にp形ウェル16p、58pが形成される。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、n形ウェルを形成する領域を露出する開口部(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、半導体基板14内にn形のドーパント不純物を導入する。これにより、半導体基板14内にn形ウェル16n、58nが形成される。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18b、18d、60aを露出する開口部を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、p形のドーパント不純物を導入する。これにより、素子領域18b、18d、60aにチャネルドープ層(図示せず)が形成される。チャネルドープ層は、閾値電圧を制御するためのものである。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18a、18c、60bを露出する開口部を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとして、n形のドーパント不純物を導入する。これにより、素子領域18a、18c、60bにチャネルドープ層(図示せず)が形成される。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、例えば熱酸化法により、膜厚2nmのゲート絶縁膜22を形成する。
次に、例えばCVD法により、膜厚100nmのポリシリコン膜を形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜をパターニングする。これにより、ゲート配線24a〜24d、64が形成される(図15、図16参照)。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18b、18d、60aを露出する開口部を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜をマスクとして、n形のドーパント不純物を導入する。n形のドーパント不純物としては、As(砒素)を用いる。イオン注入条件は、例えば、加速電圧を1keV、ドーズ量を1.5×1015cm−2とする。これにより、n形の低濃度拡散層(図示せず)が形成される。この後、フォトレジストを剥離する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18a、18c、60bを露出する開口部を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜をマスクとして、p形のドーパント不純物を導入する。p形のドーパント不純物としては、B(ボロン)を用いる。イオン注入条件は、例えば、加速電圧を0.3keV、ドーズ量を1.5×1015cm−2とする。これにより、p形の低濃度拡散層(図示せず)が形成される。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、全面に、例えばCVD法により、膜厚50nmのシリコン酸化膜を形成する。
次に、シリコン酸化膜をエッチバックする。これにより、ゲート配線24、64の側壁部分に、シリコン酸化膜より成るサイドウォール絶縁膜が形成される。この際、露出しているゲート絶縁膜22も、エッチング除去される。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18b、18d、60aを露出する開口部(図示せず)を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜をマスクとして、n形のドーパント不純物を導入する。n形のドーパント不純物としては、P(燐)を用いる。イオン注入条件は、例えば、加速電圧を8keV、ドーズ量を1.2×1016cm−2とする。これにより、n形の高濃度拡散層(図示せず)とn形のゲート電極とが形成される。こうして、n形の低濃度拡散層とn形の高濃度拡散層とにより、n形のソース/ドレイン拡散層32〜37が形成される。この後、フォトレジストを剥離する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、フォトレジスト膜(図示せず)を形成する。
次に、フォトレジスト膜に、素子領域18a、18c、60bを露出する開口部(図示せず)を形成する。
次に、例えばイオン注入法により、フォトレジスト膜をマスクとして、p形のドーパント不純物を導入する。p形のドーパント不純物としては、B(ボロン)を用いる。イオン注入条件は、例えば、加速電圧を4keV、ドーズ量を6×1015cm−2とする。これにより、p形の高濃度拡散層(図示せず)とp形のゲート電極とが形成される。p形の低濃度拡散層とp形の高濃度拡散層とにより、p形のソース/ドレイン拡散層28〜31が形成される。この後、フォトレジスト膜を剥離する。
次に、ドーパント不純物を活性化するためのスパークアニールを行う。熱処理温度は、例えば1000℃とする。
次に、全面に、例えばスパッタ法により、膜厚5nmのコバルト膜(図示せず)を形成する。
次に、CoとSiとを反応させるための熱処理を行う。これにより、ソース/ドレイン拡散層28〜37の露出した表面に、コバルトシリサイドより成るシリサイド膜(図示せず)が形成される。また、ゲート配線24、64の露出した表面に、コバルトシリサイドより成るシリサイド膜(図示せず)が形成される。この後、未反応のコバルト膜を除去する。
次に、図17に示すように、全面に、例えばCVD法により、膜厚100nmのSiNより成るストッパ膜38を形成する。
次に、全面に、例えばプラズマCVD法により、膜厚700nmのSiOより成る層間絶縁膜40を形成する。
次に、例えばCMP法により、層間絶縁膜40の膜厚が例えば400nm程度となるまで、層間絶縁膜40の表面を研磨する。これにより、層間絶縁膜40の表面が平坦化される。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚80nmの反射防止膜(図示せず)を形成する。反射防止膜としては、例えば有機系の材料より成る反射防止膜を用いる。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚250nmのフォトレジスト膜(図示せず)を形成する。フォトレジスト膜としては、例えば、ポジ型のArFエキシマレジストを用いる。
フォトレジスト膜を露光する際には、例えば輪帯照明を用いる。輪帯照明は、照明系の絞りにリング状の開口部が設けられている照明である。具体的には、例えば2/3輪帯照明を用いる。σ値は、例えば0.567/0.850とする。開口数NAは、例えば0.75とする。フォトレジスト膜を露光する際の露光量は、例えば350J/cm程度とする。
フォトレジスト膜を露光する際に用いるレチクルとしては、ArFエキシマレーザリソグラフィ用のハーフトーン型位相シフトマスクを用いる。透過率tは、例えば6%とする。
このようにして、フォトレジスト膜にパターンを露光し、この後、現像を行う。こうして、フォトレジスト膜に、最小寸法が90nm程度の開口部を形成する。
なお、フォトレジスト膜にパターンを露光する際に、コンタクトホール70a〜70eを形成するためのパターンの近傍に、補助パターン(アシストパターン、スキャッタリングバー)を配置するようにしてもよい。補助パターンは、射入射照明を用いて露光する場合に、良好なパターンを形成し得るようにするためのものである。これにより、コンタクトホール70a〜70eを形成するためのパターンを、より良好に形成することが可能となる。
また、フォトレジスト膜に形成した開口部が大きすぎた場合には、有機膜を塗布して熱処理を行うことにより、開口部の内壁に有機膜を付着させ、開口部を小さくするようにしてもよい。このような技術は、シュリンク技術と称され、例えば特開2003−131400号公報に記載されている。
次に、フォトレジスト膜をマスクとし、ストッパ膜38をエッチングストッパとして、層間絶縁膜40をエッチングする。これにより、層間絶縁膜40に、溝状の開口部42a〜42j及びコンタクトホール70a〜70eが形成される。
次に、溝状の開口部42a〜42j内及びコンタクトホール70a〜70e内に露出しているストッパ膜38をエッチング除去する。
こうして、メモリセル領域10に溝状の開口部42a〜42jが形成され、周辺回路領域12にコンタクトホール70a〜72eが形成される(図18、図19参照)。
次に、例えばスパッタ法により、膜厚10nmのTi膜と、膜厚50nmのTiN膜とを順次形成する。これにより、Ti膜とTiN膜とから成るバリア膜44が形成される。
次に、例えばCVD法により、膜厚200nmのタングステン膜46を形成する。
次に、例えばCMP法により、層間絶縁膜40の表面が露出するまで、タングステン膜46、バリア膜44を研磨する。こうして、溝状の開口部42a〜42j内にコンタクト層48a〜48jが埋め込まれる。また、コンタクトホール70a〜70e内に導体プラグ(コンタクト層)72a〜72eが埋め込まれる。
次に、図20に示すように、例えばCVD法により、膜厚30nmのSiCより成るストッパ膜74を形成する。
次に、例えばCVD法により、膜厚200nmのSiOC膜、膜厚30nmのSiC膜、膜厚150nmのシリコン酸化膜、膜厚100nmのシリコン窒化膜、膜厚10nmのシリコン酸化膜を順次形成する。これにより、SiOC膜、SiC膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜より成る層間絶縁膜76が形成される。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚80nmの反射防止膜(図示せず)を形成する。反射防止膜としては、例えば有機系の材料より成る反射防止膜を用いる。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚250nmのフォトレジスト膜(図示せず)を形成する。フォトレジスト膜としては、例えば、ポジ型のArFエキシマレジストを用いる。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜に対して露光・現像を行う。露光・現像を行う際の条件は、例えば、溝状の開口部42a〜42j及びコンタクトホール70a〜70eを形成するためのフォトレジスト膜を露光・現像する際の条件と同様とする。
次に、フォトレジスト膜をマスクとし、ストッパ膜74をエッチングストッパとして、層間絶縁膜76をエッチングする。これにより、層間絶縁膜76に配線50a〜50j、84a〜84fを埋め込むための溝状の開口部78a〜78j、82a〜82fが形成される(図21、図22参照)。
次に、溝状の開口部78a〜78j、82a〜82f内に露出したストッパ膜74をエッチング除去する。
次に、全面に、例えばスパッタ法により、例えばTa(タンタル)より成る膜厚20nmのバリア膜80を形成する。
次に、例えばめっき法により、膜厚1μm程度のCu(銅)膜81を形成する。
次に、例えばCMP法により、層間絶縁膜76の表面が露出するまでCu膜81及びバリア膜80を研磨する。こうして、溝状の開口部78a〜78j、82a〜82f内に、Cu膜81及びバリア膜80より成る配線50a〜50j、84a〜84fがそれぞれ埋め込まれる。
なお、本実施形態では、ゲート配線24aと、ロードトランジスタL2のソース/ドレイン拡散層28と、ドライバトランジスタD2のソース/ドレイン拡散層34とが、層間絶縁膜40に埋め込まれたコンタクト層48aにより接続されており、ゲート配線24bと、ロードトランジスタL1のソース/ドレイン拡散層3と、ドライバトランジスタD1のソース/ドレイン拡散層32とが、層間絶縁膜40に埋め込まれたコンタクト層48bにより接続されているため、層間絶縁膜40上に配線50a、50b等を形成しないことも考えられる。
しかし、このようなコンタクト層48をメモリセル領域10の層間絶縁膜40に埋め込んだ場合であっても、メモリセル領域10の層間絶縁膜40上に配線50を形成することは極めて重要である。本実施形態において、メモリセル領域10の層間絶縁膜40上に配線50を形成するのは、以下のような理由によるものである。
即ち、数十μm□〜数百μm□の領域内において、パターンが存在しない場合、パターン占有率が10〜20%以下である場合、又は、パターン占有率が80%以上である場合には、CMP法により配線材料を研磨すると、基板表面に大きな段差が生じてしまう。このため、周辺回路領域12において層間絶縁膜40上に配線84を形成する一方、メモリセル領域10において層間絶縁膜40上に配線50を形成しない場合には、メモリセル領域10に段差が生じてしまうこととなる。メモリセル領域10に段差が生じてしまうと、後工程で上層配線をパターニングする際、メモリセル領域10と周辺回路領域12の一方において露光する際の焦点が合わなくなってしまう。そうすると、良好な上層配線を形成することが困難となり、半導体装置の信頼性を損ない、また、製造歩留りの低下の要因となってしまう。
本実施形態では、メモリセル領域10の層間絶縁膜40上に配線50を形成するため、CMP法により配線材料を研磨する際に、基板表面に大きな段差が生じてしまうのを防止することができる。従って、本実施形態によれば、高い信頼性を有する半導体装置を高い歩留りで製造することが可能となる。
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による半導体装置及びその製造方法を図23乃至図28を用いて説明する。図23は、本実施形態による半導体装置を示す断面図である。図24は、本実施形態による半導体装置を示す平面図である。図1乃至図22に示す第1実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
(半導体装置)
まず、本実施形態による半導体装置について図23及び図24を用いて説明する。
本実施形態による半導体装置は、メモリセル領域10のみならず、周辺回路領域12においても、層間絶縁膜40に溝状の開口部86a〜86gが形成されており、溝状の開口部86a〜86g内にコンタクト層88a〜88gが埋め込まれていることに主な特徴がある。
まず、メモリセル領域10については、図1及び図2に示す半導体装置と同様であるので説明を省略する。
次に、周辺回路領域12について説明する。
図23及び図24に示すように、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層67a及び素子領域60cを露出する溝状の開口部86aが形成されている。また、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層68a及び素子領域60dを露出する溝状の開口部86bが形成されている。また、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層67bを露出する溝状の開口部86cが形成されている。また、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層68bを露出する溝状の開口部86dが形成されている。また、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層67bを露出する溝状の開口部86eが形成されている。また、層間絶縁膜40には、ソース/ドレイン拡散層68bを露出する溝状の開口部86fが形成されている。また、層間絶縁膜には、ゲート配線64を露出する開口部86gが形成されている。
溝状の開口部86a〜86g内には、バリア膜44とタングステン膜46とから成るコンタクト層88a〜88gが埋め込まれている。
コンタクト層88a〜88gが埋め込まれた層間絶縁膜40上には、ストッパ膜74と層間絶縁膜76とが形成されている。
層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88aを露出する溝状の開口部90aが形成されている。溝状の開口部90aは、コンタクト層88aに沿うように形成されている。また、層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88gを露出する溝状の開口部90bが形成されている。溝状の開口部90bは、コンタクト層88gに沿うように形成されている。また、層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88c、88d、88gを露出する溝状の開口部90cが形成されている。溝状の開口部90cは、コンタクト層88c、88d、88gに沿うように形成されている。また、層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88c、88d、88gを露出する溝状の開口部90dが形成されている。溝状の開口部90dは、コンタクト層88c、88d、88gに沿うように形成されている。また、層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88e、88fを露出する溝状の開口部90eが形成されている。溝状の開口部90eは、コンタクト層88e、88fに沿うように形成されている。また、層間絶縁膜76及びストッパ膜74には、コンタクト層88bを露出する溝状の開口部90fが形成されている。溝状の開口部90fは、コンタクト層88bに沿うように形成されている。
溝状の開口部90a〜90fには、それぞれコンタクト層92a〜92fが埋め込まれている。
こうして本実施形態による半導体装置が構成されている。
本実施形態による半導体装置は、メモリセル領域10のみならず、周辺回路領域12においても、層間絶縁膜40に溝状の開口部86a〜86gが形成されており、溝状の開口部86a〜86g内にコンタクト層88a〜88gが埋め込まれていることに主な特徴がある。コンタクト層88a〜88gを埋め込むための開口部86a〜86gは溝状であるため、微細化した場合であっても確実に形成することが可能である。このため、本実施形態によれば、信頼性や歩留りの低下を招くことなく、周辺回路領域12をも微細化することができる。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法を図25乃至図28を用いて説明する。図25は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。図26は、図25に対応する周辺回路領域の平面図である。図27は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。図28は、図27に対応する周辺回路領域の平面図である。
まず、層間絶縁膜40の表面を平坦化する工程までは、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略する。
次に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚80nmの反射防止膜(図示せず)を形成する。反射防止膜としては、例えば有機系の材料より成る反射防止膜を用いる。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚250nmのフォトレジスト膜(図示せず)を形成する。フォトレジスト膜としては、第1実施形態と同様に、例えば、ポジ型のArFエキシマレジストを用いる。
フォトレジスト膜を露光する際には、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、例えば輪帯照明を用いる。輪対照明としては、例えば2/3輪帯照明を用いる。σ値は、例えば0.567/0.850とする。開口数NAは、例えば0.75とする。フォトレジスト膜を露光する際の露光量は、例えば350J/cm程度とする。
フォトレジスト膜を露光する際に用いるレチクルとしては、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、ArFエキシマレーザリソグラフィ用のハーフトーン型位相シフトマスクを用いる。透過率tは、例えば6%とする。
このようにして、フォトレジスト膜にパターンを露光し、この後、現像を行う。こうして、フォトレジスト膜に、最小寸法が90nm程度の開口部を形成する。
次に、フォトレジスト膜をマスクとし、ストッパ膜38をエッチングストッパとして、層間絶縁膜40をエッチングする。これにより、層間絶縁膜40に、溝状の開口部42a〜42j及び溝状の開口部86a〜86gが形成される(図18、図25、図26参照)。
次に、溝状の開口部42、86内に露出しているストッパ膜38をエッチング除去する。
こうして、メモリセル領域10に溝状の開口部42a〜42jが形成され、周辺回路領域12に溝状の開口部86a〜86gが形成される。
次に、例えばスパッタ法により、膜厚10nmのTi膜と、膜厚50nmのTiN膜とを順次形成する。これにより、Ti膜とTiN膜とから成るバリア膜44が形成される。
次に、例えばCVD法により、膜厚200nmのタングステン膜46を形成する。
次に、例えばCMP法により、層間絶縁膜40の表面が露出するまで、タングステン膜46、バリア膜44を研磨する。こうして、溝状の開口部42a〜42j内にコンタクト層48a〜48jが埋め込まれる。また、溝状の開口部86a〜86g内にコンタクト層88a〜88gが埋め込まれる。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、例えばCVD法により、膜厚30nmのSiCより成るストッパ膜74を形成する(図27参照)。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、例えばCVD法により、膜厚200nmのSiOC膜、膜厚30nmのSiC膜、膜厚150nmのシリコン酸化膜、膜厚100nmのシリコン窒化膜、膜厚10nmのシリコン酸化膜を順次形成する。これにより、SiOC膜、SiC膜、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸化膜より成る層間絶縁膜76が形成される。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚80nmの反射防止膜(図示せず)を形成する。反射防止膜としては、例えば有機系の材料より成る反射防止膜を用いる。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、全面に、例えばスピンコート法により、膜厚250nmのフォトレジスト膜(図示せず)を形成する。フォトレジスト膜としては、例えば、ポジ型のArFエキシマレジストを用いる。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、フォトリソグラフィ技術を用い、フォトレジスト膜に対して露光・現像を行う。露光・現像を行う際の条件は、例えば、溝状の開口部42a〜42j、86a〜86gを形成するためのフォトレジスト膜を露光・現像する際の条件と同様とする。
次に、第1実施形態による半導体装置の製造方法と同様に、フォトレジスト膜をマスクとし、ストッパ膜74をエッチングストッパとして、層間絶縁膜76をエッチングする。これにより、層間絶縁膜76に配線50a〜50j、92a〜92fを埋め込むための溝状の開口部78a〜78j、90a〜90fが形成される(図21、図28参照)。
次に、溝状の開口部78a〜78j、90a〜90f内に露出したストッパ膜74をエッチング除去する。
次に、全面に、例えばスパッタ法により、例えばTa(タンタル)より成る膜厚20nmのバリア膜80を形成する。
次に、例えばめっき法により、膜厚1μm程度のCu(銅)膜81を形成する。
次に、例えばCMP法により、層間絶縁膜76の表面が露出するまでCu膜81及びバリア膜80を研磨する。こうして、溝状の開口部78a〜78j、90a〜90f内に、Cu膜81及びバリア膜80より成る配線50a〜50j、92a〜92fがそれぞれ埋め込まれる。
こうして本実施形態による半導体装置が製造される。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による半導体装置を図29を用いて説明する。図29は、本実施形態による半導体装置を示す平面図である。図1乃至図28に示す第1又は第2実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体装置は、ゲート配線24a、24bの近傍の領域においてゲート配線24a、24bの長手方向に対して斜めにコンタクト層48a、48bが形成されていることに主な特徴がある。
図29に示すように、コンタクト層48aは、ゲート配線24aから離間した領域では、ゲート配線24bに沿うように形成されており、ゲート配線24aの近傍の領域ではゲート配線24a、24bの長手方向に対して斜めに形成されている。
また、コンタクト層48bは、ゲート配線24bから離間した領域ではゲート配線24aに沿うように形成されており、ゲート配線24bの近傍の領域ではゲート配線24a、24bの長手方向に対して斜めに形成されている。
コンタクト層48a〜48jが埋め込まれた層間絶縁膜40上には、第1及び第2実施形態と同様に、ストッパ膜74及び層間絶縁膜76が形成されている(図1参照)。
ストッパ膜74及び層間絶縁膜76には、コンタクト層48a〜48jを露出する溝状の開口部78a〜78jが形成されている。溝状の開口部78a〜78jは、コンタクト層48a〜48jに沿うように形成されている。
溝状の開口部78a〜78jには、配線50a〜50jが埋め込まれている。配線50a〜50jは、コンタクト層48a〜48jに沿うように形成されている。
本実施形態では、ゲート配線24aの近傍の領域においてゲート配線24aの長手方向に対して斜めにコンタクト層48aが形成されているため、パターンを形成する際に位置ずれが生じた場合であっても、ゲート配線24aとソース/ドレイン拡散層28とソース/ドレイン拡散層29とを、コンタクト層48aにより確実に接続することができる。また、ゲート配線24bの近傍の領域においてゲート配線24bの長手方向に対して斜めにコンタクト層48bが形成されているため、パターンを形成する際に位置ずれが生じた場合であっても、ゲート配線24bとソース/ドレイン拡散層30とソース/ドレイン拡散層32とを、コンタクト層48bにより確実に接続することができる。また、ゲート配線24a、24bを形成する際に、ゲート配線24a、24bのパターンの先端が後退してしまった場合であっても、ゲート配線24aとソース/ドレイン拡散層28とソース/ドレイン拡散層34とを確実に接続することが可能となり、また、ゲート配線24bとソース/ドレイン拡散層30とソース/ドレイン拡散層32とを確実に接続することが可能となる。従って、本実施形態によれば、より高い歩留りで信頼性の高い半導体装置を提供することが可能となる。
(変形例)
次に、本実施形態による半導体装置の変形例を図32を用いて説明する。図32は、本変形例による半導体装置を示す平面図である。
本変形例による半導体装置は、コンタクト層48a、48bがゲート配線24a、24bの近傍の領域においてゲート配線24a、24bの長手方向に対して斜めに形成されている一方、配線50a、50bはゲート配線24a、24bと平行に直線状に形成されていることに主な特徴がある。
図30に示すように、配線50a、50bは、ゲート配線24a、24bと平行に直線状に形成されている。
本変形例によれば、配線50a、50bを直線状に形成しているため、配線50a、50bをパターニングするためのフォトマスクを作製するのが容易化される。このため、本実施形態によれば、低コスト化に寄与することができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による半導体装置を図31を用いて説明する。図31は、本実施形態による半導体装置を示す平面図である。図1乃至図30に示す第1乃至第3実施形態による半導体装置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体装置は、下層配線を露出する溝状の開口部内にコンタクト層が埋め込まれており、下層配線と上層配線とが溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層により接続されていることに主な特徴がある。
下層配線94上には、図示しない層間絶縁膜が形成されている。
層間絶縁膜には、下層配線94を露出する溝状の開口部96が形成されている。溝状の開口部96は、下層配線94に沿うように形成されている。溝状の開口部96は、下層配線94が形成されている領域からはみ出していてもよい。溝状の開口部96内にはコンタクト層98が埋め込まれている。
コンタクト層98が埋め込まれた層間絶縁膜(図示せず)上には、上層配線99が形成されている。
こうして本実施形態による半導体装置が構成されている。
このように、下層配線94を露出する溝状の開口部96内にコンタクト層98を埋め込み、下層配線96と上層配線99とを、溝状の開口部96内に埋め込まれたコンタクト層98により接続してもよい。上述したように、溝状の開口部96は、微細化した場合であっても確実に形成することが可能であり、溝状の開口部96内には確実にコンタクト層98を埋め込むことができる。従って、本実施形態によれば、信頼性や歩留りを低下させることなく、半導体装置を微細化することができる。
(変形例)
次に、本実施形態による半導体装置の変形例を図32を用いて説明する。図32は、本変形例による半導体装置を示す平面図である。
本変形例による半導体装置は、より広い領域に溝状の開口部96を形成することにより、溝状の開口部96によるパターンの占有率を向上していることに主な特徴がある。
図32に示すように、本変形例では、図31に示す半導体装置と比較して、溝状の開口部96の長さが長くなっている。また、下層配線94と上層配線99とを接続しない箇所にも、溝状の開口部96が形成されており、その溝状の開口部96内にコンタクト層98が埋め込まれている。
こうして本変形例による半導体装置が構成されている。
本変形例によれば、溝状の開口部96によるパターンの占有率が向上されているため、溝状の開口部96のパターンを露光する際に、良好なパターンを形成することができる。また、CMP法により溝状の開口部96内にコンタクト層98を埋め込む際に、基板表面に大きな段差が生じるのを防止することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、SRAMを例に説明したが、本発明の原理はSRAMに限定されるものではなく、あらゆる半導体装置に適用することができる。
(付記1) 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成され、ゲート電極を含むゲート配線と、
前記半導体基板上に、前記ゲート配線の端部に近接して形成された第1のソース/ドレイン拡散層と、
前記半導体基板上に、前記ゲート配線と前記第1のソース/ドレイン拡散層とから離間して形成された第2のソース/ドレイン拡散層と、
前記ゲート配線、前記第1のソース/ドレイン拡散層、及び前記第2のソース/ドレイン拡散層上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第1のソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、
前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層と
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2) 付記1記載の半導体装置において、
前記ゲート電極は、前記半導体基板上に形成された第1のトランジスタのゲート電極であり
前記第1のソース/ドレイン拡散層は、前記半導体基板上に形成された第2のトランジスタのソース/ドレイン拡散層であり、
前記第2のソース/ドレイン拡散層は、前記半導体基板上に形成された第3のトランジスタのソース/ドレイン拡散層である
ことを特徴とする半導体装置。
(付記3) 第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置であって、
半導体基板上に形成され、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含むゲート配線と、
前記ゲート配線上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、
前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層と
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記4) 付記3記載の半導体装置において、
前記コンタクト層上に、前記コンタクト層に沿うように形成された配線を更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記5) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記半導体基板上に形成され、前記第2のロードトランジスタのゲート電極と前記第2のドライバトランジスタのゲート電極とを含む他のゲート配線を更に有し、
前記絶縁膜には、前記他のゲート配線と、前記第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第1のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の他の開口部が形成されており、
前記他の開口部内に他のコンタクト層が埋め込まれている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記6) 付記5記載の半導体装置において、
前記他のコンタクト層上に、前記他のコンタクト層に沿うように形成された他の配線を更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記7) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記メモリセルが形成されたメモリセル領域の周辺の前記半導体基板上に形成された周辺回路用トランジスタを更に有し、
前記絶縁膜には、前記周辺回路用トランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン拡散層を露出する他の開口部が形成されており、
前記他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記8) 付記7記載の半導体装置において、
前記絶縁膜上に形成され、前記他のコンタクト層に接続された他の配線を更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記9) 付記7記載の半導体装置において、
前記他の開口部は、溝状に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記10) 付記9記載の半導体装置において、
前記他のコンタクト層上に、前記他のコンタクト層に沿うように形成された他の配線を更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記11) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記絶縁膜には、前記第1のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の他方を露出する溝状の他の開口部が形成されており、
前記他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記12) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記絶縁膜には、前記第1のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の他方を露出する溝状の他の開口部が形成されており、
前記他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記13) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記メモリセルは、前記第1のインバータと前記第2のインバータとを制御するトランスファトランジスタを更に有し、
前記絶縁膜には、前記トランスファトランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン拡散層を露出する溝状の他の開口部が形成されており、
前記他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記14) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記開口部は、前記ゲート配線から離間した領域では、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含む他のゲート配線に沿って形成されており、前記ゲート配線の近傍の領域では、前記ゲート配線の長手方向に対して斜めに形成されている
ことを特徴とする半導体装置。
(付記15) 付記3又は4記載の半導体装置において、
前記半導体基板の上方に形成された他の配線と、
前記他の配線上に形成され、前記他の配線を露出する溝状の他の開口部が形成された他の絶縁膜と、
前記他の開口部内に埋め込まれた他のコンタクト層と、
前記他の絶縁膜上に形成され、前記他のコンタクト層に接続された更に他の配線とを更に有する
ことを特徴とする半導体装置。
(付記16) 第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置の製造方法であって、
半導体基板上に、第1のロードトランジスタのゲート電極と第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第1のゲート配線と;第2のロードトランジスタのゲート電極と第2のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第2のゲート配線とを形成する工程と、
前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に、ソース/ドレイン拡散層をそれぞれ形成する工程と、
前記半導体基板上、前記第1のゲート配線上及び前記第2のゲート配線上に、絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜に、前記第1のゲート配線と、前記第2のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第1の開口部を形成するとともに;前記第2のゲート配線と、前記第1のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第1のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第2の開口部を形成する工程と、
前記第1の開口部内及び前記第2の開口部内に、それぞれコンタクト層を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記17) 付記16記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のゲート配線と前記第2のゲート配線とを形成する工程では、メモリセルが形成されるメモリセル領域の周辺の前記半導体基板上に、周辺回路用トランジスタのゲート電極を更に形成し、
前記ソース/ドレイン拡散層を形成する工程では、前記周辺回路用トランジスタの前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に、前記周辺回路用トランジスタのソース/ドレイン拡散層を更に形成し、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを形成する工程では、前記絶縁膜に、前記周辺回路用トランジスタの前記ゲート電極を露出する第3の開口部と、前記周辺回路用トランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層を露出する第4の開口部とを更に形成し、
前記コンタクト層を埋め込む工程では、前記第3の開口部内及び前記第4の開口部内に、それぞれ他のコンタクト層を更に埋め込む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記18) 付記17記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを形成する工程では、前記第3の開口部と前記第4の開口部とを溝状に形成する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記19) 付記17又は18記載の半導体製造装置において、
前記コンタクト層を埋め込む工程の後に、前記絶縁膜上に他の絶縁膜を形成する工程と;前記他の絶縁膜に、前記コンタクト層を露出し、前記コンタクト層に沿うようにそれぞれ形成された溝状の第5の開口部と;前記他のコンタクト層をそれぞれ露出する溝状の第6の開口部とを形成する工程と;前記第5の開口部内及び前記第6の開口部内に、それぞれ配線を埋め込む工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
本発明の第1実施形態による半導体装置を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置のメモリセル領域を示す平面図(その1)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置のメモリセル領域を示す平面図(その2)である。 本発明の第1実施形態による半導体装置を示す回路図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の周辺回路領域を示す平面図である。 層間絶縁膜にコンタクトホール又は溝状の開口部を形成する際に用いられるマスクパターンを示す平面図である。 光強度のシミュレーション結果を示す図(その1)である。 光強度のシミュレーション結果を示す図(その2)である。 提案されている半導体装置の電子顕微鏡写真を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の電子顕微鏡写真を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図11に対応するメモリセル領域の平面図である。 図11に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図14に対応するメモリセル領域の平面図である。 図14に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。 図17に対応するメモリセル領域の平面図である。 図17に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第1実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図(その4)である。 図20に対応するメモリセル領域の平面図である。 図20に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置を示す断面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 図25に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第2実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 図27に対応する周辺回路領域の平面図である。 本発明の第3実施形態による半導体装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の変形例による半導体装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態による半導体装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態の変形例による半導体装置を示す平面図である。 提案されているSRAMを示す断面図である。 提案されているSRAMのパターンを示す平面図である。
符号の説明
10…メモリセル領域
12…周辺回路領域
14…半導体基板
15…溝
16p…p形ウェル
16n…n形ウェル
18a〜18d…素子領域
20…素子分離領域
22…ゲート絶縁膜
24a〜24d…ゲート配線
26…サイドウォール絶縁膜
28〜37…ソース/ドレイン拡散層
38…ストッパ膜
40…層間絶縁膜
42a〜42j…開口部
44…バリア膜
46…タングステン膜
48a〜48j…コンタクト層
50a〜50j…配線
52a、52b…インバータ
54…フリップフロップ回路
56…メモリセル
58p…p形ウェル
58n…n形ウェル
60a〜60d…素子領域
64…ゲート配線
66p…pチャネルトランジスタ
66n…nチャネルトランジスタ
67a、67b…ソース/ドレイン拡散層
68a、68b…ソース/ドレイン拡散層
70a〜70e…コンタクトホール
72a〜72e…導体プラグ
74…ストッパ膜
76…層間絶縁膜
78a〜78j…開口部
80…バリア膜
81…Cu膜
82a〜82f…開口部
84a〜84f…配線
85a、85b…パターン
86a〜86g…開口部
88a〜88g…コンタクト層
90a〜90f…開口部
92a〜92f…配線
94…下層配線
96…開口部
98…コンタクト層
99…上層配線
114…半導体基板
116p…p形ウェル
116n…n形ウェル
118a〜118d…素子領域
120…素子分離領域
122…ゲート絶縁膜
124a〜124d…ゲート配線
126…サイドウォール絶縁膜
128〜137…ソース/ドレイン拡散層
138…ストッパ膜
140…層間絶縁膜
142…コンタクトホール
144…バリア膜
146…タングステン膜
148、148a、148b…導体プラグ
150…配線
174…ストッパ膜
176…層間絶縁膜
178…開口部
180…バリア膜
181…Cu膜

Claims (10)

  1. 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して形成され、ゲート電極を含むゲート配線と、
    前記半導体基板上に、前記ゲート配線の端部に近接して形成された第1のソース/ドレイン拡散層と、
    前記半導体基板上に、前記ゲート配線と前記第1のソース/ドレイン拡散層とから離間して形成された第2のソース/ドレイン拡散層と、
    前記ゲート配線、前記第1のソース/ドレイン拡散層、及び前記第2のソース/ドレイン拡散層上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第1のソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、
    前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置であって、
    半導体基板上に形成され、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含むゲート配線と、
    前記ゲート配線上に形成された絶縁膜であって、前記ゲート配線と、前記第2のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の開口部が形成された絶縁膜と、
    前記溝状の開口部内に埋め込まれたコンタクト層と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記コンタクト層上に、前記コンタクト層に沿うように形成された配線を更に有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項2又は3記載の半導体装置において、
    前記半導体基板上に形成され、前記第2のロードトランジスタのゲート電極と前記第2のドライバトランジスタのゲート電極とを含む他のゲート配線を更に有し、
    前記絶縁膜には、前記他のゲート配線と、前記第1のロードトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第1のドライバトランジスタのソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の他の開口部が形成されており、
    前記他の開口部内に他のコンタクト層が埋め込まれている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項2又は3記載の半導体装置において、
    前記メモリセルが形成されたメモリセル領域の周辺の前記半導体基板上に形成された周辺回路用トランジスタを更に有し、
    前記絶縁膜には、前記周辺回路用トランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン拡散層を露出する他の開口部が形成されており、
    前記他の開口部内に、他のコンタクト層が埋め込まれている
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜上に形成され、前記他のコンタクト層に接続された他の配線を更に有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記他の開口部は、溝状に形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項2又は3記載の半導体装置において、
    前記開口部は、前記ゲート配線から離間した領域では、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含む他のゲート配線に沿って形成されており、前記ゲート配線の近傍の領域では、前記ゲート配線の長手方向に対して斜めに形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項2又は3記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の上方に形成された他の配線と、
    前記他の配線上に形成され、前記他の配線を露出する溝状の他の開口部が形成された他の絶縁膜と、
    前記他の開口部内に埋め込まれた他のコンタクト層と、
    前記他の絶縁膜上に形成され、前記他のコンタクト層に接続された更に他の配線とを更に有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 第1のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタより成る第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより成る第2のインバータとを有するメモリセルを有する半導体装置の製造方法であって、
    半導体基板上に、第1のロードトランジスタのゲート電極と第1のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第1のゲート配線と;第2のロードトランジスタのゲート電極と第2のドライバトランジスタのゲート電極とを含む第2のゲート配線とを形成する工程と、
    前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に、ソース/ドレイン拡散層をそれぞれ形成する工程と、
    前記半導体基板上、前記第1のゲート配線上及び前記第2のゲート配線上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に、前記第1のゲート配線と、前記第2のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第2のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第1の開口部を形成するとともに;前記第2のゲート配線と、前記第1のロードトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方と、前記第1のドライバトランジスタの前記ソース/ドレイン拡散層の一方とを一体的に露出する溝状の第2の開口部を形成する工程と、
    前記第1の開口部内及び前記第2の開口部内に、それぞれコンタクト層を埋め込む工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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