JP2001093974A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001093974A
JP2001093974A JP26641399A JP26641399A JP2001093974A JP 2001093974 A JP2001093974 A JP 2001093974A JP 26641399 A JP26641399 A JP 26641399A JP 26641399 A JP26641399 A JP 26641399A JP 2001093974 A JP2001093974 A JP 2001093974A
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hole
opening
pattern
connection hole
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JP26641399A
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Seiji Shibata
清司 柴田
Tatsu Shimizu
竜 清水
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続孔配線の線幅が増加するのを防止すること
ができるとともに、接続部分の抵抗を低減することが可
能な半導体装置を提供する。 【解決手段】この半導体装置では、隣接するコンタクト
ホールが互いに接続されているとともに、その隣接する
コンタクトホール内に形成された隣接する接続孔配線2
a(2b)同士が互いに接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、特に、開口部を有する半導体装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板(下層配線)と配線
(上層配線)とをコンタクトホール(ビアホール)など
の開口部を介して接続する構造が知られている。
【0003】図7は、従来の単一のコンタクトホールを
介して半導体基板と配線とを接続する構造を示した斜視
図であり、図8は、従来の単一のビアホールを介して下
層配線と上層配線とを接続する構造を示した斜視図であ
る。
【0004】まず、図7に示す従来の構造では、半導体
基板11の表面に形成された不純物領域などの一方の導
電領域と、配線13aとが、層間絶縁膜(図示せず)の
単一のコンタクトホール内に埋め込まれた接続孔配線1
2aを介して電気的に接続されている。また、半導体基
板11の表面に形成された不純物領域などの他方の導電
領域と、配線13bとが、層間絶縁膜(図示せず)の単
一のコンタクトホール内に埋め込まれた接続孔配線12
bを介して電気的に接続されている。接続孔配線12a
と接続孔配線12bとは、間隔14を隔てて形成されて
いる。
【0005】また、図8に示す従来の構造では、半導体
基板11上に形成された下層配線14aと、上層配線1
6aとが、層間絶縁膜(図示せず)の単一のビアホール
内に埋め込まれた接続孔配線15aを介して電気的に接
続されている。また、半導体基板11上に形成された下
層配線14bと、上層配線16bとが、層間絶縁膜(図
示せず)の単一のビアホール内に埋め込まれた接続孔配
線15bを介して電気的に接続されている。接続孔配線
15aと接続孔配線15bとは、間隔14を隔てて形成
されている。
【0006】図7および図8に示すように、従来では、
隣接するコンタクトホールあるいはビアホールがつなが
らないように所定の間隔14を隔ててレイアウトしてい
る。これは、たとえば、図7に示す構造の場合に、隣接
するコンタクトホールがつながると、半導体基板11の
一方の導電領域と他方の導電領域とが電気的にショート
するからである。
【0007】従来、このようなレイアウトルールは、複
数のコンタクトホールまたはビアホールを介して、それ
ぞれ半導体基板と配線あるいは下層配線と上層配線を接
続する場合についても適用されていた。図9は、従来の
複数のコンタクトホールを介して半導体基板と配線とを
接続する構造を示した斜視図であり、図10は、従来の
複数のビアホールを介して下層配線と上層配線とを接続
する構造を示した斜視図である。
【0008】図9に示す従来の構造では、半導体基板1
1の表面に形成された不純物領域などの一方の導電領域
と、配線18aとが、層間絶縁膜(図示せず)の複数の
コンタクトホール内に埋め込まれた複数の接続孔配線1
7aを介して電気的に接続されている。また、半導体基
板11の表面に形成された不純物領域などの他方の導電
領域と、配線18bとが、層間絶縁膜(図示せず)の複
数のコンタクトホール内に埋め込まれた複数の接続孔配
線17bを介して電気的に接続されている。隣接する接
続孔配線17aは、間隔22を隔てて形成されており、
隣接する接続孔配線17bは、間隔22を隔てて形成さ
れている。
【0009】また、図10に示す従来の構造では、半導
体基板11上に形成された下層配線19aと、上層配線
21aとが、層間絶縁膜(図示せず)の複数のビアホー
ル内に埋め込まれた複数の接続孔配線20aを介して電
気的に接続されている。また、半導体基板11上に形成
された下層配線19bと、上層配線21bとが、層間絶
縁膜(図示せず)の複数のビアホール内に埋め込まれた
複数の接続孔配線15bを介して電気的に接続されてい
る。隣接する接続孔配線20aは、間隔22を隔てて形
成されており、隣接する接続孔配線20bは、間隔22
を隔てて形成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9お
よび図10に示す従来の構造では、複数のコンタクトホ
ールまたはビアホールが、加工上つながらないような間
隔22を持って、それぞれ基板11と配線18a(18
b)あるいは下層配線19a(19b)と上層配線21
a(21b)を接続しているため、間隔22の分だけ接
続面積が制限され、それに応じて接続抵抗も増加すると
いう問題点があった。
【0011】そこで、従来、同一平面積内での接続面積
を大きくし十分な接続抵抗を確保するために、ラインパ
ターンを用いて接続する方法が提案されている。図11
は、従来のラインパターンを用いて半導体基板と配線と
を接続する構造を示した斜視図であり、図12は、従来
のラインパターンを用いて下層配線と上層配線とを接続
する構造を示した斜視図である。
【0012】図11に示す従来の構造では、半導体基板
11の表面に形成された不純物領域などの一方の導電領
域と、配線24aとが、層間絶縁膜(図示せず)のライ
ンパターン内に埋め込まれた接続孔配線23aを介して
電気的に接続されている。また、半導体基板11の表面
に形成された不純物領域などの他方の導電領域と、配線
24bとが、層間絶縁膜(図示せず)のラインパターン
内に埋め込まれた接続孔配線23bを介して電気的に接
続されている。
【0013】また、図12に示す従来の構造では、半導
体基板11上に形成された下層配線25aと、上層配線
27aとが、層間絶縁膜(図示せず)のラインパターン
内に埋め込まれた接続孔配線26aを介して電気的に接
続されている。また、半導体基板11上に形成された下
層配線25bと上層配線27bとが、層間絶縁膜(図示
せず)のラインパターン内に埋め込まれた複数の接続孔
配線26bを介して電気的に接続されている。
【0014】しかし、図11および図12に示すような
ラインパターン内の接続孔配線23a(23b)、26
a(26b)を用いて接続する場合には、以下のような
問題がある。すなわち、ラインパターンとホールパター
ンとが共存するレイヤーにおいては、同一のフォトマス
クにラインパターンとホールパターンとが混在する。こ
の場合、同一サイズのラインパターンとホールパターン
とは同一露光条件にも関わらず著しい線幅差が発生す
る。このため、ラインパターンの接続箇所以外に存在す
るホールパターンをマスク寸法どおりに加工すると、ラ
インパターンはマスク寸法より著しく線幅が大きく加工
されるという不都合が生じる。
【0015】このように、ラインパターンの線幅が大き
くなると、たとえば、図11に示す構造では、本来接続
すべき半導体基板11の一方の導電領域と、それに隣接
する半導体基板11の他方の導電領域とがラインパター
ン内の接続孔配線23aによって接続される。その結
果、半導体基板11の一方の導電領域と他方の導電領域
とが電気的にショートするという問題点が新たに発生す
る。
【0016】これに対して、同一のフォトマスク上で、
ホールパターンのマスク寸法はそのままでラインパター
ンのみマスク寸法を小さくすると、露光の際に焦点が変
動した場合の線幅変動が顕著になりやすく、焦点変動に
よる余裕度が小さくなる。このため、ラインパターンの
加工マージン(加工の余裕度)が小さくなってしまう。
その結果、製造プロセス上、ラインパターンの加工が困
難になるという問題点がある。そのため、ラインパター
ンとホールパターンとが共存するフォトマスクにおい
て、ラインパターンのみマスク寸法を小さくするのは困
難である。
【0017】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の1つの目的は、
接続孔配線の線幅が増加するのを防止するとともに、接
続部分の抵抗を低減することが可能な半導体装置を提供
することである。
【0018】この発明のもう1つの目的は、接続孔配線
の線幅が増加するのを防止するとともに、接続部分の抵
抗を低減することが可能な半導体装置を容易に製造する
ことである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置は、層間絶縁膜と、第1配線と、第2配線とを備え
ている。層間絶縁膜は、第1導電層上に形成されてお
り、第1導電層に達するとともに端部が互いに接続され
た第1開口部と第2開口部とを有する。第1配線は、第
1開口部内に埋め込まれている。第2配線は、第2開口
部内に埋め込まれており、第1配線と接続されている。
なお、本発明の第1導電層は、半導体基板、絶縁基板上
に形成された半導体薄膜、および、配線などを含む広い
概念である。
【0020】請求項1では、上記のように、第1開口部
と第2開口部との端部を互いに接続するとともに、第1
配線と第2配線とを互いに接続することによって、第1
配線と第2配線とが所定の間隔を隔てて形成されている
場合に比べて、同一平面積内における第1および第2配
線と第1導電層との接続面積を増加させることができ
る。それにより、接続抵抗を低減することができる。ま
た、互いに接続された第1および第2開口部は、従来の
ホールパターン形成用のフォトマスクの隣接するホール
パターン間隔を狭めるだけで容易に形成することができ
る。この場合に、従来のホールパターン形成用のフォト
マスクのホールパターン間隔を適切に調節すれば、第1
および第2開口部の線幅が増加するのを容易に防止する
ことができ、その結果、第1および第2配線の線幅が増
加するのを防止することができる。このように、請求項
1では、第1および第2配線の線幅の増加を防止するこ
とができるとともに、接続部分の抵抗を低減することが
可能な半導体装置を提供することができる。
【0021】請求項2における半導体装置は、請求項1
の構成において、第1配線と第2配線との接続部分の線
幅は、第1配線および第2配線の最大線幅よりも小さ
い。請求項2では、このように構成することにより、第
1配線と第2配線とが接続された場合にも、第1配線と
第2配線との接続部分の線幅が第1および第2配線の最
大線幅よりも大きくなることがない。これにより、第1
および第2配線の線幅が増加するのを有効に防止するこ
とができる。
【0022】請求項3による半導体装置の製造方法は、
第1導電層上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁
膜上に感光性樹脂を形成する工程と、感光性樹脂を現像
することにより、端部が互いに接続された第1開口パタ
ーンおよび第2開口パターンを形成する工程と、第1開
口パターンおよび第2開口パターンをマスクとして、層
間絶縁膜をエッチングすることにより、層間絶縁膜に、
端部が互いに接続された第1開口部および第2開口部を
形成する工程と、第1開口部および第2開口部をそれぞ
れ埋め込むように第1配線および第2配線を形成する工
程とを備えている。
【0023】請求項3では、上記のように、端部が互い
に接続された第1および第2開口部を形成するととも
に、第1および第2開口部をそれぞれ埋め込むように第
1配線および第2配線を形成することにより、端部が互
いに接続された第1および第2配線を容易に形成するこ
とができる。それにより、同一平面積内における第1お
よび第2配線と第1導電層との接続面積を増加させるこ
とができる。その結果、接続抵抗を低減することができ
る。また、第1開口部と第2開口部との端部を接続する
のは、従来の複数のホールパターンを有するフォトマス
クの隣接するホールパターン間隔を狭めることにより容
易に行うことができる。この場合、従来のホールパター
ン形成用のフォトマスクのホールパターン間隔を適切に
調節すれば、第1および第2開口部の線幅が増加するの
を容易に防止することができ、その結果、第1および第
2配線の線幅が増加するのを防止することができる。こ
のように、請求項3では、第1および第2配線の線幅の
増加を防止することができるとともに、接続部分の抵抗
を低減することが可能な半導体装置を容易に製造するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による半導体装置を示した斜視図である。
【0026】まず、図1を参照して、実施の形態1によ
る半導体装置では、半導体基板1の表面に形成された不
純物領域などの一方の導電領域と、配線3aとが、層間
絶縁膜(図示せず)の複数のコンタクトホール内に埋め
込まれた複数の接続孔配線2aを介して電気的に接続さ
れている。また、半導体基板1の表面に形成された不純
物領域などの他方の導電領域と、配線3bとが、層間絶
縁膜(図示せず)の複数のコンタクトホール内に埋め込
まれた複数の接続孔配線2bを介して電気的に接続され
ている。
【0027】また、隣接する接続孔配線2aに対応する
隣接するコンタクトホール(図示せず)が互いに接続さ
れているとともに、隣接する接続孔配線2aも互いに端
部が接続されている。また、隣接する接続孔配線2bに
対応する隣接するコンタクトホール(図示せず)が互い
に接続されているとともに、隣接する接続孔配線2b
も、互いに端部が接続されている。また、隣接する接続
孔配線2aの接続部分の線幅は、接続孔配線2aの最大
線幅よりも小さく、隣接する接続孔配線2bの接続部分
の線幅は、接続孔配線2bの最大線幅よりも小さい。ま
た、互いに接続された接続孔配線2a同士および2b同
士は、それぞれ、平面的にみると団子形状を有してい
る。
【0028】なお、上記半導体基板1が本発明の「第1
導電層」に相当し、隣接する2つのコンタクトホールが
本発明の「第1開口部および第2開口部」に相当する。
また、隣接する2つの接続孔配線2aは本発明の「第1
配線および第2配線」に相当し、隣接する2つの接続孔
配線2bも本発明の「第1配線および第2配線」に相当
する。
【0029】実施の形態1では、上記のように、隣接す
るコンタクトホールを互いに接続するとともに、隣接す
る接続孔配線2a同士および隣接する接続孔配線2b同
士を互いに接続することによって、隣接する接続孔配線
2a同士および2b同士がそれぞれ所定の間隔を隔てて
形成されている場合に比べて、同一平面積内における接
続孔配線2a(2b)と半導体基板1との接続面積を増
加させることができる。それにより、接続抵抗を低減す
ることができる。
【0030】また、隣接するコンタクトホールを接続す
るのは、従来の複数のホールパターンを有するフォトマ
スクの隣接するホールパターン間隔を狭めることにより
容易に行うことができる。この場合に、従来のホールパ
ターン形成用のフォトマスクのホールパターン間隔を適
切に調節すれば、接続されたコンタクトホールの線幅が
増加するのを容易に防止することができ、その結果、接
続孔配線2a(2b)の線幅が増加するのを有効に防止
することができる。なお、ホールパターン間隔の適切な
調節(レイアウト)については後述する。
【0031】このように、実施の形態1では、接続孔配
線の線幅の増加を防止することができるとともに、接続
部分の抵抗を低減することができる。
【0032】図2は、実施の形態1の互いに接続された
コンタクトホールを形成するためのフォトマスクのレイ
アウトを示した平面図である。図2を参照して、複数の
コンタクトホールを形成するためのホールパターン10
1,102および103は、ホールサイズL1とホール
間の間隔L2との比(L2/L1)が0より大きく、か
つ、約0.6以下になるように設置されている。
【0033】このL2/L1の範囲(0<L2/L1≦
約0.6)は、以下のような根拠を有する。
【0034】図3は、フォトマスク上におけるホール間
隔とホールサイズとの比と、ウェハ上におけるホール間
隔とホールサイズとの比との関係を示した相関図であ
る。図3を参照して、フォトマスク上におけるホール間
隔とホールサイズとの比(L2/L1)が1.5より大
きい領域においては、フォトマスク上のホールサイズが
ほぼ忠実にウェハ上のホールサイズとして転写される。
【0035】ところが、フォトマスク上における比(L
2/L1)が1.5以下の領域では、フォトマスク上に
おける比に対してウェハ上における比が小さくなる。そ
して、フォトマスク上における比(L2/L1)が約
0.6になると、ウェハ上における比が0になり、ウェ
ハ上では隣接するホールがつながる。したがって、ウェ
ハ上で隣接するホール(コンタクトホール、ビアホー
ル)を接続するためには、フォトマスク上のホールサイ
ズL1とホール間の間隔L2との比(L2/L1)が約
0.6以下になるように、ホールパターン101、10
2および103(図2参照)をレイアウトする必要があ
る。
【0036】また、フォトマスク上における比(L2/
L1)が0になると、フォトマスク上のホールパターン
101、102および103(図2参照)がつながって
従来のフォトマスク上のラインパターンと同じになる。
この場合に、このようなフォトマスクのホールパターン
101、102および103を用いてコンタクトホール
を形成すると、従来のホールパターンとラインパターン
とが混在するフォトマスクと同様、ラインパターン(コ
ンタクトホール)の線幅の増加を招くことになる。した
がって、フォトマスク上のホールパターン101、10
2および103はつながらないようにする必要があり、
このため、L2/L1は、0より大きくする必要があ
る。このように、L2/L1を、0より大きくすること
により、従来のホールパターンとラインパターンとが混
在する場合と比較して、線幅の増加を低減または防止す
ることができる。
【0037】このような理由から、フォトマスク上にお
けるホールサイズL1とホール間の間隔L2との比(L
2/L1)は、0よりも大きく、かつ、約0.6以下に
なるように設定されている。
【0038】なお、線幅の増加を完全に防止するために
は、フォトマスク上における比(L2/L1)を、ウェ
ハ上の隣接するコンタクトホールの接続部分の線幅がそ
のコンタクトホールの最大線幅と同じかまたはそれより
も小さくなるような比(たとえば0.2)よりも大きく
なるように設定すればよい。このように、フォトマスク
上におけるホールパターンの間隔を適切に調節すること
により、線幅が増加するのを完全に防止することができ
る。
【0039】図4および図5は、図1に示した実施の形
態1による半導体装置の製造プロセスを説明するための
斜視図である。
【0040】実施の形態1による半導体装置の製造プロ
セスとしては、まず、図4に示すように、半導体基板1
上に層間絶縁膜4を形成した後、その層間絶縁膜4上に
レジスト膜5を形成する。そして、図2に示したような
L2/L1が所定の値に設定されたフォトマスクを用い
てレジスト膜5を露光した後、現像することにより、図
4に示されるような開口パターン101a、102aお
よび103aを有するレジスト膜5が形成される。
【0041】ここで、開口パターン101aの端部と開
口パターン102aの端部とは互いに接続されており、
開口パターン102aの端部と開口パターン103aの
端部とは互いに接続されている。また、開口パターン1
01aと102aとの接続部分の線幅W2は、開口パタ
ーン101aの最大線幅W1よりも小さい。このため、
開口パターン101a、102aおよび103aは、上
からみると団子形状を有している。このように構成する
ことにより、開口パターン101a、102aおよび1
03aの端部が互いに接続されていても、その接続部分
の線幅が開口パターン101aの最大線幅W1よりも大
きくなることがなく、それにより、開口パターン101
a、102aおよび103aの線幅が増加するのを有効
に防止することができる。
【0042】このような開口パターン101a、102
aおよび103aを有するレジスト膜5をマスクとし
て、下層の層間絶縁膜4をエッチングすることにより、
層間絶縁膜5に開口パターン101a、102aおよび
103aと同じ団子形状のコンタクトホール(図示せ
ず)を形成する。この後、レジスト膜5を除去する。
【0043】そして、図5に示すように、団子形状のコ
ンタクトホールを埋め込むとともに層間絶縁膜4上に延
びるように、接続孔配線2aを一体として含む配線3a
を形成する。このようにして、実施の形態1による半導
体装置が完成される。
【0044】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2による半導体装置を示した斜視図である。図6を
参照して、この実施の形態2では、半導体基板1上に形
成された下層配線6aと、上層配線8aとが、層間絶縁
膜(図示せず)の複数のビアホール内に埋め込まれた複
数の接続孔配線7aを介して電気的に接続されている。
また、半導体基板1上に形成された下層配線6bと、上
層配線8bとが、層間絶縁膜(図示せず)の複数のビア
ホール内に埋め込まれた複数の接続孔配線7bを介して
電気的に接続されている。
【0045】また、隣接する接続孔配線7aに対応する
隣接するビアホール(図示せず)が互いに接続されてい
るとともに、隣接する接続孔配線7aも互いに端部が接
続されている。また、隣接する接続孔配線7bに対応す
る隣接するビアホール(図示せず)が互いに接続されて
いるとともに、隣接する接続孔配線7bも、互いに端部
が接続されている。また、隣接する接続孔配線7aの接
続部分の線幅は、接続孔配線7aの最大線幅よりも小さ
く、隣接する接続孔配線7bの接続部分の線幅は、接続
孔配線7bの最大線幅よりも小さい。また、互いに接続
された接続孔配線7a同士および7b同士は、それぞ
れ、平面的にみると団子形状を有している。
【0046】なお、下層配線6a、6bが本発明の「第
1導電層」に相当し、隣接する2つのビアホールが本発
明の「第1開口部および第2開口部」に相当する。ま
た、隣接する2つの接続孔配線7aは本発明の「第1配
線および第2配線」に相当し、隣接する2つの接続孔配
線7bも本発明の「第1配線および第2配線」に相当す
る。
【0047】このように、下層配線と上層配線とを有す
る実施の形態2による構造に、本発明の端部が接続され
た接続孔配線の構造を適用しても、実施の形態1と同
様、接続孔配線の線幅の増加を防止することができると
ともに、接続部分の抵抗を低減することができる。
【0048】なお、今回開示された実施の形態は、すべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の
説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれる。
【0049】たとえば、上記実施の形態1の半導体装置
の製造プロセスでは、接続孔配線2aを一体として含む
配線3aを形成したが、本発明はこれに限らず、接続孔
配線2aと配線3aとを別々に形成してもよい。
【0050】また、上記実施の形態1では、ホールパタ
ーンを有するフォトマスクのホールパターン間隔を調節
することにより互いに接続された接続孔配線(ホール)
を形成したが、本発明はこれに限らず、遮光パターンを
有するフォトマスクの隣接する遮光パターン間隔を調節
することによっても、本発明の互いに接続された接続孔
配線(ホール)を形成することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、接続孔
配線の線幅の増加を防止することができるとともに、接
続部分の抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による半導体装置を示し
た斜視図である。
【図2】図1に示した本発明の実施の形態1による半導
体装置の製造プロセスに用いるフォトマスクを示した平
面図である。
【図3】フォトマスク上におけるホール間隔とホールサ
イズとの比と、ウェハ上におけるホール間隔とホールサ
イズとの比との関係を示した相関図である。
【図4】図1に示した本発明の実施の形態1による半導
体装置の製造プロセスを説明するための斜視図である。
【図5】図1に示した本発明の実施の形態1による半導
体装置の製造プロセスを説明するための斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態2による半導体装置を示し
た斜視図である。
【図7】従来の単一のコンタクトホールを介して半導体
基板と配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【図8】従来の単一のビアホールを介して下層配線と上
層配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【図9】従来の複数のコンタクトホールを介して半導体
基板と配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【図10】従来の複数のビアホールを介して下層配線と
上層配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【図11】従来のラインパターンを用いて半導体基板と
配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【図12】従来のラインパターンを用いて下層配線と上
層配線とを接続する構造を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2a、2b 接続孔配線 3a、3b 配線 4 層間絶縁膜 5 レジスト膜 6a、6b 下層配線 7a、7b 接続孔配線 8a、8b 上層配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電層上に形成され、前記第1導電
    層に達するとともに端部が互いに接続された第1開口部
    と第2開口部とを有する層間絶縁膜と、 前記第1開口部内に埋め込まれた第1配線と、 前記第2開口部内に埋め込まれ、前記第1配線と接続さ
    れた第2配線とを備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1配線と前記第2配線との接続部
    分の線幅は、前記第1配線および前記第2配線の最大線
    幅よりも小さい、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1導電層上に層間絶縁膜を形成する工
    程と、 前記層間絶縁膜上に感光性樹脂を形成する工程と、 前記感光性樹脂を現像することにより、端部が互いに接
    続された第1開口パターンおよび第2開口パターンを形
    成する工程と、 前記第1開口パターンおよび前記第2開口パターンをマ
    スクとして、前記層間絶縁膜をエッチングすることによ
    り、前記層間絶縁膜に、端部が互いに接続された第1開
    口部および第2開口部を形成する工程と、 前記第1開口部および前記第2開口部をそれぞれ埋め込
    むように第1配線および第2配線を形成する工程とを備
    えた、半導体装置の製造方法。
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