JP2005072121A - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 後でカットすることが予定されている長尺のマザーセラミックグリーンシート上に導電性ペースト膜のような構成要素膜をグラビア輪転印刷機を用いて印刷する場合において、幅方向のずれを補正するため、印刷ロールをその軸線方向へ移動させたとき、導電性ペースト膜のような構成要素膜に歪みが生じたり、厚みが変動したりすることがある。
【解決手段】 たとえば導電性ペースト膜40の幅方向でのずれを補正するにあたって、このずれの補正が、所定サイズのセラミックグリーンシートを取り出すためにカットされる少なくとも1個の所定領域に対応する補正区間50の全域にわたって均等に進むようにする。
【選択図】 図5

Description

この発明は、積層セラミック電子部品の製造方法に関するもので、特に、積層セラミック電子部品に備える内部導体膜のような構成要素膜を、輪転印刷機を用いた印刷によって、長尺シート上に形成する工程を備える、積層セラミック電子部品の製造方法に関するものである。
積層セラミック電子部品の一例としての積層セラミックコンデンサの製造方法に関して、図12に示すように、長尺のキャリアフィルム1によって裏打ちされた長尺のマザーセラミックグリーンシート2を用意し、その後、グラビア印刷を適用することによって、マザーセラミックグリーンシート2上に、まず、内部導体膜となる導電性ペースト膜3を形成し、次いで、導電性ペースト膜3の厚みによる段差を吸収するための段差吸収用セラミックペースト膜4を形成する、各工程を備えるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上述したように、導電性ペースト膜3および段差吸収用セラミックペースト膜4をグラビア印刷する場合、画線部が外周面上に設けられた印刷ロールと印刷ロールに圧接する圧接ロールとを備えるグラビア印刷機を用い、印刷ロールと圧接ロールとの間に、キャリアフィルム1によって裏打ちされたマザーセラミックグリーンシート2を供給することが行なわれる。そして、画線部に導電性ペーストが付与されている印刷ロールと圧接ロールとの間にマザーセラミックグリーンシート2が供給されることによって、マザーセラミックグリーンシート2上に導電性ペースト膜3が印刷され、画線部にセラミックペーストが付与されている印刷ロールと圧接ロールとの間にマザーセラミックグリーンシート2が供給されることによって、マザーセラミックグリーンシート2上に段差吸収用セラミックペースト膜4が印刷される。
上述のような印刷工程においては、長尺のマザーセラミックグリーンシート2を印刷ロールと圧接ロールとの間に供給しながら印刷を実施するので、印刷ロールとマザーセラミックグリーンシート2との位置関係に関して、マザーセラミックグリーンシート2の供給方向5に対して直交する方向すなわち幅方向のずれが生じることがあり、その結果、導電性ペースト膜3と段差吸収用セラミックペースト膜4との位置関係に関して、幅方向のずれが生じることがある。
図12の左側には、このようなずれが生じた状態が図示されている。より具体的には、図示したずれは、段差吸収用セラミックペースト膜4が所望の位置より図による上方向へずれることによって生じたものである。
このようなずれは、導電性ペースト膜3と段差吸収用セラミックペースト膜4との重なりを必要以上に生じさせたり、導電性ペースト膜3と段差吸収用セラミックペースト膜4との間に過度の隙間を生じさせたりして、積層セラミックコンデンサの製造の歩留まりを低下させる原因となる。
なお、図12では、導電性ペースト膜3と段差吸収用セラミックペースト膜4との位置関係に関して、ずれの有無をより明瞭に図示するため、互いの間にある隙間を実際のものより広く図示していることを指摘しておく。
前述したように、ずれが生じた場合、後で印刷される段差吸収用セラミックペースト膜4の印刷に際して、印刷ロールをその軸線方向に、すなわち、長尺のマザーセラミックグリーンシート2の幅方向に所定量移動させることによって、これを補正することが行なわれている。
特開平8−250370号公報
上述したずれの補正を行なう場合、印刷ロールの移動のタイミングによっては、図12の中央部に示すように、段差吸収用セラミックペースト膜4に歪みを生じさせることがある。また、図12では図示しないが、印刷ロールの移動のタイミングによっては、段差吸収用セラミックペースト膜4の厚みに変動を生じさせることもある。
上述のように、段差吸収用セラミックペースト膜4に歪みや厚みの変動が生じると、段差吸収用セラミックペースト膜4の本来の目的である導電性ペースト膜3の厚みによる段差の吸収が不可能になり、得られた積層セラミックコンデンサにおいて、デラミネーション等の構造欠陥をもたらすことがある。
上述の問題を避けるため、歪みや厚みの変動が生じた段差吸収用セラミックペースト膜4が位置する部分において、マザーセラミックグリーンシート2を用いずに廃棄してしまうことも考えられるが、この場合には、材料のロスを招いてしまう。
なお、上述した説明では、段差吸収用セラミックペースト膜4の印刷を導電性ペースト膜3の印刷より後に実施し、段差吸収用セラミックペースト膜4の印刷に際して、そのずれの補正を行なったが、導電性ペースト膜3の印刷を後に実施し、導電性ペースト膜3の印刷に際して、ずれの補正を行なう場合であっても、同様の問題に遭遇する。
また、上述した説明では、導電性ペースト膜3および段差吸収用セラミックペースト膜4の形成をグラビア印刷で行なったが、輪転印刷機を用いた印刷を適用する限り、グラビア印刷以外の印刷であっても、同様の問題に遭遇する。
また、上述した説明では、積層セラミックコンデンサの製造方法について行なったが、積層セラミックコンデンサ以外の積層セラミック電子部品の製造方法においても、同様の問題に遭遇する。
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、積層セラミック電子部品の製造方法を提供しようとすることである。
この発明に係る積層セラミック電子部品の製造方法は、基本的に、積層セラミック電子部品のための構成要素膜が形成された長尺のマザーセラミックグリーンシートを作製する、マザーセラミックグリーンシート作製工程と、マザーセラミックグリーンシートを複数個の所定領域毎にそれぞれカットし、それによって、所定サイズの複数枚のセラミックグリーンシートを取り出す、カット工程と、複数枚のセラミックグリーンシートを積み重ねる、積層工程とをまず備えている。
また、マザーセラミックグリーンシート作製工程は、画線部が外周面上に設けられた印刷ロールと印刷ロールに圧接する圧接ロールとを備える輪転印刷機を用い、印刷ロールと圧接ロールとの間に長尺シートを供給することによって、画線部に付与されている印刷ペーストを長尺シート上に印刷して前述した構成要素膜を形成する、印刷工程を備えている。
また、上記印刷工程は、構成要素膜の、長尺シートの供給方向に直交する幅方向のずれを検出する、ずれ検出工程と、ずれを補正するため、印刷ロールと長尺シートとの幅方向での相対的位置関係を変更する、ずれ補正工程とを備えている。
そして、前述した技術的課題を解決するため、上記ずれ補正工程は、少なくとも1個の所定領域の全域にわたって、ずれの補正が均等に進むように実施されることを特徴としている。
この発明において、ずれ補正工程は、印刷ロールをその軸線方向へ移動させる工程を備えることが好ましい。
また、前述の印刷工程に付される長尺シートは、典型的には、長尺のキャリアフィルムによって裏打ちされた前述のマザーセラミックグリーンシートであり、この場合には、印刷工程において、構成要素膜はマザーセラミックグリーンシート上に形成される。
印刷工程に付される長尺シートは、長尺のキャリアフィルムであってもよい。この場合には、印刷工程において、構成要素膜はキャリアフィルム上に形成される。この実施態様の場合には、印刷工程の後、キャリアフィルム上でマザーセラミックグリーンシートを成形する工程が実施される。あるいは、印刷工程の後、キャリアフィルムに対してマザーセラミックグリーンシートを圧着させたり、マザーセラミックグリーンシートに対してキャリアフィルムを圧着させたりすることにより、キャリアフィルム上の構成要素膜をマザーセラミックグリーンシート上へ転写する工程が実施される。
この発明は、前述した構成要素膜が、互いに位置合わせされた状態で形成される第1および第2の構成要素膜を備えるとき、特に有利に適用される。この場合、印刷工程は、第1の構成要素膜を形成する第1の印刷工程と、第1の印刷工程の後、第2の構成要素膜を形成する第2の印刷工程とを備え、ずれ検出工程は、第2の構成要素膜のずれを検出するように実施され、ずれ補正工程は、第2の構成要素膜のずれを補正するように実施される。
上述の実施態様において、1つの典型的な具体例では、第1の構成要素膜が、導電性ペースト膜および導電性ペースト膜の厚みによる段差を吸収するための段差吸収用セラミックペースト膜のいずれか一方であり、第2の構成要素膜が、導電性ペースト膜および段差吸収用セラミックペースト膜のいずれか他方である。
この発明は、印刷工程において用いられる輪転印刷機がグラビア印刷機であるとき、特に有利に適用される。
また、この発明において、印刷ロールの外周面の周方向での全域が、画線部を設けるための領域として用いられることが好ましい。
この発明によれば、ずれ補正工程が、少なくとも1個の所定領域の全域にわたって、ずれの補正が均等に進むように実施されるので、まず、補正可能量を大きくすることができ、大きな補正についても、これを1度に済ませることができるとともに、補正に要する時間を短縮することができる。
また、補正が行なわれている間に印刷された構成要素膜においては、それが位置する所定領域の全域にわたって均等にずれが補正されるので、図12を参照して説明したような構成要素膜の歪みや厚みの変動が生じることがない。そればかりでなく、その後に実施されるたとえばカット工程または積層工程において、構成要素膜の補正によるθ方向のずれを補償するように、カット位置または積層位置等を制御すれば、補正が行なわれている間に印刷された構成要素膜が位置する部分についても、マザーセラミックグリーンシートを問題なく用いることができ、材料ロスをなくしながら、高い歩留まりをもって積層セラミック電子部品を製造することができる。
この発明において、ずれの補正を、印刷ロールをその軸線方向へ移動させることにより行なうようにすれば、この移動を簡単な機構により実現することができるとともに、印刷ロールと長尺シートとの幅方向での相対的位置関係を容易かつ確実に変更することができる。
構成要素膜が、たとえば導電性ペースト膜および段差吸収用セラミックペースト膜のように、互いに位置合わせされた状態で形成される第1および第2の構成要素膜を備える場合、より厳密なずれの補正が必要になるため、この発明によって、特に顕著な効果が発揮される。
また、印刷工程において用いられる輪転印刷機がグラビア印刷機である場合には、高いパターン精度および薄い膜厚をもって、構成要素膜を形成することができるので、構成要素膜の歪みや厚みの変動がより深刻な問題となる。したがって、この発明は、印刷工程においてグラビア印刷機が用いられる場合において、特に顕著な効果を発揮することになる。
この発明において、印刷ロールの外周面の周方向での全域が、画線部を設けるための領域として用いられると、マザーセラミックグリーンシートの長さ方向の全域を構成要素膜の印刷領域として用いることができるので、隣り合うものの間で隙間を形成することなく複数個の所定領域をマザーセラミックグリーンシートに与えることができる。したがって、マザーセラミックグリーンシートの無駄をなくすことができ、前述した材料ロスをなくすことができるという効果をより完璧に発揮させることができる。
図1ないし図8は、この発明の第1の実施形態を説明するためのものである。この実施形態では、積層セラミック電子部品として、図8に示すような積層セラミックコンデンサ11が製造される。
図8を参照して、積層セラミックコンデンサ11は、焼結体としての積層体12を備えている。積層体12は、積層された複数のセラミック層13と、セラミック層13間の特定の界面に沿って形成された内部導体膜14および15とをもって構成される。
積層体12の相対向する端部には、それぞれ、外部電極16および17が形成されている。一方の外部電極16には、内部導体膜14が電気的に接続され、他方の外部電極17には、内部導体膜15が電気的に接続される。そして、内部導体膜14と内部導体膜15とは、積層方向に交互に配置されている。
このような積層セラミックコンデンサ11に備える積層体12を製造するために実施される印刷工程において、図1に示すような輪転印刷機としてのグラビア印刷機21が用いられる。
グラビア印刷機21では、たとえばポリエチレンテレフタレートからなる長尺のキャリアフィルム22と、このキャリアフィルム22によって裏打ちされた長尺のマザーセラミックグリーンシート23とからなる、複合構造の長尺シート24(たとえば、図3参照)が取り扱われる。
グラビア印刷機21は、このような長尺シート24を、図示しない巻出し部から巻取り部へと矢印で示した供給方向25に搬送する複数個のガイドロール26を備えている。このような長尺シート24の搬送経路の途中に、第1および第2の印刷部27および28が配置されている。
図2には、第1の印刷部27が拡大されて示されている。第1の印刷部27は、第1の印刷ロール29とこの第1の印刷ロール29に圧接する第1の圧接ロール30とを備えている。長尺シート24は、これら印刷ロール29と圧接ロール30との間に供給される。そして、印刷ロール29および圧接ロール30は、それぞれ、矢印31および32方向に回転し、それによって、長尺シート24は、前述した供給方向25に搬送される。
第1の印刷部27は、前述した積層セラミックコンデンサ11のための構成要素膜の1つとしての段差吸収用セラミックペースト膜33(たとえば、図3参照)を印刷するためのものである。そのため、印刷ロール29は、タンク34に収容されたセラミックペースト35内に浸漬され、それによって、印刷ロール29の外周面上に設けられた画線部36(図2において、その一部が概略的に図示されている。)にセラミックペースト35が付与される。印刷ロール29の外周面上の余分なセラミックペースト35は、ドクターブレード37によって掻き取られる。
上述のように画線部36に付与されたセラミックペースト35は、印刷ロール29と圧接ロール30との間に供給された長尺シート24上に印刷され、それによって、図3に示すように、長尺シート24に備えるマザーセラミックグリーンシート23上に段差吸収用セラミックペースト膜33が形成される。
なお、図3に示した段差吸収用セラミックペースト膜33の印刷状態からわかるように、長尺シート24は、マザーセラミックグリーンシート23を印刷ロール29側に向けた状態で供給される。
第2の印刷部28は、詳細な図示を省略するが、第1の印刷部27と実質的に同様の構成を有していて、第2の印刷ロール38および第2の圧接ロール39を備えている。
第2の印刷部28では、第1の印刷部27におけるセラミックペーストに代えて導電性ペーストが用いられ、図4に示すように、導電性ペースト膜40が、マザーセラミックグリーンシート23上の段差吸収用セラミックペースト膜33が形成されない領域上に形成される。段差吸収用セラミックペースト膜33は、図4からわかるように、導電性ペースト膜40の厚みによる段差を吸収するように作用する。
図1に示すように、グラビア印刷機21の第1の印刷部27の下流側には、乾燥炉41が配置され、これによって、第1の印刷部27において印刷された段差吸収用セラミックペースト膜33が乾燥される。また、第2の印刷部28の下流側には、乾燥炉42が配置され、これによって、第2の印刷部28において印刷された導電性ペースト膜40が乾燥される。
また、第2の印刷部28の上流側には、長尺シート24を巻掛けする状態でコンペンセータロール43が配置される。コンペンセータロール43は、図1において両方向矢印44で示すように上下方向に移動するように構成される。このコンペンセータロール43は、長尺シート24のテンションを制御し、それによって、長尺シート24の長さ方向での導電性ペースト膜40の位置ずれを補正するように作用する。
図4は、図1に示したグラビア印刷機21による印刷を終えた段階にある長尺シート24の状態を断面図で示すものであるが、この段階にある長尺シート24を平面図で示したものが図5である。
図5と前述した図12とを比較すると、図12では、マザーセラミックグリーンシート2の長さ方向に分布する複数個の印刷領域間に隙間6が形成されている。これに対して、この実施形態では、図5に示すように、長尺シート24は、その長さ方向の全域にわたって、段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40の印刷領域として用いられる。すなわち、第1の印刷ロール29にあっては、その外周面の周方向での全域が、画線部36を設けるための領域として用いられ、第2の印刷ロール38においても、その外周面の周方向での全域が、画線部を設けるための領域として用いられる。
また、図5に示すように、長尺シート24の一方側縁上には、第1および第2のレジスタマーク45および46ならびに検出用マーク47が、それぞれ、一定の周期で表示されている。また、長尺シート24の幅方向の中央部には、前側積層用位置合わせマーク48および後側積層用位置合わせマーク49が、それぞれ、一定の周期で表示されている。
上述した第1のレジスタマーク45は、第1の印刷部27において、段差吸収用セラミックペースト膜33と同時に印刷されるものであり、段差吸収用セラミックペースト膜33との位置関係は一定である。他方、第2のレジスタマーク46、検出用マーク47ならびに積層用位置合わせマーク48および49は、第2の印刷部28において、導電性ペースト膜40と同時に印刷されるものであり、導電性ペースト膜40との位置関係が一定である。
したがって、たとえば第1のレジスタマーク45と第2のレジスタマーク46との位置関係を見ることにより、段差吸収用セラミックペースト膜33に対する導電性ペースト膜40の位置ずれを検出することができる。この位置ずれを検出するためのカメラ(図示せず。)は、第2の印刷部28の下流側に配置される。検出用マーク47は、このカメラによる検出のタイミングを計るために用いられる。
カメラによる第1および第2のレジスタマーク45および46の検出の結果、これらが長尺シート24の供給方向25(図5において左右方向)にずれていると、コンペンセータロール43が所定の距離だけ上方または下方へ移動され、長尺シート24のテンションが制御されることによって、供給方向25での位置ずれが補正される。
他方、長尺シート24の幅方向での第1および第2のレジスタマーク45および46間の間隔が所定の値からずれていると、段差吸収用セラミックペースト膜33に対する導電性ペースト膜40の位置が幅方向にずれていることになる。図5の右側には、第1および第2のレジスタマーク45および46間の幅方向での間隔が所定の値より広く、それゆえ、導電性ペースト膜40が、段差吸収用セラミックペースト膜33に対して、図による下方向へのずれが生じている状態が示されている。
上述のような幅方向のずれが検出されたとき、このずれを補正するため、第2の印刷部における第2の印刷ロール38と長尺シート24との幅方向での相対的位置関係を変更する、ずれ補正工程が実施される。この実施形態では、ずれ補正工程は、第2の印刷ロール38をその軸線方向へ移動させることによって行なわれる。そして、このずれ補正工程では、次のようにずれの補正が進むように実施される。
すなわち、図5に示した補正区間50の全域にわたって、ずれの補正が均等に進むように、ずれ補正工程が実施される。なお、この補正区間50は、後述する所定領域51(図6参照)に対応するものであり、言い換えると、ずれ補正工程は、この1個の所定領域51の全域にわたって、ずれの補正が均等に進むように実施される。
前述したように、ずれ補正工程では、第2の印刷ロール38をその軸線方向へ移動させることが行なわれるが、この移動の開始のタイミングの検出は、第2の印刷ロール38を回転駆動するための駆動軸に取り付けたロータリエンコーダ(図示せず。)によって行なわれる。すなわち、第2の印刷ロール38の外周面上での図形の開始部(補正の開始位置)がロータリエンコーダでのどの角度にあたるのかを予め入力しておき、その補正の開始位置が長尺シート24に接する時点(印刷される時点)に第2の印刷ロール38の軸線方向への移動を開始させるための信号を出すように設定される。
他方、補正時間(補正を実行する時間期間)については、第2の印刷ロール38の回転数および補正の開始位置と終了位置間の角度が予めわかっていれば、これら既知の値から演算によって簡単に求めることができる。そして、補正量を補正時間で割れば、第2の印刷ロール38の軸線方向移動速度を一定値として決定することができる。
なお、上述した第2の印刷ロール38の軸線方向移動の開始時点を決定するため、第1または第2の印刷部27または28において、この軸線移動開始を検出するためのマークを同時に印刷しておき、それをセンサで検出することによって得られた信号を、軸線移動開始のための信号として用いてもよい。
また、レジスタマーク45および46は、上述のような補正のための第2の印刷ロール38の軸線方向の移動の影響を受けないように、補正区間50の始端および終端に位置していることが好ましい。
図5に示した補正区間50は、図6に示した1個の所定領域51に対応するものであったが、2個以上の所定領域50に対応していてもよい。いずれにしても、1個の所定領域51について、ずれの補正が均等に進むようにされればよいことになる。
図5ならびに後述する図6、図9および図11において、図12の場合と同様、段差吸収用セラミックペースト膜33と導電性ペースト膜40との位置関係に関して、ずれの有無をより明瞭に図示するため、互いの間にある隙間を実際のものより広く図示していることを指摘しておく。
次に、図6に示すように、マザーセラミックグリーンシート23を複数個の所定領域51毎にそれぞれカットし、それによって、所定サイズの複数枚のセラミックグリーンシート52を取り出す、カット工程が実施される。前述したように、印刷ロール29および38の各々の外周面の周方向での全域が、画線部36等を設けるための領域として用いられているので、この実施形態では、隣り合う所定領域51間には隙間が形成されず、互いに接した状態となっている。また、各所定領域51内には、前述した前側積層用位置合わせマーク48および後側積層用位置合わせマーク49の双方が位置している。
上述したカット工程では、たとえばカット刃による打ち抜きが適用される。このとき、マザーセラミックグリーンシート23のみを打ち抜き、キャリアフィルム22は完全には切断されないようにされる。そして、マザーセラミックグリーンシート23の打ち抜きによって得られた所定サイズのセラミックグリーンシート52は、たとえば真空吸引によって保持されながら、キャリアフィルム22から剥離される。
次いで、図7に示すように、複数枚のセラミックグリーンシート52を積み重ねる、積層工程が実施される。積層工程では、導電性ペースト膜40が積層方向に交互にずれるように積層され、その後、積層方向にプレスされることによって、図7にその一部を示す生のマザー積層体53が得られる。
なお、キャリアフィルム22とともにマザーセラミックグリーンシート23を打ち抜き、得られた所定サイズのセラミックグリーンシート52を積み重ねた段階で、キャリアフィルム22を剥離するようにしてもよい。
前述した積層工程では、前側積層用位置合わせマーク48および後側積層用位置合わせマーク49(図6参照)を基準として、各セラミックグリーンシート52が積み重ねられる。したがって、前述の図5に示した補正区間50にあるセラミックグリーンシート52であっても、導電性ペースト膜40のずれの補正が均等に進んでいるので、上述した位置合わせマーク48および49を基準として積み重ねを行なえば、自ずとθ方向のずれが補償され、導電性ペースト膜40について、適正な位置を与えることができる。
なお、導電性ペースト膜40のずれ補正によるθ方向のずれを補償するため、図6に示したカット工程において、補正区間50に相当する所定領域51についてθ方向のずれを考慮したカット位置を選ぶようにしてもよい。
次に、図7にその一部を示した生のマザー積層体53は、図8に示した積層セラミックコンデンサ11に備える積層体12の生の状態のものを得るため、分割線54に沿って分割され、複数個の生の状態の積層体チップが取り出される。
次に、生の積層体チップが焼成される。これによって、セラミックグリーンシート52は焼結後のセラミック層13となり、導電性ペースト膜40は焼結後の内部導体膜14および15となる。また、段差吸収用セラミックペースト膜33は、導電性ペースト膜40すなわち焼結後の内部導体膜14および15の厚みによる段差を吸収するように作用し、焼結後においては、セラミック層13と一体化される。
そして、上述のような焼結後の積層体12の各端部に外部電極16および17が形成されることによって、積層セラミックコンデンサ11が完成される。
図9および図10は、この発明の第2の実施形態を説明するためのもので、前述した図6および図7にそれぞれ対応する図である。図9および図10において、図6および図7に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この第2の実施形態では、図10に示すように、複数枚のセラミックグリーンシート52の各端面を揃えた状態で積み重ねることによって、導電性ペースト膜40が積層方向に交互にずれた状態が得られるようにするため、図9に示すような所定領域61が採用されることを特徴としている。
図11は、この発明の第3の実施形態を説明するための図6に相当する図である。図11において、図6に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この第3の実施形態では、前述した実施形態のように、前側積層用位置合わせマーク48および後側積層用位置合わせマーク49というように2種類の積層用位置合わせマークを形成せずに、単に1種類の積層用位置合わせマーク71のみを形成することを特徴としている。
この実施形態においては、各所定領域51内に単に1個の積層用位置合わせマーク71のみが入るようにカット工程が実施されるが、このカット工程に際しては、所定領域51内にある積層用位置合わせマーク71と所定領域51の近傍にある積層用位置合わせマーク71とが検出されてカット位置が決定される。そして、カット時のセラミックグリーンシート52の位置が維持されたまま、1個の積層用位置合わせマーク71を基準として、複数枚のセラミックグリーンシート52の積み重ねが行なわれる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
たとえば、図示の実施形態では、導電性ペースト膜40の印刷を段差吸収用セラミックペースト膜33の印刷より後に実施し、導電性ペースト膜40の印刷に際して、そのずれの補正を行なったが、段差吸収用セラミックペースト膜33の印刷を後に実施し、段差吸収用セラミックペースト膜33の印刷に際して、ずれの補正を行なうようにしてもよい。
また、図示した導電性ペースト膜40の数および形状は、一例にすぎない。
また、図示の実施形態では、段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40の形成をグラビア印刷で行なったが、グラビア印刷以外の輪転印刷機を用いた印刷が適用されてもよい。
また、図示の実施形態では、長尺シート24がキャリアフィルム22およびマザーセラミックグリーンシート23からなる複合シートであったが、長尺シート24が、単に長尺のキャリアフィルム22のみによって構成されてもよい。この場合には、段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40がキャリアフィルム22上に形成されることなる。
したがって、マザーセラミックグリーンシート23上に段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40が形成された状態を得るため、たとえば、キャリアフィルム22上でマザーセラミックグリーンシート23を成形する工程が実施される。あるいは、別に用意されたマザーセラミックグリーンシート23上に、キャリアフィルム22上の段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40を転写するようにしても、また、予め用意されたマザーセラミックグリーンシート23をキャリアフィルム22上の段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40に転写するようにしてもよい。
また、段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40は、互いに位置合わせされた状態で形成されるべきものであるが、これら段差吸収用セラミックペースト膜33および導電性ペースト膜40の組み合わせ以外の互いに位置合わせされた状態で形成されるべき構成要素膜の形成に、この発明が適用されてもよい。
また、この発明は、上述のような2種類以上の構成要素膜を印刷する場合に限らず、たとえば導電性ペースト膜のみというように、単に1種類の構成要素膜を印刷する場合にも適用することができる。この場合であっても、印刷位置のずれの問題が生じ、このずれを補正するため、少なくとも1個の所定領域の全域にわたって、補正が均等に進むように実施することが有効であるからである。
この発明の第1の実施形態による積層セラミック電子部品の製造方法において、印刷工程を実施するために用いられるグラビア印刷機21の概略的構成を図解的に示す正面図である。 図1に示した第1の印刷部27に備える構成をより詳細に示す正面図である。 図1に示した第1の印刷部27を通過した後に得られる長尺シート24の状態を示す断面図である。 図1に示した第2の印刷部28を通過した後に得られる長尺シート24の状態を示す断面図である。 図4に示した状態にある長尺シート24の平面図である。 この発明の第1の実施形態におけるカット工程を説明するための長尺シート24の平面図である。 この発明の第1の実施形態に備える積層工程を説明するための生のマザー積層体53の一部を示す断面図である。 この発明の第1の実施形態によって得られた積層セラミックコンデンサ11を示す断面図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図6に相当する図である。 この発明の第2の実施形態を説明するための図7に相当する図である。 この発明の第3の実施形態を説明するための図6に相当する図である。 この発明が解決しようとする課題を説明するためのマザーセラミックグリーンシート2の平面図である。
符号の説明
11 積層セラミックコンデンサ
12 積層体
13 セラミック層
14,15 内部導体膜
21 グラビア印刷機
22 キャリアフィルム
23 マザーセラミックグリーンシート
24 長尺シート
25 供給方向
27 第1の印刷部
28 第2の印刷部
29,38 印刷ロール
30,39 圧接ロール
33 段差吸収用セラミックペースト膜
35 セラミックペースト
36 画線部
40 導電性ペースト膜
45,46 レジスタマーク
50 補正区間
51,61 所定領域
52 所定サイズのセラミックグリーンシート
53 生のマザー積層体

Claims (10)

  1. 積層セラミック電子部品のための構成要素膜が形成された長尺のマザーセラミックグリーンシートを作製する、マザーセラミックグリーンシート作製工程と、
    前記マザーセラミックグリーンシートを複数個の所定領域毎にそれぞれカットし、それによって、所定サイズの複数枚のセラミックグリーンシートを取り出す、カット工程と、
    複数枚の前記セラミックグリーンシートを積み重ねる、積層工程と
    を備える、積層セラミック電子部品の製造方法であって、
    前記マザーセラミックグリーンシート作製工程は、画線部が外周面上に設けられた印刷ロールと前記印刷ロールに圧接する圧接ロールとを備える輪転印刷機を用い、前記印刷ロールと前記圧接ロールとの間に長尺シートを供給することによって、前記画線部に付与されている印刷ペーストを前記長尺シート上に印刷して前記構成要素膜を形成する、印刷工程を備え、
    前記印刷工程は、前記構成要素膜の、前記長尺シートの供給方向に直交する幅方向のずれを検出する、ずれ検出工程と、前記ずれを補正するため、前記印刷ロールと前記長尺シートとの幅方向での相対的位置関係を変更する、ずれ補正工程とを備え、
    前記ずれ補正工程は、少なくとも1個の前記所定領域の全域にわたって、前記ずれの補正が均等に進むように実施される、
    積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 前記ずれ補正工程は、前記印刷ロールをその軸線方向へ移動させる工程を備える、請求項1に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  3. 前記長尺シートは、長尺のキャリアフィルムによって裏打ちされた前記マザーセラミックグリーンシートであり、前記印刷工程において、前記構成要素膜は前記マザーセラミックグリーンシート上に形成される、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  4. 前記長尺シートは、長尺のキャリアフィルムであり、前記印刷工程において、前記構成要素膜は前記キャリアフィルム上に形成される、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  5. 前記印刷工程の後、前記キャリアフィルム上で前記マザーセラミックグリーンシートを成形する工程をさらに備える、請求項4に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  6. 前記印刷工程の後、前記キャリアフィルム上の前記構成要素膜を前記マザーセラミックグリーンシート上へ転写する工程をさらに備える、請求項4に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  7. 前記構成要素膜は、互いに位置合わせされた状態で形成される第1および第2の構成要素膜を備え、前記印刷工程は、前記第1の構成要素膜を形成する第1の印刷工程と、前記第1の印刷工程の後、前記第2の構成要素膜を形成する第2の印刷工程とを備え、前記ずれ検出工程は、前記第2の構成要素膜のずれを検出するように実施され、前記ずれ補正工程は、前記第2の構成要素膜の前記ずれを補正するように実施される、請求項1ないし6のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  8. 前記第1の構成要素膜は、導電性ペースト膜および前記導電性ペースト膜の厚みによる段差を吸収するための段差吸収用セラミックペースト膜のいずれか一方であり、前記第2の構成要素膜は、前記導電性ペースト膜および前記段差吸収用セラミックペースト膜のいずれか他方である、請求項7に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  9. 前記印刷工程において用いられる前記輪転印刷機はグラビア印刷機である、請求項1ないし8のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
  10. 前記印刷ロールの外周面の周方向での全域が、前記画線部を設けるための領域として用いられる、請求項1ないし9のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
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