JP5418063B2 - 剥離装置 - Google Patents

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Description

本発明はベース板上に形成されたマザーブロックからベース板を剥離するための剥離装置に関し、詳しくは、例えば、積層電子部品の製造工程でベース板上に形成される、グリーンシートの積層体であるマザーブロックからベース板を剥離する際に用いられる剥離装置に関する。
例えば、代表的な積層電子部品の一つである積層セラミックコンデンサは、図5に示すように、積層セラミック素子51中に、セラミック誘電体層52を介して、複数の内部電極53a,53bが積層され、かつ、セラミック誘電体層52を介して互いに対向する内部電極53a,53bが交互に積層セラミック素子51の異なる側の端面54a,54bに引き出され、該端面54a,54bに形成された外部電極55a,55bと電気的に接続された構造を有している。なお、図5は本発明の実施例にかかる剥離装置を用いて製造される積層セラミックコンデンサの構成を示す図でもある。
このような構造を有する積層セラミックコンデンサは、通常、以下に説明するような方法で製造される。
まず、表面に導電性ペーストを印刷することにより形成された内部電極パターンを有するセラミックグリーンシートと、内部電極パターンが印刷されていない外層用のセラミックグリーンシートとを、所定の順序で、所定枚数積層し、得られるマザーブロック(マザー積層体)を静水圧プレスなどの方法でプレスすることにより圧着されたマザーブロックを形成する。
それから、圧着されたマザーブロックをカットラインに沿って所定のサイズにカットし、未焼成の個々のセラミック積層体に分割した後、所定の条件で焼成することにより、積層セラミック素子を得る。
次に、このセラミック積層体の両端面に導電性ペーストを塗布し、焼き付けることにより外部電極を形成する。
これにより、図5に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサが得られる。
ところで、上記マザーブロック(マザー積層体)は、通常、例えばステンレス板などのベース板上にグリーンシートを積層し、仮圧着することにより形成される。
そして、このマザーブロック(マザー積層体)を、例えば、圧着工程に供する場合、上記ベース板上からマザーブロックを剥離した状態で、例えば静水圧プレスなどの方法による圧着工程に供するの一般的である。
しかし、マザーブロックは粘着性を有し、ベース板に密着しているため、マザーブロックからベース板を剥離することは必ずしも容易ではなく、無理に剥がそうとするとマザーブロックにダメージを与えてしまう場合がある。
そのため、マザーブロックにダメージを与えることなく、マザーブロックからベース板を剥離するためには、剥離に要する時間が長くなったり、複雑なプロセスを要したりして、生産性の向上を妨げる場合がある。
また、シート状材料を剥離する技術としては、ガラス基板と合紙を交互に積み重ねて形成した積重体において、合紙がガラス基板に接着していても、ガラス基板に損傷を与えることなく、合紙をガラス基板から剥がし、合紙とガラス基板とを取り出すことを可能にした開梱方法およびそれに用いる装置が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1の方法及び装置においては、特許文献1の図5に示されているように、吸着パッドにより合紙の先端部分を持ち上げ、合紙の最上部の一端を一対のニップローラ二組により挟み、一方の一対のニップローラにより合紙の一端を一定位置に保持した状態で、他方の一対のニップローラを積重体の上面に沿って押し付けて回転させながら走行させ、合紙をガラス基板から剥がし、その後、ガラス基板を取り出すようにしている。
しかしながら、上記特許文献1の方法および装置の場合、他方の一対のニップローラを積重体の上面に沿って押し付けることになるので、押し付けられた部材にダメージを与えてしまうという問題点がある。
また、この特許文献1の方法および装置は、上述のような積層セラミックコンデンサなどの積層電子部品の製造工程で用いられる、例えばステンレス製のベース板のような、ニップローラで搬送することが事実上不可能な部材を剥離する用途には、適用することができないのが実情である。
特開2005−335880号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、ステンレス板などの可撓性を有するベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックから、マザーブロックに損傷を与えたりすることなく、ベース板を確実に剥離することが可能な剥離装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の剥離装置は、
可撓性を有するベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックから、前記ベース板を剥離するための剥離装置であって、
(a)ベース板の上面の周辺部に、前記ベース板が露出した領域であるマージン領域を残すようにして、前記ベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックの上面を吸引して、前記マザーブロックを保持する第1の吸引手段と、
(b)前記ベース板の上面の、前記マザーブロックが形成された領域の外側の前記マージン領域を吸引して、前記ベース板を保持する第2の吸引手段と、
(c)前記ベース板の上面に当接し、前記ベース板を下方に押圧する押圧部材を備える一方、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離する際に、前記ベース板の下面に当接する当接部材を備えていない剥離機構部と
を具備し、
前記第1の吸引手段により前記マザーブロックを保持し、前記第2の吸引手段により前記ベース板を保持した状態で、前記剥離機構部の前記押圧部材を、前記ベース板の上面の一方端側の前記マージン領域に当接させ、下方に押圧して前記ベース板の一方端側を湾曲させることにより、前記ベース板の一方端側を前記マザーブロックから剥離させるとともに、前記押圧部材が、前記ベース板を押圧しつつ、前記マザーブロックの下面側を前記マザーブロックに接触することなく通過するような態様で、前記剥離機構部を、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、前記剥離機構部の移動に伴って、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離させるように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の剥離装置は、
可撓性を有するベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックを、前記ベース板から剥離するための剥離装置であって、
(a)ベース板の上面の周辺部に所定のマージン領域を残すようにして、前記ベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックの上面を吸引して、前記マザーブロックを保持する第1の吸引手段と、
(b)前記ベース板の上面の、前記マザーブロックが形成された領域の外側の前記マージン領域を吸引して、前記ベース板を保持する第2の吸引手段と、
(c)前記ベース板の上面に当接し、前記ベース板を下方に押圧する押圧部材と、前記ベース板の下面に当接する当接部材と、前記押圧部材と前記当接部材とを所定の位置関係に保持し、前記押圧部材と前記当接部材とが前記ベース板の上面および下面に当接した状態で、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させる本体機構部とを備えた剥離機構部と
を具備し、
前記第1の吸引手段により前記マザーブロックを保持し、前記第2の吸引手段により前記ベース板を保持した状態で、前記押圧部材を前記ベース板の上面の、一方端側の前記マージン領域に当接させ、下方に押圧して、前記ベース板の一方端側が湾曲し、かつ、前記当接部材が前記ベース板の一方端側の下面の、前記押圧部材の前記ベース板の上面への当接位置に対応する位置よりも、前記ベース板の他方端寄りの位置に当接した状態にするとともに、前記押圧部材と前記当接部材とを所定の位置関係に保持した状態で、かつ、前記押圧部材が、前記ベース板を押圧しつつ、前記マザーブロックの下面側を前記マザーブロックに接触することなく通過するような態様で、前記剥離機構部を、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、前記剥離機構部の移動に伴って、前記ベース板の上面と前記マザーブロックの下面のなす角度である剥離角度を一定に保ちつつ、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離させるように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の部品搬送装置は、前記押圧部材により、前記ベース板の前記一方端側を下方に押圧して、前記ベース板を湾曲させる前の時点では、前記当接部材が前記ベース板の下面に当接せず、前記ベース板の前記一方端側が下方に押圧されて湾曲した時点で前記当接部材が前記ベース板の前記一方端側の下面に当接するように構成されていることを特徴としている。
また、本発明の剥離装置は、前記ベース板がステンレス鋼からなる板状部材であることを特徴としている。
また、本発明の剥離装置において、前記押圧部材はローラであることが望ましい。
また、前記当接部材もローラであることが望ましい。
また、本発明は、前記マザーブロックがセラミック電子部品の製造に用いられる、セラミックグリーンシートの積層体である場合に適用することができる。
また、本発明は、前記セラミック電子部品として、積層セラミックコンデンサを製造する場合に適用することができる。
本発明の剥離装置は、上述のように、(a)ベース板上に形成されたマザーブロックの上面を吸引してマザーブロックを保持する第1の吸引手段と、(b)ベース板の上面のマザーブロックが形成されていないマージン領域を吸引してベース板を保持する第2の吸引手段と、(c)ベース板を下方に押圧する押圧部材を備える一方、マザーブロックからベース板を剥離する際に、ベース板の下面に当接する当接部材を備えていない剥離機構部とを具備し、押圧部材によりベース板の一方端側を下方に押圧して湾曲させることにより、マザーブロックから、ベース板の一方端側を剥離させるとともに、押圧部材が、ベース板を押圧しつつ、マザーブロックの下面側をマザーブロックに接触することなく通過するような態様で、剥離機構部を、ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、剥離機構部の移動に伴って、マザーブロックからベース板を剥離させるように構成されているので、ステンレス板などの可撓性を有するベース板上に形成されたマザーブロックからベース板を効率よく、しかも確実に剥離することができる。
すなわち、本発明の剥離装置によれば、押圧部材が、ベース板を押圧しつつ、マザーブロックの下面側をマザーブロックに接触することなく通過するようにしているので、押圧部材によるマザーブロックの損傷を防止することが可能になるとともに、押圧部材をベース板に押圧してベース板の一方端側を湾曲させ、まず、最初に、ベース板の一方端側において、ベース板をマザーブロックから剥離させ、該剥離部分を起点として、順次ベース板の他方端側に剥離部分を広げてゆくことにより、マザーブロックが損傷することを防止しつつ、マザーブロックから円滑にベース板を剥離することが可能になる。
また、本発明の剥離装置のように、剥離機構部として、ベース板の上面に当接し、ベース板を下方に押圧する押圧部材と、ベース板の下面に当接する当接部材と、押圧部材および当接部材を所定の位置関係に保持し、押圧部材と当接部材とをベース板の上面および下面に当接させた状態で、ベース板の一方端側から他方端側に移動させる本体機構部とを備えた剥離機構部を用いるとともに、押圧部材によりベース板の一方端側を下方に押圧して、ベース板の一方端側が湾曲し、かつ、当接部材がベース板の一方端側の下面の、押圧部材のベース板の上面への当接位置に対応する位置よりも、ベース板の他方端寄りの位置に当接した状態に、押圧部材と当接部材とを所定の位置関係に保持しつつ、押圧部材が、ベース板を押圧し、かつ、マザーブロックの下面側をマザーブロックに接触することなく通過するような態様で、剥離機構部を、ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、剥離機構部の移動に伴って、ベース板の上面とマザーブロックの下面のなす角度である剥離角度を一定に保ちつつ、マザーブロックからベース板を剥離させるようにした場合、ステンレス板などの可撓性を有するベース板上に形成されたマザーブロックからベース板を効率よく、しかも確実に剥離することができる。
また、剥離機構部を構成する、押圧部材と当接部材の位置関係を調整することにより、ベース板の湾曲状態を調整して、ベース板の上面とマザーブロックの下面のなす角度(剥離角度)を調整することが可能になるとともに、押圧部材と当接部材とを所定の位置関係に保持することにより、剥離角度を一定に保つことが可能になり、マザーブロックとベース板の接合領域の一方端側から他方端側に至るまでの全領域にわたって、安定した剥離を行うことが可能になる。
また、押圧部材により、ベース板の一方端側を下方に押圧して、ベース板を湾曲させる前の時点では、当接部材がベース板の下面に当接せず、ベース板の一方端側が下方に押圧されて湾曲した時点で当接部材がベース板の下面に当接するようした場合、当接部材がベース板の下面に当接した状態とする場合などにおいて、当接部材をベース板の下面に当接させる際に、ベース板を介して当接部材からマザーブロックに力が加わり、マザーブロックにダメージを与えることを防止して、信頼性を向上させることができる。
すなわち、当接部材がベース板の下面に当接するのが、ベース板の一方端側が下方に押圧されて湾曲した時点とすることにより、当接部材がベース板の下面に当接する時点では、ベース板の一方端側の上面が、マザーブロックの下面から剥離した状態となり、マザーブロックとベース板と間に隙間が形成されることになるため、当接部材がベース板の下面に当接した場合にも、ベース板を介してマザーブロックに力が加わることがなく、マザーブロックにダメージを受けることを防止することができる。
また、本発明の剥離装置によれば、ベース板としてステンレス鋼からなる板状部材を用いる場合に、マザーブロックに損傷を与えることなく、ベース板からマザーブロックを確実に剥離することが可能になり、特に有意義である。
本発明の剥離装置においては、押圧部材としてローラを用いることにより、押圧部材でベース板のマージン領域を押圧する場合において、押圧部材が下方に移動し、押圧部材とベース板の当接位置が徐々にずれてゆくような場合に、両者の接触状態を安定に保ち、確実な剥離を行うことが可能になる。
また、当接部材としてもローラを用いることにより、押圧部材が下方に移動してゆくにつれて、ベース板の下面と当接部材との当接位置が徐々にずれてゆくような場合に、両者の接触状態を安定に保ち、確実な剥離を行うことが可能になる。
マザーブロックが、セラミック電子部品の製造に用いられる、セラミックグリーンシートの積層体である場合、剥離工程でマザーブロックにダメージを与えることなく、高い精度を備えたまま、マザーブロックからベース板を剥離することが求められるが、本発明によれば、マザーブロックに損傷を与えたりすることなく、マザーブロックからベース板を確実に剥離することが可能になり、特に有意義である。
また、積層セラミックコンデンサを製造する場合に形成されるマザーブロックは、通常、積層数が多く、薄層化されている場合が多いため、剥離工程でマザーブロックはダメージを受けやすくなるが、本発明によれば、マザーブロックに損傷を与えたりすることなく、ベース板を確実に剥離することができて有意義である。
本発明の実施例にかかる剥離装置の構成を示す図である。 本発明の実施例にかかる剥離装置を用いてマザーブロックからベース板を剥離する方法を説明する図であって、押圧部材により押圧してベース板の一方端側を下方に湾曲させることにより剥離の起点を形成する工程を示す図である。 本発明の実施例にかかる剥離装置を用いてマザーブロックからベース板を剥離する方法を説明する図であって、押圧部材と当接部材との位置関係を調整して、剥離角度を所定の角度に設定する工程を示す図である。 本発明の実施例にかかる剥離装置を用いてマザーブロックからベース板を剥離する方法を説明する図であって、剥離機構部を、ベース板の一方端側から他方端側に移動させてベース板を剥離した状態を示す図である。 本発明の剥離装置を用いてマザーブロックを剥離する工程を経て製造される積層セラミックコンデンサの構成を示す図である。 本発明の他の実施例にかかる剥離装置の構成を示す図である。
以下に本発明の実施例を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施例1では、ベース板上にセラミックグリーンシートを積層してマザーブロックを形成した後、マザーブロックからベース板を剥離し、マザーブロックを圧着した後、カットし、未焼成の個々のセラミック積層体に分割した後、所定の条件で焼成する工程を経て、図5に示すような構造を有する積層セラミックコンデンサを製造する場合において、マザーブロックからベース板を剥離する場合を例にとって説明する。
[マザーブロックの作製]
まず、ポリエチレンテレフタレートからなるキャリアフィルム(PETフィルム)に裏打ちされたセラミックグリーンシートを用意する。
そして、このセラミックグリーンシートの表面に導電性ペーストを印刷して内部電極パターンを形成する。
また、外層用のセラミックグリーンシートとして、特に内部電極パターンを形成していないセラミックグリーンシートを用意する。
それから、厚みが0.5mmで、可撓性を有するステンレス製のベース板上に、上述のキャリアフィルム(PETフィルム)から剥離した、内部電極パターンを備えたセラミックグリーンシートおよび内部電極パターンを備えていない外層用のセラミックグリーンシートを所定の順序で積層する。なお、この実施例では、ベース板として、表面に剥離フィルム(ポリエチレンテレフタレート(PET)製で厚みが100μmのフィルム)を貼り付けたベース板を用いている。
これにより、内部電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートが積層され、その上下両面側に内部電極パターンの形成されていない外層用のセラミックグリーンシートが積層されたマザーブロックが形成される。
[剥離装置の構成]
図1は本発明の実施例にかかる剥離装置の構成を示す図である。図2,3,4はこの剥離装置を用いてマザーブロックからベース板を剥離する方法を説明する図である。
この剥離装置は、図1に示すように、
(a)ステンレス製のベース板1上に形成されたマザーブロック10の上面を吸引して、マザーブロック10を保持する第1の吸引手段11と、
(b)ベース板1の上面の、マザーブロック10が形成された領域の外側のマージン領域2を吸引して、ベース板1を保持する第2の吸引手段12と、
(c)ベース板1の上面に当接し、ベース板1を下方に押圧する、回転可能なローラからなる押圧部材3と、ベース板1の下面に当接する、回転可能なローラからなる当接部材4と、押圧部材3と当接部材4とを所定の位置関係に保持し、押圧部材3と当接部材4とがベース板1の上面および下面に当接した状態で、ベース板1の一方端1a側から他方端1b側に移動するように構成された本体機構部5とを備えた剥離機構部6と
を備えている。
ベース板1としては、可撓性を有する、厚みが0.5mmのステンレス製のベース板が用いられている。
マザーブロック10は、ベース板1上にセラミックグリーンシートを積層することにより形成されたものである。
第1の吸引手段11は、マザーブロック10の上面全体を吸着するように構成されている。
また、第2の吸引手段12は、ベース板1の一方端1a側の、マザーブロック10の両側に2箇所、および、ベース板1の他方端1b側のマザーブロック10の両側に2箇所の合計4箇所において、ベース板1の上面のマージン領域2を吸着することができるように構成されている。なお、図1において示されている2つの第2の吸引手段12は、マザーブロック10の一方側(図1では手前側)の配設された2つの吸引手段であり、図1では、図示された2つの吸引手段12に隠れているが、マザーブロック10の他方側(図1では奥側)にも、2つの吸引手段が配設されている。
また、押圧部材3および当接部材4(回転可能なローラ)は、ベース板1の一方端1aから他方端1bに向かう方向に平行な辺である、また、ベース板1の一方の側辺から他方の側辺に至る全領域(全幅)で、ベース板の上面あるいは下面に当接する、すなわち、ローラの長さが、ベース板1の全幅よりも大きくなるように構成されている。
また、この実施例1の剥離装置においては、押圧部材3により、ベース板1の一方端1a側を下方に押圧して、ベース板1を湾曲させる前の時点では、当接部材4がベース板1の下面に当接せず、ベース板1の一方端1a側が下方に押圧されて湾曲した時点で、当接部材4がベース板1の下面に当接するように構成されている。すなわち、ベース板1を湾曲させる前の時点では、ベース板1の下面と当接部材4との間には、0.1mmの隙間が介在するように構成されている。これにより、ベース板1を介して当接部材4からマザーブロック10に力が加わることを防止して、マザーブロック10がダメージを受けることを抑制、防止できるようになる。
また、この実施例1の剥離装置においては、押圧部材3を保持する保持機構部13が押圧部材3を上下方向に移動させることができるように構成されている。
さらに、剥離機構部6を構成する本体機構部5は、保持機構部13との水平方向の距離L(図2,図3参照)を変化させて、押圧部材3と当接部材4とを所定の位置関係に保持することができるように構成されている。
また、剥離機構部6を構成する本体機構部5は、軸14上を水平方向に移動することができるように構成されている。
[剥離装置を用いたマザーブロックからのベース板の剥離]
次に、上述の剥離装置を用いてマザーブロックからベース板を剥離する方法について説明する。
上述の剥離装置を用いてマザーブロック10からベース板1を剥離するにあたっては、まず、第1の吸引手段11によりマザーブロック10を吸引保持し、第2の吸引手段12によりベース板を吸引保持した状態で、押圧部材3を降下させ、図1に示すように、押圧部材3をベース板1の上面の、一方端1a側のマージン領域2に当接させる。
それから、図2に示すように、押圧部材3をさらに降下させ、ベース板1の一方端1a側を下方に押圧して、ベース板1の一方端1a側を下方に湾曲させる。
そして、ベース板1の一方端1a側が下方に湾曲すると、当接部材4がベース板1の下面に当接する。なお、当接部材4がベース板1の下面に当接する位置は、ベース板1の一方端1a側を、剥離が開始するような所定の角度で湾曲させることができるように、押圧部材3のベース板1の上面への当接位置に対応する位置よりも、ベース板1の他方端1b寄りの位置となるように設定されている。
なお、このとき、押圧部材3と当接部材4の水平方向の距離Lは25mm、ベース板1の垂直方向の曲がり量(ベース板1の一方端1aの、垂直方向の変位量)δは5mmとなるようにしている。そして、この段階で、マザーブロック10の一方端10aと、ベース板1の一方端1aにおいて剥離が開始する(すなわち、マザーブロック10の一方端10aとベース板1の一方端1aが剥離の起点となる)。
それから、図3に示すように、本体機構部5と、保持機構部13との水平方向の距離Lを変化させて、当接部材4と押圧部材3とを所定の位置関係に調整する。これにより、ベース板1の一方端1a側の上面と、マザーブロック10の下面とのなす角度(剥離角度)θが定まる。
このとき、押圧部材3と当接部材4の水平方向の距離Lは75mm、ベース板1の垂直方向の曲がり量(ベース板1の一方端1aの、垂直方向の変位量)δは20mm、、ベース板1の一方端1a側の上面と、マザーブロック10の下面とのなす角度(剥離角度)θは22°となる。なお、剥離角度θは通常15〜25°の範囲とすることが望ましい。
それから、押圧部材3と当接部材4とを所定の位置関係に保持し、剥離角度θを一定に保持した状態で、剥離機構部6を、ベース板1の一方端1a側から他方端1b側に移動させる(図4参照)。このとき、押圧部材3は、マザーブロック10の下面側をマザーブロック10に接触することなく通過する。
なお、ベース板1を吸着保持する第2の吸引手段12の吸引停止は、ベース板1の剥離の状態に応じて、所定のタイミングで行われる。なお、第2の吸引手段12の吸引が行われている状態でも、押圧部材3により第2の吸引手段12の吸引力に打ち勝つように、ベース板1を下方に押圧することにより、ベース板1をマザーブロック10から剥離させることができる。
このように、剥離機構部6が、ベース板1の一方端1a側から他方端1b側に移動するのに伴って、ベース板1がマザーブロック10の下面から剥離される。
なお、このとき、マザーブロック10が損傷することはなく、ベース板1がマザーブロック10の下面から円滑に剥離される。
[積層セラミックコンデンサの作製]
上述のようにしてベース板を剥離したマザーブロックを、例えば静水圧プレスなどの方法によりプレスして圧着する。
その後、圧着されたマザーブロックを個々のチップに分割し、焼成、外部電極の形成、外部電極へのめっき膜の形成を行う。
これにより、図5に示すように、積層セラミック素子51中に、セラミック誘電体層52を介して、複数の内部電極53a,53bが積層され、かつ、セラミック誘電体層52を介して互いに対向する内部電極53a,53bが交互に積層セラミック素子51の異なる側の端面54a,54bに引き出され、該端面54a,54bに形成された外部電極55a,55bと電気的に接続された構造を有する積層セラミックコンデンサが得られる。
上記実施例1では、ベース板1の上面に当接し、ベース板1を下方に押圧する、回転可能なローラからなる押圧部材3と、ベース板1の下面に当接する、回転可能なローラからなる当接部材4とを有する剥離機構6を備えた構成の剥離装置について説明したが、この実施例2の剥離装置は、実施例1の剥離装置における当接部材4を備えていない構成のものである。
すなわち、この実施例2の剥離装置は、図6に示すように、剥離機構部6として、実施例1の剥離装置の剥離機構部6を構成する当接部材4(図1)を備えておらず、押圧部材3によりベース板1を押圧することによりマザーブロック10の下面からベース板1を剥離するように構成されている。
この実施例2の剥離装置のように、実施例1の剥離装置における当接部材4を備えていない構成とした場合、当接部材4を備えている場合に比べて、剥離角度がいくらかばらつきやすくなったりする場合もあるが、例えば、押圧部材3を所定の高さに保って、押圧部材3(剥離機構部6)を、ベース板1の一方端1a側から他方端1b側に移動させることにより、剥離角度をそれほど変動させることなく、円滑にベース板の剥離を行うことができる。
なお、上記実施例では積層セラミックコンデンサを製造する工程で作製されるマザーブロックをベース板から剥離する場合を例にとって説明したが、本発明は、積層セラミックコンデンサを製造する工程で作製されるマザーブロックを剥離する場合に限らず、種々の工程でベース板上に作製されるマザーブロックをベース板から剥離する場合に広く適用することができる。
また、上記実施例では押圧部材および当接部材が回転可能なローラである場合を例にとって説明したが、押圧部材および当接部材として、回転可能なローラ以外の部材を用いることも可能である。
また、上記実施例ではベース板がステンレス板である場合を例にとって説明したが、ステンレス板以外の材料からなるものを用いることも可能である。
さらに、上記実施例ではベース板として、表面に剥離フィルム(ポリエチレンテレフタレート(PET)製で厚みが100μmのフィルム)を貼り付けたベース板を用いたが、場合によっては剥離フィルムを備えていないベース板を用いることも可能である。その場合、ベース板に剥離剤を塗布する方法などを適用することができる。
本発明は、さらにその他の点においても上記の実施例に限定されるものではなく、第1および第2の吸引手段の配設態様、剥離機構部を構成する押圧部材および当接部材の構成、押圧部材および当接部材を所定の位置関係に保持するための構成、剥離機構部の具体的な駆動方法などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 ベース板
1a ベース板の一方端
1b ベース板の他方端
2 マージン領域
3 押圧部材
4 当接部材
5 本体機構部
6 剥離機構部
10 マザーブロック
10a マザーブロックの一方端
11 第1の吸引手段
12 第2の吸引手段
13 保持機構部
14 軸
51 積層セラミック素子
52 セラミック誘電体層
53a,53b 内部電極
54a,54b 積層セラミック素子の端面
55a,55b 外部電極

Claims (8)

  1. 可撓性を有するベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックから、前記ベース板を剥離するための剥離装置であって、
    (a)ベース板の上面の周辺部に、前記ベース板が露出した領域であるマージン領域を残すようにして、前記ベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックの上面を吸引して、前記マザーブロックを保持する第1の吸引手段と、
    (b)前記ベース板の上面の、前記マザーブロックが形成された領域の外側の前記マージン領域を吸引して、前記ベース板を保持する第2の吸引手段と、
    (c)前記ベース板の上面に当接し、前記ベース板を下方に押圧する押圧部材を備える一方、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離する際に、前記ベース板の下面に当接する当接部材を備えていないた剥離機構部と
    を具備し、
    前記第1の吸引手段により前記マザーブロックを保持し、前記第2の吸引手段により前記ベース板を保持した状態で、前記剥離機構部の前記押圧部材を、前記ベース板の上面の一方端側の前記マージン領域に当接させ、下方に押圧して前記ベース板の一方端側を湾曲させることにより、前記ベース板の一方端側を前記マザーブロックから剥離させるとともに、前記押圧部材が、前記ベース板を押圧しつつ、前記マザーブロックの下面側を前記マザーブロックに接触することなく通過するような態様で、前記剥離機構部を、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、前記剥離機構部の移動に伴って、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離させるように構成されていること
    を特徴とする剥離装置。
  2. 可撓性を有するベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックを、前記ベース板から剥離するための剥離装置であって、
    (a)ベース板の上面の周辺部に所定のマージン領域を残すようにして、前記ベース板上に形成された、グリーンシートを積層してなるマザーブロックの上面を吸引して、前記マザーブロックを保持する第1の吸引手段と、
    (b)前記ベース板の上面の、前記マザーブロックが形成された領域の外側の前記マージン領域を吸引して、前記ベース板を保持する第2の吸引手段と、
    (c)前記ベース板の上面に当接し、前記ベース板を下方に押圧する押圧部材と、前記ベース板の下面に当接する当接部材と、前記押圧部材と前記当接部材とを所定の位置関係に保持し、前記押圧部材と前記当接部材とが前記ベース板の上面および下面に当接した状態で、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させる本体機構部とを備えた剥離機構部と
    を具備し、
    前記第1の吸引手段により前記マザーブロックを保持し、前記第2の吸引手段により前記ベース板を保持した状態で、前記押圧部材を前記ベース板の上面の、一方端側の前記マージン領域に当接させ、下方に押圧して、前記ベース板の一方端側が湾曲し、かつ、前記当接部材が前記ベース板の一方端側の下面の、前記押圧部材の前記ベース板の上面への当接位置に対応する位置よりも、前記ベース板の他方端寄りの位置に当接した状態にするとともに、前記押圧部材と前記当接部材とを所定の位置関係に保持した状態で、かつ、前記押圧部材が、前記ベース板を押圧しつつ、前記マザーブロックの下面側を前記マザーブロックに接触することなく通過するような態様で、前記剥離機構部を、前記ベース板の一方端側から他方端側に移動させることにより、前記剥離機構部の移動に伴って、前記ベース板の上面と前記マザーブロックの下面のなす角度である剥離角度を一定に保ちつつ、前記マザーブロックから前記ベース板を剥離させるように構成されていること
    を特徴とする剥離装置。
  3. 前記押圧部材により、前記ベース板の前記一方端側を下方に押圧して、前記ベース板を湾曲させる前の時点では、前記当接部材が前記ベース板の下面に当接せず、前記ベース板の前記一方端側が下方に押圧されて湾曲した時点で前記当接部材が前記ベース板の前記一方端側の下面に当接するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の剥離装置。
  4. 前記ベース板がステンレス鋼からなる板状部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の剥離装置。
  5. 前記押圧部材がローラであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の剥離装置。
  6. 前記当接部材がローラであることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の剥離装置。
  7. 前記マザーブロックがセラミック電子部品の製造に用いられる、セラミックグリーンシートの積層体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の剥離装置。
  8. 前記セラミック電子部品が積層セラミックコンデンサであることを特徴とする請求項7記載の剥離装置。
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