JP2005068834A - 浴室ユニットの窓構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 窓額縁の内法を広く且つ窓額縁の鍔部の見付け寸法を小さくすることができ、意匠性の向上が図れる浴室ユニットの窓構造を提供する。
【解決手段】 窓用開口部6と窓サッシ3との間に設けられる窓額縁14は、窓用開口部6の室内側縁部に当接される当接部15a,16bを有すると共に外面に複数のタッピングホール15b,16bを有する上下の横枠材15と左右の縦枠材16をコーナー部材17を介して連結してなり、コーナー部材17は横枠材15または縦枠材16の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、コーナー部材17の隣接する面に横枠材15の端面と縦枠材16の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材15または縦枠材16のタッピングホール15b,16bに固着具19を交互に螺入してなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、浴室ユニットの窓用開口部と窓サッシとの間に設けられる窓額縁の構造を改良した浴室ユニットの窓構造に関するものである。
従来の浴室ユニットの窓構造としては、例えば特開平6−81545号公報(前者)に記載されているものや特開平11−101068号公報(後者)に記載されているものが知られている。前者は、浴室壁面(壁パネル)に形成された開口部(窓用開口部)と窓サッシ間に配置される窓接続枠(窓額縁)であって、該窓接続枠を構成する縦枠(縦枠材)と横枠(横枠材)がコーナー部材を介して連結されていると共、コーナー部材には前記縦枠及び横枠の直線状の各端面がシリコン材を介して水密状に接合される段部が形成されている。後者は、鍔部を有する合成樹脂製の板状枠部材を、その鍔部が外方に向くようにして4枚組み合わせて上下、左右の四面を形成してなる鍔付き四角枠状体の鍔部が、窓用開口部の周縁部に取付けられて用いられる窓額縁において、鍔部が窓用開口部の側壁表面と当接する側に、水密材であるポリエチレン製の帯状発泡体が接着して装着される凹部が設けられている。
特開平6−81545号公報
ところで、従来の浴室ユニットの窓構造においては、窓額縁を構成する横枠材及び縦枠材が合成樹脂製で厚さも厚く、これら横枠材及び縦枠材の端面をコーナー部材に当接させて固着具であるネジで結合する際に、横枠材を結合するネジと縦枠材を結合するネジとが干渉しないようにすると共に横枠材及び縦枠材をコーナー部材に安定した状態に結合するために、コーナー部材の横断面形状が大きくなる傾向があり、これにより窓額縁の内法が狭く且つ窓額縁の鍔部の見付け寸法(見付け幅)が大きくなり、意匠性が低下する問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、窓額縁の内法を広く且つ窓額縁の鍔部の見付け寸法を小さくすることができ、意匠性の向上が図れる浴室ユニットの窓構造を提供することを目的とする。
本発明は、建物の躯体に設けられる窓サッシと、前記躯体内に設置される浴室ユニットの壁パネルに形成された窓用開口部と、該窓用開口部と前記窓サッシとの間に設けられる窓額縁とを備えた浴室ユニットの窓構造であって、前記窓額縁は、窓用開口部の室内側縁部に当接される当接部(鍔部)を有すると共に外面に複数のタッピングホールを有する上下の横枠材と左右の縦枠材をコーナー部材を介して連結してなり、前記コーナー部材は横枠材または縦枠材の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、該コーナー部材の隣接する面に横枠材の端面と縦枠材の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材または縦枠材のタッピングホールに固着具を交互に螺入してなることを特徴とする。
本発明によれば、建物の躯体に設けられる窓サッシと、前記躯体内に設置される浴室ユニットの壁パネルに形成された窓用開口部と、該窓用開口部と前記窓サッシとの間に設けられる窓額縁とを備えた浴室ユニットの窓構造であって、前記窓額縁は、窓用開口部の室内側縁部に当接される当接部(鍔部)を有すると共に外面に複数のタッピングホールを有する上下の横枠材と左右の縦枠材をコーナー部材を介して連結してなり、前記コーナー部材は横枠材または縦枠材の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、該コーナー部材の隣接する面に横枠材の端面と縦枠材の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材または縦枠材のタッピングホールに固着具を交互に螺入してなるため、窓額縁の内法を広く且つ窓額縁の当接部(鍔部)の見付け寸法を小さくすることができ、意匠性の向上が図れる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明をアングル付き窓サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図、図2は同横断面図、図3は窓額縁の斜視図、図4は窓額縁の要部拡大斜視図、図5は窓額縁のコーナー部材を示す斜視図、図6は窓額縁の縦枠材を示す斜視図、図7は窓額縁の横枠材を示す斜視図である。
図1ないし図2において、1は建物の躯体で、この躯体1内には浴室ユニット2が設置され、躯体1の外壁には窓サッシ3が取付けられている。この場合、前記建物の躯体1内にはタイル張り等からなる在来工法からなる既存の浴室が設けられていた。この浴室をリフォームするに当たり、躯体1内から既存の浴室を撤去し、同躯体1内に新たな浴室ユニット2を設置する。また、リフォームの一つの態様として、窓サッシ3の交換を行わず、既存の窓サッシを残して使用する場合があり、本実施例ではこの場合が示されている。
浴室ユニット2は、例えば建物の躯体1内に浴槽や洗い場を有する防水パン4を設置し、該防水パン4の周縁部に壁パネル5を配設して浴室の壁を形成し、該浴室の壁の上部に天井パネルを取付けて構成されている。そして、前記壁パネル5に窓用開口部6が形成されているのであるが、窓サッシ3が窓用開口部6の開口幅に対応した大きさの窓サッシに交換されていないので、浴室ユニット2の窓用開口部6の開口幅よりも既存の窓サッシ3の開口幅の方が大きくなっている。この開口幅の違いにより生じる隙間、すなわち窓サッシ3と窓用開口部6との間の幅寸法差による隙間を覆うために、窓サッシ3の室内側両側位置には目隠し材(アタッチメント縦材)7が配置されている。
図示例では半外付けタイプの窓サッシ3が示され、この窓サッシ3は、上枠8a、下枠8b及び左右の縦枠8cからなる枠体8と、該枠体8内に開閉自在に設けられた引違い式の障子9a,9bとを備えている。また、前記窓サッシ3は図示例では断熱サッシであるが、非断熱サッシであっても良い。また、図示例の窓サッシ3は、枠体8の室内側四周にアングル10a〜10cを有している。躯体1を構成する左右の柱1aには縦枠8cのアングル10cを固定するためのスぺーサ11が取付けられ、左右のスぺーサ11に対して左右の目隠し材7を固定するための横断面略F字状のアルミ製の固定材12がアングル10cの室内面に接するようにしてネジ27で取付けられている。目隠し材7はアルミ製の板材からなり、その一端(外端)が前記固定材12の縦溝12a内に挿入されて保持されている。この場合、縦溝12a内の室内側に横断面略J字状のパッキン13を挿入することにより止水性(水密性)の向上が図られている。更に、目隠し材7の室外面における固定材12との間にシリコン材(図示省略)を充填して二重止水構造とすされていることが好ましい。
前記目隠し材7の他端(内端)には室内側に向って開口した縦溝状の挿入溝7bを有する横断面略コ字状の保持部7aが一体形成され、この保持部7aの挿入溝7b内に後述の窓額縁14を構成する縦枠材16の室外側端部が挿入されて保持されている。この場合、保持部7aには縦枠材16を固定するためにネジ18が内側から適宜捩じ込まれていることが好ましい(図9参照)。前記保持部7aの挿入溝7b内の内側の壁面には上下方向に連続した突条部7cが複数列形成され、その入口側の突条部7c間には縦枠材16との間を止水する止水材(図示省略)が挿入されていることが好ましい。
前記目隠し材7を含む窓サッシ3と前記壁パネル5の窓用開口部6との間には両者間を連結するための窓額縁14が設けられている。この窓額縁14は、図3〜図7にも示すように、窓用開口部6の室内側縁部に当接される鍔部(当接部、鍔状の当接部ともいう。)15a、16aを有すると共に外面に複数のタッピングホール15b,16bを有する上下の横枠材15と左右の縦枠材16をコーナー部材17を介して連結して構成されている。前記コーナー部材17は横枠材15または縦枠材16の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、該コーナー部材17の隣接する面に横枠材15の端面(切断面)と縦枠材16の端面(切断面)が当接され、各当接面とは反対側の面から横枠材15または縦枠材16のタッピングホール15b,16bに固着具例えばネジ19が交互に螺入されている。
前記横枠材15及び縦枠材16は、清掃性及び意匠性の向上を図るために、アルミ製、例えばアルミ形材からなっており、露出面が塗装されている。横枠材15の外面と縦枠材16の外面とには鍔部15a、16aと平行に横断面略C字状のタッピングホール15b,16bが複数列、且つ横枠材15側のタッピングホール15bと縦枠材16側のタッピングホール16bとが互い違いになるように(すなわち同一位置に重ならないように)配設されている。前記鍔部15a,16bは外向きに形成されている。
コーナー部材17はアルミ製であり、一端には横枠材15の鍔部15aと縦枠材16の鍔部16aとを繋ぐコーナー用鍔部17aが形成されている。コーナー部材17には横枠材15のタッピングホール15bと縦枠材16のタッピングホール16bとに対してネジ19を交互に螺入するための孔部17bが交互に設けられている。このようにコーナー部材17は横枠材15または縦枠材16のタッピングホール15b,16bを含む厚さと略同じ厚さの横断面方形(横断面正方形)に形成され、該コーナー部材17の隣接する面に横枠材15の端面と縦枠材16の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材15または縦枠材16のタッピングホール15b,16bにネジ19を交互に螺入するようにしているため、ネジ19同士の干渉を回避しつつコーナー部材17の断面形状の小型化が図れ、もって、窓額縁14の内法を広く確保すると共に鍔部15a,16aの見付け寸法をできるだけ小さくし、意匠性の向上及びコストの低減を図っている。また、コーナー部材17の内側角部には横枠材15及び縦枠材16の内面側を当接させて位置決めするための横断面小直角三角形状の位置決め部17cが形成されている。コーナー部材17の内側の隣接する面(当接面)と横枠材15及び縦枠材16の端面との間にはシリコン材等の止水材が介在されていることが好ましい。
前記窓額縁14は壁パネル5の窓開口部6に室内側から室外側へ向って挿通され、左右の縦枠材16の先端部が各目隠し材7の挿入溝7b内に挿入され、上部の横枠材15の先端部を上部のアングル10aの上に且つ下部の横枠材15の先端部を下部のアングル10bの下にそれぞれ位置させる。そして、横枠材15の鍔部15aは、図2に示すように浴室ユニット2のコーナー部における壁パネルジョイント部材20に接合される。縦枠材16の鍔部16aは、図1に示すように壁パネル5の窓用開口部6の室内側周縁部に当接されてネジ21で固定される。この場合、鍔部15a,16a,17aの周縁部には壁パネル5との間をシールするシリコン材が充填されることが好ましい。
前記横枠材15の鍔部15aの室内面(見付け面)にはネジ21を隠すためのカバー材22が装着されるようになっている。上部の横枠材15の室外側端部は上部のアングル10aの上にスぺーサ23を介してネジ24で固定され、下部の横枠材15の室外側端部は躯体の窓台1b上にスぺーサ25を介して載置されると共に下部のアングル10bの下にネジ26で固定される。横枠材15とアングル10b間にもシリコン材が充填されてシールされる。
前述した態様で浴室ユニット2を施工した場合、浴室ユニット2の窓用開口部6の開口幅よりも既設の窓サッシ3の開口幅の方が大きく、これらの開口幅の差から生じる隙間を覆うべく目隠し材7が窓サッシ3の室内側見付け部に密着して取付けられるため、内障子9aの召し合せ框の一部が室内側に張り出していたり、クレセントが室内側に張り出している場合に、内障子9aを開移動させたときにこれらの張り出し部分が目隠し材7と干渉して目隠し材7を損傷したり、指を挟んだりする恐れがある。そこで、この問題を解消するために、窓サッシ3の上枠8aには、内障子9aを開移動させたときに張り出し部分が目隠し材7と干渉する手前で前記内障子9aの移動を阻止するためのストッパー28が設けられている。このストッパー28は合成樹脂製のブロック状に形成されており、ネジ等で上枠8aの下部に固定されている。
以上の構成からなる浴室ユニット2の窓構造によれば、建物の躯体1に設けられる窓サッシ3と、前記躯体1内に設置される浴室ユニット2の壁パネル5に形成された窓用開口部6と、該窓用開口部6と前記窓サッシ3との間に設けられる窓額縁14とを備え、前記窓額縁14は、窓用開口部6の室内側縁部に当接される鍔部(当接部)15a,16aを有すると共に外面に複数のタッピングホール15b,16bを有する上下の横枠材15と左右の縦枠材16をコーナー部材17を介して連結してなり、前記コーナー部材17は横枠材15または縦枠材16の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、該コーナー部材17の隣接する面に横枠材15の端面と縦枠材16の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材15または縦枠材16のタッピングホール15b,16bにネジ19を交互に螺入して(捩じ込んで)コーナー部材17と横枠材15及び縦枠材16とを締結してなるため、窓額縁14の内法を広く且つ窓額縁14の鍔部15a,16aの見付け寸法を小さくすることができ、意匠性の向上が図れる。
特に、窓額縁14の横枠材15及び縦枠材16がアルミ製であるため、意匠性及び清掃性の向上が図れる。また、横枠材15及び縦枠材16は、アルミ製であっても、現場の寸法に合わせた長さや幅で直線的に切断すれば良く、現場で斜め切断加工やコの字切断加工や穴加工を要しないので、加工が容易(現場加工性が良い)で、加工時間を削減できる。更に、窓額縁14を窓サッシ3側でなく、浴室ユニット2の壁パネル5に固定して支持させているので、窓額縁14を安定して支持することができる。
また、浴室ユニットの窓構造によれば、建物の躯体1内に設置される浴室ユニット2の壁パネル5に形成された窓用開口部6と、躯体1の外壁に設けられた既設の窓サッシ3と、該窓サッシ3と前記窓用開口部6との間の幅寸法差による隙間を覆うべく設けられる目隠し材7と、該目隠し材7を含む窓サッシ3と窓用開口部6との間に設けられる窓額縁14と備え、前記窓サッシ3の上枠8aに、窓サッシ3の障子9aが前記目隠し材7と干渉するのを避けるべく障子9aの移動を阻止するためのストッパー28を設けているため、目隠し材7の損傷や指挟みを防止することができ、耐久性及び安全性の向上が図れる。
図8は本発明をアングル無しの窓サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図、図2は同横断面図である。本実施の形態において前記実施の形態と同一ないし均等の部分は同一参照符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を加える。図示例の窓サッシ3は、下枠8bにのみアングル10を有し、上枠8a及び左右の縦枠8cにはアングルを有しないアングル無しの窓サッシである。また、図示例の窓サッシ3は、内付けタイプの窓サッシである。縦枠8cにアングルを有しないので、目隠し材7の固定材12は縦枠8cの室内面に接するようにして躯体1の柱1aにネジ27で固定されている。図示例の目隠し材7の保持部7aの挿入溝7b内には突条部7cが形成されていないが、突条部7cが形成されていても良い。窓額縁14を構成する横枠材15及び縦枠材16の外面にはタッピングホール15b,16bの他にリブ15c,16cが適宜形成されている。
また、上下の横枠材15の先端側には横断面略L字状のアタッチメントであるアルミ製の横材(アタッチメント横材)29が取付けられている。図示例では、窓台1bやマグサ1cが窓サッシ3の基本寸法から10mm以上離れているため、上枠8aと下枠8bの裏面に裏補強鋼板30が配設され、これらの裏補強鋼板30に対して横材29がネジ31で固定されている。前記縦枠8cの室内面と固定材12との間及び上枠8a、下枠8bの室内面と横材29との間をシールするために、枠体8の室内面には止水テープであるブチルテープ(図示省略)が四周に貼り付けられている。本実施の形態の浴室ユニットの窓構造においても、前記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
図10は図8の変形例を示す要部縦断面図、図11は図9の変形例を示す要部横断面図、図12は窓額縁のコーナーポケット室外側の止水構造を説明する図である。窓額縁14の横枠材15においては、鍔部15aと壁パネル5との間が壁パネル5の窓用開口部6の室内側縁部に貼り付けたブチルテープ32とシリコンポケットに充填したシリコン材33とにより二重にシールされて止水性の向上が図られている。横材29をネジを用いずに係合のみで固定して意匠性の向上を図るために横枠材15の先端側には合成樹脂製の横材固定ピース34が配置され、この横材固定ピース34は窓台1bに対してネジ35で固定されている。横材固定ピース34には、横材29に形成された係合爪部を係合させる係合受部36a、36bが形成され、これにより横枠材15上に横材固定ピース34を介して横材29を固定している。横材29と横枠材15との間は、横枠材15上に横方向(左右方向)に貼り付けたブチルテープ37とシリコンポケットに充填したシリコン材38とにより二重に止水され、横材29と窓サッシ3の下枠8b(上枠8aも同様、図示省略)との間は、下枠8bの室内面に横方向(左右方向)に貼り付けたブチルテープ39とシリコンポケットに充填したシリコン材40とにより二重に止水され、止水性の向上が図られている。
目隠し材7の固定材12と窓サッシ3の縦枠8cとの間は、図11に示すように枠体8の室内面に四周に貼り付けたブチルテープのうちの縦枠室内面に貼り付けたブチルテープ41により止水され、目隠し材7の保持部7aと窓サッシ3の上枠8a及び下枠8bとの間は上枠8a及び下枠8bの室内面に横方向に貼り付けたブチルテープ(図示省略)とこのブチルテープと直交するように縦方向に貼り付けたブチルテープ42により止水されている。また、図12にも示すように窓額縁14のコーナー部において目隠し材7の保持部7aと横材29とによって形成されたコーナーポケット43における止水性及び意匠性の向上を図るために、コーナーポケット43には横断面略L字状のコーナープレート(図示省略)が挿入されると共にブチルゴム製の直方体状のバックアップ材44が押し込まれており、更にその表面にシリコン材(図示省略)が充填されていることが好ましい。
以上、本発明の実施の形態ないし実施例を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態ないし実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、本発明の浴室ユニットの窓構造(特に窓額縁)は、リフォーム時の既存の窓サッシに対するものに限定されず、建物の新設時及びリフォーム時の新設の窓サッシに対しても適用可能である。
本発明をアングル付き窓サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図である。 同横断面図である。 窓額縁の斜視図である。 窓額縁の要部拡大斜視図である。 窓額縁のコーナー部材を示す斜視図である。 窓額縁の縦枠材を示す斜視図である。 窓額縁の横枠材を示す斜視図である。 本発明をアングル無し窓サッシに適用した実施の形態を示す縦断面図である。 同横断面図である。 図8の変形例を示す要部縦断面図である。 図9の変形例を示す要部横断面図である。 窓額縁のコーナーポケット室外側の止水構造を説明する図である。
符号の説明
1 躯体
2 浴室ユニット
3 窓サッシ
5 壁パネル
6 窓用開口部
7 目隠し材
8 枠体
9a,9b 障子
14 窓額縁
15 縦枠材
16 横枠材
15a,16a 鍔部(当接部)
15b、16b タッピングホール
17 コーナー部材
19 ネジ(固着具)
28 ストッパー

Claims (1)

  1. 建物の躯体に設けられる窓サッシと、前記躯体内に設置される浴室ユニットの壁パネルに形成された窓用開口部と、該窓用開口部と前記窓サッシとの間に設けられる窓額縁とを備えた浴室ユニットの窓構造であって、前記窓額縁は、窓用開口部の室内側縁部に当接される当接部を有すると共に外面に複数のタッピングホールを有する上下の横枠材と左右の縦枠材をコーナー部材を介して連結してなり、前記コーナー部材は横枠材または縦枠材の厚さと略同じ厚さの横断面方形に形成され、該コーナー部材の隣接する面に横枠材の端面と縦枠材の端面を当接させ、各当接面とは反対側の面から横枠材または縦枠材のタッピングホールに固着具を交互に螺入してなることを特徴とする浴室ユニットの窓構造。
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