JP2003301536A - 建築用目地ガスケット装置及びその取付方法 - Google Patents

建築用目地ガスケット装置及びその取付方法

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JP2003301536A
JP2003301536A JP2002110458A JP2002110458A JP2003301536A JP 2003301536 A JP2003301536 A JP 2003301536A JP 2002110458 A JP2002110458 A JP 2002110458A JP 2002110458 A JP2002110458 A JP 2002110458A JP 2003301536 A JP2003301536 A JP 2003301536A
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JP
Japan
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gasket
joint
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plate member
panels
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JP2002110458A
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Shigehiro Takahashi
茂博 高橋
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時におけるパネルの目地ごとの誤差は勿
論のこと、通常設定される範囲内のほぼ全ての目地幅に
対しても、一種類で対向が可能な建築用目地ガスケット
装置及びその取付方法を提供する。 【解決手段】 一側面に沿って挿入溝13a、13bを
有する一対のガスケット部材13、13と、挿入溝13
a、13bに側端部が挿入可能な一枚のプレート部材1
4とからなるガスケット装置である。パネル11、11
の側面に設けた嵌合溝内に挿入溝13a、13bが露出
するようにガスケット部材10a、10bを予め嵌着
し、そのパネル11、11を施工した後、目地部12で
互いに対向した一対のガスケット部材13、13の各挿
入溝13a、13b内に、その片端面側からプレート部
材14を挿入して取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物に
おいて、外壁パネル等の目地部に取り付けられるガスケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の外壁パネル等の目地部には、そ
の隙間から雨や風等の侵入を防ぐ目的でガスケットが取
り付けられる。例えば、図4に示すように、建築物の鉄
骨1に外壁用のパネル2を固定し、その目地部3に二次
シールとしてガスケット4を取り付ける。外壁用のパネ
ル2の上にはサイジング板等の仕上用のパネル5が固定
され、その目地部にバックアップ材6を施した後、一次
シール7で封止される。
【0003】このように、現場で建築用のパネルを施工
した後に目地部に取り付けられる後付用のガスケット
は、図5に示すように、隣接するパネル2、2の間にお
ける目地部3の目地幅wに合わせたガスケット4を使用
して、パネル2、2の表面側から目地部3内に押し込む
ことによって取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の後付用のガスケットはパネルの目地部内に押し込んで
取り付けるため、可撓性を有する合成樹脂や合成ゴムか
らなると共に、目地幅に合わせたサイズのものを使用す
る必要がある。具体的には、建築物のパネルの目地幅は
おおよそ5〜20mmの範囲内でそれぞれ設定され、設
定された幾つかの目地幅ごとに対応したガスケットを選
択して取り付けるようになっている。
【0005】また、実際には建築現場でパネルを施工し
た際に、例えば目地毎に誤差が生じるうえ、同じ目地の
中でも上下で誤差がある場合もある。一方、従来の後付
用のガスケットの場合、一つのガスケットで対応できる
目地幅の誤差範囲は約5mm以下に限られているため、
目地幅の誤差に対応するためには、設定された目地幅対
応のもの以外に更に多くの種類のガスケットを準備しな
ければならなかった。
【0006】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたものであり、建築現場で施工されたパネルの目
地ごとに発生する誤差は勿論のこと、通常設定される範
囲内のほぼ全ての目地幅に対しても、一種類で対応が可
能な建築用目地ガスケット装置及びその取付方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供する建築用目地ガスケット装置は、建
築物のパネル間の目地部に取り付けるガスケット装置で
あって、一側面に沿って挿入溝を有する一対のガスケッ
ト部材と、ガスケット部材の挿入溝に側端部が挿入可能
な一枚のプレート部材とからなり、ガスケット部材はパ
ネル側面に設けた嵌合溝内に挿入溝をパネル側面に露出
させて嵌着され、プレート部材は互いに対向した一対の
ガスケット部材の各挿入溝に挿入して取り付けられるこ
とを特徴とする。
【0008】また、上記本発明の建築用目地ガスケット
装置の取付方法は、パネル側面に設けた嵌合溝内に挿入
溝をパネル側面に露出させてガスケット部材を予め嵌着
しておき、そのパネルを隣接するパネル間の目地部にガ
スケット部材が対向するように施工した後、互いに対向
した一対のガスケット部材の各挿入溝にその片端面側か
らプレート部材の両側端部を挿入することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の建築用目地ガスケット装
置は、一対のガスケット部材と一枚のプレート部材とか
らなり、一対のガスケット部材は予めパネルの側面に取
り付けておき、一枚のプレート部材はパネルの施工後に
一対のガスケット部材の挿入溝に挿入して、後付けによ
り取り付けるものである。
【0010】具体的には、例えば図1に示すように、本
発明のガスケット装置は、一側面に沿ってそれぞれ挿入
溝13a、13bを有する一対のガスケット部材13、
13と、この一対のガスケット部材13、13の対向し
た挿入溝13a、13bに両側端部を挿入することがで
きる一枚のプレート部材14とで構成される。
【0011】ガスケット部材13、13は、各パネルの
側面に沿って設けた嵌合溝内に嵌着されるようになって
いるが、嵌着する際に挿入溝13a、13bがパネル側
面に露出する方向に配置する。この一対のガスケット部
材13、13を各挿入溝13a、13bが対向するよう
に配置したとき、その挿入溝13a、13bの片端面側
から、一枚のプレート部材14の両側端部をそれぞれの
挿入溝13a、13bに挿入できるようになっている。
【0012】本発明のガスケット装置をパネルの目地部
に取り付ける場合には、図2に示すように、パネル1
1、11の側面に嵌合溝を設けておき、ガスケット部材
13、13を挿入溝13a、13bがパネル11、11
の側面に露出する方向に配置して、それぞれパネル1
1、11の嵌合溝内に押し込んで嵌着する。このパネル
11、11へのガスケット部材13、13の嵌着は、建
築現場で行ってもよいし、又は工場で行うこともでき
る。
【0013】建築現場においてパネル11を施工する際
には、隣接するパネル11、11の間の目地部12にガ
スケット部材13、13が対向するように施工する。そ
の後、互いに対向した一対のガスケット部材13、13
の各挿入溝13a、13bに、その片端面側(一般的に
は上側)から、プレート部材14の両側端部を挿入する
ことにより、目地部12をガスケット装置で気密又は水
密に封止することができる。
【0014】このような本発明のガスケット装置におい
ては、プレート部材14の横幅及びガスケット部材1
3、13の挿入溝13a、13bの深さを適宜に設定す
ることによって、建築物のパネル施工で一般的な5〜2
0mm程度の範囲内の目地幅に対応することができる。
従って、従来のごとく目地幅毎に多くの種類のガスケッ
トを用意する必要がなく、1種類のガスケット装置で対
応でき、極めて経済的である。
【0015】しかも、施工段階でパネルの目地幅に誤差
が生じた場合でも、プレート部材14の両端とガスケッ
ト部材13、13の挿入溝13a、13bの底部との間
に残る空隙の大きさが変動することにより誤差を吸収で
きるので、1種類のガスケット装置で対応することがで
きる。
【0016】また、プレート部材14の両端とガスケッ
ト部材13、13の挿入溝13a、13bの底部との間
に残る空隙は、水抜き用のパイプとして利用することも
可能である。即ち、雨水がパネル11、11の目地部1
2や上端部から侵入した場合でも、プレート部材14の
両端とガスケット部材13、13の挿入溝13a、13
bの底部との間に残る空隙に流れ込み、下方に流出させ
ることができる。
【0017】尚、上記した図2の具体例ではプレート部
材が平板状の場合を示したが、図3に示すようにほぼ直
角又は円弧状に曲折したプレート部材15を使用すれ
ば、2枚のパネル11、11を直角に配置して構成した
角部、例えば入隅についても、ガスケット装置を取り付
けて封止することができる。
【0018】ガスケット部材は、従来のガスケットと同
様の合成樹脂又は合成ゴム、例えばクロロプレン(C
R)系、エチレンプロピレン(EPDM)系、シリコー
ン系などで作製することができる。また、プレート部材
としては、ステンレスなどの金属板のほか、剛性を備え
た合成樹脂板などを用いることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、1種類のガスケット装
置によって、通常設定される5〜20mm程度の範囲内
のほぼ全ての目地幅に対応できるうえ、建築現場で施工
されたパネルの目地ごとに発生する誤差にも対応するこ
とができる。従って、従来のごとく多種類のガスケット
を用意する必要がなくなり、また現場での取付作業も簡
単であるから、経済的にも極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスケット装置の一具体例を示す
概略の斜視図である。
【図2】本発明によるガスケット装置を取り付けた目地
部を示す概略の断面図である。
【図3】本発明による別のガスケット装置を取り付けた
入隅の目地部を示す概略の断面図である。
【図4】一般的な建築物のパネル外壁の構造を示す概略
の断面図である。
【図5】従来のガスケットを取り付けた目地部を示す概
略の断面図である。
【符号の説明】
2、11 パネル 3、12 目地部 4 ガスケット 13 ガスケット部材 13a、13b 挿入溝 14、15 プレート部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物のパネル間の目地部に取り付ける
    ガスケット装置であって、一側面に沿って挿入溝を有す
    る一対のガスケット部材と、ガスケット部材の挿入溝に
    側端部が挿入可能な一枚のプレート部材とからなり、ガ
    スケット部材はパネル側面に設けた嵌合溝内に挿入溝を
    パネル側面に露出させて嵌着され、プレート部材は互い
    に対向した一対のガスケット部材の各挿入溝に挿入して
    取り付けられることを特徴とする建築用目地ガスケット
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の建築用目地ガスケット装置の
    取付方法であって、パネル側面に設けた嵌合溝内に挿入
    溝をパネル側面に露出させてガスケット部材を予め嵌着
    しておき、そのパネルを隣接するパネル間の目地部にガ
    スケット部材が対向するように施工した後、互いに対向
    した一対のガスケット部材の各挿入溝にその片端面側か
    らプレート部材の両側端部を挿入することを特徴とする
    建築用目地ガスケット装置の取付方法。
JP2002110458A 2002-04-12 2002-04-12 建築用目地ガスケット装置及びその取付方法 Withdrawn JP2003301536A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113090775A (zh) * 2021-05-06 2021-07-09 威仕喜(浙江)流体技术有限公司 一种电磁阀和密封结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113090775A (zh) * 2021-05-06 2021-07-09 威仕喜(浙江)流体技术有限公司 一种电磁阀和密封结构

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