JP2005066092A - 車両用自動ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、ヘッドレストの形状を自動で変形調節可能とし、特に着座したまま容易に変形調節可能で部品点数削減可能なヘッドレスト装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明のサポートプレート50は、駆動部40により自動で回動または移動される。それに伴ってウレタンパッド20の一部がサポートプレート50に当接して回動または移動され、ヘッドレストHの形状が自動で変形される。駆動部40は、2段階のウォームギヤ43、44からなる減速機構を有する。ステー30は上部と下部とに分割され、ステー内部には駆動部40の配線が設けられる。操作手段60は、背もたれ部の側面上部に設けられる。複数設けられたサポートプレート50は、歯車、リンク機構、ベルト機構等を有する伝動機構を介して1つの駆動部40に連結し、同期させて回動させる構成としてもよい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用座席の背もたれ部に固定支持されるヘッドレスト装置に係り、特にヘッドレスト内部に駆動部を備え、該駆動部によりヘッドレストの形状を自動で変形調節可能とし、かつ従来の背もたれ部に固定可能な形状のステーを備えた車両用自動ヘッドレスト装置に関する。
従来から、座席のヘッドレストの形状を変形可能とし、着座者の頭部を安定して保持させるものがあった(例えば、特許文献1)。このヘッドレストは、ヘッドレストパッド内のフレームと、ヘッドレストを背もたれ部に固定保持させるステーとの接続部が、回動可能、かつステーの軸方向に移動可能となるよう構成されている。従って、ヘッドレストの乗員の頭部と接触する部分の形状を湾曲させることが可能とされ、かつヘッドレストを上下動させることが可能とされている。
また、ヘッドレスト本体の一部としてサイドレスト部を設けたものがあった(例えば、特許文献2)このサイドレスト部は、ステーの一端を回動軸とするように取り付けられ、収納時にはヘッドレスト本体の下部と一体となって着座者の頭部を後方から保持し、展開時には着座者の頭部を側方から保持するものである。
更に、ヘッドレストの上下動作、倒起動作を電動で行うものがあった(例えば、特許文献3)。このヘッドレストの駆動装置は、座席の背もたれ部に内蔵され、モータと、モータの回転駆動力をステーの下部に連結されたコントロールシャフトの上下運動に変換するウォームギヤとを有する。そして、コントロールシャフトのレール上端部には湾曲部が形成され、コントロールシャフトがこの湾曲部に到達すると、ステーがシート前方部に向かって可倒となるよう構成されている。
特開2000−38070号公報(第2頁〜第3頁、図1、図6、図7) 特開2001−137069号公報(第2頁、図4) 特公平6−20852号公報(第2頁〜第3頁、第2図〜第6図)
特許文献1及び特許文献2の従来例では、ヘッドレストの変形や展開及び収納は手動で行う必要があり、着座後にヘッドレストの形状変更を行う場合は、無理な姿勢をとらなければならなかったり、力をかけにくい体勢で行わなければならないという問題があった。また、特許文献1のヘッドレストは、2本のステー間に位置されるフレームを回動、変形するものであるため、ヘッドレストの変形可能領域がこのフレームが位置される領域内に限定されるという問題点があった。
また、特許文献3の従来例では、ヘッドレストの上下動作及び倒起動作を電動で行うことが可能とされているが、ヘッドレストそれ自体の形状を電動により変更することはできなかった。また、駆動装置が背もたれ部の内部に配設されているため、ヘッドレストと背もたれ部とをいずれも専用設計とする必要があり、汎用性が低く、また部品点数が増加するという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ヘッドレストの形状を自動で変形調節可能とし、かつ背もたれ部の側面に操作部を設けることにより、ヘッドレストに頭を乗せたまま容易に変形調節可能なヘッドレスト装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、様々な車種の座席に取付け可能であり、高い汎用性を有するヘッドレスト装置を提供することにある。すなわち、ヘッドレストを変形させる駆動装置をヘッドレスト本体に設けると共に、ステーを背もたれ部に支持される下部ステーと上部ステーとに分割することにより、下部ステーと背もたれ部に設けられた支持部とは従来部品を用いることができ、部品点数を削減可能なヘッドレスト装置を提供することにある。
前記課題は、請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置によれば、座席の背もたれ部に支持されるステーと、該ステーまたは該ステーに連結されたフレームに装着される緩衝部材とを有するヘッドレストを備えた車両用ヘッドレスト装置であって、前記ヘッドレストには可動部が設けられ、該可動部は、前記緩衝部材の一部と、前記緩衝部材と前記ステーとの間に位置されるサポート部材と、該サポート部材を回動または移動させる駆動部とを備えてなること、により解決される。このように、本発明の車両用ヘッドレスト装置によれば、自動で回動又は移動される可動部を備え、自動操作でヘッドレストを乗員の所望の形状とすることが可能である。すなわち、本発明の車両用ヘッドレストは、駆動部の出力によりサポート部材が自動で回動または移動される。それに伴って緩衝部材の一部がサポート部材に当接して回動または移動されるため、ヘッドレストの形状を自動で変形させることが可能となる。
また、請求項2に記載のように、請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記サポート部材は複数設けられ、該複数のサポート部材は、それぞれ独立の駆動部により回動または移動されるように構成してもよい。このように構成すると、それぞれのサポート部材の回動角を独立に設定することが可能となり、ヘッドレストの複数箇所の緩衝部材を独立に位置変更させることができる。従って、ヘッドレストの頭部接触面を所望の形状に変形させることが可能となる。
また、請求項3に記載のように、請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記サポート部材は複数設けられ、該複数のサポート部材のうち一つが駆動部により回動または移動されると共に、他のサポート部材は前記駆動部と伝動機構を介して連結してなるように構成してもよい。このように構成すると、一つのサポート部材と他のサポート部材とが伝動機構を介して一つの駆動部に連結されているため、一つの駆動部によって複数のサポート部材を回動させることが可能となり、駆動部の数を少なくすることができる。また、互に連結されたサポート部材は同期して回動または移動させることが可能となる。
このとき、請求項4に記載のように、より具体的には、前記伝動機構は、リンク機構、歯車伝動機構、又はベルト機構のいずれかを備えてなるように構成するとよい。
なお、請求項5に記載のように、請求項2または請求項3に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記複数のサポート部材は、前記ヘッドレストの左右両側頭部側に設けられ、互に逆向きに回動されることにより、前記ヘッドレストの頭部接触面を湾曲させるように構成するとよい。このように構成すると、湾曲面の左右両側端部によって乗員の頭部が左右から保持されるため、頭部を安定して保持させることが可能となり、好適である。
そして、請求項6に記載のように、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記駆動部は、ウォームギヤを有する減速機構を備え、該減速機構の出力軸は前記サポート部材または前記ステーのいずれかに連結されるように構成してもよい。このように構成すると、減速機構としてウォームギヤを使用するので、平歯車による減速機構に比べて作動音の発生が抑えられ、ヘッドレスト変形時の騒音を抑えることができるとともに、駆動部の小型化が可能である。また、駆動モータ停止状態でもサポート部材を保持可能であるため、好適である。
また、請求項7に記載のように、請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記ステーは、前記背もたれ部に支持される下部ステーと、前記サポート部材が連結される上部ステーとを備えてなるように構成してもよい。このように構成すると、下部ステーとして、従来の背もたれ部に設けられた支持部に適用可能な従来部品を用いることができる一方、上部ステーは本発明のサポート部材を連結するための専用設計とすることが可能となり、好適である。
また、請求項8に記載のように、請求項1または請求項6に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記駆動部の配線は、前記ステー内部に設けるように構成するとよい。このように構成すると、別途に配線スペースを設ける必要がなく、好適である。
また、請求項9に記載のように、請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置において、前記駆動部を制御して前記ヘッドレストを変形させる操作信号を出力する操作手段は、前記背もたれ部の側面上部に設けるように構成してもよい。このように構成すると、着座者は、ヘッドレストに頭部を乗せたまま操作することができる。従って、ヘッドレストの形状が好みに合うかどうかを確認しながら変更することができる。また、着座後にもヘッドレストの形状変更を行い易く、便利である。
以上詳述したように、本発明によれば、以下の効果を奏する。
(イ)本発明の車両用自動ヘッドレスト装置では、緩衝部材とステーとの間に位置されるサポート部材が駆動部により自動で回動または移動される。それに伴って緩衝部材の一部がサポート部材に当接して回動または移動されるため、ヘッドレストの形状が自動で変形される。従って、着座したままで変形操作を行うことが可能となり、ヘッドレストを所望の形状に変形させ易くなるため、操作容易性及び乗車時の快適性が向上される。
(ロ)また、本発明の車両用自動ヘッドレスト装置の駆動部は、減速機構としてウォームギヤを使用するので、平歯車による減速機構に比べて作動音の発生が抑えられ、ヘッドレスト変形時の騒音を抑えることができるとともに、駆動部の小型化が可能である。また、ウォームギヤ使用のため、駆動モータ停止状態でもヘッドレスト形状を保持することが可能である。
(ハ)さらに、本発明の車両用自動ヘッドレスト装置のステーは、上部と下部とに分割され、上部ステーを本発明のサポート部材を連結するための専用設計とする一方、下部ステーとして従来の背もたれ部によって支持可能な従来部品を用いることができる。従って、汎用性を高めると共に、部品点数を削減することができる。
(ニ)そして、本発明の車両用自動ヘッドレスト装置において、緩衝部材を支持するために設けられた複数のサポート部材のうち2つを伝動機構により連結することにより、連結されたサポート部材を1つの駆動部によって同期して回動または移動させることが可能となる。従って、駆動部の数を削減することができ、部品点数の削減及び組み付け工数の低下を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
(第1の例)
図1乃至図8は本発明の一実施形態を示す図で、図1は本実施形態のヘッドレストを備えた車両用座席の側面図、図2はヘッドレストのステーに装着されるウレタンパッドの外観を示す斜視図、図3はヘッドレストの分解斜視図、図4はヘッドレストのステー及びステーに連結されたフレームを示す斜視図、図5はヘッドレスト及びステー支持部の構成を示す要部垂直断面図、図6は駆動部の内部構成を示す一部切欠斜視図、図7及び図8はサポート部材の回動に伴うヘッドレストの変形過程を示す要部水平断面図である。
(車両用自動ヘッドレスト装置の構成)
はじめに、図1乃至図8を参照しながら、本発明の一実施形態に係る車両用自動ヘッドレスト装置の構成について説明する。
この車両用自動ヘッドレスト装置は、図1に示すように、座席の背もたれ部10の上部に配設されるヘッドレストHと、背もたれ部10の側面に配設された操作手段60とを備え、ヘッドレストHは、ウレタンパッド20と、ステー30と、駆動部40と、サポートプレート50とを有して構成されている。
図2に示すように、ウレタンパッド20は座席背面側22と頭部接触面側21とに2分割されている。そして、頭部接触面側21には縦に2箇所の切れ込みが形成され、左側頭部側21aと右側頭部側21bと後頭部側21cとに縦に3分割されている。
ウレタンパット20は全体を表皮材(不図示)に被覆されており、図3に示すように、その内部には、後述するステー30と、駆動部40と、サポートプレート50とが設けられている。頭部接触面側の左右のウレタンパッド21a及び21bには、それぞれサポートプレート50が当接している。従って、ウレタンパッド21a及び21bは、それぞれサポートプレート50によって、ヘッドレスト内部側から支持されている。なお、このウレタンパッド20が本発明の緩衝部材に相当し、サポートプレート50が本発明のサポート部材に相当する。
ステー30は、それぞれ2本の部材からなる上部ステー32及び下部ステー31と、接合部材33とを備えている。上部ステー32と下部ステー31とは略平行に設けられ、図4に示すように、2本の下部ステー31の上端に接合部材33が横架され、この接合部材33上に上部ステーが立設されている。そして、上部ステー32と略同一平面上にコの字型のフレーム34が設けられ、その両端部が接合部材33に固定されている。なお、上部ステー32には、後述するように、駆動部40の最終出力軸であるウォームホイール44bが固定されている。
下部ステー31の下端部は、図5に示すように、ウレタンパッド20の座席背面側22の下端を貫通して延出され、背もたれ部10の上端部に設けられたステー支持部12に挿入され、保持されている。下部ステー31には、その長尺方向に直行する向きに、所定数の係合溝35が形成されている。そして、ステー支持部12の上端には上記係合溝を利用した係止機構13が設けられている。これにより、ヘッドレストHの上下位置を有段階に調整し、所望の高さでヘッドレストHを固定保持させることが可能となっている。
本実施形態の車両用ヘッドレスト装置は、ステー30が上部ステー32と下部ステー31とに分割されているので、上部ステー32を後述する駆動部40等の部材を固定支持するための専用設計とする一方、下部ステー31とステー支持部12とは、従来部品をそのまま使用することができる。従って、既存のステー支持部の設計変更をすることなく、既存の背もたれ部に配設可能である。
駆動部40は、図6に示すように、駆動モータ41及びその格納部であるハウジング42と、2段の減速機構としてのウォームギヤ43及び44と、リミットスイッチ機構45とを備えている。ハウジング42は樹脂等で形成されている。そして、図1及び図5に示すように、ハウジング42の頭部支持側には、上述した頭部接触面側のウレタンパッドを支持し且つ回動させるためのサポートプレート50が固定されている。そして、駆動部40と電源及び後述する操作手段等とを連絡する配線(不図示)は、ステー30の内部に配設されている。
駆動モータ41の出力軸は1段目のウォームギヤ43のウォーム43aに連結され、ウォームホイール43bの出力軸に2段目のウォームギヤ44のウォーム44aが連結されている。そして、最終出力軸であるウォームホイール44bは、上述した上部ステー32に固定されている。
このように、駆動モータ41の減速機構にウォームギヤを用いることにより、平歯車による減速機構に比べて作動音の発生が抑えられ、騒音を抑えることができる。また、駆動部を小型化することができる。更に、駆動モータ停止状態でもサポート部材を保持することが可能となる。
本実施形態では、サポートプレート50は、ヘッドレストの左右2箇所に設けられ、それぞれ独立した2つの駆動部40に固定されている。そして、これら2箇所の駆動部40の最終出力軸であるウォームホイール44bは、2本の上部ステー32にそれぞれ固定されている。
駆動モータ41の回転運動がウォームホイール44bに伝達されると、ウォームホイール44bは、上部ステー32に固定されたまま回動される。従って、駆動部40のハウジング42及びハウジング42に固定されたサポートプレート50は上部ステー32を軸として回動される。
ウォームホイール44bの上部には、駆動停止用のリミットスイッチ機構45が設けられている。このリミットスイッチ機構45は、サポートプレート50の現在位置を検出し、その可動範囲を制限するものであり、例えば、ウォームホイール44bの上部に固定された検出プレート45aと、ハウジング42に固定された部材に設けられたリミットスイッチ45b及び45c(不図示)を備えている。リミットスイッチ45b及び45cは、それぞれ、サポートプレート50の回動角が可動範囲の上限(最大可動角)及び下限(通常位置)に達したことを検出するものである。
駆動モータ41が正回転し、サポートプレート50が回動され、その回動角が予め設定した最大可動角に達すると、検出プレートに設けられた突起部がウォームホイール44bと共に回転し、リミットスイッチ45bに接触して接点スイッチが切り換えられ、リミット信号が出力される。そして、このリミット信号に基づき、駆動モータ41の正回転駆動が停止される。同様に、駆動モータ41を逆回転させ、サポートプレート50を通常位置に復帰させると、リミットスイッチ45cの接点スイッチが切り換えられ、駆動モータ41の逆回転駆動が停止される。
操作手段60は、図1に示すように、背もたれ部10の側面上部に取付けられ、例えば、変形スイッチ61と復帰スイッチ62とからなる操作スイッチを有して構成されている。このような位置に操作手段60を設けることにより、ヘッドレストHに頭部を乗せたままで操作を行うことができる。
この変形スイッチ61を押圧すると、駆動部40の駆動モータ41を回転させる操作信号が出力される。また、復帰スイッチ62を押圧すると、駆動モータ41を変形スイッチ押圧時とは逆方向に回転させる操作信号が出力される。これらの操作スイッチ61及び62は、押圧されているときだけ上記の操作信号を出力するように構成されている。
なお、本実施形態では、上記の操作信号に基づきモータ制御を行う制御回路は、座席の背もたれ内部に設けられている。
(車両用自動ヘッドレスト装置の動作)
次に、図7及び図8を参照しながら、上記構成からなる車両用自動ヘッドレスト装置の動作について説明する。
(ヘッドレスト変形時)
図7は変形前のヘッドレストを示す要部水平断面図である。背もたれ部10の側面上部の変形スイッチ61が押圧されると、駆動モータ41を制御するための操作信号が出力される。この操作信号に基づき、上部ステー32を軸として回動する2箇所の駆動部40の駆動モータ41が、それぞれ同期して回転を開始する。
駆動モータ41の出力は、ウォーム43a、ウォームホイール43b、ウォーム44a、ウォームホイール44bの順に伝達される。そして、左右のサポートプレート50が、それぞれ上部ステー32を回動軸として同期して回動される。そして、サポートプレート50に当接するウレタンパッド21a及び21bは、左右のサポートプレート50の回動に追従して、それぞれ図8に示すA、A´の方向に傾くように回動される。その結果、ヘッドレストHの頭部支持面は湾曲され、着座者の頭部を側面から保持可能な形状となる。
変形スイッチ61が押圧されている間は、サポートプレート50の回動が継続される。図8は変形途中のヘッドレストを示す要部水平断面図である。ヘッドレストHの形状が所望の形状の湾曲面となったときに着座者が変形スイッチ61の押圧を止めると、操作信号の出力が停止され、駆動モータ41の回転が停止されてサポートプレート50の回動が停止する。
なお、変形スイッチ61の押圧中にサポートプレート50の回動角が最大可動角に達すると、リミットスイッチ機構45の接点スイッチが切り換えられる。そして、リミット信号が出力されて駆動モータ41の回転が停止され、サポートプレート50のそれ以上の回動が停止される。
(ヘッドレスト復帰時)
背もたれ部10の側面上部の復帰スイッチ62が押圧されると、駆動モータ41を制御するための操作信号が出力される。この操作信号に基づき、上部ステー32を軸として回動される駆動部40の駆動モータ41が、変形スイッチ61の押圧時とは逆の回転を開始する。そして、2箇所のサポートプレート50がヘッドレスト変形時とは逆方向に回動されると、ヘッドレストHの頭部支持面は湾曲面状から平面状に復帰される。そして、着座者が復帰スイッチ62の押圧を止めると、駆動モータ41の回転が停止され、サポートプレート50の回動が停止する。また、サポートプレート50が通常位置に戻ってヘッドレストHの形状が平面状に復帰すると、リミットスイッチ機構45の働きにより駆動モータ41の回転が停止される。
(第2の例)
図9乃至図11は第2の例を示すものである。上記第1の例では、左右のサポートプレート50がそれぞれ独立の駆動部40の出力によって回動されていたが、第2の例は、左右のサポートプレート50を伝動機構で機械的に結合させ、1つの駆動部により駆動させるものである。なお、以下の説明において、上記第1の例と同一部材は同一の符号を用いて示しており、その説明は上記と同様であるので省略する。
図9乃至図11に示すように、第2の例では、2本の上部ステー32のそれぞれを軸として回動される2つのサポートプレート150及び151が設けられている。サポートプレート150は駆動部40のハウジング42に固定されている。そして、サポートプレート151は複数の歯車からなる伝動機構170を介してサポートプレート150に連結されている。
歯車伝動機構170は、歯車171乃至174を備えている。歯車171は駆動部40のハウジング42に固定されており、一方の上部ステー32を軸としてサポートプレート150と共に回動される。歯車171の回動は、歯車171と噛合する歯車172に伝達され、以下歯車173、歯車174の順に伝達される。歯車172と歯車173は、接合部材33に設けられた上部ステー32に平行な2本の軸部材176のそれぞれを軸として回動されるように構成されている。そして、歯車174には固定部材175を介してサポートプレート151が固定されている。従って、歯車174はもう一方の上部ステー32を軸としてサポートプレート151と共に回動される。
この歯車伝動機構170は、両端の歯車171と歯車174の直径が等しく、また中間の歯車172と歯車173の直径が等しくなるように構成されているため、サポートプレート151とサポートプレート150とは等しい速度で回動され、等しい回動角となる。また、歯車171乃至歯車174は、いずれも歯を軸に沿ってらせん状に形成したはすば歯車が使用されている。これにより、通常の歯車と比較して回転がなめらかとなり、作動音を抑えることが可能である。
駆動部40の駆動モータ41の回転により、ハウジング42及びハウジング42に固定されたサポートプレート150と歯車171が回動される。そして、歯車171の回動が歯車174に伝達される。そして、2つのサポートプレート150及び151を同期させて逆方向に回動される。
なお、上記第2の例は、サポートプレート150と駆動部40との間にも伝動機構を設ける構成としてもよい。この場合には、上記のように、ハウジング42の回動運動が伝動機構を介して伝達される構成とするほか、ハウジング42をステー32または接合部材33に固定し、駆動部40の最終出力軸であるウォームホイール44bと伝動機構とを連結し、ウォームホイール44bの回動運動が伝動機構を介してサポートプレート150及び151に伝達される構成としてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、以下のように改変することができる。
(1)上記第1の例及び第2の例では、2本の下部ステー31の上端に横架される接合部材33に、2本の上部ステー32とコの字型フレーム34とを立設する構成としていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図12に示すように、コの字型フレームに、2本のフレーム134a及びT字形のフレーム134bを設ける構成としてもよい。また、図13に示すように、コの字型の1本の部材からなるステー230を設け、その中間部を2本のフレーム234で連結し、このフレーム234に駆動部40の回動軸となる軸部材235を連結する構成としてもよい。
このように構成すると、図12に示すように、駆動部40の回動軸としての上部ステー32を、ヘッドレストHの中央寄りではなく左右両端部寄りに位置させることができる。また、図13に示すように、駆動部40の回動軸となる軸部材235を、ステー30と略同一平面上ではなく、ステー30よりも頭部接触面側に位置させることができる。
(2)本発明の自動で変形させるヘッドレストは、前席用のヘッドレストに限らず、後席用であってもよい。
(3)上記第1の例及び第2の例では、ウレタンパッドが4分割され、ヘッドレストの可動部を構成する緩衝部材の一部としての左右のウレタンパッドが、頭部を左右から保持する方向に回動されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、サポートプレート50を回動させずにヘッドレストの側面方向あるいは上下方向にスライドさせ、ヘッドレストの面積を所望の方向に広げるように構成してもよい。さらに、サポートプレートを座席前後方向にスライドさせ、ヘッドレストの一部を隆起あるいは沈降させることにより、所望の形状となるように構成してもよい。
(4)上記第2の例では、伝動機構として歯車伝動機構を設けていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図14に示すリンク機構270や、図15に示すクロスベルトを用いたベルト機構370を有する伝動機構を設けていてもよい。また、これらを組み合わせたものとしてもよい。なお、図14のリンク機構のリンクは2本設けられているが、これを1本のみとしてもよい。
(5)上記第1の例及び第2の例では、操作手段60が背もたれ部10の側面上部に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、着座部の側面に操作手段を設けてもよいし、アームレストに設けるように構成することも可能であることは勿論である。
本発明の車両用ヘッドレスト装置は、上述のように、乗用自動車等の車両用シートとして利用できる他にも、航空機や鉄道、家具、マッサージ機などに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るヘッドレストを備えた車両用座席の側面図である。 本発明の一実施形態に係るステーに装着されるウレタンパッドの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドレストの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るステー及びフレームを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドレスト及びステー支持部の構成を示す要部垂直断面図である。 本発明の一実施形態に係る駆動部の内部構成を示す一部切欠斜視図である。 本発明の一実施形態に係る変形前のヘッドレストを示す要部水平断面図である。 本発明の一実施形態に係る変形中のヘッドレストを示す要部水平断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る伝動機構及びサポート部材を示す要部正面図である。 本発明の第二の実施形態に係る伝動機構及びサポート部材を示す要部水平断面図(図9のB−B断面図)である。 本発明の第二の実施形態に係る伝動機構及びサポート部材を示す要部側面図である。 本実施形態の改変例に係るステー及びT字型フレームを示す斜視図である。 本実施形態の改変例に係るステー及びフレームを示す斜視図である。 本実施形態の改変例に係るリンク機構からなる伝動機構を示す要部水平断面図である。 本実施形態の改変例に係るベルト機構からなる伝動機構を示す要部水平断面図である。
符号の説明
10 背もたれ部、12 ステー支持部、13 係止機構、20 ウレタンパット、21a 左側頭部側ウレタンパッド、21b 右側頭部側ウレタンパッド、21c 後頭部側ウレタンパッド、22 座席背面側ウレタンパッド、30 ステー、31 下部ステー、32 上部ステー、33 接合部材、34 フレーム、35 係合溝、40 駆動部、41 駆動モータ、42 ハウジング、43 ウォームギヤ、43a ウォーム、43b ウォームホイール、44 ウォームギヤ、44a ウォーム、44b ウォームホイール、45 リミットスイッチ機構、45a 検出プレート、45b リミットスイッチ、45c リミットスイッチ、50 サポートプレート、60 操作手段、61 変形スイッチ、62 復帰スイッチ、134a フレーム、134b フレーム、150 サポートプレート、151 サポートプレート、170 歯車伝動機構、171 歯車、172 歯車、173 歯車、174 歯車、175 固定部材、176 軸部材、230 ステー、234 フレーム、235 軸部材、270 リンク機構、370 ベルト機構、H ヘッドレスト

Claims (9)

  1. 座席の背もたれ部に支持されるステーと、該ステーまたは該ステーに連結されたフレームに装着される緩衝部材とを有するヘッドレストを備えた車両用ヘッドレスト装置であって、
    前記ヘッドレストには可動部が設けられ、該可動部は、前記緩衝部材の一部と、前記緩衝部材と前記ステーとの間に位置されるサポート部材と、該サポート部材を回動または移動させる駆動部とを備えてなることを特徴とする車両用自動ヘッドレスト装置。
  2. 前記サポート部材は複数設けられ、該複数のサポート部材は、それぞれ独立の駆動部により回動または移動されることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  3. 前記サポート部材は複数設けられ、該複数のサポート部材のうち一つが駆動部により回動または移動されると共に、他のサポート部材は前記駆動部と伝動機構を介して連結してなることを特徴とする請求項1に記載の車両用ヘッドレスト装置。
  4. 前記伝動機構は、リンク機構、歯車伝動機構、又はベルト機構のいずれかを備えてなることを特徴とする請求項3に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  5. 前記複数のサポート部材は前記ヘッドレストの左右両側頭部側に設けられ、互に逆向きに回動されることにより、前記ヘッドレストの頭部接触面を湾曲させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  6. 前記駆動部は、ウォームギヤを有する減速機構を備え、該減速機構の出力軸は前記サポート部材または前記ステーのいずれかに連結されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  7. 前記ステーは、前記背もたれ部に支持される下部ステーと、前記サポート部材が連結される上部ステーとを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  8. 前記駆動部の配線は、前記ステー内部に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項6に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
  9. 前記駆動部を制御して前記ヘッドレストを変形させる操作信号を出力する操作手段は、前記背もたれ部の側面上部に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項6に記載の車両用自動ヘッドレスト装置。
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