JP4830405B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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本発明は、左右一対のサイドシートと、両サイドシートの間に配設されたセンターシートとを具備した車両用シート装置の改良に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、後方を回転支点として上方に立ち上げられた格納位置と、前倒した使用位置とに移動可能に構成されたセンターアームレストを有する車両用シートにおいて、このセンターアームレストを上記使用状態とした場合に、その下方に位置するセンターシートクッションを、前方を回転支点として上方に立ち上げた裏面使用位置と後倒した通常使用位置とに移動させる移動手段と、上記センターシートクッションの裏面に配設された液晶テレビ等からなる車室内装備品とを設け、センターアームレストを上記格納位置から使用位置に揺動変位させることにより、車両用シートを3人掛け用から2人掛け用に変化させることが行われている。
特開2005−59648号公報
上記特許文献1に開示されているように、車両用シートの中央部分に設けられたセンターアームレストを、上方に立ち上げられた格納位置と前倒した使用位置とに揺動変位させることにより、車両用シートを3人掛け用から2人掛け用に変化させるように構成した場合には、乗員数に応じて車両のシートアレンジを変更することが可能である。しかし、特許文献1に開示された車両用シートでは、これを3人掛け用から2人掛け用に変化させた場合においても、その左右に配設されたサイドシートを構成するシートクッションおよびシートバックの形状自体を変化させることができないので、シートの座り心地や乗員のホールド性等をシートアレンジに対応させて効果的に向上させることができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、乗車人数に応じてシートアレンジを容易に変更することができるとともに、これに対応させてシートの座り心地等を効果的に向上させることができる車両用シート構造を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、左右一対のサイドシートと、両サイドシートの間に配設されたセンターシートとを有し、これらの各シートにそれぞれシートクッションおよびシートバックが設けられた車両用シート装置であって、上記サイドシートにはサイドサポート部が設けられるとともに、このサイドサポート部を3人掛け用に適合した第1サポート形状と、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに変化させるサポート形状変更手段を具備し、上記センターシートに、格納位置に格納された状態から略水平な使用状態に揺動変位するアームレストを設けるとともに、このアームレストの揺動変位に連動してサポート形状変更手段によりサイドサポート部の形状を変化させるように構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の車両用シート装置において、サポート形状変更手段により、サイドシートのシートクッションに設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両用シート装置において、サポート形状変更手段により、サイドシートのシートバックに設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、サポート形状変更手段により、サイドシートの外側辺部に設けられたサイドサポート部の形状を変化させることなく、サイドシートの内側辺部に設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、3人掛け用のシートアレンジとした場合に、上記サポート形状変形手段によってサイドシートに設けられたサイドサポート部を、その隆起量が小さいフラットな第1サポート形状とする等により、3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座できるとともに、各乗員が容易に横移動することができる。また、2人掛け用のシートアレンジとした場合に、上記サイドサポート部を、その隆起量が大きい第2サポート形状に変化させる等により、左右のサイドシートに着座した乗員の横移動を規制して、乗員のホールド性を効果的に確保できる等の利点がある。また、上記アームレストを揺動変位させてシートアレンジを3人掛け用から2人掛け用に変化させ、あるいは2人掛け用から3人掛け用に変化させる操作に応じ、上記サイドサポート部の形状を自動的に変化させることができるため、アームレストの揺動変位に応じて変化するシートの使用状態に適合させるように、上記サイドサポート部の形状を容易かつ適正に変化させることができるとともに、上記アームレストだけを揺動変位させてサイドサポート部の形状を変化させる操作を忘れるという事態等の発生を確実に防止できるという利点がある。
請求項に係る発明によれば、3人掛け用のシートアレンジとした場合に、上記サポート形状変更手段によってサイドシートのシートクッションに設けられたサイドサポート部を、その隆起量が小さいフラットな第1サポート形状とする等により、シートの座面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座できるとともに、各乗員が容易に横移動できる等の利点がある。また、2人掛け用のシートアレンジとした場合に、上記サイドサポート部を、その隆起量が大きい第2サポート形状に変化させる等により、左右のサイドシートに着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保することができる。
請求項に係る発明によれば、シートアレンジを3人掛け用とした場合に、上記サイドシートのシートバックに設けられたサイドサポート部を、隆起量が小さくフラットな背もたれ面を構成する第1サポート形状とする等により、シートの背もたれ面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座することができる。また、シートアレンジを3人掛け用から2人掛け用に変化させるのに応じ、上記サイドシートのシートバックに設けられたサイドサポート部を、隆起量が大きく湾曲した背もたれ面を構成する第2サポート形状に変化させる等により、左右のサイドシートに着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保できる等の利点がある。
請求項に係る発明では、シートアレンジを3人掛け用とする場合において、シートの座面および背もたれ面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座可能に構成するとともに、シートアレンジを2人掛け用とする場合において、左右のサイドシートに着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保可能に構成する点で重要な意味を有するサイドシートの内側辺部に設けられたサイドサポート部だけを、シートアレンジに応じて変化させるように構成したため、簡単な構成でシートの座り心地を確保しつつ、乗員のホールド性を効果的に向上させることができる等の利点がある。
図1〜図4は、本発明に係る車両用シート装置の実施形態を示している。この車両用シート装置は、車室の前方に位置する運転席および助手席からなる図外のフロントシートの後方に配列された3人掛け用のリアシート1からなり、左右一対のサイドシート2,3と、両サイドシート2,3の間に配設されたセンターシート4とを有している。このセンターシート4は、図1に示すように、上記両サイドシート2,3のシートクッション5およびシートバック6と連続した座面および背もたれ面を構成するたシートクッション7およびシートバック8を有するとともに、このシートクッション7およびシートバック8の幅寸法が、両サイドシート2,3のシートクッション5およびシートバック6に比べて小さな値に設定されている。
また、上記センターシート4のシートバック8には、図2に示すように左右のサイドシート2,3に着座した乗員により使用されるアームレスト9が設置されている。このアームレスト9は、その基端部に設けられた支持軸10(図3および図4参照)を支点として揺動変位可能に支持され、シートバック8に沿って格納された状態、つまりシートバック8に形成された凹部11内に収容された図1に示す格納状態と、左右のサイドシート2,3間において略水平に設置された図2に示す使用状態とに変位し得るように構成されている。そして、上記アームレスト9を格納位置から使用位置に変位させることにより、上記リアシート1を3人掛け用から2人掛け用に変化させることができるようになっている。
上記サイドシート2,3のシートクッション5の左右両側辺部には、ウレタン材等の弾性部材を主体として形成されるとともに、布材または皮材等からなる被覆材により被覆されたサイドサポート部18,18が設けられている。また、上記センターシート4のシートバック8と、両サイドシート2,3のシートクッション5との間には、アームレスト9の揺動変位に連動して上記サイドサポート部18,18の形状を変化させるサポート形状変更手段12が設けられている。
このサポート形状変更手段12は、図3および図4に示すように、サイドシート2,3のシートクッション5内に配設されるとともに、連結バー13によって互いに連結された硬質合成樹脂材または金属板等からなる左右一対のフレーム材14,14と、このフレーム材14,14を昇降可能に支持する平行リンクからなる昇降ガイド15と、上記アームレスト9の支持軸10に固定された駆動アーム16と、この駆動アーム16の駆動力を上記連結バー13に伝達してフレーム材14,14を昇降駆動するワイヤー材17とを有している。
そして、上記アームレスト9を格納状態から使用状態に揺動変位させる操作に応じ、上記駆動アーム16が揺動変位してその先端部が上昇することにより、上記ワイヤー部材17を介してフレーム材14,14が下方位置から所定位置まで引き上げられるように構成されている。これに応じて、図5に示すように、上記シートクッション5の左右両側辺部に配設されたサイドサポート部18,18が、3人掛け用に適合したフラットな形状、つまりシートの座面を広く利用できるように隆起量が小さくなった第1サポート形状から、図6に示すように、2人掛け用に適合した形状、つまり左右のサイドシート2,3に着座した乗員のホールド性を確保し得るように隆起量が大きくなった第2サポート形状に変化するようになっている。
上記のように左右一対のサイドシート2,3と、両サイドシート2,3の間に配設されたセンターシート4とを有し、両サイドシート2,3がそれぞれシートクッション5およびシートバック6を備えるとともに、上記センターシート4がシートクッション7およびシートバック8を備えた車両用シート装置において、上記サイドシート2,3のシートクッション5にサイドサポート部18,18を設けるとともに、このサイドサポート部18,18を3人掛け用に適合した第1サポート形状と、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに変化させるサポート形状変更手段12を設けたため、乗車人数に応じて変化するシートアレンジに適合させて上記サイドサポート部18,18の形状を変更することにより、シートの座り心地を確保しつつ、乗員のホールド性を効果的に向上させることができる等の利点がある。
すなわち、上記アームレスト9をセンターシート4のシートバック8に沿った格納位置に設置して上記リアシート1を3人掛け用のシートアレンジとした場合には、上記サポート形状変更手段12によってサイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18を、その隆起量が小さいフラットな第1サポート形状とすることにより、シートの座面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座できるとともに、各乗員が容易に横移動できるという利点がある。一方、上記アームレスト9を略水平な使用位置に設置して上記リアシート1を2人掛け用のシートアレンジとした場合には、上記サイドサポート部18,18を、その隆起量が大きい第2サポート形状に変化させることにより、左右のサイドシート2,3に着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保できる等の利点がある。
また、上記のようにセンターシート4のシートバック8に沿った格納位置に格納された状態から略水平な使用状態に揺動変位するアームレスト9を上記センターシート4に設けるとともに、このアームレスト9の揺動変位に連動して上記サイドサポート部18,18の形状を機械的に変化させるように駆動するサポート形状変更手段12を設けた構造としたため、上記アームレスト9を揺動変位させてシートを3人掛け用から2人掛け用に変化させ、あるいは2人掛け用から3人掛け用に変化させる操作に応じ、上記サイドサポート部18,18の形状を自動的に変化させることができる。したがって、アームレスト9の揺動変位に応じて変化するシートの使用状態に適合させるように、上記サイドサポート部18,18の形状を容易かつ適正に変化させることができるとともに、上記アームレスト9だけを揺動変位させてサイドサポート部18,18の形状を変化させるのを忘れるという事態等の発生を確実に防止できるという利点がある。
なお、上記アームレスト9を格納状態から使用状態に揺動変位させる操作に応じて上記フレーム材14,14を上昇させることにより、サイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18の形状を変化させるように構成された上記サポート形状変更手段12に代え、図7に示すように、アームレスト9の支持軸10に第1ベベルギア19を固定するとともに、この第1ベベルギア19に歯合する第2ベベルギア20が固定された回転軸21と、この回転軸21の下端部に固定された駆動ギア22と、この駆動ギア22により駆動されるラックギアが形成された左右一対の駆動バー23,23と、この駆動バー23,23により駆動される左右一対の従動レバー24,24と、この従動レバー24,24の揺動変位に応じて回転駆動される左右一対の回転軸25,25と、この回転軸25,25の回転に応じて揺動変位する左右一対の揺動板26,26とを有するサポート形状変更手段により、上記サイドサポート部18,18の形状を機械的に変化させるように構成してもよい。
上記構成のサポート形状変更手段は、アームレスト9を格納状態から使用状態に揺動変位させて上記第1ベベルギア19から第2ベベルギア20に回転力を伝達することにより、回転軸21を回転駆動してその回転力を上記駆動ギア22,22から駆動バー23,23に伝達し、この駆動バー23,23を図外のガイド部材によりガイドしつつ左右にスライド変位させて、上記回転軸25,25を回転駆動するようになっている。これに応じて上記揺動板26,26が、図8に示す倒伏状態から図9に示す起立状態に移行し、あるいは図9に示す起立状態から図8に示す倒伏状態に移行することにより、上記サイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18が、3人掛け用に適合した第1サポート形状と、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに変化することになる。
また、図10および図11に示すように、上記アームレスト9の揺動変位を検出するセンサ27と、サイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18を、仮想線で示す倒伏状態と実線で示す起立状態とに変位させるように駆動する左右一対のアクチュエータ28,28と、このアクチュエータ28,28に上記センサ27の検出信号に対応した制御信号を出力する制御手段29とを有するサポート形状変更手段を設けた構造としてもよい。上記アクチュエータ28は、上記サイドサポート18を押動するねじ軸30と、このねじ軸30を回転駆動して伸縮させる駆動モータ31とを有し、上記サイドサポート部18,18の下面には、上記ねじ軸30の先端部が当接する金属板等からなる当て板32が取り付けられている。
そして、上記アームレスト9が格納状態から使用状態に揺動変位し、あるいは使用状態から格納状態に揺動変位したことを上記センサ27によって検出し、この検出信号に対応した制御信号を上記駆動モータ31に出力してねじ軸30を伸縮させることにより、上記サイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18を、図10に示すように、3人掛け用に適合した第1サポート形状と、図11に示すように、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに電気的に変化させることができるようになっている。
なお、上記アームレスト9が格納位置に格納された状態から略水平な使用状態に揺動変位し、あるいはこの使用状態から上記格納状態に揺動変位するのに応じ、サポート形状変更手段12によりサイドシート2,3のシートクッション5に設けられたサイドサポート部18,18の形状を変化させるように構成した実施形態に代え、あるいはこの構成とともに、サイドシート2,3のシートバック6に設けられたサイドサポート部33,33の形状を、3人掛け用に適合した図12に示す第1サポート形状と、2人掛け用に適合した図13に示す第2サポート形状とに変化させるように構成してもよい。
例えば、図14に示すように、アームレスト9の支持軸10に固定された第1ベベルギア19に歯合する第2ベベルギア34を有する回転軸35と、この回転軸35の下端部に固定された駆動ギア36と、この駆動ギア36により駆動されるラックギアが形成された左右一対の駆動バー37,37と、この駆動バー37,37により駆動される左右一対の従動レバー38,38と、この従動レバー38,38の揺動変位に応じて回転駆動される左右一対の回転軸39,39と、この回転軸39,39の回転に応じて揺動変位する左右一対の揺動板40,40とを有するサポート形状変更手段により、上記サイドサポート部33,33を、隆起量が小さくフラットな背もたれ面を構成する第1サポート形状と、隆起量が大きく湾曲した背もたれ面を構成する第2サポート形状とに機械的に変化させるように構成してもよい。
上記のようにアームレスト9を揺動変位させてシートアレンジを3人掛け用から2人掛け用に変化させるのに応じ、上記サイドシート2,3のシートバック6に設けられたサイドサポート部33,33を、その隆起量が大きく湾曲した背もたれ面を構成する第2サポート形状に変化させるように構成した場合には、左右のサイドシート2,3に着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保することができる。そして、上記シートを2人掛け用から3人掛け用に変化させるのに応じ、上記サイドシート2,3のシートバック6に設けられたサイドサポート部33,33を、隆起量が小さくフラットな背もたれ面を構成する第1サポート形状に変化させることにより、シートの背もたれ面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座できるという利点がある。
なお、アームレスト9の揺動変位を検出してサイドシート2,3のシートバック6に設けられたサイドサポート部33,33を電動的に駆動するアクチュエータおよび制御手段を備えたサポート形状変更手段により、上記サイドサポート部33,33を、隆起量が小さくフラットな背もたれ面を構成する第1サポート形状と、隆起量が大きく湾曲した背もたれ面を構成する第2サポート形状とに電気的に変化させるように構成してもよい。
上記実施形態では、サイドシート2,3のシートクッション5の本体部とは別体に形成されたサイドサポート部18,18およびシートバック6の本体部とは別体に形成されたサイドサポート部33,33を倒伏状態から起立状態に揺動変位させることにより、第1サポート形状から第2サポート形状に変化させるように構成した例について説明したが、上記シートクッション5およびシートバック6の本体部と一体に形成されたサイドサポート部を弾性変形させることにより、第1サポート形状から第2サポート形状に変化させるように構成してもよい。
また、上記アームレスト9の揺動変位に連動して作動するサポート形状変更手段等により、図15および図16に示すように、サイドシート2,3の外側辺部に設けられたサイドサポート部18a,32aの形状を変化させることなく、サイドシート2,3の内側辺部に設けられたサイドサポート部18b,32bの形状だけを、3人掛け用に適合した第1サポート形状と、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに変化させるように構成してもよい。
すなわち、シートアレンジを3人掛け用とする場合において、シートの座面および背もたれ面を広くして3人の乗員が任意の位置にゆったりと着座可能に構成するとともに、シートアレンジを2人掛け用とする場合において、左右のサイドシート2,3に着座した乗員の横移動を規制してそのホールド性を効果的に確保可能に構成する点で重要な意味を有するのは、サイドシート2,3の内側辺部に設けられたサイドサポート部18b,33bである。このため、シートアレンジを3人掛け用とする場合と、2人掛け用とする場合とで、サポート形状変更手段によりセンターシート4の内側辺部に設けられたサイドサポート部18b,32bの形状だけを変化させるように構成すれば、簡単な構成でシートの座り心地を確保しつつ、乗員のホールド性を効果的に向上させることができる。
また、センターシート4のシートバック8の一部を、シートバック8に形成された凹部11内に収容された図1に示す格納状態と、左右のサイドシート2,3間において略水平に設置された図2に示す使用状態とに変位させるように構成した上記実施形態に代え、センターシート4のシートバック8自体を、図17に示す起立状態から、図18に示す倒伏状態に移行させることにより、左右のサイドシート2,3に着座した着座した乗員により使用されるアームレストとして使用し得るように構成してもよい。
さらに、上記センターシート4のシートクッション7およびシートバック8を一体の状態または別々の状態でリアシート1から取り外し、あるいはサイドシート2,3のシートクッション5の下方に格納する等により、シートアレンジを3人掛け用から2人掛け用に変更するとともに、これに連動してサイドサポート部18,33の形状を機械的に変化させるサポート形状変更手段を設け、あるいは上記変更操作を検出してサイドサポート部18,33を電気的に駆動する電動アクチュエータを有するサポート形状変更手段を設けた構造としてもよい。
本発明に係る車両用シート装置の実施形態を示す斜視図である。 アームレストの使用状態を示す斜視図である。 サポート形状変更手段の具体的構成を示す斜視図である。 サポート形状変更手段の作動状態を示す斜視図である。 シートアレンジを3人掛け用とした状態を示す正面断面図である。 シートアレンジを2人掛け用とした状態を示す正面断面図である。 本発明に係る車両用シート装置の別の実施形態を示す説明図である。 シートアレンジを3人掛け用とした状態を示す正面断面図である。 シートアレンジを2人掛け用とした状態を示す正面断面図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す説明図である。 シートアレンジを2人掛け用とした状態を示す正面断面図である。 シートアレンジを3人掛け用とした状態を示す説明図である。 シートアレンジを2人掛け用とした状態を示す説明図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す正面断面図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す平面断面図である。 本発明に係る車両用シート装置のさらに別の実施形態を示す斜視図である。 シートアレンジを2人掛け用とした状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 リアシート
2,3 サイドシート
4 センターシート
5 サイドシートのシートクッション
6 サイドシートのシートバック
7 センターシートのシートクッション
8 センターシートのシートバック
9 アームレスト
12 サポート形状変更手段
18,33 サイドサポート部

Claims (4)

  1. 左右一対のサイドシートと、両サイドシートの間に配設されたセンターシートとを有し、これらの各シートにそれぞれシートクッションおよびシートバックが設けられた車両用シート装置であって、上記サイドシートにはサイドサポート部が設けられるとともに、このサイドサポート部を3人掛け用に適合した第1サポート形状と、2人掛け用に適合した第2サポート形状とに変化させるサポート形状変更手段を具備し、上記センターシートに、格納位置に格納された状態から略水平な使用状態に揺動変位するアームレストを設けるとともに、このアームレストの揺動変位に連動してサポート形状変更手段によりサイドサポート部の形状を変化させるように構成したことを特徴とする車両用シート装置。
  2. サポート形状変更手段により、サイドシートのシートクッションに設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. サポート形状変更手段により、サイドシートのシートバックに設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したことを特徴とする請求項に記載の車両用シート装置。
  4. サポート形状変更手段により、サイドシートの外側辺部に設けられたサイドサポート部の形状を変化させることなく、サイドシートの内側辺部に設けられたサイドサポート部の形状を変化させるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
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