JP2650597B2 - リクライニング機構を備えた車両用シート - Google Patents
リクライニング機構を備えた車両用シートInfo
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/23—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by linear actuators, e.g. linear screw mechanisms
- B60N2/233—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by linear actuators, e.g. linear screw mechanisms by linear screw mechanisms
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
- B60N2/688—Particular seat belt attachment and guiding
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車の前部座席
等に適用して好適なリクライニング機構を備えた車両用
シートに関し、更に詳細に説明すると、上下動可能なヘ
ッドレストを備えると共に、シートベルトの巻取り用リ
トラクタがシートの一部に付設され、シートバック上端
側のベルトガイドを介してシート前方に引出されるシー
トベルトに、シートクッションの一側部に設けられるバ
ックルに選択的に係止されるタングが挿通され、該シー
トベルトの先端がシートクッションの他側部に設けたベ
ルト取付け部に連結されているシートベルト付きシート
の改良に関する。
等に適用して好適なリクライニング機構を備えた車両用
シートに関し、更に詳細に説明すると、上下動可能なヘ
ッドレストを備えると共に、シートベルトの巻取り用リ
トラクタがシートの一部に付設され、シートバック上端
側のベルトガイドを介してシート前方に引出されるシー
トベルトに、シートクッションの一側部に設けられるバ
ックルに選択的に係止されるタングが挿通され、該シー
トベルトの先端がシートクッションの他側部に設けたベ
ルト取付け部に連結されているシートベルト付きシート
の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両用シートにおいて、シートクッショ
ンとシートバックとの間にリクライニング機構を設け、
シートバックをシートクッションに対し傾動可能に構成
することが一般に行なわれている。この種のリクライニ
ング装置は、シートクッション後端側に設けられるベー
スと、シートバック下端側に設けられるアームとを、相
対的に回動調整可能な状態で軸支することによって構成
されるものであり、従来から種々の構成を有するものが
周知である。
ンとシートバックとの間にリクライニング機構を設け、
シートバックをシートクッションに対し傾動可能に構成
することが一般に行なわれている。この種のリクライニ
ング装置は、シートクッション後端側に設けられるベー
スと、シートバック下端側に設けられるアームとを、相
対的に回動調整可能な状態で軸支することによって構成
されるものであり、従来から種々の構成を有するものが
周知である。
【０００３】又、車両等に用いられるシートでは、シー
トベルトを用いることで車両等の衝突等の際に乗員を拘
束保護するようになっている。この種のシートベルト装
置として従来一般には、車両のピラー及び車室床面等に
アンカーを固着し、該アンカーにシートベルト端部を連
結した構造が採用されている。
トベルトを用いることで車両等の衝突等の際に乗員を拘
束保護するようになっている。この種のシートベルト装
置として従来一般には、車両のピラー及び車室床面等に
アンカーを固着し、該アンカーにシートベルト端部を連
結した構造が採用されている。
【０００４】然し、このようなシートベルト装置は、車
両の前後スライド移動調節やリクライニング装置による
前後傾動調節を行なう場合に複雑な機構を付設しなけれ
ばならず、コスト高を招いている。又、乗員の体格や好
みに応じて運転姿勢を単純に変更することも難しく、シ
ートベルトの乗員に対する角度や位置が変化し、乗員を
最適な状態で拘束保護することが難しい為、シートベル
トをシート自体に組込んでなる、いわゆるビルトイン型
のシートベルト装置が、実開昭53−109233号公報、実開
昭53−109235号公報等により既に提案されている。
両の前後スライド移動調節やリクライニング装置による
前後傾動調節を行なう場合に複雑な機構を付設しなけれ
ばならず、コスト高を招いている。又、乗員の体格や好
みに応じて運転姿勢を単純に変更することも難しく、シ
ートベルトの乗員に対する角度や位置が変化し、乗員を
最適な状態で拘束保護することが難しい為、シートベル
トをシート自体に組込んでなる、いわゆるビルトイン型
のシートベルト装置が、実開昭53−109233号公報、実開
昭53−109235号公報等により既に提案されている。
【０００５】更に、上述した車両用シートでは、着座者
の頭部背面を保護する為に、ヘッドレストをシートバッ
ク上端部に上下動可能に設けている。
の頭部背面を保護する為に、ヘッドレストをシートバッ
ク上端部に上下動可能に設けている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のシート装置では、リクライニング機構、シートベル
ト装置、ヘッドレストの上下動機構等の構造が複雑で、
組立性やコスト面で問題を生じるばかりでなく、各部の
強度面での信頼性の点でも問題で、何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
来のシート装置では、リクライニング機構、シートベル
ト装置、ヘッドレストの上下動機構等の構造が複雑で、
組立性やコスト面で問題を生じるばかりでなく、各部の
強度面での信頼性の点でも問題で、何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
【０００７】例えばシートバック上端部に上下動自在に
設けられるヘッドレストや、シート内部に組込んだ巻取
り用リトラクタから引出されているシートベルトには、
着座者からの荷重や衝撃時の負荷が作用することから、
特にシートバックフレームでの強度を高めることが望ま
れている。
設けられるヘッドレストや、シート内部に組込んだ巻取
り用リトラクタから引出されているシートベルトには、
着座者からの荷重や衝撃時の負荷が作用することから、
特にシートバックフレームでの強度を高めることが望ま
れている。
【０００８】この為、従来からシートバックフレームに
おいて、両サイドフレーム部を中空筒状部として構成
し、これにヘッドレストのフレームをレール部として上
下動自在に嵌挿し、これを補強材として利用したり、シ
ートベルトの肩口からの引出し部への負荷の局部的な作
用を防止するようにリトラクタの配設位置やベルトガイ
ドの強度を高めると言った対策が講じられている。
おいて、両サイドフレーム部を中空筒状部として構成
し、これにヘッドレストのフレームをレール部として上
下動自在に嵌挿し、これを補強材として利用したり、シ
ートベルトの肩口からの引出し部への負荷の局部的な作
用を防止するようにリトラクタの配設位置やベルトガイ
ドの強度を高めると言った対策が講じられている。
【０００９】然し乍ら、上述した従来のシート構造で
は、シートバックの上端部側に荷重が集中して作用し易
く、又このシートバックがシートクッションからはリク
ライニング機構を介して独立して構成され、該荷重がシ
ートクッション、スライド機構、車室床面に分散して逃
がすことが困難で、このような不具合を解決し得る何ら
かの対策を講じることが望まれている。
は、シートバックの上端部側に荷重が集中して作用し易
く、又このシートバックがシートクッションからはリク
ライニング機構を介して独立して構成され、該荷重がシ
ートクッション、スライド機構、車室床面に分散して逃
がすことが困難で、このような不具合を解決し得る何ら
かの対策を講じることが望まれている。
【００１０】又、従来構造では、ヘッドレストの上下動
に連動してシートベルトの引出し口も上下動したり、リ
クライニング機構の作動に連動してヘッドレストが動作
したりするようになっており、使い勝手の面で好ましく
ない場合もあり、このような点も考慮しなければならな
い。
に連動してシートベルトの引出し口も上下動したり、リ
クライニング機構の作動に連動してヘッドレストが動作
したりするようになっており、使い勝手の面で好ましく
ない場合もあり、このような点も考慮しなければならな
い。
【００１１】更に、従来一般的なリクライニング機構で
は、ベースとアームとの間に同軸上で両者の相対的な回
動をロック、ロック解除する機構を介在させているもの
で、構造が複雑であるばかりでなく、前述したシートバ
ック側での負荷をシートクッションや車室床面に逃がす
ことが難しく、何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
は、ベースとアームとの間に同軸上で両者の相対的な回
動をロック、ロック解除する機構を介在させているもの
で、構造が複雑であるばかりでなく、前述したシートバ
ック側での負荷をシートクッションや車室床面に逃がす
ことが難しく、何らかの対策を講じることが望まれてい
る。
【００１２】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
ので、ヘッドレストやシートベルトが付設されるシート
バック側での構造を改善し、強度を向上させると共に、
このシートバックをシートクッション側に傾動可能に支
持するリクライニング機構の構造の簡素化や強度、動作
上での信頼性を確保し得るリクライニング機構を備えた
車両用シートを得ることを目的としている。
ので、ヘッドレストやシートベルトが付設されるシート
バック側での構造を改善し、強度を向上させると共に、
このシートバックをシートクッション側に傾動可能に支
持するリクライニング機構の構造の簡素化や強度、動作
上での信頼性を確保し得るリクライニング機構を備えた
車両用シートを得ることを目的としている。
【００１３】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
為に本発明に係るリクライニング機構を備えた車両用シ
ートは、シートクッション後端側に設けられたベース部
材と、このベース部材に対し傾動自在に軸支されるシー
トバックを構成するシートバックフレームにおける両サ
イドフレーム部の下端アーム部と、両サイドフレーム部
の中空筒状部の下方に配設されているリードスクリュー
機構を備え、このリードスクリュー機構を、中空筒状部
内に固定されるナット部と、これに螺合しサイドフレー
ム部の上下方向に延設して配置されると共に選択的に回
転駆動されるリードスクリューとから構成し、このリー
ドスクリューの下端部を、ベース部材に対し下端アーム
部の軸支位置とは偏心した位置に回動可能に軸支したも
のである。
為に本発明に係るリクライニング機構を備えた車両用シ
ートは、シートクッション後端側に設けられたベース部
材と、このベース部材に対し傾動自在に軸支されるシー
トバックを構成するシートバックフレームにおける両サ
イドフレーム部の下端アーム部と、両サイドフレーム部
の中空筒状部の下方に配設されているリードスクリュー
機構を備え、このリードスクリュー機構を、中空筒状部
内に固定されるナット部と、これに螺合しサイドフレー
ム部の上下方向に延設して配置されると共に選択的に回
転駆動されるリードスクリューとから構成し、このリー
ドスクリューの下端部を、ベース部材に対し下端アーム
部の軸支位置とは偏心した位置に回動可能に軸支したも
のである。
【００１４】又、本発明に係るリクライニング機構を備
えた車両用シートは、シートバックフレームの両サイド
フレーム部における中空筒状部の上方に、ヘッドレスト
を有するヘッドレストフレームの一部を構成するレール
部を、上下動自在に嵌挿して配置したものである。
えた車両用シートは、シートバックフレームの両サイド
フレーム部における中空筒状部の上方に、ヘッドレスト
を有するヘッドレストフレームの一部を構成するレール
部を、上下動自在に嵌挿して配置したものである。
【００１５】更に、本発明に係るリクライニング機構を
備えた車両用シートは、シート内部にシートベルトの巻
取り用リトラクタを配設すると共に、シートバック上端
側からシート前方に引出されるシートベルトにシートク
ッションの一側部に設けたバックルに選択的に係止され
るタングを挿通し、且つ該シートベルト先端をシートク
ッションの他側部に設けたベルト取付け部に連結してお
り、シートバックフレームの一方のサイドフレーム部に
おける中空筒状部上方に上下動自在に嵌挿されるヘッド
レストフレームを構成するレール部上端側部分に、シー
トベルトのベルトガイド部を一体的に設けたものであ
る。
備えた車両用シートは、シート内部にシートベルトの巻
取り用リトラクタを配設すると共に、シートバック上端
側からシート前方に引出されるシートベルトにシートク
ッションの一側部に設けたバックルに選択的に係止され
るタングを挿通し、且つ該シートベルト先端をシートク
ッションの他側部に設けたベルト取付け部に連結してお
り、シートバックフレームの一方のサイドフレーム部に
おける中空筒状部上方に上下動自在に嵌挿されるヘッド
レストフレームを構成するレール部上端側部分に、シー
トベルトのベルトガイド部を一体的に設けたものであ
る。
【００１６】
【作用】本発明に依れば、回転駆動源によりリードスク
リューを、ナット部に対し回転駆動し、このナット部を
設けたサイドフレーム部の位置と下端のベース部材への
軸支位置との間の長さを伸縮させ、ベース部材への下端
アーム部の軸支位置を回動中心としてシートバックを傾
動動作させ得ると共に、このリードスクリュー機構の存
在によって、シートバックに作用する負荷を、シートク
ッション、スライド機構、車室床面に分散して逃がし、
強度を向上させることが可能となる。
リューを、ナット部に対し回転駆動し、このナット部を
設けたサイドフレーム部の位置と下端のベース部材への
軸支位置との間の長さを伸縮させ、ベース部材への下端
アーム部の軸支位置を回動中心としてシートバックを傾
動動作させ得ると共に、このリードスクリュー機構の存
在によって、シートバックに作用する負荷を、シートク
ッション、スライド機構、車室床面に分散して逃がし、
強度を向上させることが可能となる。
【００１７】又、本発明に依れば、リードスクリュー機
構と共に、ヘッドレストフレームのレール部が、中空筒
状部内に嵌挿して配置される為、補強部材としての機能
を発揮させ得るものである。
構と共に、ヘッドレストフレームのレール部が、中空筒
状部内に嵌挿して配置される為、補強部材としての機能
を発揮させ得るものである。
【００１８】更に、本発明に依れば、シートベルトに加
わる負荷を、補強部材であるヘッドレストフレームのレ
ール部やリードスクリュー機構が嵌挿されているシート
バックフレームに分散して伝え、効率よく荷重を逃が
し、強度を向上させることが可能となる。
わる負荷を、補強部材であるヘッドレストフレームのレ
ール部やリードスクリュー機構が嵌挿されているシート
バックフレームに分散して伝え、効率よく荷重を逃が
し、強度を向上させることが可能となる。
【００１９】
【実施例】図１乃至図５は本発明に係るリクライニング
機構を備えた車両用シートの一実施例を示し、これらの
図において、先ず、車両用シート全体の概略構成を、図
１や図５を用いて簡単に説明する。
機構を備えた車両用シートの一実施例を示し、これらの
図において、先ず、車両用シート全体の概略構成を、図
１や図５を用いて簡単に説明する。
【００２０】即ち、ビルトイン型のシートベルト装置を
備えた車両用シート１は、シートクッション２又はシー
トバック３の一部（この実施例ではシートバック３内で
上端側）に、シートベルト６の巻取り装置である緊急時
自動ロック型のリトラクタ５を下向き状態で配設し、該
リトラクタ５に一端６ａが固着されて巻取られるシート
ベルト６を、下向きに引出し、シートバックフレーム１
１の左右連結フレーム部１２で折り返して上方に導き、
シートバック３上端側でヘッドレスト４の一側部等に設
けたベルトガイド８からシートバック３の前方に引出
し、且つシートベルト６の他端 (先端) ６ｂをシートク
ッション２の一側部に固着し、シートベルト６に挿通さ
れたタング９をシートクッション２の他側部に設けたバ
ックル１０に選択的に差し込んで係止させる構造となっ
ている。
備えた車両用シート１は、シートクッション２又はシー
トバック３の一部（この実施例ではシートバック３内で
上端側）に、シートベルト６の巻取り装置である緊急時
自動ロック型のリトラクタ５を下向き状態で配設し、該
リトラクタ５に一端６ａが固着されて巻取られるシート
ベルト６を、下向きに引出し、シートバックフレーム１
１の左右連結フレーム部１２で折り返して上方に導き、
シートバック３上端側でヘッドレスト４の一側部等に設
けたベルトガイド８からシートバック３の前方に引出
し、且つシートベルト６の他端 (先端) ６ｂをシートク
ッション２の一側部に固着し、シートベルト６に挿通さ
れたタング９をシートクッション２の他側部に設けたバ
ックル１０に選択的に差し込んで係止させる構造となっ
ている。
【００２１】尚、図５中想像線で示す６Ａ，６Ｂは肩ベ
ルトと腰ベルトである。又、図１中１３はシートクッシ
ョン２をシート１の前後方向にスライド移動させるスラ
イド機構、１４は車室床面である。
ルトと腰ベルトである。又、図１中１３はシートクッシ
ョン２をシート１の前後方向にスライド移動させるスラ
イド機構、１４は車室床面である。
【００２２】さて、本発明に依れば、上下動可能なヘッ
ドレスト４を有するシートバック３を、シートクッショ
ン２の後端側に傾動調整可能に支持してなるリクライニ
ング機構２０を、図１乃至図５から明らかなように、シ
ートクッション２後端側（スライド機構１３の後端側）
に設けられたベース部材２１と、このベース部材２１に
対し軸支点Ｐを中心として回動自在に軸支されているシ
ートバックフレーム１１における両サイドフレーム部２
２の下端アーム部２２ａと、両サイドフレーム部２２，
２２の中空筒状部２３，２３の下方に配設したリードス
クリュー機構３０とで構成している。
ドレスト４を有するシートバック３を、シートクッショ
ン２の後端側に傾動調整可能に支持してなるリクライニ
ング機構２０を、図１乃至図５から明らかなように、シ
ートクッション２後端側（スライド機構１３の後端側）
に設けられたベース部材２１と、このベース部材２１に
対し軸支点Ｐを中心として回動自在に軸支されているシ
ートバックフレーム１１における両サイドフレーム部２
２の下端アーム部２２ａと、両サイドフレーム部２２，
２２の中空筒状部２３，２３の下方に配設したリードス
クリュー機構３０とで構成している。
【００２３】そして、これらのリードスクリュー機構３
０，３０を、図３に示されるように、中空筒状部２３，
２３内に固定して設けられるナット部３１，３１と、こ
のナット部３１，３１に螺合しサイドフレーム部２２，
２２の上下方向に延設して配置されると共に回転駆動源
（電動モータ３２及び回転伝達用フレキシブルワイヤ３
３，３３）によって選択的に回転駆動されるリードスク
リュー３４，３４とから構成し、このリードスクリュー
３４，３４の下端部３４ａ，３４ａを、前記ベース部材
２１，２１に対し下端アーム部２２ａ，２２ａの軸支位
置Ｐとは偏心した位置Ｑに回動可能に軸支したものであ
る。
０，３０を、図３に示されるように、中空筒状部２３，
２３内に固定して設けられるナット部３１，３１と、こ
のナット部３１，３１に螺合しサイドフレーム部２２，
２２の上下方向に延設して配置されると共に回転駆動源
（電動モータ３２及び回転伝達用フレキシブルワイヤ３
３，３３）によって選択的に回転駆動されるリードスク
リュー３４，３４とから構成し、このリードスクリュー
３４，３４の下端部３４ａ，３４ａを、前記ベース部材
２１，２１に対し下端アーム部２２ａ，２２ａの軸支位
置Ｐとは偏心した位置Ｑに回動可能に軸支したものであ
る。
【００２４】このような構成に依れば、モータ３２によ
りリードスクリュー３４を、ナット部３１に対し回転駆
動し、このナット部３１を設けたサイドフレーム部２２
の上下位置と下端のベース部材２１への軸支位置Ｑとの
間の長さを伸縮させ、これによって図１から明らかなよ
うに、ベース部材２１への下端アーム部２２ａの軸支位
置Ｐを回動中心としてシートバック３を傾動動作させ得
るものである。
りリードスクリュー３４を、ナット部３１に対し回転駆
動し、このナット部３１を設けたサイドフレーム部２２
の上下位置と下端のベース部材２１への軸支位置Ｑとの
間の長さを伸縮させ、これによって図１から明らかなよ
うに、ベース部材２１への下端アーム部２２ａの軸支位
置Ｐを回動中心としてシートバック３を傾動動作させ得
るものである。
【００２５】又、このリードスクリュー機構３０の存在
によって、シートバック３に作用する負荷Ｗ等を、シー
トクッション２、スライド機構１３、車室床面１４側に
順次分散して逃がし、その結果としてシートバック３で
の強度を向上させることが可能となる。
によって、シートバック３に作用する負荷Ｗ等を、シー
トクッション２、スライド機構１３、車室床面１４側に
順次分散して逃がし、その結果としてシートバック３で
の強度を向上させることが可能となる。
【００２６】更に、本実施例では、シートバックフレー
ム１１の両サイドフレーム部２２，２２における中空筒
状部２３，２３の上方に、ヘッドレスト４を有するヘッ
ドレストフレーム４０の一部を構成するレール部４１
を、上下動自在に嵌挿して配置するようにしている。
ム１１の両サイドフレーム部２２，２２における中空筒
状部２３，２３の上方に、ヘッドレスト４を有するヘッ
ドレストフレーム４０の一部を構成するレール部４１
を、上下動自在に嵌挿して配置するようにしている。
【００２７】尚、図２や図４等から明らかなように、シ
ートバック３の中央部には、前記モータ３２とは別の回
転駆動源である電動モータ４２とその回転伝達用フレキ
シブルワイヤ４３が設けられ、これにより前記レール部
４１を、中空筒状部２３内で上下動させ、任意の位置に
移動調整することができるようになっている。
ートバック３の中央部には、前記モータ３２とは別の回
転駆動源である電動モータ４２とその回転伝達用フレキ
シブルワイヤ４３が設けられ、これにより前記レール部
４１を、中空筒状部２３内で上下動させ、任意の位置に
移動調整することができるようになっている。
【００２８】このようにすれば、リードスクリュー機構
３０，３０と共に、ヘッドレストフレーム４０のレール
部４１，４１（一方のみを図示する）が、中空筒状部２
３，２３内に嵌挿して上、下に配置される為、これらが
協働してシートバックフレーム１１の補強部材としての
機能を発揮させ得るものである。即ち、直線的に配置さ
れているこれらの部材によって、負荷Ｗは、順次シート
バック３の下方に伝達され、リクライニング機構２０、
シートクッション２、スライド機構１３、車室床面１４
に順次伝達されて、効率よく逃がすことができる。
３０，３０と共に、ヘッドレストフレーム４０のレール
部４１，４１（一方のみを図示する）が、中空筒状部２
３，２３内に嵌挿して上、下に配置される為、これらが
協働してシートバックフレーム１１の補強部材としての
機能を発揮させ得るものである。即ち、直線的に配置さ
れているこれらの部材によって、負荷Ｗは、順次シート
バック３の下方に伝達され、リクライニング機構２０、
シートクッション２、スライド機構１３、車室床面１４
に順次伝達されて、効率よく逃がすことができる。
【００２９】又、本実施例での車両用シート１は、シー
トベルト６を組付けたタイプであり、前述したように、
そのシート内部（シートバック３内）にシートベルト６
の巻取り用リトラクタ５を配設すると共に、シートバッ
ク３上端側からシート１前方にシートベルト６が引出さ
れているが、シートバックフレーム１１の一方のサイド
フレーム部２２における中空筒状部２３上方に上下動自
在に嵌挿されるヘッドレストフレーム４０を構成するレ
ール部４１上端側部分に、シートベルト６のベルトガイ
ド部８を一体的に設けている。
トベルト６を組付けたタイプであり、前述したように、
そのシート内部（シートバック３内）にシートベルト６
の巻取り用リトラクタ５を配設すると共に、シートバッ
ク３上端側からシート１前方にシートベルト６が引出さ
れているが、シートバックフレーム１１の一方のサイド
フレーム部２２における中空筒状部２３上方に上下動自
在に嵌挿されるヘッドレストフレーム４０を構成するレ
ール部４１上端側部分に、シートベルト６のベルトガイ
ド部８を一体的に設けている。
【００３０】このような構成では、シートベルト６に加
わる負荷Ｗを、補強部材であるヘッドレストフレーム４
０のレール部４１やリードスクリュー機構３０が嵌挿さ
れているシートバックフレーム１１に分散して伝え、効
率よく荷重を逃がし、強度を向上させることが可能とな
るものである。
わる負荷Ｗを、補強部材であるヘッドレストフレーム４
０のレール部４１やリードスクリュー機構３０が嵌挿さ
れているシートバックフレーム１１に分散して伝え、効
率よく荷重を逃がし、強度を向上させることが可能とな
るものである。
【００３１】ここで、上述した車両用シート１を構成す
る各部は、図１乃至図５から明らかなように、種々の構
成部品によって構成されているが、その詳細は周知の通
りであり、具体的な説明は省略する。
る各部は、図１乃至図５から明らかなように、種々の構
成部品によって構成されているが、その詳細は周知の通
りであり、具体的な説明は省略する。
【００３２】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、シート１各部の形状、構造等を、必要に応じて適
宜変形、変更することは自由であり、種々の変形例が考
えられることは容易に理解されよう。
れず、シート１各部の形状、構造等を、必要に応じて適
宜変形、変更することは自由であり、種々の変形例が考
えられることは容易に理解されよう。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るリクラ
イニング機構を備えた車両用シートに依れば、シートク
ッション後端側に設けたベース部材と、このベース部材
に対し傾動自在に軸支されるシートバックを構成するシ
ートバックフレームにおける両サイドフレーム部の下端
アーム部と、両サイドフレーム部の中空筒状部の下方に
配設されているリードスクリュー機構を備え、このリー
ドスクリュー機構を、中空筒状部内に固定されるナット
部と、これに螺合しサイドフレーム部の上下方向に延設
して配置されると共に選択的に回転駆動されるリードス
クリューとから構成し、このリードスクリューの下端部
を、ベース部材に対し下端アーム部の軸支位置とは偏心
した位置に回動可能に軸支したので、簡単な構造にもか
かわらず、リードスクリューの回転駆動で、下端のベー
ス部材への軸支位置までの長さを伸縮し、ベース部材と
下端アーム部の軸支位置を中心としてシートバックを所
要の状態でリクライニング動作させ得ると共に、このリ
ードスクリュー機構の存在によって、シートバックに作
用する負荷を、シートクッション、スライド機構、車室
床面に分散して効率よく逃がし、強度を向上させること
ができる。
イニング機構を備えた車両用シートに依れば、シートク
ッション後端側に設けたベース部材と、このベース部材
に対し傾動自在に軸支されるシートバックを構成するシ
ートバックフレームにおける両サイドフレーム部の下端
アーム部と、両サイドフレーム部の中空筒状部の下方に
配設されているリードスクリュー機構を備え、このリー
ドスクリュー機構を、中空筒状部内に固定されるナット
部と、これに螺合しサイドフレーム部の上下方向に延設
して配置されると共に選択的に回転駆動されるリードス
クリューとから構成し、このリードスクリューの下端部
を、ベース部材に対し下端アーム部の軸支位置とは偏心
した位置に回動可能に軸支したので、簡単な構造にもか
かわらず、リードスクリューの回転駆動で、下端のベー
ス部材への軸支位置までの長さを伸縮し、ベース部材と
下端アーム部の軸支位置を中心としてシートバックを所
要の状態でリクライニング動作させ得ると共に、このリ
ードスクリュー機構の存在によって、シートバックに作
用する負荷を、シートクッション、スライド機構、車室
床面に分散して効率よく逃がし、強度を向上させること
ができる。
【００３４】又、本発明に依れば、シートバックフレー
ムの両サイドフレーム部における中空筒状部の上方に、
ヘッドレストを有するヘッドレストフレームの一部を構
成するレール部を、上下動自在に嵌挿して配置したの
で、リードスクリュー機構と共に、ヘッドレストフレー
ムのレール部が、中空筒状部内に嵌挿して配置される
為、ヘッドレストの高さを任意の位置に移動調整可能で
あるばかりでなく、補強部材としての機能を発揮させ、
シートバックの強度を大幅に向上させることができ、し
かも各部を個々に独立して動作させ得ると言う利点があ
る。
ムの両サイドフレーム部における中空筒状部の上方に、
ヘッドレストを有するヘッドレストフレームの一部を構
成するレール部を、上下動自在に嵌挿して配置したの
で、リードスクリュー機構と共に、ヘッドレストフレー
ムのレール部が、中空筒状部内に嵌挿して配置される
為、ヘッドレストの高さを任意の位置に移動調整可能で
あるばかりでなく、補強部材としての機能を発揮させ、
シートバックの強度を大幅に向上させることができ、し
かも各部を個々に独立して動作させ得ると言う利点があ
る。
【００３５】更に、本発明に依れば、シート内部にシー
トベルトの巻取り用リトラクタを配設すると共に、シー
トバック上端側からシート前方に引出されるシートベル
トにシートクッションの一側部に設けたバックルに選択
的に係止されるタングを挿通し、且つ該シートベルト先
端をシートクッションの他側部に設けたベルト取付け部
に連結してなるシートベルト付きシートにおいて、シー
トバックフレームの一方のサイドフレーム部における中
空筒状部上方に上下動自在に嵌挿されるヘッドレストフ
レームを構成するレール部上端側部分に、シートベルト
のベルトガイド部を一体的に設けているので、シートベ
ルトに加わる負荷を、補強部材であるヘッドレストフレ
ームのレール部やリードスクリュー機構が嵌挿されてい
るシートバックフレームに分散して伝え、効率よく荷重
を逃がし、強度を向上させることができる。
トベルトの巻取り用リトラクタを配設すると共に、シー
トバック上端側からシート前方に引出されるシートベル
トにシートクッションの一側部に設けたバックルに選択
的に係止されるタングを挿通し、且つ該シートベルト先
端をシートクッションの他側部に設けたベルト取付け部
に連結してなるシートベルト付きシートにおいて、シー
トバックフレームの一方のサイドフレーム部における中
空筒状部上方に上下動自在に嵌挿されるヘッドレストフ
レームを構成するレール部上端側部分に、シートベルト
のベルトガイド部を一体的に設けているので、シートベ
ルトに加わる負荷を、補強部材であるヘッドレストフレ
ームのレール部やリードスクリュー機構が嵌挿されてい
るシートバックフレームに分散して伝え、効率よく荷重
を逃がし、強度を向上させることができる。
【図１】本発明に係るリクライニング機構を備えた車両
用シートの一実施例を示す概略側面図。
用シートの一実施例を示す概略側面図。
【図２】本発明に係るリクライニング機構を備えた車両
用シートにおいて要部となるシートバック構造を示す概
略分解斜視図。
用シートにおいて要部となるシートバック構造を示す概
略分解斜視図。
【図３】リードスクリュー機構の概略構成を(a),(b),
(c) に示した概略側面図、概略正面図、概略端面図。
(c) に示した概略側面図、概略正面図、概略端面図。
【図４】シートバックフレーム構造を(a),(b),(c) に示
した概略正面図及びその両側の概略側面図。
した概略正面図及びその両側の概略側面図。
【図５】シートベルト付きシートに適用した場合の概略
斜視図。
斜視図。
１ シートベルト付きの車両用シート ２ シートクッション ３ シートバック ５ シートベルト巻取り用リトラクタ ６ シートベルト ８ ベルトガイド部 ９ タング １０ バックル １１ シートバックフレーム １３ スライド機構 １４ 車室床面 ２０ リクライニング機構 ２１ ベース部材 ２２ サイドフレーム部 ２２ａ 下端アーム部 ３０ リードスクリュー機構 ３１ ナット部 ３２ 電動モータ（回転駆動源） ３４ リードスクリュー ４０ ヘッドレストフレーム ４１ レール部 ４２ 電動モータ（回転駆動源）
Claims (3)
- 【請求項１】 上下動可能なヘッドレストを有するシー
トバックを、シートクッションの後端側に傾動調整可能
に支持してなるリクライニング機構を備えた車両用シー
トにおいて、 前記シートクッション後端側に設けられたベース部材
と、このベース部材に対し回動自在に軸支されている前
記シートバックを構成するシートバックフレームにおけ
る両サイドフレーム部の下端アーム部と、この下端アー
ム部を有する両サイドフレーム部の中空筒状部の下方に
配設されているリードスクリュー機構とを備え、 このリードスクリュー機構は、前記中空筒状部内に固定
して設けられたナット部と、このナット部に螺合しサイ
ドフレーム部の上下方向に延設して配置されると共に回
転駆動源によって選択的に回転駆動されるリードスクリ
ューとから構成され、このリードスクリューの下端部
が、前記ベース部材に対し下端アーム部の軸支位置とは
偏心した位置に回動可能に軸支されていることを特徴と
するリクライニング機構を備えた車両用シート。 - 【請求項２】 請求項１記載のリクライニング機構を備
えた車両用シートにおいて、シートバックフレームの両
サイドフレーム部における中空筒状部の上方には、ヘッ
ドレストを有するヘッドレストフレームの一部を構成す
るレール部が、上下動自在に嵌挿して配置されているこ
とを特徴とするリクライニング機構を備えた車両用シー
ト。 - 【請求項３】 請求項２記載のリクライニング機構を備
えた車両用シートにおいて、このシート内部にはシート
ベルトの巻取り用リトラクタが配設されると共に、シー
トバック上端側からシート前方に引出されるシートベル
トにシートクッションの一側部に設けたバックルに選択
的に係止されるタングが挿通され、且つ該シートベルト
先端がシートクッションの他側部に設けたベルト取付け
部に連結されており、 シートバックフレームの一方のサイドフレーム部におけ
る中空筒状部上方に上下動自在に嵌挿されるヘッドレス
トフレームを構成するレール部上端側部分に、前記シー
トベルトのベルトガイド部を一体的に設けたことを特徴
とするリクライニング機構を備えた車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059575A JP2650597B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | リクライニング機構を備えた車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059575A JP2650597B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | リクライニング機構を備えた車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245833A JPH06245833A (ja) | 1994-09-06 |
| JP2650597B2 true JP2650597B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13117174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059575A Expired - Lifetime JP2650597B2 (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | リクライニング機構を備えた車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2650597B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170008705A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 브로제 파르쪼이크타일레 게엠베하 운트 코. 카게, 코부르크 | 차량 시트의 등받이를 조절하기 위한 자동 잠김 방지 구동 장치를 포함하는 차량 시트 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4562605B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2010-10-13 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 車両用シートのシートバック前倒し機構 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP5059575A patent/JP2650597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20170008705A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 브로제 파르쪼이크타일레 게엠베하 운트 코. 카게, 코부르크 | 차량 시트의 등받이를 조절하기 위한 자동 잠김 방지 구동 장치를 포함하는 차량 시트 |
| KR101969743B1 (ko) * | 2015-07-14 | 2019-04-17 | 브로제 파르쪼이크타일레 게엠베하 운트 코. 카게, 코부르크 | 차량 시트의 등받이를 조절하기 위한 자동 잠김 방지 구동 장치를 포함하는 차량 시트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06245833A (ja) | 1994-09-06 |
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