JPH07255559A - 車両用シ−ト装置 - Google Patents
車両用シ−ト装置Info
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- JPH07255559A JPH07255559A JP7055241A JP5524195A JPH07255559A JP H07255559 A JPH07255559 A JP H07255559A JP 7055241 A JP7055241 A JP 7055241A JP 5524195 A JP5524195 A JP 5524195A JP H07255559 A JPH07255559 A JP H07255559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolster
- seat
- full
- vehicle
- cushion
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/90—Details or parts not otherwise provided for
- B60N2/986—Side-rests
- B60N2/99—Side-rests adjustable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/90—Details or parts not otherwise provided for
- B60N2/986—Side-rests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用シ−ト装置のための横方向ボルスタ調
節機構を提供すること。 【構成】 車両用シ−ト装置(10、70、85)のた
めのボルスタ調節機構(12)がアウトボ−ド横方向ボ
ルスタ(13)および/またはインボ−ド横方向ボルス
タ(14)を回転させて、それらのボルスタがシ−トの
着座者の大腿部および骨盤に実質的な横方向支持を与え
るフルアップ位置と、アウトボ−ド・ボルスタの最上面
がクッション上面のレベルより下に位置決めされるフル
ダウン位置との間でボルスタの増分調節を与え、この車
両用シ−ト装置が配置された車両に対する乗降を容易に
するようになされている。
節機構を提供すること。 【構成】 車両用シ−ト装置(10、70、85)のた
めのボルスタ調節機構(12)がアウトボ−ド横方向ボ
ルスタ(13)および/またはインボ−ド横方向ボルス
タ(14)を回転させて、それらのボルスタがシ−トの
着座者の大腿部および骨盤に実質的な横方向支持を与え
るフルアップ位置と、アウトボ−ド・ボルスタの最上面
がクッション上面のレベルより下に位置決めされるフル
ダウン位置との間でボルスタの増分調節を与え、この車
両用シ−ト装置が配置された車両に対する乗降を容易に
するようになされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シ−ト装置に関
し、さらに詳細には横方向ボルスタ調節機構を有する車
両用シ−ト・クッションに関する。
し、さらに詳細には横方向ボルスタ調節機構を有する車
両用シ−ト・クッションに関する。
【0002】
【従来の技術】すべてのタイプの車両に対するバケット
・シ−トは、シ−ト・クッションの輪郭となされたある
いはフォ−ムとトリムでもってクッションとは異ならさ
れた横方向ボルスタをシ−ト・クッションに設ける場合
が多い。ボルスタの目的は、改良された骨盤安定性、大
腿部支持性、したがって改良された快適性を与えること
である。スポ−ツカ−やスポ−ツタイプの多用車はバケ
ットシ−トに積極的なまたは高い横方向ボルスタを具備
することが多く、着座者がボルスタをより高く、なたは
内方にあるいはその両方に調節することができるように
する空気圧調節器を具備したいる場合もある。このタイ
プの既存の機構は骨盤と大腿部に限定された付加的な支
持を与えるにすぎない傾向があり、通常は車両の乗降に
対して大きな障害となる。
・シ−トは、シ−ト・クッションの輪郭となされたある
いはフォ−ムとトリムでもってクッションとは異ならさ
れた横方向ボルスタをシ−ト・クッションに設ける場合
が多い。ボルスタの目的は、改良された骨盤安定性、大
腿部支持性、したがって改良された快適性を与えること
である。スポ−ツカ−やスポ−ツタイプの多用車はバケ
ットシ−トに積極的なまたは高い横方向ボルスタを具備
することが多く、着座者がボルスタをより高く、なたは
内方にあるいはその両方に調節することができるように
する空気圧調節器を具備したいる場合もある。このタイ
プの既存の機構は骨盤と大腿部に限定された付加的な支
持を与えるにすぎない傾向があり、通常は車両の乗降に
対して大きな障害となる。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した
従来技術の問題点を解決した車両用シ−ト装置のための
横方向ボルスタ調節機構を提供することを目的とする。
従来技術の問題点を解決した車両用シ−ト装置のための
横方向ボルスタ調節機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ボルスタ調節機構はアウ
トボ−ド(outboard)および/またはインボ−ド(inbo
ard)ボルスタをフルアップ(full up)位置からフルダ
ウン(full down)位置までの範囲内で調節する手段を
与える。フルアップ位置では、インボ−ドおよびアウト
ボ−ド・ボルスタが大腿部と骨盤に実質的な大きさの横
方向支持を与える。フルダウン位置では、アウトボ−ド
・ボルスタの上面が内部のクッション面のレベルより下
方に位置づけられ、車両に対する乗降を容易にする。シ
−ト・クッション・トリムはボルスタと両側におけるシ
−ト・クッションの中央部分との間の間隙内に延長す
る。あるいは、ボルスタはトリム・カバ−内で回転して
もよい。
トボ−ド(outboard)および/またはインボ−ド(inbo
ard)ボルスタをフルアップ(full up)位置からフルダ
ウン(full down)位置までの範囲内で調節する手段を
与える。フルアップ位置では、インボ−ドおよびアウト
ボ−ド・ボルスタが大腿部と骨盤に実質的な大きさの横
方向支持を与える。フルダウン位置では、アウトボ−ド
・ボルスタの上面が内部のクッション面のレベルより下
方に位置づけられ、車両に対する乗降を容易にする。シ
−ト・クッション・トリムはボルスタと両側におけるシ
−ト・クッションの中央部分との間の間隙内に延長す
る。あるいは、ボルスタはトリム・カバ−内で回転して
もよい。
【0005】ボルスタ調節は、フルアップ位置とフルダ
ウン位置との間の複数の離散した位置にボルスタを調節
できるようにする使用者が操作する機構を含んでいる。
1つの実施例によれば、ロック機構が、ボルスタに対し
て運動の予め定められた範囲にわたって増分運動を与え
るラチェット装置を含んでいる。ボルスタは下方のアウ
トボ−ド側に凹部を有し、着座者がボルスタを掴むこと
ができかつそのボルスタを掴んでそれを上方および下方
に引張ってその着座者の大腿部に係合させることができ
るようにするグリップ面を画成する。ボルスタはそのロ
ック機構を釈放することによってフルダウン位置に戻す
ことができる。
ウン位置との間の複数の離散した位置にボルスタを調節
できるようにする使用者が操作する機構を含んでいる。
1つの実施例によれば、ロック機構が、ボルスタに対し
て運動の予め定められた範囲にわたって増分運動を与え
るラチェット装置を含んでいる。ボルスタは下方のアウ
トボ−ド側に凹部を有し、着座者がボルスタを掴むこと
ができかつそのボルスタを掴んでそれを上方および下方
に引張ってその着座者の大腿部に係合させることができ
るようにするグリップ面を画成する。ボルスタはそのロ
ック機構を釈放することによってフルダウン位置に戻す
ことができる。
【0006】他の実施例では、ボルスタがフルアップ位
置とフルダウン位置との間でモ−タ駆動される。この実
施例では、ボルスタはそれに隣接した車両のドアが開い
たことに応答してフルダウン位置に駆動され、またドア
が閉じられたことに応答してフルアップ位置に駆動され
る。ボルスタの調節を軽快にするために着座者が操作す
るための手動スイッチが設けられる。
置とフルダウン位置との間でモ−タ駆動される。この実
施例では、ボルスタはそれに隣接した車両のドアが開い
たことに応答してフルダウン位置に駆動され、またドア
が閉じられたことに応答してフルアップ位置に駆動され
る。ボルスタの調節を軽快にするために着座者が操作す
るための手動スイッチが設けられる。
【0007】さらに、本発明によれば、インボ−ドおよ
びアウトボ−ド横方向ボルスタの両方が調節できるよう
になされる。ボルスタ調節機構はベンチ・タイプにも適
用される。
びアウトボ−ド横方向ボルスタの両方が調節できるよう
になされる。ボルスタ調節機構はベンチ・タイプにも適
用される。
【0008】
【実施例】図1は本発明によって提供される横方向ボル
スタ調節機構12を具備した車両用シ−ト装置10の斜
視図である。ボルスタ調節機構12は、シ−ト・クッシ
ョン15の幅を調節できるようにして、横幅の大きい着
座者と横幅の小さい着座者に対する改良された収容性を
与えるようになされている。
スタ調節機構12を具備した車両用シ−ト装置10の斜
視図である。ボルスタ調節機構12は、シ−ト・クッシ
ョン15の幅を調節できるようにして、横幅の大きい着
座者と横幅の小さい着座者に対する改良された収容性を
与えるようになされている。
【0009】車両用シ−ト装置10はアウトボ−ド・ボ
ルスタ13と、インボ−ド・ボルスタ14を具備してい
る。アウトボ−ド・ボルスタ13はボルスタ調節機構1
2を具備しており、図2に示されたインボ−ド・ボルス
タ14の鏡像であるあるいはそのインボ−ド・ボルスタ
14の位置と対称的に対向した高い位置またはフルアッ
プ位置から、ボルスタの上面がシ−ト・クッション15
のA面21の下にある図2に示された低い位置またはフ
ルダウン位置までの離散した位置の範囲内で調節可能で
ある。インボ−ド・ボルスタ14はアウトボ−ド・ボル
スタ13に対するフルアップ位置に対応した位置に固定
される。フルアップ位置において、インボ−ドおよびア
ウトボ−ド・ボルスタは大腿部と骨盤に実質的な大きさ
の横方向支持を与える。フルダウン位置では、アウトボ
−ド・ボルスタ13の上面が内部のクッション面21の
レベルより下に位置づけられ、車両に対する乗降を容易
にする。
ルスタ13と、インボ−ド・ボルスタ14を具備してい
る。アウトボ−ド・ボルスタ13はボルスタ調節機構1
2を具備しており、図2に示されたインボ−ド・ボルス
タ14の鏡像であるあるいはそのインボ−ド・ボルスタ
14の位置と対称的に対向した高い位置またはフルアッ
プ位置から、ボルスタの上面がシ−ト・クッション15
のA面21の下にある図2に示された低い位置またはフ
ルダウン位置までの離散した位置の範囲内で調節可能で
ある。インボ−ド・ボルスタ14はアウトボ−ド・ボル
スタ13に対するフルアップ位置に対応した位置に固定
される。フルアップ位置において、インボ−ドおよびア
ウトボ−ド・ボルスタは大腿部と骨盤に実質的な大きさ
の横方向支持を与える。フルダウン位置では、アウトボ
−ド・ボルスタ13の上面が内部のクッション面21の
レベルより下に位置づけられ、車両に対する乗降を容易
にする。
【0010】図2〜4を参照すると、ボルスタ調節機構
12はラチェット16と爪17を具備しており、それら
のラチェット16と爪17が、フルアップ位置からフル
ダウン位置までのアウトボ−ド・ボルスタ13の増分調
節を与えるロック機構18を形成している。ボルスタ調
節機構12は、フルアップ位置における水平方向からの
約70oからフルダウン位置における水平方向までの約-10
oまでにわたる約80oの範囲にわたってアウトボ−ド・ボ
ルスタ13を枢動され得るようにする。フルアプ位置と
フルダウン位置との間の位置の数はロック機構のデザイ
ンによって決り、実施例ではラチェット16の歯の数に
よって画定される。
12はラチェット16と爪17を具備しており、それら
のラチェット16と爪17が、フルアップ位置からフル
ダウン位置までのアウトボ−ド・ボルスタ13の増分調
節を与えるロック機構18を形成している。ボルスタ調
節機構12は、フルアップ位置における水平方向からの
約70oからフルダウン位置における水平方向までの約-10
oまでにわたる約80oの範囲にわたってアウトボ−ド・ボ
ルスタ13を枢動され得るようにする。フルアプ位置と
フルダウン位置との間の位置の数はロック機構のデザイ
ンによって決り、実施例ではラチェット16の歯の数に
よって画定される。
【0011】図4に示されているように、ボルスタ調節
機構12はシ−ト・フレ−ム構造20に付着され、それ
の一部分として作用する。ボルスタ調節機構12は取り
付けブラケット22、シャフト23、およびフォ−ム中
に延長したフォ−ム支持パドル24を具備している。取
り付けブラケット22は、フ−ト26と、シャフトをそ
れの各端部の近傍で支持する1対のガイド28を有する
直立部分27を有する金属スタンピングである。取り付
けブラケット22はシ−ト・フレ−ム構造20の上方で
シャフト23を支持し、ガイド28はシャフト23がシ
−ト・フレ−ム構造に対して枢動できるようにする。取
り付けブラケットのフ−ト部分26は適当な態様でシ−
ト・フレ−ム構造に固着されている。シャフトはシ−ト
・フレ−ムの上面に隣接して回転可能に支持され得ると
ともに、ボルスタの内部ではなくてそのボルスタの下方
に位置決めされ得るが明らかである。ラチェット16は
取り付けブラケットの直立部分27の上端部近傍に固着
されている。シャフト23は一端部近傍で爪17を担持
している。その爪は偏倚ばね19によって偏倚されてラ
チェット16に係合されている。フォ−ム支持パドル2
4は平坦で一般的に矩形状の部材であって、フォ−ムに
設けられたスロットに挿入されかつ接着剤でまたは他の
適当な態様でフォ−ムに固着されるか、あるいはフォ−
ムと一体に成形されてもよい。フォ−ム支持サドル24
はシ−ト・フレ−ム構造20に対してシャフトと一緒に
枢動するようにそのシャフト23上に固定して取り付け
られている。フォ−ム支持パドル24はボルスタ14の
フォ−ム・クッション部分31をシャフトに固着し、ア
ウトボ−ド・ボルスタ13がシ−ト・フレ−ム構造に対
してシャフト23と一緒に枢動するようにする。ボルス
タのフォ−ム層は公知の態様でもっていす張り材または
トリム材料でトリムされる。車両用シ−ト装置10のシ
−ト・クッション36の中央部分は前部および後部サス
ペンションによって下方から支持されるか、あるいは公
知の態様でシ−ト・フォ−ムに付着]されてもよい。ボ
ルスタ・クッション・トリム33は図2に示されている
ようにボルスタとシ−ト構造10のシ−ト・クッション
との間の間隙34内に延長していて、シ−トに人が着座
した場合により均一な圧力分布が生ずるようにする。ト
リム材料はプリ−ツのついたものであってもよく、ある
いはボルスタの回転運動を許容するように延伸可能なフ
ァブリックであってもよい。あるいは、ボルスタはトリ
ム・カバ−と一緒に回転し得る。
機構12はシ−ト・フレ−ム構造20に付着され、それ
の一部分として作用する。ボルスタ調節機構12は取り
付けブラケット22、シャフト23、およびフォ−ム中
に延長したフォ−ム支持パドル24を具備している。取
り付けブラケット22は、フ−ト26と、シャフトをそ
れの各端部の近傍で支持する1対のガイド28を有する
直立部分27を有する金属スタンピングである。取り付
けブラケット22はシ−ト・フレ−ム構造20の上方で
シャフト23を支持し、ガイド28はシャフト23がシ
−ト・フレ−ム構造に対して枢動できるようにする。取
り付けブラケットのフ−ト部分26は適当な態様でシ−
ト・フレ−ム構造に固着されている。シャフトはシ−ト
・フレ−ムの上面に隣接して回転可能に支持され得ると
ともに、ボルスタの内部ではなくてそのボルスタの下方
に位置決めされ得るが明らかである。ラチェット16は
取り付けブラケットの直立部分27の上端部近傍に固着
されている。シャフト23は一端部近傍で爪17を担持
している。その爪は偏倚ばね19によって偏倚されてラ
チェット16に係合されている。フォ−ム支持パドル2
4は平坦で一般的に矩形状の部材であって、フォ−ムに
設けられたスロットに挿入されかつ接着剤でまたは他の
適当な態様でフォ−ムに固着されるか、あるいはフォ−
ムと一体に成形されてもよい。フォ−ム支持サドル24
はシ−ト・フレ−ム構造20に対してシャフトと一緒に
枢動するようにそのシャフト23上に固定して取り付け
られている。フォ−ム支持パドル24はボルスタ14の
フォ−ム・クッション部分31をシャフトに固着し、ア
ウトボ−ド・ボルスタ13がシ−ト・フレ−ム構造に対
してシャフト23と一緒に枢動するようにする。ボルス
タのフォ−ム層は公知の態様でもっていす張り材または
トリム材料でトリムされる。車両用シ−ト装置10のシ
−ト・クッション36の中央部分は前部および後部サス
ペンションによって下方から支持されるか、あるいは公
知の態様でシ−ト・フォ−ムに付着]されてもよい。ボ
ルスタ・クッション・トリム33は図2に示されている
ようにボルスタとシ−ト構造10のシ−ト・クッション
との間の間隙34内に延長していて、シ−トに人が着座
した場合により均一な圧力分布が生ずるようにする。ト
リム材料はプリ−ツのついたものであってもよく、ある
いはボルスタの回転運動を許容するように延伸可能なフ
ァブリックであってもよい。あるいは、ボルスタはトリ
ム・カバ−と一緒に回転し得る。
【0012】図5を参照すると、アウトボ−ド・ボルス
タ13は下方のアウトボ−ド側にクリップ面またはノッ
チを画成する凹部38を有し、シ−トの着座者がボルス
タを把持できるようにするとともに、アウトボ−ド・ボ
ルスタ13の位置を容易に調節できるようにしている。
アウトボ−ド・ボルスタ13は、それを把持して図2に
示されている矢印の方向に上方および内方に引張ること
によって、低い位置から、または低い位置と高い位置の
中間の位置から移動可能である。ボルスタ13は、それ
の移行のフルアップ位置限界を画定する図3に示された
リリ−ス部材42に爪17が係合するフルアップ位置ま
でそのボルスタをまず枢動させることによって低い位置
に戻される。このボルスタがフルアップ位置に移動され
ると、爪とリリ−ス部材との係合によってその爪が移動
されかつラチェット16と係合していない状態に一時的
に維持され、ボルスタ13が低い位置に戻され得るよう
にする。その低い位置において、爪17が偏倚ばね19
によってラチェット16と係合される。
タ13は下方のアウトボ−ド側にクリップ面またはノッ
チを画成する凹部38を有し、シ−トの着座者がボルス
タを把持できるようにするとともに、アウトボ−ド・ボ
ルスタ13の位置を容易に調節できるようにしている。
アウトボ−ド・ボルスタ13は、それを把持して図2に
示されている矢印の方向に上方および内方に引張ること
によって、低い位置から、または低い位置と高い位置の
中間の位置から移動可能である。ボルスタ13は、それ
の移行のフルアップ位置限界を画定する図3に示された
リリ−ス部材42に爪17が係合するフルアップ位置ま
でそのボルスタをまず枢動させることによって低い位置
に戻される。このボルスタがフルアップ位置に移動され
ると、爪とリリ−ス部材との係合によってその爪が移動
されかつラチェット16と係合していない状態に一時的
に維持され、ボルスタ13が低い位置に戻され得るよう
にする。その低い位置において、爪17が偏倚ばね19
によってラチェット16と係合される。
【0013】あるいは、爪の釈放は、その爪に連結され
た作動リリ−ス・ケ−ブルと、そのケ−ブルに連結さ
れ、着座者がアクセスするのに都合が良いようにシ−ト
の正面附近に配置されているハンドルとによって行うよ
うにしてもよい。
た作動リリ−ス・ケ−ブルと、そのケ−ブルに連結さ
れ、着座者がアクセスするのに都合が良いようにシ−ト
の正面附近に配置されているハンドルとによって行うよ
うにしてもよい。
【0014】図6を参照すると、好ましい実施例によれ
ば、アウトボ−ド・ボルスタ13とインボ−ド・ボルス
タ14とが車両に対する乗降を容易にするのに邪魔にな
らないように移動するようになされている。この実施例
では、シ−トの両側に同一のボルスタ調節装置が設けら
れており、それら2つのボルスタ調節装置はシ−ト装置
10のボルスタ調節装置12の態様で動作する。インボ
−ド・ボルスタ14は、ボルスタ調節機構12と鏡像で
あるがその他の点ではそれと同一のボルスタ調節機構に
よってシ−ト・フレ−ム構造に取り付けられている。ボ
ルスタは、それらが着座者の大腿部にしっくりと適合す
るまで、着座者がそれらのボルスタを上方および下方に
同時に枢動させることによって位置決めし直される。そ
れらのボルスタはそれらをまずフルアップ位置まで持上
げることによって下降され得る。そのフルアップ位置で
は、ラチェット機構が釈放され、2つのボルスタをフル
ダウン位置まで動かすことができるようにする。
ば、アウトボ−ド・ボルスタ13とインボ−ド・ボルス
タ14とが車両に対する乗降を容易にするのに邪魔にな
らないように移動するようになされている。この実施例
では、シ−トの両側に同一のボルスタ調節装置が設けら
れており、それら2つのボルスタ調節装置はシ−ト装置
10のボルスタ調節装置12の態様で動作する。インボ
−ド・ボルスタ14は、ボルスタ調節機構12と鏡像で
あるがその他の点ではそれと同一のボルスタ調節機構に
よってシ−ト・フレ−ム構造に取り付けられている。ボ
ルスタは、それらが着座者の大腿部にしっくりと適合す
るまで、着座者がそれらのボルスタを上方および下方に
同時に枢動させることによって位置決めし直される。そ
れらのボルスタはそれらをまずフルアップ位置まで持上
げることによって下降され得る。そのフルアップ位置で
は、ラチェット機構が釈放され、2つのボルスタをフル
ダウン位置まで動かすことができるようにする。
【0015】図7を参照すると、ボルスタ調節機構51
が例えばシ−ト・フレ−ムに取り付けられた二方向モ−
タ52によって駆動されるシ−ト装置50の実施例が示
されている。このマ−タは、ボルスタの低速、高トルク
回転を与えるための減速ギヤ機構によってシャフト23
に連結されたシャフト54を有している。図7に示され
たシ−ト装置50では、モ−タは着座者が手動で作動で
きるトグル・スイッチ55の動作に応答して付勢され
る。スイッチ55は着座者が届くのに都合の良い場所に
取り付けられる。ボルスタに隣接した車両のドア(図示
せず)に関連した他のスイッチまたはセンサ56がボル
スタを、それに隣接した車両のドアが開かれるとそれに
応答してフルダウン位置に駆動させ、また車両ドアが閉
じられるとそれに応答してフルアップ位置に駆動させる
ことができる。スイッチまたはセンサ56は、車両ドア
が開いた場合に第1の表示を、そして閉じた場合に第2
の表示を与える。手動で操作できるスイッチ55は着座
者がボルスタを快適な位置に調節できるようにする。シ
−ト装置50はモ−タ52に関連した制御装置59を具
備している。その制御装置59は、シャフト23がボル
スタをフルアップ位置またはフルダウン位置に回転させ
た時にモ−タを消勢させるモ−タの駆動回路に接続され
たリミットスイッチ(図示せず)を具備しており、それ
によってボルスタの回転を所望の範囲に制限するように
なされている。
が例えばシ−ト・フレ−ムに取り付けられた二方向モ−
タ52によって駆動されるシ−ト装置50の実施例が示
されている。このマ−タは、ボルスタの低速、高トルク
回転を与えるための減速ギヤ機構によってシャフト23
に連結されたシャフト54を有している。図7に示され
たシ−ト装置50では、モ−タは着座者が手動で作動で
きるトグル・スイッチ55の動作に応答して付勢され
る。スイッチ55は着座者が届くのに都合の良い場所に
取り付けられる。ボルスタに隣接した車両のドア(図示
せず)に関連した他のスイッチまたはセンサ56がボル
スタを、それに隣接した車両のドアが開かれるとそれに
応答してフルダウン位置に駆動させ、また車両ドアが閉
じられるとそれに応答してフルアップ位置に駆動させる
ことができる。スイッチまたはセンサ56は、車両ドア
が開いた場合に第1の表示を、そして閉じた場合に第2
の表示を与える。手動で操作できるスイッチ55は着座
者がボルスタを快適な位置に調節できるようにする。シ
−ト装置50はモ−タ52に関連した制御装置59を具
備している。その制御装置59は、シャフト23がボル
スタをフルアップ位置またはフルダウン位置に回転させ
た時にモ−タを消勢させるモ−タの駆動回路に接続され
たリミットスイッチ(図示せず)を具備しており、それ
によってボルスタの回転を所望の範囲に制限するように
なされている。
【0016】図8に示された他の実施例によれば、ボル
スタ調節機構12は、人がシ−トに着座したことに応答
して作動されるプランジャ機構60によって作動され
る。プランジャ機構60は、シ−ト・クッション36の
下に固着されたプレ−ト62と、シャフト23に連結さ
れたレバ−63を具備している。ボルスタ調節機構は、
シ−トに人が着座したことに応答してボルスタが回転さ
れた位置にそのボルスタを維持するための例えば爪とラ
チェットのようなロック機構を具備することが好まし
い。人がシ−トに座ると、シ−トが押しつけられ、プラ
ンジャ・ロッド61を押し下げて、シャフト23を回転
させるレバ−63を枢動させる。シャフト23が回転さ
れると、アウトボ−ドおよび/またはインボ−ド・ボル
スタが内方に回転されて着座者の大腿部に係合する。こ
の機構はボルスタ調節機構のロック手段を釈放して着座
者がボルスタを快い状態にするように調節することがで
きるようにするためのアクティベ−ション・リリ−ス・
レバ−(activation release lever)(図示せず)を具
備しうる。
スタ調節機構12は、人がシ−トに着座したことに応答
して作動されるプランジャ機構60によって作動され
る。プランジャ機構60は、シ−ト・クッション36の
下に固着されたプレ−ト62と、シャフト23に連結さ
れたレバ−63を具備している。ボルスタ調節機構は、
シ−トに人が着座したことに応答してボルスタが回転さ
れた位置にそのボルスタを維持するための例えば爪とラ
チェットのようなロック機構を具備することが好まし
い。人がシ−トに座ると、シ−トが押しつけられ、プラ
ンジャ・ロッド61を押し下げて、シャフト23を回転
させるレバ−63を枢動させる。シャフト23が回転さ
れると、アウトボ−ドおよび/またはインボ−ド・ボル
スタが内方に回転されて着座者の大腿部に係合する。こ
の機構はボルスタ調節機構のロック手段を釈放して着座
者がボルスタを快い状態にするように調節することがで
きるようにするためのアクティベ−ション・リリ−ス・
レバ−(activation release lever)(図示せず)を具
備しうる。
【0017】図9を参照すると、ボルスタ調節機構が車
両の前部または後部座席のベンチ・シ−ト70に適用さ
れて示されている。ベンチ・シ−ト70はシ−ト・クッ
ション71、シ−ト・バック72、ベンチ・シ−トの右
側に配置された第1の横方向ボルスタ73およびベンチ
・シ−トの左側に配置された第2の横方向ボルスタ74
を有している。ボルスタ73および74は、シ−ト・ク
ッションの上面76に対して2つのボルスタ73および
74の横方向の位置を調節するためのそれぞれのボルス
タ調節機構77および78を具備している。ボルスタ調
節機構77はボルスタ73に取り付けられ、そしてボル
スタ調節機構78はボルスタ74に取り付けられてい
る。これらの調節機構はボルスタ調節機構12の態様で
動作して、関連したボルスタのフルアップ位置からフル
ダウン位置までの増分横方向調節を与えることができ
る。シ−ト装置は、ベンチ・シ−トの側部から等距離で
離間して配置され、調節可能なボルスタと協働してベン
チ・シ−トに3つの着座領域を画定する固定した中間ボ
ルスタ(図示せず)を具備していてもよい。
両の前部または後部座席のベンチ・シ−ト70に適用さ
れて示されている。ベンチ・シ−ト70はシ−ト・クッ
ション71、シ−ト・バック72、ベンチ・シ−トの右
側に配置された第1の横方向ボルスタ73およびベンチ
・シ−トの左側に配置された第2の横方向ボルスタ74
を有している。ボルスタ73および74は、シ−ト・ク
ッションの上面76に対して2つのボルスタ73および
74の横方向の位置を調節するためのそれぞれのボルス
タ調節機構77および78を具備している。ボルスタ調
節機構77はボルスタ73に取り付けられ、そしてボル
スタ調節機構78はボルスタ74に取り付けられてい
る。これらの調節機構はボルスタ調節機構12の態様で
動作して、関連したボルスタのフルアップ位置からフル
ダウン位置までの増分横方向調節を与えることができ
る。シ−ト装置は、ベンチ・シ−トの側部から等距離で
離間して配置され、調節可能なボルスタと協働してベン
チ・シ−トに3つの着座領域を画定する固定した中間ボ
ルスタ(図示せず)を具備していてもよい。
【0018】図10を参照すると、調節可能なボルスタ
機構がベンチ型の車両シ−ト装置85に適用されてその
ベンチ・シ−トに左側と右側の着座領域を画定している
場合が示されている。シ−ト装置85は、シ−トのシ−
ト・クッションの約60%を形成しているシ−ト・クッ
ション部分86と、シ−トの残りの部分(すなわち約4
0%)を形成しているシ−ト・クッション部分87と、
シ−ト・バック88を有している。調節自在のボルスタ
89はシ−ト装置のシ−ト・クッション部分86および
87間の接合部に配置されている。その接合部にはポケ
ットまたは凹部90が形成されている。ボルスタ89
は、そのボルスタ内に配置されていて、フルダウン位置
とフルアップ位置との間でシ−ト・クッション部分の
“A”面93および94に対してボルスタの位置を調節
できるようにするボルスタ調節機構91を具備してい
る。図10に示されているフルダウン位置では、ボルス
タ89の上面95が実質的に水平であり、したがってシ
−ト・クッション部分の“A”面93および94と同一
平面関係となっており、その結果、ベンチ・シ−トは平
坦で連続したシ−トの外観を呈している。フルアップ位
置では、ボルスタ89がシ−ト・クッションを左側と右
側の部分96および97に分割する。ボルスタ調節機構
はボルスタ調節機構12の態様で動作する。ボルスタは
通常はポケット90内に収納されており、ボルスタに固
着されたストラップ98を引張ることによって上方およ
び外方に回転され得る。ボルスタは、それをそれのフル
アップ位置まで回転させてラチェット装置を釈放し、そ
してそのボルスタをポケット90内に収納された位置ま
で下方に動かすことによってフルダウン位置に戻すこと
ができる。ベンチ・シ−トを3つの個々のシ−ト部分に
分割できるようにするために、ベンチ・シ−トの左側に
他の調節自在のボルスタ(図示せず)が設けられうる。
機構がベンチ型の車両シ−ト装置85に適用されてその
ベンチ・シ−トに左側と右側の着座領域を画定している
場合が示されている。シ−ト装置85は、シ−トのシ−
ト・クッションの約60%を形成しているシ−ト・クッ
ション部分86と、シ−トの残りの部分(すなわち約4
0%)を形成しているシ−ト・クッション部分87と、
シ−ト・バック88を有している。調節自在のボルスタ
89はシ−ト装置のシ−ト・クッション部分86および
87間の接合部に配置されている。その接合部にはポケ
ットまたは凹部90が形成されている。ボルスタ89
は、そのボルスタ内に配置されていて、フルダウン位置
とフルアップ位置との間でシ−ト・クッション部分の
“A”面93および94に対してボルスタの位置を調節
できるようにするボルスタ調節機構91を具備してい
る。図10に示されているフルダウン位置では、ボルス
タ89の上面95が実質的に水平であり、したがってシ
−ト・クッション部分の“A”面93および94と同一
平面関係となっており、その結果、ベンチ・シ−トは平
坦で連続したシ−トの外観を呈している。フルアップ位
置では、ボルスタ89がシ−ト・クッションを左側と右
側の部分96および97に分割する。ボルスタ調節機構
はボルスタ調節機構12の態様で動作する。ボルスタは
通常はポケット90内に収納されており、ボルスタに固
着されたストラップ98を引張ることによって上方およ
び外方に回転され得る。ボルスタは、それをそれのフル
アップ位置まで回転させてラチェット装置を釈放し、そ
してそのボルスタをポケット90内に収納された位置ま
で下方に動かすことによってフルダウン位置に戻すこと
ができる。ベンチ・シ−トを3つの個々のシ−ト部分に
分割できるようにするために、ベンチ・シ−トの左側に
他の調節自在のボルスタ(図示せず)が設けられうる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、車両用シ−トのアウトボ−ドおよび/また
はインボ−ド横方向ボルスタの位置を、ボルスタが着座
者の大腿部と骨盤に対して実質的な横方向支持を与える
フルアップ位置から、ボルスタの一方または両方が車両
用シ−ト装置の内部クッション表面のレベルと実質的に
同一平面関係で配置されたフルダウン位置まで増分調節
できるようにする横方向ボルスタ調節機構が提供され
る。このボルスタ調節機構は、一般にバケットタイプの
シ−トを有しかつシ−ト装置に積極的なまたは高いボル
スタを組込んだスポ−ツタイプまたはリクレ−ションタ
イプの車両に特に適している。しかし、このボルスタ調
節機構はパッセンジャ−・タイプの車両あるいはトラッ
クのシ−トや、ベンチタイプの車両用シ−トおよび/ま
たはシ−トを区分した部分に分割するスプリット・ベン
チ・タイプの車両用シ−トにも適用され得る。
明によれば、車両用シ−トのアウトボ−ドおよび/また
はインボ−ド横方向ボルスタの位置を、ボルスタが着座
者の大腿部と骨盤に対して実質的な横方向支持を与える
フルアップ位置から、ボルスタの一方または両方が車両
用シ−ト装置の内部クッション表面のレベルと実質的に
同一平面関係で配置されたフルダウン位置まで増分調節
できるようにする横方向ボルスタ調節機構が提供され
る。このボルスタ調節機構は、一般にバケットタイプの
シ−トを有しかつシ−ト装置に積極的なまたは高いボル
スタを組込んだスポ−ツタイプまたはリクレ−ションタ
イプの車両に特に適している。しかし、このボルスタ調
節機構はパッセンジャ−・タイプの車両あるいはトラッ
クのシ−トや、ベンチタイプの車両用シ−トおよび/ま
たはシ−トを区分した部分に分割するスプリット・ベン
チ・タイプの車両用シ−トにも適用され得る。
【図1】車両の右側シ−ト装置の側立面図であって、本
発明によって提供されるボルスタ調節機構を一部破断し
て示している。
発明によって提供されるボルスタ調節機構を一部破断し
て示している。
【図2】図1に示された車両用シ−ト装置の正面端面図
であり、アウトボ−ド・ボルスタの調節の範囲を示して
いる。
であり、アウトボ−ド・ボルスタの調節の範囲を示して
いる。
【図3】ボルスタ調節機構の細部の断面を示す断片的な
拡大図である。
拡大図である。
【図4】シ−ト・フレ−ム構造の一部分と、ボルスタ調
節機構がシ−ト・フレ−ム構造に取り付けられる態様を
示す断片的な図である。
節機構がシ−ト・フレ−ム構造に取り付けられる態様を
示す断片的な図である。
【図5】グリップ・スロットを示すアウトボ−ド・ボル
スタの側面図である。
スタの側面図である。
【図6】図2に示されたシ−ト装置と同様の車両用右側
シ−ト装置の正面端面図であり、インボ−ドおよびアウ
トボ−ド横方向ボルスタの両方が調節可能である。
シ−ト装置の正面端面図であり、インボ−ドおよびアウ
トボ−ド横方向ボルスタの両方が調節可能である。
【図7】モ−タ駆動式機構を具備したボルスタ調節機構
の実施例である。
の実施例である。
【図8】プランジャ作動式機構を具備したボルスタ調節
機構の実施例である。
機構の実施例である。
【図9】本発明による横方向ボルスタ調節機構を具備し
たベンチ・シ−トの図である。
たベンチ・シ−トの図である。
【図10】本発明によるボルスタ調節機構を具備したベ
ンチ・シ−トの図である。
ンチ・シ−トの図である。
10 車両用シ−ト装置 12 ボルスタ調節機構 13 アウトボ−ド・ボルスタ 14 インボ−ド・ボルスタ 15 シ−ト・クッション 16 ラチェット 17 爪 20 シ−ト・フレ−ム構造 21 内部のクッション面 23 シャフト 36 シ−ト・クッション 50 シ−ト装置 51 ボルスタ調節機構 52 モ−タ 54 シャフト 55 スイッチ 56 センサ 59 制御装置 70 ベンチ・シ−ト 73 第1の横方向ボルスタ 74 第2の横方向ボルスタ 77 ボルスタ調節機構 78 ボルスタ調節機構 85 シ−ト装置 86 シ−ト・クッション部分 87 シ−ト・クッション部分87 88 シ−ト・バック 89 ボルスタ 91 ボルスタ調節機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム ジー リード アメリカ合衆国ミシガン州48390、ウォー ルド レイク、ヒドン メドウズ ドライ ブ 2120ビー (72)発明者 ベニィ ティー ヴォウ アメリカ合衆国ミシガン州48197、イプシ ランティ、インタナショナル ドライブ 2731、アパートメント 1728ビー (72)発明者 デュアン イー ポウツ、ジュニア アメリカ合衆国ミシガン州49221、エイド リアン、レナウィー ヒルズ ハイウエイ 2900
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の横方向ボルスタ(13)と、第2
の横方向ボルスタ(14)と、前記第1および第2の横
方向ボルスタの間に延長したクッション上面(21)を
有しているシ−ト・クッション(15)と、シ−ト・バ
ックと、前記ボルスタのうちの少なくとも1つの高さを
前記クッション上面に対して調節できるようにするボル
スタ調節手段(12)を具備しており、前記ボルスタ調
節手段は、 前記1つのボルスタがシ−トの着座者の大腿部と骨盤に
実質的な横方向支持を与えるフルアップ位置と、車両用
シ−ト装置(10)が配置されている車両に対する着座
者の乗降を容易にするために前記1つのボルスタの最上
面が前記クッション上面のレベルより下に位置決めされ
るフルダウン位置との間で前記1つのボルスタの位置を
調節するように前記1つのボルスタと関連された調節機
構(18、22〜24)を具備している車両用シ−ト装
置。 - 【請求項2】 前記シ−ト調節機構が前記フルアップ位
置から前記フルダウン位置までの複数の調節位置に前記
1つのボルスタの増分調節を与える手段(16、17)
を具備している請求項1の車両用シ−ト装置。 - 【請求項3】 前記増分調節を与える手段がラチェット
手段(16)と、前記ラチェット手段と共同して所定の
調節範囲にわたって前記複数の調節位置を画定し、前記
1つのボルスタを約80oの範囲にわたって回転できる
ようになされている請求項2の車両用シ−ト装置。 - 【請求項4】 前記1つのボルスタが前記フルアップ位
置における水平から約70oから前記フルダウン位置にお
ける水平から約-10oまでの範囲にわたって回転されるよ
うになされた請求項3の車両用シ−ト装置。 - 【請求項5】 前記調節機構が前記増分調節を与える手
段に連結された細長いシャフト(23)と、前記シャフ
トを前記シ−ト・クッションのシ−ト・フレ−ム構造上
に、このシ−ト・フレ−ム構造に対して一般的に水平方
向の軸線のまわりで回転するように取り付ける取り付け
手段(22)と、前記シャフトを前記1つのボルスタに
連結する手段(24)を具備しており、前記1つのボル
スタの回転によって前記シャフトを前記軸線のまわりで
前記増分調節手段によって画定された複数の調節位置に
回転させるようになされた請求項2の車両用シ−ト装
置。 - 【請求項6】 予め定められた条件に応答して前記調節
機構を作動させる手段(55、56、60)を具備して
いる請求項1の車両用シ−ト装置。 - 【請求項7】 前記作動手段が前記シャフトを回転させ
るように手動で動作可能なソレノイド手段具備し、前記
1つのボルスタを前記フルアップ位置に向って移動させ
るようになされた請求項6の車両用シ−ト装置。 - 【請求項8】 前記ボルスタのうちの他の1つに関連さ
れ、前記他のボルスタがシ−トの着座者に実質的な横方
向支持を与えるフルアップ位置と、前記他のボルスタの
上面が前記クッション上面のレベルにまたはそれより下
に位置決めされるフルダウン位置との間で前記他のボル
スタの位置の調節を与える他の調節機構を具備した請求
項1の車両用シ−ト装置。 - 【請求項9】 シ−ト装置がベンチタイプのシ−ト(7
0)であり、かつ前記第1の横方向ボルスタがそのベン
チ・シ−トの第1の側に配置され、そして前記第2の横
方向ボルスタが前記ベンチ・シ−トの第2の側に配置さ
れている請求項1の車両用シ−ト装置。 - 【請求項10】 シ−ト装置がベンチタイプのシ−ト
(85)であり、前記シ−ト・クッションがスプリット
・ラインによって分離された少なくとも第1および第2
のシ−ト部分を有しており、前記シ−ト部分のそれぞれ
が内部クッション面を有し、少なくとも前記第1の横方
向ボルスタが前記シ−ト部分の一方に関連されかつ前記
ベンチ・シ−トのスプリット・ラインに位置決めされて
いる請求項1の車両用シ−ト装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US20253394A | 1994-02-28 | 1994-02-28 | |
US202533 | 1994-02-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255559A true JPH07255559A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=22750285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7055241A Pending JPH07255559A (ja) | 1994-02-28 | 1995-02-21 | 車両用シ−ト装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0670240A1 (ja) |
JP (1) | JPH07255559A (ja) |
AU (1) | AU1166195A (ja) |
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US9902293B2 (en) | 2013-01-24 | 2018-02-27 | Ford Global Technologies, Llc | Independent cushion extension with optimized leg-splay angle |
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- 1995-02-09 AU AU11661/95A patent/AU1166195A/en not_active Abandoned
- 1995-02-21 JP JP7055241A patent/JPH07255559A/ja active Pending
- 1995-02-21 EP EP95102385A patent/EP0670240A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
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