JP2005047410A - ウェザーストリップの取り付け部のシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 粘着性シール材の塗付高さ及び塗布位置を確実にして、確実なシール性を有するウェザーストリップの取り付け部のシール構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 ウェザーストリップ1は、車体2の開口部の周縁に設けられたフランジ部25に取り付けられる取り付け部11を有する。取り付け部11には、フランジ部25の先端部25aと対向する位置に堰部11cが設けられている。堰部11cには、粘着性シール材4が塗付されると共に、フランジ部25の先端部25aが粘着性シール材4に接している。
【選択図】 図3
【解決手段】 ウェザーストリップ1は、車体2の開口部の周縁に設けられたフランジ部25に取り付けられる取り付け部11を有する。取り付け部11には、フランジ部25の先端部25aと対向する位置に堰部11cが設けられている。堰部11cには、粘着性シール材4が塗付されると共に、フランジ部25の先端部25aが粘着性シール材4に接している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、自動車のトランクルームなどの車体開口部の周縁に設置されるウェザーストリップの取り付け部のシール構造に関する。
従来から自動車のトランクルームやドアなどの車体開口部には、その開口部の周縁に沿ってフランジ部が形成され、そのフランジ部にウェザーストリップが装着されている。ウェザーストリップは、細長いゴム製のパッキンからなり、例えば、トランクリッドやドアなどの扉を閉めたとき、扉に圧接してトランクルーム内や車室内を密閉するのに利用されている。トランクルームや車室は、開口部にウェザーストリップを取り付けることによって、雨水や外気や音などが入らないようにすると共に、トランクリッドやドアを閉めたときの衝撃を吸収するように構成されている。
図6は、従来のウェザーストリップの取り付け部の構造を示す図で、(a)は取り付け部に発泡スポンジを設置したウェザーストリップの設置状態を示す断面図で、(b)は取り付け部にブチルシールを設置したウェザーストリップの設置状態を示す断面図である。
図6(a)(b)に示すように、従来のウェザーストリップ100は、車体200の開口部(図示せず)の周縁に形成されたフランジ部210に取り付け部110を圧入することにより取り付けられている。取り付け部110は、略コ字状に形成された溝からなり、その取り付け部110に内側側壁面113には、フランジ部210の表裏面に圧接する複数の突条111が内方に向けて突出形成されている。その突条111は、取り付け部110の奥側方向に向けて斜めに形成されて、フランジ部200に圧嵌し易く、抜け難く形成されている。
従来のウェザーストリップ100は、更にそのフランジ部210とのシール性を確保するため、取り付け部110の奥壁112に図6(a)に示すような発泡スポンジ120を付設したり(例えば、特許文献1参照)、図6(b)に示すようなブチルゴム製のブチルシール130を付設している。
特開2001−138830号公報(段落0011、図5)
従来のウェザーストリップ100は、更にそのフランジ部210とのシール性を確保するため、取り付け部110の奥壁112に図6(a)に示すような発泡スポンジ120を付設したり(例えば、特許文献1参照)、図6(b)に示すようなブチルゴム製のブチルシール130を付設している。
図6(a)に示す従来技術(特許文献1)のウェザーストリップ100は、発泡スポンジ120が車体200のフランジ部210に強く押し当たることにより、車外からの雨水などの浸入を防止している。この発泡スポンジ120によるシーリング手段は、車体200のフランジ部210の寸法精度のバラツキに追従して、ウェザーストリップ100をフランジ部210に取り付けたときに、発泡スポンジ120がフランジ部210の先端まで到達せず、非接触状態に取り付けられるおそれがある。この場合、車外から取り付け部110内に浸入(矢印A方向)した雨水などは、フランジ部210の先端211と発泡スポンジ120との間を通過し矢印B方向に流れて車内に浸入するおそれがあるため、密閉性が悪いという問題点があった。このため、図6(b)に示すブチルシール130によるシーリング手段が多用されている。
図6(b)に示すブチルシール130によるシーリング手段は、ウェザーストリップ100を形成した後に、後工程にて取り付け部110の奥壁112にブチルシール130を注入して塗付している。ブチルシール130をウェザーストリップ100に塗布する位置は、突条111がある略コ字状の取り付け部110の奥壁112であるため、突条111が邪魔になって塗布した箇所の視認性が悪く、ウェザーストリップ100に塗布する作業も行い難い。そして、取り付け部110は、奥壁112が平らな溝形状をしていることにより、ノズル(図示せず)によって注入されたブチルシール130が内側側壁面113方向に広がり易いため、ブチルシール130の注入量及び塗布位置が安定しないという問題点がある。このように、取り付け部110のブチルシール130の塗付箇所は、塗布されたブチルシール130の塗布高さHや塗付位置にバラツキがあり、フランジ部210の先端211にブチルシール130が届かないおそれがある。この場合、例えば、図6(b)に示すように、フランジ部210を伝わって取り付け部110内に雨水が浸入(矢印C方向)すると、その雨水は、フランジ部210とブチルシール130との間から矢印D方向に流れて車内に浸入するおそれがある。
ブチルシール130がフランジ部210の先端に完全に届くようにするためには、ブチルシール130の注入量を増加することが考えられる。しかしながら、ブチルシール130の注入量が多い場合は、ブチルシール130の増量に伴ってブチルシール130がフランジ部210を押圧して、ウェザーストリップ100がフランジ部210から浮き上って、取り付け部110の保持力が低下するという問題点があった。また、ブチルシール130の注入量の増加に伴って、ブチルシール130の消費が増えてコストアップの原因にもなっていた。
ブチルシール130がフランジ部210の先端に完全に届くようにするためには、ブチルシール130の注入量を増加することが考えられる。しかしながら、ブチルシール130の注入量が多い場合は、ブチルシール130の増量に伴ってブチルシール130がフランジ部210を押圧して、ウェザーストリップ100がフランジ部210から浮き上って、取り付け部110の保持力が低下するという問題点があった。また、ブチルシール130の注入量の増加に伴って、ブチルシール130の消費が増えてコストアップの原因にもなっていた。
本発明の課題は、粘着性シール材の塗付高さ及び塗布位置を確実にして、確実なシール性を有するウェザーストリップの取り付け部のシール構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、車体の開口部の周縁に設けられたフランジ部に取り付けられる取り付け部を有するウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記取り付け部には、前記フランジ部の先端部と対向する位置に堰部が設けられ、前記堰部には、粘着性シール材が塗付されると共に、前記フランジ部の先端部が前記粘着性シール材に接していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ウェザーストリップの取り付け部には、フランジ部の先端部と対向する位置に堰部が設けられ、その堰部に粘着性シール材が塗付される。この粘着性シール材は、堰部内に塗布されることにより、堰部によって堰部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、取り付け部に堰部を設けたことにより堰部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、堰部に塗布される粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが堰部の高さによって規制できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
したがって、堰部に塗布される粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが堰部の高さによって規制できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
請求項2に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記堰部は、前記取り付け部に設けられたリップ部を有してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部が取り付け部に設けられたリップ部を有してなることにより、そのリップ部内に粘着性シール材が塗付されると、リップ部の内側側壁によってリップ部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、リップ部内に定められて、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、リップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さがリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、リップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
したがって、リップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さがリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、リップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
請求項3に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記堰部は、前記取り付け部に設けられた一対のリップ部を有してなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部が取り付け部に設けられた一対のリップ部を有してなることにより、その一対のリップ部内に粘着性シール材が塗付されると、一対のリップ部の内側側壁によってリップ部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、一対のリップ部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、一対のリップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが一対のリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、一対のリップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
したがって、一対のリップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが一対のリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、一対のリップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
請求項4に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項2または請求項3に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記リップ部は、前記フランジ部から離反する方向に突出して形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、ウェザーストリップのリップ部は、フランジ部から離反する方向に突出して形成されてなることにより、そのリップ部内に粘着性シール材が塗付されると、突出したリップ部によって粘着性シール材がリップ部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、リップ部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、リップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さがリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、リップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
また、リップ部をフランジ部から離反する方向に突出して形成することによって、堰部をフランジ側に拡開する形状とし、粘着性シール材を塗布する作業の作業性を向上させることができる。
したがって、リップ部内に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さがリップ部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、リップ部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
また、リップ部をフランジ部から離反する方向に突出して形成することによって、堰部をフランジ側に拡開する形状とし、粘着性シール材を塗布する作業の作業性を向上させることができる。
請求項5に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記堰部は、前記取り付け部に形成された凹部からなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、ウェザーストリップの堰部は、取り付け部に形成された凹部からなることにより、その凹部内に粘着性シール材が塗付されると、凹部の窪みによって粘着性シール材が凹部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、凹部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、凹部内に塗布された粘着性シール材は、取り付け部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが凹部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、凹部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
したがって、凹部内に塗布された粘着性シール材は、取り付け部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが凹部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、凹部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
請求項6に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項5に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記凹部は、その側壁が前記フランジ部に近接するに連れて離反する方向に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、ウェザーストリップの凹部は、その側壁が前記フランジ部に近接するに連れて離反する方向に形成されてなることにより、その凹部内に粘着性シール材が塗付されると、凹部の窪みによって粘着性シール材が凹部の外側に食み出ることが抑制される。このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、凹部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、凹部内に塗布された粘着性シール材は、取り付け部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが凹部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、凹部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
また、ウェザーストリップの凹部を、その側壁が前記フランジ部に近接するに連れて離反する方向に形成することよって、堰部をフランジ側に拡開する形状とし、粘着性シール材を塗布する作業の作業性を向上させることができる。
したがって、凹部内に塗布された粘着性シール材は、取り付け部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが凹部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることが可能となる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、凹部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることが可能となる。
また、ウェザーストリップの凹部を、その側壁が前記フランジ部に近接するに連れて離反する方向に形成することよって、堰部をフランジ側に拡開する形状とし、粘着性シール材を塗布する作業の作業性を向上させることができる。
請求項7に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、前記堰部は、前記取り付け部と一体に形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、ウェザーストリップの堰部は、取り付け部と一体に形成されていることにより、堰部を形成するときにウェザーストリップと一緒に形成することができるため、部品点数及び組み付け工数が増加することなく形成される。
本発明に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造によれば、ウェザーストリップの取り付け部は、塗布される粘着性シール材が堰部によってその堰部の外側に食み出ることを抑制することができる。
このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、堰部によってその堰部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制して所定箇所に定めることができるようになる。
したがって、堰部に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが堰部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることができる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることができ、ウェザーストリップの防水性能を向上させることができる。
このため、粘着性シール材を塗布する塗付位置は、堰部によってその堰部内に定められ、粘着性シール材の塗付位置がばらつくことを抑制して所定箇所に定めることができるようになる。
したがって、堰部に塗布された粘着性シール材は、堰部の底面から粘着性シール材の表面までの高さが堰部の高さによって調整できるようになり、粘着性シール材の注入量を一定化させることができる。
このように、ウェザーストリップの取り付け部は、堰部によって粘着性シール材の注入量及び塗布位置が安定化されたことにより、ウェザーストリップをフランジ部に取り付けたときに、粘着性シール材がフランジ部の先端部に常に密接するように取り付けることができ、ウェザーストリップの防水性能を向上させることができる。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造を示す図であり、ウェザーストリップの設置状態を示す斜視図である。図2は、図1の矢視X−X線方向の拡大断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造を示す図であり、トランクを閉めたときのウェザーストリップの設置状態を示す要部拡大断面図である。
図1は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造を示す図であり、ウェザーストリップの設置状態を示す斜視図である。図2は、図1の矢視X−X線方向の拡大断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造を示す図であり、トランクを閉めたときのウェザーストリップの設置状態を示す要部拡大断面図である。
図1に示すように、ウェザーストリップ1は、車体2のトランクリッド22やドア23などの扉21の開口部24の周縁に形成されたフランジ部25(図3参照)に装着されて、トランクルームなどの車内26に浸入する雨水及び騒音を防止する密閉性と、扉21を閉めたときの衝撃を緩衝するための緩衝性とを備えている。
図2及び図3に示すように、ウェザーストリップ1は、取り付け部11などの基体部分を形成するための硬質材12と、この硬質材12に2色成形されるシール部14,15及び中空シール部16などのシールリング部分を形成するための軟質材13と、硬質材12内にインサート成形された補強部材3とを一体形成されてなる。ウェザーストリップ1は、取り付け部11をフランジ部25に装着することにより車体2の開口部24に取り付けられている。そのウェザーストリップ1は、扉21を閉めたときに、中空シール部16が扉21に略直交して当接するように、扉21を閉める方向に向けて設置されている。
硬質材12は、ウェザーストリップ1の取り付け部11の形状が型崩れしないようにするために硬質のゴムまたは合成樹脂などから形成されている。その硬質材12内には、金属板材からなる補強部材3がインサート成形され、更に変形し難い構造に形成されている。
軟質材13は、軟質ゴムや軟質合成樹脂などで形成され、当接した車体2や扉21に密着するように形成されている。
軟質材13は、軟質ゴムや軟質合成樹脂などで形成され、当接した車体2や扉21に密着するように形成されている。
取り付け部11は、ウェザーストリップ1をフランジ部25に装着するため形成された箇所であり、断面が略コ字状の溝から形成されている。その取り付け部11の奥壁11aには、フランジ部25の先端部と対向する位置に堰部11cが形成され、左右の内側側壁11bには、複数の突条11f,11gがそれぞれ形成されている。
堰部11cは、例えば、フランジ部25の先端部が圧入される粘着性シール材4が塗付される箇所であり、奥壁11aの中心線(図示せず)に沿って形成されている。堰部11cは、例えば、奥壁11aに設けられた一対のリップ部11d,11eによって形成されている。
リップ部11dとリップ部11eは、奥壁11aに互いに間隔を空けて配設され、先端部がフランジ部25から離反する方向に突出してハの字状に拡開するように形成されている。その2つのリップ部11d,11eは、平行なレール状に配置されて、溝状の堰部11cを形成している。
突条11f,11gは、左右の内側側壁11bの複数の対向位置から内方に向けてそれぞれ突出形成された所謂リップパッキンであり、フランジ部25の表裏面に圧接して取り付け部11内を密閉する役目を備えている。その突条11f,11gは、取り付け部11の奥壁11a側方向に向けて斜めに形成されて、フランジ部25を圧入し易く、抜け難くして形成されている。
シール部14は、図3に示すように、ウェザーストリップ1をフランジ部25に取り付けたときに、その先端が車体2に圧接して密着し、雨水などがシール部14とフランジ部25との間から取り付け部11内に浸入することを防止するパッキンの役目を備えている。
中空シール部16は、断面が略菱形の筒状に軟質材13によって形成された部位であって、扉21の方向に屈曲する弾性を備えている。中空シール部16の先端には、扉21を閉めたときに扉21に当接する凸部16aが一体形成されている。その凸部16aは、車外27側方向に向けて形成されたことにより、車外27から車内26に浸入しようとする雨水などを阻止する役目を備えている。
フランジ部25は、車体2の開口部24(図1参照)の周縁に形成された金属板からなり、先端部25aが開口部24を閉塞する扉21の方向に向けて折曲されている。
図2に示すように、例えば、直角に折曲されたフランジ部25の長さをL1、車体2側の開口端部11hから奥壁11aまでの取り付け部11の深さをL2とすると、
L1<L2
にして、フランジ部25の長さL1を取り付け部11の深さL2より僅かに短く形成する。
先端部25aは、ウェザーストリップ1が取り付けられたときに、フランジ部25の基端部25bが開口端部11hに当接して位置決めされるため、粘着性シール材4内の所定の深さH1の位置まで圧入されるように構成されている。
図2に示すように、例えば、直角に折曲されたフランジ部25の長さをL1、車体2側の開口端部11hから奥壁11aまでの取り付け部11の深さをL2とすると、
L1<L2
にして、フランジ部25の長さL1を取り付け部11の深さL2より僅かに短く形成する。
先端部25aは、ウェザーストリップ1が取り付けられたときに、フランジ部25の基端部25bが開口端部11hに当接して位置決めされるため、粘着性シール材4内の所定の深さH1の位置まで圧入されるように構成されている。
粘着性シール材4は、例えば、ブチルゴム製のブチルシールなどからなる有形の液状シールからなる。粘着性シール材4は、ウェザーストリップ1を形成した後に、取り付け部11の奥壁11aのリップ部11d,11e内にストロ状のノズル(図示せず)によって高さH2まで注入して塗付される。
次に、図2及び図3を参照して本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造の作用を取り付け手順などと共に説明する。
まず、補強部材3を芯材としてインサートして硬質材12で形成される箇所を1次成形する。これにより、ウェザーストリップ1の取り付け部11のリップ部11d,11e、及び突条11f,11gが形成される。リップ部11d,11e、及び突条11f,11gは、溝状の取り付け部11に沿って形成されているため、容易に押し出し形成することができる。
まず、補強部材3を芯材としてインサートして硬質材12で形成される箇所を1次成形する。これにより、ウェザーストリップ1の取り付け部11のリップ部11d,11e、及び突条11f,11gが形成される。リップ部11d,11e、及び突条11f,11gは、溝状の取り付け部11に沿って形成されているため、容易に押し出し形成することができる。
また、その硬質材12に一体形成されるシール部14,15及び中空シール部16を、軟質材13によって2色成形する。シール部14,15及び中空シール部16は、取り付け部11の外側に沿って形成されているため、容易に押し出し形成することができる。
粘着性シール材4を塗布するためのノズル(図示せず)の先端を取り付け部11に挿入して、リップ部11d,11e間の堰部11c内に粘着性シール材4を塗布する。これにより、ウェザーストリップ1が完成される。
なお、粘着性シール材4が塗布されるフランジ部25の先端部25aと対向する位置には、リップ部11d,11eからなる堰部11cが設けられている。これにより、リップ部11d,11eによってその外側に粘着性シール材4が食み出ることが抑制されて、塗付位置は堰部11c内に定められる。このため、粘着性シール材4は、堰部11cの奥壁11a(底面)から粘着性シール材4の表面までの高さH2がリップ部11d,11eの高さによって調整できるようになり、粘着性シール材4の注入量を一定化させることが可能となる。
また、粘着性シール材4を塗布する塗付位置は、取り付け部11に堰部11cを設けたことにより堰部11c内に定められ、粘着性シール材4の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、粘着性シール材4を取り付け部11に塗布する作業は、その作業をするときに、その塗付する位置が突条11f,11gによって見えず視認性が悪いが、粘着性シール材4の塗付位置と注入量が安定化されることにより行い易くなる。
なお、粘着性シール材4が塗布されるフランジ部25の先端部25aと対向する位置には、リップ部11d,11eからなる堰部11cが設けられている。これにより、リップ部11d,11eによってその外側に粘着性シール材4が食み出ることが抑制されて、塗付位置は堰部11c内に定められる。このため、粘着性シール材4は、堰部11cの奥壁11a(底面)から粘着性シール材4の表面までの高さH2がリップ部11d,11eの高さによって調整できるようになり、粘着性シール材4の注入量を一定化させることが可能となる。
また、粘着性シール材4を塗布する塗付位置は、取り付け部11に堰部11cを設けたことにより堰部11c内に定められ、粘着性シール材4の塗付位置がばらつくことを抑制することが可能となる。
したがって、粘着性シール材4を取り付け部11に塗布する作業は、その作業をするときに、その塗付する位置が突条11f,11gによって見えず視認性が悪いが、粘着性シール材4の塗付位置と注入量が安定化されることにより行い易くなる。
次に、このようにして形成されたウェザーストリップ1をフランジ部25に嵌入する。
すると、まず始めに、取り付け部11内の突条11f,11gがフランジ部25の表裏面に圧接して密着する。このため、ウェザーストリップ1は、突条11f,11gによって防水性及び防音性が備わる。
更に、ウェザーストリップ1をフランジ部25に深く嵌入すると、シール部14がフランジ部25の基端部25bに当接して密着する。このため、ウェザーストリップ1は、粘着性シール部材4によって雨水や騒音などが取り付け部11内に浸入することを防止することができる。
更に、ウェザーストリップ1をフランジ部に深く嵌入すると、ウェザーストリップ1の開口端部11hがフランジ部25の基端部25bに当接することによりその嵌入がストップする。すると、フランジ部25の先端部25aは、図3に示すように粘着シール材4内に圧入されて、堰部11cの底部11iから僅かに離れた位置に位置決めされて密着する。これにより、取り付け部11内は、フランジ部25によって車外27側と車内26側とに2つに完全分断されて、車体2の車外27から取り付け部11内に浸入した雨水などが、フランジ部25の先端部25aを通過して車内26側に入ることを防止することができる。
このようにしてフランジ部25に取り付けられたウェザーストリップ1は、堰部11cによって粘着性シール材4の注入量及び塗布位置が安定化されたことによって、粘着性シール材4がフランジ部25の先端部25aに密着するようになり、防水性を向上させることができる。このため、粘着性シール材4がフランジ部25の先端部25aに届かないで取り付けられて、車内26側に水が浸入するおそれがあるという従来の防水性の問題点を解消することができる。
また、粘着性シール材4の注入量を安定化できることにより、粘着性シール材4が多く注入されることを解消することができるため、粘着性シール材4の消費量を抑えてコストダウンを図ることができる。
すると、まず始めに、取り付け部11内の突条11f,11gがフランジ部25の表裏面に圧接して密着する。このため、ウェザーストリップ1は、突条11f,11gによって防水性及び防音性が備わる。
更に、ウェザーストリップ1をフランジ部25に深く嵌入すると、シール部14がフランジ部25の基端部25bに当接して密着する。このため、ウェザーストリップ1は、粘着性シール部材4によって雨水や騒音などが取り付け部11内に浸入することを防止することができる。
更に、ウェザーストリップ1をフランジ部に深く嵌入すると、ウェザーストリップ1の開口端部11hがフランジ部25の基端部25bに当接することによりその嵌入がストップする。すると、フランジ部25の先端部25aは、図3に示すように粘着シール材4内に圧入されて、堰部11cの底部11iから僅かに離れた位置に位置決めされて密着する。これにより、取り付け部11内は、フランジ部25によって車外27側と車内26側とに2つに完全分断されて、車体2の車外27から取り付け部11内に浸入した雨水などが、フランジ部25の先端部25aを通過して車内26側に入ることを防止することができる。
このようにしてフランジ部25に取り付けられたウェザーストリップ1は、堰部11cによって粘着性シール材4の注入量及び塗布位置が安定化されたことによって、粘着性シール材4がフランジ部25の先端部25aに密着するようになり、防水性を向上させることができる。このため、粘着性シール材4がフランジ部25の先端部25aに届かないで取り付けられて、車内26側に水が浸入するおそれがあるという従来の防水性の問題点を解消することができる。
また、粘着性シール材4の注入量を安定化できることにより、粘着性シール材4が多く注入されることを解消することができるため、粘着性シール材4の消費量を抑えてコストダウンを図ることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図4は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造の変形例を示す図で、(a)は取り付け部の車外側にのみリップ部を設置したウェザーストリップの拡大断面図であり、(b)は取り付け部の車内側にのみリップ部を設置したウェザーストリップの拡大断面図である。
図2及び図3に示す取り付け部11に形成された堰部11cは、前記実施の形態で説明したリップ部11d,1eに限定されるものではなく、取り付け部11の奥壁11aに形成されて、粘着性シール材4の塗付位置を安定化させて、粘着性シール材4が堰部11cから食み出さないようにする機能を有するものであればよい。
例えば、図4(a)(b)に示すように、堰部11kは、取り付け部11の奥壁11aに一体形成された1つのリップ部11m、またはリップ部11nからなるものであってもよい。
このように構成することにより、ノズル(図示せず)から注入される粘着性シール材4を、フランジ部25の先端部25aが配置される堰部11k内に溜まるように塗付することができるため、粘着性シール材4が常時安定した状態に塗付されるようになる。
例えば、図4(a)(b)に示すように、堰部11kは、取り付け部11の奥壁11aに一体形成された1つのリップ部11m、またはリップ部11nからなるものであってもよい。
このように構成することにより、ノズル(図示せず)から注入される粘着性シール材4を、フランジ部25の先端部25aが配置される堰部11k内に溜まるように塗付することができるため、粘着性シール材4が常時安定した状態に塗付されるようになる。
図5は、本発明の実施の形態に係るウェザーストリップの取り付け部のシール構造の他の変形例を示す図であり、凹部からなる堰部を備えたウェザーストリップの一部断面を有する要部拡大斜視図である。
また、図2及び図3に示す堰部11cは、前記実施の形態で説明した奥壁11aから突出形成されたリップ部11d,1eに限定されるものでなく、粘着性シール材4を溜めるような機能を備えて、粘着性シール材4が堰部11cから食み出さないようにできるものであればよい。
例えば、図5に示すように、堰部11oは、取り付け部11に形成された凹部11pからなるものであってもよい。凹部11pは、取り付け部11の奥壁11aに一体形成された溝状の盲孔からなり、凹部11pの側壁11qがフランジ部25に近接するに連れて離反する方向に形成されている。
このように構成することにより、ノズル(図示せず)から注入される粘着性シール材4を、フランジ部25の先端部25aが配置される堰部11o内に溜まるように塗付することができるため、粘着性シール材4が常時安定した状態に塗付されるようになる。
例えば、図5に示すように、堰部11oは、取り付け部11に形成された凹部11pからなるものであってもよい。凹部11pは、取り付け部11の奥壁11aに一体形成された溝状の盲孔からなり、凹部11pの側壁11qがフランジ部25に近接するに連れて離反する方向に形成されている。
このように構成することにより、ノズル(図示せず)から注入される粘着性シール材4を、フランジ部25の先端部25aが配置される堰部11o内に溜まるように塗付することができるため、粘着性シール材4が常時安定した状態に塗付されるようになる。
1 ウェザーストリップ
2 車体
4 粘着性シール材
11 取り付け部
11c,11k,11o 堰部
11d,11e,11m,11n リップ部
11p 凹部
11q 側壁
24 開口部
25 フランジ部
25a 先端部
2 車体
4 粘着性シール材
11 取り付け部
11c,11k,11o 堰部
11d,11e,11m,11n リップ部
11p 凹部
11q 側壁
24 開口部
25 フランジ部
25a 先端部
Claims (7)
- 車体の開口部の周縁に設けられたフランジ部に取り付けられる取り付け部を有するウェザーストリップの取り付け部のシール構造であって、
前記取り付け部には、前記フランジ部の先端部と対向する位置に堰部が設けられ、
前記堰部には、粘着性シール材が塗付されると共に、前記フランジ部の先端部が前記粘着性シール材に接していることを特徴とするウェザーストリップの取り付け部のシール構造。 - 前記堰部は、前記取り付け部に設けられたリップ部を有してなることを特徴とする請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
- 前記堰部は、前記取り付け部に設けられた一対のリップ部を有してなることを特徴とする請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
- 前記リップ部は、前記フランジ部から離反する方向に突出して形成されたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
- 前記堰部は、前記取り付け部に形成された凹部からなることを特徴とする請求項1に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
- 前記凹部は、その側壁が前記フランジ部に近接するに連れて離反する方向に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
- 前記堰部は、前記取り付け部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のウェザーストリップの取り付け部のシール構造。
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