JP2005039102A - 面発光レーザ - Google Patents

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Takeshi Inoue
武史 井上
Mamoru Hihara
衛 日原
Takaaki Hirata
隆昭 平田
Daisuke Hayashi
大介 林
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Abstract

【課題】 安定な偏波面を得ることが可能な面発光レーザを実現する。
【解決手段】 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の第1のスペーサ層上の中央部に形成されたトンネル接合と、このトンネル接合の周辺及び上部に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、基板の裏面であって光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザに関し、特に安定な偏波面を得ることが可能な面発光レーザに関する。
従来の面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)は活性層とクラッド層を多層膜等で形成された反射層で挟み込んだ構造を有するものであり、光通信用光源や光計測用光源として用いられ、特にWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重)等の波長多重通信に適用することが可能な面発光レーザに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平04−226093号公報 特開平06−302911号公報 特開平08−056049号公報 特開平08−116130号公報 特開平11−274638号公報 T.Mukaihara et. al., IEEE J. Selected Topics in Quantum Electronics 1 (1995) pp.667-673 T.Mukaihara et. al,.Jpn. J. Appl. Phys. 33(1994) pp.L227-L229 K. D. Choquette et. al,. IEEE Photonics Tech. Lett. 6(1994) pp.40-42
従来の面発光レーザでは、用いられる化合物半導体結晶の対称性を反映して<110>及び<1−10>面に沿った直交する2つの偏波モードが同等の閾値になってしまうため、偏波面の不安定性が問題となっていた。
このような問題点を解決するために非対称性を導入して2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振するような手法が試みられている。
図9は”特許文献3(非特許文献3)”に記載された従来の面発光レーザの上部の分布反射層(Distributed Bragg Reflector:以下、DBR層と呼ぶ。)部分の一例を示す平面図及び正面図である。
図9において(A)は平面図を、(B)は正面図を示しており、図9において1はGaAs/AlAs等で形成された上部のDBR層、2はGaAs等で形成されたキャップ層、3はSiO 等の誘電体、4はAu等の金属である。また、誘電体3及び金属4は偏光子を構成している。
DBR層1上にはキャップ層2が形成され、キャップ層2の上には誘電体3及び金属4が図面奥手方向に向かって交互に直線状に形成されて偏光子を構成する。さらに、当該偏光子の上には全体に金属4が形成される。
ここで、図9に示す従来例の動作を説明する。誘電体3及び金属4が図面奥手方向に向かって交互に直線状に形成された偏光子により、当該直線に平行な方向と垂直な方向とでは等価的に屈折率或いは吸収係数が非対称になり、結果として、非対称性が導入され2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振することになる。
また、図10は”非特許文献1”に記載された従来の面発光レーザの上部のDBR層の部分の一例を示す平面図及び正面図である。
図10において(A)は平面図を、(B)は正面図を示しており、図10において5はDBR層である。図10に示す従来例は上部のDBR層5をエアポストにした一般的な面発光レーザの構成であるが、上部のDBR層5を加工する際に円筒形(真上から見た形状が円)ではなく楕円形にしている。
このため、図10に示す従来例では、結果として、非対称性が導入され2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振することになる。
しかし、図9に示す従来例では複雑なプロセスの導入が必要であったり、結晶成長が難しい等の原因によって高い信頼性が得にくいと言った問題点があった。
また、図9に示す従来例では高反射率の上部のDBR層上に偏光子を構成する構成であるため偏光子の効果が限定的になってしまう恐れがあり、逆に、偏光子の効果を強めるために上部のDBR層の層数を減らして反射効率を下げた場合には、発振閾値が高くなってしまうと言った問題点があった。さらに、エアギャップと可動ミラーを有する波長可変レーザに適用することが困難であると言った問題点があった。
一方、図10に示す従来例では図9に示す従来例と同様に、複雑なプロセスの導入が必要であったり、結晶成長が難しい等の原因によって高い信頼性が得にくいと言った問題点があった。また、エアギャップと可動ミラーを有する波長可変レーザに適用することが困難であると言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、安定な偏波面を得ることが可能な面発光レーザを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上の中央部に形成されたトンネル接合と、このトンネル接合の周辺及び上部に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項2記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が選択酸化された選択酸化層と、この選択酸化層上に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項3記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が元素をイオン注入して高抵抗化させたイオン注入層と、このイオン注入層上に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項4記載の発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記コンタクト層の表面に回折格子状の凹凸を有する光吸収層を形成したことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項5記載の発明は、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記コンタクト層の表面に一方向に縞模様が形成された金属膜を形成したことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項6記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上の中央部に形成されたトンネル接合と、このトンネル接合の周辺及び上部に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項7記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が選択酸化された選択酸化層と、この選択酸化層上に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項8記載の発明は、
成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
光の取り出し口を有する基板と、この基板上に形成された第1の分布反射層と、第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が元素をイオン注入して高抵抗化させたイオン注入層と、このイオン注入層上に形成された第3のスペーサ層と、この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層とを備えたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項9記載の発明は、
請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記コンタクト層上にであって、
表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の位相調整層が形成されたことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項10記載の発明は、
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記トンネル接合層が偏波面に対して非対称性を有する形状であることにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項11記載の発明は、
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記選択酸化層における選択酸化をさせる形状が偏波面に対して非対称性を有する形状であることにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項12記載の発明は、
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記イオン注入層における高抵抗化をさせる形状が偏波面に対して非対称性を有する形状であることにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項13記載の発明は、
請求項6乃至請求項12のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記非対称性を有する形状が楕円形状であることにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項14記載の発明は、
請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記コンタクト層の凸部分、前記光吸収層、前記金属膜、若しくは、前記位相調整層と前記エアギャップの境界面に定在波の腹が位置するように前記第3のスペーサ層及び前記コンタクト、前記光吸収層、若しくは、前記位相調整層の膜厚を調整したことにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
請求項15記載の発明は、
請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の発明である面発光レーザにおいて、
前記第2の分布反射膜は半導体微細加工技術によって形成され可動にしたことにより、レーザ光の発振波長を可変にすることが可能になる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13及び請求項14の発明によれば、コンタクト層(半導体層)の表面に回折格子状の凹凸、若しくは、偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を設けたり、或いは、コンタクト層(半導体層)の表面に一方向に縞模様が形成された金属膜を形成等することにより、安定な偏波面を得ることが可能になる。
また、請求項15の発明によれば、上部のDBR層であるDBR層16をMEMSによって可動にすることにより、レーザ光の発振波長を可変にすることが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る面発光レーザの第1の実施例を示す構成断面図及びエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。
図1において6はn型のInP等の基板、7はn型のInGaAsPとn型のInP等から構成される下部のDBR層、8はn型のInP等のスペーサ層、9はInGaAsPの歪多重量子井戸等を用いた活性層、10はp型のInP等のスペーサ層、11は高濃度のp型及びn型のInGaAsPで構成されるトンネル接合層、12はn型のInP等のスペーサ層、13はn型のInGaAsP等のコンタクト層、14及び17は電極、15はSiで形成されたメンブレン、16は誘電体多層膜等から構成される上部のDBR層である。また、図2において13及び14は図1と同一符号を付してある。
基板6上には下部のDBR層7が形成され、DBR層7の上には下部のスペーサ層8、活性層9及び上部のスペーサ層10が順次形成される。
上部のスペーサ層10の上には高濃度のp型のInGaAsP及びn型のInGaAsPが順次結晶成長されてトンネル接合層11を構成し、中央の円形部分を残してエッチングにより周辺部分が除去される。
トンネル接合層11及びエッチングにより除去されて現れたスペーサ層10の上にはスペーサ層12が再形成され、スペーサ層12の上にはコンタクト層13が形成される。
一方、形成されたコンタクト層13の表面には回折格子状の凹凸が形成され、当該コンタクト層13の上には中央の円形部分を残して周辺部分に電極14が形成される。また、基板6は裏面であって図1中”AR01”に示す部分が光の取り出し口としてエッチングによりDBR層7表面まで取り除かれ、残った基板6の裏面には電極17が形成される。
そして、コンタクト層13(電極14が形成されていない部分)の上方にはコンタクト層13に接しない状態でメンブレン15が形成され、メンブレン15の下、言い換えれば、コンタクト層13に対向する面にはDBR層16が形成されて、図1中”AG01”に示すようなエアギャップを形成する。
ここで,図1及び図2に示す実施例の動作を説明する。上部の電極14と下部の電極17との間に電圧が印加されると電流が上部の電極14から中央に円形状に形成されたトンネル接合層11を流れて(電流狭窄になる)活性層9に注入され、電極17に流れ込む。
このとき、バンドギャップの最も狭い活性層9において正孔と電子の結合が生じて光が発光し、DBR層7とDBR層16の間に形成される光共振器で光増幅されて、DBR層7側であって基板6が取り除かれた光の取り出し口からレーザ光として出力される。
そして、上部のスペーサ層10と下部のスペーサ層8の膜厚は活性層9に定在波の腹が、トンネル接合部分に定在波の節がくるように調整され、また、スペーサ層12及びコンタクト層13の膜厚はエアギャップとの境界面に定在波の腹がくるように調整される。
また、メンブレン15をMEMS(micro electro-mechanical systems:可動部品と電子回路を半導体微細加工技術によって集積した微小な機械システム)で可動にして、コンタクト層13とDBR層16との間隔を調整することにより、レーザ光の発振波長を可変にしている。
さらに、コンタクト層13の表面には回折格子状の凹凸が形成されており、当該凹凸が形成する直線に平行な方向の電界と、垂直な方向の電界とに対する等価的な誘電率”ε”及び”ε”は、回折格子状の凹凸の部分のエアギャップ(凹部)の誘電率及び幅を”ε”及び”t”、回折格子状の凹凸の部分のコンタクト層13(凸部)の誘電率及び幅を”ε”及び”t”とした場合、
ε=(tε+tε)/(t+t) (1)
ε=(t+tε/(tε+tε) (2)
と表され、回折格子状の凹凸の等価的な厚さは偏波方向で異なることになる。
すなわち、エアギャップの境界面での定在波の位置関係が2つの偏波によって異なることになり、活性層9への光閉じ込め係数、言い換えれば、利得に差が生じて2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振することになる。
また、図3及び図4は本発明に係る面発光レーザの第2の実施例を示す構成断面図及びエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。
図3において6,7,8,9,10,11,12,15,16及び17は図1と同一符号を付してあり、18はn型のInGaAsP等のコンタクト層、19は電極である。また、図4において12,18及び19は図3と同一符号を付してある。
基板6上には下部のDBR層7が形成され、DBR層7の上には下部のスペーサ層8、活性層9及び上部のスペーサ層10が順次形成される。
上部のスペーサ層10の上には高濃度のp型のInGaAsP及びn型のInGaAsPが順次結晶成長されてトンネル接合層11を構成し、中央の円形部分を残してエッチングにより周辺部分が除去される。
トンネル接合層11及びエッチングにより除去されて現れたスペーサ層10の上にはスペーサ層12が再形成され、スペーサ層12の上にはコンタクト層18が形成される。
一方、形成されたコンタクト層18の表面にはエッチングによって楕円形状の凹凸が形成され、具体的には、中央部分に楕円形状の凸部分を残してその周囲にエッチングにより楕円形状の凹部分を設ける。当該コンタクト層18の上には中央の楕円形状の凹凸部分を残して周辺部分に電極19が形成される。
また、基板6は裏面であって図3中”AR11”に示す部分が光の取り出し口としてエッチングによりDBR層7表面まで基板6が取り除かれ、残った基板6の裏面には電極17が形成される。
そして、コンタクト層18(電極19が形成されていない部分)の上方にはコンタクト層18に接しない状態でメンブレン15が形成され、メンブレン15の下、言い換えれば、コンタクト層18に対向する面にはDBR層16が形成されて、図3中”AG11”に示すようなエアギャップを形成する。
ここで,図3及び図4に示す第2の実施例の動作を図5及び図6を用いて説明する。図5はコンタクト層18の表面とエアギャップの境界面に定在波の節が位置する場合のレーザ光の光強度分布の一例を示す特性曲線図、図6はコンタクト層18の表面とエアギャップの境界面に定在波の腹が位置する場合のレーザ光の光強度分布の一例を示す特性曲線図である。
上部の電極19と下部の電極17との間に電圧が印加されると電流が上部の電極19から中央に円形状に形成されたトンネル接合層11を流れて活性層9に注入され、電極17に流れ込む。
このとき、バンドギャップの最も狭い活性層9において正孔と電子の結合が生じて光が発光し、DBR層7とDBR層16の間に形成される光共振器で光増幅されて、DBR層7側であって基板6が取り除かれた光の取り出し口からレーザ光として出力される。
そして、上部のスペーサ層10と下部のスペーサ層8の膜厚は活性層9に定在波の腹が、トンネル接合部分に定在波の節がくるように調整される。
また、スペーサ層12及びコンタクト層18の膜厚はコンタクト層18の表面の中心の楕円形状の凸部分とエアギャップとの境界面に定在波の腹がくるように調整され、コンタクト層18の表面の楕円形状の凸部分の周辺の凹部分とエアギャップとの境界面に定在波の腹以外(定在波の節が望ましい)がくるように調整される。
また、メンブレン15をMEMSで可動にして、コンタクト層18とDBR層16との間隔を調整することにより、レーザ光の発振波長を可変にしている。
さらに、例えば、図5中”CH21”に示す特性曲線から分かるように、コンタクト層18の表面とエアギャップの境界面に定在波の節が位置する場合には、図5中”DB21”に示す下部のDBR層7及び図5中”QW21”に示す活性層9を含むスペーサ層8〜コンタクト層18の半導体層における光強度が小さく、逆に、エアギャップにおける光強度が大きくなり、活性層9における発振するレーザ光の閉じ込めが少なくなる。
一方、例えば、図6中”CH31”に示す特性曲線から分かるように、コンタクト層18の表面とエアギャップの境界面に定在波の腹が位置する場合には、図6中”AG31”に示すエアギャップにおける光強度が小さく、逆に、図6中”QW31”に示す活性層9を含むスペーサ層8〜コンタクト層18の半導体層における光強度が大きくなり、活性層9における発振するレーザ光の閉じ込めが多くなる。
また、コンタクト層18の表面の凹凸部分が真円ではなく楕円形状であり、非対称性が導入され2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振することになる。
なお、図1及び図2に示す第1の実施例ではコンタクト層13(半導体層)に回折格子状の凹凸を形成して屈折率実部の非対称性を利用したものを例示しているが、屈折率虚部、すなわち、光吸収を有する(禁制帯間吸収やフリーキャリア吸収等)材料を用いて偏波による光吸収の非対称性を利用しても構わない。
具体的には、平面(凹凸を有しない)であるコンタクト層13(半導体層)の表面に回折格子状の凹凸を有する光吸収層を形成する。
また、図1及び図2に示す第1の実施例ではコンタクト層13(半導体層)に回折格子状の凹凸を形成しているが、コンタクト層13(半導体層)の代わりに金属膜によって回折格子状のストライプ(縞模様)を形成しても構わない。
図7はこのような本発明に係る面発光レーザの第3の実施例を示す構成断面図及びエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。図7において6,7,8,9,10,11,12,15,16及び17は図3と同一符号を付してあり、20はn型のInGaAsP等のコンタクト層、21は電極、22は一方向にストライプ(縞模様)が形成された円形の金属膜である。また、図8において21及び22は図7と同一符号を付してある。
基板6上には下部のDBR層7が形成され、DBR層7の上には下部のスペーサ層8、活性層9及び上部のスペーサ層10が順次形成される。
上部のスペーサ層10の上には高濃度のp型のInGaAsP及びn型のInGaAsPが順次結晶成長されてトンネル接合層11を構成し、中央の円形部分を残してエッチングにより周辺部分が除去される。
トンネル接合層11及びエッチングにより除去されて現れたスペーサ層10の上にはスペーサ層12が再形成され、スペーサ層12の上にはコンタクト層20が形成される。
一方、形成されたコンタクト層20の表面の中央部分には一方向にストライプ(縞模様)が形成された円形の金属膜22が形成され、当該コンタクト層20の上であって中央の円形の金属膜22以外の周辺部分には電極21が形成される。
また、基板6は裏面であって図7中”AR41”に示す部分が光の取り出し口としてエッチングによりDBR層7表面まで取り除かれ、残った基板6の裏面には電極17が形成される。
そして、金属膜22(電極21が形成されていない部分)の上方には金属膜22に接しない状態でメンブレン15が形成され、メンブレン15の下、言い換えれば、金属膜22に対向する面にはDBR層16が形成されて、図7中”AG41”に示すようなエアギャップを形成する。
ここで,図7及び図8に示す第3の実施例の動作を説明する。但し、基本的な動作に関しては図1に示す第1の実施例と同様であるので説明は省略する。
コンタクト層20の表面には一方向にストライプ(縞模様)が形成された円形の金属膜22が形成されているので、電界がストライプ(縞模様)に垂直な場合には光吸収は小さいが、電界がストライプ(縞模様)に水平な場合には光吸収が大きくなり、光吸収が偏波方向で異なることになる。
このため、偏波方向により光吸収に差が生じて2つの偏波のうちどちらか一方の偏波が優先して発振することになる。
また、図7及び図8に示す第3の実施例のように金属膜、或いは、高濃度の半導体層を用いた場合には、中央部分への電流注入経路としても活用することができるので、素子抵抗を下げて発熱を抑制することも可能である。
また、図3及び図4に示す第2の実施例では、コンタクト層18の表面にはエッチングによって楕円形状の凹凸が形成されているが、凹凸の形状に関しては偏波面に対して非対称性を有する形状であれば、何ら楕円形状の限定されるものではなく、任意の形状にしても構わない。
また、図3及び図4に示す第2の実施例では、コンタクト層18の表面にはエッチングによって楕円形状の凹凸が形成されているが、楕円形状の凸部分の代わりに誘電体膜等により位相調整膜を形成しても構わない。
また、図1乃至図4に示す第1及び第2の実施例では、電流狭窄にトンネル接合層11を用いているが、電流狭窄を行わない構造であっても勿論構わない。
また、図1乃至図4に示す第1及び第2の実施例では、電流狭窄にトンネル接合層11を用いているが、トンネル接合層11の形状を楕円形状等の偏波面に対して非対称性を有する形状にしても構わない。
また、図1乃至図4に示す第1及び第2の実施例では、電流狭窄にトンネル接合層11を用いているが、選択酸化によって電流狭窄を行わせる構造であっても構わない。
具体的には、トンネル接合層11の代わりに、スペーサ層10上に周辺部分が選択酸化された選択酸化層を形成して、当該選択酸化層上にさらにスペーサ層12を形成する構成にすれば良い。
また、選択酸化層によって電流狭窄を行わせる場合にも、トンネル接合層による電流狭窄の場合と同様に、選択酸化層における選択酸化をさせる形状を楕円形状等の偏波面に対して非対称性を有する形状にしても構わない。
また、図1乃至図4に示す第1及び第2の実施例では、電流狭窄にトンネル接合層11を用いているが、元素をイオン注入して周囲を高抵抗化させたイオン注入層によって電流狭窄を行わせる構造であっても構わない。
具体的には、トンネル接合層11の代わりに、スペーサ層10上に周辺部分が元素のイオン注入によって高抵抗化されたイオン注入層を形成して、当該イオン注入層上にさらにスペーサ層12を形成する構成にすれば良い。
また、イオン注入層によって電流狭窄を行わせる場合にも、トンネル接合層による電流狭窄の場合と同様に、イオン注入層における高抵抗化をさせる形状を楕円形状等の偏波面に対して非対称性を有する形状にしても構わない。
また、図7及び図8に示す第3の実施例では、コンタクト層20の表面に一方向にストライプ(縞模様)が形成された円形の金属膜22が形成しているが、金属膜22の形状に関しては円形に限定されるものではなく、任意の形状であっても勿論構わない。
本発明に係る面発光レーザの第1の実施例を示す構成断面図である。 本発明に係る面発光レーザの第1の実施例を示すエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。 本発明に係る面発光レーザの第2の実施例を示す構成断面図である。 本発明に係る面発光レーザの第2の実施例を示すエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。 コンタクト層の表面とエアギャップの境界面に定在波の節が位置する場合のレーザ光の光強度分布の一例を示す特性曲線図である。 コンタクト層の表面とエアギャップの境界面に定在波の腹が位置する場合のレーザ光の光強度分布の一例を示す特性曲線図である。 本発明に係る面発光レーザの第3の実施例を示す構成断面図である。 本発明に係る面発光レーザの第3の実施例を示すエアギャップから基板方向を見た場合の平面図である。 従来の面発光レーザの上部の分布反射層(DBR層)部分の一例を示す平面図及び正面図である。 従来の面発光レーザの上部のDBR層の部分の一例を示す平面図及び正面図である。
符号の説明
1,5,7,16 DBR層
2 キャップ層
3 誘電体
4 金属
6 基板
8,10,12 スペーサ層
9 活性層
11 トンネル接合層
13,18,20 コンタクト層
14,17,19,21 電極
15 メンブレン
22 金属膜

Claims (15)

  1. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上の中央部に形成されたトンネル接合と、
    このトンネル接合の周辺及び上部に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  2. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が選択酸化された選択酸化層と、
    この選択酸化層上に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  3. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が元素をイオン注入して高抵抗化させたイオン注入層と、
    このイオン注入層上に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に回折格子状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  4. 前記コンタクト層の表面に回折格子状の凹凸を有する光吸収層を形成したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の面発光レーザ。
  5. 前記コンタクト層の表面に一方向に縞模様が形成された金属膜を形成したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の面発光レーザ。
  6. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上の中央部に形成されたトンネル接合と、
    このトンネル接合の周辺及び上部に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  7. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が選択酸化された選択酸化層と、
    この選択酸化層上に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  8. 成長層に垂直な方向にレーザ光を出射する面発光レーザにおいて、
    光の取り出し口を有する基板と、
    この基板上に形成された第1の分布反射層と、
    第1及び第2のスペーサ層により上下方向から挟まれると共に前記第1の分布反射層上に形成された活性層と、
    上部の前記第1のスペーサ層上に形成され周辺部分が元素をイオン注入して高抵抗化させたイオン注入層と、
    このイオン注入層上に形成された第3のスペーサ層と、
    この第3のスペーサ層上に形成され表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の凹凸を有するコンタクト層と、
    このコンタクト層上の周辺部に形成される第1の電極と、
    前記基板の裏面であって前記光の取り出し口以外の部分に形成された第2の電極と、
    前記コンタクト層とエアギャップを介して対向するように第2の分布反射層と
    を備えたことを特徴とする面発光レーザ。
  9. 前記コンタクト層上にであって、
    表面に偏波面に対して非対称性を有する形状の位相調整層が形成されたことを特徴とする
    請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の面発光レーザ。
  10. 前記トンネル接合層が偏波面に対して非対称性を有する形状であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の面発光レーザ。
  11. 前記選択酸化層における選択酸化をさせる形状が偏波面に対して非対称性を有する形状であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の面発光レーザ。
  12. 前記イオン注入層における高抵抗化をさせる形状が偏波面に対して非対称性を有する形状であることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の面発光レーザ。
  13. 前記非対称性を有する形状が楕円形状であることを特徴とする
    請求項6乃至請求項12のいずれかに記載の面発光レーザ。
  14. 前記コンタクト層の凸部分、前記光吸収層、前記金属膜、若しくは、前記位相調整層と前記エアギャップの境界面に定在波の腹が位置するように前記第3のスペーサ層及び前記コンタクト、前記光吸収層、若しくは、前記位相調整層の膜厚を調整したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の面発光レーザ。
  15. 前記第2の分布反射膜は半導体微細加工技術によって形成され可動にしたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の面発光レーザ。

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