JP6588859B2 - 半導体レーザ - Google Patents

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本発明は、光送信器用光源などに利用される半導体レーザに関する。
インターネットの普及に伴うネットワークトラフィック量の爆発的な増大により、光ファイバ伝送の高速・大容量化が著しい。半導体レーザは、光ファイバ通信を支える光源デバイスとして発展を続けてきた。特に、分布帰還型(Distributed Feedback:DFB)レーザによる単一モード光源の実現は、時分割多重方式、および波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)方式による光ファイバ通信の高速化、大容量化に大きく寄与してきた。
近年、光通信はコアネットワークやメトロネットワーク等のテレコム領域に限らず、データセンタ間、ラック間、さらにはボード間の短距離のデータ通信にも適用されている。100Gbイーサネット(登録商標)は、WDM型の多波長アレイ光源の構成を用いて標準化されており、データ通信用の大容量化は急速に進んでいる。
データ通信用途においては、低消費電力化が必須である。低消費電力な変調光源としては、直接変調半導体レーザが有望であり、低消費電力化に向けては、小型化とそれに伴う共振器の適切な高Q値化が設計指針となる。このことから、小型かつ高Q値な共振器を有する半導体レーザが検討されてきた。データ通信用の小型レーザとしては、活性層の上下に周期的な屈折率構造を有する誘電体多層膜からなるブラッグ反射鏡を形成し、素子の表面から光を取り出す面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)が実用化されている。反射率の高い反射鏡を形成し、活性層体積を小さくすることにより、閾値電流が1mA程度の消費電力の小さいレーザが実現されている。
しかし、VCSELは結晶成長を用いた反射鏡の膜厚制御により発振波長の制御を行うため、同一基板上に作製したレーザ毎の波長制御が困難であるという課題がある。以上の背景から、モノリシック集積型のアレイ光源を実現するには、導波路型の波長多重変調光源が重要な役割を果たすと期待される。
導波路型のWDM用光源として代表的なレーザは先述したDFBレーザである(非特許文献1)。単一モード化に向けては、λ/4シフト構造が実用化されてきた。回折格子の位相シフトのパタンは電子ビーム露光等で形成することができ、簡易に単一モード発振を得られるため、これまでWDMシステムを始め、単一モード光源として多く実用化されてきている。この他、短共振器化により50Gbit/sで高速動作するDFBレーザ(非特許文献2)や、電界変調器を集積したアレイ型光源も報告されている(非特許文献3)。今後はこれらをさらに進展させた、データ通信に適用可能な超小型・低消費電力のレーザの実現が望まれる。
H. SODA and H. IMAI, "Analysis of the Spectrum Behavior Below the Threshold in DFB Lasers", IEEE Journal of Quantum Electronics, vol.QE-22, no.5, pp.637-641, 1986. W. Kobayashi et al., "50-Gb/s Direct Modulation of a 1.3-μm InGaAlAs-Based DFB Laser With a Ridge Waveguide Structure", IEEE JOURNAL OF SELECTED TOPICS IN QUANTUM ELECTRONICS, vol.19, no.4, pp.1500908-1500908, 2013. T. Fujisawa et al., "Ultracompact, 160-Gbit/s transmitter optical subassembly based on 40-Gbit/s × 4 monolithically integrated light source", OPTICS EXPRESS, vol.21, no.1, pp.182-189, 2013. M. Matsuda et al., "1.3-μm-Wavelength AlGaInAs Multiple-Quantum-Well Semi-Insulating Buried-Heterostructure Distributed-Reflector Laser Arrays on Semi-Insulating InP Substrate", IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics, vol.21, no.6, 1502307, 2015.
DFBレーザの更なる小型化に向けては、回折格子の結合係数κの値を増大させて共振器のQ値を上げることが重要となる。しかし、従来型のλ/4シフトDFBレーザは、Q値を増大させると発振モードが不安定となる課題があった。λ/4シフトDFBレーザにおいては、位相シフト領域がいわゆる欠陥モードとして働くため、回折格子の結合係数を高くすると位相シフト位置付近に光が局在化する。この状態においては、キャリア密度が活性層中央部で減少する、いわゆる空間ホールバーニングが生じる。回折格子内に屈折率分布が発生すると、共振器内のブラッグ波長が不均一化し、モード選択性が著しく低下して発振が不安定になる。
これらの問題を解決して短共振器かつ高Q値を実現するため、DFBレーザの前後に分布ブラッグ反射(DBR)鏡を形成して高反射率を得る、いわゆる分布反射型(DR)レーザが提案されている(非特許文献4)。以下、図12A,図12B,図12C,図12Dに、DBR領域とDFB領域からなるDRレーザの構成、動作原理などを説明する。
図12Aは、レーザの構成を示す構成図であり、断面を模式的に示している。このレーザは、後側のDBR領域と、前側のDFB領域から構成されている。DFB領域およびDBR領域は、各々均一な回折格子を有している。
図12Bは、上記レーザにおける素子内の位置に対する回折格子のバンド図を示す。一般に、活性層内に電流注入を行うと、キャリアプラズマ効果により屈折率が低下する。従って、DFB領域のブラッグ波長が短波長化し、DBRのブラッグ波長に対して短波長側にシフトする。このことにより、DBRによりDFBの長波長側のストップバンド端のみが選択され、単一モード発振が得られる。
次に、図12Cおよび図12Dを用いて発光スペクトルの概念を説明する。図12Cは、DFB領域の発光スペクトルとDBRの反射スペクトルを示す特性図である。図12Cに示すように、DFBの長波長側のストップバンド発光のみがDBR反射鏡による帰還を受けるため、図12Dに示すように、DFB側のみから、長波長側ストップバンドからの発光を取り出すことができる。このように、DRレーザにおいては光出力の非対称化と、単一モード発振を共に実現することができる。
しかし、従来型のDRレーザにおいて安定な単一モード発振を得るためには、DBR領域とDFB領域のブラッグ波長を正確に制御する必要がある。DBR領域とDFB領域の相対的な波長関係は、電流注入に伴うキャリアプラズマ効果や発熱により変化する。また、製造誤差によっても変動する。従って、従来では、DRレーザにおいて安定な単一モード発振を得ることが容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、DRレーザにおける安定な単一モード発振が、容易に実現できるようにすることを目的とする。
本発明に係る半導体レーザは、基板の上に形成された活性層と、活性層の上に形成された第1回折格子と、活性層に接して形成されたp型半導体層およびn型半導体層と、n型半導体層に接続するn型電極と、p型半導体層に接続するp型電極とを有する分布帰還活性領域と、活性層に連続して形成されたコア層と、コア層の上に形成された第2回折格子とを有して分布帰還活性領域に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域とを備え、分布帰還活性領域のブラッグ波長は、中央部分から両端部分にかけて増大または減少し、第1回折格子の周期長は全域で均一とされ、活性層は、導波方向に複数の領域に分割されて隣り合う領域の間に設けられた位相シフト領域を備え、分布帰還活性領域の位相シフト量Δφ i (z)は、以下の式で示されるように設計されている。
上記半導体レーザの一構成例において、第2回折格子の結合係数が第1回折格子の結合係数よりも高い
以上説明したことにより、本発明によれば、DRレーザにおける安定な単一モード発振が、容易に実現できるという優れた効果が得られる。
図1Aは、本発明の実施の形態1における半導体レーザの斜視図である。 図1Bは、本発明の実施の形態1における半導体レーザの構成を示す断面図である。 図1Cは、本発明の実施の形態1における半導体レーザの構成を示す断面図である。 図2Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)におけるストップバンドの分布を示す説明図である。 図2Bは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の反射スペクトルおよび分布帰還活性領域131(DFB)の発光スペクトルを示す特性図である。 図2Cは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の発光強度および分布帰還活性領域131(DFB)の発光強度を示す特性図である。 図3Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)における、他の構成におけるストップバンドの分布を示す説明図である。 図3Bは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の反射スペクトルおよび分布帰還活性領域131(DFB)の発光スペクトルを示す特性図である。 図3Cは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の発光強度および分布帰還活性領域131(DFB)の発光強度を示す特性図である。 図4Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)における、他の構成におけるストップバンドの分布を示す説明図である。 図4Bは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の反射スペクトルおよび分布帰還活性領域131(DFB)の発光スペクトルを示す特性図である。 図4Cは、実施の形態1における半導体レーザの発振における分布ブラッグ反射鏡領域132(DBR)の発光強度および分布帰還活性領域131(DFB)の発光強度を示す特性図である。 図5は、第1回折格子121の構成例を説明するための説明図である。 図6Aは、活性層中央部分よりも活性層両側領域のブラッグ波長が長い、連続的なブラッグ波長分布を示す特性図である。 図6Bは、図6Aのブラッグ波長分布を式(2)に従って導出した位相分布の例を示す特性図である。 図7は、位相関数を位相シフト量に応じて離散化して活性層を複数領域に分割し、各領域間に位相シフトを設けた状態を示す説明図である。 図8Aは、実施の形態1における半導体レーザの発振モードの閾値利得を示す特性図である。 図8Bは、実施の形態1における半導体レーザの発振モードと高次モードの閾値利得差を示す特性図である。 図8Cは、実施の形態1における半導体レーザの発振波長を示す特性図である。 図9は、素子分割の他の例を説明するための説明図である。 図10Aは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの斜視図である。 図10Bは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの断面図である。 図10Cは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの断面図である。 図11Aは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの斜視図である。 図11Bは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの断面図である。 図11Cは、本発明の他の実施の形態における半導体レーザの断面図である。 図12Aは、従来のDRレーザの構成を示す構成図である。 図12Bは、図12Aに示すDRレーザにおける素子内の位置に対する回折格子のバンド図を示す特性図である。 図12Cは、図12Aに示すDRレーザにおけるDFBの発光スペクトルとDBRの反射スペクトルを示す特性図である。 図12Dは、図12Aに示すDRレーザにおけるDBRの発光強度およびDFBの発光強度を示す特性図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について説明する。図1Aは、本発明の実施の形態1における半導体レーザの斜視図である。図1B,図1Cは、本発明の実施の形態1における半導体レーザの構成を示す断面図であり、光出射方向に垂直な断面を示している。
この半導体レーザは、分布帰還活性領域131と、分布帰還活性領域131に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域132とを備える。この半導体レーザは、いわゆるDRレーザである。
分布帰還活性領域131は、基板101の上に形成された活性層103と、活性層103の上に形成された第1回折格子121と、活性層103に接して形成されたn型半導体層105およびp型半導体層106と、n型半導体層105に接続するn型電極109と、p型半導体層106に接続するp型電極110とを備える。
分布ブラッグ反射鏡領域132は、活性層103に連続して形成されたコア層113と、コア層113の上に形成された第2回折格子122とを備える。
上記構成とした実施の形態1における半導体レーザは、分布帰還活性領域131のブラッグ波長が、中央部分から両端部分にかけて増大または減少しているところに大きな特徴がある。
なお、基板101の上には、下部クラッド層102が形成され、この上に、活性層103が形成されている。コア層113も下部クラッド層102の上に形成されている。また、活性層103は、基板101から見て上下の方向に、半導体層104a,半導体層104bに挾まれている。また、半導体層104a,活性層103,半導体層104bの積層構造が、n型半導体層105およびp型半導体層106に挾まれている。p型半導体層106およびn型半導体層105は、基板101の平面に平行な方向で活性層103を挾んで形成されている。
ここでは、半導体層104aの上に接して活性層103が形成され、活性層103の上に接して半導体層104bが形成されている。また、半導体層104a,活性層103,半導体層104bの積層構造の側部に接し、n型半導体層105およびp型半導体層106が形成されている。なお、分布ブラッグ反射鏡領域132において、n型半導体層105およびp型半導体層106は形成していない。
また、n型電極109は、n型半導体層105にコンタクト層107を介して接続し、p型電極110は、p型半導体層106にコンタクト層108を介して接続する。この構成では、活性層103には、基板101の平面に平行な方向で電流が注入される。なお、分布ブラッグ反射鏡領域132において、n型電極109およびp型電極110は形成していない。
また、活性層103は、光出射方向に所定の長さで延在し、この延在方向の分布帰還活性領域131において、活性層103の上に第1回折格子121が形成されている。なお、ここでは、半導体層104bの上面に第1回折格子121を形成している。また、このように延在している活性層103に連続してコア層113が形成されている。第2回折格子122は、コア層113の上面に形成している。
また、図1Aでは省略しているが、コンタクト層107とコンタクト層108との間の半導体層104b、n型半導体層105、p型半導体層106の上面は、絶縁膜111により保護されている。また、半導体レーザは、出力端面に、図示しない無反射膜が形成されている。
基板101は、例えば、シリコンから構成され、下部クラッド層102は、例えば、酸化シリコン(SiO2)から構成されている。また、活性層103は、InGaAsPからなる井戸層とバリア層が交互に積層された厚さ100nmの量子井戸構造とされている。また、活性層103は、幅0.8μm程度とされている。また、半導体層104a,活性層103,半導体層104bを合わせた厚さは、250nmとされている。なお、n型半導体層105およびp型半導体層106も、各々厚さ250nmとされている。量子井戸構造とされている活性層103の発光波長は、1.55μmである。また、第1回折格子121は、ブラッグ波長が1.55μmとされている。
また、例えば、半導体層104a,半導体層104bは、アンドープのInP(i−InP)から構成されている。また、活性層103を挾む、一方のn型半導体層105は、Siが1×1018cm-3程度ドープされたn型のInP(n−InP)から構成され、他方のp型半導体層106は、Znが1×1018cm-3程度ドープされたp型のInP(p−InP)から構成されている。
また、コンタクト層107は、Siが1×1019cm-3程度ドープされたn型のInGaAs(n−InGaAs)から構成され、コンタクト層108は、Znが1×1019cm-3程度ドープされたInGaAs(p−InGaAs)から構成されている。また、絶縁膜111は、例えば、SiO2から構成されている。
また、コア層113は、アンドープのInP(i−InP)から構成され、幅2μm程度とされ、厚さは、250nmとされている。
例えば、まず、酸化シリコンから構成された下部クラッド層102を備える基板(シリコン基板)101を用意する。
一方で、InP基板の上に、InGaAsからなる犠牲層、半導体層104b,活性層103,半導体層104a,コア層113となる化合物半導体の層をエピタキシャル成長させる。例えば、よく知られた有機金属気相成長法により、各層を成長させれば良い。次いで、このエピタキシャル成長した基板の半導体層104a面と、前述したシリコン基板101の酸化シリコン面を公知のウエハ接合技術により直接接合し、この後、InP基板と犠牲層を除去する。次いで、公知のフォトリソグラフィー技術により作成したレジストパタンをマスクとしたウエットエッチングおよびドライエッチングなどにより、成長させた各化合物半導体の層をパターニングし、半導体層104b,活性層103,半導体層104a,コア層113からなるストライプ構造を形成する。
次に、形成した半導体層104b,活性層103,半導体層104aの両脇に、n型のInPとInGaAs層、p型のInPとInGaAs層を再成長させ、n型半導体層105とコンタクト層107、およびp型半導体層106とコンタクト層108を形成する。なお、半導体層104b,活性層103,半導体層104aの両脇に、アンドープのInPとInGaAsを再成長させた後、イオン注入や熱拡散などによりn型の不純物、p型の不純物を導入することで、n型半導体層105とコンタクト層107,p型半導体層106とコンタクト層108を形成してもよい。
次に、半導体層104bの表面に、第1回折格子121を形成する。例えば、電子ビーム露光によるリソグラフィーで形成したレジストパタンをマスクとし、所定のエッチングによりパターニングすることで、第1回折格子121を形成すれば良い。同様に、コア層113の表面に第2回折格子122を形成する。
次に、形成した第1回折格子121を覆うように、絶縁膜111を形成する。例えば、よく知られたスパッタ法やプラズマCVD法などによりSiO2を堆積することで、絶縁膜111を形成すれば良い。半導体と、誘電体(絶縁体)もしくは空気間の高い屈折率差を用いることで、高い結合係数を有する回折格子を得ることができる。また、コンタクト層107の上にn型電極109を形成し、コンタクト層108の上にp型電極110を形成する。
上述した実施の形態1における半導体レーザによれば、分布帰還活性領域131のブラッグ波長を、中央部分から両端部分にかけて増大または減少させるようにしたので、DRレーザにおける安定な単一モード発振が、容易に実現できるようになる。
次に、実施の形態1における半導体レーザについて、図2A、図2B、図2Cを用いてより詳細に説明する。図2Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)におけるストップバンドの分布を示す説明図である。
前述したように、DFBの領域(分布帰還活性領域131)は、両側のブラッグ波長が中央領域よりも増大しているまたは減少しており、第1回折格子121は、変調回折格子となっている。なお、分布ブラッグ反射鏡領域132における第2回折格子122は、均一回折格子となっている。図2A、図2B、図2Cでは、両側のブラッグ波長が中央領域よりも増大している場合について示している。また、この例では、DBRのブラッグ波長は、ストップバンド内にDFBの長波長側のバンド端のみが入るように設定している。DFB領域においては、ブラッグ波長は波長に対して下に凸となるように分布する。
長波長側のストップバンド端に着目すると、DFBの中央付近においては、回折格子がなく、かつ両端にDFB反射層を有する構造と等価であり、欠陥モードを生じる構造となっている。このことにより、長波長側のストップバンド端側で、DFB中央付近に光の局在モードが生じ、主モードとして発振する。一方、短波長側のストップバンド端は、実効的に活性長が短くなることから、利得不足によって発振が抑制される。
また、半導体レーザの後段となる部分にDBRを設けることにより、光をDFB側のみから取り出すことができる。このDBRの反射スペクトルとDFBの発光スペクトルを図2Bに示す。DFB側の発光スペクトルは、長波長側のストップバンド端のみからの発光となり、さらに後段DBRは、DFBの長波長側のストップバンドのみを反射する。このことにより、図2Cに示すように、長波長側のみの安定な発振、かつDFB側からのみの光出力を得ることができる。
また、電流注入による屈折率変化に対する耐性を向上させることも可能である。例えば、後段のDBRの回折格子の結合係数を高くし、DFBよりもストップバンド幅が広い構成とする、もしくは、DFBへの電流注入に伴い活性層領域が発熱し、DFB領域のブラッグ波長が長波長化した場合を考える。
この場合、図3A、図3B、図3Cに示す状態となる。図3Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)におけるストップバンドの分布を示す説明図である。
図3A,図3Bに示すように、DBRのストップバンド内に、DFBの両端のストップバンドが入る状況が想定される。しかし、先述した通り、DFB領域においては変調回折格子としている第1回折格子121の効果によって、長波長側のストップバンド端のみが選択されており、この状態においても図3Cに示すように長波長側のみを選択的に発振させることができる。この特徴は、作製誤差によってDFBとDBRの波長ずれが生じた際にも有効に機能するため、レーザの歩留り向上に寄与することは明らかである。
上述では、両側のブラッグ波長を中央領域よりも増大させた場合について示したが、両側のブラッグ波長を中央領域よりも減少させてもよい。この場合について、図4A、図4B、図4Cを用いて説明する。図4Aは、分布帰還活性領域131の活性層103(DFB)および分布ブラッグ反射鏡領域132のコア層113(DBR)におけるストップバンドの分布を示す説明図である。
また、この例では、DBRのブラッグ波長は、ストップバンド内にDFBの短波長側のバンド端のみが入るように設定している。DFB領域においては、ブラッグ波長は波長に対して上に凸となるように分布する。
この構成におけるレーザ発振モードは、先述と同様の原理により、短波長側のストップバンド端でDFB中央付近に光の局在モードが生じ、主モードとして発振する。一方、長波長側のストップバンド端の発振は抑制される。
さらに、DFBに連続してDBRを設けることによって光をDFB側のみから取り出すことができる。この構成におけるDBRの透過スペクトルとDFBの発光スペクトルを図4Bに示す。DFB側の発光スペクトルは短波長側のストップバンド端のみからの発光となり、さらに後段DBRは、DFBの短波長側のストップバンドのみを反射する。このことにより、図4Cに示すように、短波長側のみの安定な発振、かつDFB側からのみの光出力を得ることができる。DFBとDBRの波長ずれに対する耐性向上の効果も先述の場合と同様である。
次に、第1回折格子121の構成例について、図5を用いて説明する。第1回折格子121の周期は、全領域にわたり均一周期Λで形成し、5つの領域に分割する。領域長は、各々22μm、12μm、12μm、12μm、22μmとする。また、各領域間には、0.2πの位相シフト(位相シフト領域)を設ける。
次に、領域分割および位相シフトの構成方法について図6A,図6Bを用いて詳細に説明する。図6Aは、活性層中央部分よりも活性層両側領域のブラッグ波長が長い、連続的なブラッグ波長分布である。ブラッグ波長λbは、実効屈折率neq、位相φi、位置の関数zを用いて、以下の式(1)のように表される。従って、素子内の位相分布を以下の式(2)で示されるように設計すれば、所望のブラッグ波長分布が得られる。
図6Bは、図6Aのブラッグ波長分布を式(2)に従って導出した位相分布の例である。図5を用いて説明した第1回折格子121の構成例は、ブラッグ波長の変調幅が4nm、放物線形状のブラッグ波長分布関数に対応する。実際の素子の作製にあたっては、連続的な位相シフトを行わなくとも、素子を領域分割して離散的に位相シフトを挿入することで所望の位相分布を作製することができる。具体的には、図7に示すように、位相関数を位相シフト量に応じて離散化し、活性層を複数領域に分割して、各領域間に位相シフトを設ければよい。この構成は、位相シフト量を0.2πで離散化した例である。
また、ここではDFBの両側のブラッグ波長を中央部に対して長波長化した場合(ブラッグ波長を中央部分から両端部分にかけて増大させた場合)の例を示したが、DFBの両側のブラッグ波長を中央部に対して短波長化した場合(ブラッグ波長を中央部分から両端部分にかけて減少させた場合)も同様に構成できる。
次に、図8A,図8B,図8Cを用いて実施の形態1における半導体レーザによる効果について説明する。実施の形態1における半導体レーザ(図中「本発明」)と、DFBにおける回折格子を均一としたDRレーザ(図中「均一回折格子」)とについて、DBRとDFBのブラッグ波長差に対する発振モードの安定性を比較した。
回折格子の結合係数は、DBR(第2回折格子)およびDFB(第1回折格子)共に600cm-1である。DFBのブラッグ波長は1.55μmであり、DBRのブラッグ波長を1.55μmから1.59μmまで変化させた。図8Aは発振モードの閾値利得を示し、図8Bは、発振モードと高次モード間の閾値利得差を示し、図8Cは、発振波長を示す。
閾値利得を比較すると、本発明の効果により、閾値利得の低下が得られている。また、閾値利得差を比較すると、均一回折格子構造の場合は、波長ずれ量が0nm、あるいは25nm以上になると閾値利得差がゼロとなり、モード跳びが生じる可能性がある。一方で、本発明の構造においては、波長ずれが40nmになっても、十分な閾値利得差が得られており、発振波長も極めて安定している。このように、本発明によって、低消費電力、かつ、安定な単一モード発振可能なレーザを実現することができる。分布帰還活性領域における第1回折格子の最適なブラッグ波長の変調幅は、要求特性に応じて自由に設計可能である。特に、片側ストップバンドにおける波長選択性は、第1回折格子に変調を入れさえすれば効果を得ることができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、ブラッグ波長分布を位相シフトにより形成したが、ブラッグ波長分布形成は、他の回折格子構造でも可能である。回折格子のブラッグ波長は、回折格子の周期長(一周期分の長さ)により規定できる。従って、回折格子の周期長を所望のブラッグ波長分布に応じて変えればよい。例えば、活性層両側のブラッグ波長を長波長化するためには、活性層両端における第1回折格子の周期長を活性層中央よりも広くすればよい。一方、活性層両側のブラッグ波長を短波長化するためには、活性層両端における第1回折格子の周期長を活性層中央よりも狭くすればよい。また、周期長は連続的に変えていくことが理想的であるが、離散的でもよい。
図9に素子分割の例を示す。実施の形態1と同様の導波路構造を用いる。素子は複数の均一周期長回折格子からなる領域に分割する。導波方向に分割する。分割した領域毎に、ブラッグ波長を離散的に変化させている。この構成を用いても、所望のブラッグ波長分布を得ることができ、前述した実施の形態1と同様に、安定な単一モード発振を得ることができる。
以上に説明したように、本発明では、分布帰還活性領域と、分布帰還活性領域に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域を備える半導体レーザ(DRレーザ)において、分布帰還活性領域のブラッグ波長は、分布帰還活性領域の中央部分から両端部分にかけて増大するまたは減少する構成とした。この結果、本発明によれば、DRレーザにおける安定な単一モード発振が、容易に実現できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
例えば、上述では、回折格子の形状が矩形である場合を示したが、回折格子の形状は台形やサイン関数などの他の形状でも構わない。
また、本発明は、次に示す構成の半導体レーザに適用することもできる。図10Aの斜視図、図10B,図10Cの断面図に示すように、分布帰還活性領域231と、分布帰還活性領域231に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域232とを備えるようにしてもよい。図10Bは、分布帰還活性領域231の断面を示し、図10Cは、分布ブラッグ反射鏡領域232の断面を示している。
分布帰還活性領域231は、基板201の上に形成された活性層203と、活性層203の上に形成された第1回折格子221と、活性層203に接して形成されたn型半導体層205およびp型半導体層206と、n型半導体層205に接続するn型電極209と、p型半導体層206に接続するp型電極210とを備える。分布帰還活性領域231のブラッグ波長が、中央部分から両端部分にかけて増大または減少している。
分布ブラッグ反射鏡領域232は、活性層203に連続して形成されたコア層213と、コア層213の上に形成された第2回折格子222とを備える。
この半導体レーザは、例えば鉄をドープすることで高抵抗とした半絶縁性のInPからなる基板201の上に形成されている。活性層203は、基板201から見て上下の方向に、キャリア分離閉じ込め層202a,202bに挾まれている。また、これらは、基板201から見て上下の方向に、半導体層204a,半導体層204bに挾まれている。
また、半導体層204a,キャリア分離閉じ込め層202a,活性層203,キャリア分離閉じ込め層202b,半導体層204bの積層構造が、n型半導体層205およびp型半導体層206に挾まれている。p型半導体層206およびn型半導体層205は、基板201の平面に平行な方向で活性層203を挾んで形成されている。なお、分布ブラッグ反射鏡領域232において、n型半導体層205およびp型半導体層206は形成していない。分布ブラッグ反射鏡領域232においては、例えば、基板201の上に再成長したアンドープのInPの層201aによりコア層213が埋め込まれている。
また、n型電極209は、n型半導体層205にコンタクト層207を介して接続し、p型電極210は、p型半導体層206にコンタクト層208を介して接続する。この構成では、活性層203には、基板201の平面に平行な方向で電流が注入される。なお、分布ブラッグ反射鏡領域232において、n型電極209およびp型電極210は形成していない。
また、活性層203は、光出射方向に所定の長さで延在し、この延在方向の共振器領域231において、活性層203の上に第1回折格子221が形成されている。半導体層204bの上面に第1回折格子221を形成している。また、このように延在している活性層203に連続してコア層213が形成されている。第2回折格子222は、コア層213を埋め込んでいるInPの層のコア層213上部の上面に形成している。
また、図10Aでは省略しているが、コンタクト層207とコンタクト層208との間の半導体層204b、n型半導体層205、p型半導体層206の上面は、絶縁膜211により保護されている。
活性層203は、例えば、InGaAsPからなる井戸層とバリア層が交互に積層された厚さ220nmの量子井戸構造とされている。また、活性層203は、幅0.8μm程度とされている。活性層203(量子井戸層)の発光波長は1.55μmである。また、キャリア分離閉じ込め層202a,202bは、バンドギャップ波長1.2μmのInGaAsPから構成され、厚さ130nm程度とされている。
また、例えば、半導体層204a,半導体層204bは、アンドープのInPから構成され、n型半導体層205は、Siが1×1018cm-3程度ドープされたn型のInPから構成され、p型半導体層206は、Znが1×1018cm-3程度ドープされたp型のInPから構成されている。
また、コンタクト層207は、Siが1×1019cm-3程度ドープされたn型のInGaAsから構成され、コンタクト層208は、Znが1×1019cm-3程度ドープされたInGaAsから構成されている。また、絶縁膜211は、例えば、SiO2から構成されている。また、半導体レーザは、レーザ出射端面に、図示しない無反射膜が形成されている。
この半導体レーザに、本発明の構成を提供することによっても、安定な単一モード発振が、容易に実現できる。
また、図11A,図11B,図11Cに示す垂直方向電流注入型の埋め込み型レーザに、本発明の構成を提供することによっても、安定な単一モード発振が、容易に実現できる。図11Aは、半導体レーザの構成を示す斜視図、図11B,図11Cは、半導体レーザの構成を示す断面図である。
このレーザは、分布帰還活性領域331と、分布帰還活性領域331に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域332とを備える。図11Bは、分布帰還活性領域331の断面を示し、図11Cは、分布ブラッグ反射鏡領域332の断面を示している。
分布帰還活性領域331は、n型のInPからなる基板301の上に形成されたn型InPからなるクラッド層302と、この上に形成された活性層303と、活性層303の上に形成された第1回折格子321とを備える。活性層303は、光出射方向に延在するストライプ状に形成されている。また、活性層303の両脇は、高抵抗なInPからなる電流阻止層306に埋め込まれている。また、活性層303の上には、p型のInPからなるクラッド層304が形成されている。第1回折格子321は、活性層303とクラッド層304との間に形成されている。
また、クラッド層304の上には、p型のInGaAsからなるコンタクト層305が形成され、コンタクト層305の上には、SiO2からなる絶縁膜307が形成されている。また、絶縁膜307の開口部でコンタクト層305に接続するp型電極311が形成され、基板301の裏面には、n型電極312が形成されている。分布帰還活性領域331のブラッグ波長が、中央部分から両端部分にかけて増大または減少している。
分布ブラッグ反射鏡領域332は、活性層303に連続して形成されたコア層313と、コア層313の上に形成された第2回折格子322とを備える。コア層313も、光出射方向に延在するストライプ状に形成されている。また、コア層313の両脇も、電流阻止層306に埋め込まれている。また、コア層313の上にも、クラッド層304が形成されている。第2回折格子322は、コア層313とクラッド層304との間に形成されている。
この構成では、活性層303には、基板301の平面に垂直な方向で電流が注入される。なお、分布ブラッグ反射鏡領域332において、p型電極311は形成していない。この半導体レーザに、本発明の構成を提供することによっても、安定な単一モード発振が、容易に実現できる。
また、上述では、InGaAsP系の半導体を用いたが、InGaAlAs系やGaAs系など、他の化合物半導体材料を用いることもできることは言うまでも無い。
101…基板、102…下部クラッド層、103…活性層、104a…半導体層、104b…半導体層、105…n型半導体層、106…p型半導体層、107…コンタクト層、108…コンタクト層、109…n型電極、110…p型電極、111…絶縁膜、113…コア層、121…第1回折格子、122…第2回折格子、131…分布帰還活性領域、132…分布ブラッグ反射鏡領域。

Claims (2)

  1. 基板の上に形成された活性層と、
    前記活性層の上に形成された第1回折格子と、
    前記活性層に接して形成されたp型半導体層およびn型半導体層と、
    前記n型半導体層に接続するn型電極と、
    前記p型半導体層に接続するp型電極と
    を有する分布帰還活性領域と、
    前記活性層に連続して形成されたコア層と、
    前記コア層の上に形成された第2回折格子と
    を有して前記分布帰還活性領域に連続して配置された分布ブラッグ反射鏡領域と
    を備え、
    前記分布帰還活性領域のブラッグ波長は、中央部分から両端部分にかけて増大または減少し
    前記第1回折格子の周期長は全域で均一とされ、
    前記活性層は、導波方向に複数の領域に分割されて隣り合う前記領域の間に設けられた位相シフト領域を備え、
    前記分布帰還活性領域の位相シフト量Δφ i (z)は、以下の式で示されるように設計されていることを特徴とする半導体レーザ。
  2. 請求項1記載の半導体レーザにおいて、
    前記第2回折格子の結合係数が前記第1回折格子の結合係数よりも高いことを特徴とする半導体レーザ。
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