JP2005032830A - 制御装置およびそれを搭載した自動車 - Google Patents

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Eiji Kitano
英司 北野
Hitoshi Imura
仁史 井村
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】振動源となる電気素子からの振動が外部へ伝搬するのを抑制可能な制御装置を提供する。
【解決手段】PCU20は、ケース210,270と、リアクトル220と、コンデンサ240と、IPM250と、ガスケット260と、DC/DCコンバータ280と、インバータ290と、ブラケット310,320とを備える。リアクトル220、コンデンサ240およびIPM250は、ケース210に収納される。DC/DCコンバータ280およびインバータ290は、ケース270に収納される。ガスケット260は、ゴムからなる。ケース270は、ガスケット260を介してケース210に密着される。ブラケット310,320は、一方端がケース270に固定され、他方端がボディ91に固定される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、振動源からの振動が外部に伝搬するのを抑制可能な制御装置およびそれを搭載した自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体素子等の発熱素子を冷却するために冷却部の両側に半導体素子A,Bを配置することが行なわれている(特開2003−101277号公報)。そして、冷却部は、冷却フィンを有する。半導体素子Aは、冷却部の冷却フィンと反対側に固定される。半導体素子Bは、冷却フィンに接する取付電極に固定される。
【0003】
冷却フィンおよび取付電極は、冷却路を構成し、冷却水が冷却路に流される。これにより、半導体素子A,Bは、冷却される。そして、冷却水が流れる部分と半導体素子A,Bが設けられた部分とをシールするためのガスケット等が設けられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−101277号公報
【0005】
【特許文献2】
実開平2−54552号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2003−101277号公報に開示された技術では、半導体素子が振動源となる場合、その半導体素子からの振動が外部へ伝搬するのを抑制できないという問題がある。
【0007】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、振動源となる電気素子からの振動が外部へ伝搬するのを抑制可能な制御装置を提供することである。
【0008】
また、この発明の別の目的は、振動源となる電気素子からの振動が外部へ伝搬するのを抑制可能な制御装置を搭載した自動車を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によれば、制御装置は、第1および第2の制御ユニットと、弾性体と、固定部材とを備える。第1の制御ユニットは、振動源となる第1の電気素子を含む。第2の制御ユニットは、第2の電気素子を含む。弾性体は、第1の制御ユニットと第2の制御ユニットとの間に設けられる。固定部材は、第2の制御ユニットを外部構造体に固定する。
【0010】
この発明による制御装置においては、第1の電気素子は振動を発生する。弾性体は、第1の電気素子からの振動を吸収する。
【0011】
したがって、この発明によれば、制御装置を外部構造体に固定したとき、振動が外部構造体に伝搬するのを抑制できる。
【0012】
好ましくは、第1の制御ユニットは、第1のケースと、第1の電気素子とを含む。第1のケースは、第2の制御ユニット側に冷却フィンが設けられた底部を有する。第1の電気素子は、底部の冷却フィンと反対側の面に固定される。第2の制御ユニットは、第2のケースと、第2の電気素子とを含む。第2のケースは、一方面が冷却フィンに接する平坦部を有する。第2の電気素子は、平坦部の一方面と反対側の他方面に固定される。
【0013】
第1および第2の電気素子は、冷却フィンの両側に配置される。そして、第1および第2の電気素子で発生した熱は、冷却フィンによって放熱される。
【0014】
したがって、この発明によれば、電気素子を冷却できるとともに、振動の伝搬を抑制できる。
【0015】
好ましくは、冷却フィンおよび平坦部は、冷却媒体を流す冷却路を構成する。
第1および第2の電気素子は、水冷される。
【0016】
したがって、この発明によれば、電気素子を効果的に冷却できる。
好ましくは、弾性体は、ゴム製のガスケットである。
【0017】
したがって、この発明によれば、振動が伝搬するのを簡単な構成により抑制できる。
【0018】
好ましくは、第1の電気素子は、リアクトルである。
弾性体は、リアクトルが発生した振動を吸収する。
【0019】
したがって、この発明によれば、リアクトルにより発生された振動が外部へ伝搬するのを抑制できる。
【0020】
好ましくは、固定部材は、ブラケットとボルトとを含む。ブラケットは、当該制御装置を搭載する本体に第2の制御ユニットを固定する。ボルトは、ブラケットを本体に固定する。
【0021】
制御装置は、ブラケットおよびボルトによって本体に固定される。そして、弾性体は、第1の電気素子によって発生された振動がブラケットおよびボルトを介して本体に伝搬するのを抑制する。
【0022】
したがって、この発明によれば、本体において振動に起因する騒音を抑制できる。
【0023】
好ましくは、第1の制御ユニットは、ハイブリッド自動車に搭載されたモータジェネレータを駆動制御する。
【0024】
弾性体は、第1の電気素子によって発生された振動がハイブリッド自動車のボディに伝搬するのを抑制する。
【0025】
したがって、この発明によれば、ハイブリッド自動車において発生する振動に基づく騒音を低減できる。
【0026】
また、この発明によれば、自動車は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御装置と、制御装置によって駆動制御されるモータジェネレータとを備える。
【0027】
制御装置は、モータジェネレータを駆動制御する。そして、制御装置は、モータジェネレータの駆動制御時に発生した振動が自動車の本体側へ伝搬するのを抑制する。
【0028】
したがって、この発明によれば、自動車において、振動に基づく騒音を低減できる。
【0029】
好ましくは、自動車は、モータジェネレータに連結された内燃機関をさらに備える。
【0030】
したがって、この発明によれば、ハイブリッド自動車において、振動に基づく騒音を低減できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0032】
図1は、この発明の実施の形態によるハイブリッド自動車の概略ブロック図である。図1を参照して、この発明の実施の形態によるハイブリッド自動車100は、バッテリ10と、PCU(Power Control Unit)20と、動力出力装置30と、ディファレンシャルギア(DG:Differential Gear)40と、前輪50L,50Rと、後輪60L,60Rと、フロントシート70L,70Rと、リアシート80とを備える。
【0033】
バッテリ10は、リアシート80の後方部に配置される。そして、バッテリ10は、PCU20に電気的に接続される。
【0034】
PCU20および動力出力装置30は、ダッシュボード90よりも前側のエンジンルームに配置される。PCU20は、動力出力装置30と電気的に接続される。動力出力装置30は、DG40と連結される。
【0035】
バッテリ10は、直流電圧をPCU20へ供給するとともに、PCU20からの直流電圧によって充電される。PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧し、その昇圧した直流電圧を交流電圧に変換して動力出力装置30に含まれる2つのモータジェネレータを駆動制御する。また、PCU20は、動力出力装置30に含まれるモータジェネレータが発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ10を充電する。
【0036】
動力出力装置30は、エンジンおよび/またはモータジェネレータによる動力をDG40を介して前輪50L,50Rに伝達して前輪0L,50Rを駆動する。また、動力出力装置30は、前輪50L,50Rの回転力によって発電し、その発電した電力をPCU20へ供給する。
【0037】
DG40は、動力出力装置30からの動力を前輪50L,50Rに伝達するとともに、前輪50L,50Rの回転力を動力出力装置30へ伝達する。
【0038】
図2は、図1に示すPCU20および動力出力装置30の概略ブロック図である。図2を参照して、PCU20は、ケース210と、リアクトル220と、昇圧IPM230と、コンデンサ240と、IPM250と、ブラケット310,320,330とを含む。動力出力装置30は、エンジン31と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構32とを含む。
【0039】
リアクトル220、昇圧IPM230、コンデンサ240およびIPM250は、ケース210に収納される。ブラケット310,320,330は、PCU20をハイブリッド自動車100のボディに固定する。
【0040】
リアクトル220は、一方端がバッテリ10に接続され、他方端が昇圧IPM230に接続される。昇圧IPM230は、入力端子がリアクトル220に接続され、出力端子がコンデンサ240およびIPM250に接続される。IPM250は、モータジェネレータMG1,MG2を駆動制御する。
【0041】
エンジン31は、PCU20に隣接して配置される。動力分割機構32は、エンジン31からの動力を前輪50L,50R(駆動輪)へ伝達する動力とモータジェネレータMG1へ伝達する動力とに分割し、その分割した動力をそれぞれ前輪50L,50RおよびモータジェネレータMG1へ伝達する。また、動力分割機構32は、エンジン31からの動力とモータジェネレータMG2からの動力とをDG40を介して前輪50L,50Rに伝達する。
【0042】
図3は、図2に示す線III−III間におけるPCU20の断面図である。図3を参照して、PCU20は、ガスケット260と、ケース270と、DC/DCコンバータ280と、インバータ290とをさらに含む。
【0043】
ケース210は、収納部211と、蓋部212とからなる。収納部211は、底部213を有する。そして、底部213は、主面213Aと、冷却フィン214とを有する。冷却フィン214は、主面213Aと反対側に設けられる。
【0044】
リアクトル220およびIPM250(および昇圧IPM230)は、収納部211の主面213Aに固定される。コンデンサ240は、IPM250の上側に配置される。蓋部212は、リアクトル220、コンデンサ240およびIPM250(および昇圧IPM230)を覆うように収納部211に固定される。
【0045】
ケース270は、収納部271と、蓋部272とからなる。収納部271は、平坦部273を有する。平坦部273は、収納部211の底部213に接する一方面273Aと、他方面273Bとを有する。DC/DCコンバータ280およびインバータ290は、平坦部273の他方面273Bに固定される。冷却フィン214と平坦部273との間には、冷却水が流される。したがって、冷却フィン214および平坦部273は、冷却路を構成する。
【0046】
ガスケット260は、ケース210の収納部211と、ケース270の収納部271との間に設置される。ガスケット260は、ゴムからなる。そして、ガスケット260は、冷却フィン214と平坦部273との間の冷却路に流れる冷却水が外部へ漏れるのを防止するとともに、リアクトル220からの振動がケース270およびブラケット310,320(および330)を介してハイブリッド自動車100のボディ91およびダッシュボード90に伝搬するのを抑制する。つまり、ガスケット260は、防水および防振の機能を果たす。蓋部272は、DC/DCコンバータ280およびインバータ290を覆うように収納部271に固定される。
【0047】
ケース210(収納部211および蓋部212)およびケース270(収納部271および蓋部272)は、アルミニウムからなり、ダイカスト法により成形される。
【0048】
DC/DCコンバータ280は、バッテリ10またはPCU20からの直流電圧を降圧し、その降圧した直流電圧をハイブリッド自動車100の照明等の補機に供給する。インバータ290は、直流電圧を交流電圧に変換してエアコンプレッサを駆動する。
【0049】
ブラケット310は、一方端がネジ311によってケース270に固定され、他方端がネジ312によってボディ91に固定される。ブラケット320は、一方端がネジ321によってケース270に固定され、他方端がネジ322によってボディ91に固定される。なお、ボディ91は、ネジ92によってダッシュボード90に固定されている。
【0050】
図4は、図3に示すA方向から見たガスケット260およびケース270の平面図である。図4を参照して、ガスケット260は、ケース270の周縁に沿って平坦部273の一方面273Aに設置される。そして、ケース210がケース270上に設置されることによりケース210の底部213に設けられた冷却フィン214は、ガスケット260よりも内側の領域において一方面273Aに対向するため、冷却水は、ガスケット260よりも内側の領域において冷却フィン214と一方面273Aとの間を流れる。その結果、ガスケット260は、冷却水が外部へ漏洩するのを防止する。
【0051】
図5は、図2および図3に示すリアクトル220の斜視図である。図5を参照して、リアクトル220は、コア221と、コイル222とを含む。コア221は、直線部2210,2212と、湾曲部2211,2213とからなる。
【0052】
湾曲部2211は、直線部2210との間にギャップ223を有し、直線部2212との間にギャップ224を有する。湾曲部2213は、直線部2212との間にギャップ225を有し、直線部2210との間にギャップ226を有する。コイル222は、直線部2210,2212に巻回される。
【0053】
直流電流が矢印で示す方向にコイル222を流れると、磁束がコア221中で発生し、その発生した磁束は、ギャップ223を矢印227の方向に通過して湾曲部2211を伝搬する。そして、磁束は、ギャップ224を矢印228の方向に通過して直線部2212を伝搬し、ギャップ225を矢印228の方向に通過する。磁束は、さらに、湾曲部2213を伝搬し、ギャップ226を矢印227の方向に通過する。
【0054】
このように、直流電流がコイル222に流れると、磁束は、コア221中を循環する。
【0055】
図6は、図2に示すリアクトル220、昇圧IPM230、コンデンサ240およびIPM250の電気回路図である。図6を参照して、昇圧IPM230は、トランジスタQ1,Q2とダイオードD1,D2とを含む。トランジスタQ1,Q2は、電源ライン203とアースライン202との間に直列に接続される。トランジスタQ1は、コレクタが電源ライン203に接続され、エミッタがトランジスタQ2のコレクタに接続される。トランジスタQ2のエミッタはアースライン202に接続される。また、各トランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードD1,D2がそれぞれ接続されている。
【0056】
リアクトル220は、一方端が電源ライン201に接続され、他方端がトランジスタQ1とトランジスタQ2との間、すなわち、トランジスタQ1のエミッタとトランジスタQ2のコレクタとの間に接続される。
【0057】
なお、リアクトル220および昇圧IPM230は、コンバータCVを構成する。
【0058】
コンデンサ240は、電源ライン203とアースライン202との間に接続される。
【0059】
IPM250は、2つのインバータ251,252を含む。インバータ251は、U相アーム253、V相アーム254およびW相アーム255からなる。U相アーム253、V相アーム254およびW相アーム255は、電源ライン203とアースライン202との間に並列に接続される。
【0060】
U相アーム253は、直列に接続されたトランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム254は、直列に接続されたトランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム255は、直列に接続されたトランジスタQ7,Q8からなる。また、各トランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
【0061】
各相アームの中間点は、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
【0062】
インバータ252は、インバータ251と同じ構成からなる。そして、インバータ252の各相アームの中間点は、モータジェネレータMG2の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG2も、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がインバータ252のトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がインバータ252のトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がインバータ252のトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
【0063】
コンバータCVは、電源ライン201とアースライン202との間にバッテリ10から供給された直流電圧を受け、トランジスタQ2がスイッチング制御されることにより直流電圧を昇圧してコンデンサ240に供給する。コンデンサ240は、コンバータCVからの直流電圧を平滑化してインバータ251,252へ供給する。インバータ251は、コンデンサ240からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1を駆動する。インバータ252は、コンデンサ240からの直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG2を駆動する。
【0064】
また、インバータ251は、モータジェネレータMG1が発電した交流電圧を直流電圧に変換してコンデンサ240に供給する。インバータ252は、モータジェネレータMG2が発電した交流電圧を直流電圧に変換してコンデンサ240に供給する。
【0065】
コンデンサ240は、モータジェネレータMG1またはMG2からの直流電圧を平滑化してコンバータCVへ供給する。コンバータCVは、コンデンサ240からの直流電圧を降圧してバッテリ10またはDC/DCコンバータ280へ供給する。
【0066】
このように、PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧してモータジェネレータMG1,MG2を駆動するとともに、モータジェネレータMG1,MG2が発電した電力をバッテリ10またはDC/DCコンバータ280へ供給する。
【0067】
再び、図3、図5および図6を参照して、PCU20がモータジェネレータMG1,MG2を駆動するとき、昇圧IPM230のトランジスタQ2は、上述したようにオン/オフされる。そして、トランジスタQ2がオンされると、電源ライン201、リアクトル220、トランジスタQ2、アースライン202およびバッテリ10からなる閉回路に直流電流が流れる。そして、磁束がリアクトル220のコア221に発生し、湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212の方向へ引かれる。また、トランジスタQ2がオフされると、磁束がコア221に発生しないので、湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212から引力を受けない。
【0068】
したがって、トランジスタQ2がオン/オフされると、リアクトル220のコア221の湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212の方向へ移動したり、元の位置に戻ったりして振動する。
【0069】
そして、リアクトル220は、収納部211に固定されているため、リアクトル220で発生した振動は、収納部211に伝搬する。しかし、収納部211と収納部271との間には、ゴムからなるガスケット260が挿入されているため、ガスケット260は、収納部211に伝搬された振動を吸収して収納部271、すなわち、ケース270へ伝搬するのを抑制する。その結果、振動は、ケース270、ブラケット310,320(および330)を介してボディ91およびダッシュボード90に伝搬するのを抑制され、ハイブリッド自動車100の車室内における騒音が抑制される。
【0070】
また、PCU20がモータジェネレータMG1,MG2を駆動するとき、IPM250もスイッチング動作を行ない、リアクトル220、昇圧IPM230およびIPM250は、発熱する。そして、リアクトル220、昇圧IPM230およびIPM250で発生した熱は、収納部211の底部213へ伝導し、冷却フィン214から放熱される。
【0071】
さらに、ハイブリッド自動車100の走行時、ケース270に収納されるDC/DCコンバータ280およびインバータ290も発熱する。そして、DC/DCコンバータ280およびインバータ290が発生した熱は、収納部271の平坦部273から放熱される。つまり、リアクトル220、昇圧IPM230、IPM250、DC/DCコンバータ280およびインバータ290は、冷却フィン214と収納部271の平坦部273との間を流れる冷却水によって冷却される。
【0072】
このように、PCU20においては、リアクトル220、昇圧IPM230、IPM250、DC/DCコンバータ280およびインバータ290は、底部213、冷却フィン214および平坦部273の両側に配置され、冷却フィン214と平坦部273との間を流れる冷却水によって冷却される。
【0073】
また、PCU20においては、PCU20をボディ91に固定するブラケット310,320(および330)をケース210に固定するのではなく、ガスケット260を介してケース210に密着されるケース270に固定することにより、ケース210内に設置されたリアクトル220で発生した振動がハイブリッド自動車100のボディ91およびダッシュボード90に伝搬するのを抑制できる。
【0074】
すなわち、リアクトル220で発生した振動は、収納部211を伝搬し、ガスケット260によって吸収される。その結果、振動がケース270およびブラケット310,320,330を介してボディ91およびダッシュボード90に伝搬するのを抑制される。そして、車室内の騒音が低減される。
【0075】
なお、上記においては、ガスケット260は、PCU20のケース210とケース270との間に挿入され、リアクトル220からの振動がケース270に伝搬するのを防止すると説明したが、リアクトル220からの振動がケース270に伝搬するのを抑制するものは、ガスケット260に限らず、一般に弾性体であればよい。
【0076】
また、ブラケット310,320,330は、ネジ311,321によってケース270に固定されると説明したが、弾性体からなるワッシャをブラケット310,320,330とケース270との間およびネジ311,321とブラケット310,320,330との間に挿入してブラケット310,320,330をケース270に固定してもよい。
【0077】
さらに、ブラケット310,320,330は、ネジ312,322によってボディ91に固定されると説明したが、弾性体からなるワッシャをブラケット310,320,330とボディ91との間およびネジ312,322とブラケット310,320,330との間に挿入してブラケット310,320,330をボディ91に固定してもよい。
【0078】
さらに、ボディ91は、ネジ92によってダッシュボード90に接続されると説明したが、弾性体からなるワッシャをボディ91とダッシュボード90との間およびネジ92とボディ91との間に挿入してボディ91をダッシュボード90に接続してもよい。
【0079】
さらに、PCU20は、振動源としてリアクトル220を含むと説明したが、この発明による制御装置は、リアクトル220以外の振動を発生する電気素子を含んでもよい。
【0080】
さらに、上記においては、PCU20は、ハイブリッド自動車に搭載されるとして説明したが、この発明においては、PCU20は、電気自動車または燃料電池自動車に搭載されてもよい。
【0081】
この発明においては、ケース210、リアクトル220、昇圧IPM230、コンデンサ240およびIPM250は、「第1の制御ユニット」を構成する。
【0082】
また、ケース270、DC/DCコンバータ280およびインバータ290は、「第2の制御ユニット」を構成する。
【0083】
さらに、PCU20は、「制御装置」を構成する。
さらに、リアクトル220は、振動源となる「第1の電気素子」を構成する。
【0084】
さらに、ブラケット310およびネジ311,312またはブラケット320およびネジ321,322またはブラケット330およびネジは、「固定部材」を構成する。
【0085】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるハイブリッド自動車の概略ブロック図である。
【図2】図1に示すPCUおよび動力出力装置の概略ブロック図である。
【図3】図2に示す線III−III間におけるPCUの断面図である。
【図4】図3に示すA方向から見たガスケットおよびケースの平面図である。
【図5】図2および図3に示すリアクトルの斜視図である。
【図6】図2に示すリアクトル、昇圧IPM、コンデンサおよびIPMの電気回路図である。
【符号の説明】
10 バッテリ、20 PCU、30 動力出力装置、31 エンジン、32動力分割機構、40 DG、50L,50R 前輪、60L,60R 後輪、70L,70R フロントシート、80 リアシート、90 ダッシュボード、91 ボディ、92,311,312,321,322 ネジ、100 ハイブリッド自動車、222 コイル、210,270 ケース、201,203 電源ライン、202 アースライン、211,271 収納部、212,272 蓋部、213 底部、213A 主面、214 冷却フィン、220 リアクトル、221 コア、223〜226 ギャップ、227,228 矢印、230昇圧IPM、240 コンデンサ、250 IPM、251,252,290インバータ、253 U相アーム、254 V相アーム、255 W相アーム、260 ガスケット、273 平坦部、273A 一方面、273B 他方面、280 DC/DCコンバータ、310,320,330 ブラケット、2210,2212 直線部、2211,2213 湾曲部、MG1,MG2 モータジェネレータ、Q1〜Q8 トランジスタ、D1〜D8 ダイオード。

Claims (9)

  1. 振動源となる第1の電気素子を含む第1の制御ユニットと、
    第2の電気素子を含む第2の制御ユニットと、
    前記第1の制御ユニットと前記第2の制御ユニットとの間に設けられた弾性体と、
    前記第2の制御ユニットを外部構造体に固定する固定部材とを備える制御装置。
  2. 前記第1の制御ユニットは、
    前記第2の制御ユニット側に冷却フィンが設けられた底部を有する第1のケースと、
    前記底部の前記冷却フィンと反対側の面に固定された前記第1の電気素子とを含み、
    前記第2の制御ユニットは、
    一方面が前記冷却フィンに接する平坦部を有する第2のケースと、
    前記平坦部の前記一方面と反対側の他方面に固定された前記第2の電気素子とを含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記冷却フィンおよび前記平坦部は、冷却媒体を流す冷却路を構成する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記弾性体は、ゴム製のガスケットである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記第1の電気素子は、リアクトルである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記固定部材は、
    当該制御装置を搭載する本体に前記第2の制御ユニットを固定するブラケットと、
    前記ブラケットを前記本体に固定するためのボルトとを含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記第1の制御ユニットは、ハイブリッド自動車に搭載されたモータジェネレータを駆動制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記制御装置によって駆動制御されるモータジェネレータとを備える自動車。
  9. 前記モータジェネレータに連結された内燃機関をさらに備える、請求項8に記載の自動車。
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