JP2005073392A - 電源装置およびそれを搭載した自動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 振動源となるリアクトルからの騒音が外部へ伝搬するのを抑制可能な電源装置およびこのような電源装置を搭載した自動車を提供する。
【解決手段】 リアクトル220を含む電源ユニットは、PCUケース300に格納される。PCUケース300の内壁面には、リアクトル220を固定可能な形状で一体的に成形された突出部301が設けられる。リアクトル220は、PCUケース300の底面の突出部301で囲まれた領域に据え付けられる。さらに、リアクトル固定カバー310は、突出部301に対して固定されて、リアクトル220がPCUケース300本体と密接するような押しつけ力をリアクトル220に与える。
【選択図】 図5
【解決手段】 リアクトル220を含む電源ユニットは、PCUケース300に格納される。PCUケース300の内壁面には、リアクトル220を固定可能な形状で一体的に成形された突出部301が設けられる。リアクトル220は、PCUケース300の底面の突出部301で囲まれた領域に据え付けられる。さらに、リアクトル固定カバー310は、突出部301に対して固定されて、リアクトル220がPCUケース300本体と密接するような押しつけ力をリアクトル220に与える。
【選択図】 図5
Description
この発明は、振動源となるリアクトルを含む電源装置およびそれを搭載した自動車に関する。
電源装置に設けられるリアクトルは、必要なインダクタンスを確保するために大型化する傾向にある。したがって、電源装置の小型化のためにはリアクトルを効率的に配置することが求められる。たとえば、リアクトルを変圧器ケース内に収納して小型化および軽量化を図る技術が開示されている(特開平6−302444号公報)。
特開平6−302444号公報
特開平1−291412号公報
しかしながら、特開平6−302444号公報に開示された技術では、リアクトルが振動源となる場合、この振動による騒音が外部へ伝搬するのを抑制できないという問題点がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、振動源となるリアクトルからの騒音が外部へ伝搬するのを抑制可能な電源装置およびこのような電源装置を搭載した自動車を提供することである。
この発明による電源装置は、電源ユニットと、格納ケースと、リアクトルを格納ケースに密接させるための手段とを備える。電源ユニットは、リアクトルを含む。格納ケースは、電源ユニットを格納するために設けられ、リアクトルを格納可能な形状で内壁側に一体的に設けられた突出部を含む。突出部によって格納されたリアクトルは、格納ケースに密接される。
好ましくは、リアクトルを格納ケースに密接させるための手段は、リアクトル固定カバーを含み、リアクトル固定カバーは、突出部に対して固定され、かつ、リアクトルが格納ケースと密接するような押しつけ力をリアクトルに与える。
また好ましくは、突出部は、格納ケースの底面に設けられ、かつ、リアクトルを固定可能なようにリアクトルに合わせた形状および寸法を有し、リアクトルは、自身の重量によって格納ケースに密接する。
あるいは好ましくは、電源ユニットは、半導体スイッチング素子をさらに含み、リアクトルには、前記半導体スイッチング素子によってスイッチングされた電流が流される。
さらに好ましくは、突出部によって格納されたリアクトルは、樹脂によってモールドされる。
またさらに好ましくは、電源装置は、格納ケースのリアクトルが格納される領域の外壁側に配設された冷媒通路をさらに備える。
この発明による自動車は、請求項1から6のいずれか1項に記載の電源装置と、二次電池で構成された直流電源と、少なくとも1つの車輪を駆動可能な交流モータとを備え、電源装置は、直流電源によって供給される直流電力と、交流モータの駆動を制御する交流電力との間の電力変換を行なう。
この発明による電源装置は、振動源となるリアクトルを格納ケースに密接させるので、リアクトルに生じた振動を格納ケース全体に伝達させることができる。したがって、振動の対象となる質量を増加させて振動量を抑制できるので、振動による騒音を軽減することができる。また、リアクトルでの発熱の大部分が格納ケースに直接伝達されるので、リアクトルの放熱性についても確保できる。
また、格納ケースに設けられた突出部を、格納ケースの底面にリアクトルを固定可能なように、リアクトルに合わせた形状および寸法とすることによって、リアクトルの固定カバーを設けることなく、リアクトルの振動による騒音を軽減することができる。
特に、半導体スイッチング素子によってスイッチングされた電流が流されるリアクトルに生じる振動による騒音を軽減することができる。
あるいは、樹脂によってリアクトルをモールドするので、リアクトルの振動に起因する騒音の抑制および放熱性の向上をさらに図ることができる。
さらに、格納ケースの外壁側に、リアクトルが格納される領域に合わせて冷媒通路を設けることにより、リアクトルでの発熱をさらに効率的に放熱できる。
この発明による自動車は、上記のこの発明による電源装置を搭載して、車輪駆動用の交流モータを駆動制御するので、リアクトルの振動による騒音を軽減して、室内の快適性を向上できる。
この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、この発明による電源装置を搭載した自動車の一例として示されるハイブリッド自動車の構成を示す概略ブロック図である。
図1を参照して、この発明の実施の形態によるハイブリッド自動車100は、バッテリ10と、PCU(Power Control Unit)20と、動力出力装置30と、ディファレンシャルギア(DG:Differential Gear)40と、前輪50L,50Rと、後輪60L,60Rと、フロントシート70L,70Rと、リアシート80とを備える。
バッテリ10は、リアシート80の後方部に配置される。そして、バッテリ10は、PCU20に電気的に接続される。PCU20は、たとえば、フロントシート70L,70Rの下部領域、すなわちフロア下領域を利用して配置される。動力出力装置30は、ダッシュボード90よりも前側のエンジンルームに配置される。PCU20は、動力出力装置30と電気的に接続される。動力出力装置30は、DG40と連結される。
「直流電源」であるバッテリ10は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成り、直流電圧をPCU20へ供給するとともに、PCU20からの直流電圧によって充電される。
PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧し、その昇圧した直流電圧を交流電圧に変換して動力出力装置30に含まれるモータジェネレータを駆動制御する。また、PCU20は、動力出力装置30に含まれるモータジェネレータが発電した交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ10を充電する。すなわち、PCU20は、バッテリ10によって供給される直流電力と、モータジェネレータを駆動制御する交流電力との間での電力変換を行なう「電源装置」に相当する。
動力出力装置30は、エンジンおよび/またはモータジェネレータによる動力をDG40を介して前輪50L,50Rに伝達して前輪50L,50Rを駆動する。また、動力出力装置30は、前輪50L,50Rの回転力によって発電し、その発電した電力をPCU20へ供給する。このように、モータジェネレータM1は少なくとも1つの車輪を駆動可能な「交流モータ」としての役割を果たす。
DG40は、動力出力装置30からの動力を前輪50L,50Rに伝達するとともに、前輪50L,50Rの回転力を動力出力装置30へ伝達する。
図2は、図1に示されたPCU20の主要部を示す電気回路図である。
図2を参照して、PCU20は、昇圧チョッパであるコンバータ210と、平滑コンデンサ240と、インバータ250とを含む。コンバータ210は、リアクトル220および昇圧パワーモジュール230を有する。
昇圧パワーモジュール230は、トランジスタQ1,Q2とダイオードD1,D2とを含む。トランジスタQ1,Q2は、電源ライン203とアースライン202との間に直列に接続される。トランジスタQ1は、コレクタが電源ライン203に接続され、エミッタがトランジスタQ2のコレクタに接続される。トランジスタQ2のエミッタはアースライン202に接続される。また、各トランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードD1,D2がそれぞれ接続されている。
リアクトル220は、一方端が電源ライン201に接続され、他方端がトランジスタQ1とトランジスタQ2との間、すなわち、トランジスタQ1のエミッタとトランジスタQ2のコレクタとの間に接続される。平滑コンデンサ240は、電源ライン203とアースライン202との間に接続される。
インバータ250は、U相アーム253、V相アーム254およびW相アーム255からなる。U相アーム253、V相アーム254およびW相アーム255は、電源ライン203とアースライン202との間に並列に接続される。U相アーム253は、直列に接続されたトランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム254は、直列に接続されたトランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム255は、直列に接続されたトランジスタQ7,Q8からなる。また、各トランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、モータジェネレータM1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータM1は、3相の永久磁石モータであり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がトランジスタQ3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がトランジスタQ5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がトランジスタQ7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
コンバータ210は、電源ライン201とアースライン202との間にバッテリ10から供給された直流電圧を受け、トランジスタQ2がスイッチング制御されることにより直流電圧を昇圧して電源ライン203へ出力する。平滑コンデンサ240は、電源ライン203の直流電圧を平滑化してインバータ250へ供給する。インバータ250は、電源ライン203の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータM1を駆動する。
また、インバータ250は、モータジェネレータM1が発電した交流電圧を直流電圧に変換して平滑コンデンサ240に供給する。平滑コンデンサ240は、モータジェネレータM1からの直流電圧を平滑化してコンバータ210へ供給する。コンバータ210は、平滑コンデンサ240からの直流電圧を降圧してバッテリ10等へ供給する。
このように、PCU20は、バッテリ10からの直流電圧を昇圧してモータジェネレータM1を駆動するとともに、モータジェネレータM1が発電した電力をバッテリ10等へ供給する。
図3は、図2に示されたリアクトル220の斜視図である。
図3を参照して、リアクトル220は、コア221と、コイル222とを含む。コア221は、直線部2210,2212と、湾曲部2211,2213とからなる。コイル222の両端229a,229bは、たとえば図2で説明したように他の電気素子と接続される。
湾曲部2211は、直線部2210との間にギャップ223を有し、直線部2212との間にギャップ224を有する。湾曲部2213は、直線部2212との間にギャップ225を有し、直線部2210との間にギャップ226を有する。コイル222は、直線部2210,2212に巻回される。
直流電流が矢印で示す方向にコイル222を流れると、磁束がコア221中で発生し、その発生した磁束は、ギャップ223を矢印227の方向に通過して湾曲部2211を伝搬する。そして、磁束は、ギャップ224を矢印228の方向に通過して直線部2212を伝搬し、ギャップ225を矢印228の方向に通過する。磁束は、さらに、湾曲部2213を伝搬し、ギャップ226を矢印227の方向に通過する。このように、直流電流がコイル222に流れると、磁束は、コア221中を循環する。
PCU20がモータジェネレータM1を駆動するとき、昇圧パワーモジュール230のトランジスタQ2は、図2で説明したようにオン/オフされる。そして、トランジスタQ2がオンされると、電源ライン201、リアクトル220、トランジスタQ2、アースライン202およびバッテリ10からなる閉回路に直流電流が流れる。そして、磁束がリアクトル220のコア221に発生し、湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212の方向へ引かれる。また、トランジスタQ2がオフされると、磁束がコア221に発生しないので、湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212から引力を受けない。
したがって、トランジスタQ2がオン/オフされると、リアクトル220のコア221の湾曲部2211,2213は、直線部2210,2212の方向へ移動したり、元の位置に戻ったりして振動する。このように、トランジスタによってスイッチングされた高周波電流が通過するリアクトル220は、振動源となる。
図4は、図1に示されたPCU(電源装置)の平面レイアウトを示す概念図である。
図4を参照して、PCU20の主要部を構成する「電源ユニット」に相当する、リアクトル220、昇圧パワーモジュール230、平滑コンデンサ240およびインバータ250(パワーモジュール)は、「格納ケース」として設けられるPCUケース300内に格納される。さらに、図2に示した接続関係を実現するように、電源ライン201,203およびアースライン202が適宜配置される。
図5は、この発明によるリアクトル220の配置構造を説明するための図4におけるV−V断面図である。
図5を参照して、PCU20の構成要素を格納するためのPCUケース300を覆う様にPCUアッパーカバー305が設けられる。PCUケース300およびPCUアッパーカバー305は、溶接によって、あるいは図示しないネジ等の固定部材によって固定される。
PCUケース300の内壁面には、リアクトル220を格納可能な形状で突出部301が設けられる。PCUケース300は、内壁面に突出部301が一体的に成形されるように、アルミ等の金属鋳物として作製される。PCUアッパーカバー305は、たとえばアルミプレスによって形成される。
リアクトル220は、PCUケース300の底面の突出部301で囲まれた領域に据え付けられる。なお、突出部301は、連続的な形状で設けることが好ましいが、リアクトル220を固定可能であれば複数の非連続な突出部301を設けることもできる。
さらに、リアクトル220をPCUケース300本体と密接させるためのリアクトル固定カバー310が設けられる。リアクトル固定カバー310は、ネジ320,321によって突出部301に対して固定されて、リアクトル220がPCUケース300本体と密接するような押しつけ力をリアクトル220に与える。
リアクトル固定カバー310には、リアクトルコイルの両端229a,229bに相当する電極を取出すための開口部が設けられている。この開口部から取出されたリアクトルコイルの両端229a,229bは、図2に示したように、PCUケース300内に配置された電源ライン203および昇圧パワーモジュール230と接続される(図示せず)。さらに、詳細な固定構造の説明は省略するが、PCUケース300はボディへ固定される。
PCUケースの外壁面の少なくとも一部には冷却フィン330が設けられ、冷却フィン330および他のケース等の平坦部350との間には、冷却水等の冷媒が流される冷媒通路340が形成される。冷媒通路340を、リアクトル220が配置される領域の外壁面に設けることにより、リアクトル220での発熱を効率的に放熱できる。
ここで、比較のために、リアクトル220をPCUケース300の外部に固定する配置構造について図6を用いて説明する。
図6を参照して、リアクトル220は、リアクトルケース400およびリアクトルケースカバー410の中に樹脂360によってモールドされる。リアクトルケース400およびリアクトルケースカバー410は、PCUケース300の外側にネジ421,420によって固定される。リアクトルコイルの両端229a,229bをPCUケース300内に取出すことにより、リアクトル220をこのように配置としても、図2に示した電気回路を構成することが可能である。
しかしながら、図6に示したリアクトル配置構造では、リアクトル220に生じた振動をPCUケース300全体に伝達させることができず、振動の対象となる質量が小さいので振動量が大きくなり、振動による騒音も大きくなってしまう。また、リアクトル220での発熱の大部分が樹脂360を介して冷媒通路340へ伝達されるので、リアクトル220の放熱性を確保することも難しい。
再び図5を参照して、この発明の実施の形態によるリアクトル配置では、リアクトル220をPCUケース300本体と直接密接させることにより、リアクトル220に生じた振動をPCUケース300全体に伝達させることができる。PCUケース300は質量が大きく、さらにより質量の大きいボディに対して固定されているので、振動の対象となる全質量を増加させて振動量を抑制できる。このため、振動による騒音についても軽減することができる。
また、リアクトル220での発熱の大部分が、冷媒通路340によって冷却されるPCUケース300に直接伝達されるので、リアクトル220の放熱性についても確保できる。
さらに、突出部301を連続的な形状で設けた場合には、リアクトル220および突出部301の隙間に、ポッティング材と呼ばれる熱硬化性の樹脂360を充填して、リアクトル220をモールドすることが好ましい。この際に、樹脂360として熱伝導率の高い材質を用いれば、リアクトル220の放熱性をさらに高めることができる。あるいは、弾性率の小さい柔らかい材質を用いれば、リアクトル220からの騒音をさらに抑制できる。
また、図6に示したリアクトル配置構造のようにPCUケース300の下側にリアクトルケース400を設けることがないので、インダクタの防音性および放熱性の確保に加えて、フロア下の領域等の高さ方向制約が厳しい領域への配置に適した構造とすることができる。
あるいは、図7に示されるように、リアクトル220の形状に合わせて突出部301の形状および寸法を設計して、リアクトル固定カバー310を設けることなくリアクトル220をPCUケース300の底面に固定する構成とすることもできる。この場合には、リアクトル220は、自重によってPCUケース300と密接される。このような構成としても、図5に示した配置と同様に、リアクトル220からの騒音抑制および放熱性の確保が実現できる。なお、図7に示した配置において、さらに、リアクトル固定カバー310の配置および樹脂360によるモールドを行なって、騒音の抑制および放熱性の向上をさらに図ることも可能である。
なお、この実施の形態では、振動源となるリアクトルとして昇圧チョッパ(コンバータ)内のリアクトル220を代表的に例示して、その配置構造について説明した。しかしながら、この発明の適用はこのような場合に限定されるものではなく、スイッチングされた電流の通過等によって振動源となるリアクトルについて共通に上記の配置構造を適用することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 バッテリ、50L,50R 前輪、60L,60R 後輪、80 リアシート、100 ハイブリッド自動車、200 リアクトル、201,203 電源ライン、202 アースライン、210 コンバータ、220 リアクトル、230 昇圧パワーモジュール、240 平滑コンデンサ、250 インバータ、300 PCUケース、301 突出部、305 アッパーカバー、310 リアクトル固定カバー、330 冷却フィン、340 冷媒通路、360 樹脂、400 リアクトルケース、410 リアクトルケースカバー、320,321,421,420 ネジ、M1 モータジェネレータ、Q1〜Q8 トランジスタ。
Claims (7)
- リアクトルを含む電源ユニットと、
前記電源ユニットを格納するための格納ケースとを備え、
前記格納ケースは、前記リアクトルを格納可能な形状で内壁側に一体的に設けられた突出部を含み、
前記突出部によって格納された前記リアクトルを前記格納ケースに密接させるための手段をさらに備える、電源装置。 - 前記リアクトルを前記格納ケースに密接させるための手段は、前記突出部に対して固定され、かつ、前記リアクトルが前記格納ケースと密接するような押しつけ力を前記リアクトルに与えるためのリアクトル固定カバーを含む、請求項1記載の電源装置。
- 前記突出部は、前記格納ケースの底面に設けられ、かつ、前記リアクトルを固定可能なように前記リアクトルに合わせた形状および寸法を有し、
前記リアクトルは、自身の重量によって前記格納ケースに密接する、請求項1記載の電源装置。 - 前記電源ユニットは、半導体スイッチング素子をさらに含み、
前記リアクトルには、前記半導体スイッチング素子によってスイッチングされた電流が流される、請求項1記載の電源装置。 - 前記突出部によって格納された前記リアクトルは、樹脂によってモールドされる、請求項1から4のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記格納ケースの、前記リアクトルが格納される領域の外壁側に配設された冷媒通路をさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の電源装置。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の電源装置と、
二次電池で構成された直流電源と、
少なくとも1つの車輪を駆動可能な交流モータとを備え、
前記電源装置は、前記直流電源によって供給される直流電力と、前記交流モータを駆動制御する交流電力との間の電力変換を行なう、自動車。
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