JPH0526662U - 車両用電子制御装置 - Google Patents

車両用電子制御装置

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JPH0526662U
JPH0526662U JP085840U JP8584091U JPH0526662U JP H0526662 U JPH0526662 U JP H0526662U JP 085840 U JP085840 U JP 085840U JP 8584091 U JP8584091 U JP 8584091U JP H0526662 U JPH0526662 U JP H0526662U
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JP
Japan
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vehicle
automatic transmission
electronic control
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controller
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JP085840U
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English (en)
Inventor
泰弘 林
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案の目的は、電子制御装置において、
周辺電子部品を同一箇所で取出させ、サービス性を向上
するとともに、車両用コントローラと周辺電子部品間の
ハーネスの長さを短かくして信頼性を向上させ、また、
防止対策を不要とし、構成の簡略化を図り、しかも廉価
にすることにある。 【構成】 このため、この考案は、各種の車両用コント
ローラと各種の周辺電子部品とを同一空間に集中して配
設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用電子制御装置に係り、特に各種の車両用コントローラと各種 の周辺電子部品とを同一空間に集中して配設することにより、サービス性を良好 に維持しつつ、電気的な信頼性を向上し、しかも防水対策を不要とし得る車両用 電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両においては、近年、エンジンや変速機を電子的に制御するために、エンジ ンコントローラや自動変速機コントローラ等の各種の車両用コントローラを備え た電子制御装置が設置されている。この電子制御装置の各種車両用コントローラ は、一般に、インストルメントパネルコンリールボックスの奥部位や、フロント シートの下、あるいは、トランクルーム内等に設置されている。
【0003】 電子制御装置にあっては、図7に示す如く、エンジンコントローラ102と自 動変速機コントローラ104とが、離間した一側壁106と他側壁108との外 方で別々の個所に離間して配設される一方、エンジンコントローラ102の周辺 電子部品である自己診断ユニットのエンジン側ダイアグカプラ110と自動変速 機コントローラ104の周辺電子部品である自己診断ユニットの自動変速機側ダ イアグカプラ112とが、エンジンコントローラ102及び自動変速機コントロ ーラ104から離間した位置で、一箇所に集中して配設されているものがある。 前記エンジンコントローラ102及び自動変速機コントローラ104には、水温 センサ、車速センサ、スロットルセンサ等の各センサが共用して連絡されている 。
【0004】 また、電子制御装置にあっては、図8に示す如く、エンジンコントローラ20 2と自動変速機コントローラ204とが、離間した一側壁206と他側壁208 との外方で、別々の個所に離間して配設され、また、エンジンコントローラ20 2の設置箇所にエンジン側ダイアグカプラ210が配設されているとともに、自 動変速機コントローラ204の設置箇所に自動変速機側ダイアグカプラ212が 配設されているものがある。
【0005】 さらに、詳述すれば、図9に示す如く、車両302にあっては、車両302の 一側方にエンジンコントローラとして燃料噴射制御用コントロールモジュール3 04が設置されているとともに、他側方に自動変速機コントローラ306が設置 されている。また、この車両302には、インストルメントパネル308の下に おいて、自動変速機側ダイアグノーシスモニタカプラ310が配設されている。 この自動変速機側ダイアグノーシスモニタカプラ310は、図10に示す如く、 イヤリングハーネス(車両ハーネス)312にフューズボックス314近傍のダ イアグノーシス表示用端子316を短絡させるものである。
【0006】 また、車両302には、図9に示す如く、エンジン318及び自動変速機32 0が設置されたエンジンルーム322内に自己診断ユニットの燃料噴射用ダイア グノーシスモニタカプラ324が配設されている。この燃料噴射用ダイアグノー シスモニタカプラ324は、図11、図12に示す如く、ダイアグスイッチの端 子同士を短絡させ、イグニションスイッチがオンになると、スピード表示盤32 6中のモニタランプ328を点滅し、診断結果を表示させる。
【0007】 このような車両用電子制御装置としては、例えば、特開平3−32953号公 報に開示されている。この公報に記載のものは、車両の各部を制御する各種の電 子制御ユニットをインストルメントパネルの内側に集中して配置し、ワイヤーハ ーネスの錯綜を生じさせ、電子制御ユニットの取付けを一箇所で行なわせると共 に、ワイヤーハーネスの回路数、ワイヤーハーネスを分岐するジョイント部の数 を少なくし、また、ワイヤーハーネス長を短くし、かつ、ワイヤーハーネス相互 を接続するコネクタの結合箇所を少なくするものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、従来の車両用電子制御装置にあっては、各種の自己診断ユニットの ダイアグカプラを一箇所に集中して設置すると、サービス性が良くなるが、ハー ネスが長くなったり、ハーネスやコネクタ等のために、部品点数が増加して、構 成が複雑になり、しかも高価になるという不都合がある。
【0009】 一方、各種の車両用コントローラ付近にダイアグカプラを配置すると、一括し てダイアグカプラを見ることができず、サービス性が低下してしまうという不都 合を招いた。
【0010】 また、各種の車両用コントローラや各種の自己診断ユニットが被水するのを防 止するために、防水対策を必要としていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、この公安は、上述の不都合を除去するために、車両の各部を制御する 各種の車両用コントローラとこの車両用コントローラの各種の周辺電子部品とを 備えた車両用電子制御装置において、前記各種の車両用コントローラと前記各種 の周辺電子部品とを同一空間に集中して配設したことを特徴とする。
【0012】
【作用】
この考案の構成によれば、各種の車両用コントローラと各種の周辺電子部品と を同一空間に配設させたので、周辺電子部品を同一箇所で取出すことができ、サ ービス性を向上するとともに、ハーネスの長さが短くなって信頼性を向上させ、 しかも防止対策を不要にすることができる。
【0013】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜図 4は、この考案の実施例を示すものである。図1、図4において、2は車両、4 はエンジンである。この車両2には、自動変速機(図示せず)が搭載されている 。エンジン4は、床材6で区画されたエンジンルーム8内に配設されている。
【0014】 この車両2には、車両用の電子制御装置10が設置される。この電子制御装置 10は、図2、図3に示す如く、各種の車両用コントローラとして、エンジンを 制御するエンジンコントローラ12と、自動変速機を制御する自動変速機コント ローラ14とを有している。
【0015】 エンジンコントローラ12には、周辺電子部品として自己診断ユニットのエン ジン側ダイアグカプラ16がエンジン側ハーネス18で連絡されている。また、 自動変速機コントローラ14には、周辺電子部品として自動変速機側ダイアグカ プラ20が自動変速機側ハーネス22で連絡されている。
【0016】 前記エンジンコントローラ12と自動変速機コントローラ14とは、一体に実 装される。即ち、図2に示す如く、エンジンコントローラ12の両側の上部には 、ボルトねじ孔が形成された第1ブラケット24、24が固着されている。また 、自動変速機コントローラ14の両側の下部には、前記第1ブラケット24、2 4に対応してボルトねじ孔が形成された第2ブラケット26、26が固着されて いる。
【0017】 前記第1ブラケット24、24と第2ブラケット26、26とを重合させ、夫 々ボルトねじ孔に連結ボルト28、28を螺着することにより、エンジンコント ローラ12と自動変速機コントローラ14とが一体的にされる。
【0018】 また、自動変速機コントローラ14の両側の上部には、ボルトねじ孔が形成さ れた第3ブラケット30、30が固着される。
【0019】 一体となったエンジンコントローラ12と自動変速機コントローラ14とは、 床材6上の車室32とエンジンルーム8間で、床材6とルーム仕切壁34間の空 間36内に配設される。つまり、自動変速機コントローラ14に固着した第3ブ ラケット30、30は、床材6の下面に接し、床材6の上方からの取付ボルト3 8、38によって床材6の下面に固設される。これにより、エンジンコントロー ラ12と自動変速機コントローラ14とは、固設される。
【0020】 また、前記エンジン側ダイアグカプラ16と自動変速機側ダイアグカプラ20 とを、前記空間36内に配設する。従って、図3に示す如く、エンジンコントロ ーラ12と自動変速機コントローラ14とエンジン側ダイアグカプラ16と自動 変速機側ダイアグカプラ20とは、同一の空間36内で近接し、且つ一の仕切壁 40の外方で集中して配置される。
【0021】 また、前記エンジンコントローラ12と自動変速機コントローラ14とには、 各センサとして、水温センサ、車速センサ、スロットルセンサ等が信号線42、 42によって共用して連絡されている。これら各センサの信号線42、42は、 エンジンコントローラ12及び自動変速機コントローラ14近傍まで共用して使 用されている。なお、符号44はワイヤリングハーネスである。
【0022】 次に、この実施例の作用を説明する
【0023】 各センサからの信号は、エンジンコントローラ12と自動変速機コントローラ 14とに入力される。エンジンコントローラ12は、これら各信号状態によって エンジン4の運転を制御する。一方、自動変速機コントローラ14は、これら各 信号状態によって自動変速機の作動を制御する。
【0024】 ところで、この実施例にあっては、エンジンコントローラ12と自動変速機コ ントローラ14とエンジン側ダイアグカプラ16と自動変速機側ダイアグカプラ とが同一の空間36に配設されているので、これらコントローラを共通して入力 する信号線42、42の統一が可能となり(図3参照)、コスト的に有利とする ことができる。
【0025】 また、エンジン側ダイアグカプラ16と自動変速機側ダイアグカプラ20とが 同一場所で取出すことができ、サービス性に優れ、コスト的にも有利とすること ができる。
【0026】 更に、各コントローラ12、14と各ダイアグカプラ16、20とのハーネス 18、22を短かくすることができるので、電気的に信頼性が向上し、しかも、 コスト的に有利とすることができる。
【0027】 更にまた、電子制御装置10が床材6とルーム仕切壁34間の空間36に収容 されているので、電子制御装置10への被水のおそれがないので、防止対策を不 要とし、構成の簡略化を図り、廉価とすることができる。
【0028】 なお、車両2に手動変速機を搭載している場合には、図5、図6に示す如く、 自動変速機コントローラがないので、エンジンコントローラ12の両側の上部に ボルトねじ孔52、52が形成されたブラケット54、54を固着し、このブラ ケット54、54を床材6の下面に接し、床材6の上方から取付ボルト56、5 6を螺着してエンジンコントロール12を空間36内で床材6の下面に固設する 。
【0029】
【考案の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの考案によれば、各種の車両用コントロ ーラと各種の周辺電子部品とを同一空間に集中して配設したことにより、周辺電 子部品を同一箇所で取出すことができ、サービス性が向上するとともに、車両用 コントローラと周辺電子部品間のハーネスの長さが短くなって電気的な信頼性を 向上させ、また、防止対策を不要とし、さらに構成の簡略化を図り、しかも廉価 とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機を備えた車両における電子制御装置
の配置図である。
【図2】電子制御装置の組付状態の斜視図である。
【図3】電子制御装置のシステム構成図である。
【図4】車両に設置した電子制御装置の位置を説明する
概略図である。
【図5】手動変速機を備えた車両における電子制御装置
の組立状態の斜視図である。
【図6】手動変速機を備えた車両における電子制御装置
の配置図である。
【図7】従来における電子制御装置のシステム構成図で
ある。
【図8】従来における他の電子制御装置のシステム構成
図である。
【図9】従来における各種の車両コントローラ等の取付
状態を示す概略図である。
【図10】従来における自動変速機側ダイアグカプラの
取付状態を示す概略図である。
【図11】従来における燃料噴射制御用ダイアグモニタ
カプラの取付状態を示す概略図である。
【図12】従来におけるダイアグノーシスモニタランプ
の取付状態を示す概略図である。
【符号の説明】
2 車両 4 エンジン 6 床材 10 電子制御装置 12 エンジンコントローラ 14 自動変速機コントローラ 16 エンジン側ダイアグカプラ 20 自動変速機側ダイアグカプラ 36 空間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の各部を制御する各種の車両用コン
    トローラとこの車両用コントローラの各種の周辺電子部
    品とを備えた車両用電子制御装置において、前記各種の
    車両用コントローラと前記各種の周辺電子部品とを同一
    空間に集中して配設したことを特徴とする車両用電子制
    御装置。
JP085840U 1991-09-25 1991-09-25 車両用電子制御装置 Pending JPH0526662U (ja)

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