JP2005022961A - ガラス組成物、混合体、ペースト、グリーンシートおよびpdp - Google Patents

ガラス組成物、混合体、ペースト、グリーンシートおよびpdp Download PDF

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祥郎 黒光
Ryuji Uesugi
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邦夫 菅村
Seiji Toyoda
誠司 豊田
Shigeru Fujino
茂 藤野
Hiromichi Takebe
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Abstract

【課題】 無鉛で作業温度を550℃より低下でき熱膨張率が所望の値となる耐水性の高いガラスを提供する。
【解決手段】 ガラス成分として、35モル%以上かつ45モル%以下のPと、45モル%以上かつ55モル%以下のZnOと、5モル%以上かつ15モル%以下のCaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物と、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PDP(plasma display panel:プラズマディスプレイパネル)、等に用いて好適なガラス組成物、混合体、ペースト、グリーンシートに関するものである。
PDPは、通常多数の微小な放電セルを縦横(マトリクス状)に配列し、必要な部分のセルを放電発光させることにより、文字や図形が表示されるようになっている。このPDPは、電極構造の点で金属電極がガラス誘電体材料で覆われるAC型と、放電空間に金属電極が露出しているDC型とに分類される。
例えばAC型のPDPは、ガラス基板上に所定の間隔をあけて形成された複数のバリアリブ(隔壁)を介して前面ガラスとなる別のガラス基板を被せることにより構成される。前面ガラス基板のガラス基板への対向面にはMgO(酸化マグネシウム)等の保護膜により被覆された表示電極及び誘電体層が形成され、ガラス基板と前面ガラス基板とバリアリブにて区画形成された微細空間(以下、放電セルという)内にはアノード放電極であるアドレス電極及び蛍光体層がそれぞれ形成され、アドレス電極は必要に応じて絶縁層(誘電体層)により保護される。また放電セル内には放電ガスが注入される。
このように構成されたPDPでは、表示電極とアドレス電極との間に電圧を印加して放電セル内の蛍光体層を選択的に放電発光させることにより、文字や図形を表示できるようになっている。
上記PDPのガラス基板上に形成されるバリアリブおよび絶縁層(誘電体)のガラス組成物として、特許文献1が開示されている。しかし、上記特許文献1のような従来のガラス組成物では、鉛成分を含有するため、ガラス組成物の密度が大きいためガラス基板の重量増大や、ガラス基板の反り発生という問題点や、さらに、近年環境汚染原因への配慮をする必要があり、無鉛の材質を使用したいという要求が非常に大きくなっていた。
これらの点を解消するために、鉛成分を含まないガラスが、特許文献2〜4に開示されている。これらの技術には、燐酸系ガラス等の無鉛ガラスとアルミナ等セラミック成分とを含むものなどが記載されている。
また、PDPにおいて、バリアリブに用いられるガラスセラミック複合材に対して要求される特性としては、曲げ強度等の機械的特性が優れるだけでなく、プラズマ発生による蛍光体層からの光をパネル前面に効率よく反射させ、輝度を向上させるために可視光での光反射特性が高いことが求められる。また、PDP使用時の温度上昇などに対応するために、バリアリブとガラス基板との熱膨張率を一定範囲に収める必要がある。
このような要請から、セラミック成分としてはアルミナが採用されることがあった。
特開平3−170346号公報 特開平8−301631号公報 特開平11−322365号公報
しかし、上記特許文献2,3の技術では、焼成温度を下げるためPを多量に含んでいるが、Pを多量に含むと、ガラスの熱膨張率がガラス基板に対して大きくなり、セラミックフィラーを多量に添加して、熱膨張率をガラス基板と整合させる必要があり、このフィラーの多量の添加により、焼成後の構造が多孔質になり、強度が低下し、更に放電特性も低下する問題点があった。
また、Pを低減した場合には焼成温度が高くなるという問題がある。
PDPに使用するガラス組成物には、次の様な特性を有するという要求がある。
1.熱膨張率α=(85±5)×10−7/℃
2.作業温度(焼成温度)Tw≦550℃
ここで、1.はガラス組成物とガラス基板との熱膨張率が異なりすぎないためであり、2.は、焼成温度が高いとガラス基板の反り等が発生しやすくなるためである。
さらに、上記の各特許文献には、P,ZnO,MgO,CaO,BaO,SiO,B,Al,TiO,MoO,などがガラス組成物に含まれる物質として記載されるが、このような無鉛物質の組み合わせで、作業温度(焼成温度)を低下するための軟化点を低下することができ、同時に、PDP前面ガラス基板に使用することのできない結晶質となってしまうことなくガラス質(非晶質)を維持する組成物は知られていなかった。
本発明は、無鉛で、かつ、耐水性を維持し、熱膨張率が所望の値となるとともに、PDPに使用した場合にガラス基板に生じる熱歪みをできるだけ低減するために作業温度(焼成温度)を550℃より低下することができ、かつ、結晶質化してしまうことなくガラス(非晶質)を維持するガラス組成物を提供することを目的としている。
さらに、本発明の目的は、無鉛で耐水性を維持し、ガラス基板との熱膨張率を整合させて、ガラス基板との間でクラックの発生を防止するバリアリブまたは誘電体、ペースト、混合体、および、PDPを提供することにある。
本発明は、鉛を含まないガラス組成物であって、
本発明は、ガラス成分として、
35モル%以上かつ45モル%以下のPと、
45モル%以上かつ55モル%以下のZnOと、
5モル%以上かつ15モル%以下のCaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物と、
を含むことにより上記課題を解決した。
本発明において、ZnOとPとの比ZnO/Pが1より大きいことが望ましい。
本発明は、また、ガラス成分として、
ZnOと、Pと、SrOと、
0重量%以上かつ1.5重量%以下Al,SiO,CaO,KO,PbO,CuO,Fe,SOおよびNiOからなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物と、
を含むことができる。
本発明の混合体は、上記のガラス組成物に、セラミックフィラー物としてアルミナ,チタニア,ジルコン,シリカ,コーディエライト,ムライト,β−ユークリプタイト,スポジューメン,アノーサイト,セルシアン,フォルステライト及びチタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上のセラミックを混合したことが好ましい。
前記セラミックフィラー物の粒径が、0.05〜0.5μmの範囲とされてなることができる。
本発明のペーストは、上記のガラス組成物又は上記の混合体と、樹脂と、溶剤とを含むことが望ましい。
本発明のグリーンシートは、上記のガラス組成物又は上記の混合体と、樹脂と、溶剤とを含むこともある。
本発明のバリアリブは、上記のペースト又は上記のグリーンシートを焼成したことが可能である。
本発明の誘電体は、上記のペースト又は上記のグリーンシートを焼成した手段を採用することができる。
本発明のPDPは、少なくとも上記のバリアリブかまたは上記の誘電体の一方を有する。
本発明のガラス組成物は、ガラス成分として、上記のような成分比でP、とZnと、Ca,Sr,Baから選択される1種類以上と、を含むガラス組成物とされ、または、ガラス成分として、上記のような成分比でPと、ZnOと、CaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1以上のアルカリ土類金属の酸化物と、を含むのもとされることにより、このガラス組成物では、鉛成分を含ず上記誘電体(絶縁体)の耐水性を維持した状態で、作業温度Tw(焼成温度)を550℃より低くして、しかもガラス(非結晶質)の状態を維持することができる。
このため、ガラス基板に歪みを発生させることなく、また、鉛成分を含まないため上記誘電体の重量を軽減でき、環境を汚染することもなく、さらにPが比較的少ないため、上記誘電体の耐水性を向上することができる。さらに、熱膨張率を
α=(85±5)×10−7/℃
の範囲に設定することができ、バリアリブや誘電体にクラックを生じることがない。
さらに、本発明は、ガラス成分として、ZnOと、Pと、SrOと、0重量%以上かつ1.5重量%以下のAl,SiO,CaO,KO,PbO,CuO,Fe,SOおよびNiOからなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物と、を含むことにより、ガラス基板に歪みを発生させることなく、また、鉛成分を含まないため上記誘電体の重量を軽減でき、環境を汚染することもなく、さらにPが比較的少ないため、上記誘電体の耐水性を向上することができる。さらに、熱膨張率を
α=(85±5)×10−7/℃
の範囲に設定することができ、バリアリブや誘電体にクラックを生じることがない。
本発明は、また、上記のガラス組成物に、セラミックフィラー物としてアルミナ,チタニア,ジルコン,シリカ,コーディエライト,ムライト,β−ユークリプタイト,スポジューメン,アノーサイト,セルシアン,フォルステライト及びチタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上のセラミックを混合した混合体である。この混合体では、ガラス組成物にセラミックフィラー物を混合することにより、焼成後に得られたバリアリブや誘電体の強度を向上することができる。
上記ガラス組成物又は混合体に、樹脂(高分子樹脂)と溶剤とを混合してバリアリブまたは誘電体用のペーストを作製するか、或いは上記ガラス組成物又は混合体に、高分子樹脂と溶剤とを混合してバリアリブ又は誘電体用グリーンシートを作製することが好ましい。また上記ガラス組成物又は混合体を焼成して誘電体、或いはFPDのバリアリブ又は絶縁層(誘電体層)を形成することが好ましい。更に上記ガラス又は混合体に、導電体粉末,抵抗体粉末又は誘電体粉末と、高分子樹脂と、溶剤とを含むペーストを作製し、それを基板に塗布し、乾燥・焼成して、導電体、抵抗体又は誘電体用厚膜を形成することが好ましい。
本発明によれば、ガラス成分として、35モル%以上かつ45モル%以下のPと、45モル%以上かつ55モル%以下のZnOと、5モル%以上かつ15モル%以下のCaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物と、を含むことにより、作業温度Tw(焼成温度)を550℃より低くして、しかもガラス(非結晶質)の状態を維持することができるとともに、耐水性を向上することができ、さらに、熱膨張率αを8510−7〜90×10−7/℃の範囲に設定することができる。
以下、本発明に係るガラス組成物、混合体、ペースト、グリーンシート、バリアリブおよびPDPの一実施形態を、図面に基づいて説明する。
本実施形態においては、各元素を酸化物換算で表すと、図1の三角組成図に点A,B,C,D,E,Fで囲まれる範囲として示すように、ガラス成分として、35モル%以上かつ45モル%以下のPと、45モル%以上かつ55モル%以下のZnOと、5モル%以上かつ15モル%以下のCaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物と、を含むものである。
なお、図1では、アルカリ度類金属の酸化物としてSrOを選択したガラス化形成範囲の例を示している。
を35モル%以上かつ45モル%以下に限定したのは、35モル%以下ではガラスを形成できず、45モル%を越えると焼成物の耐水性が悪く、焼成物の熱膨張率がガラス基板の熱膨張率より高くなるからである。なお、熱膨張率の上昇防止と軟化点の低減と耐水性劣化の防止の点から、上記Pは38モル%以上かつ42モル%未満であることが更に好ましい。またZnOを45モル%以上かつ55モル%以下に限定したのは、45モル%未満では熱膨張率が高くなり、55モル%を越えると軟化点が高くなるからであり、このZnOは48〜52モル%であることが更に好ましい。
CaO、SrO及びBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物を5モル%以上かつ15モル%以下に限定したのは、5モル%未満では軟化点が高くなる不具合があり、また、図1の三角組成図に示すように、15モル%を越えるとガラスにならない不具合があるからであり、この酸化物は8〜12モル%であることがさらに好ましい。ここで、図1においては、白丸はガラス状体を示しており、また、黒丸は非ガラス状態、つまり結晶質となった状態を示している。つまり、図1に符号Mで示す実線よりも上側の範囲がガラス化する組成範囲である。
一方、セラミックフィラー物としては、ジルコン,アルミナ,チタニア,コーディエライト,ムライト,β−ユークリプタイト,スポジューメン,アノーサイト,セルシアン,フォルステライト及びチタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上のセラミックを含む。ガラス組成物にセラミックフィラー物を混合するのは、例えば上記ガラス組成物を用いたPDP用バリアリブをガラス基板上に形成する場合、このバリアリブの強度を上げるためである。
[1]ガラス組成物の粉末の作製方法
本実施形態のガラス試料の調整においては(NH)3PO・3HO(95%)、ZnO(99.9%)と、SrCO(99.99%)を用いた。各粉末を、酸化物換算でP:35モル%以上かつ45モル%以下、ZnO:45モル%以上かつ55モル%以下、CaO,SrO及びBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物:5モル%以上かつ15モル%未満、の比で秤量した。上記の組成比、および所定の組成比で混合した約0.03kgのバッチを、アルミナるつぼを用いて1200℃で1時間溶融した。これらの融液についてはその一部はカーボン板上に約0.01kg流し出し冷却した後、粉砕用アルミナ乳鉢で細かく砕き、325#(メッシュ)のふるいを用いて分級しガラス粉末を得た。
[1−2]ガラス化確認
上記融液を冷却し、粉砕分級を施して得た粉末試料については、X線回折装置(XRD)を用い、回折角θ=10〜70°の範囲で測定をおこない、ガラス化の有無を確認した。
[1−3]熱膨張率の測定
熱膨張率測定用の試料については、融液をカーボンモールド内に流し込んだ後、ガラス転位温度Tg付近で1時間アニールをおこなった。アニール後に得られた試料は3mm×3mm×15mmの棒状に切り出し、各面を研磨した後測定用資料とした。
測定は、試料と同形状のα−Alを標準試料とする熱機械分析装置を用い、昇温速度5℃/minで測定し、温度範囲25〜300℃までの熱膨張率(α)を求めた。
[1−4]作業温度Twの決定
粉末状試料を12mmφ×5mmのペレット状に成形し、その成形体をPDP用基板ガラスの上に載置し、ガラスを30°傾斜させて、所定の温度で30分焼成をおこなった。上記ガラス試料が軟化流動を起こし始めたときの温度を作業温度(Tw)とした。
[2]混合体の作製方法
上記ガラス組成物の粉末と、アルミナ,チタニア,ジルコン,シリカ,コーディエライト,ムライト,β−ユークリプタイト,スポジューメン,アノーサイト,セルシアン,フォルステライト及びチタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上のセラミック粉末(セラミックフィラー物の粉末)とを所定の体積比になるように秤量し、ボールミル等を用いて大気中において1〜24時間混合し、混合体を得る。
[3]ガラスペースト,ガラス−セラミック混合ペースト及びグリーンシートの作製方法
上記ガラス組成物の粉末又は混合体に対し、エチルセルロース(EC)やアクリル樹脂等の高分子樹脂と、溶媒として純水、α−テルピネオールやブチルカルビトールアセテート等を添加して所定の重量比になるように調整し、3本ロール等で十分に混練することにより、ペーストを得る。
なお、混合体中のセラミックフィラー物の粉末はガラス組成物の粉末の重量に対して5〜30重量%の範囲であることが好ましく、かつガラス組成物の粉末の容積に対して30容積%以下であることが好ましい。セラミックフィラー物の粉末が30重量%以上かつ30容積%以上になると、焼成して得られた誘電体が多孔質になり、好ましくないからである。またペーストの各成分の配合比は、ガラス組成物の粉末及びセラミックフィラー物を70〜90重量%、高分子樹脂を1〜5重量%、溶剤を8〜25重量%であることが好ましい。またこのペーストを用いてグリーンシートを作製してもよい。
[4]誘電体の作製方法
上記ガラス組成物の粉末又は混合体ををプレス成形法により所定の形状に成形し、或いは上記ペーストをスクリーン印刷法,押出し成形法,射出成形法等により所定の形状に成形した後に、この成形体を120℃でオーブン中に静置し溶媒を蒸発させて乾燥した混合物を、550℃以下で焼成することにより誘電体を得る。
[5]導電体ペースト又は抵抗体ペーストの作製方法
上記ガラス組成物の粉末又は混合体に対し、導電体粉末又は抵抗体粉末と、高分子樹脂と、溶剤とを添加し、3本ロール等で十分に混練することにより、ペーストを得る。
上記導電体粉末としてはAg,Ag−Pd,Ag−Pt,Au,Al,等が用いられ、抵抗体粉末としてはRuO,PbRu6.5,Ag−Pd等が用いられることが好ましい。また高分子樹脂としてはエチルセルロース,アクリル樹脂等が用いられ、溶剤としてはα−テルピネオール,ブチルカルビトールアセテート等が用いられることが好ましい。
なお、ペースト中の各成分の配合比は、ガラス組成物の粉末及びセラミックフィラー物が5〜45重量%、導電体粉末又は抵抗体粉末が50〜90重量%、高分子樹脂が1〜5重量%、溶剤が4〜25重量%であることが好ましい。上記ペーストをスクリーン印刷法などにより、所定の形状にパターニングし、乾燥・焼成することにより導電体厚膜又は抵抗体厚膜を得る。
次に上記ガラス−セラミック混合ペーストを用いてサンドブラスト法によりPDP用バリアリブの作製方法を説明する。
図2に示すように、先ずガラス基板10上に、上記ペーストを用いてテーブルコーター法によりペースト膜11を形成する。次いでこのペースト膜11を有するガラス基板10を100〜200℃の温度で10〜30分間乾燥した後に、300〜400℃の温度で0.5〜3時間仮焼成を行う。この仮焼成を行ったペースト膜11表面にラミネータを用いて感光性ドライフィルムレジスト12(以下、DFRという)を積層した後に、DFR12上にフィルムマスク13を置き、中心波長254nmの紫外線を照射し、露光を行う。次に露光を行ったガラス基板10に対し、濃度が0.1〜5%のNaCO水溶液を噴霧し、未露光部を除去し、現像を行う。この現像を行ってDFRパターン層16を有するガラス基板10に対し、アルミナ粉末等の砥粒を用いてサンドブラストを行い、DFRパターン層16が形成されていない部分を除去することにより、ガラス基板10上にリブ状物18を形成する。更に温度550℃以下で0.1〜2時間焼成を行うことにより、ガラス基板10上にバリアリブ14を形成する。
図3は本発明の第2の実施の形態を示す(厚膜印刷法によるPDP用バリアリブの作製方法)。
この実施の形態では、ガラス基板10の表面に上記ペーストを厚膜印刷法により所定のパターンで位置合わせをして重ね塗りした後に100〜200℃で10〜30分間乾燥することにより、ガラス基板10上にペースト膜31を形成する。この工程を多数回繰返してペースト膜31を所定の高さに形成した後に550℃以下で焼成することにより、ガラス基板10上に所定の間隔をあけてバリアリブ34を形成する。なお、図示しないがガラス基板上に、上記ペーストを用いてスクリーン印刷によりベタ膜を形成し、この基板を100〜200℃の温度で10〜30分間乾燥した後に、550℃以下の温度で0.5〜3時間焼成を行うことにより、基板上に誘電体層(白色絶縁層)を形成してもよい。
図4は本発明の第3の実施の形態を示す(AC型PDPにおける背面パネルの作製方法)。
先ずガラス基板10上に、Ag等の導電ペーストをスクリーン印刷法により所定の間隔をあけて50〜200μm幅の帯状のパターンを形成し、温度100〜200℃で10〜30分間乾燥した後に、温度550〜580℃で0.1〜1時間焼成することにより、ガラス基板10上にアドレス電極51を形成する。このガラス基板10上に、上記第1の実施の形態で作製されたペーストを用いてスクリーン印刷法によりペースト膜を形成し、温度100〜200℃で10〜30分間乾燥した後に、温度550℃以下で0.5〜3時間焼成することにより、ガラス基板10上に誘電体層52を形成する。
次いでこのガラス基板10上に、上記第1の実施の形態で作製されたペーストを用いてテーブルコーター法によりペースト膜11を形成し、温度100〜200℃で10〜30分間乾燥した後に、温度300〜400℃で0.5〜3時間仮焼成する。この仮焼成したペースト膜11表面にラミネータを用いてDFR12を積層した後に、DFR12上にフィルムマスク13を置き、中心波長254nmの紫外線を照射し、露光を行う。次に露光を行ったガラス基板10に対し、濃度が0.1〜5%のNa2CO3水溶液を噴霧し、未露光部を除去し、現像を行う。この現像を行ってDFRパターン層16を有するガラス基板10に対し、アルミナ粉末等の砥粒を用いてサンドブラストを行い、DFRパターン層16が形成されていない部分のペースト膜11を除去することにより、ガラス基板10上に誘電体層52を介してリブ状物18を形成する。
このガラス基板10を温度550℃以下で0.1〜2時間焼成することにより、ガラス基板10上に誘電体層52を介してバリアリブ14を形成する。更にバリアリブ14間のセル17内面に、図示しないが紫外線により赤色,緑色又は青色を発光する蛍光体粉末からなるペーストを用いて、それぞれスクリーン印刷法により落とし込み印刷を行い、温度100〜200℃で10〜30分間乾燥した後に、温度450〜550℃で0.1〜2時間焼成することにより、AC型PDP用背面板50を得る。
図5及び図6は本発明の第4の実施の形態を示す(くし歯を有するブレードによるPDP用バリアリブの作製方法)。
発明者らはガラス基板全面にバリアリブ用ペーストをベタ塗りした後、先端に細かい凹凸形状を施したブレード(刃)を用いてペーストを掻き取るブレード成形法(Blade deforming process)を採用した。この方法は、所望の形状を有するバリアリブが得られるとともに工程を短縮できることと、基板から不要なペーストを除去した後もそのペーストを再利用できることから、PDPの製造プロセスで最もコストのかかる工程において、低コストにてバリアリブを形成できる点を特徴としている。図4において、符号10はガラス基板、71はペースト膜、72はブレード、72aはエッジ、72bはくし歯、73はリブ状物である。
上記ブレード72には複数のくし歯72bが等間隔にかつ同一方向に形成される。このブレード72はペーストとの反応やペーストに溶解されることのない金属、セラミック又はプラスチック等により作られ、特に、寸法精度、耐久性の観点からセラミック若しくはFe,Ni,Co基の合金が好ましい。
ブレード72又はガラス基板10の移動により、ガラス基板10表面に塗布されたペーストのうちブレード72のくし歯72bに対応する箇所はくし歯72bの間の隙間に移動するか若しくは掃き取られ、くし歯72bの間の隙間に位置するペーストのみがガラス基板10上に残存してガラス基板10表面にセラミックキャピラリリブ73が形成される。くし歯の溝の深さがペースト膜71の厚さより大きい場合にはブレード72又はガラス基板10を移動するときに掃き取られたペーストが溝に入り込み、ペースト膜71の厚さ以上の高さを有するリブ状物73を形成できる。
このようして形成されたリブ状物73は、100〜200℃で10〜30分間乾燥されて、焼成することにより図5に示すバリアリブ74になる。
このときの焼成は550℃以下0.1〜2時間程度である。
図7及び図8は本発明の第5の実施の形態を示す(くし歯を有するブレードによるPDP用バリアリブ及びPDP用誘電体層の作製方法)。
この実施の形態では、ガラス基板10の表面に上記ペーストを塗布して形成されたペースト膜71に対して、くし歯72bを有するブレード72のエッジ72aをガラス基板10表面から所定の高さ浮上した状態でブレード72又はガラス基板10を一定方向に移動することにより、ガラス基板10表面にリブ下地層91が形成され、このリブ下地層91上にリブ状物92が形成される(図7)。
上記リブ下地層91およびリブ状物92は100〜200℃で10〜30分間乾燥されて、550℃以下0.1〜2時間焼成されることにより、図8に示すガラス基板10上に形成された誘電体層93と、この誘電体層93上に形成されたバリアリブ94となる。
上記の各実施形態のバリアリブを用いて、PDPを製造することができる。
図9および図10に示すように、AC型のPDP20は背面ガラス基板10上に所定の間隔をあけて形成されたバリアリブ14を介して前面ガラス基板23を被せることにより構成される。前面ガラス基板23の両面のうち背面ガラス基板10に対向する面には表示電極26および透明誘電体層27を介して保護膜24aが形成される。
背面ガラス基板10と前面ガラス基板23とバリアリブ14とにより多数の放電セル28が区画形成され、背面ガラス基板10上には放電セル28内に位置しかつ上記表示電極26に対向するようにアドレス電極29が形成される。また放電セル28内にはバリアリブ14の側面から背面ガラス基板10の上面にかけて蛍光体層21が形成される。更に放電セル28内には放電ガスが注入される。
次に本発明のバリアリブ又は誘電体層用ペーストにおける実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
モル%比で、
SrO:ZnO:P=10:50:40
を含むガラス粉末(ガラス組成物)を用意した。
上記ガラス粉末は、具体的には、Pとして(NHPO・3HOを、ZnO,SnOとしてSnCO をそれぞれ所定の成分になるように混合し、前述の[1]ガラス組成物の粉末の作製方法に準じてガラス組成物を作製しこれを実施例1とした。
<実施例2〜10>
同様にして、モル%比で次の比率で含むガラス粉末(ガラス組成物)を実施例1と同様に作成し各実施例とした。
実施例2
SrO:ZnO:P=10:55:35
実施例3
SrO:ZnO:P=10:60:30
実施例4
CaO:ZnO:P=10:50:40
実施例5
CaO:ZnO:P=10:45:45
実施例6
CaO:ZnO:P=12:45:43
実施例7
BaO:ZnO:P=10:50:40
実施例8
BaO:ZnO:P=15:45:40
実施例9
BaO:ZnO:P=5:55:40
実施例10
SrO:CaO:BaO:ZnO:P=4:3:3:50:40
<比較例>
同様にして、モル%比で、
比較例1
SrO:ZnO:P=15:55:30
比較例2
SrO:ZnO:P=5:55:50
を含むガラス粉末(ガラス組成物)を実施例1と同様に作成し各比較例とした。
なお、上記の実施例比較例において、アルカリ土類金属の酸化物であるCaO,BaOとしては、それぞれCaCO,BaCOを使用した。
<比較試験及び評価>
上記の各実施例比較例の焼成後、上記[1−2]ガラス化確認に従いガラス化したかどうかを観察するとともに、上記[1−4]作業温度Twの決定に従い作業温度を決定し、また、上記[1−3]熱膨張率の測定に従って熱膨張率を測定した。これらの結果を表1に示す。
耐水性試験
粉末状試料を12mmφ×5mmのペレット状に成形し、その上記[1−4]の作業温度Twにて焼成をおこなった試料を水中に1時間入れ、その重量変化から耐水性を評価した。この結果も表1に記載する。
ここで、重量変化が1%未満のサンプルを0.1%以上のサンプルを×とした。
Figure 2005022961
上記の結果から、図1における点A,点B,点C,点D,点E,点Fで囲まれた範囲から外れると、ガラス化しない、作業温度が高くなる、熱膨張率が所定の範囲外となる、耐水性が悪くなり好ましくないことがわかる。
<他の実施例>
また、表2、表3に他の実施例として、本発明のガラス粉末(ガラス組成物)の組成を記載する。
Figure 2005022961
Figure 2005022961
この分析結果によれば、ガラス成分として、ZnOと、Pと、SrOと、0重量%以上かつ1.5重量%以下Al,SiO,CaO,KO,PbO,CuO,Fe,SOおよびNiOからなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物と、を含むことがわかる。
本発明に係るガラス組成物の一実施形態におけるSrO,ZnO,P,の組成比とガラス化の可否を示す三角組成図である。 本発明第1実施形態のPDP用バリアリブを作製するための工程を示す断面図。 本発明第2実施形態のPDP用バリアリブを作製するための工程を示す断面図。 本発明第3実施形態のPDP用バリアリブ及びPDP用誘電体層を作製するための工程を示す断面図。 本発明第4実施形態のリブ状物の成形状態を示す斜視図。 図5のA−A線断面におけるリブ状物を乾燥,加熱及び焼成することにより得たPDP用バリアリブを示す断面図。 本発明第5実施形態のリブ下地層付バリアリブの成形状態を示す図4に対応する斜視図。 図7のB−B線断面におけるリブ下地層付バリアリブを乾燥、加熱及び焼成することにより得たバリアリブを示す図6に対応する断面図。 本発明の実施形態に係るPDPにおける前面ガラス基板の断面図である。 本発明の実施形態に係るPDPの要部断面図である。
符号の説明
10 ガラス基板
14,34,74,94 バリアリブ
52,93、27 誘電体層

Claims (10)

  1. ガラス成分として、
    35モル%以上かつ45モル%以下のPと、
    45モル%以上かつ55モル%以下のZnOと、
    5モル%以上かつ15モル%以下のCaO,SrOおよびBaOからなる群より選ばれた1種又は2種以上のアルカリ土類金属の酸化物と、
    を含むガラス組成物。
  2. ZnOとPとの成分比ZnO/Pが1より大きいことを特徴とする請求項1記載のガラス組成物。
  3. ガラス成分として、
    ZnOと、Pと、SrOと、
    0重量%以上かつ1.5重量%以下のAl,SiO,CaO,KO,PbO,CuO,Fe,SOおよびNiOからなる群より選ばれた1種又は2種以上の酸化物と、
    を含む請求項1または2記載のガラス組成物。
  4. 請求項1から3のいずれか記載のガラス組成物に、セラミックフィラー物としてアルミナ,チタニア,ジルコン,シリカ,コーディエライト,ムライト,β−ユークリプタイト,スポジューメン,アノーサイト,セルシアン,フォルステライト及びチタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1種又は2種以上のセラミックを混合した混合体。
  5. 前記セラミックフィラー物の粒径が、0.05〜0.5μmの範囲とされてなる請求項4記載の混合体。
  6. 請求項1から3のいずれか記載のガラス組成物又は請求項4または5記載の混合体と、樹脂と、溶剤とを含むペースト。
  7. 請求項1から3のいずれか記載のガラス組成物又は請求項4または5記載の混合体と、樹脂と、溶剤とを含むグリーンシート。
  8. 請求項6記載のペースト又は請求項7記載のグリーンシートを焼成したバリアリブ。
  9. 請求項6記載のペースト又は請求項7記載のグリーンシートを焼成した誘電体。
  10. 少なくとも請求項8記載のバリアリブまたは請求項9記載の誘電体の一方を有するPDP。
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