JP2005017326A - 電子機器およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カメラ1の筺体の底面1−5には、右方の端部の近傍に、三脚2を装着するための三脚座15が、左方の端部の近傍に、燃料電池43を収納する電池室44の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴45が、それぞれ配置されている。これにより、カメラ1に三脚2が接続された場合であっても、空気穴45が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室44に収納されている燃料電池43に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池43は、十分な発電量を維持することが可能になる。本発明は、カメラに適用可能である。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器およびカメラに関し、特に、電子機器またはカメラの電源として燃料電池が利用される場合、燃料電池が発電するために必要な酸素を燃料電池に確実に供給することができるようにした電子機器およびカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機やカメラ等に代表される電子機器の小型化および高機能化が進み、電子機器の電源となる電池に対しても、これまで以上の小型化および高機能化が要求されている。
【0003】
そのような要求を満たす電池として、リチウムイオン電池等の従来利用されている電池と比較してエネルギー密度の濃い小型の燃料電池が、最近注目を集めており、その燃料電池を電源とする電子機器の商品化の研究および開発が行われている。
【0004】
なお、このように、燃料電池を電源とする電子機器については、いまだ研究および開発の段階であり、このため、適切な先行技術文献が存在しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そのような燃料電池が発電するためには、十分な量の酸素が必要であり、そのため、空気中の酸素を燃料電池に供給することが考えられている。この場合、筺体の内部に収納された燃料電池に対して、筺体の外部の空気が十分に接触する必要がある。
【0006】
ところで、ユーザは、小型の電子機器、例えば、カメラを利用する場合、その筺体を、ユーザ自身の手で保持したり、三脚等を接続して保持したりして利用する。即ち、小型の電子機器は、大型のテレビジョン受像機のように、所定の場所に常に固定されて(所定のものに所定の場所を保持されて)利用されるものではなく、様々なものに様々な場所が保持されて利用される。
【0007】
また、最近、小型の電子機器は、その性能のみならず、デザイン性も要求されるようになっている。
【0008】
従って、燃料電池を電源とする電子機器の商品化のためには、電子機器の筺体がどのような状態で保持されても、その筺体の内部に収納された燃料電池に対して、空気が十分接触することが可能な工夫が必要である。さらに、デザイン性を損なわない工夫も必要である。
【0009】
しかしながら、そのような工夫として有効なものが、いまだ開発されていないという課題があった。
【0010】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、電子機器またはカメラの電源として燃料電池が利用される場合、燃料電池が発電するために必要な酸素を燃料電池に確実に供給することができるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の電子機器は、電源となる燃料電池を収容する電池室と、第1の電子機器の筺体の所定の面に配置される、電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する開口部と、開口部が配置されるのと同一の面に配置される、第1の電子機器に対して他の装置を装着するための装着部とを備え、装着部を、その筺体の面の一方の端部の近傍に配置し、開口部を、他方の端の近傍に配置することを特徴とする。
【0012】
第1の電子機器は、カメラであり、他の装置は、三脚であり、装着部は、三脚座であるようにすることができる。
【0013】
三脚座を、上述した筺体の面と略平行なカメラの撮影光軸に対して、右側と左側のうちの一方に配置し、開口部を他方の側に配置するようにすることができる。
【0014】
三脚座と開口部のそれぞれを、上述した筺体の面と略平行な撮影光軸方向の一方の端部の近傍と他方の端部の近傍のそれぞれに配置するようにすることができる。
【0015】
撮影レンズをその正面に有する鏡筒をさらに設け、開口部と三脚座が配置される面は、撮影レンズが配置される側の筺体の正面と略垂直な、筺体の下面であり、電池室を、筺体内の、筺体の背面と鏡筒の背面の間に配置し、開口部を、筺体の下面のうちの電池室の下方の部分に配置するようにすることができる。
【0016】
本発明の第1の電子機器においては、その筺体を構成する所定の面の、一方の端部の近傍に、第1の電子機器に対して他の装置を装着するための装着部が、他方の端部の近傍に、第1の電子機器の電源となる燃料電池を収容する電池室の内部の空間を、筺体の外部に連通する開口部が、それぞれ配置される。
【0017】
本発明の第2の電子機器は、電源となる燃料電池を収容する電池室と、第2の電子機器の筺体の所定の面に配置される、電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する開口部と、開口部が配置されるのと同一の面に配置される、第2の電子機器に対して他の装置を装着するための装着部とを備え、開口部を、その筺体の面のうちの、装着部が配置される第1の部分よりも凹んだ第2の部分に配置することを特徴とする。
【0018】
第2の電子機器は、カメラであり、他の装置は、三脚であり、装着部は、三脚座であるようにすることができる。
【0019】
本発明の第2の電子機器においては、その筺体の所定の面のうちの、第1の部分に、第2の電子機器に対して他の装置を装着するための装着部が、第1の部分よりも凹んだ第2の部分に、第2の電子機器の電源となる燃料電池を収容する電池室の内部の空間を、筺体の外部に連通する開口部が、それぞれ配置される。
【0020】
本発明の第3の電子機器は、電源となる燃料電池を収容する電池室と、第3の電子機器の筺体の第1の面に配置される、電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する第1の開口部と、第1の面とは異なる筺体の第2の面に配置される、電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する第2の開口部とを備えることを特徴とする。
【0021】
第3の電子機器は、撮影レンズを有するカメラであり、第1の面は、撮影レンズが配置される側の筺体の正面と略垂直な、筺体の下面であるようにすることができる。
【0022】
本発明の第3の電子機器においては、その筺体の第1の面に、第3の電子機器の電源となる燃料電池を収容する電池室の内部の空間を、筺体の外部に連通する第1の開口部が配置されるとともに、第1の面とは異なる筺体の第2の面に、その電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する第2の開口部がさらに配置される。
【0023】
本発明の第4の電子機器は、電源となる燃料電池を収容する電池室を備え、電池室のうちの少なくとも一部が、電池室の内部の空間を、第4の電子機器の筺体の外部に連通する開口部を有する外観部材により形成されることを特徴とする。
【0024】
外観部材は、燃料電池を電池室に収容する場合に開閉される蓋であるようにすることができる。
【0025】
開口部を電池室側から覆う、通気性を有する通気性部材をさらに設けるようにすることができる。
【0026】
第4の電子機器は、カメラであるようにすることができる。
【0027】
本発明の第4の電子機器においては、電源となる燃料電池を収容する電池室が設けられ、その電池室のうちの少なくとも一部が、電池室の内部の空間を、その筺体の外部に連通する開口部を有する外観部材により形成される。
【0028】
本発明のカメラは、三脚座と、燃料電池を収容可能な電池室と、その電池室内の燃料電池と外部の空気との接触を可能にするための開口部を有するカメラであって、開口部は、三脚座と同一側面部に配置され、カメラの撮影光軸を挟んで、一方に三脚座を配置し、他方に開口部を配置していることを特徴とする。
【0029】
本発明のカメラにおいては、三脚座と、燃料電池を収容可能な電池室と、その電池室内の燃料電池と外部の空気との接触を可能にするための開口部が設けられ、開口部は、三脚座と同一側面部に配置され、カメラの撮影光軸を挟んで、一方に三脚座が配置され、他方に開口部が配置されている。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態が適用される電子機器としてのカメラの正面の外観の構成例を表している。
【0031】
図1に示されるように、カメラ1は、三脚2の雲台21に対して、取り付け可能とされている。
【0032】
カメラ1の筐体の正面1−1と略垂直な面のうちの、側面1−6には、ユーザが被写体を撮影する場合に押下するレリーズボタン11が設けられている。
【0033】
なお、以下、カメラ1の筺体の正面1−1と略垂直な側面のうちの、レリーズボタン11が配置される面1−6を上面と、その上面1−6と対向する面1−5を底面と、それぞれ称する。また、図1において、ここでは、例えば、カメラ1の筺体の底面1−5の法線方向のうちの、底面1−5から上面1−6に向かう方向が、上方向とされる。そのような上面、底面、および、上方向の関係については、特にことわりがない限り、他の図面(後述する他の実施形態)においても、同様とされる。
【0034】
カメラ1の筺体の正面1−1には、その上方の右端部に、ユーザが被写体を撮影する場合、フラッシュとして発光する発光部14が設けられており、その左隣に、ユーザが被写体を視認するためのファインダ12が設けられており、それらの下方に、被写体を撮影するための撮影レンズを有する鏡筒13が設けられている。
【0035】
カメラ1の筺体の底面1−5には、三脚座15が設けられており、三脚座15に、三脚2の三脚ネジ22がはめられることにより、カメラ1の筺体の底面1−5に、三脚2の雲台21が接続される。
【0036】
なお、以下、カメラ1が図1に示されるように配置された場合、鏡筒13(撮影レンズ)の中心から被写体に向かう正面1−1の法線33(垂線31と水平線32に略垂直な線33)を、撮影光軸と称する。
【0037】
図2は、図1のカメラ1の下面図である。即ち、図2は、カメラ1の筺体の底面1−5の外観の構成例を表している。
【0038】
なお、図2において、ここでは、例えば、撮影光軸33が仮想の垂線とされる。また、撮影光軸33方向のうちの、カメラ1の筺体の背面1−2(正面1−1と対向する面1−2)から正面1−1に向かう方向が、上方向とされる。
【0039】
図2に示されるように、カメラ1の筺体の底面1−5には、その右方の端部の近傍に、上述した三脚座15が設けられており、その左方の端部の近傍に、燃料電池43を収納する電池室44の蓋44−1が設けられている。電池室44の蓋44−1には、電池室44の内部の空間をカメラ1の筐体の外部に連通する空気穴45が設けられている。
【0040】
空気穴45は、電池室44に収納されている燃料電池43が発電に利用する酸素(空気)を、カメラ1の筺体の外部から電池室44の内部の空間(燃料電池43)に取り込むために設けられている。
【0041】
このように、カメラ1の筺体の底面1−5には、その左方の端部の近傍に、空気穴45が、右方の端部の近傍に、三脚座15が、それぞれ配置されている。換言すると、カメラ1の筺体の底面1−5には、撮影光軸33に対して、左側に空気穴45が、右側に三脚座15が、それぞれ配置される。
【0042】
このような配置は、空気穴45と三脚座15の距離を可能な限り離すことを目的として行われており、これにより、図2に示されるように、カメラ1に三脚2が接続された場合であっても、空気穴45が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室44に収納されている燃料電池43に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池43は、十分な発電量を維持することが可能になる。
【0043】
即ち、一般的に、三脚2にカメラ1が接続される場合、カメラ1の筺体の底面1−5の全てが、三脚2の雲台21に覆われるわけではなく、底面1−5の一部(図2の例では、略右半面)のみが覆われることが多い。そこで、空気穴45を、底面1−5のうちの三脚2の雲台21に覆われない部分に配置させるために、三脚座15が配置された方とは反対の方の端部の近傍に配置させる。特に、カメラ1が小型カメラである場合、三脚2は、小型三脚であることが多く、雲台21の面積も小さいので、その効果(空気穴45が雲台21に覆われることを防止する効果)は大きくなる。
【0044】
なお、空気穴45の配置位置は、底面1−5のうちの三脚2の雲台21に覆われない部分であれば、図2の例に限定されず、例えば、三脚座15が、底面1−5の左方の端部の近傍に配置された場合、空気穴45を右方の端部の近傍に配置するようにしてもよい。
【0045】
また、空気穴45が配置される面は、底面1−5に限定されないが、上述したように、最近、カメラの筺体に対してもデザイン性が求められているので、デザイン性を損なわないように、底面1−5に空気穴45を配置させるのが好適である。即ち、図1に示されるように、ユーザは、一般的に、底面1−5を下に向けてカメラ1を保持することが多いので、底面1−5に空気穴45を配置させれば、ユーザおよび被写体からはその空気穴45が見えなくなり、デザイン性を損なうこともない。
【0046】
図3は、カメラ1の、図2のA−A’部分の垂直断面を表している。
【0047】
図3に示されるように、カメラ1の筺体の内部には、左側(筺体の底面1−5と略垂直な側面1−4側)に、燃料電池43を収納する上述した電池室44が設けられている。
【0048】
カメラ1の筺体の底面1−5には、電池室44の下方の部分に、上述した電池室44の蓋44−1が設けられており、蓋44−1には、ヒンジ軸53、および、クリック54が設けられている。ユーザが燃料電池43を着脱する場合、クリック54を右方向に操作して、ヒンジ軸53を軸として蓋44−1を開ける。即ち、ヒンジ軸53は、蓋44−1が開閉される場合の軸であり、クリック54は、蓋44−1が閉じられている場合、蓋44−1が開かないように保持する保持部である。
【0049】
蓋44−1にはまた、上述した空気穴45が設けられており(蓋44−1には、複数の空気穴45が開けられており)、上述したように、カメラ1の筺体の外部の酸素(空気)が、空気穴45を介して電池室44に収納された燃料電池43に供給される。
【0050】
カメラ1の筺体の内部にはまた、電池室44の右隣に、上から順に、ファインダブロック52、および、鏡筒駆動系ギア台51が設けられており、ファインダブロック52の右隣に、上述した発光部14が設けられており、その下方に、発光部14を発光させるための回路が搭載された基板55、さらにその下方に、上述した三脚座15が設けられており、これらのファインダブロック52、鏡筒駆動系ギア台51、発光部14、基板55、および、三脚座15の間に、上述した鏡筒13が設けられている。
【0051】
なお、発光部14、鏡筒駆動系ギア台51、ファインダブロック52、および、基板55は、本発明とは直接関係なく、かつ、当業者にとって容易に理解が可能なものであるため、その詳細な説明は省略する。
【0052】
図4は、カメラ1の電気的な構成例を表すブロック図である。
【0053】
図4に示されるように、カメラ1には、上述した電池室44に収納された燃料電池43(図2と図3)を電源として、カメラ1の全体の動作を制御する主制御部61が設けられている。
【0054】
即ち、図示はしないが、主制御部61には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等が設けられており、CPUが、ROM等に記憶されているプログラムから、RAMにロードしたプログラムに従って、カメラ1の全体の動作を制御する。RAMにはまた、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0055】
換言すると、主制御部61は、後述する入力部62より入力される信号に応じて、後述する画像処理部64乃至LCD駆動部71のそれぞれを制御する。
【0056】
カメラ1にはまた、上述したレリーズボタン11(図1)等からなる入力部62、被写体を撮像し、画像信号として出力するCCD(Charge Coupled Device)63、CCD63からの画像信号に対して所定の画像処理を施す画像処理部64、レリーズボタン11が押下された場合、所定の露出時間の間、鏡筒13(図1)のレンズからの光を通すようにシャッタ(図示せず)を開放し、それ以外の場合、シャッタを閉めるシャッタモータ65、鏡筒13のレンズに対する絞り(図示せず)の絞り量を調整するフォーカシングモータ66、ズームを行うために鏡筒13を伸縮させるズーミングモータ69、および、ズーミングモータ69を制御するためのズームエンコーダ70が設けられている。
【0057】
カメラ1にはさらに、CCD63により撮像され、画像処理部64により画像処理が施された画像データを記憶するメモリカード67、その画像データの表示を制御するLCD(Liquid Crystal Display)駆動部71、LCD駆動部71の制御によりその画像データに対応する画像を表示するLCD72、並びに、上述した回路基板55(図3)および、発光部14から構成される、フラッシュとして機能するフラッシュ部68が設けられている。
【0058】
なお、主制御部61乃至LCD72のそれぞれは、本発明とは直接関係せず、当業者にとって理解が容易なため、その詳細な説明(カメラ1への搭載方法等の説明)は省略する。
【0059】
また、カメラ1の電源は、図4の例では、燃料電池43のみとされるが、図4の例に限定されず、燃料電池43と、リチウムイオン電池等の2次電池(図示せず)を併用してもよい。この場合、主制御部61と、燃料電池43および2次電池の間には、電源制御部(図示せず)が設けられる。電源制御部は、例えば、カメラ1の電源として、燃料電池43または2次電池のうちのいずれか一方を選択する制御(スイッチング制御)を行ったり、燃料電池43から2次電池に充電させ、2次電池をカメラ1の主電源とする制御を行ったりする。
【0060】
以上説明したように、本発明の第1実施形態が適用されるカメラ1には、図1乃至図3に示されるように、燃料電池43を収容する電池室44、並びに、筺体の底面1−5に配置される、電池室44の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴45、および、三脚2を装着するための三脚座15が設けられており、筺体の底面1−5のうちの、左方の端部の近傍に空気穴45が、右方の端部の近傍に三脚座15が、それぞれ配置されている。換言すると、筺体の底面1−5と略平行なカメラ1の撮影光軸33に対して、その左側に空気穴45が、その右側に三脚座15が、それぞれ配置されている。
【0061】
これにより、図2に示されるように、カメラ1に三脚2が接続された場合であっても、空気穴45が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室44に収納されている燃料電池43に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池43は、十分な発電量を維持することが可能になる。従って、図4に示される主制御部61乃至LCD72のそれぞれは、常に動作が可能になる。
【0062】
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態が適用される電子機器としてのカメラの正面の外観の構成例を表している。
【0063】
なお、図5において、ここでは、例えば、線121が仮想の垂線とされ、線122が仮想の水平線とされる。
【0064】
また、カメラ1(図1)と同様に、カメラ101が図5に示されるように配置された場合、鏡筒113の中心から被写体に向かう正面101−1の法線123(垂線121と水平線122に略垂直な線123)を、撮影光軸と称する。
【0065】
図5に示されるように、カメラ101の筐体の上面101−6には、レリーズボタン111が設けられている。
【0066】
カメラ101の筺体の正面101−1には、その上方に、左から、ファインダ112、および、発光部114が設けられており、それらの下方に(図中、中央に)、被写体を撮影するための撮影レンズ115を有する鏡筒113が設けられている。
【0067】
図6は、図5のカメラ101の下面図である。即ち、図6は、カメラ101の筺体の底面101−5の外観の構成例を表している。
【0068】
なお、図6において、ここでは、例えば、撮影光軸123が仮想の水平線とされ、線124(撮影光軸123と底面101−5の中央で略垂直に交わる、底面101−5に略平行な線124)が仮想の垂線とされる。また、垂線124方向のうちの、筺体の底面101−5と略垂直な側面101−3から側面101−4に向かう方向が、上方向とされる。
【0069】
図6に示されるように、カメラ101の筺体の底面101−5のうちの、右方の端部の近傍に三脚座131が、左方の端部の近傍に、燃料電池132を収納する電池室133の蓋133−1が、それぞれ設けられている。電池室133の蓋133−1には、電池室133の内部の空間をカメラ101の筐体の外部に連通する空気穴134が設けられている。
【0070】
空気穴134は、上述した第1実施形態(図1乃至図3)の空気穴45と同様に、電池室133に収納されている燃料電池132が発電に利用する酸素(空気)を、カメラ1の筺体の外部から電池室133の内部の空間(燃料電池132)に取り込むために設けられている。
【0071】
このように、カメラ101の筺体の底面101−5のうちの、左方の端部の近傍には空気穴134が、右方の端部の近傍には三脚座131が、それぞれ配置されている。換言すると、三脚座131と空気穴134のそれぞれは、底面101−5と略平行な撮影光軸123方向の一方の端部の近傍と他方の端部の近傍のそれぞれに配置されている。
【0072】
このような配置は、上述した第1実施形態と同様に、空気穴134と三脚座131の距離を可能な限り離すことを目的として行われており、これにより、例えば、図1に示されるような三脚2が、カメラ101に接続された場合であっても、空気穴134が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室133に収納されている燃料電池132に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池132は、十分な発電量を維持することが可能になる。
【0073】
即ち、一般的に、図1に示されるような三脚2に、カメラ101が接続される場合、カメラ101の筺体の底面101−5の全てが、三脚2の雲台21に覆われるわけではなく、底面101−5の一部(図6の例では、例えば、主に線124から右側の部分)のみが覆われることが多い。そこで、空気穴134を、底面101−5のうちの三脚2の雲台21に覆われない部分に配置させるために、底面101−5のうちの、三脚座131が配置された方とは反対の方の端部の近傍に配置させる。特に、カメラ101が小型カメラである場合、三脚2は、小型三脚であることが多く、雲台21の面積も小さいので、その効果(空気穴134が雲台21に覆われることを防止する効果)は大きくなる。
【0074】
なお、空気穴134の配置位置は、底面101−5のうちの三脚2の雲台21に覆われない部分であれば、図6の例に限定されず、例えば、三脚座131が、底面101−5の左側の端部の近傍に配置された場合、空気穴134を右側の端部の近傍に配置するようにしてもよい。
【0075】
図7は、カメラ101の、図6のA−A’部分の垂直断面を表している。
【0076】
なお、図7において、ここでは、例えば、撮影光軸123が仮想の水平線とされ、線125(図6に示される、底面101−5の中心(撮影光軸123と仮想線124の交点)を通る底面101−5の法線125)が仮想の垂線とされる。
【0077】
図7に示されるように、カメラ101の筺体の内部には、そのほぼ右半分の中央に、鏡筒113が設けられており、鏡筒113の上方に、ファインダブロック143が設けられ、鏡筒113の下方に、右から、上述した三脚座131、および、鏡筒駆動系ギア台144が設けられている。
【0078】
カメラ101の筺体の内部にはまた、鏡筒113の左隣に、即ち、鏡筒の背面113−2(撮影レンズが配置される正面113−1と対向する面113−2)と、筺体の背面101−2(正面101−1と対向する面101−2)の間に、燃料電池132を収納する上述した電池室133が設けられている。
【0079】
カメラ101の筺体の底面101−5には、電池室133の下方の部分に、上述した電池室133の蓋133−1が設けられており、蓋133−1には、第1実施形態の蓋44−1(図3)と同様に、ヒンジ軸141、クリック142、および、上述した空気穴134が設けられている。即ち、蓋133−1には、複数の空気穴134が開けられており、上述したように、カメラ101の筺体の外部の酸素(空気)が、空気穴134を介して電池室133に収納された燃料電池132に供給される。
【0080】
なお、ファインダブロック143、および、鏡筒駆動系ギア台144は、本発明とは直接関係なく、かつ、当業者にとって容易に理解が可能なものであるため、その詳細な説明は省略する。
【0081】
また、カメラ101の電気的な構成は、例えば、第1実施形態のカメラ1のそれと同様とされる。即ち、図4は、カメラ101の電気的な構成例も表すブロック図である。
【0082】
以上説明したように、本発明の第2実施形態が適用されるカメラ101には、図5乃至図7に示されるように、燃料電池132を収容する電池室133、並びに、筺体の底面101−5に配置される、電池室133の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴134、および、三脚(例えば、図1の三脚2)を装着するための三脚座131が設けられており、図6に示されるように、筺体の底面101−5のうちの、左方の端部の近傍に空気穴134が、右方の端部の近傍に三脚座131が、それぞれ配置されている。換言すると、図6に示されるように、三脚座131と空気穴134のそれぞれは、筺体の底面101−5のうちの、撮影光軸123方向の一方の端部の近傍と他方の端部の近傍のそれぞれに配置される。
【0083】
これにより、三脚(例えば、図2の三脚2)が、カメラ101に接続された場合であっても、空気穴134が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室133に収納されている燃料電池132に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池132は、十分な発電量を維持することが可能になる。従って、図4に示される主制御部61乃至LCD72のそれぞれは、常に動作が可能になる。
【0084】
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態が適用される電子機器としてのカメラの下面図である。即ち、図8は、本発明の第3実施形態が適用されるカメラ201の筺体の底面231の外観の構成例を表している。
【0085】
図8に示されるように、カメラ201には、鏡筒211が設けられている。
【0086】
カメラ201の筺体の底面231のうちの、第1の部分231−1には、三脚座212が、第2の部分231−2には、燃料電池213を収納する電池室214の蓋214−1が、それぞれ設けられている。電池室214の蓋214−1には、電池室214の内部の空間をカメラ201の筐体の外部に連通する空気穴215が設けられている。
【0087】
空気穴215は、上述した第1および第2の実施形態の空気穴(例えば、図1乃至図3の空気穴45等)と同様に、電池室214に収納されている燃料電池213が発電に利用する酸素(空気)を、カメラ201の筺体の外部から電池室214の内部の空間(燃料電池213)に取り込むために設けられている。
【0088】
図9は、カメラ201の、図9のA−A’部分の垂直断面を表している。
【0089】
図9に示されるように、カメラ201の筺体の底面231のうちの、空気穴215(電池室214の蓋214−1)が配置される第2の部分231−2は、三脚座212が配置される第1の部分231−1よりも凹んでいる。
【0090】
これにより、図1に示されるような三脚2が、カメラ201に接続された場合、たとえ三脚2の雲台21がカメラ201の筺体の底面231の全体を覆ったとしても、雲台21と空気穴215が配置される部分231−2との間には隙間ができるので、空気穴215が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室214に収納されている燃料電池213に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池213は、十分な発電量を維持することが可能になる。
【0091】
カメラ201の筺体の内部には、その左側に、後述する発光部223を発光させるためのエネルギー(電荷)を蓄積するコンデンサ221が設けられており、その右隣に、燃料電池213を収納する上述した電池室213が設けられている。
【0092】
カメラ201の筺体の内部にはまた、電池室213の上部の右方に、ファインダブロック222が設けられており、その右隣に、発光部223が設けられており、その下方に、発光部223を発光させるための回路が搭載された基板224、さらにその下方に、上述した三脚座212が設けられている。
【0093】
カメラ201の筺体の内部にはさらに、三脚座212の左隣に、鏡筒駆動系ギア台225が設けられており、これらのファインダブロック222、発光部223、基板224、三脚座212、および、鏡筒駆動系ギア台225の間に、上述した鏡筒211が設けられている。
【0094】
なお、コンデンサ221、ファインダブロック222、発光部223、基板224、および、鏡筒駆動系ギア台225は、本発明とは直接関係なく、かつ、当業者にとって容易に理解が可能なものであるため、その詳細な説明は省略する。
【0095】
また、カメラ201の電気的な構成は、例えば、第1実施形態のカメラ1のそれと同様とされる。即ち、図4は、カメラ201の電気的な構成例も表すブロック図である。
【0096】
以上説明したように、本発明の第3実施形態が適用されるカメラ201には、図8と図9に示されるように、燃料電池213を収容する電池室214、並びに、筺体の底面231に配置される、電池室214の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴215、および、図1に示されるような三脚2を接続する三脚座212が設けられており、図9に示されるように、空気穴215は、底面231のうちの、三脚座212が配置された第1の部分231−1よりも凹んだ第2の部分231−2に配置されている。
【0097】
従って、上述したように、図2に示されるような三脚2が、カメラ201に接続された場合、たとえ三脚2の雲台21がカメラ201の筺体の底面231の全体を覆ったとしても、雲台21と空気穴215が配置される第2の部分231−2との間には隙間ができるので、空気穴215が、三脚2の雲台21で塞がれることはなく、電池室214に収納されている燃料電池213に酸素(空気)が常に供給され、燃料電池213は、十分な発電量を維持することが可能になる。
【0098】
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態が適用される電子機器としてのカメラの正面の外観の構成例を表している。
【0099】
図10に示されるように、カメラ301の筐体の上面301−6には、レリーズボタン311が設けられている。
【0100】
カメラ301の筺体の正面301−1には、上方に、左から順に、筺体の内部(後述する図12の電池室317の内部)の空間をその外部に連通する空気穴315、ファインダ312、および、発光部314が設けられており、ファインダ312と発光部314の下方に、撮影レンズを有する鏡筒313が設けられている。
【0101】
なお、空気穴315については、図12を参照して後述する。
【0102】
図11は、図10のカメラ301の下面図である。即ち、図11は、カメラ301の筺体の底面301−5の外観の構成例を表している。
【0103】
図11において、カメラ301の背面301−2(正面301−1と対向する面301−2)の法線方向のうちの、背面301−2から正面301−1に向かう方向が、上方向とされた場合、カメラ1(図2)と同様に、カメラ301の筺体の底面301−5には、その右方の端部の近傍に三脚座319が、その左方の端部の近傍に、燃料電池316を収納する電池室317の蓋317−1が、それぞれ設けられている。電池室317の蓋317−1には、電池室317の内部の空間をカメラ301の筐体の外部に連通する空気穴318が設けられている。
【0104】
なお、空気穴318については、上述した空気穴315とともに図12を参照して後述する。
【0105】
図12は、カメラ301の、図10のA−A’部分の垂直断面を表している。
【0106】
図12において、カメラ301の筺体の底面301−5の法線方向のうちの、底面301−5から上面301−6に向かう方向が、上方向とされた場合、カメラ301の筺体の内部には、左から、メモリカード67(図4)を収納するメモリカード室324、および、燃料電池316を収納する上述した電池室317が設けられている。
【0107】
カメラ301の筺体の正面301−1の上方に、電池室316の内部の空間を筺体の外部に連通する上述した空気穴315が、筺体の底面301−5に、電池室316の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴318が、それぞれ設けられている。
【0108】
カメラ301の筺体の内部にはまた、空気穴315を電池室317側から覆う、通気性を有する撥水シート322、および、空気穴318を電池室317側から覆う、通気性を有する撥水シート321が設けられている。
【0109】
なお、カメラ301の電気的な構成例は、例えば、第1実施形態のカメラ1のそれと同様とされる。即ち、図4は、カメラ301の電気的な構成例も表すブロック図である。
【0110】
以上説明したように、本発明の第4実施形態が適用されるカメラ301には、図10乃至図12に示されるように、燃料電池316を収容する電池室317、並びに、筺体の底面301−5に配置される、電池室317の内部の空間を筺体の外部に連通する第1の空気穴318、および、筺体の正面301−1に配置される、電池室317の内部の空間を筺体の外部に連通する第2の空気穴315が設けられている。
【0111】
このように、筺体を構成する面のうちの、第1の面のみならず、その第1の面とは異なる第2の面にも、電池室の内部の空間を筺体の外部に連通する空気穴が設けられているので、電池室内の空気と外気の循環を高めることが可能になる。
【0112】
なお、空気穴が設けられる第1および第2の面は、図12の例に限定されず(底面301−5と正面301−1に限定されず)、筺体を構成する面であれば、いずれの面でも構わない。また、2つ以上の面のそれぞれに、空気穴が設けられてもよい。
【0113】
ただし、図12に示されるように、少なくとも底面301−5に空気穴318が設けられるとよい。この場合、以下のような効果を奏することが可能になる。
【0114】
即ち、例えば、カメラ301が、発光部314(図10)を連続発光させる等、急激に電力を消費する処理を行った場合、燃料電池316が発電することで、電池室317内の酸素が減少し、二酸化炭素が増加する。この場合、二酸化炭素は、その質量が大きいため、電池室317の下部から蓄積されていくが、カメラ301には筺体の底面301−5に空気穴318が開けられているので、その空気穴318から二酸化炭素が筺体の外部に排気される。
【0115】
これにより、筺体の正面301−1に開けられた空気穴315より、新しい空気(酸素)が、電池室317に吸気され、電池室317に収納された燃料電池316に供給されるので、燃料電池316は、十分な発電量を維持することが可能になる。従って、図4に示される主制御部61乃至LCD72のそれぞれは、常に動作が可能になる。
【0116】
ところで、筺体に空気穴を開けると、その空気穴から筺体の内部に水分やゴミが侵入しやすくなる。これを解決するために、上述した撥水シート321、および、撥水シート322(図12)のような通気性を有するシートが利用される。
【0117】
ただし、単に、筺体に空気穴を開け、通気性シートで、その空気穴を筺体の内部から覆うだけでは、通気性シートが劣化し、その交換が必要となった場合、カメラそのものの分解が必要になるという課題を有することになる。
【0118】
そこで、そのような課題を解決するために、図12のカメラ301においては、電池室317のうちの少なくとも一部が、電池室317の内部の空間を、筺体の外部に連通する空気穴を有する外観部材により形成されている。具体的には、図11と図12に示されるように、外観部材としての電池室317の蓋317−1には、空気穴318が開けられており、この空気穴318を電池室317側から覆うように、通気性を有する撥水シート321が設けられている。従って、ユーザは、電池室317の蓋317−1を単に開けるだけで、撥水シート321を交換することができるので、カメラ301のメンテナンス性の向上が可能になる。
【0119】
さらに、カメラ301においては、筺体の正面301−1にも空気穴315が設けられているので、電池室317自身も外観部材として形成されている。これにより、たとえ電池室317に水分やゴミが侵入したとしても、それらの水分やゴムは電池室内に留められるので、ユーザは、単に電池室内を掃除するだけで、それらの水分やゴムを取り出すことができ、カメラ301のメンテナンス性のさらなる向上が可能になる。
【0120】
なお、上述したように、第1乃至第3実施形態のカメラ(カメラ1(図2と図3)、カメラ101(図6と図7)、およびカメラ201(図8と図9))においては、電池室の蓋にのみ空気穴が設けられているので、ユーザは、その電池室の蓋の裏側(筺体内部側)に、撥水シート321のような通気性シートを単に敷くだけで、カメラ301と同様な効果を奏することが可能になる。
【0121】
なお、本発明が適用される電子機器は、上述したカメラに限定されず、燃料電池を電源とする電子機器であればよい。例えば、本発明は、携帯電話機や、PDA(personal Digital Assistants)に代表される携帯型情報処理端末等にも適用可能である。
【0122】
【発明の効果】
以上のごとく、本発明によれば、電子機器の電源として燃料電池を利用可能にすることができる。特に、燃料電池が発電するために必要な酸素を、燃料電池に確実に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラの外観の構成例を示す正面図である。
【図2】図1のカメラの外観の構成例を示す下面図である。
【図3】図1のカメラのA−A’部分の垂直断面図である。
【図4】図1のカメラの電気的な構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明が適用されるカメラの外観の他の構成例を示す正面図である。
【図6】図5のカメラの外観の構成例を示す下面図である。
【図7】図6のカメラのA−A’部分の垂直断面図である。
【図8】本発明が適用されるカメラの外観の他の構成例を示す下面図である。
【図9】図8のカメラのA−A’部分の垂直断面図である。
【図10】本発明が適用されるカメラの外観の他の構成例を示す正面図である。
【図11】図10のカメラの外観の構成例を示す下面図である。
【図12】図11のカメラのA−A’部分の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 三脚
1−1 筺体の正面
1−5 筺体の底面
13 鏡筒
15 三脚座
33 撮影光軸
43 燃料電池
44 電池室
44−1 蓋
45 空気穴
101 カメラ
101−1 筺体の正面
101−5 筺体の背面
113 鏡筒
123 撮影光軸
131 三脚座
132 燃料電池
133 電池室
133−1 蓋
134 空気穴
201 カメラ
211 鏡筒
212 三脚座
213 燃料電池
214 電池室
214−1 蓋
215 空気穴
231 底面
231−1 底面の第1の部分
231−2 底面の第2の部分
301 カメラ
301−1 筺体の正面
301−5 筺体の背面
313 鏡筒
315 空気穴
316 燃料電池
317 電池室
317−1 蓋
318 空気穴
319 三脚座
321 撥水シート
322 撥水シート
Claims (14)
- 燃料電池を電源とする電子機器において、
前記燃料電池を収容する電池室と、
前記電子機器の筺体の所定の面に配置される、前記電池室の内部の空間を前記筺体の外部に連通する開口部と、
前記開口部が配置されるのと同一の前記面に配置される、前記電子機器に対して他の装置を装着するための装着部と
を備え、
前記装着部を、前記筺体の前記面の一方の端部の近傍に配置し、前記開口部を、他方の端部の近傍に配置する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記電子機器は、カメラであり、
前記他の装置は、三脚であり、
前記装着部は、三脚座である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記三脚座を、前記筺体の前記面と略平行な前記カメラの撮影光軸に対して、右側と左側のうちの一方に配置し、前記開口部を他方の側に配置する
ことを特徴する請求項2に記載の電子機器。 - 前記三脚座と前記開口部のそれぞれを、前記筺体の前記面と略平行な前記撮影光軸方向の一方の端部の近傍と他方の端部の近傍のそれぞれに配置する
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 撮影レンズをその正面に有する鏡筒をさらに備え、
前記開口部と前記三脚座が配置される前記面は、前記撮影レンズが配置される側の前記筺体の正面と略垂直な、前記筺体の下面であり、
前記電池室を、前記筺体内の、前記筺体の背面と前記鏡筒の背面の間に配置し、
前記開口部を、前記筺体の前記下面のうちの前記電池室の下方の部分に配置する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 燃料電池を電源とする電子機器において、
前記燃料電池を収容する電池室と、
前記電子機器の筺体の所定の面に配置される、前記電池室の内部の空間を前記筺体の外部に連通する開口部と、
前記開口部が配置されるのと同一の前記面に配置される、前記電子機器に対して他の装置を装着するための装着部と
を備え、
前記開口部を、前記筺体の前記面のうちの、前記装着部が配置される第1の部分よりも凹んだ第2の部分に配置する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記電子機器は、カメラであり、
前記他の装置は、三脚であり、
前記装着部は、三脚座である
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。 - 燃料電池を電源とする電子機器において、
前記燃料電池を収容する電池室と、
前記電子機器の筺体の第1の面に配置される、前記電池室の内部の空間を前記筺体の外部に連通する第1の開口部と、
前記第1の面とは異なる前記筺体の第2の面に配置される、前記電池室の内部の空間を前記筺体の外部に連通する第2の開口部と
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記電子機器は、撮影レンズを有するカメラであり、
前記第1の面は、前記撮影レンズが配置される側の前記筺体の正面と略垂直な、前記筺体の下面である
ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。 - 燃料電池を電源とする電子機器において、
前記燃料電池を収容する電池室を備え、
前記電池室のうちの少なくとも一部が、前記電池室の内部の空間を、前記電子機器の筺体の外部に連通する開口部を有する外観部材により形成される
ことを特徴とする電子機器。 - 前記外観部材は、前記燃料電池を前記電池室に収容する場合に開閉される蓋である
ことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。 - 前記開口部を前記電池室側から覆う、通気性を有する通気性部材をさらに備える
ことを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器。 - 前記電子機器は、カメラである
ことを特徴とする請求項10乃至12のうちのいずれかに記載の電子機器。 - 三脚座と、燃料電池を収容可能な電池室と、その電池室内の前記燃料電池と外部の空気との接触を可能にするための開口部を有するカメラであって、
前記開口部は、前記三脚座と同一側面部に配置され、前記カメラの撮影光軸を挟んで、一方に前記三脚座を配置し、他方に前記開口部を配置している
ことを特徴とするカメラ。
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