JP2007189381A - クレードル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】AC電源が無い場所でもデジタルカメラのバッテリに充電を行うことができるクレードル装置を提供する。
【解決手段】クレードル装置25に設けられた装着部にデジタルカメラ2を装着すると、接続コネクタ26と接続端子27が電気的に接続される。操作部45の設定ボタンで発電機89を設定し、切替ボタンでバッテリ81を設定する。ハンドル55を収納位置から回転操作位置にしてハンドル55を回転させる。これにより、発電機89によって発電が行われ、充電制御部85に電力が供給される。充電制御部85は、発電機89からの電力でバッテリ81の充電を行う。充電制御部85は、バッテリ81が満充電となると充電を停止させる。よって、AC電源のない場所でもバッテリ81の充電が行えるので、電力を大量に消費する増灯ストロボ41を用いた長時間の撮影も可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は、装着部に装着されたデジタルカメラのバッテリに充電を行うクレードル装置に関するものである。
近年、デジタルカメラが普及している。デジタルカメラは、撮影時にCCD、CPU、LCDなどの各部を駆動させるため、消費電力が大きく、バッテリは短時間で消耗してしまう。そのため、長時間の撮影を可能にするために、デジタルカメラに発電機(ダイナモ)を設けたり(特許文献1)、発電機とともに太陽電池を設ける(特許文献2)ことでバッテリの充電を可能としたデジタルカメラが提供されている。
また、デジタルカメラのアクセサリとして、AC電源(商用電源)から給電を受けてデジタルカメラのバッテリを充電する充電機能、およびデジタルカメラとパーソナルコンピュータ(PC)やプリンタなどの外部機器と画像データの遣り取りを行うインターフェース機能を備えたクレードル装置がある。しかし、充電機能およびインターフェース機能だけでは、クレードル装置の活用機会が少ないという実状があった。そのため、クレードル装置に増灯ストロボを備え、クレードル装置に装着されたデジタルカメラからの発光指示に基づいて、ストロボ光を発光させるクレードル装置が提案されている(特許文献3)。
特開2002−90845号公報 特開2004−117818号公報 特開2003−280085号公報
しかしながら、特許文献1及び2のように、デジタルカメラに発電機を設けると、カメラが大型化するとともに重量が増えるので、長時間の撮影や持ち運びに支障をきたす。また、特許文献2に記載の太陽電池は、悪天候や夜間など光量が十分に得られない状況ではバッテリを充電するだけの電力を得ることはできない。また、特許文献3に示すクレードル装置では、増灯ストロボへの給電や、デジタルカメラのバッテリを充電する際にAC電源が必要である。そのため、屋外などのAC電源がない場所で長時間の撮影を行う際には、バッテリに充電を行うことができなかった。そのため、ユーザはバッテリを気にしながら撮影を行う必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、AC電源が無い場所でデジタルカメラのバッテリに充電を行うことができるクレードル装置を提供することを目的とする。
本発明のクレードル装置は、デジタルカメラが着脱自在に装着される装着部と、装着部に装着された前記デジタルカメラからの発光信号に基づいて、前記デジタルカメラの撮影範囲にストロボ光を発光する増灯ストロボと、前記増灯ストロボに給電を行う内蔵電池と、商用電源から給電を受けて前記デジタルカメラのバッテリおよび前記内蔵電池の充電を行う充電手段とを備えたクレードル装置において、手動で回転されるハンドルと、前記ハンドルの回転力により発電を行う発電機とを備え、前記充電手段は前記発電機から給電を受けて前記バッテリおよび前記内蔵電池の充電を行うことを特徴とするものである。
また、前記充電手段が給電を受ける電源として、前記商用電源または前記発電機のどちらか一方を設定する電源設定手段を備えることが好ましい。また、前記充電手段による充電先を前記バッテリまたは前記内蔵電池のどちらか一方に切り替える切替手段を備えることが好ましい。
また、前記装着部を有する可動部材と、前記装着されたデジタルカメラの向きを変えるように前記可動部材を可動自在に保持する保持部材と、前記可動部材に前記増灯ストロボを連動させ、前記増灯ストロボの向きを変える連動機構とを備えることが好ましい。また、三脚を取り付ける三脚用ネジ穴を備えることが好ましい。
本発明のクレードル装置によれば、デジタルカメラが着脱自在に装着される装着部と、装着部に装着されたデジタルカメラからの発光信号に基づいて、デジタルカメラの撮影範囲にストロボ光を発光する増灯ストロボと、増灯ストロボに給電を行う内蔵電池と、商用電源から給電を受けてデジタルカメラのバッテリおよび内蔵電池の充電を行う充電手段とを備えたクレードル装置において、手動で回転されるハンドルと、ハンドルの回転力により発電を行う発電機とを備え、充電手段は発電機から給電を受けてバッテリおよび内蔵電池の充電を行うので、デジタルカメラと一緒にクレードル装置を携帯していれば、商用電源のない場所でバッテリに充電を行うことができる。これにより、商用電源のない場所でもバッテリを気にすることなく長時間の撮影が行える。また、長時間の撮影で頻繁に増灯ストロボを発光させても、バッテリを気にすることなく撮影が行える。
また、充電手段が給電を受ける電源として、商用電源または発電機のどちらか一方を設定する電源設定手段を備えたので、過剰な充電によってバッテリや内蔵電池が破壊されることを防止できる。また、充電手段による充電先をバッテリまたは内蔵電池のどちらか一方に切り替える切替手段を備えたので、バッテリや内蔵電池のうち充電が必要な方を優先的に充電することができる。
また、増灯ストロボに発光のための電力を供給する内蔵電池を備え、充電手段は商用電源または発電機からの電力で内蔵電池の充電を行うので、増灯ストロボを用いた撮影を長時間行うことができる。また、装着部を有する可動部材と、装着されたデジタルカメラの向きを変えるように可動部材を可動自在に保持する保持部材と、可動部材に増灯ストロボを連動させ、増灯ストロボの向きを変える連動手段とを備えたので、装着部にデジタルカメラを装着し、クレードル装置を三脚として撮影を行った場合でも、増灯ストロボの発光面が確実にデジタルカメラと同じ方向を向くので、改めて増灯ストロボの向きを合わせる必要がなく操作性が向上する。また、三脚を取り付ける三脚用ネジ穴を備えているので、クレードル装置を三脚に取り付けた状態でハンドルを回転させて発電を行っても、クレードル装置が安定しているから回転操作がしやすい。また、三脚を用いて、商用電源がない場所で長時間撮影を行っても、バッテリに充電が行えるので便利である。
図1および図2において、デジタルカメラ2の前面には、撮影レンズ3が組み込まれたレンズ鏡筒4、ファインダを構成する対物ファインダ窓5、被写体に向けてストロボ光を照射するストロボ6が設けられている。また、一方の側面には、メモリカード10が着脱自在にセットされるメモリカードスロット11が設けられている。このメモリカードスロット11は、塵芥の侵入を防ぐために開閉式の保護カバー12によって保護されている。
図2に示すように、デジタルカメラ2の背面には、接眼ファインダ窓15、液晶パネル(LCD)16、十字キー17、電源ボタン18、モード切替ボタン19などが設けられている。また、上面にはシャッタレリーズ操作に用いられるシャッタボタン20が設けられている。このシャッタボタン20は、2段階押しのスイッチとなっており、LCD16または光学ファインダによるフレーミングの後にシャッタボタン20を軽く押圧(半押し)すると、自動露光調整(AE)、自動焦点調整(AF)などの各種撮影準備処理が施される。撮影準備処理が施された撮像信号は、シャッタボタン20を離すまでデータロックされる。そして、この状態でシャッタボタン20をもう1度強く押圧(全押し)すると、撮影準備処理が施された1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、メモリカード10に記録される。また、図1に示すように、底面には接続コネクタ26が設けられている。
クレードル装置25は、デジタルカメラ2を装着する装着部30が上面に形成された可動部材31と、装着されたデジタルカメラ2の前面が上下方向に傾倒するように可動部材30を可動自在に保持する保持部材32とから構成されている。装着部30は、デジタルカメラ2の外周に合わせた凹形状に形成されており、この底面30aには、デジタルカメラ2が装着されたときに接続コネクタ26と電気的に接続される接続端子27が設けられている。この接続コネクタ26と接続端子27は、簡単に抜けないようにしっかりと接続されている。
図1〜図3に示すように、保持部材32は略台形状をしており、その上面には保持部材32の内部と連通する開口35が形成されている。この内部には発電機89(図5参照)をはじめとする各種電気部品が設けられている。また、開口35には可動部材31が保持部材32の内部に挿入されており、可動部材31は後述する回動軸60を中心に回動自在である。また、装着部30に装着されたデジタルカメラ2の正面と同じ側の面32a(以下、保持部材32の前面32a)には、ストロボ光を発光する発光面40を突出させて増灯ストロボ41が設けられている。
また、図2に示すように、保持部材32の前面32aとは反対側の面である背面32bには、クレードル装置25の動作状態を示すLED群43と、各種操作ボタンからなる操作部45が設けられている。LEDの点灯によって確認できる動作状態としては、例えばクレードル装置25から外部機器への画像データの送信、デジタルカメラ2のバッテリ81またはクレードル装置25に設けられた内蔵電池88のどちらか一方への充電、内蔵電池88の消耗状態などである。また、操作部45としては、増灯ストロボ41の発光を強制的に禁止するか否かを設定するオン/オフボタン46、充電時に用いる電源として、ACコンセントまたは発電機89(図5参照)のどちらか一方を設定する設定ボタン47(設定手段)、充電先を内蔵電池88かバッテリ89に切り替える切替ボタン48(切替手段)などである。
保持部材32の一方の側面32cには、DC電源コネクタ50とPCなどの外部機器と接続されるUSBコネクタ(Universal Serial Bus)51が設けられている。DC電源コネクタ50には電源ケーブルが接続され、ACコンセントからの交流電流が電源ケーブルに設けられたACアダプタによって直流電流に変換されて入力される。また、図1に示す他方の側面32dには、保持部材32の内部に設けられた発電機89と連結されているハンドル55が設けられている。ハンドル55は、保持部材32の側面32dの一部を形成するように、把持部56(図3参照)を保持部材32内に収納した収納位置と、図3に示すようにヒンジ部57を中心にしてハンドル55の一端を起こし、把持部56を露呈させた回転操作位置の間で折り畳み自在である。詳しくは後述するが、発電機89による発電はハンドル55を回転操作位置にし、把持部56を持って回転することで行われる。
図4は、クレードル装置25の内部構造を簡略的に示す概略図である。可動部材31の両側面には回動軸60が設けられており、保持部材32の内部の側壁に回動自在に保持されている。さらに、可動部材31の一方の側面には第1扇形歯車61が固定されており、第1扇形歯車61は可動部材31とともに回動軸60を中心にして回転する。
また、増灯ストロボ41の両側面には軸63が設けられており、保持部材32の内側壁に回動自在に保持されている。可動部材31と同様に、増灯ストロボ41の一方の側面には第2扇形歯車64が固定されており、増灯ストロボ41とともに軸63を中心に回動する。さらに、保持部材32の内側壁には、第1扇形歯車61及び第2扇形歯車64と嵌合する遊動歯車65が、回動軸66を中心に回動自在に設けられている。このように、可動部材31の回動に連動させて増灯スロトボ41を回動させるために、第1扇形歯車6、第2扇形歯車64、遊動歯車65によって連動機構67が構成されている。従って、図6(B)に示すように、回動軸60を中心に可動部材31を反時計回り方向に回動させると、連動機構67によって増灯ストロボ41も軸63を中心に反時計回り方向に回動され、デジタルカメラ2の前面と増灯ストロボ41の発光面40が同じ方向を向く。なお、図4(C)に示すような場合も、回動軸60を中心に可動部材31を時計回り方向に回動させると、増灯ストロボ41も軸63を中心に時計回り方向に回動するので、デジタルカメラ2の前面と増灯ストロボ41の発光面40は同じ方向を向く。
また、保持部材32の底面32eには、三脚を取り付ける三脚用ネジ穴68が設けられている。なお、図4では、可動部材31及び保持部材32の内部に設けた発電機89(図5参照)や各種電気部品の記載は省略する。
図5は、デジタルカメラ2及びクレードル装置25の電気的構成を示すブロック図である。システムコントローラ70はデジタルカメラ2の各種回路を全体的に管理し、制御する。システムコントローラ70は、各種操作ボタンからの操作信号に基づいて、接続されたROM71に記憶されている各種のプログラムに従って各種回路を制御して撮影のためのシーケンスを実行する。
撮影レンズ3の背後にはCCD72が配置されており、撮影レンズ3のピント合わせによりCCD72の光電面に被写体画像が結像される。CCD72は光学的な被写体画像を電気的な撮影信号に変換してゲイン切替アンプ73に出力する。このゲイン切替アンプ73は撮影信号を適当なレベルに増幅した後、A/Dコンバータ74に入力する。
A/Dコンバータ74は、撮影信号をデジタル変換して画像データを生成し、これを順次に画像処理LSI75に入力する。画像処理LSI75は、入力される画像データに対してマトリクス演算、ホワイトバランス調節、ガンマ補正などの信号処理を行う。
画像処理LSI75で処理された画像データは、システムコントローラ70に一旦入力された後、メモリI/F76を介してメモリカード10に記憶される。また、画像データはLCDドライバ77に出力される。これにより、LCDドライバ77は画像データに対して信号処理を施し、画像をLCD16に表示させる。
AE検出部78は、画像処理LSI75からの画像データに基づいて、被写体の輝度を検出し、この検出結果をAE評価値としてシステムコントローラ70に出力する。システムコントローラ70はAE評価値に基づいて、CCD72の露光量が最適となるように電子シャッタのシャッタ速度、絞りの絞り値、ストロボ6および増灯ストロボ41の発光を制御して自動露出調整を行う。
ストロボ制御部80は、ストロボ6の発光を制御する。システムコントローラ70は、AE評価値に基づいて、被写体輝度が低いと判定したときにはストロボ制御部80に発光信号を出力する。ストロボ制御部80は、この発光信号を受けるとシャッタボタン20の撮影操作に伴ってストロボ6を発光させる。
接続コネクタ26には、システムコントローラ70と二次電池であるバッテリ81が接続されている。デジタルカメラ2が装着部30に装着されると、接続端子27と接続コネクタ26を介して、デジタルカメラ2からは画像データや発光信号がクレードル装置25に入力される。また、クレードル装置25からはバッテリ81の充電用の電力がデジタルカメラ2に供給される。
クレードル装置25の接続端子27には、充電制御部85、増灯ストロボ制御部86、USBコンセント51が接続されている。増灯ストロボ制御部86は、増灯ストロボ41の発光を制御する。装着部30にデジタルカメラ2が装着されており、かつオン/オフボタン46がオン状態で撮影が行われる場合、システムコントローラ2はAE評価値に基づいて、ストロボ6及び増灯ストロボ41による発光が必要か否かの判定を行う。被写体輝度が低く、ストロボ6の発光だけでは光量が不足すると判定すると、システムコントローラ70はストロボ制御部80と増灯ストロボ制御部86に対して発光信号を出力する。接続端子27を介して発光信号が増灯ストロボ制御部81に入力された後に、シャッタボタン20の操作が行われると、増灯ストロボ制御部86は増灯ストロボ41を発光させる。この時、増灯ストロボ41はデジタルカメラ2のストロボ6と同時に発光される。また、ストロボ6だけの発光で十分な光量が得られると判定した場合には、発光信号はストロボ制御部80にだけ出力され、シャッタボタン20の操作が行われるとストロボ6だけが発光する。
また、オン/オフボタン46がオフ状態になっている場合には、増灯ストロボ制御部86にオフ信号が入力される。このオフ信号により、増灯ストロボ制御部86はシステムコントローラ70から発光信号が入力された後、シャッタボタン20が操作されても増灯ストロボ41の発光は行わない。
発電機89としてはダイナモが用いられており、ハンドル55の回転力により電力を発電する。図示しないが、ハンドル55と発電機89の間には、複数のギアから構成される増速機構が設けられており、この増速機構の入力側にはハンドル55の回転軸が連結され、出力側には発電機89の回転子が連結されている。増速機構は、ハンドル55を1回転させたときに回転子をできるだけ多く回転させるようなギア比で構成されている。発電機89によって発電された電力は、充電制御部85に供給される。
DC電源コネクタ50には、図示しないAC電源アダプタ及びプラグが設けられたケーブルが接続される。プラグがACコンセントに挿入されると、交流電流がAC電源アダプタによって直流電流に変換され、この直流電流はDC電源コネクタを介して充電制御部85(充電手段)に供給される。
充電制御部85には、DC電源コネクタ50、発電機89、二次電池である内蔵電池88が接続されている。充電制御部85は、設定ボタン47によってACコンセントまたは発電機89のどちらかが選択されると、選択された電源からの電力でバッテリ81または内蔵電池88の充電を行う。つまり、設定ボタン47によってACコンセントが選択されている場合、充電制御部85はDC電源コネクタ50から供給される電力でバッテリ81の充電を行う。この時、LED群43に設けられた充電中であることを示すLED43aが点灯する。なお、発電機89が選択された場合も同様に、充電制御部85は発電機89からの電力でバッテリ81の充電を行う。そして、充電制御部85はバッテリ81が満充電になると充電を停止する。そして、この充電の停止に伴って点灯していたLED43aは消灯する。
また、充電制御部85は、DC電源コンセント50と発電機89からの電力をバッテリ81だけでなく内蔵電池88にも充電する。切替ボタン48によって、バッテリ81から内蔵電池88に切り替えられると、充電制御部85はDC電源コネクタ50および発電機89から供給される電力で内蔵電池88の充電を行う。この時も、充電中であることを示すLED43aが点灯する。なお、内蔵電池88の場合もバッテリ81と同様に、充電制御部85は内蔵電池81が満充電になると充電を停止する。そして、この充電の停止に伴って点灯していたLED43aは消灯する。これにより、過充電によって内蔵電池88、バッテリ81、充電回路が破損することを防止する。
内蔵電池88は、増灯ストロボ制御部86からの指示により、増灯ストロボ41を発光させるための電力を給電する。なお、本実施形態では、増灯ストロボ41に内蔵電池88から電力を給電しているが、接続コネクタ26および接続端子27を介して、バッテリ81からの電力を増灯ストロボ41に給電してもよい。
USBコネクタ51には、PCやプリンタなどの外部機器に接続されたUSBケーブル(図示せず)が接続され、デジタルカメラ2から外部機器へ画像データの送信が可能となる。外部機器に画像データを送信する場合は、メモリカード10に記憶された画像データを読み出し、接続端子27、接続コネクタ26、USBコネクタ51を介して外部機器に送信される。なお、画像データの送信中には、LED群43に設けられたデータ送信に対応するLED43bが点灯し、画像データの送信が終了するとLED43bは消灯する。
次に、内蔵電池88およびバッテリ81に充電を行う流れを図6に示すフローチャートを用いて説明する。例えば、室内などAC電源がある場所でクレードル装置25を用いる場合、装着部30にバッテリ切れのデジタルカメラ2を装着する。そして、AC100VコンセントとDC電源コネクタ50とを電源ケーブルで接続する。電源ケーブルにはACアダプタが設けられており、このACアダプタによって交流電流が直流電流に変換され、この直流電流がDC電源コネクタ50を介して充電制御部85に供給される。この時、保持部材32の背面32bに設けられた設定ボタン47によってACコンセントが選択されており、かつ切替ボタン48によってバッテリ81が設定されている場合には、充電制御部85は接続コネクタ26及び接続端子27を介してバッテリ81に充電を開始する。そして、充電中あることを示すLED43aが点灯する。これにより、ユーザはバッテリ81の充電が行われていることを知ることができる。
バッテリ81が満充電になると、充電制御部85は充電を停止し、この充電停止に伴い充電中であることを示すLED43aが消灯する。これにより、ユーザは充電が完了したことを知ることが出来る。また、デジタルカメラ2によって撮影した画像データを例えばプリンタに送信する場合には、プリンタに接続されたUSBケーブルをUSBコネクタ51に接続する。そして、装着部30に装着されたデジタルカメラ2のメモリカード10から送信したい画像データを選択する。これにより、この選択された画像データは、USBコネクタ51、USBケーブルを介してプリンタに送信される。画像データの送信中にはデータの送信中であることを示すLED43bが点灯する。これにより、ユーザは画像データを送信中であることを確認できる。そして、プリンタは送信された画像データに基づいて画像のプリントを行う。なお、外部機器であるPCに接続された場合は、送信された画像に補正が行われたり、フォルダなどに分類して保存される。
また、切替ボタン48によって内蔵電池88が設定されている場合、充電制御部85はクレードル装置25に設けられた内蔵電池88に充電を行う。この場合も、内蔵電池88への充電中にはLED43aが点灯し、内蔵電池88が満充電となると充電が停止され、充電中であることを示すLED43aは消灯する。
次に、屋外などのACコンセントのない場所でクレードル装置25を用いる場合を説明する。クレードル装置25は、増灯ストロボ41や発電機89を備えているので、デジタルカメラ2とともに携帯される。
屋外などACコンセントの無い場所でデジタルカメラ2がバッテリ切れになった場合、デジタルカメラ2を装着部30に装着させる。そして、設定ボタン47によって発電機89を選択し、かつ切替ボタン48でバッテリ81を設定する。それから、ヒンジ部57を中心にしてハンドル55の一端を起こし、ハンドル55を収納位置から回転操作位置にする。そして、ハンドル55の回転操作に伴って発電機89は発電を行う。発電された電力は充電制御部85に供給される。
充電制御部85は、発電機89から供給された電力をデジタルカメラ2のバッテリ81に充電する。この充電が開始されると、充電中であることを示すLED43aが点灯する。これにより、AC電源(商用電源)のない屋外などで長時間にわたって撮影が行われても、バッテリ81に充電ができる。そして、バッテリ81が満充電となると、ハンドル55が回転操作されて発電が行われていても、充電制御部85はバッテリ81への充電を停止する。この充電の停止に伴って点灯していたLED43aが消灯する。従って、ハンドル55を回転操作しているユーザは充電が完了したことを知ることができる。
発電機89からの電力でバッテリ81の充電が完了すると、ユーザはハンドル55を回転操作位置から収納位置に折り畳む。このように、発電を行わない時にはハンドル55を収納位置に折り畳んでおき、発電を行うときにだけハンドル55を回転操作位置にするので、クレードル装置25がコンパクトになり、携帯しやすくなっている。
また、切替ボタン48によって内蔵電池88が設定されている場合は、DC電源コネクタ50から電力が供給された時と同様に、充電制御部85は発電機89から供給された電力で内蔵電池88の充電を行い、この充電に伴ってLED43aが点灯し、満充電による充電停止に伴ってLED43aは消灯する。
また、増灯ストロボ41を用いて撮影を行う流れを図7に示すフローチャートを用いて説明する。装着部30にデジタルカメラ2を装着した状態で撮影を行う場合、オン/オフボタン46がオンであることを確認する。つまり、増灯ストロボ41を発光可能な状態であることを確認する。デジタルカメラ2がクレードル装置25に装着された状態で、LCD16または光学ファインダでフレーミングを行い、シャッタボタン20が半押しされると、AE検出部78によって自動露光調整(AE)などの撮影準備処理が行われる。この時、システムコントローラ70はAE評価値に基づいて、ストロボ6および増灯ストロボ41の発光が必要であるか否かを判定する。
システムコントローラ70が、デジタルカメラ2に設けられたストロボ6の光量だけでは不足すると判定した場合、シャッタボタン20の全押が行われるとストロボ6とともに増灯ストロボ41が同時に発光する。このように、クレードル装置25にデジタルカメラ2を装着した状態で撮影を行えば、ストロボ6だけでは光量が足りないときにでも十分に適切な光量を得ることができる。また、デジタルカメラ2で接写などの近距離撮影を行う場合、デジタルカメラ2のストロボ6と同時に増灯ストロボ41を発光させることで、被写体の影を軽減させることもできる。また、増灯スロトボ41を発光させてバッテリ81の電力を大量に消費しても、クレードル装置25に設けられた発電機89によってバッテリ81に充電ができるので、バッテリ81の残量を気にしながら撮影を行う必要がなくなり、大変便利である。
システムコントローラ70がストロボ6の光量だけで十分であると判定した場合には、シャッタボタン20の操作に伴ってストロボ6が発光され撮影が行われる。また、システムコントローラ70によって十分な光量があると判定された際には、スロトボ6及び増灯ストロボ41によって発光が行われずに撮影が行われる。また、増灯スロトボ41を発光させたくない場合には、撮影前にオン/オフボタン46をオフにしておく。これにより、撮影時に増灯ストロボ41の発光が禁止される。
また、クレードル装置25は略台形状をしているので、装着部30にデジタルカメラ2を装着させた状態でも安定して載置することができる。そのため、クレードル装置25を三脚として使用することもできる。この時、図4(B)および(C)に示すように、最適なフレーミングとなるように、可動部材31を回動させることで増灯ストロボ41も連動して回動する。これにより、デジタルカメラ2の向きが変えられても増灯ストロボ41は撮影範囲にスロトボ光を発光することができる。これにより、デジタルカメラ2を装着したクレードル装置25を用いてセルフタイマ撮影などが簡単に行える。また、ユーザが可動部材31を回動させた後、改めて増灯ストロボ41をデジタルカメラ2の向きに合わせて回動させる必要がないので大変便利である。
また、クレードル装置25の底面に三脚用ネジ穴68が設けられているので、図7に示すように、デジタルカメラ2を装着したクレードル装置25を三脚90に取り付けて撮影をしてもよい。このように、クレードル装置25が三脚90に取り付けられた状態で発電を行う場合、ハンドル55の回転操作を行ってもクレードル装置25の姿勢が安定しているので、ハンドル55の回転操作が行い易い。よって、操作性が向上する。
なお、上記実施形態では、増灯ストロボ41を保持部材32に設けたが、これに限らず、可動部材31に設けてもよい。また、バッテリ切れのデジタルカメラが装着部30に装着され、充電制御部85にACコンセントおよび発電機89から電力が供給されていない場合に、内蔵電池88からの電力でバッテリ81の充電を行ってもよい。
また、クレードル装置25の可動部材31および増灯ストロボ41は上下方向(パン方向)に回動自在に設けられているが、デジタルカメラ2の光軸および増灯ストロボ41の発光面40を左右方向(チルト方向)に向けるように、可動部材31および増灯ストロボ40を可動自在な構成にしてもよい。
なお、上記実施形態では、バッテリ81および内蔵電池88に充電を行う際に、充電制御部85が給電を受ける電源を設定ボタン47によって設定したが、例えば、DC電源コンセント50に直流電流が供給されたことを検出し、直流電流が検出されると、充電制御部85は発電機89からの電力よりDC電源コンセント50からの電力でバッテリ81や内蔵電池88の充電を行うようにすることが好ましい。
デジタルカメラとクレードル装置の外観を示す正面斜視図である。 デジタルカメラとクレードル装置の外観を示す背面斜視図である。 装着部に装着したデジタルカメラとクレードル装置とを示す正面斜視図である。 可動部材の回動に連動して回動する増灯ストロボの動きを説明する説明図である。 デジタルカメラ及びクレードル装置の電気的構成を示すブロック図である。 バッテリを充電する流れを説明するフローチャートである。 増灯ストロボを用いて撮影する流れを示すフローチャートである。 デジタルカメラが装着されたクレードル装置を三脚に取り付けた状態を説明する背面斜視図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
6 ストロボ
25 クレードル装置
26 接続コネクタ
27 接続端子
30 装着部
31 可動部材
32 保持部材
41 増灯ストロボ
47 設定ボタン
48 切替ボタン
55 ハンドル
57 三脚用ネジ穴
81 バッテリ
88 内蔵電池
89 発電機

Claims (5)

  1. デジタルカメラが着脱自在に装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記デジタルカメラからの発光信号に基づいて、前記デジタルカメラの撮影範囲にストロボ光を発光する増灯ストロボと、
    前記増灯ストロボに給電を行う内蔵電池と、
    商用電源から給電を受けて前記デジタルカメラのバッテリおよび前記内蔵電池の充電を行う充電手段とを備えたクレードル装置において、
    手動で回転されるハンドルと、
    前記ハンドルの回転力により発電を行う発電機とを備え、
    前記充電手段は前記発電機から給電を受けて前記バッテリおよび前記内蔵電池の充電を行うことを特徴とするクレードル装置。
  2. 前記充電手段が給電を受ける電源として、前記商用電源または前記発電機のどちらか一方を設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のクレードル装置。
  3. 前記充電手段による充電先を前記バッテリまたは前記内蔵電池のどちらか一方に切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のクレードル装置。
  4. 前記装着部を有する可動部材と、
    前記装着されたデジタルカメラの向きを変えるように前記可動部材を可動自在に保持する保持部材と、
    前記可動部材に前記増灯ストロボを連動させ、前記増灯ストロボの向きを変える連動機構とを備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のクレードル装置。
  5. 三脚を取り付ける三脚用ネジ穴を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のクレードル装置。
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