JP4302548B2 - カメラ及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、防水構造を有するカメラ又は電子機器に関する。
従来、ビデオカメラを収納するスポーツパックに嵌着固定されているマイクロホンに、ステレオ効果をもたせ且つ小型化しても、感度を向上させた防水型ステレオマイクロホンが知られている。(例えば、特許文献1参照。)
マイクと言えば、スピーカと言うように、一般にマイクとスピーカは一体に用いられる場合が多いが、上記のマイクと同様に、スピーカに防水を施したものとして、コードレス電話器や携帯電話器を浴室または洗面所等の飛水或いは多湿環境下において使用する際に、水滴または湿気等の侵入を防止し、且つ防水対策に伴う音圧の劣化を少なくした構造の圧電発音体が知られている。(例えば、特許文献2参照。)
防水について言えば、上記のコードレス電話器や携帯電話器に限らず、携帯型の機器であれば、例えば腕時計などは古くから防水構造としたものが知られており、また、カメラなども防水構造にしたものが知られている。
カメラの防水については、元来、防水は、機器内部を外部から封止する構造を採るものであるため、カメラ内部に配置されているレンズを駆動するとき、レンズの移動によってカメラの内部と外部の気圧に差を生じ、この気圧差によってレンズの駆動負荷が大きくなる。この不具合を解消するために、カメラ本体に微小な通気孔を設けたものが知られている。(例えば、特許文献3参照。)
また、レンズ駆動の無い防水型のデジタルカメラの場合でも、内部の電池で発生するガスがカメラ本体内部に充満して電子回路の配線を汚染することなどを防止するため、ガスをカメラ外に逃がすためにカメラ本体に通気孔を設けたものが知られている。(例えば、特許文献4参照。)
特開平06−086124号公報 特開平06ー098397号公報 特開平05−173240号公報 特開2001−110376号公報
上述したように、防水構造の機器では、小型化を維持しつつ本体装置に発生する内外圧の差を解消することが必要になる。
本発明の課題は、上記要件を満足するカメラまたは電子機器を提供することである。
先ず、第1の発明のカメラは、移動レンズを含むレンズ部を備える防水型のカメラにおいて、
カメラ内部を防水化する外装部材と、前記カメラ内部に配置されるマイクと、前記外装部材の前記マイクに対応する位置に設けられる音声入力用の開口と、空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、を備え、前記マイクには、前記マイクの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該マイクの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたマイクフランジが設けられ、前記マイクは、前記マイクフランジが前記防水部材側に押圧されるようカメラ内部に取り付けられて、前記マイクの振動板を含み前記防水部材と前記マイクフランジによって形成される局部的な空間が、前記切り欠き部を通じて当該マイク以外の他のカメラ内部の空間と連通されるよう構成される。
次に第2の発明のカメラは、移動レンズを含むレンズ部を備える防水型のカメラにおいて、
カメラ内部を防水化する外装部材と、
前記カメラ内部に配置されるスピーカと、
前記外装部材の前記スピーカに対応する位置に設けられる音声出力用の開口と、
空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、
を備え、
前記スピーカには、前記スピーカの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該スピーカの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたスピーカフランジが設けられ、
前記スピーカは、前記スピーカフランジが前記防水部材側に押圧されるようカメラ内部に取り付けられて、前記スピーカの振動板を含み前記防水部材と前記スピーカフランジによって形成される局部的な空間が前記切り欠き部を通じて当該スピーカ以外の他のカメラ内部の空間と連通されるよう構成される。
本発明によれば、マイクやスピーカの振動板空間の一部分にだけ外部空間との連通部を設けるので、マイクやスピーカの感度や出力を低下させることなく、小型化を維持しつつ本体装置に発生する内外圧の差を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明において上記第1の開口は、例えばマイク用開口部37、66等から成り、上記第1の防水部材は、例えばマイク開口部用防水シート38等から成り、上記第2の開口は、例えばスピーカ用開口部17等から成り、上記第2の防水部材は、例えば、スピーカ用防水シート69等から成り、上記移動レンズは、例えば撮影レンズ5、撮影レンズ鏡筒4等から成り、上記第3の開口は、例えば前面部開口24等から成り、そして、上記第3の防水部材は、例えば前面部開口用防水シート31等から成る。
図1(a) は、第1の実施の形態におけるデジタルカメラを前面から見た外観斜視図であり、同図(b) は、その背面から見た外観斜視図である。なお、本例のデジタルカメラ1の配置図の説明において、カメラの幅方向である図の両方向矢印Xで示す左右方向は、カメラの被写体側から見た左右方向を示している。また、レンズの撮影光軸Oに沿う図の両方向矢印Zで示すカメラの前後方向は、被写体側を前方、反被写体側を後方または背面側として示し、また、図の両方向矢印Yで示す上下方向は、カメラを通常の状態で手に持ったときの上下方向を示している。
同図(a),(b) に示すように、本例のデジタルカメラ1は、前カバーユニット2a、中カバーユニット2b、及び後カバーユニット2cからなる主外装部2、並びに中カバーユニット2bに続く左側面部のコネクタ蓋3a及び底面部に配置された電池蓋3bからなる副外装部で、全体が覆われている。
上記前カバーユニット2aの前面開口部には、前後に進退可能な撮影レンズ鏡筒4が配置されている。撮影レンズ鏡筒4には撮影レンズ5が保持されており、撮影レンズ5の前面には、レンズバリア6が、前カバーユニット2aの上下に設けられたスライド溝7a及び7b(スライド溝7bは図では陰になって見えない)を介して前カバーユニット2aに上下から外嵌して前面部を左右方向に滑動自在に取り付けられている。このレンズバリア6は、撮影レンズ5が後退位置にあるときに前面開口部を開閉する。
上記中カバーユニット2bの上面部には、レリーズスイッチ操作釦8とマイク開口部9が配置されている。また、後カバーユニット2cの背面部には、ファインダ接眼窓部11とLCD表示窓部12が形成されており、十字操作ボタン13、ズームボタン14、液晶モニタ/再生ボタン15、OK/メニューボタン16が配置されている。また、スピーカ用開口部17が形成されており、このスピーカ用開口部17の背部には後述するスピーカが配置されている。また、後カバーユニット2cの左側面部にはストラップ取付部18が設けられている。
上記のように、本例のカメラは、マイクが、マイク開口部9に示すように本体外装部の上面に配置されているので、カメラ使用者の説明音声を容易に入力することができると共に、カメラ前方にマイクを遮る構成がないので撮影方向からの被撮影者の音声も容易に拾うことができる使い易い位置にマイクが配置されている。
また、本例のカメラは、スピーカが、スピーカ用開口部17に示すように本体外装部のカメラ使用者側を向く背面に配置されているので、カメラ使用者が再生音声を容易に聞き取ることができる位置にスピーカが配置されている。
図2は、デジタルカメラ1の概略の内部構成を前方から見た分解斜視図である。同図に示すように、デジタルカメラ1は、上述した主外装部2の前カバーユニット2a、中カバーユニット2b、後カバーユニット2c、副外装部のコネクタ蓋3a(図示省略)、電池蓋3b(図示省略)と、これらの外装内に組み込まれる主な構成部材として、鏡筒組立ユニット20、基板中枠ユニット21が備えられている。
前カバーユニット2aは、例えばアルミニウム等の金属製薄板からなる前カバー板22の右端部に撮影レンズ用開口部23、ほぼ中央部に網目状の前面部開口24、中央上方部にストロボ発光窓25と、ファインダ窓26が横に並んで設けられ、そのすぐ下方にセルフタイマLED窓27が配置され、最下部にはリモートコントロール用窓28が配置されている。
この前カバーユニット2aの前カバー板22の上下には左右方向に延びる前述したスライド溝7a、7b(図2の場合もスライド溝7bは図では陰になって見えない)が形成されている。上記のスライド溝7a、7bには、前述したレンズバリア6が図2の一点鎖線矢印29a、29bで示すように、滑動自在に嵌入して取り付けられる。上記レンズバリア6は、撮影レンズ用開口部23やストロボ発光窓25等を閉鎖する閉位置(右方位置)と開放する開位置(左方位置)にスライド操作が可能である。
また、前カバーユニット2aにおいて、上記の網目状の前面部開口24には、前面部開口用防水シート31が図の破線矢印32で示すように前カバー板22の裏側から貼り付けられる。この前面部開口用防水シート31は、空気通過水分不通過性を有している。前面部開口24は、レンズバリア6の開閉いずれの位置においてもレンズバリア6で遮蔽されているので、直接外観から目視はされない。また、ストロボ発光窓25には、ストロボ発光管33を内蔵するストロボ発光ユニット34が前カバー板22の裏側から取り付けられる。また、ファインダ窓26には、このファインダ窓26とファインダ接眼窓部11との間に、ファインダ光学系を内蔵するファインダユニット35が配置される。
この前カバーユニット2aの前カバー板22の上部には、前カバー板22の内部に接着固定される合成樹脂製の組み付け用の前カバー枠36が左端部からストロボ発光窓25の上方位置まで延在して配置されている。この前カバー枠36の、ストロボ発光窓25の上方に位置する端部に、マイク用開口部37が形成されている。このマイク用開口部37には、マイク開口部用防水シート38が上から貼り付けられる。このマイク開口部用防水シート38も空気通過水分不通過性を有している。
続いて、上記撮影レンズ用開口部23の内部に配置される鏡筒部組立ユニット20は、前述した撮影レンズ鏡筒4が、外周に防水用パッキン39が装着された固定枠40に移動枠41を介して取り付けられている。撮影レンズ鏡筒4は、固定枠40により光軸O方向に進退移動可能に支持され、撮影レンズ5を保持している。
固定枠40には、前方下部にモータ42が配置され、側部にはモータ42によって駆動され上記の移動枠41を光軸O方向に進退移動させるレンズ駆動部43が配置されている。固定枠40の後部には、撮影レンズ鏡筒4内部の撮影レンズ5の結像面に位置するCCD基板44を搭載された撮像素子基板45と、その更に背後に配置されたユニット取り付け板46とから成るLCD表示ユニット47が組み付けられて、全体がユニット化されている。
また、上記のLCD表示ユニット47には、フレキシブルプリント基板48を介して撮像用基板49が接続されている。この撮像用基板49は、後述する第2電装基板52に接続されている。
前述の基板中枠ユニット21は、中枠50と、この中枠50の側面開口部の反対側面に密着して配置される第1電装基板51と、この第1電装基板51と平行配置された第2電装基板52及び第1電装基板51の外側に配置された第3電装基板53を備えている。
上記の中枠50は、第1電装基板51によって覆われている内部に電源用電池54が収納される電池室55が形成されている。電池室55には図1に示した電池蓋3bを開いた開口部から電源用電池54が挿入される。また、中枠50には電池室55に隣接して、ストロボ発光のための電荷チャージ用のストロボコンデンサ56と、撮像用基板49の不図示の接続コネクタを第1電装基板51に接続するための内部接続コネクタ57が備えられている。
上記の第1電装基板51は、電池室前側基板としてのメイン制御基板であって、画像処理回路や各種の制御回路部が実装されている。そして、第1電装基板51と第2電装基板52の間には、図1のコネクタ蓋3aを開いた開口部に、メモリカード(記録媒体)挿入用のカードスロット58、ビデオ出力コネクタ端子部59、及びUSBコネクタ端子部61が配置されている。これら各部は第1電装基板51に搭載されている。
上記のカードスロット58、ビデオ出力コネクタ端子部59、及びUSBコネクタ端子部61は、図の左側面において外部に開放されているが、全体が組み立て上がり後には、内部周囲にパッキン付きの図1(a) に示したコネクタ蓋3aによって覆われて外部から封止される。
また、第2電装基板52は、主に電源回路部が実装されている。そして、第3電装基板53には、主にストロボ制御回路部や上記のストロボコンデンサ56が実装されており、更に下部から右方に延び出す突出部が形成されている。この突出部の端部にDCコネクタ端子68が実装されており、ビスにより後カバーユニット2cにねじ止めするためのビス孔が設けられている。
また、上記の中枠50上面部は、本体装置内部中央に延び出して形成され、その延び出した端部に、マイク保持孔62が形成されており、このマイク保持孔62にはマイク63の下部係合部が嵌入して保持される。
これにより、全体が組み立て上がったとき、マイク63は、ガスを発生しやすい種類の電池も装填される電池室55や、いずれも動作時に発熱を伴うレンズ部(鏡筒部組立ユニット20)とストロボ発光用のストロボコンデンサ56の間に配置される。ただし、このマイク63は、鏡筒部組立ユニット20に近接して配置されてはいるが、鏡筒部組立ユニット20とは独立構成の中枠50のマイク設置部50cに保持されるので、レンズ移動の際の鏡枠の振動を拾いにくいように構成されている。
前カバーユニット2aと後カバーユニット2cとの間にあって上述した各部の中央部分の上部及び右側面を覆う中カバーユニット2bは、例えばアルミニウム等の金属製薄板からなる中カバー板64を備え、この中カバー板64の上面にレリーズ釦用開口部65とマイク用開口部66が形成され、右側面下端部近傍にDC端子用切り欠き部67が形成されている。レリーズ釦用開口部65には、図1に示したレリーズスイッチ操作釦8が一点鎖線で示すように下方から挿入される。
最後に、後カバーユニット2cは、例えばアルミニウム等の金属製薄板からなる後カバー板71と、この後カバー板71の内部に接着固定される合成樹脂製の組み付け用の後カバー枠72とを備えている。
上記後カバー板71の内側面には、図1にも示したファインダ接眼窓部11とLCD窓部12が図の右方に配置され、図の左方下にスピーカ用防水シート69が配設されている。更に中央部には、例えば合成ゴム等からなる所定の凹凸形状に成形された板状の弾性部材73が配置され、この弾性部材73と後カバー板71との間に、詳しくは後述するが、図1にも示した十字操作ボタン13が配置される。
上記の弾性部材73には背面(内部を向く面)中央に十字操作ボタン押圧用の凸部73aが形成され、上方から左方に細長く延び出す部分の根元の上部には、後述するマイクリード線半田付け部との圧接を回避するための凹部73bが形成されている。また、上記の後カバー枠72には、図の右方下部にDCコネクタ端子用開口部74と、底面部には開閉可能な図1に示した電池蓋3bを有する電池挿入用開口部75が設けられている。上記のDCコネクタ端子用開口部74に対応して、前述した中カバーユニット2bの中カバー板64の下端部近傍には、DCコネクタ端子用の切り欠き部76が形成されている。
上記前カバー枠36と、後カバー枠72とは、特には図示しないが、防水用封止部材を介装し、ビス孔に挿通されたビスとの螺合により結合されて、上記前カバー板22、中カバー板64、後カバー板71により、本デジタルカメラ1の外装が形成される。
図3は、デジタルカメラ1の一部内部構成を後方から見た分解斜視図である。尚、同図には、図2に示した、前カバーユニット2a、鏡筒部組立ユニット20、第1〜第3電装基板51〜53、中カバーユニット2b等の図示を省略している。
図3に示すように、後カバーユニット2cの例えばアルミニウム等の金属製薄板からなる後カバー板77には、図1(b) に示したファインダ接眼窓部11用のファインダ用開口78とLCD表示窓部12用のLCD用開口79が形成されている。これらの開口部にファインダ接眼窓部材やLCD表示窓部材が取り付けられるに際しては、それら部材の取り付け周囲に沿って、封止用接着剤が隙間無く盛り付けられて、外部からの水分や湿気の進入が防止される。
更に後カバー板77には、これも図1(b) に示した十字操作ボタン13用の4つの十字ボタン用開口81、液晶モニタ/再生ボタン15用のモニタ/再生用開口82、OK/メニューボタン16用のOK/メニュー用開口83、スピーカ用開口部17、電池蓋3b用の切り欠き部84が形成されており、右上には、ズームボタン14用のズーム用開口85が形成され、このズーム用開口85には中央に支柱86が備えられている。
ズームボタン14は、一点鎖線87で示すように、左端部を横に捻りながら支柱86で仕切られた右側の開口85aに後方から挿通することにより、係合部14aが支柱86に係合して、支柱86を支点にシーソー状に回動するように配置される。
上記各ボタン用の開口には、図1(b) に示した各ボタンが後方から嵌め込まれ、この後方に接着配置された弾性部材73によって位置固定される。
特に十字操作ボタン13は、その中央に位置決め用孔13aを形成されている。そして、この位置決め用孔13aに対応して、一方では、後カバー板77の4つの十字ボタン用開口81の中央部に、表から見ると凹部に見える裏側凸部77aが形成され、他方では、弾性部材73の十字ボタン支持部の中央に突起部73aが形成されている。
これにより、十字操作ボタン13の位置決め用孔13aには、前からは後カバー板77の裏側凸部77aが嵌入し、後からは弾性部材73の突起部73aが嵌入して、十字操作ボタン13が位置決めされる。
弾性部材73を上記のように接着配置するのとは別に、封止用接着材が弾性部材73の周辺に沿って隙間無く盛り付けられる。これにより、各操作ボタンとボタン孔との隙間から進入する水分や湿気がカメラ内部まで侵入することが防止される。
この弾性部材73の背後に密着してフレキシブル基板88が配設される。フレキシブル基板88の弾性部材73との密着面には、ズームボタン14に対応する2つのズーム用スイッチ89、十字操作ボタン13に対応する4つの十字用スイッチ91、液晶モニタ/再生ボタン15に対応するモニタ/再生用スイッチ92、OK/メニューボタン16に対応するOK/メニュー用スイッチ93、レリーズスイッチ操作釦8(図(a),(b) 参照)に対応するレリーズスイッチ94が配設されている。
また、このフレキシブル基板88には、図の右下部分にスピーカ配置用の切り欠き部95が形成され、左上部から更に左に細長く延び出すファインダ横LED用の配線部96が形成されている。
この、配線部96の延び出部の根元近傍に、マイク63の2本のリード線97の終端部が半田付けされる2つの端子98が配設されている。前述の弾性部材73の凹部73b(図2も参照)は、弾性部材73のフレキシブル基板88との密着面による上記2つの端子98の半田付け部分への圧接を回避するために設けられている。
上記フレキシブル基板88の弾性部材73との密着面の反対側面には、板状部材99が密着して配置される。更に、この板状部材99は、中枠50の側面開口部の縁面50aに接着されて、中枠50と板状部材99とによる図2にも示した電池室55を形成する。電池室55の下方の開放部は、周囲にパッキンを備えた図1(b) に示した電池蓋3bによって外部から封止される。この封止される電池室55に装填された電池により発生するガス抜きのために、中枠50の側面には複数の通気孔50bが穿設されている。
また、上記電池室55を形成する中枠50には、その上部フレームを更に図の左方に延び出して形成されたマイク設置部50cの先端部にはマイク保持孔62が形成されている。このマイク保持孔62にマイク63が嵌入して保持され、前述したようにマイク63から引き出された2本のリード線97が、その終端部を2つの端子98にそれぞれ半田付けされる。
また、マイク63は、その上面取り付け部にフランジ100を備えている。このフランジ100は完全な円環ではなく、一部に小さな切り欠き101が形成されているが、これについては後述する。なお、図3では、マイク63の形状を明確にするために、マイク63の形状のみを相対的に大きく記載している。
他方、フレキシブル基板88のスピーカ配置用の切り欠き部95には、スピーカ102が配置される。スピーカ102の前面(振動板の放音方向、図の左方)には、振動板の周囲を取り囲むフランジ103が設けられ、このフランジ103のフランジ面103aに密着する例えばPET等から成るリング状の硬質スペーサ104と、この硬質スペーサ104に重なって周囲が密着するスピーカ用防水シート69と、このスピーカ用防水シート69の上記硬質スペーサ104との密着面の反対側周囲に貼着された両面粘着テープ105が配置される。そして、スピーカ102の背面(図の右方)には、クッション106と後述する両面粘着シートを備えている。スピーカ用防水シート69は、後カバー板71の内面に両面粘着テープ105によって貼着される。
尚、上記のフランジ103は、これも完全な円環ではなく、一部に小さな切り欠き107が形成されているが、これについては後述する。
図4は、上記スピーカ102及びそのスピーカ取り付け部の構成を示す図であり、図1(b) のA−A´断面矢視図を示している。尚、図4には、図1〜図3に示した構成と同一の構成部分には、図1〜図3と同一の番号を付与して示している。
図4に示すように、スピーカ102は、スピーカ振動板108と、このスピーカ振動板108を保持するスピーカフレーム109を備えている。スピーカフレーム109の円周部は直角に立設するフランジ103が一体に形成されている。フランジ103のフランジ面103a(図3も参照)は、硬質スペーサ104を介して、スピーカ用防水シート69の裏面周囲に圧接している。スピーカフレーム109の背面はクッション106を介し両面粘着シート111により板状部材99の面に密着している。
これによりスピーカ部全体が、後カバー板77と板状部材99とに挟まれた状態で保持されて位置固定されている。プレス加工で製造されたスピーカフレーム109のフランジ103の一部にバリがあっても、硬質スペーサ104を介してスピーカ用防水シート69に圧接されるので、バリによるスピーカ防水シート69の破損が防止できる。また、この配置により、スピーカ102は、中枠50と板状部材99とで構成されている電池室55の近傍に配置された状態となる。
上記スピーカ102のフランジ103の周端部の面、つまりフランジ面103aは、硬質スペーサ104が配置されないときにはスピーカ振動板108の最大高さよりも高い位置に配置されなければならないが、本例では、硬質スペーサ104が配設されていることにより、フランジ面103aは、スピーカ振動板108の最大高さに対して、高さhだけ低い位置に配置される。このように、僅かでも全体構成が薄くなるように配慮されている。
また、通常の構成では、このような配置のスピーカ102において、スピーカ振動板108を含む空間112は、スピーカフレーム109、フランジ103、及び硬質スペーサ104により密閉されて、本来はカメラ内部の空間113とは独立した構成となるが、本例では、フランジ103には一部に小さな切り欠き107が形成されている。これにより、スピーカ102は、スピーカ振動板108を含む空間112がカメラ内部の空間113と一部分でのみ連通するように、防水部材としてのスピーカ用防水シート69に対して取り付けられている。
そして、スピーカ用防水シート69が水分不通過性ではあるが空気通過性であることにより、カメラ内部の空間113とカメラ外部の空間114は、スピーカ用防水シート69、スピーカ振動板108を含む空間112、及びフランジ103の切り欠き107を介して空気的に連通する。
これにより、カメラ内部の空間113の空気圧が高まったときには、カメラ内部の空気がフランジ103の切り欠き107、スピーカ振動板108を含む空間112、及びスピーカ用防水シート69を介してカメラ外部の空間114に流出し、カメラ内部の空間113の空気圧が低下したときには、カメラ外部の空気がスピーカ用防水シート69、スピーカ振動板108を含む空間112、及びフランジ103の切り欠き107を介してカメラ内部の空間113に流入して、常に内外の気圧差が平衡するように維持される。あるいは電池などからカメラ内部に発生したガスを外部に排出することができる。
図5は、上述したマイク63とそのマイク取り付け部の構成を示す図である。尚、図5には、図1〜図3に示した構成と同一の構成部分には、図1〜図3と同一の番号を付与してい示している。
図5に示すように、マイク63は、マイク振動板115とマイク本体116からなり、ゴム性部材からなる円筒状の保護材117に本体周面を保護されて、マイク保持孔62に保持されている。円筒状の保護材117の上部には、保護材117と一体なワッシャ状の水平フランジ118と、この水平フランジ118の内径から一体に立設する円環状の垂直フランジ119からなる図3にも示したフランジ100が形成されている。この垂直フランジ119の円周面は前カバー枠36のマイク用開口部37の周囲下面に圧接している。
このように、前カバー枠36のマイク用開口部37は、下方開口部が、マイク63のフランジ100によりカメラ内部と遮蔽され、上部開口は、マイク開口部用防水シート38で覆われて、このマイク開口部用防水シート38を介して、中カバーユニット2bの中カバー板64に設けられたマイク開口部9に対峙している。
このような一般的なマイク取り付け部の構成で、マイク63において、マイク振動板115を含む空間121は、フランジ100、及び前カバー枠36により密閉されて、本来はカメラ内部の空間113とは独立した構成となるが、本例では、フランジ100にはその垂直フランジ119の一部に小さな切り欠き101が形成されている。これにより、マイク63は、マイク振動板115を含む空間121がカメラ内部の空間113と一部分でのみ連通するように、上面をマイク開口部用防水シート38で覆われたマイク用開口部37に対して取り付けられている。
そして、マイク開口部用防水シート38が水分不通過性ではあるが空気通過性であることにより、カメラ内部の空間113とカメラ外部の空間114は、マイク開口部用防水シート38、マイク振動板115を含む空間121、及びフランジ100の切り欠き101を介して空気的に連通する。
これにより、ここでも、カメラ内部の空間113の空気圧が高まったときには、カメラ内部の空気がフランジ100の切り欠き101、マイク振動板115含む空間121、及びマイク開口部用防水シート38を介してカメラ外部の空間114に流出し、カメラ内部の空間113の空気圧が低下したときには、カメラ外部の空気がマイク開口部用防水シート38、マイク振動板115を含む空間121、及びフランジ100の切り欠き101を介してカメラ内部の空間113に流入して、常に内外の気圧差が平衡するように維持される。あるいは電池などからカメラ内部に発生したガスを外部に排出することができる。
また、マイク63は、ガスを発生しやすい電池室55だけでなく、いずれも動作時に発熱を伴うレンズ部(鏡筒部組立ユニット20)とストロボ発光用のストロボコンデンサ56の近傍に配置されるので、上記のような外部との通気により、レンズ部やストロボコンデンサ56の放熱にも有効である。
以上、本発明によれば、スピーカの放音部やマイクの音声入力部のフランジ部の一部を切り欠いて通気孔を設け、この通気孔と防水シートを介して本体装置の内部と外部を空気的に連通させるので、本体装置に発生する内外圧の差を解消でき、内部の移動機構の動作を円滑に行うことができるようになる。
また、スピーカやマイクのように従来からの複数の構成部分を利用して複数の通気路を設けるので、一箇所に通気用の大きな開口を設ける必要がなく、したがって、本体装置の外観を損なうというおそれがない。
また、同様に従来からの複数の構成部分を利用して複数の通気路を設けるので、外観維持のために通気口を覆う他の部材を配置する必要がなく、したがって、本体装置全体の構成を小型に維持できて使い勝手が良い。
また通気孔を更に余分に設ける場合でも、スピーカやマイクの部分で既に通気孔を設けているので、更に設ける通気孔を小さな目立たない構成とすることができ、この点でも外観を損なうおそれのない本体装置を提供できる。
また、電池室に本体装置の内部空間への通気孔を設け、本体装置の内部空間と外部空間との間に複数の連通孔を設けるので、電池で発生するガスなどを効率的かつ確実に外部に排出することができ、回路の配線が汚染される虞がない。
尚、上述した実施の形態では、デジタルカメラについて説明したが、これに限ることなく、例えばカメラであれば、デジタルカメラ以外にもビデオカメラ、携帯電話に内蔵のカメラ部、情報機器に内蔵のカメラ部等にも適用でき、また、カメラに限ることなく、他の電子機器、例えば、画像再生機でスピーカが有ってレンズ部が無いもの、PDA(personal digital assistant)、音声記録装置等にも適用できることは言うまでも無い。
(a) は第1の実施の形態におけるデジタルカメラを前面から見た外観斜視図、(b) はその背面から見た外観斜視図である。 デジタルカメラの概略の内部構成を前方から見た分解斜視図である。 デジタルカメラの一部内部構成を後方から見た分解斜視図である。 デジタルカメラのスピーカ及びスピーカ取り付け部の構成を示す図である。 デジタルカメラのマイク及びマイク取り付け部の構成を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(カメラ)
2 カメラ主外装部
2a 前カバーユニット
2b 中カバーユニット
2c 後カバーユニット
3a コネクタ蓋
3b 電池蓋
4 撮影レンズ鏡筒
5 撮影レンズ
6 レンズバリア
7a、7b スライド溝
8 レリーズスイッチ操作釦
9 マイク開口部
11 ファインダ接眼窓部
12 LCD表示窓部
13 十字操作ボタン
13a 位置決め用孔
14 ズームボタン
15 液晶モニタ/再生ボタン
16 OK/メニューボタン
17 スピーカ用開口部
18 ストラップ取付部
20 鏡筒部組立ユニット
21 基板中枠ユニット
22 前カバー板
23 撮影レンズ用開口部
24 前面部開口部
25 ストロボ発光窓
26 ファインダ窓
27 セルフタイマLED窓
28 リモートコントロール用窓
29a、29b レンズバリア取り付け経路(一点鎖線矢印)
31 前面部開口用防水シート
32 前面部開口用防水シート取り付け経路(破線矢印)
33 ストロボ発光管
34 ストロボ発光ユニット
35 ファインダユニット
36 前カバー枠
37 マイク用開口部
38 マイク開口部用防水シート
39 防水用パッキン
40 固定枠
41 移動枠
42 モータ
43 レンズ駆動部
44 CCD基板
45 撮像素子基板
46 ユニット取り付け板
47 LCD表示ユニット
48 フレキシブルプリント基板
49 撮像用基板
50 中枠
50a 側面開口部縁面
50b 通気孔
50c マイク設置部
51 第1電装基板
52 第2電装基板
53 第3電装基板
54 電源用電池
55 電池室
56 ストロボコンデンサ
57 内部接続コネクタ
58 カードスロット
59 ビデオ出力コネクタ端子部
61 USBコネクタ端子部
62 マイク保持孔
63 マイク
64 中カバー板
65 レリーズ釦用開口部
66 マイク用開口部
67 DC端子用切り欠き部
68 DCコネクタ端子
69 スピーカ用防水シート
71 後カバー板
72 後カバー枠
73 弾性部材
73a、73c 突起部
74 DCコネクタ端子用開口部
75 電池挿入用開口部
76 DCコネクタ端子用切り欠き部
77 後カバー板
77a 裏側凸部
78 ファインダ用開口
79 LCD用開口
81 十字ボタン用開口
82 モニタ/再生用開口
83 OK/メニュー用開口
84 切り欠き部
85 ズーム用開口
86 支柱
87 ズームボタン取り付け経路(一点鎖線矢印)
88 フレキシブル基板
89 ズーム用スイッチ
91 十字用スイッチ
92 モニタ/再生用スイッチ
93 OK/メニュー用スイッチ
94 レリーズスイッチ
95 切り欠き部
96 ファインダ横配線部
97 リード線
98 端子
99 板状部材
100 フランジ
101 切り欠き
102 スピーカ
103 フランジ
103a フランジ面
104 硬質スペーサ
105 両面テープ
106 クッション
107 切り欠き
108 振動板
109 スピーカフレーム
111 両面粘着シート
112 スピーカ振動板を含む空間
113 カメラ内部の空間
114 カメラ外部の空間
115 マイク振動板
116 マイク本体
117 保護材
118 水平フランジ
119 垂直フランジ
121 マイク振動板を含む空間

Claims (8)

  1. 移動レンズを含むレンズ部を備える防水型のカメラにおいて、
    カメラ内部を防水化する外装部材と、
    前記カメラ内部に配置されるマイクと、
    前記外装部材の前記マイクに対応する位置に設けられる音声入力用の開口と、
    空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、
    を備え、
    前記マイクには、前記マイクの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該マイクの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたマイクフランジが設けられ、
    前記マイクは、前記マイクフランジが前記防水部材側に押圧されるようカメラ内部に取り付けられて、前記マイクの振動板を含み前記防水部材と前記マイクフランジによって形成される局部的な空間が 前記切り欠き部を通じて当該マイク以外の他のカメラ内部の空間と連通される
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 前記マイクは前記レンズ部とストロボ発光用のストロボコンデンサの間に配置されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記マイクは、カメラの上面であって電池収納室を形成するフレームの一部に設けられ
    たマイク設置部に配置されることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 移動レンズを含むレンズ部を備える防水型のカメラにおいて、
    カメラ内部を防水化する外装部材と、
    前記カメラ内部に配置されるスピーカと、
    前記外装部材の前記スピーカに対応する位置に設けられる音声出力用の開口と、
    空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、
    を備え、
    前記スピーカには、前記スピーカの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該スピーカの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたスピーカフランジが設けられ、
    前記スピーカは、前記スピーカフランジが前記防水部材側に押圧されるようカメラ内部に取り付けられて、前記スピーカの振動板を含み前記防水部材と前記スピーカフランジによって形成される局部的な空間が前記切り欠き部を通じて当該スピーカ以外の他のカメラ内部の空間と連通される
    ことを特徴とするカメラ
  5. 前記スピーカは電池収納室の近傍に設けられたことを特徴とする請求項記載のカメラ。
  6. 前記スピーカは 前記スピーカフランジと前記防水部材の間にリング状の硬質スペーサを介して取り付けられ、
    前記スピーカフランジの周端部は、前記スピーカの振動板の最大高さよりも前記スペーサの分だけ低い高さであることを特徴とする請求項4 記載のカメラ。
  7. 防水機能を有する電子機器において、
    機器内部を防水化する外装部材と、
    前記機器内部に配置されるマイクと、
    前記外装部材の前記マイクに対応する位置に設けられる音声入力用の開口と、
    空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、
    を備え、
    前記マイクには、前記マイクの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該マイクの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたマイクフランジが設けられ、
    前記マイクは、前記マイクフランジが前記防水部材側に押圧されるよう当該電子機器内部に取り付けられて、前記マイクの振動板を含み前記防水部材と前記マイクフランジによって形成される局部的な空間が 前記切り欠き部を通じて当該マイク以外の他の電子機器内部の空間と連通される
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 防水機能を有する電子機器において、
    機器内部を防水化する外装部材と、
    前記機器内部に配置されるスピーカと、
    前記外装部材の前記スピーカに対応する位置に設けられる音声出力用の開口と、
    空気通過水分不通過性を有し前記開口を内部から覆う防水部材と、
    を備え、
    前記スピーカには、前記スピーカの振動板の周囲を取り囲んで全体として当該スピーカの振動板を保護するとともに、その一部に切り欠き部が形成されたスピーカフランジが設けられ、
    前記スピーカは、前記スピーカフランジが前記防水部材側に押圧されるよう当該電子機器内部に取り付けられて、前記スピーカの振動板を含み前記防水部材と前記スピーカフランジによって形成される局部的な空間が前記切り欠き部を通じて当該スピーカ以外の他の電子機器内部の空間と連通される
    ことを特徴とする電子機器。
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