JP2018196109A - 電子機器 - Google Patents

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旭 多賀屋
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Abstract

【課題】 装置本体を大型化することなく、マイクロホンおよび発光体の防水防塵をすることができる電子機器を提供する。【解決手段】 本発明の電子機器は、開口部122が形成された筐体と、前記筐体の内部に配置され、前記開口部より集音するマイクロホン350と、前記筐体の内部に配置され、前記開口部より発光する発光体360と、前記開口部122を塞ぐ緩衝部材300と、を備え、前記緩衝部材300は、ベース部370と、前記マイクロホンに対向する第1部分330と、前記発光体に対向する第2部分340と、を有し、前記第1部分330は、前記ベース部370から切りかかれた部分であり、前記第2部分340は、前記ベース部370から突出した部分であることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明はマイクロホンと発光体を備える電子機器の防水防塵構造に関する。
近年、デジタルカメラや監視カメラは、音声を記録するためにマイクロホンを内蔵している。また屋外で使用することを考慮し、マイクロホンの防水防塵構造をとられている場合がある。マイクロホンの防水防塵構造は、例えば、特許文献1のように、通気性のない防水フィルタを用いて筐体の開口部を塞ぐものがある。さらに、マイクロホンへ伝わる振動雑音を防ぐために、専用のマイクロホン保持部材を使用している。
また、カメラの電源状態や録画状態などを示すため、外部に光を照射するための発光部が設けられており、発光部が光の拡散や防水性確保のために透光性を有する専用部材によって覆われているものがある。例えば、特許文献2に記載された発光部は、透光性を有する窓部材を用いて光の拡散を行っている。また、窓部材のフランジ部を筐体に接着して防水防塵性能を保証している。
特開2014―143674号公報 特開2015―216217号公報
マイクロホンと発光部との両方を備えるデジタルカメラや監視カメラにおいて、上記の特許文献1や特許文献2のような防水防塵構造を適用した場合、それぞれ専用の防水防塵部品を用いるため、部品点数が多くなってしまう。よって、デジタルカメラや監視カメラの装置本体が大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、装置本体を大型化することなく、マイクロホンおよび発光体の防水防塵をすることができる電子機器を提供することを目的としている。
本発明の電子機器は、
開口部が形成された筐体と、前記筐体の内部に配置され、前記開口部より集音するマイクロホンと、前記筐体の内部に配置され、前記開口部より発光する発光体と、前記開口部を塞ぐ第1部材と、を備え、前記第1部材は、ベース部と、前記マイクロホンに対向する第1部分と、前記発光体に対向する第2部分と、を有し、前記第1部分は、前記ベース部から切りかかれた部分であり、前記第2部分は、前記ベース部から突出した部分であることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体を大型化することなく、マイクロホンおよび発光体の防水防塵をすることができる電子機器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る監視カメラの外観斜視図。 本発明の第1実施形態に係る監視カメラの概略構成を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係るマイクロホンおよび発光体周辺の詳細構成を示す断面図。 本発明の第1実施形態に係る緩衝部材の断面斜視図。 本発明の第2実施形態に係る監視カメラの外観斜視図。 本発明の第2実施形態に係るマイクロホンおよび発光体周辺の詳細構成を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る緩衝部材の全体斜視図。 本発明の第3実施形態に係る緩衝部材の断面斜視図。 本発明の第3実施形態に係るマイクロホンおよび発光体周辺の詳細構成を示す断面図。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る監視カメラの外観斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る監視カメラの概略構成を示す断面図である。
電子機器の一例としての監視カメラ100は、映像の撮影と記録、音声の記録が可能である。監視カメラ100は、レンズ保護部材102と、アッパーケース120およびボトムケース150とより構成される筐体と、を備えている。
レンズ保護部材102は、筐体内部の部品を保護している。レンズ保護部材102は、例えば、透明ポリカーボネートで形成される。レンズ保護部材102は、図2に示すように、O−リング140を挟み、アッパーケース120に固定されている。
アッパーケース120には、音声を記録するための開口部122が形成されている。開口部122は、筐体内部と外部間に、空気、音、光を通す構造になっている。アッパーケース120とボトムケース150は、それぞれ、例えば金属ダイキャストやポリカーボネートなどの樹脂成形で作製することができる。アッパーケース120とボトムケース150は、パッキン180を挟み、ねじで互いに締結されている。これにより筐体内に水や粉塵が浸入することを防いでいる。パッキン180は、例えばシリコンやウレタンフォーム材で形成されている。
筐体内部には、レンズ202、撮像素子204、センサ基板206、カメラ筐体208などから構成されるカメラ部200が収容されている。さらに、筐体内部には、カメラ部保持部材240と、基板保持部材110と、制御基板250と、基板の一例としてのマイク基板270と、第1部材の一例としての緩衝部材300と、マイクロホン350と、発光体360と、が収容されている。
カメラ部200は、レンズ保護部材102とレンズ202を通じて受光した光を撮像素子204で電気信号に変換する。撮像素子204は、制御基板250へワイヤ230aで電気的に接続されており、取得した撮像データを制御基板250に伝送する。カメラ部保持部材240は、カメラ部200を保持している。基板保持部材110は、マイク基板270を保持している。基板保持部材110は、例えばポリカーボネートなどの樹脂成形で作製することができる。
制御基板250は、電源供給やカメラ制御、ネットワークへの接続など、監視カメラ100全体の制御機能を担っている。制御基板250は、ボトムケース150にねじなどの固定部材により固定されている。
マイクロホン350は、音を電気信号に変換する音響部品である。マイクロホン350は、開口部122と緩衝部材300を通じて音を取得する。マイクロホン350は、内部に音圧により振動するメンブレン(不図示)を有し、メンブレンの変位に応じて取得した音を電気信号に変換する。
発光体360はLEDなどで構成され、緩衝部材300を透過し開口部122から筐体の外側方向へ照射する。それによりカメラの電源状態や録画状態などをユーザーに示す役割を担っている。
次に、図3を用いて、マイクロホンおよび発光体の周辺構造について説明する。図3は、本発明のマイクロホンおよび発光体周辺の詳細構成を示す断面図である。
図3に示すように、基板保持部材110は、略円筒形状の突起112a、112bを有している。突起112a、112bは、マイク基板270に形成された貫通孔および緩衝部材300に形成された貫通孔に挿通することにより、マイク基板270と緩衝部材300の位置を決めている。また、基板保持部材110は、マイクロホン350が収容される第1の空間114aと、発光体360が収容される第2の空間114bを有している。
マイク基板270は、ねじやテープなどにより基板保持部材110上に固定されている、また、緩衝部材300は、マイク基板270とアッパーケース120の底面124の間に挟持されている。
マイクロホン350と発光体360は、マイク基板270の同一面(緩衝部材300の反対側の面)に配置されている。そして、マイク基板270のマイクロホン350が配置されている箇所に、マイク穴280が形成されており、発光体360が配置されている箇所に、発光体穴290が形成されている。またマイク基板270はワイヤ230bなどで制御基板250に電気的に接続されている。
次に、緩衝部材300について詳細に説明する。図4は、緩衝部材300の断面斜視図である。
緩衝部材300は、略長方形のシリコンゴムなどの弾性部材であり、筐体内外部からの振動騒音を低減しマイクロホン350のS/Nを向上させている。緩衝部材300は、筐体とマイク基板270の間に配置され、開口部122を塞いでいる。また、緩衝部材300は、第1の面310と第2の面320を有しており、第1の面310は、アッパーケース120の底面124と当接するように配置される。第1の面310は、開口部122を全周で塞いでおり、筐体外部からの水や粉塵の浸入を防いでいる。第2の面320は、マイク基板270と当接するように配置される。
緩衝部材300は、開口部122の範囲外に位置決め用穴380a、380bを有しており、基板保持部材110の突起112a、112bが第2の面320側より挿通されることにより位置が決定する。これにより、マイクロホン350、発光体360の位置と緩衝部材300の配置ずれを防ぐことができ、適切な集音性能および発光部の視認性を確保することができる。
また、緩衝部材300は、マイクロホン350に対向する第1部分330と、発光体360に対向する第2部分340と、ベース部としての第3部分370と、を有している。第3部分370は、平板状の部分であり、第2部分340は、第3部分370から突出した部分であり、第1部分330、第3部分370を切り欠いた部分である。第1部分330の厚みをt1、第2部分340の厚みをt2、第3部分370の厚み(基本肉厚)をt3とした時、t1≦t2<t3が成り立つ関係になっている。第1部分330は音を伝播するため、最も薄いことが望ましい。第2部分340は、光を透過、拡散させるため、第3部分370の厚み(基本肉厚)より薄いことが求められる。そして、第3部分370は振動騒音を低減させるため、最も厚い構成となっている。
第1部分330は、緩衝部材300の第1の面310側に形成されており、開口部122より集音された音波振動をマイクロホン350に伝播する。また、第1部分330は通気性がないため、水や粉塵が通ることはない。
第2部分340は、略半球状となっており、緩衝部材300の第1の面310側に形成されている。第2部分340は、通気性がないため、水や粉塵を通すことはないが、薄肉であるため透光性をもつ。よって、第2部分340は、緩衝部材300における第2の面320側に配置される発光体360から発せられる光を拡散する。また、第2部分340は、天頂部342aと麓部342bを有し、麓部342bから天頂部342aに向かうにつれ、その肉厚が厚くなっている。言い換えると、筐体の外側に向かうにつれて厚みが増加している。
例えば、発光体360がLEDで構成される場合、光に直進性があるため天頂部342a部が強く光り、麓部342bは弱く光るといったことが考えられる。そのため、光の拡散が不均一になり視認性や外観性能を損なう恐れがある。本実施形態においては、天頂部342aの肉厚は厚いため透光性が低く、麓部342bの肉厚は薄いため透光性が高くなる。よって光の拡散が均一化され、視認性や外観性能を向上することができる。
また、第2部分340は、図4に示すように、補強リブ344を有している。補強リブ344は、第2部分340の内面から内側に向けて突出している。補強リブ344は、筐体外からの噴流等により、第2部分340が変形することを防いでいる。
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、1つの部材でマイクロホン350および発光体360の防水防塵をすることができる。よって、部品点数を削減することができるため、装置本体を大型化することなく、マイクロホン350および発光体360の防水防塵をすることができる。また、第2部分340は、麓部342bから天頂部342aに向かうにつれ、その肉厚が厚くなっている。よって、発光体360の光を均一に拡散させることができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態では、上述した本発明の第1実施形態に係る監視カメラと比較して、緩衝部材の形状や基板保持部材の形状が異なる。
以下では主に、本発明の第1実施形態との相違点について説明し、同一な構成の説明は省略する。図5は本発明の第2実施形態に係る監視カメラの外観斜視図である。
監視カメラ400は、映像の撮影と記録、音声の記録が可能である。監視カメラ400は、アッパーケース420およびボトムケース150とより構成される筐体を備えている。
第2実施形態の開口部は、マイクロホン350に対応する音孔422と、発光体360に対応する発光穴424とに分かれている。アッパーケース420には音声を記録するための音孔422と発光穴424とが形成されている。アッパーケース420に形成された音孔422は、筐体内部と外部間に空気や音を通すための穴になっている。発光穴424は、筐体内部と外部間に光を通すための穴となっている。アッパーケース420は、例えば金属ダイキャストやポリカーボネートなどの樹脂成形で作製することができる。
図6は本発明の第2実施形態に係る監視カメラの詳細構成を示す断面斜視図である。
基板保持部材410は、マイクロホン350と発光体360を隔離するように設けられる遮光壁412を有している。遮光壁412は略長方形断面をしており、遮光壁412の先端は他部品を貫通しやすいよう面取りが形成されている。基板保持部材410はポリカーボネートなどの樹脂成形で作製することができ、透光性のほとんどない色で作製することが望ましい。
また、マイク基板470の裏面にはマイクロホン350と発光体360が配置されている。マイク基板470には、マイクロホン350と発光体360間にスリット472が形成されている。スリット472には、遮光壁412が挿通される。また、マイク基板470は、基板保持部材410にねじやテープなどで固定されている。
次に、緩衝部材500について詳細に説明する。図7は本発明の第2実施形態に係る緩衝部材の全体斜視図である。緩衝部材500は略長方形のシリコンゴムなどの弾性部材で形成され、筐体内外部からの振動騒音を低減しマイクロホン350のS/Nを向上させている。また、緩衝部材500は第1の面510と第2の面520を有しており、第1の面510は音孔部底面414と発光穴部底面416に当接するように配置される。それにより音孔422と発光穴424から筐体内部へ水や粉塵の浸入を防いでいる。第2の面520はマイク基板470と当接するように配置される。
また、緩衝部材500は第1部分504と、第2部分506と、第3部分508と、を有している。第1部分504は、第1の面510側に形成されており、音孔422より集音された音波振動をマイクロホン350に伝播する。第2部分506は、第1の面510側に形成されており、薄肉部を透過した光が発光穴424より照射されることで、ユーザーにカメラの電源や録画状態を知らせる。また、第2部分506は、円筒形状であり、発光穴424内に配置された際、アッパーケース420の外面付近まで位置するような高さに形成されている。また、第1実施形態と同様に、第1部分504の厚みをt1、第2部分506の厚みをt2、第3部分508の厚み(基本肉厚)をt3とした時、t1≦t2<t3が成り立つ関係になっている。
また、緩衝部材500は第1部分504と第2部分506間に遮光壁用スリット502を有している。遮光壁用スリット502は、矩形状であり、基板保持部材410の遮光壁412が貫通する。
以上のように、基板保持部材410に遮光壁412を設けることにより発光体360より発せられた光が遮光壁412によって遮られ、音孔422から光が漏れることを抑制できる。よって、ユーザーの視認性と外観性能を向上することができる。また遮光壁412はマイク基板470と緩衝部材500の位置決めをすることもできる。
また、第1実施形態と同様に、1つの部材でマイクロホン350および発光体360の防水防塵をすることができる。よって、部品点数を削減することができるため、装置本体を大型化することなく、マイクロホン350および発光体360の防水防塵をすることができる。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態では、上述した本発明の第1の実施形態に係るマイクロホン保持構造と比較して、緩衝部材や基板保持部材の形状、マイクロホンの保持方法が異なる。
以下では主に、本発明の第1の実施形態との相違点について重点的に説明し、同一な構成の説明は省略する。
図8は本発明の第3の実施形態に係る緩衝部材を示す断面斜視図である。
緩衝部材600は、略長方形のシリコンゴムなどの弾性部材で形成され、筐体内外部からの振動騒音を低減し集音時のS/Nを向上する役割を担っている。緩衝部材600は緩衝リブ610a、610bと第1の面612、第2の面614を有している。緩衝リブ610a、610bは、緩衝部材600の外周に形成されている。また緩衝部材600は略円環状のマイクロホン保持部620を有している。そして円環内部には支持部630とアンダーカット部640が形成されている。
図9は本発明の第3の実施形態に係るマイクロホンおよび発光体周辺の詳細構成を示す断面図である。
アッパーケース720に形成された音孔722は、筐体内部と外部間に空気や音を通し、発光穴724は筐体内部と外部間に光を通すことができる。発光体基板770には発光体360が実装されており、基板保持部材710にねじなどで固定されている。基板保持部材710はガイド壁712を有しており、緩衝部材600の位置を規制している。また基板保持部材710はマイクロホン収納部714とワイヤ穴716を有している。マイクロホン750は緩衝部材600に形成されているマイクロホン保持部620に把持されている。そしてワイヤ穴716を通るマイクワイヤ780により、制御基板(不図示)と電気的に接続されている。
緩衝部材600は緩衝リブ610a、610bを介して他の部材により保持されており、上側緩衝リブ610aはアッパーケース720に当接し、下側緩衝リブ610bは基板保持部材710に当接している。そして音孔722や発光穴724から水などが筐体内部へ侵入することを防いでいる。緩衝リブ610a、610bは細いリブで形成されており、先端は略半円形状になっている。そのため、他の部材と線接触に近い形で接触している。そのため、部材同士の接触面積が少なく、また緩衝リブ610a、610b自体の剛性も低くなっている。その結果、筐体内部の振動や外部からの衝撃を和らげ、また防水性能を向上させている。さらに緩衝リブ610a、610bは緩衝部材600の外周に沿って形成されているため、ガイド壁712による位置の規制が容易になっている。なお、衝撃吸収性や組立性を鑑み、緩衝リブ610a、610bを緩衝部材600の外周以外に追加配置してもよい。その場合、緩衝リブは細いリブ形状に限らず、複数の半球や円筒形状などで形成してもよい。
第1の薄肉部604は音孔722より集音された音波振動をマイクロホン750に伝播する。第2の薄肉部606は発光体360から発せられた光を透過させユーザーにカメラの電源や録画状態を知らせることができる。マイクロホン保持部620は内側に形成されている支持部630とアンダーカット部640によりマイクロホン750を包み込むように保持している。支持部630はマイクロホン750と薄肉部604の間に集音空間を設ける働きを持つとともに、マイクロホン750との接触面積を減らす役割を担っている。アンダーカット部640は中心にマイクワイヤ770を通す穴を有しており、マイクロホン750を緩衝部材600に挿入するための穴も兼ねている。このようにマイクロホン750を支持することにより、筐体内外部の振動雑音がマイクロホン750に集音されることを防ぎ、またマイクロホン750を外部衝撃から守ることができる。なおマイクワイヤ770に振動が伝わるのを防ぐために、アンダーカット部640やワイヤ穴716にワイヤ把持部を形成してもよい。またアンダーカット部640にマイクロホン750との接触面積をさらに少なくするための形状を設けても良い。
なお、上述した実施形態において、筐体は2部品から構成されているが、3つもしくはそれ以上の部品から構成されていてもよい。また、上述した実施形態において、レンズ保護部材102は球形をしているが、非球面形状や平板形状などでもよい。また、上述した実施形態において、筐体の防水防塵手段としてパッキン180やO−リング140を用いたが、両面テープや接着材、シーリング材などを用いて防水防塵処理を施してもよい。
また、上述した実施形態において、レンズ保護部材102の固定方法はねじや別部品を用いて固定してもよい。また、アッパーケース120とレンズ保護部材102を超音波溶着などで接着することで、防水構造の確保および固定をしてもよい。
また、上述した実施形態において、制御基板250は1つであったが、カメラ制御用と電源管理用などの複数の基板構成であってもよい。また、上述した実施形態において、マイク基板270はフレキシブル基板などを用いて、ワイヤ230bを用いずに直接制御基板250に接続してもよい。
また、上述した実施形態において、マイク基板270の裏面にマイクロホン350と発光体360が配置されていたが、表面に配置されていてもよい。また、上述した実施形態において、マイクロホン350と発光体360はそれぞれ1つずつ用いていたが、集音のステレオ化や発光色を複数用意するために複数個用いてもよい。
また、上述した実施形態において、緩衝部材300、500はシリコンゴムで形成されていたが、ジエン系ゴムや熱可塑性エラストマーなど、他の弾性材料で形成してもよい。
また、上述した実施形態において、緩衝部材300の開口部底面124と当接する部分に、防水防塵信頼性を向上させるために細いリブ形状を形成してもよい。さらに、緩衝部材300と開口部底面124の間にテープ剤や接着剤などを介して開口部122を塞いでもよい。
また、上述した実施形態において、緩衝部材300の位置を決めるために位置決め用穴380と基板保持部材110の突起112を用いたが、緩衝部材300の外形を使用したり、位置決め用の治具を用いたりしてもよい。
100 監視カメラ
120、420 アッパーケース
150 ボトムケース
110 基板保持部材
108 開口部
300、500、600 緩衝部材
330、504 第1部分
340、506 第2部分
350 マイクロホン
360 発光体

Claims (24)

  1. 開口部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に配置され、前記開口部より集音するマイクロホンと、
    前記筐体の内部に配置され、前記開口部より発光する発光体と、
    前記開口部を塞ぐ第1部材と、を備え、
    前記第1部材は、ベース部と、前記マイクロホンに対向する第1部分と、前記発光体に対向する第2部分と、を有し、
    前記第1部分は、前記ベース部から切りかかれた部分であり、
    前記第2部分は、前記ベース部から突出した部分であることを特徴とする、電子機器。
  2. 前記第1部分の厚みをt1、前記第2部分の厚みをt2、前記ベース部の厚みをt3とした時、t1≦t2<t3の関係が成り立つことを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2部分は、略半球状に形成されており、前記筐体の外側に向かうにつれて厚みが増加することを特徴とする、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1部分の内側または前記第2部分の内側のいずれかにおいて、少なくとも1つの補強リブが形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記基板を保持する基板保持部材を備え、
    前記基板保持部材は、前記マイクロホンと前記発光体の間に配置される遮光壁を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記第1部材は、前記第1部分と前記第2部分との間に前記遮光壁が配置されるスリットが形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記マイクロホンと前記発光体は前記基板の同一面に配置されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記マイクロホンと前記発光体は、前記基板において、前記第1部材と反対側に配置されていることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記開口部は、前記マイクロホンに対応する音孔と、前記発光体に対応する発光穴からなることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 前記筐体は、映像を撮影するためのレンズと、撮像素子と、を有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器。
  11. 開口部が形成された筐体と、
    前記開口部より集音するマイクロホンと、
    前記開口部より発光する発光体と、
    前記マイクロホンおよび前記発光体と電気的に接続される基板と、
    前記筐体と前記基板の間に配置され、前記開口部を塞ぐ第1部材と、を備え、
    前記第1部材は、前記マイクロホンに対向する第1部分と、前記発光体に対向する第2部分と、第3部分と、を有し、
    前記第1部分の厚さ、前記第2部分の厚さおよび前記第3部分の厚さは、それぞれ異なることを特徴とする、電子機器。
  12. 前記第3部分は、平板状の部分であり、前記第2部分は、前記第3部分から突出した部分であり、前記第2部分は、前記第3部分を切り欠いた部分であることを特徴とする、請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記第1部分の厚みをt1、前記第2部分の厚みをt2、前記第3部分の厚みをt3とした時、t1≦t2<t3の関係が成り立つことを特徴とする、請求項11または12に記載の電子機器。
  14. 前記第2部分は、略半球状に形成されており、前記筐体の外側に向かうにつれて厚みが増加することを特徴とする、請求項11から13のいずれか一項に記載の電子機器。
  15. 前記第1部分の内側または前記第2部分の内側のいずれかにおいて、少なくとも1つの補強リブが形成されている、請求項11から14のいずれか一項に記載の電子機器。
  16. 前記基板を保持する基板保持部材を備え、
    前記基板保持部材は、前記マイクロホンと前記発光体の間に配置される遮光壁を有する、請求項11から15のいずれか一項に記載の電子機器。
  17. 前記第1部材は、前記第1部分と前記第2部分との間に前記遮光壁が配置されるスリットが形成されていることを特徴とする、請求項16に記載の電子機器。
  18. 前記マイクロホンと前記発光体は前記基板の同一面に配置されていることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の電子機器。
  19. 前記マイクロホンと前記発光体は、前記基板において、前記第1部材と反対側に配置されていることを特徴とする、請求項11から18のいずれか一項に記載の電子機器。
  20. 前記開口部は、前記マイクロホンに対応する音孔と、前記発光体に対応する発光穴からなることを特徴とする、請求項11から19のいずれか一項に記載の電子機器。
  21. 前記第1部材は、前記筐体と全周で当接する少なくとも1つの緩衝リブを有する、請求項11から20のいずれか一項に記載の電子機器。
  22. 前記緩衝リブは前記第1部材の外周に沿って形成されていることを特徴とする、請求項21に記載の電子機器。
  23. 前記第1部材は、前記マイクロホンを保持するマイクロホン保持部を有する、請求項11から22のいずれか一項に記載の電子機器。
  24. 前記マイクロホン保持部は、略円環状に形成されており、前記マイクロホン保持部の内部に前記マイクロホンと当接する少なくとも1つの支持部を有する、請求項23に記載の電子機器。
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