JP2016045477A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】光路内包部から側方に突出する突出部周りの意匠性に優れかつ機能性の設定自由度が高い外装構造を備えたカメラを提供する。
【解決手段】光路内包部から側方に突出する突出部を有するカメラにおける外装部材として、突出部の前面側に位置する前カバーと、突出部の後面側に位置する後カバーと、突出部の側面に沿って位置する側面カバーとを有し、前カバーまたは後カバーと側面カバーとの間に、突出部の外面上に露出する機能部品を設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、カメラに関し、特にカメラの外面を構成する外装部品の構造に関する。
一眼レフカメラでは、外面を構成する外装部品として、カメラボディの前面側を覆う前カバーと、後面側を覆う後カバーと、カメラの上部(軍艦部)を全体的に覆う上カバーとを備える場合が多い。近年では撮像用の媒体が銀塩フィルムから撮像素子に変わり、撮像素子を用いるデジタルカメラでは、フィルムカメラのようにフィルムを挿脱させるための裏蓋をカメラ後面側に設ける必要がないという相違があるが、デジタル一眼レフカメラにおける基本的な外装部品のレイアウトは、既存のフィルムカメラを踏襲したものになっていた。
一眼レフカメラの多くは、撮影及び被写体観察用の光路を有する光路内包部から両側に向けて突出部を突出させた基本形状を有する。この形状は、光路内包部の両側にフィルムの送り出し部と巻き上げ部を配したフィルム一眼レフカメラに基づくものであるが、フィルム給送の必要がないデジタル一眼レフカメラにおいても、光路内包部の側方に突出部を設けることが把持性や操作性などの点で合理的であることから、上記の基本形状が維持されている。両側の突出部のうち一方は、手で握りこんで把持することを意図したグリップ形状にされており、このグリップ形状を有する突出部はグリップ部などと呼ばれる。現行のほとんどの一眼レフカメラは、グリップ部を右手で把持するように設計されている。
従来の一眼レフカメラでは、前カバーと後カバーが突出部の側部まで回りこんでカバーしており、突出部周りの外観構造にはデザインや機能面での制約があった。オートフォーカス用の補助光の投光部やリモコン光の受光部程度の小型の窓をカメラ前面や後面に形成したり、メモリカードスロットやケーブルコネクタ用の開口をカメラ側面に形成したりする程度の加工を前カバーや後カバーに施すことは従来から行われている。しかし、より大胆な形で突出部周りの意匠性や機能性を高めることは、既存の外装構造では難しかった。
特開平2-309342号公報
本発明は、光路内包部から側方に突出する突出部周りの意匠性や機能性の自由度が高い外装構造を備えたカメラを提供することを目的とする。
本発明は、被写体光を撮像媒体の受光面に導く光路を内包する光路内包部と、光路内包部から側方に突出する突出部と有するカメラにおける外装部材として、突出部の前面側に位置する前カバーと、突出部の後面側に位置する後カバーと、突出部の側面に沿って位置する側面カバーとを有し、前カバーまたは後カバーと側面カバーとの間に、突出部の外面上に露出する機能部品を設けたことを特徴としている。
機能部品は、前カバーまたは後カバーと側面カバーとの境界に沿って突出部の上下方向に長く延びる細長形状とすることが好ましい。機能部品の具体的な適用例としては、突出部内に設けた発光部で発した光をカメラ外に透過させる光透過部材などが好適である。
突出部の側面で、カメラの内部構造を構成するカメラ本体部に対して前カバーと後カバーをそれぞれ締結固定させ、前カバーと後カバーのこれらの締結部を覆う形状を側面カバーに持たせた上で、カメラの完成状態で外観に露出しない非露出締結手段によって側面カバーをカメラ本体部、前カバー及び後カバーの少なくとも一つに対して固定させることが好ましい。
突出部と光路内包部との間の前面側に指掛け用の凹部を形成している形態のカメラでは、非露出締結手段を次のように構成することが好ましい。前カバーの指掛け用凹部形成部分に、前後方向に貫通する開口部を有する前面側支持座を形成し、カメラ本体部に、前面側支持座に対向する前面側螺合部を形成する。側面カバーには、突出部内を貫通して前面側支持座と前面側螺合部の間の位置まで延設される延長締結部を設ける。前面側支持座の開口部に対して前方から前側締結ネジを挿通させ、前面側支持座と前面側螺合部の間に延長締結部を挟んだ状態で前側締結ネジを前面側螺合部に螺合させる。そして、前側締結ネジを覆う追加カバーを前カバーに取り付ける。
カメラ本体部が突出部の底部に開閉可能な開閉蓋を有する形態のカメラでは、開閉蓋の開放状態で露出し開閉蓋を閉じた状態で非露出となる位置に非露出締結手段を設けてもよい。その具体的な構成として、開閉蓋の開放状態で突出部の底部側に露出し開閉蓋を閉じた状態で非露出となる、上下方向に貫通する開口部を有する底面側支持座を前カバーと後カバーの少なくとも一方に形成する。カメラ本体部に、底面側支持座に対向する底面側螺合部を形成する。側面カバーから突出して底面側支持座と重なって位置し、上下方向に貫通する開口部を有する底面側締結部を設ける。底面側支持座と底面側締結部の開口部に対して下方から挿通させた底面側締結ネジを底面側螺合部に螺合させ、底面側締結ネジを介して底面側支持座と底面側締結部をカメラ本体部に締結させる。この底面側締結ネジによる締結固定部分は、閉じた状態の開閉蓋によって覆われる。
以上の本発明によれば、光路内包部の側方に突出する突出部周りの意匠性に優れかつ機能性の設定自由度が高い外装構造を備えたカメラを得ることができる。
本発明を適用した一眼レフカメラの前方斜視図である。 一眼レフカメラの後方斜視図である。 一眼レフカメラのカメラ本体ブロックから外装部品を外した状態を示す分解斜視図である。 一眼レフカメラから上カバーを外した状態を示す前方斜視図である。 一眼レフカメラから側面カバーとグリップカバーを外した状態を示す前方斜視図である。 一眼レフカメラから側面カバーとグリップカバーを外した状態を図5とは異なる角度から見た前方斜視図である。 一眼レフカメラのグリップ部の一部を透視して示した前方斜視図である。 図7のVIII-VIII線に沿って断面視した一眼レフカメラの断面図である。 電池室蓋を開いた状態の一眼レフカメラを底面側から見た図である。 電池室蓋を開くと共に側面カバーを外した状態の一眼レフカメラを底面側から見た図である。
図1及び図2に外観を示す一眼レフカメラ(以下、単にカメラと呼ぶ)10は、被写体からの光束をイメージセンサ(撮像媒体)70(図8)の受光面とファインダ光学系とに選択的に導くことが可能な撮影及び観察用の光路を形成する光路内包部11と、光路内包部11の両側に突出する第1突出部12と第2突出部13を有する。以下のカメラ10についての説明では、光路内包部11に対して第1突出部12が突出する方向を右方、光路内包部11に対して第2突出部13が突出する方向を左方と定義する。また、被写体側を前方、被写体と反対側を後方と定義する。第1突出部12は第2突出部13よりも側方への突出量が大きく、第1突出部12の先端には把持用のグリップ部14が設けられている。グリップ部14は第1突出部12の中で前方への突出量を大きくした部分であり、光路内包部11とグリップ部14の間の前面部分に指掛け凹部15が形成されている。
光路内包部11の前面側にはマウント部16が設けられ、マウント部16に対して図示しない交換レンズを着脱可能である。光路内包部11内にはマウント部16の後方にクイックリターンミラー17が軸支されている。図3や図4に示すように、クイックリターンミラー17の上方にはファインダ光学系を構成するペンタダハプリズム18が支持される。クイックリターンミラー17は左右方向に軸線を向けた支持軸を中心として揺動可能であり、クイックリターンミラー17が各図に示すミラーダウン位置にある状態では、交換レンズを通して入射した被写体光をクイックリターンミラー17で反射してペンタダハプリズム18に導き、ペンタダハプリズム18によって正立像とされた被写体像を、光路内包部11の後面上部に設けたファインダ窓19(図2)を通して光学的に観察することができる。撮影を行うときには、クイックリターンミラー17を跳ね上げると共にクイックリターンミラー17後方のフォーカルプレーンシャッタを開いて、イメージセンサ70の受光面上に被写体光を入射させて露光動作を実行する。
光路内包部11の上面部分には格納タイプの内蔵フラッシュ20が設けられる。内蔵フラッシュ20は、各図に示す格納位置と、上方に向けて突出する突出位置(不図示)とに動作可能であり、突出位置に向けて付勢され、ロック機構によって格納位置に保持される。ポップアップボタン21を押し込むことでロックが解除されて内蔵フラッシュ20が上方に突出する。
第1突出部12のうち、グリップ部14の前面にはリモコン受光窓22とイルミネーション窓23が設けられ、指掛け凹部15の前面にはAF補助光窓24が設けられている。リモコン受光窓22は、外部からのリモコン光をグリップ部14内に設けたリモコン受光部60(図3、図7)へ透過させる光透過部材である。イルミネーション窓23は、グリップ部14内に設けた複数のイルミネーションLED61(図3、図7)が発した光を外部から視認させる縦長の光透過部材である。図7に示すように、複数のイルミネーションLED61は、上下方向に所定の間隔を空けて配設されており、イルミネーション窓23の全域を照明することができる。各イルミネーションLED61は、カメラ10の電源投入時やその他の操作を行ったときに発光され、ユーザーにカメラの状態を報知する機能を有する。イルミネーションLED61が発する色や発光態様を変化させることで、報知する情報を変化させることも可能である。AF補助光窓24は、暗所で自動合焦(オートフォーカス)動作を行う際の補助光を被写体に向けて投光する部位であり、AF補助光窓24の内側に補助光発光部62(図3)が設けられている。
カメラ10の背面には、ファインダ窓19の下方に位置する背面表示パネル25(図2、図8)が設けられている。背面表示パネル25は、カメラ10に関する各種情報表示や撮影した画像の表示に用いられる表示器であり、LCDパネルなどで構成される。第1突出部12と第2突出部13のそれぞれの側面上部には、ストラップを挿通させるためのストラップ環26が設けられる。図8ないし図10に示すように、グリップ部14内には、カメラ10の電源となるバッテリを収納する電池室27と、画像データの記録媒体となるメモリカードを挿入させるカードスロット28が形成されている。図9と図10に示すように、電池室27とカードスロット28はカメラ10の底面側に開口しており、このグリップ部14の底面開口を開閉可能な電池室蓋(開閉蓋)29が設けられている。
第1突出部12の上面には、グリップ部14上に位置させてレリーズボタン30と電源スイッチ31が設けられる。レリーズボタン30は押圧操作によって露光動作を行わせる操作部材であり、半押し操作による合焦制御や露出制御なども担当する。電源スイッチ31はレリーズボタン30の周囲に配した回転スイッチであり、カメラ10の電源のオンオフを操作する。さらに第1突出部12の上面側には回転操作ダイヤル32が設けられる。回転操作ダイヤル32は、撮影モードに応じた設定値(シャッタスピード、絞り値など)の選択や、その他の各種選択用の操作部材として用いられる。
図2に示すように、第1突出部12の後面側には、背面表示パネル25の側方に位置する複合操作部33が設けられる。複合操作部33は、中央に位置する中央ボタン33aの周囲に4つの方向キー33bを配し、方向キー33bの外側に回転可能なモードダイヤル33cを配した構成である。モードダイヤル33cは撮影モードの選択に用いられる。方向キー33bは感度、フラッシュ、ホワイトバランス、セルフタイマなどの設定入力や、その他の各種選択用(例えば、背面表示パネル25に示した画像の表示切り替え、オートフォーカスのエリア選択)の操作部材として用いられる。中央ボタン33aは選択した内容を確定させるOKボタンとして用いられる。
カメラ10はさらに、第1突出部12の上面に複数の押しボタン34を備え、光路内包部11と第1突出部12と第2突出部13にかけての後面に複数の押しボタン35を備えている。詳細な機能分担の説明は省略するが、これらの押しボタン34、35には、カメラ10の機能メニュー表示、露出補正、記録画像再生、記録画像消去、ライブビューモードへの切り替えなどを操作する機能が適宜割り振られている。
図3に示すように、カメラ10は、カメラ本体ブロック(カメラ本体部)40の外側に複数の外装部品を組み付けて構成されている。カメラ本体ブロック40は、光路内包部11と第1突出部12と第2突出部13に亘るカメラ10の基本構造を構成するものであり、クイックリターンミラー17を内部に軸支するミラーボックスを含む本体パーツに対して光学系の各種部品(ペンタダハプリズム18などのファインダ光学系)や電装系の各種部品(メイン基板など)を支持させている。カメラ本体ブロック40のうちグリップ部14の前面側には、メイン基板とは別体のサブ基板63が固定されており、リモコン受光部60とイルミネーションLED61はサブ基板63上に配されている。図8に示すように、カメラ本体ブロック40には、サブ基板63と電池室27との間の前後方向位置に、左右方向へ貫通するグリップ内部空間40aが形成されている。
詳細な説明は省略するが、クイックリターンミラー17を駆動させるミラー駆動機構や、フォーカルプレーンシャッタの駆動に関わるシャッタ駆動機構もカメラ本体ブロック40に支持されている。電池室27とカードスロット28はカメラ本体ブロック40内に形成されている。電池室蓋29は、カメラ本体ブロック40に対してヒンジ機構を介して開閉可能に接続されている。図3、図5ないし図7、図9及び図10は電池室蓋29を開いた状態を示している。
カメラ10の外装部品は、前カバー41、後カバー42、上カバー43、側面カバー44、グリップカバー(追加カバー)45によって構成される。前カバー41、後カバー42、上カバー43及び側面カバー44は、エンジニアリングプラスチックや金属などの強度的に優れた材質で構成される。グリップカバー45はグリップ部14を把持した際のグリップ性を高めるべく、摩擦係数の高いゴムなどの材質で構成される。
前カバー41は、マウント部16を露出させるための開口部を除いてカメラ本体ブロック40の前面をほぼ全体的に覆う前面部41aを有し、前面部41aから光軸方向後方に向けて、第1上面フランジ41b、第2上面フランジ41c、左側面フランジ41d、右側面フランジ41e、下面フランジ41fを突出させている。前カバー41のうち前面部41aの右側縁部に沿ってイルミネーション窓23が固定される。イルミネーション窓23は前カバー41とは別体として形成され、接着などで前カバー41に固定される。第1上面フランジ41bのうち前面部41a寄りの部分にレリーズボタン30と電源スイッチ31が支持され、その後方に複数の押しボタン34が支持されている。
後カバー42は、背面表示パネル25や複合操作部33を露出させるための開口部を除いてカメラ本体ブロック40の後面を覆う後面部42aを有し、後面部42aから光軸方向前方に向けて、第1上面フランジ42b、第2上面フランジ42c、左側面フランジ42d、右側面フランジ42e、下面フランジ42fを突出させている。後面部42aには複数の押しボタン35が支持され、第1上面フランジ42bには回転操作ダイヤル32が支持されている。
前カバー41と後カバー42は、前面部41aによってカメラ本体ブロック40の前面を覆い、後面部42aによってカメラ本体ブロック40の後面を覆う形で、カメラ本体ブロック40を前後から挟んで組み付けられる。この組み付け状態では、第1上面フランジ41bと第1上面フランジ42bが前後に組み合わされて、グリップ部14を含む第1突出部12の上面部分の外観を形成する。また、第2上面フランジ41cと第2上面フランジ42cが前後に組み合わされて第2突出部13の上面部分の外観を形成し、左側面フランジ41dと左側面フランジ42dが前後に組み合わされて第2突出部13の側面部分(カメラ10の左側面)の外観を形成する。さらに、下面フランジ41fと下面フランジ42fが前後に組み合わされて、光路内包部11と第1突出部12と第2突出部13に亘るカメラ10の底面部分の外観を形成する。下面フランジ41fと下面フランジ42fにはそれぞれ、閉じた状態の電池室蓋29によって塞がれる形状の底面切り欠き41g、42gが形成されており(図3、図5、図9及び図10参照)、閉じた状態の電池室蓋29は、下面フランジ41f及び下面フランジ42fと略面一になる。図5に示すように、グリップ部14(第1突出部12)の側面(カメラ10の右側面)部分では、右側面フランジ41eと右側面フランジ42eがカメラ本体ブロック40の全体を覆う構造になっておらず、前カバー41と後カバー42を組み付けた段階では内部構造が露出している。
前カバー41と後カバー42はカメラ本体ブロック40に対して複数箇所のネジ留めで固定される。図3や図5に示すように、グリップ部14(第1突出部12)の側面部分では、前カバー41の右側面フランジ41eがカメラ本体ブロック40に対して一対のネジ(カメラ本体部に対する前カバーの締結部)50によって締結固定され、後カバー42の右側面フランジ42eがカメラ本体ブロック40に対して一対のネジ(カメラ本体部に対する後カバーの締結部)51によって締結固定される。図3に示すように、カメラ本体ブロック40の右側面には、一対のネジ50が螺合する上下一対のネジ螺合部40bと、一対のネジ51が螺合する上下一対のネジ螺合部40cが形成されている。右側面フランジ41eの後端部に、ネジ50を挿通させる穴(開口部)が形成された上下一対のネジ留め座41hが形成されており、各ネジ留め座41hの穴に挿通したネジ50をネジ螺合部40bに螺合させて前カバー41を固定する。右側面フランジ42eの前端部に、ネジ51を挿通させる穴(開口部)が形成された上下一対のネジ留め座42hが形成されており、各ネジ留め座42hの穴に挿通したネジ51をネジ螺合部40cに螺合させて後カバー42を固定する。
図1、図2、図4、図6ないし図8に示すように、第2突出部13の側面部分は、前カバー41の左側面フランジ41dと後カバー42の左側面フランジ42dがカメラ本体ブロック40に対して一対のネジ52によってまとめて締結固定される。後カバー42の左側面フランジ42dには、前方に向けて突出する一対のネジ留め座42i(図3、図8)が上下方向に位置を異ならせて突設されている。各ネジ留め座42iにはネジ52を挿通させる穴(開口部)が形成されており、前カバー41の左側面フランジ41dにもこれに対応する位置に上下一対の穴(開口部)が形成されている。図8に示すように、前カバー41の左側面フランジ41dの内側に重なるように各ネジ留め座42iを挿入し、左側面フランジ41dとネジ留め座42iのそれぞれの穴に対してネジ52を挿入し、カメラ本体ブロック40に形成したネジ螺合部40dにネジ52を螺合させて前カバー41と後カバー42を固定する。
前カバー41の下面フランジ41fは複数のネジ53(図3、図9及び図10)によってカメラ本体ブロック40に対して固定され、下面フランジ42fは複数のネジ54(図3、図9及び図10)によってカメラ本体ブロック40に対して固定される。
以上のようにして前カバー41をカメラ本体ブロック40の外側に取り付けた状態では、リモコン受光窓22がリモコン受光部60の前方に位置し、イルミネーション窓23が複数のイルミネーションLED61の前方に位置し、AF補助光窓24が補助光発光部62の前方に位置する。
図3や図4に示すように、前カバー41は、第1上面フランジ41bと第2上面フランジ41cの間に、上面部分が存在しない上面切り欠き部41iを有する。後カバー42も同様に、第1上面フランジ42bと第2上面フランジ42cの間に、上面部分が存在しない上面切り欠き部42jを有する。カメラ本体ブロック40に対して前カバー41と後カバー42を組み付けた状態では、上面切り欠き部41iと上面切り欠き部42jに囲まれる領域で、光路内包部11の内部構造が露出している(図4参照)。また前述のように、グリップ部14(第1突出部12)の側面部分でも、前カバー41と後カバー42によって完全には覆われることなく内部構造が露出している(図5参照)。前者の光路内包部11の上面の露出部分については、上カバー43が組み付けられて外観を形成し、後者のグリップ部14の側面の露出部分については、側面カバー44が組み付けられて外観を形成する。図6に示すように、前カバー41の前面部41aには、グリップ部14において側面カバー44で覆われる側と反対側(指掛け凹部15側)の側部に、上下方向に長い凹部41jが形成されており、凹部41jがグリップカバー45で覆われる。
側面カバー44の組み付け構造について説明する。図3や図5に示すように、前カバー41には前面部41aと右側面フランジ41eの境界部に周縁段部41kが形成されており、イルミネーション窓23には周縁段部41kに連続する周縁段部23aが形成されている。周縁段部23aの後方には、右側面フランジ41eを左右方向に貫通する貫通穴41mが形成されている。第1上面フランジ41bのうち周縁段部41kの後方には、下向きに開口するネジ穴を有するネジ螺合部41nが形成される。右側面フランジ41eと下面フランジ41fの境界部には、上下方向へ貫通する穴(開口部)を有するネジ留め座(底面側支持座)41pが形成されている。カメラ本体ブロック40には、ネジ留め座41pの上方に位置して下向きに開口するネジ穴を有するネジ螺合部(底面側螺合部)40e(図3、図9及び図10)が形成されている。ネジ留め座41pは、下面フランジ41fの下面(カメラ10の底面)に対して上方にオフセットした位置に形成されており、電池室蓋29を開いた状態ではネジ留め座41p(とその奥のネジ螺合部40eのネジ穴)がカメラ10の底面側からアクセス可能に露出し、電池室蓋29を閉じるとネジ留め座41pが電池室蓋29によって覆われて外観に表れなくなる。
図6に示すように、前カバー41の凹部41jには、前後方向に貫通する穴(開口部)を有する上下一対のネジ留め座(前面側支持座)41qが形成されている。ネジ留め座41qは、凹部41jに対してさらに後方に向けて凹む段差形状をなし、その後端部は平面状に形成されている。カメラ本体ブロック40の前面には、各ネジ留め座41qの後方に位置して前向きに開口するネジ穴を有する一対のネジ螺合部(前面側螺合部)40f(図7、図8)が形成されている。
後カバー42の右側面フランジ42eには凹部42kが形成され、凹部42kの一部に切り欠き42mが形成されている。カメラ本体ブロック40には切り欠き42mの内側に位置するネジ螺合部40gが形成されている(図3、図5)。後カバー42にはさらに、第1上面フランジ42bと右側面フランジ42eの境界部に嵌合部42nが形成され、右側面フランジ42eと下面フランジ42fの境界部に、上下方向に貫通する穴(開口部)を有するネジ留め座(底面側支持座)42pが形成される(図3、図5、図10)。カメラ本体ブロック40には、ネジ留め座42pの上方に位置して下向きに開口するネジ穴を有するネジ螺合部(底面側螺合部)40h(図10)が形成されている。ネジ留め座42pは、下面フランジ42fの下面(カメラ10の底面)に対して上方にオフセットした位置に形成されており、電池室蓋29を開いた状態ではネジ留め座42p(とその奥のネジ螺合部40hのネジ穴)がカメラ10の底面側からアクセス可能に露出し、電池室蓋29を閉じるとネジ留め座42pが電池室蓋29によって覆われて外観に表れなくなる。
側面カバー44は、カメラ本体ブロック40の右側面を覆う側板部44aの周縁にリブ44bを有し、側板部44aの内面側に上下一対の固定アーム(延長締結部)46が固定されている。各固定アーム46は側面カバー44とは別体として形成されており、ネジ55によって側面カバー44の内面側に固定されている。側面カバー44の内面には、左方に向けて開口するネジ穴を有する上下一対のネジ螺合部44c(図6、図8)が形成されており、固定アーム46の基端部をネジ螺合部44cの端部に当て付けた状態でネジ螺合部44cにネジ55を螺合させることで、固定アーム46が側面カバー44の側板部44aに対して固定される。固定アーム46は、側板部44aへ固定される基端部に対して略直交する方向(カメラ10の左右方向)へ長く突出された長板状の延長部を有するL字形状をなしており、延長部の先端に前後方向に貫通するネジ挿通穴46aを有している。固定アーム46の材質は任意のものを選択可能であるが、強度確保の観点から金属製とすることが好ましい。
図6に示すように、側面カバー44の側板部44aの上縁付近と下縁付近にはそれぞれ、上下方向に貫通する穴(開口部)を有するネジ留め座44d、44eが突出形成される。側板部44aの後端部には左右方向に貫通する穴(開口部)を有するネジ留め座44fが突出形成される。側板部44aの後端部にはさらに、上端付近と下端付近に、側板部44aに対して屈曲された嵌合部44gと嵌合部44hが形成されている。嵌合部44hに対して、図9と図10に示すネジ留め座(底面側締結部)65が嵌合される。ネジ留め座65は、嵌合部44hとの嵌合部分から突出して後カバー42のネジ留め座42pに対して下方から当接する板状部を有しており、このネジ留め座65の板状部に上下方向に貫通する穴(開口部)が形成されている。
カメラ本体ブロック40に対して前カバー41と後カバー42を先に組み付け、続いて側面カバー44を組み付ける。リブ44bが周縁段部23aと周縁段部41kに嵌合し、ネジ留め座44dがネジ螺合部41nの下面に重なって位置し、ネジ留め座44eがネジ留め座41pの上面に重なって位置し、ネジ留め座44fがネジ螺合部40gの右方に重なって位置する。また、側面カバー44の組み付けに際しては一対の固定アーム46を前カバー41の貫通穴41mに挿入する。貫通穴41mはグリップ内部空間40aに連通しており、各固定アーム46は貫通穴41mとグリップ内部空間40aを通してグリップ部14を左右方向に貫く(図8参照)。各固定アーム46の先端付近がネジ留め座41qの後面とネジ螺合部40fの前面の間に挟まれ、ネジ挿通穴46aがネジ留め座41qの貫通穴と連通する。このようにして前カバー41に対する側面カバー44の位置が定まる。また、ネジ留め座44fが切り欠き42mに嵌合し、嵌合部44gが嵌合部42nに嵌合し、嵌合部44hがネジ螺合部40hとネジ留め座42pに対して前方から当接して、後カバー42に対する側面カバー44の位置が定まる。
以上のようにして位置が定まった側面カバー44を複数箇所のネジ止めで固定する。一対のネジ留め座41qの貫通穴に対してネジ56を前方から挿入して、ネジ挿通穴46aを通してネジ螺合部40fのネジ穴に螺合させる。図8に示すように、ネジ留め座41qとネジ螺合部40fの間には固定アーム46が挟まれており、ネジ56を締め付けることでカメラ本体ブロック40と前カバー41の間に固定アーム46が挟持され、固定アーム46を支持する側面カバー44が固定される。
また、ネジ留め座44dの貫通穴に対してネジ57(図6、図9及び図10)を下方から挿入してネジ螺合部41nのネジ穴に螺合させる。図5に示すように、ネジ螺合部41nの下方(ネジ留め座44dが挿入される位置の下方)には、カメラ本体ブロック40から突出する片側(右側)のストラップ環26の基部が位置しており、このストラップ環26の基部にはネジ留め座44dの貫通穴と重なる上下方向への貫通穴が形成されている。ネジ57は、ネジ留め座44dの貫通穴と共にストラップ環26の基部の貫通穴にも挿通されて、ネジ留め座44dとストラップ環26の基部を前カバー41(ネジ螺合部41n)に締結させる。図9と図10に示すように、電池室27の天井部には、ネジ57を挿入させるための内部開口27aが形成されており、電池室蓋29を開いた状態で内部開口27aを通してネジ57の組み付けを行うことができる。
また、ネジ留め座41pとネジ留め座44eの貫通穴に対してネジ(底面側締結ネジ)58(図6、図9及び図10)を下方から挿入してネジ螺合部40eのネジ穴に螺合させる。また、嵌合部44hに嵌合させたネジ留め座65の板状部を、ネジ留め座42pに対して下方から当接させ、ネジ留め座65とネジ留め座42pの貫通穴に対してネジ(底面側締結ネジ)66(図9、図10)を下方から挿入してネジ螺合部40hのネジ穴に螺合させる。図9と図10に示すように、ネジ58とネジ66の取り付け作業は、電池室蓋29を開いた状態で行うことができる。さらに、ネジ留め座44fの貫通穴に対してネジ59を右方から挿入してネジ螺合部40gのネジ穴に螺合させる。
このように、前後方向に軸線が向くネジ56と、上下方向に軸線が向くネジ57、ネジ58及びネジ66と、左右方向に軸線が向くネジ59によって、側面カバー44がカメラ本体ブロック40と前カバー41と後カバー42の結合体に対して強固に固定される。
側面カバー44を取り付けた後、前カバー41の凹部41jにグリップカバー45を取り付ける。グリップカバー45は接着などの手法で前カバー41に固定される。凹部41j内に位置するネジ56をグリップカバー45が覆うことにより、固定アーム46とネジ56を介した側面カバー44の固定箇所が外観に露出しない状態になる。また、ネジ57、ネジ58及びネジ66による側面カバー44の固定箇所は、電池室蓋29を閉じることにより外観に露出しなくなる。これに加えて、ネジ57による側面カバー44の固定箇所は電池室27の最奥部にあるので、電池室27内に挿入したバッテリによっても覆われる。
さらに、図8に示すように、後カバー42の凹部42kを覆うコネクタカバー47が取り付けられる。カメラ本体ブロック40の右側部には外部機器との接続に用いる複数のケーブルコネクタ64(図3、図5)が設けられており、ケーブルコネクタ64を露出させるための開口が凹部42k内に形成されている。コネクタカバー47を取り付けると、ケーブルコネクタ64と共に、ネジ59による側面カバー44の固定箇所が覆われる。コネクタカバー47は着脱(開閉)可能であり、ケーブルコネクタ64の使用時にはコネクタカバー47を取り外す。
以上のように、グリップ部14の側面部分(カメラ10の右側面)では、カメラ本体ブロック40に対する前カバー41と後カバー42の固定箇所(ネジ50、51)を側面カバー44によって覆い、側面カバー44の固定箇所(ネジ56、57、58、59、66)もカメラ10の完成状態で外観に表れない非露出締結手段として構成されている。そのため、グリップ部14周りでは外装部品を固定するネジ類が外観上に露出せず、デザイン的に優れた外装構造となる。
グリップ部14には、発光表示を行う機能部品として、前面部分を上下方向に縦断する縦長のイルミネーション窓23が設けられている。前カバー41と側面カバー44を別体にしてその間にイルミネーション窓23を挟む構造にすることで、イルミネーション窓23のような大型の機能部品をカメラ10の外観上に無理なく配置することができる。例えば、本実施形態と異なり前カバー41と側面カバー44を一体構造の部品にすると、イルミネーション窓23を取り付けるための縦長の大型開口をカバー部材に貫通形成する必要があり、カバー部材の強度確保や生産性の点で不利になる。これに対して本実施形態では、前カバー41と側面カバー44のそれぞれが強度的に優れると共に高精度に製造しやすくなっている。
図8から分かるように、イルミネーション窓23を挟む前カバー41と側面カバー44の境界部分を左右方向に跨ぐように一対の固定アーム46が延設されており、イルミネーション窓23とは異なる位置で各固定アーム46を介して前カバー41と側面カバー44を橋絡しているので、前カバー41と側面カバー44を強固に結合させることができる。また、図8に示すように、各固定アーム46は、サブ基板63と電池室27の間に形成したグリップ内部空間40aを通してグリップ部14内を左右方向に貫通しており、イルミネーションLED61とイルミネーション窓23の間の光路を固定アーム46が遮ることがない。すなわち、グリップ部14内の機能部品と干渉させずに固定アーム46を長く延設させ、側板部44aから離れた位置(指掛け凹部15に臨む位置)でネジ56による固定を行うことにより、側面カバー44の支持強度を効果的に高めることができる。
以上、図示実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、図示実施形態では、グリップ部14の前面側に発光表示用の機能部品としてイルミネーション窓23を配しているが、機能部品の配置や機能が異なるカメラにも適用が可能である。配置に関しては、前カバー41と側面カバー44の間ではなく、後カバー42と側面カバー44の間にイルミネーション窓23のような機能部品を設けてもよい。機能に関しては、イルミネーション窓23とは異なる役割の部品を用いることも可能である。具体的には、イルミネーション窓23以外にも、リモコン光やAF補助光や照明光(動画撮影時などの照明として用いる)のような別種の光を透過させる窓部、内蔵スピーカーや内蔵マイクのための音声用開口部、無線通信部、放熱部、センサ(例えば、グリップ部14を握ったことを検知してカメラ10の電源オンやスリープ解除を行わせる赤外線センサ)、ストラップなどのアクセサリ取付部、メモリカード類を挿脱させるカードスロット、などの機能部品に関して本発明を適用することができる。
10 一眼レフカメラ
11 光路内包部
12 第1突出部
13 第2突出部
14 グリップ部
15 指掛け凹部
16 マウント部
17 クイックリターンミラー
18 ペンタダハプリズム
19 ファインダ窓
20 内蔵フラッシュ
21 ポップアップボタン
22 リモコン受光窓
23 イルミネーション窓(グリップ外面の機能部品)
23a 周縁段部
24 AF補助光窓
25 背面表示パネル
26 ストラップ環
27 電池室
27a 内部開口
28 カードスロット
29 電池室蓋(開閉蓋)
30 レリーズボタン
31 電源スイッチ
32 回転操作ダイヤル
33 複合操作部
33a 中央ボタン
33b 方向キー
33c モードダイヤル
34 35 押しボタン
40 カメラ本体ブロック(カメラ本体部)
40a グリップ内部空間
40b 40c 40d 40g ネジ螺合部
40e 40h ネジ螺合部(底面側螺合部)
40f ネジ螺合部(前面側螺合部)
41 前カバー
41a 前面部
41b 第1上面フランジ
41c 第2上面フランジ
41d 左側面フランジ
41e 右側面フランジ
41f 下面フランジ
41g 底面切り欠き
41h 41n ネジ留め座
41i 上面切り欠き部
41j 凹部
41k 周縁段部
41m 貫通穴
41p ネジ留め座(底面側支持座)
41q ネジ留め座(前面側支持座)
42 後カバー
42a 後面部
42b 第1上面フランジ
42c 第2上面フランジ
42d 左側面フランジ
42e 右側面フランジ
42f 下面フランジ
42g 底面切り欠き
42m 切り欠き
42h 42i ネジ留め座
42j 上面切り欠き部
42k 凹部
42n 嵌合部
42p ネジ留め座(底面側支持座)
43 上カバー
44 側面カバー
44a 側板部
44b リブ
44c ネジ螺合部
44d 44f ネジ留め座
44e 65 ネジ留め座(底面側締結部)
44g 44h 嵌合部
45 グリップカバー(追加カバー)
46 固定アーム(延長締結部)
46a ネジ挿通穴
47 コネクタカバー
50 ネジ(カメラ本体部に対する前カバーの締結部)
51 ネジ(カメラ本体部に対する後カバーの締結部)
52 53 54 55 57 59 ネジ
56 ネジ(前側締結ネジ)
58 66 ネジ(底面側締結ネジ)
60 リモコン受光部
61 イルミネーションLED(グリップ内の発光部)
62 補助光発光部
63 サブ基板
64 ケーブルコネクタ
70 イメージセンサ(撮像媒体)

Claims (7)

  1. 被写体光を撮像媒体の受光面に導く光路を内包する光路内包部と、上記光路内包部に対して側方に突出した突出部と有するカメラにおいて、
    上記カメラの外装部材として、上記突出部の前面側に位置する前カバーと、上記突出部の後面側に位置する後カバーと、上記突出部の側面に沿って位置する側面カバーとを有し、
    上記前カバーまたは上記後カバーと上記側面カバーとの間に、上記突出部の外面上に露出する機能部品を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 上記機能部品は、上記前カバーまたは上記後カバーと上記側面カバーとの境界に沿って上記突出部の上下方向に長く延びる細長形状をなしている請求項1記載のカメラ。
  3. 上記機能部品は、上記突出部内に設けた発光部で発した光をカメラ外に透過させる光透過部材である請求項1または2記載のカメラ。
  4. 上記前カバーと上記後カバーはそれぞれ、上記突出部の側面で上記カメラの内部構造を構成するカメラ本体部に対して締結固定され、
    上記側面カバーは、上記カメラ本体部に対する上記前カバーと上記後カバーのそれぞれの締結部を覆う形状を有しており、カメラの完成状態で外観に露出しない非露出締結手段によって上記カメラ本体部、上記前カバー及び上記後カバーの少なくとも一つに対して固定される請求項1ないし3のいずれか1項記載のカメラ。
  5. 上記突出部と上記光路内包部との間の前面側に指掛け用の凹部を有し、
    上記非露出締結手段は、
    上記前カバーの上記指掛け用凹部形成部分に設けた、前後方向に貫通する開口部を有する前面側支持座;
    上記カメラ本体部に、上記前面側支持座に対向して形成した前面側螺合部;
    上記側面カバーに設けた、上記突出部内を貫通して上記前面側支持座と上記前面側螺合部の間の位置まで延設される延長締結部;
    上記前面側支持座の上記開口部に対して前方から挿通され、上記前面側支持座と上記前面側螺合部の間に上記延長締結部を挟んで上記前面側螺合部に螺合される前側締結ネジ;及び
    上記前側締結ネジを覆って上記前カバーに取り付けられる追加カバー;
    を有している請求項4記載のカメラ。
  6. 上記カメラ本体部は上記突出部の底部に開閉可能な開閉蓋を有し、上記非露出締結手段は、上記開閉蓋の開放状態で露出し上記開閉蓋を閉じた状態で非露出となる位置に設けられている請求項4または5記載のカメラ。
  7. 上記非露出締結手段は、
    上記前カバーと上記後カバーの少なくとも一方に設けられ、上記開閉蓋の開放状態で上記突出部の底部側に露出し上記開閉蓋を閉じた状態で非露出となる、上下方向に貫通する開口部を有する底面側支持座;
    上記カメラ本体部に、上記底面側支持座に対向して形成した底面側螺合部;
    上記側面カバーから突出して上記底面側支持座と重なって位置し、上下方向に貫通する開口部を有する底面側締結部;及び
    上記底面側支持座と上記底面側締結部の上記開口部に対して下方から挿通されて上記底面側側螺合部に螺合され、上記底面側支持座と上記底面側締結部を上記カメラ本体部に締結させる底面側締結ネジ;
    を有する請求項6記載のカメラ。
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