JP6657805B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学機器に関する。
従来、光学機器(カメラ等の撮影装置)のボディの外面に設けられた操作部を照明する照明装置を、夜間撮影の補助として備える光学機器が知られている(特許文献1)。この特許文献1に開示された撮影装置は、カード(記録媒体)を挿抜するための挿抜口と、この挿抜口から挿入されたカードを収容するカード収容部とを有している。さらに、この撮影装置は、撮影装置のグリップ部の内部に照明窓を備えており、カード収容部の外に設けられた照明装置から発せられた照明光が照明窓から出射されることで、挿抜口が照明装置によって直接的に照射される。
特開2005−227495号公報 特開平08−022057号公報
しかしながら、従来の撮影装置では、カードの未収容時及びカードの収容完了時に、照明窓から出射された照明光が挿抜口から直接的に外部へ出力されてしまう、つまり、高出力の照明光が撮影装置の外部に直接的に漏れ出てしまう。このため、ユーザのみならず第三者の目に入り不快感を与える恐れがある。
本発明は、以上の問題意識に基づいてなされたものであり、記録媒体挿抜の補助照明を有し、記録媒体の未収容時及び記録媒体の収容完了時において外部に直接的に漏れる該補助照明の光を低減して、ユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる、光学機器を提供することを目的とする。
本発明の光学機器は、ボディ本体と、前記ボディ本体に設けられ、平板部を有する記録媒体を挿抜するための挿抜口と、前記挿抜口から挿入された前記記録媒体を収容する記録媒体収容部と、前記記録媒体収容部の側壁に設けられて、該側壁から前記記録媒体収容部、前記挿抜口に至る照明経路に照明光を供給する照明部と、前記照明部が設けられた前記記録媒体収容部の前記側壁と略直交し且つ前記挿抜口に隣接して設けられて、前記照明部から前記記録媒体の抜去方向に発せられた光を遮る遮光壁と、を具備し、前記挿抜口は、互いの長手方向を揃えて略平行に設けられた、第1挿抜口及び第2挿抜口を有し、前記記録媒体収容部は、それぞれ前記記録媒体を収容可能であって、前記第1挿抜口に対応する第1記録媒体収容部及び前記第2挿抜口に対応する第2記録媒体収容部を有し、前記照明部は、前記第1記録媒体収容部の側壁に設けられた第1照明部及び前記第2記録媒体収容部の側壁に設けられた第2照明部を有し、前記第1挿抜口から前記第1照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離は、前記第2挿抜口から前記第2照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離と異なることを特徴とする。
前記光学機器において、前記第1照明部と前記第2照明部それぞれ、前記第1記録媒体収容部と前記第2記録媒体収容部のそれぞれに収容された前記記録媒体の平板部を照らしてもよい。
前記光学機器は、前記第1照明部と前記第2照明部のそれぞれから発せられた光を拡散する光拡散部材をさらに具備してもよい。
前記光学機器は、前記挿抜口の長手方向に延びる回転開閉軸によって前記ボディ本体に軸支され、前記第1挿抜口と前記第2挿脱口を前記ボディ本体の外側から塞ぐ閉塞状態と前記挿抜口を開放する開放状態との間で回転開閉可能に構成された蓋部をさらに具備し、前記第1照明部と前記第2照明部それぞれ前記第1記録媒体収容部と前記第2記録媒体収容部のうち、前記第1挿抜口と前記第2挿抜口を挟んで前記蓋部の前記回転開閉軸が設けられた側と反対側側壁に設けられていてもよい。
前記光拡散部材は、前記第1照明部の発光面を覆うシート状の第1光拡散部材と、前記第2照明部の発光面を覆うシート状の第2光拡散部材を有することが好ましい。
前記光学機器において、前記第1挿抜口から前記第1照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離は、前記第2挿抜口から前記第2照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離よりも短くてもよい。
記第1挿抜口及び前記第2挿抜口は、前記記録媒体の挿抜方向と、前記記録媒体の平板部と直交する方向との双方に直交する方向に位置が異なるようにオフセット配置され、前記第1照明部及び前記第2照明部は、前記第1挿抜口及び前記第2挿抜口のオフセット配置に応じてオフセット配置されていてもよい。
本発明によれば、記録媒体挿抜の補助照明を有し、記録媒体の未収容時及び記録媒体の収容完了時において外部に直接的に漏れる該補助照明の光を低減して、ユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる、光学機器を得ることができる。
一実施形態のデジタルカメラのカメラ本体を前方から見た斜視図である。 一実施形態のデジタルカメラのカメラ本体を後方から見た斜視図である。 一実施形態のデジタルカメラのカメラ本体のうちカード保持ユニットの周辺を拡大した図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 一実施形態のデジタルカメラのカメラ本体のうちケーブルレリーズ挿入ユニットの周辺を拡大した図である。 図5のVI−VI矢視断面図である。 一実施形態のデジタルカメラのカメラ本体のうちマウント部の周辺を拡大した図である。 図7のVIII−VIII矢視断面図である。
以下に、本発明の撮影装置の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明の光学機器が限定されるものではない。また、以下の説明中の方向(前後方向、上下方向、左右方向)は、図中に記載した矢線の各方向を基準とする。
図1及び図2は、本発明の一実施形態のデジタルカメラ(電子機器、光学機器、撮影装置)のカメラ本体10を示す図である。このデジタルカメラはレンズ交換式の一眼レフカメラであり、カメラ本体10に対して不図示の交換レンズ(レンズ鏡筒)を着脱することができる。図1に示す一点鎖線Oは交換レンズの撮影光学系の光軸であり、光軸Oに沿って被写体光がカメラ本体10内に入射する。図1及び図2に示すように、前方が被写体側となる。通常の撮影姿勢ではカメラ本体10の後方に撮影者が位置し、上下方向や左右方向は、カメラ本体10を略水平に構えた状態で撮影者から見た方向に対応したものとなる。
図1に示すように、カメラ本体10の前面には、交換レンズを着脱する環状のマウント部11が設けられている。マウント部11の内側は被写体光を通過させる光路用の開口部になっており、この開口部の後方のカメラ本体10の内部には箱型のミラーボックス12がある。ミラーボックス12内には左右方向に向く軸を中心として回動可能なクイックリターンミラー13が設けられている。クイックリターンミラー13は、図示を省略するミラー駆動機構によって、カメラ本体10内の撮影光路上に斜設されたミラーダウン位置(図1に示す位置)と、撮影光路から上方に退避したミラーアップ位置の間で回動する。カメラ本体10の中央上部には、図示を省略するペンタプリズムを収容したペンタプリズム部18が設けられている。クイックリターンミラー13の上方にはペンタプリズムを含む観察光学系が配されており、クイックリターンミラー13がミラーダウン位置にある状態では、被写体光を観察光学系に導き、カメラ本体10の後面に設けた接眼窓14(図2)を通して被写体像を光学的に観察することができる。
図示を省略するが、カメラ本体10内にはクイックリターンミラー13の後方に位置するシャッタ(フォーカルプレーンシャッター)と撮像素子が設けられており、クイックリターンミラー13をミラーアップ位置に回動させてシャッタを開くと、撮像素子に被写体光が入射する。撮像素子で受光した被写体光は光電変換され、画像生成回路によって電子的な画像データに変換される。図2に示すように、カメラ本体10の後面には液晶モニタ15が設けられており、被写体画像やカメラに関する各種情報を液晶モニタ15に表示することができる。
カメラ本体10は、マウント部11、ミラーボックス12及びペンタプリズム部18などを有する中央の光学系収容部分に対して、右側に位置するグリップ部16と、左側に位置する左側突出部17を有している。グリップ部16は、前方へ突出する指掛け部16aからカメラ本体10の後面における液晶モニタ15の右側領域までを含む部分であり、指掛け部16aに指を掛けて撮影者の右手で把持することを想定した形状になっている。グリップ部16の側面に吊り金具(突起部)19Aが突設され、左側突出部17の側面と前面の境界部分には吊り金具19Bが突設されている。吊り金具19Aと吊り金具19Bは、図示を省略するストラップの支持に用いられる。
カメラ本体10の外面にはダイヤルやボタンなどの各種の操作部材が設けられている。カメラ本体10におけるペンタプリズム部18の左右の上面部分には、複数のダイヤルが配置され、カメラ本体10の後面側には、液晶モニタ15の上側と右側に複数のボタンが配置されている。グリップ部16の指掛け部16aの上面には、照明ボタン20、電源スイッチ21、レリーズボタン22、2つの押しボタン23、コマンドダイヤル24が設けられている。電源スイッチ21によってカメラの電源オンオフを行い、電源オンの状態でレリーズボタン22を押し込むことで一連の撮影動作が行われる。押しボタン23やコマンドダイヤル24によって操作する機能は任意であるが、一例として、押しボタン23の押し込みによって露出補正やISO感度の設定などの設定モードに入り、コマンドダイヤル24の回転によって設定値を変化させることができる。また、照明ボタン20は、例えば、LED(補助照明)34,36,43,51に対する点灯消灯の操作に用いられる。
グリップ部16の指掛け部16aの前面下部にはリモコン受光窓25が設けられており、図示を省略する無線型のリモートコントローラーからの赤外線信号をリモコン受光窓25で受信する。グリップ部16の内部に電池収納室28(図4)が形成され、カメラ本体10の下面に設けた開閉可能な電池蓋を開くことで電池収納室への電池の挿脱を行うことができる。また、カメラ本体10の下面には三脚ネジ部が形成されている。電池蓋及び三脚ネジ部は図面には表れていない。
グリップ部16のうち指掛け部16aよりも後方部分には、カード保持ユニット30が設けられている。図1に示すように、このカード保持ユニット30は、グリップ部16の側面(カメラ本体10の右側面の後縁付近)に設けられ、開閉可能なカード蓋31が設けられている。
図3及び図4に示すように、カード蓋(蓋部)31の内側には、図示を省略している平板状のメモリカード(例えば、画像データ記録用の記録媒体)を挿脱可能な2つのカードスロット32及びカードスロット33が設けられている。カードスロット32及びカードスロット33は、上下方向(メモリカードの平板面に直交する方向及び挿抜方向の双方に直交する方向)で互いにオフセット配置されている。
カードスロット32は、カードスロット33よりも前側に位置しており、メモリカードを挿抜するための挿抜口32Aと、挿抜口32Aの奥(左側)に位置して挿抜口32Aから挿入されたメモリカードを収容するカード収容部32Bとを有している。
カード収容部32Bは、挿入されたメモリカードが位置する収容空間32Cと、収容空間32Cの後側に位置する非収容空間(隙間)32Dとを含んでいる。非収容空間(隙間)32Dを挟んで収容空間32Cと反対側には、メイン基板26が設けられており、このメイン基板26は、メモリカードの挿抜方向(左右方向)で非収容空間(隙間)32Dに沿って延びるように配設されている。
また、カード収容部32Bの内部には、カード収容部32B、挿抜口32Aに至る照明経路に照明光を供給するLED(補助照明、照明部)34が設けられている。具体的には、LED34は、メイン基板26の前面、つまり、カード収容部32Bの後側壁32Eに設けられている。これにより、挿抜口32Aからカメラ本体10の外部に直接的に漏れる光を低減することができ、ユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる。また、カード収容部32Bの内部及びカード収容部32Bの内部から挿抜口32Aをピンポイントで照らすことができるので、カードスロット32を効率良く照らすことができ、暗闇におけるカードスロット32の視認性を高めることができる。結果として、暗闇におけるカードスロット32へのメモリカードの挿抜操作の操作性を向上させることができる。また、カードスロット32に対するメモリカードの挿入時には、LED34は、非収容空間(隙間)32Dを介してメモリカードの平板面を照らすことができる。これにより、メモリカードを広範囲に照らすことができるので、メモリカードの抜去操作の操作性を向上させることができる。
このLED34の発光面は、LED34から発せられた光を拡散する拡散シート(拡散部材)35に覆われている。これにより、カード収容部32Bの内部及びカード収容部32Bの内部から挿抜口32Aを広範囲に効率良く照らすことができる。ここで、拡散シート(拡散部材)35は、必ずしもLED34の発光面を覆っている必要はなく、例えば、LED34の発光面と挿抜口32Aとの間に配置されていてもよい。要するに、LED34から発せられた光を拡散シート(拡散部材)35によって広く拡散することができればよい。
また、LED34が設けられたカード収容部32Bの後側壁32Eの右側には、後側壁32Eと略直交するように位置し且つ挿抜口32Aに後側で隣接した右側壁32Fが設けられている。別言すれば、LED34は、挿抜口32Aよりも一段後側に位置している。このため、LED34からメモリカードの抜去方向に発せられて非収容空間(隙間)32Dを通過した光の大部分を、右側壁(遮光壁)32Fで確実に遮光することができる。これにより、メモリカードの未収容時及び収容完了時においてLED34の光が挿抜口32Aから直接的にカメラ本体10の外部に漏れることを確実に回避することができる。
一方、カードスロット33は、メモリカードを挿抜するための挿抜口33Aと、挿抜口33Aの奥(左側)に位置して挿抜口33Aから挿入されたメモリカードを収容するカード収容部33Bとを有している。このカード収容部33Bと、カード収容部32Bとは、メイン基板26によって仕切られている。すなわち、メイン基板26は、カード収容部33Bとカード収容部32Bの仕切壁となっている。
カード収容部33Bは、挿入されたメモリカードが位置する収容空間33Cと、収容空間33Cの後側に位置する非収容空間(隙間)33Dとを含んでいる。非収容空間(隙間)33Dを挟んで収容空間33Cと反対側には、スイッチ基板27が設けられており、このスイッチ基板27は、メモリカードの挿抜方向(左右方向)で非収容空間(隙間)33Dに沿って延びるように配設されている。
また、カード収容部33Bの内部には、カード収容部33B、挿抜口33Aに至る照明経路に照明光を供給するLED(補助照明、照明部)36が設けられている。具体的には、LED36は、スイッチ基板27の前面、つまり、カード収容部33Bの後側壁33Eに設けられている。これにより、カードスロット32と同様に、挿抜口33Aからカメラ本体10の外部に直接的に漏れる光を低減することができ、ユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる。また、カードスロット32と同様に、暗闇におけるカードスロット33へのメモリカードの挿抜操作の操作性を向上させることができる。
このLED36の発光面は、LED36から発せられた光を拡散する拡散シート(拡散部材)37に覆われている。これにより、カード収容部33Bの内部及びカード収容部33Bの内部から挿抜口33Aを広範囲に効率良く照らすことができる。ここで、拡散シート(拡散部材)37は、必ずしもLED36の発光面を覆っている必要はなく、例えば、LED36の発光面と挿抜口33Aとの間に配置されていてもよい。要するに、LED36から発せられた光を拡散シート(拡散部材)37によって広く拡散することができればよい。
また、LED36が設けられたカード収容部33Bの後側壁33Eの右側には、後側壁33Eと略直交するように位置し且つ挿抜口33Aに後側で隣接した右側壁33Fが設けられている。別言すれば、LED36は、挿抜口33Aよりも一段後側に位置している。このため、LED36からメモリカードの抜去方向に発せられて非収容空間(隙間)33Dを通過した光の大部分を、右側壁(遮光壁)33Fで確実に遮光することができる。これにより、メモリカードの未収容時及び収容完了時においてLED36の光が挿抜口33Aから直接的にカメラ本体10の外部に漏れることを確実に回避することができる。
ここで、カード蓋(蓋部)31は、挿抜口32Aよりも前側で挿抜口32Aの長手方向(挿入されたメモリカードの平板面に直交する方向及び挿抜方向の双方に直交する方向)に延びる回転開閉軸31Aによってカメラ本体10に軸支され、挿抜口32A及び挿抜口33Aをカメラ本体10の外側から塞ぐ閉塞状態(図1及び図2に示す状態)と挿抜口32A及び挿抜口33Aを開放する開放状態との間で回転開閉可能に構成されている。このため、開放状態では、カード蓋31は、挿抜口32Aよりも前側に位置している。すなわち、開放状態においてカード蓋31は、挿抜口32Aを挟んでLED34と反対側に位置しており、且つ、挿抜口33Aを挟んでLED36と反対側に位置している。これにより、挿抜口32A及び挿抜口33Aから漏れ出てしまった光を、カード蓋31で確実に遮光することができる。すなわち、開放状態のカード蓋31は、光がカメラ本体10の前方に漏れるのを防止している。
また、LED34及びLED36は、カードスロット32及びカードスロット33の上下方向のオフセット配置(挿抜口32A及び挿抜口33Aのオフセット配置)に応じて、上下方向にオフセット配置されている。これにより、カードスロット32とカードスロット33の間の識別性を高めることができる。
また、LED34及びLED36は、左右方向(カードスロットの挿抜方向)においてオフセット配置されている。すなわち、挿抜口32AからLED34までの挿抜方向の離間距離は、挿抜口33AからLED36までの挿抜方向の離間距離と異なっている。具体的には、挿抜口33AからLED36までの挿抜方向の離間距離は、挿抜口32AからLED34までの挿抜方向の離間距離よりも短くなっている。これにより、カードスロット32とカードスロット33の間の識別性を高めることができる。
また、メイン基板26の右端面と右側壁32Fとは離間している。すなわち、カード収容部32Bとカード収容部33Bとは、メイン基板26の右端面と右側壁32Fとの間で連通している。これにより、LED36で発せられた光の一部は、挿抜口32Aをカード収容部32Bの内部側から照らすことができる。このため、LED34及びLED36に対しては、次のような発光制御を行うことができる。例えば、カードスロット32及びカードスロット33の両方がメモリカードの未挿入状態であるとき、又は、カードスロット32がメモリカードの挿入完了状態で且つカードスロット33が未挿入状態であるときには、LED34を点灯させずLED36のみを点灯させてもよい。これにより、省電力化を図ることができる。
カード保持ユニット30の下側には、ケーブルレリーズ挿入ユニット40が設けられている。図1に示すように、カード蓋31の下部には、開閉可能なレリーズ蓋41が設けられている。
図5及び図6に示すように、レリーズ蓋41の内側には、図示を省略しているケーブルレリーズ(有線接続のレリーズ操作部材)の端子ピンを挿脱可能な中空円筒状の環状端子(ケーブルレリーズ挿入部)42が設けられている。すなわち、環状端子42は、右端開口42B及び左端開口42Cを有して、左右に貫通する貫通孔42Aが設けられている。また、環状端子42の外側面には、メイン基板26の位置決め孔26Aに挿入されるボス42Dが設けられている。このボス42Dが位置決め孔26Aに挿入されることにより、環状端子42がメイン基板26に対して位置決め固定される。また、環状端子42の外側面には、メイン基板26と接続される接点部(図示略)が設けられている。貫通孔42Aに対してケーブルレリーズ(有線接続のレリーズ操作部材)の端子ピンが挿入されることにより、ケーブルレリーズとメイン基板26とが電気的に接続される。
環状端子42の左端よりも左側(カメラ本体10の奥側)で且つメイン基板26の前面上には、LED43が設けられている。換言すれば、環状端子42の左端よりも左側(カメラ本体10の奥側)で且つ貫通孔42Aを仮想的に延長した空間を避けた位置に、LED(補助照明)43が設けられている。これにより、貫通孔42Aの右端開口42Bからカメラ本体10の外部に直接的に漏れる光を低減することができ、ユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる。また、貫通孔42Aの左端開口42C側から貫通孔42Aの内部及び右端開口42Bを照らすことができるので、環状端子42を効率良く照らすことができ、暗闇における環状端子42の視認性を高めることができる。結果として、暗闇における環状端子42へのケーブルレリーズの端子ピンの挿抜操作の操作性を向上させることができる。
このLED43の発光面は、LED43から発せられた光を拡散する拡散シート(拡散部材)44に覆われている。これにより、貫通孔42Aの内部及び右端開口42Bを広範囲に効率良く照らすことができる。ここで、拡散シート(拡散部材)44は、必ずしもLED43の発光面を覆っている必要はなく、例えば、LED43の発光面と右端開口42Bとの間に配置されていてもよい。要するに、LED43から発せられた光を拡散シート(拡散部材)44によって広く拡散することができればよい。
図1、図7、図8に示すように、カメラ本体10の前面においてマウント部11の上方には、前方に突出する前面突出部29が設けられている。前面突出部29の左右中央とマウント部11の左右中央とは略一致している。この前面突出部29には、照明部50が設けられている。具体的には、照明部50は、左右方向ではマウント部11の左右中央(前面突出部29の左右中央)よりも右側で、前後方向ではマウント部11よりも前側で、上下方向ではマウント部11より上側に配設されている。この照明部50は、下方に向けて光を照射する。
具体的には、照明部50は、発光面を下向きにして配設されたLED(補助照明)51と、配光部材52とを有している。配光部材52は、LED51の発光面と略平行に対向配置された入射面52Aと、入射面52Aと反対側に位置して後方に進む程マウント部11との離間距離が小さくなるように傾斜して配置された出射面52Bとを有している。出射面52Bは、前面突出部29の左右中央よりも右側で且つ前面突出部29の下面29Aに設けられた露出開口部53からカメラ本体10の外部に露出している。配光部材52は、例えば光透過性の樹脂から構成されており、空気よりも大きな屈折率を有している。このため、LED51から発せられ出射面52Bに達した光は、出射面52Bから後方に向けて屈折されて射出され、カメラ本体10の前面(つまり、マウント部11)を照らす。これにより、カメラ本体10を正面から見たときに、出射面52Bから出射された光がユーザや第三者の目に入って眩しく感じる等の不快感をユーザや第三者に対して与えることを回避することができる。
特に、マウント部11には、カメラレンズ(図示略)のレンズ側指標の位置と合わせることで、カメラレンズ(図示略)とマウント部11との適切な装着位置をユーザが視認できる、マウント部側指標11Aが設けられている。このマウント部側指標11Aは、マウント部11の左右中央よりも右側に配置されている。上述の通り、露出開口部53も前面突出部29の左右中央(マウント部11の左右中央)よりも右側に配置されているので、マウント部側指標11Aを効率良く照らすことができる。結果として、カメラレンズ(図示略)の装着操作の操作性を向上させることができる。
なお、カメラ本体10では、LED(補助照明)34,36,43,51のそれぞれに対して、及び、これらの任意の組み合わせに対して、点灯モード又は消灯モードのいずれかを設定することができる。LED(補助照明)34,36,43,51のうちで点灯モードが設定されたLEDは、照明ボタン20が初期状態で押されたときに点灯し、次に押されたときに消灯してもよい。又は、LED(補助照明)34,36に点灯モードが設定されているケースにおいて、カード蓋(蓋部)31が開かれたときに、LED(補助照明)34,36が自動的に点灯し、カード蓋(蓋部)31が閉じられたときに、LED(補助照明)34,36が自動的に消灯してもよい。同様に、LED(補助照明)43に点灯モードが設定されているケースにおいて、レリーズ蓋41が開かれたときに、LED(補助照明)43が自動的に点灯し、レリーズ蓋41が閉じられたときに、LED(補助照明)43が自動的に消灯してもよい。又は、LED(補助照明)51に点灯モードが設定されているケースにおいて、マウント部11から交換レンズが離脱されたときに、LED(補助照明)51が自動的に点灯し、マウント部11に交換レンズが装着されたときに、LED(補助照明)51が自動的に消灯してもよい。
また、カード蓋31が開かれたこと、レリーズ蓋41が開かれたこと、及び、交換レンズがマウント部11から離脱されたことの少なくともいずれか1つが満たされたとき、カメラ本体10の電源がOFFするようにしてもよい。そして、例えば、この電源OFFのタイミングまでの所定時間の間、LED(補助照明)34,36,43,51のすべてが点灯してもよいし、カード蓋31が開かれて電源OFFした場合には、LED34,36のみが点灯し、レリーズ蓋41が開かれて電源OFFした場合には、LED43のみが点灯し、交換レンズがマウント部11から離脱されて電源OFFした場合には、LED51のみが点灯してもよい。
10 カメラ本体(電子機器、光学機器、撮影装置)
11 マウント部
11A マウント部側指標
12 ミラーボックス
13 クイックリターンミラー
14 接眼窓
15 液晶モニタ
16 グリップ部
16a 指掛け部
17 左側突出部
18 ペンタプリズム部
19A 吊り金具
19B 吊り金具
20 照明ボタン
21 電源スイッチ
22 レリーズボタン
23 押しボタン
24 コマンドダイヤル
25 リモコン受光窓
26 メイン基板
26A 位置決め孔
27 スイッチ基板
28 電池収納室
29 前面突出部
29A 下面
30 カード保持ユニット(記録媒体保持ユニット)
31 カード蓋(蓋部)
32,33 カードスロット(記録媒体スロット)
32A,33A 挿抜口
32B,33B カード収容部(記録媒体収容部)
32C,33C 収容空間
32D,33D 非収容空間(隙間)
32E,33E 後側壁
32F,33F 右側壁(遮光壁)
34,36 LED(補助照明、照明部
35,37 拡散シート(拡散部材)
40 ケーブルレリーズ挿入ユニット
41 レリーズ蓋
42 環状端子(ケーブルレリーズ挿入部)
42A 貫通孔
42B 右端開口
42C 左端開口
42D ボス
43 LED(補助照明)
44 拡散シート(拡散部材)
50 照明部
51 LED(補助照明)
52A 入射面
52B 出射面
53 露出開口部

Claims (7)

  1. ボディ本体と、
    前記ボディ本体に設けられ、平板部を有する記録媒体を挿抜するための挿抜口と、
    前記挿抜口から挿入された前記記録媒体を収容する記録媒体収容部と、
    前記記録媒体収容部の側壁に設けられて、該側壁から前記記録媒体収容部、前記挿抜口に至る照明経路に照明光を供給する照明部と、
    前記照明部が設けられた前記記録媒体収容部の前記側壁と略直交し且つ前記挿抜口に隣接して設けられて、前記照明部から前記記録媒体の抜去方向に発せられた光を遮る遮光壁と、
    を具備し、
    前記挿抜口は、互いの長手方向を揃えて略平行に設けられた、第1挿抜口及び第2挿抜口を有し、
    前記記録媒体収容部は、それぞれ前記記録媒体を収容可能であって、前記第1挿抜口に対応する第1記録媒体収容部及び前記第2挿抜口に対応する第2記録媒体収容部を有し、
    前記照明部は、前記第1記録媒体収容部の側壁に設けられた第1照明部及び前記第2記録媒体収容部の側壁に設けられた第2照明部を有し、
    前記第1挿抜口から前記第1照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離は、前記第2挿抜口から前記第2照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離と異なることを特徴とする光学機器。
  2. 請求項1記載の光学機器において、
    前記第1照明部と前記第2照明部それぞれ、前記第1記録媒体収容部と前記第2記録媒体収容部のそれぞれに収容された前記記録媒体の平板部を照らす、光学機器。
  3. 請求項1または2記載の光学機器において、
    前記第1照明部と前記第2照明部のそれぞれから発せられた光を拡散する光拡散部材をさらに具備する光学機器。
  4. 請求項3記載の光学機器において、
    前記光拡散部材は、前記第1照明部の発光面を覆うシート状の第1光拡散部材と、前記第2照明部の発光面を覆うシート状の第2光拡散部材を有する光学機器。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項記載の光学機器において、
    前記挿抜口の長手方向に延びる回転開閉軸によって前記ボディ本体に軸支され、前記第1挿抜口と前記第2挿脱口を前記ボディ本体の外側から塞ぐ閉塞状態と前記挿抜口を開放する開放状態との間で回転開閉可能に構成された蓋部をさらに具備し、
    前記第1照明部と前記第2照明部それぞれ前記第1記録媒体収容部と前記第2記録媒体収容部のうち、前記第1挿抜口と前記第2挿抜口を挟んで前記蓋部の前記回転開閉軸が設けられた側と反対側側壁に設けられている、光学機器。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の光学機器において、
    前記第1挿抜口から前記第1照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離は、前記第2挿抜口から前記第2照明部までの前記記録媒体の挿入方向の離間距離よりも短い、光学機器。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の光学機器において、
    記第1挿抜口及び前記第2挿抜口は、前記記録媒体の挿抜方向と、前記記録媒体の平板部と直交する方向との双方に直交する方向に位置が異なるようにオフセット配置され、
    前記第1照明部及び前記第2照明部は、前記第1挿抜口及び前記第2挿抜口のオフセット配置に応じてオフセット配置される、光学機器。
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