JP2005016482A - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents

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啓之 川合
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
Shinji Oe
伸二 大江
Hideyuki Suganuma
秀行 菅沼
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Abstract

【課題】弁開閉時期制御装置において、カムシャフトに一体的に固定されるロータ部材とクランク軸との相対回転位相を検出するセンサホイールを低コストおよび簡単な構造でロータ部材に正確な相対位置関係をもって固定することを技術的課題とする。
【解決手段】センサホイール45は検出用突起部45a,45bの周方向の位置を決定する少なくとも1つの基準穴45gを有すること。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸排気弁の開閉時期を制御する弁開閉時期制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弁開閉時期制御装置としては、内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用のカムシャフトに一体的に固定されるロータ部材と、駆動力伝達部材を介してクランクシャフトに連結されロータ部材と相対回転可能に係合するハウジング部材と、ロータ部材またはハウジング部材の一方に設けられるベーンと、ロータ部材とハウジング部材との間に形成されベーンによって進角用室と遅角用室に二分される流体圧室と、ロータ部材またはハウジング部材の少なくとも一方に取り付けられ、近接配置されたセンサによってロータ部材またはハウジング部材の回転角度を検出する検出用突起部が設けられたターゲットプレート(センサホイール)を備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この従来技術においては、進角用室または遅角用室に選択的に油圧を給排することによりロータ部材をハウジング部材に対して相対回転させ吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更する。また、この装置は、ターゲットプレートの検出用突起部に近接配置される電磁ピックアップ等のセンサによりターゲットプレートの回転角度を検出しカムシャフトの回転角度を検出するようになっている。
【0004】
また、この従来技術においては、ターゲットプレートはロータ部材のボス部に圧入され取り付けられるとき、ターゲットプレートとロータ部材を互いに周方向の位置を決めて圧入される。このとき、ターゲットプレートの検出用突起部を利用してターゲットプレートの周方向の位置を決め、ロータ部材に圧入する。ところで、ターゲットプレートの検出用突起部を利用して周方向の位置を決めるには、突起部形状が複雑な場合、精度を確保するためにターゲットプレート固定治具も複雑且つ高価となる。また、圧入時ターゲットプレートの検出用突起部が固定治具にかじり、変形する恐れがある。
【0005】
また、従来技術においては、ターゲットプレートとセンサとの間の隙間を適正に確保するため、ターゲットプレートのロータ部材への圧入時の圧入量管理が必要であり、圧入量を管理できる高価な圧入設備が必要である。
【0006】
また、従来技術においては、ロータ部材に圧入されるターゲットプレートの突部の圧入代を確保するために、突部の軸方向の肉厚を検出用突起部よりも厚くするようにしているが、突部が隣接して配設されるハウジング部材と干渉するのを避けるため、装置が軸方向に長くなり大型となる。
【0007】
また、従来技術においては、ターゲットプレートの検出用突起部のセンサと対向する面は、プレス成形によるダレによりセンサによる検出能力が低下し誤検出を引き起こす可能性がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−227622号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、弁開閉時期制御装置において、カムシャフトに一体的に固定されるロータ部材とクランク軸との相対回転位相を検出するセンサホイールを低コストおよび簡単な構造でロータ部材に正確な相対位置関係をもって固定することを技術的課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の技術的手段は、内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用のカムシャフトに一体的に固定されるロータ部材と、駆動力伝達部材を介してクランクシャフトに連結され前記ロータ部材と相対回転可能に係合するハウジング部材と、前記ロータ部材または前記ハウジング部材の一方に設けられるベーンと、前記ロータ部材と前記ハウジング部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室に二分される流体圧室と、前記ロータ部材または前記ハウジング部材の少なくとも一方に取り付けられ、近接配置されたセンサによって前記ロータ部材または前記ハウジング部材の回転角度を検出する検出用突起部が設けられたセンサホイールとを備える弁開閉時期制御装置において、前記センサホイールは前記検出用突起部の周方向の位置を決定する少なくとも1つの基準穴を有することである。
【0011】
この手段によれば、センサホイールは検出用突起部の周方向の位置を決定する少なくとも1つの基準穴を有することにより、ロータ部材またはハウジング部材とセンサホイールを組み付けるとき、周方向の位置を決めを基準穴を利用して正確に位置決めすることができ、圧入するとき、センサホイールの変形等を防止できる。また、センサホイールに穴を形成することにより慣性モーメントを低減することができ、カムのトルク変動トルクによるセンサホイールのロータ部材との回転ずれを防止することができる。
【0012】
上記課題を解決するための第2の技術的手段は、前記センサホイールは前記ロータ部材の軸方向に形成されるボス部に圧入固定され、前記センサホイールの軸方向端面と前記ボス部の軸方向端面は同一平面としたことである。
【0013】
この手段によれば、センサホイールはロータ部材の軸方向に形成されるボス部に圧入固定され、センサホイールの軸方向端面とボス部の軸方向端面は同一平面としたことにより、センサホイールのボス部への圧入量を圧入治具の同一平面につき当たるまで圧入することができ、圧入量を容易に管理できる。
【0014】
上記課題を解決するための第3の技術的手段は、前記ボス部に圧入固定される前記センサホイールの突部は突出方向に外周が小さくなることである。
【0015】
この手段によれば、ボス部に圧入固定されるセンサホイールの突部は突出方向に外周が小さくなることにより、圧入代を確保しながらボス部の外径を小さくすることができるため、隣接して配設されるハウジング部材と干渉するのを避けることができるため装置の軸方向の長さを短縮でき装置を小型化することができる。
【0016】
上記課題を解決するための第4の技術的手段は、前記センサホイールはプレス成形され、前記検出用突起部の回転軸を通る断面は回転軸に平行な直線部を有することである。
【0017】
この手段によれば、センサホイールはプレス成形され、検出用突起部の回転軸を通る断面は回転軸に平行な直線部を有することにより、センサの誤判定を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従った弁開閉時期制御装置の一実施形態を図面に基づき、説明する。
【0019】
図1乃至図5に示した弁開閉時期制御装置は、内燃機関のシリンダヘッド110に回転自在に支持されたカムシャフト10の先端部に一体的に組付けたロータ(ロータ部材)20と、タイミングチェーン(駆動力伝達部材)120を介してクランクシャフト130に連結されロータ20に所定範囲で相対回転可能に外装され、外周に一体的にタイミングスプロケット31が設けられたハウジング(ハウジング部材)30と、ロータ20に組付けた4枚のベーン70等によって構成されている。カムシャフト10には、後述する進角用油室(進角用室)R1および遅角用油室(遅角用室)R2に夫々作動油を給排する進角通路11および遅角通路12が軸方向に形成されている。タイミングスプロケット31には、クランク軸130から図示しないクランクスプロケットとタイミングチェーン120を介して、回転動力が伝達される。尚、本実施形態においては、一例として内燃機関のクランク軸130の回転を、タイミングチェーン120を介してハウジング30のタイミングスプロケット31に回転動力が伝達される構成について説明するが、これに限定されるものではない。例えば、別の構成として、タイミングチェーンに代わってベルト部材を用い、タイミングスプロケット31をプーリに置き換えても良い。
【0020】
ロータ20は段付円筒形状を呈し、中心には軸方向にボス部20aが形成されると共に、貫通孔20bが形成されている。また、ロータ20は、カムシャフト10が取り付けられる端面に凹部20dが形成され、その凹部20dに、カムシャフト10が位置決めされる。単一の取り付けボルト90が貫通孔20bを通して、ボス部20aの端部に形成された座面20cと当接し、カムシャフト10に締結され、ロータ20を固定している。ボス部20aの外周20eには、カムシャフト10の回転角度を検出するセンサホイール45が圧入され固定されている。
【0021】
図3に示すように、センサホイール45は略円板状の形状であり、外周にはロータ20の回転角度を検出する2つの周方向に長い検出用突起部45aと2つの短い検出用突起部45bが溝45c,45dをおいて夫々形成されている。また、検出用突起部45a,45bの径方向内方には周方向に長穴45e,45fが形成されている。検出用突起部45a,45bと長穴45e,45fに対向してエンジン側には回転角度を検出するセンサ95(図1に示す)が所定の隙間をおいて配設されている。また、長穴45e,45fの径方向内方には円形の基準穴45gが形成されている。センサホイール45をロータ20のボス部20aに圧入するとき基準穴45gに固定治具(図示せず)を挿入し周方向の位置を決める。これにより、検出用突起部45a、45bの変形を防止することができる。また、センサホイール45に基準穴45gを形成することにより慣性モーメントを低減することができ、カムのトルク変動トルク等によるセンサホイール45のロータ20に対する回転ずれを防止することができる。なお、基準穴45gは長穴や楕円形状であってもよいし、センサホイール45上に複数個形成してもよい。
【0022】
図4に示すように、センサホイール45の突部45hはロータ20のボス部20aに圧入固定され、突部45hの軸方向端面(図4左側端面)とボス部20aの軸方向端面(図4左側端面)は同一平面とされている。これにより、センサホイール45のロータ20のボス部20aへの圧入量は突部45hの軸方向端面が圧入治具の同一平面につき当たるまでとすることができる。このため、圧入量を容易に管理でき、センサホイール45とセンサ95との間の隙間を適正に確保することができる。なお、ボス部20aの軸方向端面は、ボルト90が当接する座面20cである。また、ボス部20aに圧入固定されるセンサホイール45の突部45hは突出方向に行くに従って外周が徐々に小さくなり円錐状を呈している。このため、センサホイールと隣接して配設されるフロントプレート(ハウジング部材)32(図1に示す)の内径部と干渉するのを避けることができ、弁開閉時期制御装置の軸方向の長さを短縮でき小型化することができる。なお、図6に示すように、突部45hは円錐状であっても円筒状の突部と同じように圧入代に対する回りトルク(センサホイール45とボス部20aの圧入部にずれが発生するトルク)が確保され、センサホイール45とロータ20の回転ずれを防止できる。
【0023】
図5に示すように、センサホイール45はプレス成形され、検出用突起部45a,45bおよび長穴45e,45fの回転軸を通る断面は回転軸に平行な直線部45j,45kを有している。これにより、センサの誤判定を防止することができる。なお、直線部45j,45kは精密プレス成形による剪断面とすることができる。
【0024】
図2に示すように、ロータ20の外方には、4つのベーン溝21、受容溝22および径方向に延びるそれぞれ4つの通路23、24を備えている。ベーン溝21には4枚のベーン70がそれぞれ径方向に移動可能に取り付けられ、ベーン溝21の底部とベーン70の底面との間には板バネ25が配設されている。これにより、ベーン70は、外方に向けて付勢されて、ハウジング30の内周面を摺動する。受容溝22には図2に示した状態、カムシャフト10及びロータ20とハウジング30の相対位置が所定の位相(最遅角位置)で同期したとき、その頭部が所定量没入するロックキー80が配設されている。また、受容溝22は進角通路23に連通されている。
【0025】
ハウジング30は、ロータ20の外周に所定角度範囲で相対回転可能に組付けられている。ハウジング30の外周にはタイミングスプロケット31が一体に形成されている。
【0026】
ハウジング30の内周には周方向に4個の凸部33が形成されている。これら凸部33の内周面はロータ20の外周面上で接しており、ハウジング30がロータ20に回転自在に支承されている。ある一つの凸部にはロックキー80を収容する退避溝34と、退避溝34と連通し、ロックキー80を径方向内方へと付勢するスプリング81の収容溝35が形成されている。
【0027】
各ベーンは70、ハウジング30とロータ20との間に、周方向に隣り合う凸部33の間に形成される流体圧室R0を進角用油室R1と遅角用油室R2とに区画している。最進角側ではベーン70aが凸部33の周方向の一側面33aに当接する位置で相対回転が規制され、最遅角側ではベーン70bが凸部33の周方向の他側面33bに当接する位置で規制される。遅角側ではロックキー80の頭部が受容溝22に入り込むことでロータ20とハウジング30の相対回転を規制する。
【0028】
以上のように構成した本実施形態の弁開閉時期制御装置の作用を説明する。
【0029】
弁開閉時期制御装置は、各進角用油室R1および各遅角用油室R2の油圧を調整し、ハウジング30に対するロータ20の相対回転を制御することにより所望の弁開閉時期を得る。この時、ロータ20と一体回転するセンサホイール45からセンサ95により検出する回転位相とクランク軸部に設けられる図示しないセンサにより検出する回転位相とを比較し所望の弁開閉時期が得られたか判定する。
【0030】
内燃機関が停止している時は、ロックキー80の頭部がロータ20の受容溝22に所定量嵌まり込んでおり、最遅角位置でロータ20とハウジング30の相対回転がロックされている。
【0031】
内燃機関の始動後、運転条件によって、弁開閉時期に進角時期が必要になると、図示しない切換弁の作動により、図示しないオイルポンプから供給される作動油(油圧)は、進角通路11および通路23を通って、進角用油室R1へと供給される。また、通路23から受容溝22にも供給される。一方で遅角用油室R2にあった作動油(油圧)は、通路24および遅角通路12を介して切換弁から図示しないオイルパンへ排出される。この時、ロックキー80はスプリング81に抗して移動し、その頭部が受容溝22から抜けて、ロータ20とハウジング30のロックが解除される。従って、カムシャフト10と一体的に回転するロータ20と各ベーン70がハウジング30等に対して進角側Rに相対回転させることができる。
【0032】
また、運転条件によって、弁開閉時期に遅角時期が必要になると、切換弁の作動により、オイルポンプから供給される作動油(油圧)は、遅角通路12および通路24を通って、遅角用油室R2へと供給される。一方で進角用油室R1にあった作動油(油圧)は、通路23および進角通路11を介して切換弁から図示しないオイルパンへ排出される。従って、ロータ20と各ベーン70をハウジング30に対して遅角側に相対回転させることができる。
【0033】
【発明の効果】
上記したように、請求項1の発明によれば、センサホイールは検出用突起部の周方向の位置を決定する少なくとも1つの基準穴を有することにより、ロータ部材またはハウジング部材とセンサホイールを組み付けるとき、周方向の位置を決めを基準穴を利用して正確に位置決めすることができ、圧入するとき、センサホイールの変形を防止できる。また、センサホイールに穴を形成することにより慣性モーメントを低減することができ、カムのトルク変動トルクによるセンサホイールのロータ部材との回転ずれを防止することができる。
【0034】
また、請求項2の発明によれば、センサホイールはロータ部材の軸方向に形成されるボス部に圧入固定され、センサホイールの軸方向端面とボス部の軸方向端面は同一平面としたことにより、センサホイールのボス部への圧入量を圧入治具の同一平面につき当たるまで圧入することができ、圧入量を容易に管理できる。
【0035】
また、請求項3の発明によれば、ボス部に圧入固定されるセンサホイールの突部は突出方向に外周が小さくなることにより、圧入代を確保しながらボス部の外径を小さくすることができるため、隣接して配設されるハウジング部材と干渉するのを避けることができるため装置の軸方向の長さを短縮でき装置を小型化することができる。
【0036】
また、請求項4の発明によれば、センサホイールはプレス成形され、検出用突起部の回転軸を通る断面は回転軸に平行な直線部を有することにより、センサの誤判定を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った弁開閉時期制御装置の一実施形態を示す縦断側面図である。
【図2】図1のI−I線に沿った断面図である。
【図3】図1の矢印Aから見た正面図である。
【図4】図3のII−II線に沿ったセンサホイール45とボス部20aの圧入部を示す断面図である。
【図5】図4のB部詳細図である。
【図6】センサホイール45とボス部20aの圧入部の回りトルクを示す説明図である。
【符号の説明】
10・・・カムシャフト
20・・・ロータ(ロータ部材)
20a・・・ボス部
30・・・ハウジング(ハウジング部材)
45・・・センサホイール
45a,45b・・・検出用突起部
45j,45k・・・直線部
45g・・・基準穴
70・・・ベーン
95・・・センサ
110・・・シリンダヘッド
120・・・タイミングチェーン(駆動力伝達部材)
130・・・クランクシャフト
R0・・・流体圧室
R1・・・進角用油室(進角用室)
R2・・・遅角用油室(遅角用室)

Claims (4)

  1. 内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用のカムシャフトに一体的に固定されるロータ部材と、
    駆動力伝達部材を介してクランクシャフトに連結され前記ロータ部材と相対回転可能に係合するハウジング部材と、
    前記ロータ部材または前記ハウジング部材の一方に設けられるベーンと、
    前記ロータ部材と前記ハウジング部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室に二分される流体圧室と、
    前記ロータ部材または前記ハウジング部材の少なくとも一方に取り付けられ、近接配置されたセンサによって前記ロータ部材または前記ハウジング部材の回転角度を検出する検出用突起部が設けられたセンサホイールとを備える弁開閉時期制御装置において、
    前記センサホイールは前記検出用突起部の周方向の位置を決定する少なくとも1つの基準穴を有することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
  2. 前記センサホイールは前記ロータ部材の軸方向に形成されるボス部に圧入固定され、前記センサホイールの軸方向端面と前記ボス部の軸方向端面は同一平面であることを特徴とする請求項1に記載の弁開閉時期制御装置。
  3. 前記ボス部に圧入固定される前記センサホイールの突部は突出方向に外周が小さくなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の弁開閉時期制御装置。
  4. 前記センサホイールはプレス成形され、前記検出用突起部の回転軸を通る断面は回転軸に平行な直線部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の弁開閉時期制御装置。
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