JP2005337183A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 位相変更機構とカムシャフトの2部品間の締結強度を確保可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供すること。
【解決手段】 クランクシャフトから回転が伝達されると共に、カムシャフトに対して相対回転可能に設けられた駆動部材と、前記駆動部材とカムシャフト間に設けられ、内燃機関の運転状態に応じて互いの相対回転位相を変更する位相変更機構と、該位相変更機構に設けられ、カムシャフト端面と当接した状態でカムボルトによって押し付け固定される取付面と、を有する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記取付面とカムシャフト端面の内周側に、両者が対向した状態で互いに非接触となる非接触部を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関のバルブタイミング制御装置に関し、特にカムシャフトと位相変更機構の取付部に関する。
従来、ベーンロータと一体に軸部を設け、軸部端部をカムシャフトに当接させた状態でカムボルトによってカムシャフトに締結固定した技術が特許文献1に開示されている。
特開2001−115807号公報。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、軸部端部全面をカムシャフトに当接させるため、トルク伝達有効径が十分に確保できず、十分な耐回転滑り強度を有した2部品の締結ができないという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、位相変更機構とカムシャフトの2部品間の締結強度を確保可能な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明は、クランクシャフトから回転が伝達されると共に、カムシャフトに対して相対回転可能に設けられた駆動部材と、前記駆動部材とカムシャフト間に設けられ、内燃機関の運転状態に応じて互いの相対回転位相を変更する位相変更機構と、該位相変更機構に設けられ、カムシャフト端面と当接した状態でカムボルトによって押し付け固定される取付面と、を有する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記取付面とカムシャフト端面の内周側に、両者が対向した状態で互いに非接触となる非接触部を設けた。
よって、トルク伝達有効径を十分に確保することが可能となり、耐回転滑り強度を向上することで2部品間の確実な締結を達成できる。
以下に、本発明を実施する最良の形態を実施例として図面に基づいて説明する。
まず、構成について説明する。図1はバルブタイミング制御機構5におけるエンジン始動時の側面断面図を含むバルブタイミング制御装置の構成を表す図である。バルブタイミング制御機構5は図外のエンジンに設けられ、カムシャフト4の一端側に配置されている。クランクシャフトの回転は、回転伝達部材としてのチェーンによってバルブタイミング制御機構5に伝達される。尚、本実施例1では、バルブタイミング制御機構5が吸気カムシャフトもしくは排気カムシャフトのどちらに設けられていてもよく、また、クランクシャフトの回転がチェーンにより直接両方のカムシャフトに伝達される(一方は、バルブタイミング制御機構5を介して伝達される)構成でもよいし、一方のカムシャフトに伝達された後、別途チェーン等によって他方のカムシャフトに回転が伝達される構成でもよく、特に限定しない。
バルブタイミング制御機構5は、ハウジング50と、ベーンロータ55から構成されている。ベーンロータ55は、カムシャフト4に対しカムボルト40により一体的に固定され、ハウジング50内に相対回転自在に収容されている。ハウジング50の外周には、スプロケット53cが形成されている。クランクカムシャフトの回転は、回転伝達部材として巻装されたチェーンによりスプロケット53c(ハウジング50)に伝達され、ベーンロータ55を介してカムシャフト4に伝達される。
ベーンロータ55とハウジング50間は、エンジンを駆動源とするオイルポンプ9から供給される作動油を介して回転力を伝達するが、作動油の給排を調整することにより相対回転位相を変更することができる。つまり、ベーンロータ55に対してハウジング50が、任意の位置に相対回転された状態で回転力を伝達することにより、クランクシャフトの回転に対するカムシャフト4の相対回転位相を変更することができる。尚、他方のカムシャフトは、クランクシャフトの回転に対する相対回転位相は変更されない。
オイルポンプ9とバルブタイミング制御機構5間には、ベーンロータ55とハウジング50間に給排される作動油を調整するための作動油給排手段としての油圧制御アクチュエータ14が設けられている。油圧制御アクチュエータ14は、エンジンの作動状態、つまり、水温センサにより検出されるエンジンの温度、クランクシャフト近傍に設けられたクランク角センサにより検出されるエンジン回転数、スロットル開度により検出されるエンジン負荷等をコントローラー10に入力して算出された指令信号に応じて別々に独立して駆動される。また、カムシャフト4の軸方向端部には、カムシャフト4の回転位置を検出する吸気側カム角センサが設けられており、このカム角センサの検出結果より、実際のカムシャフトのカム角が指令信号と一致しているかどうかを随時、確認して補正を加える、いわゆるフィードバック制御を行っている。
(バルブタイミング制御機構の構成)
図2はバルブタイミング制御機構5における最遅角位置における正面断面図、図3は最進角位置における正面断面図を表す。尚、図1は図2のB−B断面図であり、図2,3は図1のA−A断面図である。
〔バルブタイミング制御機構の構成〕
バルブタイミング制御機構5とは、ハウジング50内に形成される複数(4つ)の作動室と、夫々の作動室内に収容されるベーンロータ55に設けられた複数(4枚)のベーン551、552のことを言い、夫々の作動室を複数(4枚)のベーン551、552によって隔成することで形成される複数組(4組)の進角室5aと遅角室5bには、進角用油路61と遅角用油路62とが夫々連通し、コントローラー10からの指令信号に基づいて油圧制御アクチュエータ14が駆動され作動油が選択的に給排される。
ハウジング50は、円盤状の薄板で形成されたフロントプレート51と、ベーンロータ55を内部に収容し複数(4つ)のシュー520によって複数(4つ)の作動室を隔成するハウジング本体52と、内周にベーンロータ55の段差部553が挿通されるよう挿通穴53dが形成され、外周にスプロケット53cが形成されたリヤプレート53とから構成されている。これら互いの部材51,52,53はフロントプレート51側から挿通される複数(4つ)のボルト54により一体に固定されハウジング50を構成している。
ベーンロータ55には複数(4枚)のベーン551,551,551,552が略等間隔に設けられている。このうち、他のベーン551に対して回転方向に幅広となっている一枚のベーン552内には、回転軸方向に移動自在であってスプリング等の弾性体によってリヤプレート53側に付勢された保持機構としてのロックピン56が設けられている。ロックピン56には進角用油路61及び遅角用油路62から供給された作動油が作用することによってスプリング力に抗して係合を解除するよう構成されている。ロックピン56は、エンジン始動時においてハウジング50とベーンロータ55とを一体的に固定する。ロックピン56の係合が解除されると、ハウジング50とベーンロータ55とは相対回転自在となる。このように、ロックピン56によって、油圧が発生しない状態であってもハウジング50とベーンロータ55とを保持状態とし、バルブスプリングとカムの作用により発生する交番トルクによって生じるばたつきを防止することが可能となる。
また、ベーンロータ55の内周であってベーン551,552と軸方向に重なる位置には、カムシャフト4と対向する側から油圧供給ブロック60を収装すると共に、カムボルト40が挿入される開口部554が形成されている。また、ベーンロータ55のボス部からカムシャフト4側に延在され内周にカムボルト40を挿通する貫通穴553aが形成された段差部553が設けられている。
この段差部553のカムシャフト側端面には、カムシャフト4の端部を支持するカムシャフト支持部553bが設けられ、このカムシャフト支持部553bには後述するピン4aと噛み合う切り欠き553cが形成されている。段差部553の外周においてリヤプレート53を支持すると共に、カムシャフト側端部においてカムシャフト4に取り付けられる。尚、段差部553とカムシャフト4との取り付けについては後で詳述する。
油圧供給ブロック60内には、油圧制御アクチュエータ14から供給される油圧を進角室5a及び遅角室5bに連通する進角用油路61及び遅角用油路62が形成されている。油圧供給ブロック60を用いることで、カムシャフト4側に軸心油路等を構成する必要が無く、カムシャフト4の加工工数を低減することができるが特に限定しない。
図2に示すように、ベーンロータ55とハウジング50の摺動部であって、ベーン551先端に形成された溝内にはハウジング本体52側に板バネ55bによって付勢された樹脂製のシール部材55aが設けられている。一方、ベーンロータ55とハウジング50の摺動部であって、シュー520内周端に形成された溝内にも同様にベーンロータ55側に板バネ52bによって付勢された樹脂製シール部材52aが設けられている。よって、各ベーン551,552の回転方向両側とハウジング本体52におけるシュー520との間にシール部材52a,55aを介して液密に画成された進角室5a及び遅角室5bが隔成される。尚、本実施例では便宜上回転方向を図中時計回り方向と規定するが特に限定しない。
エンジン始動時では、ベーンロータ55は最遅角位置においてロックピン56の係合によりハウジング50と一体的に回転するようになっているが進角室5aもしくは遅角室5bにオイルポンプ9から作動油が供給されると、ロックピン56にスプリング力に抗した油圧が作用することでロックピン56の係合が解除される。図3はバルブタイミング制御機構5における最進角位置における正面断面図である。進角室5aに作動油が供給されるとハウジング50はベーンロータ55に対して進角側に回動し作動角を得る。同様に、遅角室5bに作動油が供給されるとハウジング50はベーンロータ55に対して遅角側に回動し作動角を得る。
図4はカムシャフト4のバルブタイミング制御機構5側から見た正面図及び断面図である。カムシャフト4には、段差部553内に挿入される挿入部41と、段差部553の端面と当接面42aとを軸方向に当接させる径方向延在部42から構成されている。また、カムシャフト4の軸心部には、カムボルト40のナット側となるねじ部4bが形成されている。挿入部41の外周には図外のカム位置との関係において位置決めされたピン4aが挿入されている。このピン4aは、段差部553に形成された切欠部553cと嵌合することでベーンロータ55とカムシャフト4との相対的な回転角位置関係を規定している。
図5は段差部553とカムシャフト4の当接部近傍を表す拡大断面図である。段差部553のカムシャフト支持部553bのカムシャフト4側端面553b2とカムシャフト支持部553bの内周との間にはテーパ面553b1が形成されている。ベーンロータ55とカムシャフト4がカムボルト40の締め込みによって一体とされると、このカムボルト40の締付力によって端面553b2は外周側に広がるように若干変形しながら当接する。
ここで、端面553b2と当接面42aとの間の滑りトルクについて説明する。図6は段差部553の正面図である。段差部553の内径側の直径をd、外径側の直径をDとする。滑りトルクTとは、二つの回転体を所定の力Fで軸方向に押圧した状態で回転伝達するトルクを表し、下記関係式により規定される。
T=1/3・μ・F・{(D3-d3)/(D2-d2)}
ここで、μは端面553b2と当接面42aとの間の摩擦係数である。
上記関係式から、外径側の直径Dをある値に規定したとき、lim(d→D)=3/2・Dとなり、d<Dの領域ではTは単調増加を示す。すなわち、内径側の直径dが大きければ大きいほど滑りトルクTは大きくなることが分かる。よって、ベーンロータ55とカムシャフト4をカムボルト40により一体に固定する際、ベーンロータ55の端面553b2とカムシャフト4の当接面42aとの間に非接触部を設け、外周側で接触するように段差部553を構成することで、トルク伝達有効径を十分大きく取ることができる。尚、内径側の直径dが所定値以上となると段差部553の強度不足が懸念されるため、この所定値未満の範囲内において極力dを大きくすることが望ましい。
また、カムボルト40の締付により段差部553の外径が若干広がる方向に変形するように構成することで、更にトルク伝達有効径を大きく取ることができる。また、テーパ面553b1を設けたことで、外径が広がる際に変形を阻害しないため、更に外径を広がりやすくできる。また、段差部553に、位置決めのピン4aと嵌合する切欠部553cを設けたことにより、段差部553が更に外径側に広がりやすくなる。
(組み付けの作用)
次に、上記構成のバルブタイミング制御装置の組み付けについて説明する。図7はバルブタイミング制御機構5のフロントプレート側から見た正面図、図8はバルブタイミング制御機構5のフロントプレート側斜め上方から見た斜視図である。ハウジング本体52の外周には、回転軸方向に延びる縦溝52cが設けられている。この縦溝52cは、ハウジング本体52の基本形状を焼結成形する時に同時に形成する。ハウジング本体52は、焼結により基本形状が成形された後、サイジングによって最終的な形状が整えられる。このとき、サイジング作業を行う機械へ装着する際の位置合わせに縦溝52cを用いることが可能となる。また、リヤプレート53のスプロケット53cのハウジング本体52側の面には、周方向所定箇所にタイミングマーク53aが設けられている。
ハウジング本体52とリヤプレート53は、縦溝52cとタイミングマーク53aとの周方向位置とを一致した状態で固定される。これにより、スプロケット53cとハウジング本体52とを予め決められた位置に容易に合わせることが可能となり、組み付け性の向上を図ることができる。
すなわち、縦溝52cを設けたことで、サイジングの際の基準として使用するだけでなく、組み付け時の基準として使用することが可能となり、作業工程の各箇所(サイジング,組み付け等)において作業効率の向上を図ることができる。
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ) 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位相変更機構は、
前記駆動部材に固定されると共に、封止部材で封止されることで内部に油室が形成されるハウジングと、
前記油室内のオイルを介して回転力が伝達され、前記封止部材に設けられた開口部に軸受された状態で取り付けられた従動軸と、
前記油室内のオイル量を内燃機関の運転状態に応じて制御する油圧制御機構と、
によって構成され、
前記従動軸端面が前記取付面であり、該取付面の中心にカムボルト挿通穴が設けられると共に、前記取付面におけるカムボルト挿通穴周囲に段差部を設けることで前記非接触部が形成されることを特徴とする。
よって、カムボルトを締め付けることによって従動軸の取付面が外周側に広がるようになり、開口部と従動軸とで形成される軸受部分から漏れるオイルを極力少なくすることができる。
(ロ) 上記(イ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記段差部は、テーパ状に段差が設けられていることを特徴とする。
よって、段差部の段部が取付面の外周側への変形を阻害しないため、従動軸の取付面が外周側に広がりやすくなり、上記(イ)に記載の作用効果を更に向上できる。
(ハ) 請求項1および上記(イ),(ロ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記取付面には、径方向に伸びる位置決め溝が形成され、
前記カムシャフト端面に該位置決め溝が挿入される位置決めピンが設けられていることを特徴とする。
よって、カムシャフトと従動軸との回転方向の位置決めが可能となり、位置決め溝によって従動軸の取付面が外周側に広がりやすくなり、上記(イ),(ロ)に記載の作用効果を更に向上できる。
(ニ)請求項1および上記(イ),(ロ),(ハ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位相変更機構は、
前記ハウジング内に形成された油室と、
カムシャフトに固定され、前記油室を進角油室及び遅角油室に仕切るべく径方向にのびるベーンを有するベーンロータと、
前記進角油室と遅角油室内のオイルの量を制御する油圧制御機構と、
から構成されることを特徴とする。
ベーンタイプの位相変更機構にあっても、上記作用効果と同様の作用効果を達成できる。
(ホ)クランクシャフトから回転が伝達される駆動部材と、
該駆動部材に固定された筒状のハウジングと、
該ハウジング内に設けられ、内燃機関の運転状態に応じて前記駆動部材とカムシャフトとの相対回転位相を変更する位相変更機構と、
を有する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジング外周に回転軸方向に延びる縦溝を設けると共に、
前記駆動部材における周方向所定箇所にタイミングマークを設け、
前記縦溝と前記タイミングマークが周方向一致した状態でハウジングと駆動部材が固定されることを特徴とする。
駆動部材の決められた周方向位置とハウジングの決められた周方向位置とを一致させることが容易となり、組み付け性の向上を図ることができる。
(ヘ)上記(ホ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位相変更機構は、
前記ハウジング内に形成された油室と、
カムシャフトに固定され、前記油室を進角油室及び遅角油室に仕切るべく径方向にのびるベーンを有するベーンロータと、
前記進角油室と遅角油室内のオイルの量を制御する油圧制御機構と、
から構成され、
前記ハウジングは、基本形状に成形後にサイジングされることを特徴とする。
サイジング作業を行う機械へ装着する際の位置合わせに縦溝を用いることが可能となり、サイジング作業を行う際に必要な目印と、駆動部材との位置合わせに必要な目印を別々に設ける必要がない。
(ト)上記(ホ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ハウジングの基本形状の成型は焼結により行われることを特徴とする。
(チ)請求項1及び上記(イ)ないし(ト)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記駆動部材は、スプロケットであることを特徴とする。
実施例1のバルブタイミング制御機構におけるエンジン始動時の側面断面図を含むバルブタイミング制御装置の構成を表す図である。 実施例1のバルブタイミング制御機構における最遅角位置における正面断面図である。 実施例1のバルブタイミング制御機構における最進角位置における正面断面図である。 実施例1のカムシャフトのバルブタイミング制御機構側から見た正面図及び断面図である。 実施例1の段差部とカムシャフトの当接部近傍を表す拡大断面図である。 実施例1の段差部の正面図である。 実施例1のバルブタイミング制御機構のフロントプレート側から見た正面図である。 実施例1のバルブタイミング制御機構のフロントプレート側斜め上方から見た斜視図である。
符号の説明
4 カムシャフト
4a ピン
5 バルブタイミング制御機構
5a 進角室
5b 遅角室
9 オイルポンプ
10 コントローラ
14 油圧制御アクチュエータ
40 カムボルト
41 挿入部
42 径方向延在部
50 ハウジング
51 フロントプレート
52 ハウジング本体
52a,55a シール部材
52b 板ばね
52c 縦溝
53 リヤプレート
53a タイミングマーク
53c スプロケット
53d 挿通穴
54 ボルト
55 ベーンロータ
55a シール部材
55b 板ばね
56 ロックピン
60 油圧供給ブロック
61 進角用油路
62 遅角用油路
520 シュー
551,552 ベーン
553 段差部
553a 貫通穴
553b カムシャフト支持部
554 開口部

Claims (1)

  1. クランクシャフトから回転が伝達されると共に、カムシャフトに対して相対回転可能に設けられた駆動部材と、
    前記駆動部材とカムシャフト間に設けられ、内燃機関の運転状態に応じて互いの相対回転位相を変更する位相変更機構と、
    該位相変更機構に設けられ、カムシャフト端面と当接した状態でカムボルトによって押し付け固定される取付面と、
    を有する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記取付面とカムシャフト端面の内周側に、両者が対向した状態で互いに非接触となる非接触部を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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