JP2014080968A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents
バルブタイミング調整装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014080968A JP2014080968A JP2013129539A JP2013129539A JP2014080968A JP 2014080968 A JP2014080968 A JP 2014080968A JP 2013129539 A JP2013129539 A JP 2013129539A JP 2013129539 A JP2013129539 A JP 2013129539A JP 2014080968 A JP2014080968 A JP 2014080968A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil passage
- oil
- valve timing
- housing
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
【解決手段】 バルブタイミング調整装置10は、積層体50および樹脂部材60を有するベーンロータ40を備える。積層体50は、軸方向へ積層された複数の金属板201〜210から構成されている。樹脂部材60は、積層体50をモールドしている樹脂から構成されており、軸方向において向かい合うスプロケット11と積層体50との間に位置し当該スプロケット11と摺動可能な第1側壁部62、および、軸方向において向かい合うハウジング20の底部26と積層体50との間に位置し当該底部26と摺動可能な第2側壁部63、を有する。積層体50の軸方向の寸法が個体間でばらついても、樹脂部材60の第1側壁部62および第2側壁部63の軸方向の寸法は樹脂成型で調整することによりベーンロータ40の軸方向の寸法のばらつきを抑制可能である。
【選択図】図3
Description
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、オイル漏れを抑制可能なバルブタイミング調整装置を提供することである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるバルブタイミング調整装置は、図1に示すバルブタイミング調整システムに適用されている。バルブタイミング調整システム5は、図2に示すエンジン90の吸気バルブ91の開閉タイミングを調整するためのものである。図2に示すように、エンジン90の駆動軸であるクランクシャフト93の回転は、スプロケット11、94、95に巻き掛けられているチェーン96を介してカムシャフト97、98に伝達される。カムシャフト97は吸気バルブ91を開閉駆動する従動軸であり、カムシャフト98は排気バルブ92を開閉駆動する従動軸である。
また、バルブタイミング調整システム5は、スプロケット11に対しカムシャフト97を回転方向とは反対方向へ相対回転させることにより、吸気バルブ91の開閉タイミングを遅くする。このように吸気バルブ91の開閉タイミングが遅くなるようにカムシャフト97を相対回転させることを「遅角させる」という。
バルブタイミング調整システム5は、バルブタイミング調整装置10、オイルポンプ85、リニアソレノイド86および電子制御装置88から構成されている。
スプロケット11は、特許請求の範囲に記載の「第1ハウジング」に相当し、クランクシャフト93と一体に回転する。
ハウジング20は、特許請求の範囲に記載の「第2ハウジング」に相当し、外郭部21および複数の仕切り部22を有している。外郭部21は、カップ状に形成され、外縁部がスプロケット11に固定されている。各仕切り部22は、外郭部21の内部を複数の圧力室に仕切るように放射状に延びている。
リニアソレノイド86は、スプール77を軸方向へ押圧可能な出力ロッド87を有している。出力ロッド87は、リニアソレノイド86内部のコイルが通電されることにより発生する磁界に応じて軸方向へ移動する。
電子制御装置88は、バルブタイミング調整装置10のハウジング20に対するベーンロータ40の回転位相が目標値に一致するように、リニアソレノイド86を駆動してスプール77の軸方向位置を制御する。
図1、図3および図4に示すように、ハウジング20の外郭部21は、ベーンロータ40に対し径外方向に位置する大径筒部25と、大径筒部25のうちスプロケット11とは反対側に位置する底部26と、底部26から突き出す小径筒部27と、を有している。小径筒部27内にはアシストスプリング80が収容されている。
図8に示すように、金属板203は、軸方向から見たときの形状が金属板202と同じであり、嵌合孔211、油孔212、213、および、切欠き214を有している。切欠き214は、外縁から径方向内側に延びており、進角油路47の一部を構成している。
図12に示すように、金属板207は、軸方向から見たときの形状が金属板202と同じであり、嵌合孔211、および、切欠き218を有している。切欠き218は、嵌合孔211から径方向外側に延びており、遅角油路48の一部を構成している。
図15に示すように、金属板210は、軸方向から見たときの形状が金属板210と同じ円形であり、嵌合孔211、および、切欠き220を有している。切欠き220は、外縁に形成されており、後述の係止溝56の一部を構成している。
積層体50は、ロックピン83を軸方向へ摺動可能に支持する摺動孔57を有している。ロックピン83は、スプロケット11に抜き差し可能であり、スプロケット11に差し込まれるとベーンロータ40とスプロケット11との相対回転を規制する。
樹脂部材60のベーン部61とハウジング20およびスプロケット11との間には、シール部材30が設けられている。また、樹脂部材の周壁部64および第2側壁部63とハウジング20の大径筒部25および底部26との間には、シール部材31が設けられている。シール部材30、31は、進角室23と遅角室24との隙間を油密に封止している。
これに対し、第1実施形態では、積層体50の外壁には樹脂部材60の周壁部64が結合している。つまり、積層体50の外壁とハウジング20の大径筒部25との間には樹脂部材60の周壁部64が位置している。そのため、積層体50とハウジング20との干渉を防止可能である。
したがって、スリーブボルト70の締め付け時のトルク、およびカムシャフト97の変動トルクなどの負荷に起因した積層体50と樹脂部材60との相対回転を回避可能である。
したがって、ベーンロータ40の回転バランスが向上する。
したがって、ベーンロータ40の樹脂部分が軸支される場合と比べて、軸受部の強度および耐摩耗性が高い。
したがって、ロックピン83がベーンロータ40の樹脂部分に支持される場合と比べて、摺動部の耐摩耗性が高い。
したがって、取付部材を設けることなく、アシストスプリング80をベーンロータ40に取り付けることができる。
したがって、上記締め付け座面および当接面の座屈を防止可能である。また、高強度な材料を限定的に使用することにより製造コストを削減することができる。
本発明の第2実施形態によるバルブタイミング調整装置を図16および図17に基づき説明する。バルブタイミング調整装置100では、ベーンロータ101の樹脂部材102の周壁部103は、ハウジング20の仕切り部22により軸支されている。積層体104は、スプロケット11には支持されていない。
本発明の第3実施形態によるバルブタイミング調整装置を図18および図19に基づき説明する。バルブタイミング調整装置110では、ベーンロータ111の樹脂部材112の周壁部115は、進角油路47と一致する周方向位置で軸方向へ貫通する第1空洞113と、遅角油路48と一致する周方向位置で軸方向へ貫通する第2空洞114とを有している。第1空洞113は、進角室23に連通するとともに油路として機能する。また第2空洞114は、遅角室24に連通するとともに油路として機能する。
第3実施形態によれば、樹脂部材60の重量を減らすことができるので、軽量化することができるとともに製造コストを削減可能である。
本発明の第4実施形態によるバルブタイミング調整装置を図20および図21に基づき説明する。バルブタイミング調整装置120では、ベーンロータ121の樹脂部材122のベーン部123は、進角室23に連通するとともに油路として機能する第3空洞124と、遅角室24に連通するとともに油路として機能する第4空洞125とを有する。第3空洞124はスプロケット11側に位置し、第4空洞125は、ハウジング20の底部26側に位置している。第3空洞124と第4空洞125とは、周方向位置が一致し且つ軸方向へ並ぶように配置されている。
上記問題に対し、第4実施形態によれば、進角油路127および遅角油路129は、ベーンロータ121の回転位相にかかわらず、進角室23に対する進角油路127の開口面積、および、遅角室24に対する遅角油路129の開口面積が不変であり且つ大きい。そのため、進角油路126、127と進角室23との間の作動油の流動を円滑に行うことができ、また遅角油路128、129と遅角室24との間の作動油の流動を円滑に行うことができる。
本発明の第5実施形態によるバルブタイミング調整装置を図22および図23に基づき説明する。バルブタイミング調整装置140では、ベーンロータ141の樹脂部材142のベーン部143が有する第3空洞144は、軸方向の一方、すなわちスプロケット11側に開口しており、また、径内側は積層体130に隣接している。ベーンロータ141が有する第4空洞145は、軸方向の他方、すなわちハウジング20の底部26側に開口しており、また、径内側は積層体130に隣接している。
第5実施形態によれば、第4実施形態と比べて、樹脂部材142の成形性が向上する。
本発明の第6実施形態によるバルブタイミング調整装置を図24に基づき説明する。なお、図24には、便宜上、ベーンロータ151およびストッパ162のみを図示する。
バルブタイミング調整装置150が備えるベーンロータ151の積層体154は、樹脂部材152のベーン部153内に延びる突起155、156、157、158、159を形成している。突起155〜159は、ベーン部153の根元を補強する補強手段として機能する。
第6実施形態によれば、樹脂部材152のベーン部153の根元の強度が向上する。また、ストッパ162には金属製の突起155が当接するので、ベーンロータ151はストッパ162との当接時の衝撃に耐えることができる。
本発明の第7実施形態によるバルブタイミング調整装置を図25〜図29に基づき説明する。なお、図25には、便宜上、積層体172のみを図示する。
図25および図26に示すように、バルブタイミング調整装置170が備える積層体172は、第1実施形態の積層体50と比べると、金属板205に代えて金属板173とリードバルブ174とを含む点が異なる。
ここで、例えば鋳造や焼結により作られた従来のベーンロータでは、機械加工等の追加工により供給油路の途中に着座面を設けること、および、当該着座面に着座可能にリードバルブを設けることが困難であった。つまり、ベーンロータ内部にリードバルブを設けることが困難であった。そのため、ベーンロータとは別の部材を用いてリードバルブを組み付ける必要があり、装置体格が大きくなる要因となっていた。
本発明の第8実施形態によるバルブタイミング調整装置を図30および図31に基づき説明する。なお、図30には、便宜上、積層体181のみを図示する。
図30および図31に示すように、バルブタイミング調整装置180が備える積層体181は、第1実施形態の積層体50と比べると、金属板202と金属板202との間に設けられているフィルタ182を含む点が異なる。フィルタ182は、供給油路46、49を流れる異物を捕捉可能である。
本発明の第9実施形態によるバルブタイミング調整装置を図32〜図34に基づき説明する。なお、図32には、便宜上、積層体186のみを図示する。
図32〜図34に示すように、バルブタイミング調整装置185が備える積層体186は、第8実施形態の積層体181と比べると、フィルタ182に対し軸方向の両側に隣接する金属板187が有する拡大油孔188、189の通路断面積が金属板202の油孔212、213と比べて大きい点が異なる。拡大油孔188、189は、供給油路46、49の途中に局所的に通路断面積が大きい拡大油路を形成している。これにより、フィルタ182の異物補足量が多くなる。金属板187は、特許請求の範囲に記載の「拡大油路形成板」に相当する。
本発明の第10実施形態によるバルブタイミング調整装置を図35および図36に基づき説明する。なお、図35には、便宜上、積層体191のみを図示する。
図35および図36に示すように、バルブタイミング調整装置190が備える積層体191は、第1実施形態の積層体50と比べると、リードバルブ174、金属板173、フィルタ182および金属板187を含む点が異なる。
本発明の第11実施形態によるバルブタイミング調整装置を図37〜図51に基づき説明する。なお、図37には、便宜上、積層体251のみを図示する。
図37および図38に示すように、バルブタイミング調整装置250が備える積層体251は、図39に示す複数の金属板252、図40に示す金属板253、図41に示す複数の金属板254、図42に示す複数の金属板255、図43に示す金属板256、フィルタ182、金属板256、金属板253、図44に示すリードバルブ257、図45に示す複数の金属板258、金属板253、図46に示す複数の金属板259、図47に示す金属板260、図48に示す金属板261、フィルタ262、金属板261、金属板260、図49に示すリードバルブ263、図50に示す複数の金属板264、複数の金属板206、複数の金属板207、複数の金属板208、金属板206、複数の金属板209、および、複数の金属板210がその順で軸方向に積層されて作られている。
図40に示すように、金属板253は、軸方向から見たときの形状が多角形であり、嵌合孔211および油孔265を有している。
図42に示すように、金属板255は、軸方向から見たときの形状が金属板253と同じであり、嵌合孔211、油孔265および切欠き215を有している。
金属板253は、特許請求の範囲に記載の「油路形成板」に相当する。また、金属板258の通孔268は、弁体269が開作動するとき逃げ場となる空間であり、金属板258は、特許請求の範囲に記載の「逃がし板」に相当する。
図38に示すように、フィルタ262は、供給油路266を流れる異物を捕捉可能であり、フィルタ182よりも目が細かい。
金属板260は、特許請求の範囲に記載の「油路形成板」に相当する。また、金属板264の切れ込み275、276は、弁体277、278が開作動するとき逃げ場となる空間であり、金属板264は、特許請求の範囲に記載の「逃がし板」に相当する。
また、第11実施形態では、フィルタ262は、フィルタ182よりも目が細かい。これにより、弁体277、278の腕と金属板260との間に小さな異物が挟まることに起因して弁体277、278が閉弁しなくなることを防止することができる。
本発明の他の実施形態では、樹脂部材は、周壁部を有していなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、積層体は、回り止め手段を有していなくてもよい。つまり、積層体は、軸方向から見た形状が円形であってもよい。
本発明の他の実施形態では、積層体は、軸方向から見た形状が多角形でなくてもよい。その際、回り止め手段は、径外方向へ突き出す突起から構成されてもよいし、径内方向へ凹む凹部から構成されてもよい。ただし、回り止め手段が多角形の角部から構成される場合、回り止め手段の強度が高くなるため、好適である。
本発明の他の実施形態では、積層体の軸方向の一端部は、樹脂部材にモールドされていてもよい。
本発明の他の実施形態では、各金属板は、圧入ピンによる固定方法に限らず、他の固定方法で互いに固定されてもよい。例えば、金属板は、軸方向へ突き出す突起と、隣接する金属板の突起が嵌合可能な凹部とを有し、各金属板は上記突起と上記凹部との嵌合により互いに固定されてもよい。
本発明の他の実施形態では、アシストスプリングは設けられなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、各金属板は、すべて同じ材料から構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、樹脂部材は、熱硬化性樹脂以外の樹脂から構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハウジングは、繊維強化プラスチック以外の樹脂、または金属などから構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハウジング内の圧力室の数は、4つ以下であってもよいし、6つ以上であってもよい。
本発明の他の実施形態では、スリーブボルトとスプールとが構成する油路切替弁は、供給油路上のどこに設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、エンジンのクランクシャフトの回転は、チェーンに限らず、他の動力伝達部材によりハウジングに伝達されてもよい。
本発明の他の実施形態では、スプロケット以外の回転伝達部材が用いられてもよい。
本発明の他の実施形態では、バルブタイミング調整装置は、エンジンの排気バルブの開閉タイミングを調整してもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
11・・・スプロケット(第1ハウジング)
20・・・ハウジング(第2ハウジング)
23・・・進角室
24・・・遅角室
50、104、130、154、172、181、186、191、251・・・積層体
60、102、112、122、142、152・・・樹脂部材
61、123、143、153・・・ベーン部
62・・・第1側壁部
63・・・第2側壁部
173、258、264・・・逃がし板(薄板部材)
174、257、263・・・リードバルブ(薄板部材)
182、262・・・フィルタ(薄板部材)
187、256、261・・・拡大油路形成板(薄板部材)
202、253、260・・・油路形成板(薄板部材)
Claims (23)
- エンジン(90)の駆動軸(93)と従動軸(97)との回転位相を変化させることにより、前記従動軸が駆動する吸気バルブ(91)または排気バルブ(92)の開閉タイミングを調整可能なバルブタイミング調整装置(10、100、110、120、140、150、170、180、185、190、250)であって、
前記駆動軸および前記従動軸の一方と一体に回転可能な第1ハウジング(11)と、
前記第1ハウジングに固定され、前記第1ハウジングと共に複数の圧力室を区画形成している第2ハウジング(20)と、
軸方向へ積層された複数の薄板部材(173、174、182、187、202、253、256、257、258、260、261、262、263、264)から構成され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの間で前記駆動軸および前記従動軸の他方と一体に回転可能な積層体(50、104、130、154、172、181、186、191、251)と、
前記積層体をモールドしている樹脂から構成され、前記圧力室を進角室(23)と遅角室(24)とに仕切るように放射状に延びている複数のベーン部(61、123、143、153)、前記第1ハウジングと前記積層体との間に位置し当該第1ハウジングと摺動可能な第1側壁部(62)、および、前記第2ハウジングと前記積層体との間に位置し当該第2ハウジングと摺動可能な第2側壁部(63)、を有する樹脂部材(60、102、112、122、142、152)と、
を備えることを特徴とするバルブタイミング調整装置。 - 前記樹脂部材は、前記積層体のうち径方向外側にある外壁に結合している周壁部(64、103)を有することを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記積層体は、前記樹脂部材に対する回転を阻止する回り止め手段(58、155、156、157、158、159)を有することを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
- 軸方向から見た前記積層体の形状は多角形であり、
前記回り止め手段は、前記積層体の前記外壁の角部(58)から構成されていることを特徴とする請求項3に記載のバルブタイミング調整装置。 - 軸方向から見た前記積層体の形状は、前記樹脂部材の前記ベーン部の数の倍数の辺を持つ多辺形であり、
前記樹脂部材の前記ベーン部の周方向位置は、前記積層体の前記外壁が有する平面の中央と一致していることを特徴とする請求項4に記載のバルブタイミング調整装置。 - 前記積層体(50)の軸方向の一端部(54)は、前記樹脂部材外に露出しており、前記第1ハウジングまたは前記第2ハウジングにより軸支されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(10、110、120、140、150)。
- 前記樹脂部材(102)の前記周壁部(103)は、前記第1ハウジングまたは前記第2ハウジングにより軸支されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(100)。
- 前記第1ハウジングまたは前記第2ハウジングに抜き差し可能であり、前記積層体により軸方向へ摺動可能に支持されているロックピン(83)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 一端部(81)が前記第1ハウジングまたは前記第2ハウジングに係止されるとともに他端部(82)が前記積層体に係止され、前記積層体を進角側または遅角側に付勢する付勢部材(80)をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 複数の前記金属板のうち軸方向の一端および他端に位置する2つの金属板は、他の金属板と比べて高強度な材料から構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記樹脂部材は熱硬化性樹脂から構成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
- 前記樹脂部材(112)の前記周壁部(115)は、
前記進角室に連通するとともに油路として機能する第1空洞(113)と、
前記遅角室に連通するとともに油路として機能する第2空洞(114)と、
を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(110)。 - 前記樹脂部材(122、142)の前記ベーン部(123、143)は、
前記進角室に連通するとともに油路として機能する第3空洞(124、144)と、
前記遅角室に連通するとともに油路として機能する第4空洞(125、145)と、
を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(120、140)。 - 前記積層体(130)は、
前記第3空洞(124、144)と前記進角室とを接続している進角油路(126)と、
前記第4空洞(125、145)と前記遅角室とを接続し、前記進角油路に対し隔壁を隔てて軸方向へ並ぶように配置され、前記進角油路と周方向位置が一致している遅角油路(128)と、
を有することを特徴とする請求項13に記載のバルブタイミング調整装置(120、140)。 - 前記積層体(154)は、前記樹脂部材(152)の前記ベーン部(153)内に延びる複数の突起(155、156、157、158、159)を形成していることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(150)。
- 複数の前記突起のうちの一つは、前記第1ハウジング、前記第2ハウジング、または、前記第1ハウジングもしくは前記第2ハウジングに固定されているストッパ(162)に周方向で当接することによって前記樹脂部材の相対回転を規制する規制手段(160)を形成していることを特徴とする請求項15に記載のバルブタイミング調整装置(150)。
- 前記積層体に対し径方向内側に設けられている筒状部材であり、径方向へ貫通している供給ポート(74)、進角ポート(75)および遅角ポート(76)を有するスリーブ(71)と、
前記スリーブ内に設けられ、前記供給ポートと前記進角ポートとを接続する位置、前記供給ポートと前記遅角ポートとを接続する位置、および、前記供給ポートと前記進角ポートおよび前記遅角ポートとの接続を遮断する位置に移動可能なスプール(77)と、をさらに備え、
前記積層体(172、191、251)を構成する前記薄板部材には、
外部の油供給源と前記供給ポートとを接続する供給油路(46、49、266)の一部を構成している油孔(212、213、265、271、272)を有する油路形成板(202、253、260)と、
前記油供給源から前記供給ポートに向かう油の流れを許容し且つ前記供給ポートから前記油供給源に向かう油の流れを阻止するように前記油孔を開閉可能な弁体(177、269、277、278)を有するリードバルブ(174、257、263)と、
前記リードバルブに隣接するように設けられ、前記供給油路の一部を構成するとともに前記弁体が開作動するとき逃げ場となる空間(175、176、268、275、276)を有する逃がし板(173、258、264)と、
が含まれていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(170、190、250)。 - 前記積層体(191、251)を構成する前記薄板部材には、前記油路形成板に対し前記リードバルブとは反対側に設けられ、前記供給油路を流れる異物を捕捉可能なフィルタ(182、262)がさらに含まれていることを特徴とする請求項17に記載のバルブタイミング調整装置(190、250)。
- 前記薄板部材には、前記フィルタに対し軸方向の両側に隣接するように設けられ、前記供給油路の一部を構成するとともに通路断面積が前記油孔よりも大きい拡大油孔(188、189、267、273、274)を有する拡大油路形成板(187、256、261)がさらに含まれていることを特徴とする請求項18に記載のバルブタイミング調整装置(190、250)。
- 前記油路形成板(202、260)は、前記油孔(212、213、271、272)を2つ有し、
一方の前記油孔と他方の前記油孔とは、前記供給油路において並列の関係にあることを特徴とする請求項17〜19のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(170、190、250)。 - 前記油路形成板(253、260)は、軸方向の2箇所に設けられ、
一方の前記油路形成板(253)は、前記油孔を1つ有し、
他方の前記油路形成板(260)は、前記油孔を2つ有し、
一方の前記油路形成板の前記油孔(265)と他方の前記油路形成板の一方の前記油孔(271)とは、前記供給油路において直列の関係にあり、
一方の前記油路形成板の前記油孔と他方の前記油路形成板の他方の前記油孔(272)とは、前記供給油路において直列の関係にあり、
他方の前記油路形成板の一方の前記油孔と他方の前記油路形成板の他方の前記油孔とは、前記供給油路において並列の関係にあることを特徴とする請求項17〜19のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(250)。 - 前記積層体に対し径方向内側に設けられている筒状部材であり、径方向へ貫通している供給ポート、進角ポートおよび遅角ポートを有するスリーブと、
前記スリーブ内に設けられ、前記供給ポートと前記進角ポートとを接続する位置、前記供給ポートと前記遅角ポートとを接続する位置、および、前記供給ポートと前記進角ポートおよび前記遅角ポートとの接続を遮断する位置に移動可能なスプールと、をさらに備え、
前記積層体(181、186)を構成する前記薄板部材には、
外部の油供給源と前記供給ポートとを接続する供給油路(46、49)の一部を構成している油孔(212、213)を有する複数の油路形成板(202)と、
2つの前記油路形成板の間に設けられ、前記供給油路を流れる異物を捕捉可能なフィルタ(182)と、
が含まれていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置(180、185)。 - 前記積層体(186)を構成する前記薄板部材には、前記フィルタに対し軸方向の両側に隣接するように設けられ、前記供給油路の一部を構成するとともに通路断面積が前記油孔よりも大きい拡大油孔(188、189)を有する拡大油路形成板(187)がさらに含まれていることを特徴とする請求項22に記載のバルブタイミング調整装置(185)。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013129539A JP5692289B2 (ja) | 2012-09-28 | 2013-06-20 | バルブタイミング調整装置 |
DE102013219405.6A DE102013219405A1 (de) | 2012-09-28 | 2013-09-26 | Ventilzeiteinstellungssteuerungsgerät |
US14/041,297 US8904980B2 (en) | 2012-09-28 | 2013-09-30 | Valve timing control apparatus |
US14/479,380 US9255500B2 (en) | 2012-09-28 | 2014-09-08 | Valve timing control apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216440 | 2012-09-28 | ||
JP2012216440 | 2012-09-28 | ||
JP2013129539A JP5692289B2 (ja) | 2012-09-28 | 2013-06-20 | バルブタイミング調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014080968A true JP2014080968A (ja) | 2014-05-08 |
JP5692289B2 JP5692289B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=50785350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013129539A Expired - Fee Related JP5692289B2 (ja) | 2012-09-28 | 2013-06-20 | バルブタイミング調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5692289B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015079962A1 (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-04 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
JP2016017482A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置 |
CN113614336A (zh) * | 2019-03-25 | 2021-11-05 | 株式会社电装 | 工作油控制阀和阀正时调整装置 |
Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716557U (ja) * | 1993-08-18 | 1995-03-17 | 国産電機株式会社 | 回転電機用積層鉄心 |
JPH0890679A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Toto Ltd | 薄肉板多層積層体及びその樹脂一体成形方法 |
JPH0898473A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Copal Co Ltd | モータ用積層板構造体 |
JPH09280019A (ja) * | 1996-04-16 | 1997-10-28 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のバルブタイミング可変装置 |
JPH11311109A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
JP2000161028A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
JP2003262109A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置のロータ |
JP2003314229A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Borgwarner Inc | チェックバルブシステム |
JP2004340142A (ja) * | 2003-05-12 | 2004-12-02 | Hydraulik Ring Gmbh | 動力車両の内燃機関用カム軸調整装置 |
JP2004346780A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング装置 |
JP2005337183A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Hitachi Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
JP2005351182A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Hosei Brake Ind Ltd | バルブタイミング可変装置 |
JP2008525688A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト | 内燃機関用のカムシャフト調節装置 |
JP2009222024A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Honda Motor Co Ltd | カム位相可変型内燃機関 |
JP2010255584A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のカム位相可変装置 |
JP2011196245A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
JP2012163069A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Toyota Motor Corp | バルブタイミング変更機構 |
-
2013
- 2013-06-20 JP JP2013129539A patent/JP5692289B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0716557U (ja) * | 1993-08-18 | 1995-03-17 | 国産電機株式会社 | 回転電機用積層鉄心 |
JPH0898473A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Copal Co Ltd | モータ用積層板構造体 |
JPH0890679A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Toto Ltd | 薄肉板多層積層体及びその樹脂一体成形方法 |
JPH09280019A (ja) * | 1996-04-16 | 1997-10-28 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のバルブタイミング可変装置 |
JPH11311109A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
JP2000161028A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-13 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
JP2003262109A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置のロータ |
JP2003314229A (ja) * | 2002-04-22 | 2003-11-06 | Borgwarner Inc | チェックバルブシステム |
JP2004340142A (ja) * | 2003-05-12 | 2004-12-02 | Hydraulik Ring Gmbh | 動力車両の内燃機関用カム軸調整装置 |
JP2004346780A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の可変バルブタイミング装置 |
JP2005337183A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Hitachi Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
JP2005351182A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Hosei Brake Ind Ltd | バルブタイミング可変装置 |
JP2008525688A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | シエツフレル コマンディートゲゼルシャフト | 内燃機関用のカムシャフト調節装置 |
JP2009222024A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Honda Motor Co Ltd | カム位相可変型内燃機関 |
JP2010255584A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のカム位相可変装置 |
JP2011196245A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
JP2012163069A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-08-30 | Toyota Motor Corp | バルブタイミング変更機構 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015079962A1 (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-04 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
US9926817B2 (en) | 2013-11-29 | 2018-03-27 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Valve opening/closing timing control device |
JP2016017482A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 株式会社デンソー | バルブタイミング調整装置 |
CN113614336A (zh) * | 2019-03-25 | 2021-11-05 | 株式会社电装 | 工作油控制阀和阀正时调整装置 |
CN113614336B (zh) * | 2019-03-25 | 2023-10-03 | 株式会社电装 | 工作油控制阀和阀正时调整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5692289B2 (ja) | 2015-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5967137B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
US8904980B2 (en) | Valve timing control apparatus | |
JP5574189B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
US9322418B2 (en) | Rotary actuator with hydraulic valve | |
JP4640510B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP5447543B2 (ja) | バルブタイミング調整装置、およびその組付方法 | |
JP6410742B2 (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
WO2014123149A1 (ja) | 油量調整装置 | |
WO2021106890A1 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP5692289B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2009185719A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
EP2860363A1 (en) | Control valve and attachment structure of control valve | |
US20150292369A1 (en) | Valve timing controller | |
JP2021085403A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2016200030A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP7200914B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP5850280B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2015045282A (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
US11560813B2 (en) | Recirculating hydraulic fluid control valve | |
JP5811358B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
EP3190274A1 (en) | Valve opening and closing timing control apparatus | |
US20150292368A1 (en) | Valve timing controller | |
JP5630489B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2017089777A (ja) | 電磁弁 | |
JP5682862B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5692289 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |