JP2005007126A - 遊技機 - Google Patents

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Yasuhiro Nakahara
康裕 中原
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Abstract

【課題】従来の遊技機では、操作部を構成する各スイッチ等の装置類は、遊技機筐体の中央部のほぼ横幅一杯に並列して配置されているため、左右どちらかの片手で操作を行おうとする場合、横方向の動作範囲が広くなり首や肩、腕等が疲れる要因となるという問題があった。
【解決手段】本発明においては、遊技をスタートさせるために必要な装置類を、前扉中央の左右端部いずれか一方にコンパクトにまとめ、そのすぐ下方に停止ボタン操作部が縦に配列して配置することにより、遊技を進行する上で必要な操作を必要最低限の移動範囲内で行うことができ、且つ、これら操作装置と隣接して2つの表示部のうちのいずれか一方を設け、長時間遊技を行う場合においても疲労の少ない遊技機を提供する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリールストップボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組合わせに基づいて入賞及び払出しが制御される遊技機において、特に、遊技に必要な種々の操作装置と複数の表示部を備えたスロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、遊技機正面略中央部の表示窓内に、外周に図柄が配列された3個の回転リールを備えており、外周に配列された図柄は遊技中に遊技者が図柄を目視しやすいように、各リール内側に設けられたランプ又はLED(以下バックライトという)によって背面から照らされている。
【0003】
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
【0004】
各リールの下方部近傍には、各リールと平行して3個のストップボタンが並列して配設されており、遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する3個のストップボタンを順次操作すると、夫々のリールが停止し、有効ライン上にいずれかの図柄が停止する。有効ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるにつれて、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっているライン上に所定の図柄組合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
【0005】
このような図柄組合わせは、遊技毎のスタートレバーの操作後、遊技機内部での乱数による抽選処理によって決定される。この抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合には前面パネルに設けられた表示ランプや告知ランプ、或いは音声、リールのバックライトの点灯、点滅、リール停止時の変動停止制御、電気的な表示装置による画像表示によって遊技者に報知される。
【0006】
また、この電気的な表示装置は、遊技機毎の抽選結果に関連する演出表示、遊技方法や遊技機固有の管理情報、或いは遊技とは直接関連しない娯楽情報等を表示し、遊技者の興味を惹くための様々な工夫が凝らされている。
【0007】
遊技者は、上記のように入賞役の当選が報知された場合、役に対応する図柄を有効となっているライン上に停止させるようにストップボタンを操作する。このように、複数のストップボタンを遊技者が操作することによって、対応する各リールが順次停止するように制御されているが、遊技者によるストップボタン操作が行われなかった場合には、各リールは所定時間経過後に自動停止するように設定されている。
そして有効となっているライン上に入賞役に対応する図柄を揃えることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
【0008】
このように、遊技者は、コインの投入、BETスイッチ操作、スタートボタン操作、表示装置の表示内容の視認、ストップボタン操作といった一連の動作をゲーム毎に繰り返し行うことになり、長時間に亘って繰り返し遊技を行った場合、目や腕等の身体的疲労が増大し、遊技を継続する上で遊技者にとって大きな負担となっていた。
【0009】
例えば、特開2003−33466号公報には、遊技情報表示器を前扉の中央部におけるストップボタンスイッチの上側で、且つ図柄表示窓よりも大きく設け、図柄表示窓を、この遊技情報表示器よりも上側の筐体前面の上部に設けるようにすることにより、表示器を見続けながら長時間遊技しとときの疲労感をより抑えることができるようにしたものが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の遊技機では、遊技者が遊技を行う場合、まず前扉中央部の右側端にあるメダル投入口からメダルを投入し、次いで同左側端にあるベットスイッチを押下し、その下方のスタートレバーを操作した後、表示装置に表示される内容を確認しながらストップボタンの操作しなければならない。これらの装置類は、遊技機筐体の中央部のほぼ横幅一杯に並列して配置されているため、左右どちらかの片手で操作を行おうとする場合、横方向の動作範囲が広くなり、さらに、表示装置が操作装置類よりも上方部に配置されている場合等は、首や肩、腕等が疲れる要因となるという問題があった。また、両手にこれらの諸操作を分担したとしても、両肘を中空に保持した状態の姿勢のまま、長時間遊技機を継続することは困難であり、より肉体的疲労を加速させることになる。
【0011】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、楽な操作で遊技を進行することができ、遊技者の身体的負担を軽減した遊技機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、メダル投入口と、スタートボタンと、少なくとも一つのBETスイッチとを有するゲーム開始操作部と、外周に図柄を配列した複数のリールを表示する第一表示部と、前記第一表示部とは異なる情報を表示する第二表示部と、前記複数のリールを停止させるために操作される複数のストップボタンと、遊技毎に抽選を行う抽選手段とを備え、所定の抽選結果に基づいて所定の払い出しを行うように制御される遊技機において、
前記複数のストップボタンは、縦方向に配列され、前記ゲーム開始手段の下側近傍で、且つ、前扉略中央部の左右いずれか一方の端部に配置されるとともに、前記ストップボタンの左側又は右側のいずれか一方に、前記第一表示部及び前記第二表示部のうちのいずれか1つの表示部が配置されていることを特徴とする。
【0013】
本構成によれば、まず、遊技をスタートさせるために必要な装置類を、前扉中央の左右端部いずれか一方にコンパクトにまとめ、そのすぐ下方にストップボタン操作部が縦に配列して配置されているため、遊技者は、遊技を進行する上で必要な操作を必要最低限の移動範囲内で行うことができ、長時間遊技を行う場合においても疲労の少ない遊技機を提供できる。
【0014】
このように、遊技に必要な操作装置類を、前扉の横方向ではなく、左右いずれかの一方端部に縦方向に設けることにより、これら操作装置類の押下操作が上から下方向に手を移動させるだけ容易に行うことができ、さらに、肩と対向する位置に操作装置類が位置しているため、腕を左右斜め方向に移動させたり、上体を捻って操作する必要がなく、疲労等の身体的負担を軽減することができる。
【0015】
また、これら操作装置と隣接して2つの表示部のうちのいずれか一方が設けられているため、表示部に表示される表示内容と操作部が同時に視野に入り、例えば、隣接した表示部で遊技上重要な表示が行われている場合であっても、操作装置類の押下操作等を容易に行うことができる。
【0016】
請求項2に係る発明では、前記遊技機は、前記複数のストップボタンを縦方向に配列したストップボタン操作部を2つ備え、前扉略中央部の左右両端部にそれぞれ配置するとともに、前記ストップボタン操作部の間に、前記第一表示部及び前記第二表示部のうちのいずれか1つの表示部を配置し、さらにストップボタン操作部切換スイッチを備え、左右両側の前記ストップボタン操作部のうち、少なくとも一方を遊技者が選択できるようにしたことを特徴とする。
【0017】
本構成によれば、ストップボタン操作部を左右両側の2箇所に設け、少なくとも一方を任意に選択可能なストップボタン操作部切換えスイッチを設けることにより、遊技者は、腕に疲労感を感じた場合等に、ストップボタンを操作する腕を任意に交替して使用することができ、さらに、左右のストップボタン操作部が、それぞれ左右両手の対向する操作し易い位置にあるため、長時間の遊技に伴う身体的苦痛を軽減することができる。
【0018】
また、ストップボタンの押下タイミングが、内部当選中等の遊技状態によっては、遊技結果に大きな影響を与えるため、遊技者は、高速で回転移動する図柄を視認しながら瞬時に反応してストップボタンを押下操作する必要があり、ストップボタン操作に神経を使うものである。こうした場合、より確実で操作がし易い利き腕を使いたいと思うことは自然な欲求である。本構成によれば、無理な姿勢や逆手操作等の身体的特性による不公平さを減少させ、利き腕等の嗜好に合わせてストップボタン操作を選択して遊技を行うことができる遊技機を提供することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施に係る遊技機を示す正面図、図2は遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。図3は第二の実施例に係る遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。
【0020】
図1は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図である。図1において、スロットマシン本体1には、前扉2が取り付けられており、この前扉内の上方部には、例えば、透明な表示窓通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール4a、4b、4cを観察できる第1表示部3が取付けられている。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、ビッグボーナス(BB)図柄、レギュラーボーナス(RB)図柄、小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっている。
【0021】
リール4a〜4cは、リールユニット(図示せず)として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるステッピングモータ(図示せず)が連結されており、このステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、表示窓3内にそれぞれリール4a〜4cを移動表示させる。各リールの内部には3個のランプケース(図示せず)がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト(図示せず)が取り付けられている。各バックライトはランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
【0022】
前扉2の表示窓3には、有効ライン(図示せず)が横方向に3本と、斜め方向に2本の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この有効ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
【0023】
有効ライン数は、メダル投入口5から投入されたメダル枚数、或いは、クレジットメダル表示部(図示せず)にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ6の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。例えば1枚のメダルが投入された場合は、中央横方向の1本の有効ラインが表示され、2枚のメダル投入があった場合は、横方向の3本の有効ラインが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると斜め方向2本を加えた5本全ての有効ラインが表示される。
【0024】
前扉2の上部、第1表示部3の両側にはサイドランプ7a、7b、そのさらに上端部には上部ランプ8が、また前扉の略中央部には第2表示部9が設けられている。また、前扉の下方部両側には2個のスピーカ10a、10bを設け、これらは各駆動回路を介して制御され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等を出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に告知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の告知は、上記表示手段の他に、別途個別の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
【0025】
スロットマシン1の前面中央右側には、各リール4a〜4cを回転させるための可変表示始動手段であるスタートボタン11と、その下方に3個のストップボタンを縦方向に配列したストップボタン操作部12が設けられている。メダル投入口5、BETスイッチ6及びスタートボタン11は、ゲーム開始手段として構成され、ストップボタン操作部12と上下の位置関係でコンパクトに配置されているため、遊技者は、遊技の進行に必要な全ての操作を狭い領域で行うことができる。また、操作装置類は、進行に必要順序で縦に配置されているため、一連の動作をスムーズに行うことができ、例えば腕を中空に保持した状態で装置類を操作させる場合、上から下の移動は身体への負担が少なく、遊技者の疲労感を減少させることができる。
【0026】
なお、メダル投入口、BETスイッチ及びスタートボタン等の形状、数および配置は、本実施例に限定されるものではなく、ストップボタン操作部の上方近傍に位置し、操作性を考慮した形状、配置であることが好ましい。
【0027】
ストップボタン操作部12の左側に第2表示部9が設けられており、遊技の進行に必要な操作装置類と隣接しているため、遊技に関連した重要な情報が表示されている場合でも容易に確認することができ、また、表示内容を見るために操作装置の操作をし損なったりすることなく、遊技に集中することできる。なお、本実施例においては、第1表示部にリールを表示し、第2表示部に遊技に関連した情報を表示するようにしているが、各表示装置の表示内容はこれに限定されるものではない。
【0028】
スロットマシンの前面下方部には、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルを貯留するためのメダル受皿13が設けられている。
【0029】
次に第二の実施例について説明する。本実施例においては、第2表示部を挟んで両側にストップボタン操作部を設けるようにし、両側のストップボタン操作部を遊技者が任意で切換えて、少なくともいずれか一方を選択できるストップボタン操作部切換スイッチを有している。
【0030】
遊技者が遊技を行う場合、遊技毎にメダルの投入、BETスイッチ、スタートボタン、複数のリールストップボタンの操作を繰り返し行わなければならい。また、これらの操作は腕を中空に保持した状態で操作する必要があるため、長時間遊技を行った場合、操作する側の腕等が非常に疲労する。このような状態では、他の一方の手と交代で操作することにより、片一方の腕にのみ掛かる負担を軽減させることが可能であるが、操作装置類の配置場所が固定されていると、他方の手による操作が困難であったり、上体を捻ることになり、長時間の遊技が苦痛となる。
【0031】
また、近年の遊技機では、所定の遊技状態において、ストップボタン操作の押下タイミングによって集中して入賞させて高額配当を与えるものがあり、遊技結果に大きな影響を与えるため、遊技者はストップボタン操作に神経を使わなければならず、微妙な押下タイミングを瞬間的に確実に計るためには、利き腕で操作した方が有利となる。
【0032】
そこで、本実施例では、ストップボタン操作部を左右の2箇所に設け、遊技者の嗜好に合わせて任意で切換えることできるストップボタン操作部切換スイッチを設けるようにしたことにより、遊技者は疲労等の身体的条件や、利き腕等の身体的特性に合わせてストップボタン操作部を選択することができ、長時間の遊技における身体的負担を軽減することができる。
【0033】
さらには、左右両側のストップボタン操作部の間に第2表示部9を設けたことにより、左右いずれの手でストップボタン操作を行っても、腕が邪魔になって表示装置の表示内容が見難くなることがない。
【0034】
図2は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の遊技処理制御回路を示す概略ブロック図である。
【0035】
制御部はメイン制御部14とサブ制御部15とから成り、メイン制御部14は、CPU16、ROM17、RAM18、クロック発生回路19、抽選処理部20を備え、さらに、サブ制御部15にデータを送出するための送出タイミング制御回路21及びデータ送出回路22等から主に構成されている。
【0036】
また、メイン制御部14は入力ポート23及び出力ポート24を備えており、メダルセンサ25、スタートボタン26、リールインデックス27が、さらには、リールストップボタン操作部28、BETスイッチ29、メダルブロックソレノイド30の他に、スタートボタンLED31、BET表示ランプ32、第1表示部33等の周辺装置が電気的に接続されている。各リール4a〜4cは、リールモータ(図示しない)と同軸でそれぞれ連結されており、一定のステップ角で各リールを回転させる。リールインデックス27は、各リールが一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値がCPU16に入力される。
【0037】
一方、サブ制御部15は、CPU34、音声LSI35、データ入力回路36、クロック発生回路37、制御用ROM38、RAM39、音声用ROM40、アンプ回路41等を備え、第2表示部42、上部ランプ43、サイドランプ44、リールバックライト45、及びスピーカー46等の主に演出用表示装置類が接続されている。
【0038】
CPU16は、ゲームの状況に応じて、送出タイミング制御回路21にデータの出力タイミング情報信号を出力し、この出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、データ送出回路22を介してサブ制御部15のデータ入力回路36に出力する。
【0039】
ROM17には、図示しないが、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムが備えられており、このプログラムに従ってゲーム全体の進行が制御される。また、他に図柄テーブル、入賞組合わせテーブル、入賞確率テーブル等のデータが格納されており、抽選処理部20は、所定のタイミングでゲーム毎に乱数値を発生させ、抽選された乱数値に基づいて入賞の有無が判定され、入賞の場合には入賞役に対応した配当が払い出される。
【0040】
次いで、第二の実施形態を図3を参照して説明する。なお、図3において図2と同一部分については同一符号を用いる。ストップボタン操作部を左右両側に設ける場合には、第1ストップボタン操作部28とは対向側に第2ストップボタン操作部47を設け、ストップボタン操作部切換スイッチ48が押下されるのに対応して、ストップボタン操作部の近傍に備えつけられたストップボタン操作部有効ランプが点灯し、左右いずれの操作部が有効となっているか識別可能に制御される。ストップボタン操作部切換スイッチの押下操作によって、第1及び第2ストップボタン操作部のいずれか一方、又は双方が操作有効状態に3段階で切換わるように構成してもよく、また、それぞれの段階に対応する3個との切換スイッチを設けるようにし、押下操作された各スイッチに組み込まれたLEDランプを点灯させるようにしてもよい。
【0041】
次に本発明のゲーム方法について概要を説明する。遊技者は、メダル投入口5からメダルを投入するか、クレジット表示部にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ6を操作して投入するメダル枚数を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて有効ライン数が決定され、スタートボタン11の操作によってゲームがスタートする。スタートボタン11が操作されると、リール4a〜4cが順次回転を開始した後、ストップボタン操作部12の各ストップボタンの押下によって、或いは遊技機側の自動停止制御によって所定の図柄停止パターンで停止する。全てのリールが停止した時、特定の図柄が5本の有効ラインのいずれかに沿って揃った場合に入賞となる。図柄組合わせの種類に対応した入賞役は、予め決められており、その役に応じて払出しが行われる。入賞役がビッグボーナス(BB)、或いはレギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBBゲーム、或いはRBゲームに移行でき、更なる払出しの増加が期待できる。また、入賞役が小役図柄の場合は所定の払出しが行われてゲームが終了となり、リプレイ図柄の場合はコインを投入することなしに再度ゲームをスタートさせることができる。
【0042】
入賞役の内部抽選の結果は、複数の報知形態で遊技者に告知される。例えば、その一つはリーチ目予告であり、リーチ目とは、ボーナスフラグが成立している時にのみ出現するようリールが停止制御される図柄組合わせ(出目)であって、このリーチ目は機種によっては百種類以上存在する。熟練した遊技者はこのリーチ目を覚えることによって、ボーナスフラグの内部当選を瞬時に判別することができる。
【0043】
また別の報知形態としては、遊技者が内部当選の有無を判別し易いように、視覚、聴覚、触感で遊技者に報知する演出手段を備えている。例えば、サイドランプ7a、7b、上部ランプ8、リールバックライト(図示せず)、及び専用の告知ランプ(図示せず)等を点灯、点滅表示したり、スピーカー10a、10bから特定のサウンドを出力したり、さらには、液晶表示装置等を用いた第2表示部9に演出表示される。さらに、リール4a〜4cが回転を停止するときに通常回転とは異なる動作、例えば、逆回転や振動させて停止するように制御させることも可能である。また、これらの様々な手段を組み合わせることによって、入賞役の内部当選の発生を異なる確率で遊技者に知らせることができる。例えば、専用の告知ランプが点灯したときは、100%の確率で所定の入賞役に内部当選していることを遊技者に告知し、その他例えばリールのバックライトの点滅パターンとスピーカーから出力される遊技音の組み合わせによっては、所定の入賞役に100%内部当選している場合もあるし、内部当選していない場合(ガセ)もあるという、擬似演出を表示させることも可能である。
【0044】
さらには、第2表示部9では、所定の入賞役の内部当選の確率を、動画像を用いた複数の演出パターンを設け、その中から所定の選択条件に基づいて一つ、或いは複数のパターンの組合わせを選択して演出表示することができる。
【0045】
【発明の効果】
本実施形態では、遊技をスタートさせるために必要な装置類を、前扉中央の左右端部いずれか一方にコンパクトにまとめ、そのすぐ下方にストップボタン操作部が縦に配列して配置されているため、遊技者は、遊技を進行する上で必要な操作を必要最低限の移動範囲内で行うことができ、長時間遊技を行う場合においても疲労の少ない遊技機を提供できる。
【0046】
このように、遊技に必要な操作装置類を、前扉の横方向ではなく、左右いずれかの一方端部に縦方向に設けることにより、これら操作装置類の押下操作が上から下方向に手を移動させるだけ容易に行うことができ、さらに、肩と対向する位置に操作装置類が位置しているため、腕を左右斜め方向に移動させたり、上体を捻って操作する必要がなく、疲労等の身体的負担を軽減することができる。
【0047】
また、これら操作装置と隣接して2つの表示部のうちのいずれか一方が設けられているため、表示部に表示される表示内容と操作部が同時に視野に入り、例えば、隣接した表示部で遊技上重要な表示が行われている場合であっても、操作装置類の押下操作等に支障をきたすことなく、遊技を楽しむことができる。
【0048】
また、第二実施例の構成によれば、ストップボタン操作部を左右両側の2箇所に設け、少なくとも一方を任意に選択可能なストップボタン操作部切換えスイッチを設けることにより、遊技者は、腕に疲労感を感じた場合等に、ストップボタンを操作する腕を任意に交替して使用することができ、さらに、左右のストップボタン操作部が、それぞれ左右両手の相対する操作し易い位置にあるため、長時間の遊技に伴う身体的苦痛を軽減することができ、無理な姿勢や逆手操作等の身体的特性による不公平さを減少させ、利き腕等の嗜好に合わせてストップボタン操作を選択して遊技を行うことができる遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に係る遊技機を示す正面図である。
【図2】本発明の実施に係る遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の第二の実施に係る遊技機の制御部を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…スロットマシン
2…前扉
3…第一表示部
4a、b、c…リール
5…メダル投入口
6…BETスイッチ
7a、7b…サイドランプ
8…上部ランプ
9…第二表示部
10a、b…スピーカー
11…スタートボタン
12…ストップボタン操作部
13…メダル受皿

Claims (2)

  1. メダル投入口と、スタートボタンと、少なくとも一つのBETスイッチとを有するゲーム開始操作部と、外周に図柄を配列した複数のリールを表示する第一表示部と、前記第一表示部とは異なる情報を表示する第二表示部と、前記複数のリールを停止させるために操作される複数のストップボタンと、遊技毎に抽選を行う抽選手段とを備え、所定の抽選結果に基づいて所定の払い出しを行うように制御される遊技機において、
    前記複数のストップボタンは、縦方向に配列され、前記ゲーム開始手段の下側近傍で、且つ、前扉略中央部の左右いずれか一方の端部に配置されるとともに、前記ストップボタンの左側又は右側のいずれか一方に、前記第一表示部及び前記第二表示部のうちのいずれか1つの表示部が配置されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機は、前記複数のストップボタンを縦方向に配列したストップボタン操作部を2つ備え、前扉略中央部の左右両端部にそれぞれ配置するとともに、前記ストップボタン操作部の間に、前記第一表示部及び前記第二表示部のうちのいずれか1つの表示部を配置し、さらにストップボタン操作部切換スイッチを備え、左右両側の前記ストップボタン操作部のうち、少なくとも一方を遊技者が選択できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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