JP5886636B2 - 携帯型目押し補助装置 - Google Patents

携帯型目押し補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5886636B2
JP5886636B2 JP2012009656A JP2012009656A JP5886636B2 JP 5886636 B2 JP5886636 B2 JP 5886636B2 JP 2012009656 A JP2012009656 A JP 2012009656A JP 2012009656 A JP2012009656 A JP 2012009656A JP 5886636 B2 JP5886636 B2 JP 5886636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
winning
indicator
cycle
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012009656A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013146416A (ja
Inventor
向山 幸治
幸治 向山
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2012009656A priority Critical patent/JP5886636B2/ja
Publication of JP2013146416A publication Critical patent/JP2013146416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5886636B2 publication Critical patent/JP5886636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

本発明は、停止表示された図柄の組合せに応じて入賞が発生するスロットマシンの遊技を補助する目押し補助装置に関する。
スロットマシンは、ゲームの開始操作に応じて内部抽選を実行し、図柄変動を開始する。そして、停止ボタンが操作されたときに、内部抽選の結果に応じて引き込み可能な図柄を停止する。スロットマシンの遊技では、役が内部当選しても対応する入賞図柄を引き込み可能なタイミングで停止操作が行われない限り、その役が入賞することがない。
遊技者の中には特定の図柄を狙って停止操作を行う、いわゆる目押しを苦手にする者も多数存在している。このように遊技者の中には、ボーナス役が内部当選しても自力で入賞させることができない遊技者もいる。このような問題を解消するため、従来より、目押しの補助機能を有するスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなスロットマシンであれば、目押しが不得手な初級遊技者であっても比較的容易に目押しを行うことができる。
しかしながら、遊技場に設置されているスロットマシンのほとんどは上記のような目押し補助機能を有していないのが現状であり、従業員による目押しの代行サービスを提供している遊技場もある。そのようなサービスの提供は、従業員の負担増を招来すると共に、スロットマシン本来の目押しという遊技性を否定することにもなっている。
特開2008−188204号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、目押し補助機能を具備しないスロットマシンの遊技において、遊技者が自力でボーナス図柄を揃えることができるように支援する補助装置の提供を目的としている。
本発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って一定の周期で変動表示する図柄変動表示手段と、
遊技価値が賭けられた状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する遊技価値を遊技者に付与する価値付与手段と、を備えたスロットマシンに適用される携帯可能な目押し補助装置であって、
前記図柄変動表示手段は、外周に複数種類の図柄が描かれた複数のリールにより構成され、
前記図柄変動表示手段による変動表示の周期の整数倍の周期で動作を繰り返すインジケータ部と、
このインジケータ部の動作を初期状態から再開させるために操作するリスタート操作手段と、を備え
前記インジケータ部は、前記複数のリールそれぞれに1対1で対応するように複数設けられており、
前記リスタート操作手段を操作することによって、前記複数設けられたインジケータ部のそれぞれを個別に初期状態から動作を再開させることが可能であることを特徴とする携帯型目押し補助装置にある。
本発明の携帯型目押し補助装置では、前記リスタート操作手段が操作されたとき、その操作タイミングを契機として前記初期状態から前記インジケータ部が動作を再開する。このインジケータ部は、前記初期状態から動作を再開し、その動作の繰り返し周期は、前記図柄変動表示手段による変動表示の周期の整数倍となっている。
例えば、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示中に停止目標の図柄が表示されたタイミングで前記リスタート操作手段を操作すれば、その後、前記インジケータ部が前記初期状態を示すタイミングでその停止目標の図柄が表示されることになる。前記インジケータ部が前記初期状態を示すタイミングで停止操作手段を操作すれば、停止目標の図柄を確実性高く停止できる。
このように、本発明の携帯型目押し補助装置は、目押し補助機能を具備しないスロットマシンの遊技に利用できる目押し補助装置である。
本発明の携帯型目押し補助装置を利用するスロットマシンとしては、メダルやコイン等の遊技媒体を遊技価値として使用するスロットマシンでも良いが、遊技媒体を使用しない、いわゆる完全クレジット式のスロットマシンであっても良い。さらに、スロットマシンの場合であれば、パチンコ玉を遊技媒体として使用するパロット(R)であっても良い。
本発明の携帯型目押し補助装置における前記インジケータ部が動作する周期は、前記変動表示の周期の2倍以上であることが好ましい。この場合には、前記図柄変動表示手段によって特定の図柄が変動表示されるタイミングを毎回ではなく、2回に1回、3回に1回等、端折って表示できる。これにより、特定の図柄が変動表示されるタイミングを前記インジケータ部によりゆっくりと表示できるようになる。
本発明の携帯型目押し補助装置の運用形態としては、遊技場の従業員が本装置を携帯し、目押しができない遊技者から呼び出されたときに使用する形態や、遊技者自身が本装置を所持し、目押しが必要な場面で従業員を呼び出してその従業員に前記リスタート操作手段を操作してもらう形態等、様々な運用形態が考えられる。
本発明における好適な一態様の携帯型目押し補助装置を適用するスロットマシンの前記図柄変動表示手段は、外周に複数種類の図柄が描かれた複数のリールにより構成され、
前記インジケータ部は、前記複数のリールそれぞれに1対1で対応するように複数設けられており、
前記リスタート操作手段を操作することによって、前記複数設けられたインジケータ部のそれぞれを個別に初期状態から動作を再開させることが可能であることが好ましい。
前記リールの数と同じ数だけ前記インジケータ部が設けられていれば、全てのリールが回転している状態で各インジケータ部をリスタートさせることができるので非常に効率が良い。
本発明における好適な一態様の携帯型目押し補助装置は、前記インジケータ部が動作を繰り返す周期を変更設定可能な周期設定手段を備えていることが好ましい。
この場合には、図柄の変動表示の周期が異なる様々な機種に対して前記携帯型目押し補助装置を適用できる。
実施例1における、スロットマシンを示す正面図。 実施例1における、図柄表示窓を示す正面図。 実施例1における、リールの外周に配置された図柄の配列を示す展開図。 実施例1における、スロットマシンの役、入賞図柄、利益を示す説明図。 実施例1における、スロットマシンの電気的構成を示すブロック図。 実施例1における、目押し装置を示す斜視図。 実施例1における、目押し装置の電気的構成を示すブロック図。 実施例2における、その他の目押し装置を示す斜視図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、スロットマシン5の遊技に有用な目押し装置(携帯型目押し補助装置)1に関する例である。この内容について、図1〜図7を用いて説明する。
本例の目押し装置1(図6参照。)は、スロットマシン5の遊技を支援する携帯型の目押し補助装置である。この目押し装置1を利用すれば、特定の図柄を停止表示させるための目押しタイミング(停止操作タイミング)を把握できる。以下、この内容について説明する。
まず、本例の目押し装置1を適用するスロットマシン5について説明する。スロットマシン5の前面部分は、図1のごとく、略矩形状の図柄表示窓51を略中央に設けた前面枠体50によって形成されている。前面枠体50は、向かって左側に設けられたヒンジ(図示略)を介して回動可能な状態で台枠に固定されている。
前面枠体50では、図柄表示窓51の上側に、液晶表示部638が配置されている。液晶表示部638の両側には、スピーカ57が配設され、その上段には横長の装飾ランプ56が配置されている。図柄表示窓51の下側には、スロットマシン5の基部をなすベース部500が形成されている。図柄表示窓51の右側には、メダルの付与数を表示する付与数表示部551、及びクレジット数を表示するクレジット表示部552が配設され、左側には、ボーナス役の内部当選を告知する告知ランプ639が配設されている。
ベース部500は、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓51に相対して張り出すように形成されている。ベース部500は、図柄表示窓51に隣り合う上端部に棚面状の操作面54を有し、下端部にメダルの受け皿55を有し、操作面54の下側に隣接して操作パネル53を有している。
操作面54には、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダルを投入するためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるための精算ボタン65と、メダルを直接投入するためのメダル投入口630と、が配置されている。操作パネル53には、リール52の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62(ゲーム開始操作手段)、図柄変動を停止させるためのストップボタン61(停止操作手段)が配置されている。
図柄表示窓51は、図柄表示領域510L、C、Rを含む表示窓である。各図柄表示領域510L、C、Rは、いずれも3図柄分の図柄表示領域である。図柄表示窓51全体では、3行3列よりなる2次元マトリクス状に配置された9図柄分の図柄表示領域が形成されている。2次元マトリクス状に9個の図柄525が配置される図柄表示領域においては、図2のごとく、入賞の対象となる入賞図柄の並び方向である入賞ライン511〜515が設定されている。
各図柄表示領域510L、C、Rの裏側には、リール52L、C、Rがそれぞれ配置されている。リール52L、C、Rは、図3のごとく、円柱形状の外周面に略一定の間隔を空けて21個の図柄525が配置された回転式のリールである。リール52L、C、Rにそれぞれ個別に対応するストップボタン61としては、左ストップボタン61L、中ストップボタン61C、右ストップボタン61Rが設けられている。
液晶表示部638は、ボーナスの確定報知演出をはじめとして遊技を演出するための各種の演出画面等を表示する。
スロットマシン5では、図4のごとく、2種類のボーナス役(BB役、RB役)のほか、15枚役や8枚役等の小役、リプレイ役が設定されている。同図では、左列に各役の名称を、中列に各役に対応する図柄525の組合せである入賞図柄を、右列に入賞に応じて遊技者に付与される利益を示してある。なお、ボーナス状態の発生中では、全ての小役について入賞払出数が15枚となっている。
スロットマシン5の電気的な構成は、図5に示す通りである。スロットマシン5は、主制御部58を中心として電気的に構成されている。主制御部58に対しては、スタートレバー62、ストップボタン61、ベットボタン64及び精算ボタン65等のほか、メダル投入口630(図1)から投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63、リール52と共に図柄変動表示手段520を構成するリール駆動部521、リール52の回転位置を検知する基準位置検知部632、メダルを受け皿55に払い出すメダル払出部633、付与数表示部551やクレジット表示部552(図1)を含む各種表示部634、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定するための設定値操作部68、各種の信号を出力する信号出力部635、遊技演出を制御する副制御部59等が電気的に接続されている。副制御部59には、装飾ランプ56等の装飾ランプ部636、スピーカ57を制御する音声出力部637、液晶表示部638、及び告知ランプ639等が電気的に接続されている。
リール駆動部521は、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール52を回転駆動する駆動部である。本例のリール駆動部521は、リール52を毎分80回転させるので、リール52の回転周期に当たる約0.75秒が図柄が一巡する変動周期となっている。
基準位置検知部632は、各リール52L、C、Rについて基準位置片の通過を検知する毎に検知信号を出力する検知部である。
設定値操作部68は、設定キー680を利用して、ボーナス役及び小役の内部当選確率が異なる6段階の設定値を変更するための操作部である。
主制御部58は、図5のごとく、CPU(Central Processing Unit)581と、メモリ手段であるROM(Read Only Memory)583・RAM(Random Access Memory)584と、入出力インターフェースとしてのI/O(Input/Output)582と、内部当選役抽選用の乱数を抽出する乱数抽出部585と、乱数を発生する乱数発生部586と、を備えている。
主制御部58は、内部当選役を抽選する内部抽選手段71、内部当選役に対応する内部当選フラグを制御するフラグ制御手段710、リール52を制御する表示制御手段72、入賞図柄を判定する入賞判定手段73、入賞に応じてメダル(遊技価値)を付与する価値付与手段74、ボーナス状態を発生させるボーナス状態発生手段75としての各機能を実現する。
副制御部59は、CPU591、ROM593・RAM594、及びI/O592等を備えている。副制御部59は、主制御部58から受信した制御信号に応じて液晶表示部638や音声出力部637等を制御する。
主制御部58のROM583は、内部当選役の抽選に用いる内部当選役抽選テーブル、リール52の停止制御に用いるリール制御テーブル等を記憶している。
内部当選役抽選テーブルは、所定範囲(0〜65535)の内部当選役抽選用の乱数のうち、各役の当選乱数の範囲が規定されたデータテーブルである。内部当選役抽選テーブルとしては、通常状態に適用される抽選テーブルのほか、ボーナス状態に適用される抽選テーブルがある。通常状態用の内部当選役抽選テーブルは、設定値毎に用意されている。
本例のスロットマシン5では、ベットボタン64の操作あるいはメダル投入口630へのメダル投入に応じて規定数のメダルがゲームに賭けられたときにゲームの開始が許可された状態となる。ゲームの開始が許可されるとスタートレバー62の操作に応じてゲームを開始できる。
ゲームの開始が許可された状態でスタートレバー62が操作されたとき、乱数抽出部585は、乱数発生部586が発生する乱数(0〜65535)の中から内部当選役抽選用の乱数を抽出する。主制御部58は、この内部当選役抽選用の乱数を、内部当選役抽選テーブルに規定された各役の当選乱数と照合することにより内部抽選を実行し、内部当選役を決定する。内部当選役が決定された場合には、その内部当選役に対応する内部当選フラグを成立させる。なお、本例のスロットマシン5では、ボーナス役に対応する内部当選役であるボーナス役フラグが成立した場合には、所定の確率で告知ランプ639が点灯し、その旨が報知される。
主制御部58は、ゲームの開始が許可された状態でスタートレバー62が操作されたとき、リール駆動部521を構成するステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させることでリール52の図柄変動を開始させる。主制御部58は、ステッピングモータの回転中、リール駆動部521に入力した制御パルス数、すなわちステッピングモータが回転したステップ数をカウントする。このステップ数のカウンタ値は、各リール52の基準位置片の検知信号の取り込み毎にゼロリセットされ、直近の検知信号の後に生じたステップ数となる。
図柄変動中にストップボタン61が操作されたとき、主制御部58は対応するリール52の図柄変動を停止させる。主制御部58は、リール52を停止させるに当たって、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める所定の引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実行する。本例では、引込範囲として4図柄分に相当する範囲が設定されている。引込制御では、入賞ライン上に停止可能な停止位置が規定されたリール制御テーブルに対してストップボタン61が操作された時のステップ数が照合され、停止位置が決定される。引込範囲内に内部当選フラグに対応する図柄があれば、その図柄が停止位置として決定される。
主制御部58は、リール52が停止した後、対応するステッピングモータ(リール駆動部521)のステップ数に基づいて入賞ライン511〜515(図2)上に停止した図柄525の種類を求める。全てのリール52が停止した後、3基のリール52L、C、Rを横断するように設定された入賞ライン511〜515上に停止した図柄の組合せが所定の入賞図柄であるか否かに応じて入賞役を判定する。
主制御部58は、入賞が発生したとき、入賞役に対応する数のメダルを付与する。例えば、15枚役が入賞役である場合には15枚のメダルを付与する(図4参照。)。なお、ボーナス役以外の他の役の内部当選フラグについては、その内部当選フラグが初めて成立したゲームで入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフ状態(ゼロ)にリセットされる。したがって、ボーナス役以外の各役が内部当選したゲームで入賞しなかった場合、全て取りこぼしとなる。一方、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナス役フラグについては、内部当選フラグの成立状態が入賞するまで順次、次回のゲームに持ち越され、入賞に応じてオフ状態にリセットされる。
主制御部58は、ボーナス役の入賞に応じてボーナス状態を発生させると共に、所定の終了条件の成立に応じてボーナス状態を終了させる。ボーナス状態としては、BB役の入賞に応じたBB状態(ビッグボーナス)と、RB役の入賞に応じたRB状態(レギュラーボーナス)がある。BB状態の終了条件は、付与したメダルが360枚を超過したことであり、RB状態の終了条件は、付与したメダルが120枚を超過したことである。
本例の目押し装置1は、図6のごとく、略棒状を呈する携帯型の装置である。その正面には、10個のLED110が横一線に配置されたインジケータ部11と、押しボタン式のリスタートスイッチ(リスタート操作手段)13と、が設けられている。側面には、オンオフ式の電源スイッチ15が設けられている。
インジケータ部11は、点灯状態のLED110が図6中の左側から右側に移動するという一連の動作を行うように制御される。点灯状態のLED110が右端に到達すると、再度、左端に点灯状態のLED110が現れる。インジケータ部11のうち右から4個目のLED110Dは、上下方向に対向する三角マーク115に挟まれており、この三角マーク115により初期位置のLEDである旨が示されている。本例では、初期位置のLED110Dが点灯から消灯に切り換わった後、再度、そのLED110Dが点灯するまでの動作周期が、スロットマシン5による図柄の変動周期(0.75秒)の4倍に当たる3.00秒に設定されている。
リスタートスイッチ13は、インジケータ部11の表示動作を開始させるためのスイッチである。リスタートスイッチ13が操作されると、初期位置のLED110Dが点灯する初期状態から表示動作が再開される。
目押し装置1の内部には、図7のごとく、制御部20をなす電気回路が形成された制御基板が収容されている。制御部20に対しては、リスタートスイッチ13、電源スイッチ15、インジケータ部11のほか、動作電流の供給源である電源部150等が電気的に接続されている。
制御部20は、CPU21、記憶素子であるROM22・RAM23、及び入出力インタフェースをなすI/O24等を備えている。
ROM22は、CPU21に実行させる各種の処理プログラムを記憶している。
RAM23は、CPU21のワークエリアや一時書き込みにも利用される読み書き可能な記憶素子である。
制御部20は、ROM22から読み出したプログラムをCPU21に実行させることにより、インジケータ部11を制御する表示制御手段としての機能を実現する。表示制御手段としての制御部20は、リスタートスイッチ13の操作を検知したとき、初期位置のLED110Dが点灯する初期状態を起点としてインジケータ部11の表示動作を再開させる。
以上のような構成の目押し装置1は、例えば、スロットマシン5の告知ランプ639の点灯によってボーナス役の内部当選が報知されたとき等に有用である。ボーナス役の内部当選が確定したときや可能性が生じたときには、目押しができない遊技者は従業員を呼び出して目押しサービスを依頼する。目押しサービスを依頼された従業員は、スタートレバー62を操作した後、停止操作しようとするリール52のボーナス図柄が図柄表示窓51に現れたタイミングでリスタートスイッチ13を操作すれば良い。そうすると、インジケータ部11の動作が初期位置のLED110Dが点灯する初期状態を起点として再開され、その後、ボーナス図柄が図柄表示窓51に現れるタイミングに合わせて初期位置のLED110Dが点灯する。遊技者は、インジケータ部11の点灯位置が初期位置のLED110Dに到達するタイミングに合わせてストップボタン61を操作することで、比較的容易にボーナス図柄を停止表示させることが可能になる。なお、インジケータ部11の初期位置の調整は目押しが得意な人間であれば誰でもできるので、従業員に限らず友人や隣の遊技者に頼んでもよい。
本例の目押し装置1を利用すれば、特定の図柄を停止表示させるための目押しタイミングを把握できる。この目押し装置1は、図柄の変動周期の4倍の周期でゆっくりと停止操作タイミングを教えてくれるので、そのタイミングの把握が非常に容易である。目押し装置1は、目押し補助機能を具備しないスロットマシン5の遊技において、目押しを補助することで遊技者を支援する非常に有用な装置である。
本例は、スロットマシン5の図柄の変動周期、及びインジケータ部11の動作周期が0.75秒に設定された例であるが、当然ながら、この周期は本例と異なっていても良い。
本例の目押し装置1は、従業員が携帯しても良く、遊技者が携帯しても良い。目押し装置1をスロットマシン1台毎に設置しても良い。あるいは、遊技景品として目押し装置1を景品カウンタ等に陳列することも良い。
目押しタイミングの報知方法は、本例のインジケータ部11の動作には限定されない。例えば、液晶表示装置等の表示画面に所定の動画像を繰り返し表示し、リスタートスイッチ13が操作されたタイミングで所定位置から動画像をリスタートさせることも良い。この場合には、動画像の所定位置が表示された状態が初期状態となる。また、例えば、所定のメロディーを繰り返し再生し、リスタートスイッチ13が操作されたタイミングで所定位置からメロディーをリスタートさせることも良い。
なお、本例では、回転式のリール52を採用したが、これに代えて、液晶表示された図柄を所定の配列に従って変動表示することも良い。
(実施例2)
本例は、実施例1を基にして、目押し装置1の構成を変更した例である。この内容について、図8を参照して説明する。
本例の目押し装置1は、スロットマシン5(図1参照。)が備える3基のリール52L、C、Rに対してそれぞれ個別に対応する3つのインジケータ部11A〜Cを備えている。
この目押し装置1では、最初のリスタートスイッチ13の操作に応じて同図中左列のインジケータ部11Aがリスタートし、2回目のリスタートスイッチ13の操作により中列のインジケータ部11Bがリスタートし、3回目の操作によりインジケータ部11Cがリスタートする。この目押し装置1を利用すれば、予め3本のリール52それぞれの目押しタイミングに合わせて各インジケータ部11A〜Cをリスタートさせておき、各インジケータ部11A〜Cを見ながらそれぞれに対応するリール52L、C、Rを停止できる。
さらに、図8の目押し装置1は、インジケータ部11が動作する周期を調整するための周期変更スイッチ17(周期設定手段)を備えている。周期変更スイッチ17は、周期を速くするためのアップスイッチ171と、周期を遅くするためのダウンスイッチ172と、を組み合わせた2個1組のスイッチである。
スロットマシンの図柄が変動する様子と、インジケータ部11が動作する様子を比較しながら周期変更スイッチ17を操作することで、インジケータ部11の動作周期を図柄の変動周期に一致させることができる。このような周期変更スイッチ17を備えていれば、図柄の変動周期が異なる様々な機種に本例の目押し装置1を適用できる。
なお、本例で説明したインジケータ部11A〜11Cとリール52L、C、Rとの対応関係は一例であり、目押し装置1の使用者の好みに応じて適宜変更すれば良い。
なお、本例の周期変更スイッチ17に代えて、遊技対象のスロットマシンによる図柄の変動周期を直接入力するためのテンキー等を設けることも良い。あるいは、スロットマシンの機種毎の変動周期データを格納しておくと共に、スロットマシンの機種を選択するための手段を設けることも良い。この場合には、遊技する機種を選択するのみで、インジケータ部11の動作周期を設定可能になる。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1 目押し装置(携帯型目押し補助装置)
11 インジケータ部
110 LED
115 三角マーク
13 リスタートスイッチ(リスタート操作手段)
15 電源スイッチ
17 周期変更スイッチ(周期設定手段)
20 制御部
21 CPU
5 スロットマシン
51 図柄表示窓
510 図柄表示領域
520 図柄変動表示手段
525 図柄
61 ストップボタン(停止操作手段)
62 スタートレバー(ゲーム開始操作手段)
638 液晶表示部
71 内部抽選手段
72 表示制御手段
73 入賞判定手段
74 価値付与手段

Claims (2)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って一定の周期で変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技価値が賭けられた状態でゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    前記ゲーム開始操作手段が操作されたときに、複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する内部抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合せに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により入賞が発生したと判定されたときに、当該入賞に対応する遊技価値を遊技者に付与する価値付与手段と、を備えたスロットマシンに適用される携帯可能な目押し補助装置であって、
    前記図柄変動表示手段は、外周に複数種類の図柄が描かれた複数のリールにより構成され、
    前記図柄変動表示手段による変動表示の周期の整数倍の周期で動作を繰り返すインジケータ部と、
    このインジケータ部の動作を初期状態から再開させるために操作するリスタート操作手段と、を備え
    前記インジケータ部は、前記複数のリールそれぞれに1対1で対応するように複数設けられており、
    前記リスタート操作手段を操作することによって、前記複数設けられたインジケータ部のそれぞれを個別に初期状態から動作を再開させることが可能であることを特徴とする携帯型目押し補助装置。
  2. 前記インジケータ部が動作を繰り返す周期を変更設定可能な周期設定手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の携帯型目押し補助装置。
JP2012009656A 2012-01-20 2012-01-20 携帯型目押し補助装置 Active JP5886636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009656A JP5886636B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 携帯型目押し補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012009656A JP5886636B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 携帯型目押し補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013146416A JP2013146416A (ja) 2013-08-01
JP5886636B2 true JP5886636B2 (ja) 2016-03-16

Family

ID=49044597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012009656A Active JP5886636B2 (ja) 2012-01-20 2012-01-20 携帯型目押し補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5886636B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899552B2 (ja) * 2012-03-13 2016-04-06 株式会社北電子 スロットマシン遊技支援装置及びスロットマシン遊技支援装置用プログラム
JP6002910B2 (ja) * 2012-04-09 2016-10-05 株式会社北電子 通信端末及び通信端末用プログラム
JP2018093934A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 有限会社 阪上販売 スロットマシン用の携帯式目押し補助器具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081755A (ja) * 2002-06-28 2004-03-18 Bell Corporation Kk パチスロ遊技補助メガネ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013146416A (ja) 2013-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004049519A (ja) 遊技機
JP4703351B2 (ja) スロットマシン
JP6461726B2 (ja) 遊技機
JP2006000451A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP2006020791A (ja) スロットマシン及びスロットマシンの制御方法
JP2006000452A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP5085890B2 (ja) スロットマシン
JP5886636B2 (ja) 携帯型目押し補助装置
JP2006034875A (ja) 遊技機
JP4667906B2 (ja) 遊技機
JP2008029379A (ja) 遊技機
JP2008161354A (ja) 遊技機
JP2007054268A (ja) 遊技機
JP2006042870A (ja) 遊技機
JP4009264B2 (ja) 遊技機
JP2007117442A (ja) スロットマシン
JP2006280996A (ja) 遊技機
JP2004195263A (ja) 遊技機
JP2006006513A (ja) スロットマシン、及びスロットマシンの制御方法、並びにスロットマシンの制御プログラム
JP6166060B2 (ja) スロットマシン
JP4009268B2 (ja) 遊技機
JP2006320354A (ja) 遊技機
JP2008206797A (ja) 遊技機
JP2006025841A (ja) 遊技機
JP2012100922A (ja) 遊技データ表示装置及びスロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5886636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250