JP5899552B2 - スロットマシン遊技支援装置及びスロットマシン遊技支援装置用プログラム - Google Patents
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Description
このようなスロットマシンでは、一遊技毎にスタートレバーの操作に応じて、所定の抽選確率に基づいて内部抽選が行われ、内部抽選の結果、当選内容に対応する図柄で停止されるように、ストップボタンの操作タイミングに基づいて各リールが停止制御される。
このような操作は「目押し」と称され、回転中のリール上において変動する図柄を識別可能な技量が要求される。そのため、「目押し」に不慣れな初心者などは、ボーナス図柄を揃えることができず、繰り返しの操作により無駄にメダルを消費していた。
ところが、このような報知機能を有しない機種の場合は、目押しの補助を受けることができないため、初心者は、このような機種での遊技を避ける傾向があった。
特許文献1に記載の携帯報知装置は、回転中のリールの図柄を動画撮影し、この動画から遊技者が停止を所望する所望図柄を所定の画像処理を用いて抽出するとともに、動画中においてこの所望図柄が繰り返し撮影されることとなる時刻を予測することにより、所望図柄が停止可能なタイミングを報知するようになっている。
また、人が手で支えて撮影を行うため、不安定になり、「手ぶれ」によって正確に被写体(リールの図柄)が撮影できない場合があった。
本発明のスロットマシン遊技支援装置は、スロットマシン遊技において回転中のリールを停止させるときに用いられる補助装置であって、遊技者が停止を所望する所望図柄でリールが停止可能な操作タイミングを報知することにより、遊技者の目押しを補助するようになっている。
はじめに、本発明のスロットマシン遊技支援装置による支援を必要とするスロットマシンの構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、スロットマシン100は、コンピュータで構成される主制御部110、副制御部120等が収納可能な筐体100bと、この筐体100bの正面側を開閉可能に覆う前扉100aとで構成されている。
前扉100aには、遊技操作に係る操作部130が設けられ、この操作部130には、メダルが投入されるメダル投入口131と、各リール161a〜161cの回転を始動させるスタートレバー132と、回転している各リール161a〜161cを停止させる3つのストップボタン133a〜133c等が配設されている。
また、表示窓140には、計5ライン(中段、上段、下段、右上斜め、右下斜め)からなる有効ラインが設けられており、この有効ライン上に停止表示した図柄の組合せによって、遊技者に付与される特典の有無(ハズレ、ハズレ以外)、及び特典の種類(ボーナス、小役、再遊技など)等が判定されるようになっている。
告知ランプ150は、内部抽選の結果、例えば、ボーナス役に当選した場合に、所定の態様で点灯する発光手段であり、内部に設けられたLED(発光素子)が発する光によって図柄等が透光表示される。
なお、本実施形態に係る各リール161a〜161cは、縦方向に連続して隣接するいずれの3図柄の組合せも同じ組合せとならない配置となっている。すなわち、表示窓140上に停止表示される3つの図柄の組合せは、同じリール上に一通りしか存在しない。
また、各リール161a〜161cには、所定の図柄に対応する部分に基準位置を示す「マーカー」が設けられている。このマーカーは、ドラムユニット160の回胴位置検出部によってリール161が一回転するごとに検出される。
また、回胴位置検出部は、各リール161a〜161cが一回転中に有効ライン(例えば、中段)を通過するときにマーカーを検出し、マーカー信号として主制御部110に出力する。
このような構成より、主制御部110は、各リール161a〜161cの回転中の基準位置を認識しながら、各リール161a〜161cの回転・停止を制御することができる。
例えば、遊技者によりスタートレバー132が操作されると(始動操作)、スタート信号が主制御部110に入力され、主制御部110は、各リール161a〜161cを回転させる制御を行う(リール駆動制御処理)。
また、主制御部110は、スタートレバー132が操作されたときに、ボーナス役や小役等の当否を抽選する内部抽選を行う。その後、各ストップボタン133a〜133cが遊技者により操作され(停止操作)、この停止操作を示すストップ信号が入力されると、この入力タイミングに基づいて抽選結果に応じた図柄の組合せで停止するように、回転している各リール161a〜161cを停止させる制御を行う(リール停止制御処理)。
まず、遊技者がメダル投入口131にメダルを投入することで遊技が開始される。次いで、スタートレバー132が操作されることにより、各リール161a〜161cが回転を開始し、同時に、内部抽選が行われる。内部抽選により、例えば、ボーナス役に当選した場合には、告知ランプ150が点灯し、ボーナス当選が遊技者に告知される。そして、遊技者がボーナス役に対応するボーナス図柄の組合せになるように、この図柄を狙って好適なタイミングで各ストップボタン133a〜133cを操作(目押し)すると、この操作タイミングに基づいて有効ライン上にボーナス図柄が停止するように、回転している各リール161a〜161cが停止制御される。
ただし、後述するリール停止制御処理において、ストップボタン133が操作されたタイミングからさらにリール161の回転を進めることができるスベリコマ数が予め定められていることから、リール161上における当選内容に対応する図柄の配置間隔がスベリコマ数を超えるときには、停止操作のタイミングによっては、当選内容に対応する図柄で停止しない場合がある。特に、ボーナス図柄は、リール161上において表される図柄数は1又は2図柄であり、スベリコマ数を超える間隔で配置せざるを得ないことから、ボーナス図柄を停止させることができない停止操作タイミングが存在することとなる。
[リール駆動制御処理]
リール駆動制御処理では、主制御部110が、スタートレバー132の始動操作によってスタート信号を入力すると、ドラムユニット160にパルス(駆動)信号を出力し、ステッピングモータを駆動させて、リール161の回転を始動させる。
そして、始動後のリール161は、徐々に回転速度を増して回転する加速回転を行い、回転速度が一定の速度に達したときには加速回転を終了して、一定の速度で定速回転を行うように、主制御部110によって制御されるようになっている。
具体的には、主制御部110は、所定の記憶手段(例えば、RAM)に設けられた図柄更新領域において、ドラムユニット160に出力するパルス信号の所定パルス数(各図柄間の回転角度に相当)ごとに+1更新するとともに(20まで)、ドラムユニット160の回胴位置検出部からマーカー信号を受信するごとに“0”に初期化することにより、有効ライン上に位置するリールの図柄(図柄番号)を監視するようになっている。
この例では、有効ライン上(例えば、中段)に位置する図柄番号“0”に対応する図柄から回転を始動した場合を示すものであるが、任意の図柄から回転を始動した場合も同様な変遷を辿ることになる。
すなわち、ある図柄で停止した状態から、スタートレバー132に対する始動操作によってリール161が回転を始動した場合、そのある図柄、つまり、前回ゲームの停止図柄は、リール回転始動からの経過時間とともに図3に示すように遷移することになる。
具体的には、リール回転中における前回停止出目(中段)の通過位置は、有効ライン上(中段)の通過位置を「位置0」とすると、これよりリール161が1図柄分回転した通過位置を「位置1」、2図柄分回転した通過位置を「位置2」というように、リール161が1図柄分回転するごとに「位置20」までプラス1ずつ更新され、「位置20」からリール161が1図柄分回転すると「位置0」に戻る、数値として表すことができる。
つまり、図3は、リール回転開始からのある経過時間における、前回停止出目のリール上における位置を特定することができる、図柄位置データとなっている。
リール停止制御処理では、主制御部110は、ストップボタン133の受け付けた停止操作によってストップ信号が入力されると、この入力タイミングに基づいて、内部抽選の結果に応じた図柄の組合せで停止するように、各リール161a〜161cの停止制御を行う。
リール停止制御処理では、例えば、「スベリコマ数テーブル」を用いたリール161の停止制御が行われる。
スベリコマ数テーブル(不図示)では、内部抽選の当選役別にリール161a〜161cごとのすべての図柄に対応してスベリコマ数が、「0」〜「4」のいずれかの数値で予め設定されている。
具体的には、主制御部110は、遊技者からストップボタン133が操作されると、その停止操作タイミングにおいて図柄更新領域に記憶されている図柄番号を参照して、このタイミングで有効ライン上に位置する図柄を特定する。さらに、主制御部110は、この特定した図柄に対応するスベリコマ数テーブルを参照してスベリコマ数を特定し、特定したスベリコマ数分さらに有効ライン上に位置する図柄を遷移させるようにリールを回転させた後、停止させるようになっている。
このようなタイミングで停止操作がなされると、内部抽選の結果付与される特典を逸することになり、例えば、ボーナス図柄を揃えることができなかったり、小役を取りこぼし、所定数のメダルを獲得し損なったりすることになる。
以下、スロットマシン遊技支援装置について詳述する。
図4は、本発明の実施形態に係るスロットマシン遊技支援装置の外観図であり、図5は、本発明の実施形態に係るスロットマシン遊技支援装置の構成を示すブロック図である。
スロットマシン遊技支援装置1は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、iPad(登録商標)などのタブレットコンピュータ等の通信端末であって、一般的な通信制御機能や、URLを指定しインターネットにアクセスして所定の情報を取得可能なブラウザ機能等を有している。
通信手段10は、アンテナと接続されており、無線信号をアンテナを介して基地局へ送信し、あるいはアンテナを介して基地局から受信する。これによって、スロットマシン遊技支援装置1は、他の通信装置と通信(通話)することができるとともに、インターネットに接続することができる。例えば、通信手段10は、インターネットに接続し、専用サイトからスロットマシンの機種別の後述するリール制御情報をダウンロードする。
例えば、記憶手段20には、スロットマシン遊技支援装置1上で実行可能なアプリケーションプログラム(以下、アプリという)が記憶されている。このアプリは、予め記憶されている又は専用サイトからダウンロードなどにより取得し記憶される。
このアプリの一つとして、本実施形態の記憶手段20には、回転中のリール161における図柄の位置を推定し、ストップボタン133の停止操作タイミングを遊技者に報知する機能を備える「目押し補助アプリ」が記憶されている。目押し補助アプリは、制御手段40によって呼び出され、実行されるようになっている。
前回ゲームの停止図柄の組合せとは、スロットマシンのリール161の回転が停止した状態で、表示窓140を介して視認される停止出目の情報(停止出目情報)であって、例えば、表示窓140を介して視認される縦方向に連続して隣接する3つの図柄である。この停止出目情報は、図6に示すように、タッチパネル手段30に表示される「停止出目入力画面」を介して入力されるようになっている。
リール制御情報は、スロットマシン100の機種別の情報であり、各リール161a〜161cにおける図柄の配置を特定可能な図柄配置データと、前述した図柄位置データ(図3参照)とを少なくとも含む情報である。
これにより、図柄位置データからある経過時間における前回停止出目の位置が特定されれば、その位置に上記差分の図柄数を加えた又は減じた位置が、ある経過時間における所望図柄のリール上の位置ということになる。
このように、記憶手段20が前回停止出目、図柄配置データ、及び図柄位置データを記憶することで、ある経過時間における所望図柄のリール上の位置が特定されることになる。
また、このような図柄配置データ及び図柄位置データを少なくとも含むリール制御情報は、インターネットの専用サイトなどから通信手段10を介してダウンロードすることで取得できるようになっている。
また、このリール制御情報は、目押し補助アプリの実行に伴い参照可能な別データとすることもできるし、目押し補助アプリと一体不可分なデータとしてアプリ中に組み込むこともできる。
具体的には、タッチパネル手段30は、目押し補助アプリの実行結果を表示する。
例えば、タッチパネル手段30は、「停止出目入力画面」(図6参照)を表示し、スロットマシン遊技における前回ゲームの停止出目の入力を受け付ける(停止出目情報入力手段)。
さらに、タッチパネル手段30は、「始動操作タイミング報知画面」及び「停止操作タイミング報知画面」により報知されたタイミングにおいて、遊技者が実際に始動操作及び停止操作を行った場合には、その事実を事後的に入力可能な「操作確認入力画面」(図7(b)及び図8(b)参照)を表示し、遊技者によって始動操作及び停止操作が行われたという過去の事実を、この画面を介して受け付ける(操作確認入力手段)。
これにより、操作確認入力画面を介して入力がされることで、制御手段40は、遊技者によりスタートレバー132又はストップボタン133の操作が行われたものと判断し、次の動作に移行するようになっている。
このように、タッチパネル手段30は、本発明の停止出目情報入力手段及び操作確認入力手段の一例として動作する。
具体的には、制御手段40は、始動操作タイミング生成手段41と、タイマ手段42と、図柄位置推定手段43と、停止可能タイミング予測手段として動作する。
例えば、制御手段40は、後述する始動操作タイミング報知手段51が報知するタイミングで、スタートレバー132に対する始動操作が行われたものとみなし、この報知タイミングで始動操作タイミングを生成する(報知時みなし生成パターン)。
また、前述したように遊技者がスタートレバー132に対して行う始動操作と同時に、所定の画面を介して始動操作に対応する入力を行わせることもでき、この場合には、制御手段40は、この入力タイミングで、スタートレバー132に対する始動操作が行われたものとみなし、始動操作タイミングを生成する(入力時みなし生成パターン)。
このような始動操作タイミングのみなし生成により、制御手段40は、実際のスロットマシン遊技においてリール161が回転を始動したものとみなし、図3に示す図柄位置データに基づいてリール上における前回停止出目の位置の推定動作を開始するようになっている。
具体的には、制御手段40は、始動操作タイミング報知手段51が報知した場合には、この報知タイミングから計時を開始し、又は遊技者によってスタートレバー132の操作と同時に所定の画面を介して始動操作に対応する入力がされた場合は、この入力タイミングから計時を開始することにより、リール161が回転を開始したものとみなされたタイミングからの経過時間の監視を行う。
これにより、制御手段40は、図3に示す図柄位置データにおいて、リール161が回転を開始してからの経過時間を特定することができる。
具体的には、制御手段40は、記憶手段20に記憶されているスロットマシン遊技における前回ゲームの停止図柄(前回停止出目)と、リール制御情報(図柄配置データ,図柄位置データ)を参照して、まず、リール回転開始から所定時間経過後の前回停止出目のリール上の位置を取得し、その後、遊技者が停止を望む所望図柄の位置を推定する。
例えば、制御手段40は、図3に示す図柄位置データを参照して、計時中の経過時間における前回停止出目のリール上の位置(「位置0」〜「位置20」)を取得し、取得した位置に、前回停止出目と所望図柄との図柄数の差を加算又は減算することにより、所望図柄の位置(「位置0」〜「位置20」)を推定する。
また、制御手段40は、停止可能タイミング予測手段として動作し、図柄位置データから、計時中の経過時間における単位時間あたりの図柄の送りコマ数、すなわち、リール161の回転速度を求めることで、推定した位置にある所望図柄があと何秒後に「位置0」に到達するかを予測する。
具体的には、図柄位置データは、リールが回転を開始してから所定時間経過後における前回停止出目のリール上における位置を示すものであるが、この図柄位置データを、時間軸上において前回停止出目と所望図柄との図柄数の差分だけ左にシフトしたデータは、リールが回転を開始してから所定時間経過後における所望図柄のリール上における位置を示す図柄位置データに他ならない。
そこで、制御手段40は、始動操作タイミング生成手段41として動作すると同時に、図柄位置データの左シフトを行うことにより、このシフトデータからリールが回転を開始してから所定時間経過後における所望図柄のリール上における位置を直接的に推定する。
この場合には、制御手段40は、停止可能タイミング予測手段として動作し、所望図柄が「位置0」を通過するタイミングを、上記のような演算処理を行うことなく、直接予測することができる。
以上のような、所望図柄の位置(「位置0」〜「位置20」)の推定と、所望図柄が「位置0」を通過するタイミングの予測は、計時中においてリアルタイムに行うこともできるし、計時中における所定のタイミング(例えば、リールが定速回転となり、ストップボタンの操作が有効となるタイミングに達したものと予測されるタイミングからなど)において行うこともできる。
例えば、始動操作タイミング報知手段51は、表示による報知を、上記の「始動操作タイミング報知画面」を介して行う。また、この画面において、操作タイミングの報知に至るまでの残り時間をカウントダウン表示(報知)することもできる。
また、始動操作タイミング報知手段51が行う報知タイミングは、予め設定することができる。
例えば、目押し補助アプリ起動後から所定時間経過後に報知を行うように予め設定することもできるし、遊技者による所定の入力後から所定のカウントダウン表示を経て、報知を行うように設定することもできる。
例えば、停止操作タイミング報知手段52は、表示による報知を、上記の「停止操作タイミング報知画面」を介して行う。また、この画面において、操作タイミングの報知に至るまでの残り時間をカウントダウン表示(報知)することもできる。
具体的には、停止操作タイミング報知手段52が行う報知のタイミングは、制御手段40の図柄位置推定手段43としての動作によって推定される、所望図柄の位置(「位置0」〜「位置20」)に対応して決定され、例えば、所望図柄が有効ラインの中段に位置すると推定される、「位置0」を報知タイミング(中段ビタ押しタイミング)とすることもできる。
また、記憶手段20に記憶されているスベリコマ数データ(「0」〜「4」)を参照して、報知タイミングとなる所望図柄の位置を変更することもできる。
例えば、スベリコマ数データに応じて、所望図柄が有効ラインの上段に位置すると推定される「位置20」(スベリコマ数「1」に対応)、又は所望図柄が表示窓140外に位置すると予測される「位置19」(スベリコマ数「2」に対応)、又は「位置18」(スベリコマ数「3」に対応)、若しくは「位置17」(スベリコマ数「4」に対応)のいずれかを報知タイミングとすることもできる。
なお、所望図柄が有効ラインの下段を通過してしまうと、表示窓140内に停止できないことから、所望図柄が有効ラインの中段(「位置0」)に位置すると予測されるタイミングを報知タイミングとするよりも、スベリコマ数を考慮して、数コマ(例えば、1、2コマ)のスベリを想定した位置(例えば、「位置20」(有効ライン上段)、「位置19」(有効ライン上段の1コマ上))に所望図柄が位置するタイミングを報知タイミングとする方が好ましい。
報知タイミングとなる所望図柄の位置は、遊技者がその技量に応じて設定可能であり、例えば、タッチパネル手段30により所定の設定画面を表示させ、この画面を介して入力・設定することもできる。
なお、始動操作タイミング報知手段51及び停止操作タイミング報知手段52による報知の態様は、視覚的な表示に限らず、例えば、通信端末内に設けられた振動装置(バイブレーション用モータ)を制御手段40が駆動させることにより、操作タイミングを振動により遊技者に伝達させることもできる。また、この振動による報知は、上記の画面表示による報知と組み合わせて行ってもよい。
リール161は、図3に示すように、スタートレバー132の操作後、一定期間の加速動作を経て、一定速度で回転する定速動作に移行するようになっている。また、この定速動作中は、ストップボタン133の受け付ける停止操作が有効となる期間である。
そこで、停止操作タイミング報知手段52は、この定速動作中におけるリール161の回転周期に応じて、遊技者に停止操作を促す操作タイミングを、一定の周期で繰り返し報知するようになっている。
具体的には、リール161が定速回転のときの回転周期(0.8秒/回転)に応じて、例えば、10周期目となる「8.0秒」を報知周期として設定する。これによって、停止操作タイミング報知手段52は、リール161の定速動作中において、リール161が10回転するごと、すなわち、「8.0秒」の周期で、遊技者の所望する図柄が有効ライン上に停止することとなる操作タイミング(例えば、所望図柄が(中段)を通過するタイミング)を繰り返し報知する。この場合、「停止操作タイミング報知画面」では、「8→7→6→5→4→3→2→1→押!」のようにカウントダウン表示がされ、これが繰り返し報知されることになる。
なお、報知周期は、これに限らず、「4.0秒」(5周期ごと)など、リールの回転周期に応じた範囲で任意に変更することができる。
これによって、上級者の場合には、報知周期を短く設定することによって効率的に遊技を進めることができ、初心者の場合には、報知周期を長く設定することによって余裕を持って目押しを行うことができる。
そして、例えば、既に停止させたリールを特定可能な指定を含む、遊技者からの入力を受け付けたときには、回転中の残りのリールの回転を停止させるべく、残りのリールに対応するストップボタン133の停止操作を促す操作タイミングの報知を行い、入力の受け付けに応じて、回転中のすべてのリールに対応するストップボタン133の操作タイミングの報知を順次行うようになっている。
このように、既に停止させたリールを特定可能な指定を含む、遊技者からの入力にリンクさせながら報知を行うことで、進行するスロットマシン遊技に沿った確実な停止操作を遊技者に促すことができる。
例えば、タッチパネル手段30の画面上に各ストップボタン133に対応する表示領域を三つ設け、個々の表示領域において、それぞれの操作タイミングを表示させる動作(例えば、ボーナス図柄を模したキャラクタ図柄等の消灯・点灯動作において、点灯を操作タイミングとする動作)を行うこともできる。また、この動作において、それぞれの操作タイミングの報知をカウントダウン表示させることもできる。このカウントダウン表示は、消灯・点灯動作に代わり、又は消灯・点灯動作と組合せて行うことができる。
以上説明したようなタイミングにおいて報知される停止操作に係る報知に従って、ストップボタン133を停止操作することにより、所望図柄を有効ライン上に停止させることができる。
なお、以下の説明において、遊技者が停止を望む所望図柄として、「ボーナス図柄」が、遊技者による設定操作に基づいて予め記憶手段20に「所望図柄」として記憶されているものとする。また、ストップボタン133による停止操作は、順押し(リール161a→リール161b→リール161c)で操作されるものとして説明する。
なお、以下の処理においては、制御手段40(タイマ手段42、図柄位置推定手段43、停止可能タイミング予測手段)は、目押し補助アプリに従って動作する。
次いで、制御手段40は、タッチパネル手段30に、図6に示す「停止出目入力画面」を表示させる(S11)。この「停止出目入力画面」を介してスロットマシン遊技における前回ゲームの停止出目が遊技者によって入力され、停止出目情報として記憶手段20に記憶される。
また、特に図示はしないが、各リール161に表される図柄に対応する図柄キャラクタを、記憶手段20に記憶されている図柄配列データに基づいて、タッチ選択可能にタッチパネル手段30に一覧表示させることもできる。
これにより、一覧表示された図柄キャラクタから前回停止出目をタッチ操作により適宜選択することができる。
なお、前述したように、縦方向に連続して隣接する3図柄の組合せは各リール上においてそれぞれ一通りしか存在しないことから、前回停止出目が一義的に定まることになる。
そして、縦方向に連続して隣接する三つの図柄の入力により、例えば、中段に位置する図柄に対応する図柄番号が停止出目情報として記憶手段20に記憶されることになる。
まず、制御手段40は、指定するタイミングでの始動操作を遊技者に促すべく、タッチパネル手段30に、図7(a)に示す「始動操作タイミング報知画面」を表示させるとともに、始動操作タイミング報知手段51に、遊技者がスタートレバー132に対して行う始動操作の操作タイミングを報知させる(S13)。
具体的には、操作タイミングの報知に至るまでの残り時間を「8→7→6→5→4→3→2→1→押!」のようにカウントダウン表示を行いながら報知する。また、このような表示に、所定のスピーカからの音声を組合せて出力することもできる。
これにより、「押!」のタイミングでの始動操作を効果的に促すことができる。
そして、制御手段40は、「押!」のタイミングで、始動操作タイミングをみなし生成し(始動操作タイミング生成手段)、このタイミングから計時を行うとともに、回転するリール上のおける所望図柄の位置を推定する推定処理の実行を開始する。
制御手段40は、操作確認入力画面における入力の有無を判定する(S14)。
判定の結果、所定時間内に入力がされなかったと判定した場合には(S14:NO)、S13に移り、制御手段40は、始動操作タイミング報知手段51にスタートレバー132の操作タイミングを所定の周期(例えば、10秒周期)で繰り返し報知させる。
一方、所定時間内に入力がされたと判定した場合は(S14:YES)、制御手段40は、遊技者によりスタートレバー132の操作がされたものと判断し、S15以降行われる停止操作に係る報知処理に移る。
まず、制御手段40は、リール161がボーナス図柄で停止可能な停止操作タイミングの報知に際し、記憶手段20に記憶されている停止出目情報とリール制御情報(図柄配置データ,図柄変位データ)に基づいて回転中の各リール161a〜161cにおけるボーナス図柄の位置を推定する(図柄位置推定手段)。
さらに、図3に示す図柄位置データを参照して、計時中の経過時間における単位時間あたりの図柄の送りコマ数、すなわち、リールの回転速度を求め、推定した位置にある所望図柄があと何秒後に「位置0」に到達するかを予測する(停止可能タイミング予測手段)。
また、経過時間の計時開始と同時に、図3に示す図柄位置データを前回停止出目と所望図柄との図柄数の差分(図柄番号の差)だけ左シフトさせ、このシフトデータを用いて、所望図柄の位置をリアルタイムに推定し、所望図柄が「位置0」に到達するタイミングを予測することもできる。
具体的には、制御手段40は、停止操作タイミング報知手段52に、例えば、所望図柄が有効ラインの中段に位置すると予測される「位置0」のタイミング(中段ビタ押しタイミング)で報知させる(S15)。また、記憶手段20に記憶されているスベリコマ数データ(「0」〜「4」)を参照して、所望図柄が有効ラインの上段に位置すると予測される「位置20」のタイミング、さらに、所望図柄が表示窓140外に位置すると予測される「位置19」、「位置18」、「位置17」のいずれかのタイミングで報知させることもできる。
このようなスベリコマ数を考慮した報知によって、初心者等が報知されたタイミングに対してコンマ数秒遅れてストップボタン133に対して停止操作を行ったとしても、ボーナス図柄を停止表示させることができる。
また、この報知では、操作タイミングの報知に至るまでの残り時間をカウントダウン表示することもできる。また、表示と同時に、所定のスピーカから音声の出音をさせてもよい(カウントダウン音声報知)。さらには、操作タイミングの報知を振動によって報知してもよい。
次いで、制御手段40は、操作確認入力画面からの入力の有無を判定する(S16)。
判定の結果、所定時間内に入力がされなかったと判定した場合には(S16:NO)、S15に移り、制御手段40は、繰り返し、停止操作タイミング報知手段52によってストップボタン133aの操作タイミングを報知させる。
一方、所定時間内に入力がされたと判定した場合は(S16:YES)、次いで、リール161b(第二リール)に係る報知処理に移る。
そして、遊技者から所定のアプリ終了操作がされると(S21:YES)、制御手段40は、目押し補助アプリを終了させる。
このように、目押し補助アプリの動作によって、遊技者はタッチパネル手段30等を介して行われる報知に従うだけで、回転するリール161を確認することなく、目押しを行うことができ、初心者でも所望する図柄を容易に停止させることができる。
これによって、スロットマシンのリール図柄の撮影や画像処理等の複雑な処理を不要として、遊技者は目押しの補助を受けることができる。
例えば、上述した実施形態では、遊技者が停止を所望する所望図柄(ボーナス図柄)が予め記憶されているものして説明したが、これに限らず、遊技者に選択・設定させてもよい。例えば、タッチパネル手段30に所定の選択画面を表示し、停止を所望する当選役に対応する図柄を遊技者に選択・設定させるようにしてもよい。これによって、特定の図柄に限らず、他のボーナス役や小役等に対応する図柄の目押しの補助も可能となる。
さらに、ストップボタンを模した画像を表示させ、このストップボタンの操作に合わせて画像図柄が停止するように動作させる。この場合には、記憶手段20に記憶されているスベリコマ数テーブルを参照して、ストップボタンが操作されたタイミングに応じて画像リールの制御を行う。
このような構成を備えることにより、遊技者は、スロットマシン100と同じリールの動作をスロットマシン遊技支援装置1上で楽しむことができるとともに、実際にスロットマシン100で目押しを行う前に、この練習モードで目押しを行うことができるため、目押しのミスを防ぐことができる。
20 記憶手段
30 タッチパネル手段
40 制御手段
41 始動操作タイミング生成手段
42 タイマ手段
43 図柄位置推定手段
51 始動操作タイミング報知手段
52 停止操作タイミング報知手段
Claims (4)
- スロットマシン遊技において、所定の停止操作により回転中のリールを停止させるときに用いられ、遊技者の所望する図柄で前記リールが停止するように支援するスロットマシン遊技支援装置であって、
前記リールに表された図柄の配置を示す図柄配置データと、前記リールの回転を始動させるための遊技者による所定の始動操作からの経過時間とこの経過時間に伴って変化するリール上の図柄の位置との関係を示す図柄位置データと、を含む、スロットマシンにおけるリール制御に関するリール制御情報を記憶する記憶手段と、
スロットマシン遊技における前回ゲームの停止図柄の組合せを示す停止出目情報を入力する停止出目情報入力手段と、
遊技者が行う前記始動操作のタイミングを、みなし生成する始動操作タイミング生成手段と、
生成された前記始動操作のタイミングからの経過時間、前記停止出目情報、及び前記リール制御情報に基づいて回転中の前記リールにおける前記所望する図柄の位置を推定する図柄位置推定手段と、
前記図柄位置推定手段による推定に基づいて、前記停止操作により前記所望する図柄でリールが停止可能な操作タイミングを報知する停止操作タイミング報知手段と、
を備えることを特徴とするスロットマシン遊技支援装置。 - 遊技者に行わせる前記始動操作の操作タイミングを報知する始動操作タイミング報知手段を備え、
前記始動操作タイミング生成手段は、
前記始動操作タイミング報知手段が報知を行ったタイミングを、遊技者が前記始動操作を行ったタイミングとみなす
ことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン遊技支援装置。 - 前記停止操作タイミング報知手段は、
前記操作タイミングの報知に至るまでの残り時間を所定の態様で報知する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスロットマシン遊技支援装置。 - スロットマシン遊技において、所定の停止操作により回転中のリールを停止させるときに用いられ、遊技者の所望する図柄で前記リールが停止するように支援するスロットマシン遊技支援装置としてコンピュータを機能させるスロットマシン遊技支援装置用プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記リールの回転を始動させるための遊技者による所定の始動操作のタイミングを、みなし生成する始動操作タイミング生成手段、
生成された前記始動操作のタイミングからの経過時間、スロットマシン遊技における前回ゲームの停止図柄の組合せを示す停止出目情報、及び前記リールに表された図柄の配置を示す図柄配置データと前記経過時間とこの経過時間に伴って変化するリール上の図柄の位置との関係を示す図柄位置データと、を含むスロットマシンにおけるリール制御に関するリール制御情報、に基づいて回転中の前記リールにおける前記所望する図柄の位置を推定する図柄位置推定手段、
前記所望する図柄の位置の推定に基づいて、前記停止操作により前記所望する図柄でリールが停止可能な操作タイミングを予測する停止可能タイミング予測手段、
として機能させることを特徴とするスロットマシン遊技支援装置用プログラム。
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| JP2012056076A JP5899552B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | スロットマシン遊技支援装置及びスロットマシン遊技支援装置用プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012056076A JP5899552B2 (ja) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | スロットマシン遊技支援装置及びスロットマシン遊技支援装置用プログラム |
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Family Applications (1)
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| JP2013188313A (ja) | 2013-09-26 |
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